リウマチ性多発筋痛症・線維筋痛症 症例報告

リウマチ性多発筋痛症完治の症例報告Part20(コメントなし)更新2022.9.7

投稿日:2022年9月4日 更新日:

症例報告29例目

完治された病名1)リウマチ性多発筋痛症

患者:72

献身的な奥さんの協力のもと、完治されたリウマチ性多発筋痛症の患者さんです。

2014年秋まで大きな病気もなく、周りの人からも「80歳まで大丈夫だね」と言われるほど元気にされていました。しかし、2014年10月18日から3日間、家庭菜園の草取り作業をした翌朝、左手首の腫れと膝の痛みのため、布団から起き上がるのが困難になっていました。その後、日を追うごとに肩、上腕の筋肉、ふくらはぎ、ひざ周りの筋肉と、痛む箇所が増え、全身の筋肉が痛くなるまで悪化していきました。

11月4日、手首とひざの痛みで近所の接骨院を受診。手首の痛みは腱鞘炎と診断され、電気マッサージを受けて、湿布をしました。1週間しても改善しないままだったのですが、様子見でそのまま続けておられました。

12月8日、骨に異常がないか確認するため、市内の整形外科を受診しました。レントゲン、血液検査とも異常なしとのことでした。整形外科でも手首の痛みは腱鞘炎、膝は加齢による痛みとの診断をされ、ヒアルロン酸の注射、痛み止めの飲み薬と湿布で様子を見ることになったそうですが、変わらず全く改善しませんでした。

痛みは更に激しくなり、朝布団から起き上がるのも一苦労だったそうです。トイレの便座に座るのも、ソファーに腰掛けるのも、着替えをするのも困難になり、奥さんの手を借りなければならなくなってきました。夜間の頻尿があったので、1~2時間ごとに、もごもごしながらやっとの思いで起きてトイレへ行っておられました。立って歩くことはできましたが、布団に戻って寝ようにも、痛くて布団に手が着けず、ゴロンと受け身のようにして倒れこむような有様でした。頸も痛くなり、寝ていても頸が折れてしまうのではないかと思うような痛みが襲いました。

年末の1週間ほどは、就寝中の寝汗、微熱(37.0~37.2度)、血圧、脈拍の上昇がありました。痛みの強い肩には特に汗をかかれました。ひざ下がパンパンにむくんでいたため、心臓が悪いのではと奥さんが心配し、年明けすぐに総合病院へ行くことになりました。

2015年1月5日、J病院循環器内科を受診。心電図は異常がありませんでした。血液検査の結果を1月14日の受診時に聞くと、炎症反応があり膠原病の範疇に入るとのことで、専門医へ受診するように言われました。

1月21日、N労災病院の膠原病内科を受診。血液検査の結果と、通常の痛み止めに反応しなかったことから「リウマチ性多発筋痛症」と診断され、ステロイド治療開始となりました。プレドニゾロン5mg×3錠/日(ステロイド)、痛み止め、胃薬、骨粗鬆症の薬とたくさんの薬をもらって帰りました。最初こそは薬局でのステロイドの説明に気落ちされましたが、夜の薬を飲んで寝た翌朝、布団から起きるのが大分楽になっていたり、朝・昼と飲むと夕方にはソファーからスッと立ち上がれるようになって、薬の効果にご夫婦で喜んだり、驚きの効果に恐ろしい薬だと顔を見合わせたりされました。

2月4日、再びN労災病院を受診しました。医師は痛みの具合を聞き、患者さんから大分楽になったと聴くと、1週間後から減薬していくことになりました。ここで病気について調べていた奥さんが「でも先生減らしていくと、リバウンドするんじゃないですか?」と尋ねると、「50パーセントの確率!」と即答されました。そんなイチかばチかの賭けのような返答に、すでにステロイド治療では何も良い事がないと知っていた奥さんは、ネットでさらに色々調べていきました。

ある日、ステロイドを一切使わないで治療すると書いてる松本漢方クリニックのHPを見つけました。患者さんには松本理論の内容が非常に難しかったそうですが、先に読み進めていた奥さんから解剖生理の本で免疫細胞について説明してくれたり、当時掲載されていた患者さんの詳細な闘病記を読んだりして治療の内容を理解されました。そして「治るなら、痛みには耐えられる。」と思った患者さんは奥さんと一緒に当院に受診することを決意されました。

2月18日、松本漢方クリニックを初めて受診。先に予約してもらった鍼灸を受けてもらいました。ステロイドを使っていたので今一つ効果がわからなかったことに落ち込んでおられました。自宅でのお灸のやり方をご夫婦に教えて毎日してもらうように指導しました。

鍼灸の後、しばらくして診察を受けてもらいました。最後にしっかり握手しながら「必ず治るからね!あなたの免疫が治すんや!」と伝え、漢方煎じ薬を3種類と抗ヘルペス剤を処方しました。

翌日早朝から奥さんに漢方薬を煎じてもらい、習ったように200~300箇所ほどのお灸を全身に据えてもらいました。まだ慣れていないのでだいたい3時間はかかったそうです。大変だったでしょうが、早く治るには続けてもらわなければいけませんでした。今まで飲んでいた薬は全部やめるように指示しました。食事の面も、奥さんが免疫を上げるには腸をきれいにするのがいいだろうと、小松菜主体にパセリ・青紫蘇・セロリなどを使用した手作りの青菜ジュースを作ってくれ、パン食の朝は欠かさず飲むようにされていました。幸い、患者さんの場合は食欲が落ちなかったので、体重は少し減ったくらいで落ち着いていました。

治療を始めて1週間後、リバウンドの痛みがやって来ました。痛みと体のこわばりが少しずつ激しくなってきました。昼も夜も痛み、眠ることもできなくなりました。昼間より夜の方が痛みを強く感じ、もう人間をやめたい・・と思うほどに痛みの強さが増しましたが、奥さんの助けと励ましでなんとか耐えられました。それからは毎日食前・食後・食間の漢方薬を飲み、朝食後はお灸をするだけで午前中が終わり、お灸をすると、据え終えた箇所が楽になるようになり、昼食後の薬を飲むとしばらく寝て、すぐに食間の薬の時間になり、じきに食前を飲み、夕食、食後の薬、食間の薬で一日が終わる、そんな1日を頑張って続けてこられました。そして1週間に一度、漢方風呂に入ってもらいました。

4月の半ば、治療を始めて2か月くらい経った頃から体に変化が現れてきました。お灸をすると1~2ミリの水泡が出来、皮膚が赤くなっていましたが、お灸をしていないところもアトピーと思われる赤い発疹が出るようになったのです。日ごとにその範囲が広がっていきました。グローブのように腫れて痛かった手首から先が痒くなり、腫れが引いていきました。昼も夜も痛くて眠れなかったのが、夜眠れるようになってきました。漢方風呂に入ると、休憩しながら入るごとに楽になってくる日も出てきました。

4月21日の電話で、鼻が良くなってきたので食間に出ていた鼻の蓄膿の薬、更に免疫を上げる薬に変更しました。今まで耳鼻咽喉科を受診する度に出されていた薬では、治らなかった鼻の蓄膿が良くなって患者さんは驚かれていました。

5月に入るとアトピーは全身に広がりました。お灸のやり方にも慣れて、今日は肩、今日は手、背中、膝、その組み合わせなど日替わりで場所を変えました。お灸をしたところにできる水泡が痒くなってきました。痒くなったところの痛みはなくなってきました。

6月下旬、手が良くなってきたので、患者さん自身で出来る範囲のお灸をするようになりました。手首など観察すると、痛いところは黄色がかった水泡ができるが、痛みの少ないところは小さく透明な水泡ができるのがわかりました。アトピーは頸の後ろから頭の地肌にも広がりました。

7月、入浴して洗髪する度に、白髪交じりの中で黒い髪の毛だけがごっそり抜けるようになりました。7月10日、松本漢方クリニックの来院の際に、ステロイドの影響を受けた細胞が元に戻ろうとするときに、一時的になることもあると説明しました。

8月、痛みは50%以下になってきたようでした。この頃から少しずつ体のストレッチをするようになられました。10月に入ると、日増しに良くなると感じられるようになりました。奥さんの手を借りなければ袖を通すことが出来なかったのが、自分で着れるようになり、患者さんの運転で(紅葉には少し遅かったですが)奥只見へも出かけることが出来たそうです。

12月、患者さんの感覚としては80%くらい治ったと感じられるほど良くなりました。痛い痛いと言いながらも少しの畑仕事ができるようになり、雪囲いも出来ました。黒い髪はごっそりと抜けてしまいましたが、新たに白い髪の毛が1~2センチ伸びてきました。

患者さんは一人では到底できないような仕事も引き受けて、やり通していました。自身の気力・体力・健康と言うものに過剰な自信を持ち、年齢を考えず過酷な労働を自分に課してきたせいで、この病気になったのです。ストレスがかかり続ける中で、自前のステロイドを大量に放出していたのでしょう。

リウマチ性多発筋痛症に限らず病気は、ストレスから自分を守るために、アドレナリンや自前のステロイドを出し続けて免疫を抑えたために体内のヘルペスウイルスを増殖させた後、ストレスが一段落すると免疫が回復し、ヘルペスと戦うときに痛みが生じることにより起こるのです。病院で出されるステロイドや痛み止めは、免疫を抑えウイルスと戦わせないことで痛みを抑え症状が消えますが、少しでも免疫が回復すれば、すぐにまた戦いが繰り返され痛みも再発してしまいます。松本医学での治療は、免疫を抑制せずにヘルペスの増殖を抑えることができる唯一のアシクロビル錠を使用しながら、大量の漢方煎じ薬で免疫を上げ、自分の免疫で病気を治す根本治療を行うのです。さらに免疫を上げる場合に鍼やお灸や漢方薬湯で免疫を上げたりします。

2015年3月に入ってから闘病が長引くだろうと覚悟を決め、4月に会社を閉めて治療に専念してきた結果、日常生活は不自由なくなって来ました。完治されてからは当院には来られていません。

症例報告30例目

完治された病名1)リウマチ性多発筋痛症

患者:61

2012年11月下旬、今まで健康体で風邪もほとんど引いたことがなかった患者さんでしたが38度前後の発熱を起こしました。近くの医院を受診したところ、風邪との診断を受け、処方された抗生剤・消炎鎮痛剤などを内服し、3日ほどで軽快しました。その後1~2週間ほどした頃より、朝起きた時に背中や腰、脚や腕など体のあちこちの筋肉に痛みを感じるようになりました。

はじめは「熱のせいかな?」と思い、湿布薬を貼り続けてそのままにされていました。しかし、日に日に痛みは強くなり、痺れも現れたため、整形外科を受診されました。レントゲン・CT・血液検査などを受けた結果、リウマチ性多発性筋痛症の疑いと診断され、痛みと痺れの緩和のためにとプレドニゾロンが処方されました。プレドニゾロンはステロイド薬だと知っていた患者さんでしたが、飲むと今までの痛みが嘘のようにとれたので一年間ほど飲み続けてしまいました。

そうして続けていくうちに、はじめは軽量5mg(3回/1日)1錠のプレドニゾロンだけで取れていた痛みが少しずつ効かなくなり、プレドニゾロンの量が2錠、3錠と少しずつ増え、ボルタレン座薬や腰部硬膜外神経ブロックを併用するようになりました。段々と1日1個で済んでいた座薬が2個、3個と必要になっていき、最後は家でも職場でも座っていることが出来ず、立っているか横になっているかしかできなくなりました。食事もまともにとれず仕事にも行けなくなってしまいました。

薬を使っても、使っても消えない痛みや痺れに恐怖を感じ、大学病院から専門医まであらゆる病院に行きましたが、どこに行っても同じステロイド薬の治療しかないと言われました。まだ61歳だった患者さんは、孫の世話や友達との旅行など、これからの楽しみがすべてなくなり、絶望と不安、消えない痛みへの恐怖を感じる地獄のような毎日を過ごしたと言っていました。

そんな折、インターネットで松本漢方クリニックを知りました。当時掲載されていた色々な方の手記を読み、2014年4月11日、松本漢方クリニックを受診しました。

その日を機に、今まで内服していたステロイド薬、消炎鎮痛剤を一切やめ、当院で処方した漢方煎じ薬と抗ヘルペス剤と漢方風呂と鍼灸による治療を始めました。

治療が始まり、最初に襲ってきたのは離脱症状でした。いままでステロイドや鎮痛剤でおさえていた痛みや痺れが全身を襲いました。トイレへ歩くこともままならず這っていき、下着を下ろすことも上げることもなかなかできず、服を着替えるにも肩や腕、腰や脚が痛くて動かせず、一人では何もできなくなり寝たきり状態になりました。寝ていても腰や腕が痛くて寝返りも出来ない、体をまっすぐに伸ばすことも出来ず、朝布団から起き上がるのにも1時間以上もかかるような毎日でした。ヘルペスとの長い戦いの始まりでした。

患者さんはステロイドを何年も飲んでいたことや、神経ブロックの際に使用していたこともあり、なかなか痛みがとれず長く苦しみました。受診の時、待合室で座っていられず横になって待つこともありました。少しの変化に一喜一憂しながら、漢方薬を煎じ、お灸をする毎日でした。ひどく落ち込むこともありましたが「病気は治る、自分の免疫力で治す!」と信じ、自分への励みにされました。

10か月ほどしたある日、指や肩の痛みが少し和らいでいました。朝起きるときも以前ほど時間がかからなくなっていました。この頃ようやくヘルペスの値が少し下がってきました。少しずつ家事など身の回りの事や、お風呂で体を洗うこと、寝返りも出来るようになりました。ステロイドを飲まなくても痛みが軽く済んでいることに感動しました。

2015年12月、通院し始めて20か月目、まだ腰や脚に痛みがありました。しかし、杖を使って少し歩き、スーパーで買い物が出来るまでにはなりました。

また患者さんは糖尿病の持病があり、血糖降下剤を内服していましたが、血糖値は高めでした。この治療を始めるにあたり、主食(ごはん・パン・麺類など)を控え、タンパク質と野菜中心にするように食事指導をしたところ、血糖降下剤を飲まなくても血糖値は正常値になりました。現在では完治にいたり、もう当院には通われておりません。

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