すべての人間は多かれ少なかれヘルペス8種類のうち何種類かに感染しています。にもかかわらず、ヘルペスとの戦いの症状が出ない人がいるのは何故かと疑問に感じる人がいるでしょう。そのような人は常に免疫が落ちていなかった人か今現在、免疫が高い人です。一方、症状が出る人は、症状が出るまでに自分自身のステロイドホルモン、もしくは医者にステロイドホルモンを使われて免疫を落とし、そのあと再び免疫が上がった時に増えたヘルペスを殺す為に戦って症状が出たのです。つまり、症状が出るのは免疫が細胞内にいる認識できるヘルペスを殺している時なのです。エピソームで潜伏感染しているヘルペスは絶対に殺せないのです。言い換えると潜伏感染をさせ続ければヘルペスによる病気は絶対に出ないのです。逆説になりますが、ヘルペスの症状が出るのは潜伏感染をさせる為に絶対に必要な事なので喜べばいいのです。
以下にヘルペスによる病気を出来る限り思いつく限り多く列挙しておきます。これらの病気はすべて濃い濃い大量の漢方煎じ薬と大量の抗ヘルペス剤を服用すればほとんどが良くなっていきます。さらに頻回の鍼灸を繰り返せば痛みのみならず、病気そのものがさらに良くなります。良くなる度合いやスピードは当クリニックへ来られる前にどれだけヘルペスを増やしたかどうか最も大きなファクターになります。免疫を抑える医療をしてきた人が治すのにそれだけ苦しみが増えます。
病名が1つであっても、ヘルペスと免疫のNK細胞が戦っている神経が多いときには、炎症を起こす神経の名前の後に“炎”をつけて、わかる限り書き連ねます。もちろん、神経でない場合はキラーT細胞との戦いである時もあります。いずれにしろヘルペスである時は必ず、前にヘルペス性をつけておきます。日常茶飯事に見られる症状の場合に限ることは知っておいて下さい。
1)頭痛と偏頭痛(ヘルペス性交感神経炎、ヘルペス性大後頭神経炎、ヘルペス性小後頭神経炎、ヘルペス性大耳介神経炎、ヘルペス性髄膜炎、ヘルペス性三叉神経炎、別名:第5脳神経炎、ヘルペス性脳炎、)、2)顔面神経麻痺(ヘルペス性顔面神経炎)、3)三叉神経痛(ヘルペス性三叉神経炎)、4)耳鳴り(ヘルペス性聴神経炎、ヘルペス性蝸牛神経炎)、5)難聴(ヘルペス性聴神経炎、ヘルペス性蝸牛神経炎)、6)突発性難聴(ヘルペス性聴神経炎、ヘルペス性蝸牛神経炎)、7)熱性痙攣(ヘルペス性脳炎)、8)熱中症(ヘルペス性脳炎)、9)メニエール病(ヘルペス性蝸牛性炎、ヘルペス性前庭神経炎)、10)めまい(ヘルペス性前庭神経炎)、11)立ちくらみ(ヘルペス性前庭神経炎)、12)吐き気(ヘルペス性前庭神経炎)、13)車酔い(ヘルペス性前庭神経炎)、14)船酔い(ヘルペス性前庭神経炎)、15)慢性疲労症候群(ヘルペス性副交感神経炎)、16)脳脊髄減少症(ヘルペス性脳脊髄膜炎)、17)脊髄空洞症(ヘルペス性脳脊髄膜炎)、18)五十肩(ヘルペス性腕神経叢炎)、19)四十肩(ヘルペス性腕神経叢炎)、20)肩こり(ヘルペス性腕神経叢炎)、21)首こり(ヘルペス性副交感神経炎、ヘルペス性腕神経叢炎)、22)4倦怠感(ヘルペス性副交感神経炎)、23)口内炎(ヘルペス性口内炎)、24)口唇炎(ヘルペス性口唇炎)、25)口角炎(ヘルペス性口角炎)、26)歯肉炎(ヘルペス性歯肉炎、ヘルペス性三又神経第2枝の上顎神経炎、ヘルペス性三叉神経第3枝の下顎神経炎)、27)しわがれ声(ヘルペス性迷走神経の反回神経炎)、28)更年期障害(ヘルペス性自律神経炎)、29)加齢性黄斑変性症(ヘルペス性視細胞炎、ヘルペス性脈絡膜血管炎)、30)ベル麻痺(ヘルペス性顔面神経炎)、31)ラムゼイ・ハント症候群(ヘルペス性顔面神経炎、ヘルペス性聴神経炎)、32)Bリンパ性白血病(EBウイルス性血液癌)、33)寝汗(ヘルペス性交感神経炎)、34)異常な汗かき(ヘルペス性交感神経炎)、35)こむら返り(ヘルペス性下腿三頭筋(腓腹筋)炎)、36)顎関節症(ヘルペス性三叉神経第3枝の下顎神経炎)、37)舌痛、38)歯周炎(ヘルペス性三又神経第2枝の上顎神経炎、ヘルペス性三叉神経第3枝の下顎神経炎)、39)筋肉の痙攣(ヘルペス性運動神経炎)、40)目の結膜の痛み・違和感(ヘルペス性三叉神経第1枝の眼神経炎、ヘルペス性三叉神経第2枝の上顎神経炎)、41)目の奥の痛み(ヘルペス性視神経炎)、42)ブドウ膜炎(ヘルペス性脈絡髄膜神経炎)、43)目の強膜炎(ヘルペス性脈絡髄膜神経炎)、44)目の脈絡膜炎(ヘルペス性脈絡髄膜神経炎)、45)緑内障(ヘルペス性網膜炎)、46)自律神経失調症(ヘルペス性交感神経炎、ヘルペス性副交感神経炎)、47)関節リウマチ、48)リウマチ性多発筋痛症、49)線維筋痛症、50)漢方で梅核気といわれる喉の詰まる症状、51)熱の出ないあらゆる種類の腹痛、52)自己免疫性肝炎、53)悪性Bリンパ腫、54)キャッスルマン病、55)アルツハイマー病、56)パーキンソン病、57)てんかん、58)統合失調症、59)慢性活動性EBV感染症(CAEBV)、60)クローン病、61)潰瘍性大腸炎、62)あらゆる自己免疫疾患、63)いつまでも続く喉の痛み、64)慢性的な喉の詰まり・違和感
結局のところ人体のあらゆる神経に潜む力があるヘルペスウイルスと免疫が戦うときに見られる症状であり、いわゆる病気であります。
また、私が治した経験がある自己免疫疾患や理論的に原因がヘルペスしかないと考えられる自己免疫疾患をすべて羅列しておきましょう。と同時にその病気の炎症部位とどのように炎症が起こっているのかも簡単に丸括弧( )の中に示しておきましょう。もちろん免疫をステロイドで抑えている限りヘルペスを潜伏感染させることができないので永遠に治りません。ここから得られる教訓は何でしょうか?ステロイドで一時的に良くなる病気はすべてヘルペスが原因であるということです。
ギラン・バレー症候群(炎症性多発性神経障害)、重症筋無力症(副交感神経炎)、多発性硬化症(髄鞘炎)、慢性胃炎(ヘルペス性胃炎)、慢性萎縮性胃炎、自己免疫性肝炎(サイトメガロ性肝炎、EBウイルス性肝炎)、原発性胆汁性胆管炎(肝内胆管炎)、潰瘍性大腸炎(大腸粘膜炎)、炎症性腸疾患(腸粘膜炎)、クローン病(消化器粘膜炎)、原発性硬化性胆管炎(肝内胆管炎)、自己免疫性膵炎(膵細胞炎、膵管炎、膵頭細胞炎)、高安動脈炎(大動脈炎)、グッドパスチャー症候群(肺胞炎、糸球体足細胞炎)、急速進行性糸球体腎炎(糸球体足細胞炎)、巨赤芽球性貧血、自己免疫性溶血性貧血、自己免疫性好中球減少症、特発性血小板減少性紫斑病、バセドウ病 、橋本病、原発性甲状腺機能低下症、1型糖尿病、特発性アジソン病、慢性円板状エリテマトーデス、限局性強皮症、天疱瘡、膿疱性乾癬、尋常性乾癬、類天疱瘡 、妊娠性疱疹、線状IgA水疱性皮膚症、後天性表皮水疱症、円形脱毛症、尋常性白斑、サットン後天性遠心性白斑・サットン母斑、原田病、自己免疫性視神経症、自己免疫性内耳障害、特発性無精子症、習慣性流産、関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、抗リン脂質抗体症候群、多発性筋炎、皮膚筋炎、強皮症、シェーグレン症候群、IgG4関連疾患、血管炎症候群、混合性結合組織病
以下にヘルペスに関連する論文の一覧を掲載しておきます。