うつ病 コラム

うつ病や慢性疲労症候群も原因はストレスによるherpesの青斑核感染症でおこる。抗ヘルペス剤を飲めばよくなります。更新2023.5.31

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うつ病や慢性疲労症候群も原因はストレスによるherpesの青斑核感染症でおこる。抗ヘルペス剤を飲めばよくなります。

うつ病は慢性ストレスによって誘発される免疫低下でherpesが青斑核に感染して起こります。特に”うつ病” は、herpesが感染した青斑核の神経線維の退縮、あるいは変性が起ってノルエピネフリンが不足するからなのです。ノルエピネフリン(ノルアドレナリン)は内因性カテコールアミンで,強力なα受容体刺激作用とβ1受容体刺激作用をもっている.心筋細胞のβ1受容体に作用して心筋収縮力を増加させ,末梢血管のα受容体に作用して強力な血管収縮作用を示すことはすでに周知のことですがノルエピネフリン(ノルアドレナリン)はノルアドレナリンは適度に分泌されることで人の意欲や向上心を刺激し、想像力が豊かに働いたり行動に移すモチベーションになります。そのため、脳内で不足すると、集中力、やる気が低下し、無気力・無関心といったうつ病に代表される症状が現れます。さらにストレスが極めて強い恐怖体験を経験してその記憶が恐怖記憶として残り、いつまでも苦しむことになりストレスが続きさらにステロイドホルモンを出し続け免疫が下がります。このチャンスにherpesは増殖して青斑核に感染してしまうのです。強烈な恐怖体験のあいだの青斑核のノルアドレナリンニューロンの活動が記憶され恐怖記憶がされるのです。ストレスには多かれ少なかれ不安と恐れが必ず付きまといます。

青斑核ニューロンは、大脳、視床、海馬、小脳、脊髄など中枢の主要なほとんどの脳領域にノルアドレナリン(NA)線維を投射し、これらの部位を支配する。このような脳全域にわたる広範な支配様式から青斑核は脳全体の機能の調節に関係している。青斑核-ノルエピネフリン(ノルアドレナリン)ニューロンは、末梢のNA含有ニューロンである交感神経と同様にストレス刺激で興奮してNAを放出する。末梢の交感神経が内臓や血管を標的とするのに対して、青斑核は脳を標的とする中枢の交感神経系なのです。ストレスによる青斑核ニューロンの興奮は、ストレスによって生じる覚醒レベルの上昇や不安などの情動反応の発現と関連している。慢性ストレスによって誘発される「うつ病」には、青斑核ニューロンのノルアドレナリン(NA)神経線維がヘルペス感染により退縮あるいは変性が起こっているのでストレスに耐えきれなくなり「うつ病」が生じるのです。しかし青斑核ニューロンはストレス等の外界の刺激に反応して、ダイナミック神経線維密度を変化させる軸索は、損傷に対して高い再生能力を示すので「鬱」を心で克服し乗り越えると自分で治せるのです。心の病気は薬で治すものではありません。

さらに最近、「うつ病はherpesの感染で起こる」ことを証明した論文を読みました。つまり脳内に潜伏感染したヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)の遺伝子であるSITH-1は うつ病を引き起こす原因遺伝子を発見したというわけです。

上の図に脳内の神経核に潜伏感染したヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)の遺伝子SITH-1が うつ病を引き起こすメカニズムが描かれていますが確かに私の言うヘルペスが脳内のノルアドレナリン(NA)神経に感染してノルアドレナリンが出せなくなったのではなく、うつ病の原因遺伝子はherpesの遺伝子であるSITH-1に対して「活性型SITH-1抗体が作られたためであるとすればいまだかつて病原体の遺伝子が抗原になって抗体を作る話は聞いたことがない上に病原体の遺伝子を免疫が認識できるはずがないからです。自己免疫疾患が存在しないのと同じくらいにあり得ないことなのです。しかしヘルペスが原因であることは言うまでもなく確かなことです。

 HHV-6は、小児期に突発性発疹として感染し、ほぼ 100%のヒトで潜伏感染しているヘルペスウイルスです。潜伏感染中のHHV-6 はいったん唾液中に再活性化し、鼻腔から脳の一部である「嗅球」に達して、この「嗅球」の神経細胞体に潜伏感染しています。脳のストレスが亢進することでストレスホルモンがストレスに対抗すべくステロイドホルモンを副腎皮質が出し続けるのですがあるレベルを超えると視床下部や下垂体からのステロイドホルモンを出せという副腎皮質への命令が無くなり出し「うつ」状態に耐えられなくなってしまいます。と同時に免疫がステロイドで下がっている間にherpesが上の図のように嗅球から脳内の青斑核ニューロンにも感染してしまい青斑核でノルアドレナリン(NA)が作れなくなって本格的な「うつ病」になってしまうのです。ストレスによってうまれた心の病気が脳のherpes感染症になってしまうのが「うつ病」なのです。精神科の病気は始めは心の葛藤から始まりストレスに耐えきれずにかつ副腎皮質からストレスホルモンが作れなくなって増えたherpesが脳内に感染して最後にいわばヘルペス脳炎にもなってしまうherpes性精神病となるのです。つまり心の病気にherpesが脳に感染症を起こしてしまう二つの病気の合併症なのです。herpes性精神病は言い換えるとはherpes感染性精神病なのです。統合失調症も同じメカニズムで起こります。だから精神科の病気は向精神薬だけでは精神の病気は治らないのです。こころの病気を治すには二つやるべきことがあります。一つは自分の思い通リにならないことは『諦めることです。』二つ目は抗ヘルペス剤を服用することです。

うつ病と疲労とはどんな関係があるでしょうか?うつ病を伴わない場合の疲労とは過度の肉体的および精神的活動、または疾病によって生じた独特の不快感と休養の願望を伴う身体活動能力の減退状態とされていますが疲労だけであれば肉体と精神に休息を与えれば疲労は回復します。ところが休息を十分とってもいつまでも疲労が消えないのはうつ病がかかわっているからです。上で説明したように他に原因があるのです。それは気づかない内にherpesが自律神経の神経節に感染している上に過度の肉体的および精神的活動、または疾病で免疫が落ちているあいだにストレスホルモンを出し過ぎて頑張るとヘルペスが自律神経にさらにあちこち感染し続けて休息をとって免疫を上げると休息をとればとるほど交感神経や副交感神経で免疫の働きが上昇してherpesと闘い自律神経に炎症が出てしまいます。

皆さん人体には運動神経、知覚神経(感覚神経)、自律神経(交感神経、副交感神経)の三つの神経があります。この中で一番ストレスがかかる神経はどれだと思いますか?つまり、もっとも疲れやすい神経は自律神経なのです。何故でしょうか?まず第一の根拠は運動神経と知覚神経(感覚神経)は活動している間に働く神経でかつ必要な場合にしか働きません。しかも意識できますから運動をやりすぎたり目を使い過ぎれば休めば疲れは自然と解消されます。しかしながら自律神経(交感神経、副交感神経)は生命神経とも言われるように寝ても覚めても24時間命令もされないのに心臓も肺も毎日毎日死ぬまで働きずくめの神経です。しかも自律神経は意識されない全身の内臓に分布していて、血管、胃、腸管、肝臓、腎臓、膀胱、性器、肺、瞳孔、心臓、汗腺、唾液腺、消化腺などのあらゆる臓器や器官の隅々までを体の恒常性(ホメオスタシス)が狂わないように人体を守ってくれています。

交感神経と、副交感神経

自律神経には、交感神経と、副交感神経があります。私たちが活動している時に活発に働く交感神経と、リラックスしている時に活発に働く副交感神経という2つの神経系があります。これらは正反対の働きをし、一方が優位に働いている時には、もう一方は抑制されるという関係にありますが、常にどちらかが働いていることになります。つまり、自分の意志とは関係なく、24時間体制で体の状態を監視し、守っているのが自律神経。常に働いているわけですから、自律神経は体の中でもっとも疲れやすいといえます。例えば暑いと汗が出るのは、汗を出そうとして意識しているわけではなく、自律神経の働きによって汗を出し体温調節をしているのです。自律神経は生命を守るために内臓が働き過ぎないようにかつ休み過ぎないように恒常性を保つために常に働いているのです。

ところがストレスがかかり過ぎると免疫が下がってherpesが増えて自律神経の交感神経節と副交感神経節に感染して一時的に潜伏感染して隠れる以外にこっそり様々な種類の自律神経に感染を増やしていきます。しかし免疫があがりだすと免疫に見つけられて闘いがはじまると血管、胃、腸管、肝臓、腎臓、膀胱、性器、肺、瞳孔、心臓、汗腺、唾液腺、消化腺などのあらゆる臓器をまもってくれる自律神経が狂う出しエネルギーをいくらつかってもの恒常性(ホメオスタシス)が保てなくなると無駄な仕事の疲労が蓄積するばかりとなるのです。

本来、ストレスは自律神経の交感神経を刺激してストレスに対抗するために、身体を常にストレスに対して攻撃的になるために緊張状態にさせます。すると、自律神経系の調節・統合センターである脳の視床下部にも負荷がかかり、いくら視床下部が全身の自律神経を大量の血液と酸素を用いてエネルギーを産性しても人体の末梢の自律神経にherpesが感染して正常な機能を果たせなくなっていると用いたエネルギーはすべて無駄になってしまいます。用いてコントロールしようとしても脳は欲し、酸素消費量が増加します。しかも視床下部の細胞にもherpesが感染すると何が起こるでしょうか?運動機能が無意識に手助けしている自律神経の機能が働くなると益々思うように体は動かなくなり疲労感は募るばかりとなってしまうのです。最も多くのエネルギーが必要な自律神経に関わる視床下部や交感神経にヘルペスが感染して作動しなくなるとエネルギーは無駄に消費されてしまい最後は疲労困憊の極みに至ってしまうのです。食べているのに使うべきエネルギー(糖分)が無くなってしまっているのです。 

疲労(疲労感)の正しい定義は「十分に食事は摂取できているのに意識的な運動がネルギー不足のために行おうとしても思うように体が動かない状態です。この時に感覚神経は疲労感として感じるのです。」それでは何故、十分に食事は摂取できているのにネルギー不足となるのでしょうか?すぐ上で詳しく説明したようにストレスに耐えすぎて免疫が落ちすぎて自律神経の交感神経にherpesが感染して交感神経のストレスに対する抵抗力も無くなり鬱状態が酷くなるうえに運動を支配する膨大なエネルギーが必要な自律神経もherpesのために傷つきいくら命令してもエネルギーを投与しても無駄になるので運動することさえしんどくなるからです。

一般に、交感神経系には次のような機能があります。ストレスの多い状況や緊急事態に際して闘争反応や逃走反応といわれる抵抗できる体の状態に仕向けるのです。そのため交感神経系は、心拍数を増やし、心臓の収縮力を高め、呼吸がしやすくなるように気道を拡張します。これにより、蓄えられたエネルギーが体から放出され、筋肉に大きな力が入るようになります。つまりストレスがかかると活動のためにエネルギーが体から消費されるのですがストレスが強すぎてかつ長引くと免疫が落ちてherpesが自律神経に感染してherpes感染症でエネルギーをつかい、しかも思うことやろうと体を動かすのにも自律神経の働きが絶対に必要ですがエネルギーを最も使う自律神経に行かなくなるどころか、言っても運動の手伝いもできなくなり原因不明の疲労感を感じてしまうのです。実は原因不明ではなくherpesの自律神経への感染のためなのです。herpesは自律神経の神経節に潜みかつ神経節で増殖して神経節を増殖の基地にして人体のあらゆる細胞に感染してしまうのです。

この神経系はまた、瞳孔の散大や手のひらの発汗、体毛の逆立ちなども引き起こしてストレスに抵抗したり抵抗した時に使われたエネルギーの処理もします。その一方で、緊急時にあまり重要でない副交感神経系の機能である消化や排尿などの働きを交感神経は鈍らせます。

副交感神経系には以下の機能があります。副交感神経は休んでいる時に活性化する神経ですから睡眠中には副交感神経が活発に活動しているのです。副交感神経は交感神経支配の時に使い過ぎた体を回復に適した状態にします。ストレスのない日常的な状況下で正常な体内の物質代謝やエネルギー代謝を制御しながら人体のすべての活動の安定を支配しています。副交感神経系には一般に、エネルギーを温存し、体を回復させる役割があります。副交感神経系は、心拍数を減らし、血圧を低下させます。また、消化管を刺激して、食べものの消化や不要物の排泄を促します。食べものから吸収されたエネルギーは、組織の修復や形成に利用されます。従ってストレスに際しては働かないでストレスの後の処理に邁進します。性的活動には、交感神経系と副交感神経系の両方が関与しているほか、さらに 体性神経系(自発的な行為を制御するとともに、皮膚からの感覚を脳に伝える神経系)も関与しています。体性神経系は、自律神経系とともに末梢神経系を形成しています。

体性神経系とはなんでしょうか?「体性神経」は体の外にある情報を脳に伝える神経です。

一方、「自律神経」は各内臓の活動を制御し、体内からの情報を脳に伝える神経です。体性神経は自律神経に相対する言葉です。つまり神経が体性神経でなければその神経は自律神経です。「体性神経」は体外の情報を伝えますが、「自律神経」は体内の情報を伝えるのです。

「体性神経」は体の神経系という意味です。体性神経系は動物性機能に関係した神経系で,植物性機能に関係した神経系は植物神経系で内臓神経系,自律神経系,不随意神経系とも呼ばれます。植物神経系の反射中枢は脳幹と脊髄にあり,そこから神経が出て,体内の平滑筋と分泌腺を支配している。

「体性神経」は随意神経系,脳脊髄神経系ともいわれる末梢神経系の一種。運動,感覚などの動物性機能をつかさどり,不随意運動を支配する自律神経系に対する言葉です。「体性神経」は神経が発する中枢によって脳神経,脊髄神経に分けられる。感覚神経(知覚神経)と運動神経とがある。体性感覚や特殊感覚に基づく骨格筋の反射による運動機能の調節や、大脳皮質の働きに基づく意志による運動機能に関与する。特殊感覚には、視覚、聴覚、味覚、嗅覚、平衡感覚があります。 これらの感覚を担当する感覚器は、眼(視神経)、耳(聴神経)、舌(顔面神経と舌咽神経)、鼻(嗅神経)、内耳(前庭神経)です。 

「体性神経」には、知覚神経と運動神経の2つがあります。 視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚などの五感と言われる感覚器が捉えた情報を中枢神経に伝えます。 中枢神経から出された刺激を筋肉に伝え、筋肉を収縮させることにより身体を動かします。 体性神経は、私たちの考えによって働く神経です。

自律神経系における情報伝達には、以下の2種類の化学伝達物質(神経伝達物質)が利用されています。アセチルコリンとノルアドレナリンです。アセチルコリンを分泌する神経線維はコリン作動性線維と呼ばれます。ノルアドレナリンを分泌する線維はアドレナリン作動性線維と呼ばれます。一般的に、アセチルコリンは副交感作用はリラックスした安静状態で緊張を強めます。ノルアドレナリンは交感作用で肉体的ストレスや、精神的ストレスに直面した場合に滑動の度合いを高めます。ただし、アセチルコリンには一部の交感作用もあり、例えば、発汗を刺激したり、毛を逆立てたりするときの神経伝達物質はアセチルコリンです。因みに交感神経も副交感神経も遠心性にも求心性にも働いています。 

うつ病は生まれ持った才能や資質にもかかわらず資本主義の幸福と言う名のお金を稼ぐための過当競争によって生まれるストレスがまず「鬱」への第一歩であります。つぎの第二歩の「うつ病」はストレスに耐えきれなかった人が歩む道です。ストレスが強すぎた人の免疫が下がりすぎてherpesが一番感染しやすい自律神経に感染してしまい抗ヘルペス剤であるアシクロビルを飲まざるを得ない病気となってしまうのです。いずれにしてもストレスになる嫌なことは諦め受け入れるしかないのです。生きるために資本主義の不平等な過当競争を強いられているために10人に1人が生涯続く「鬱病」にかかっているのです。毎年2万人以上の鬱病の人が自殺に追い込まれているのが現在の日本です。私も今もうつ病の後遺症で苛められることがあります。しかし他の医者が治せない癌をはじめあらゆる病気を治せる楽しみを生きがいにして78歳の爺でもがんばっています。 

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