潰瘍性大腸炎・クローン病 症例報告

潰瘍性大腸炎やクローン病完治の症例報告Part52(コメントなし)更新2022.8.31

投稿日:2022年8月30日 更新日:

症例報告121例目

完治された病名1)潰瘍性大腸炎

患者:43

2010年4月、異常を発見し、5月に内視鏡を受け潰瘍性大腸炎と診断を受けました。患者さんは小さい頃に喘息があり注射を打っていたこと、また子育てをしながらある資格の受験を控えており多忙も重なり、患者さんの知らない間に免疫を抑制され、患者さんの免疫の戦う場所が肌から腸管に変わってしまったのです。担当医の口調は暗く、「すぐに区役所での手続きをとってください。でないと、これから医療費が沢山かかるので大変になります。」というようなことを何回も言われたそうです。患者さんは症状が比較的軽い方だからと、座薬のサラゾピンが処方され、薬で治療をするのなら問題ないと明るく説明を聞いていました。

自宅で病気について調べてみると、治療を受けている人達同士のコメントなど読み、この世の終わりを見たような気持ちになりました。出口の見えない治療。免疫がどんどん壊れていくのに薬を使い続けなければいけない矛盾。患者さんは人間の体はそんな簡単なものではないと思いながら良い情報はないかと探したりしましたが、落ち込んで全くインターネットを見る気にもなれない日が続いたりもしました。しかし、子供がいるので毎日出来るだけいつもどおり明るくこなしていたそうです。一ヶ月経過すると一日何回もトイレに行っていたのが前よりも楽になっていきました。

7月になると受験も無事乗り越え、相変わらず処方された薬を使っておられました。また食べ物にも気をつけるようにされました。症状も出血は目で確認できるほどではなくなり、症状は落ち着いてきました。しかし、薬を使っているという恐怖が常にありました。そして症状が落ち着いてきたのに担当医から「次回から新薬を処方しようと思っています。今までは出たばかりで副作用についてデータが少なかったから様子を見ていたけど。」と言われました。今よりもっと強い薬なのかと聴くとやんわり否定されたそうですが、症状が治まってきているのに座薬から経口薬に変えるのが納得できず、やっぱり恐ろしいと得体のしれない恐怖が覚えました。そんな時に、松本漢方クリニックさんのHPに出会ったのです。

くまなく私の理論をすべてを読み終えると、患者さんはその日のうちに今まで飲んでいた薬をやめてしまいました。そして一週間後に子供が学校に行っている間に遠方でしたが新幹線に乗って松本漢方クリニックを訪ねました。

処方した漢方煎じ薬を毎日飲み続けてもらうと、ガスが出て来なくなりました。前の病院で処方された薬ではなかったことでした。二ヵ月後の11月に年に一回の定期健診を受けられ、検便では何も引っかからず、患者さんは喜びました。

2011年に入ると春に花粉症が出始め、そして5月くらいから腕に湿疹が出て、肌に敏感に現れてくるようになりました。クラススイッチが起こって完治へ近づいたのです。現在は、無事に完治されてからは当院に来られていません。

症例報告122例目

完治された病名1)潰瘍性大腸炎

患者:60

過去に2009年にて人間ドッグでヒトヘモグロビン反応が陽性となり、再検査の結果「いぼ痔」との事で患部の注射と座薬で治療を行った経緯がありました。2010年1月下旬、人間ドッグを受診し胃の検査でバリウムを飲んで以降便秘となり、2日後には排便で下血を伴い、その後排便のたびに血が付着しましたが、前回の「いぼ痔」が再発したのか思いそのままにしていました。

3月中旬、60歳定年を迎え送別会の酒席が6回程あり、3月上旬から排便時に粘液性の血便が続き、トイレの回数も増えてきたため、さすがに前回の「いぼ痔」の症状と明らかに違うと感じ、3月23日に近くの胃腸肛門科を受診されました。4月1日に大腸内視鏡検査の予約を入れ、その間は医師より前回のカルテから痔の治療座薬を投与され、3月31日まで使用されましたが当然ながら回復には向かいませんでした。内視鏡検査の結果、直腸下部に炎症があり、ここから出血しているとモニターで説明され、のちに4月10日に炎症部分の組織3ケ所の生検を行ない正式に潰瘍性大腸炎と診断されました。胃腸肛門科の医師からはこの病気は難治性であると告げられ、投薬はペンタサ500mg錠を朝昼夕に2錠の計6錠/日とラックビー整腸剤を処方されました。

大腸癌でなかった事に安心していましたが、軽く考えていた潰瘍性大腸炎をネットで検索したところ、厚労省の難病に指定されている事、発症と寛解を繰り返す事が多く難治性である事に愕然とし目の前が真っ暗になりました。症状や治療方法で更に良い方法はないかと半日ほどネットで検索したところ、松本漢方クリニックのHPで【潰瘍性大腸炎の完治の理論と根拠】が目に留まりました。専門用語が多くすぐには理解できない部分があるものの、本来人間が持っている免疫力を大量の漢方煎じ薬と抗ヘルペス剤で高めれば必ず病気は治るという内容に賭けてみる事にし、奥さんを連れてはるばる埼玉県から来院されたのです。

ペンタサ錠をあまり服用していなかったので「ヨッシャ俺が治したる!」と言って患者さんと握手をかわしました。正確には患者さんの免疫の手助けをするだけなのですが!ワッハッハ!!そして診察後に鍼灸を受けてもらいました。食前の【断痢湯:下痢止】と食後に【芎帰膠艾湯:止血】を処方し、お灸を毎日してもらうように指導しました。

翌日から漢方煎じ薬を飲み始め、漢方の独特な匂いと強烈な苦味と戦いながら続けてもらいました。遠方の為、2週間ごとに電話にて診察を行い、郵送で薬を送っていました。最初の血液検査結果を聞くため4月23日に来院。結果は潰瘍性大腸炎に罹患して間もなかったので血液検査には現れませんでした。これもペンタサの服用が短期間であった事が良かったからです。その後は月1回、松本漢方クリニックに奥さんと一緒に旅行を兼ねて毎月通院されました。

5月21日に松本漢方クリニックに通院。前回の血液検査でHSVとVZVの値が非常に大きいのでベスグロン錠400(抗ヘルペス剤)を1週間分処方し服用してもらいました。すると6月5日から今まで粘血便、粘液便、と下痢が続いていたが突然固形便に変わりました。その後は固形便の表面に若干の血が付着していたそうですが2~3日で止まり完全に形の良い健康便に戻りました。松本漢方クリニックでの治療開始から3ケ月経過して、1ケ月半以上も健康状態の快便になっていました。現在では、完治されて当院には通われておりません。

症例報告123例目

完治された病名1)潰瘍性大腸炎

患者:41

もともと便秘気味で、下痢というより粘液に血の混ざったものが出るようになり、1994年頃に潰瘍性大腸炎と診断されました。患者さんの場合は下痢よりも溜まった粘血が多く出てくる症状でした。症状が症状なだけになかなか病院に行く勇気がなく半年ほど放置されていました。しかし総合病院の内科を受診して胃カメラを飲んだり、外科に廻ったりされましたが、出血の原因はすぐに特定出来ませんでした。最終的に大腸の内視鏡検査で潰瘍性大腸炎と診断されたとのことです。

その後、内視鏡をした医師が主治医となり、サラゾピリン錠を処方され服用し、暫くするとペンタサの錠剤に切り替わりました。再燃すると薬の量を増やし、症状が落ち着いてくれば薬の量を徐々に減らすという流れを2~3年単位で繰り返したそうです。一度リンデロンという座薬を処方されたそうですがあまり効果が無く、2週間程で止めました。医師からはこの病気は完治が難しいので上手く付き合っていかなければならない事、ペンタサは現在のところ最も一般的に使われていて副作用も少ないので心配しないで良い事などの説明を受けられました。ステロイドを効果も無いのに使い続ける必要はないという考えで「まぁそのうち治まるでしょう。それよりストレスをためないように。好きなもの何でも食べていいよ。」という感じだったそうです。ステロイドを入れられなかったのは不幸中の幸いでした。漢方薬による治療方法があることも知らされていたそうですが、患者さんは見かけ上、効果が現れている薬を飲み続け、3ヶ月毎の血液検査、2年に1回の内視鏡検査を受けて残りの人生を過ごす事をほぼ受け入れていました。というのも、この病気は発症後10年程度で自然に治るケースがあるという記事を読んだことがあったのでかすかな希望も持っていたそうです。

2007年の年末に再燃があり、いつものように薬を増やして症状を押さえ込み、3ヶ月程経った頃から徐々に薬を減らしました。その1年後には薬を1日2錠だけ飲めば良い状態になりました。しかし、2009年の3月頃に再燃してしまい、完治しない病気だと知っていても前回からの期間が1年程度と非常に短くなった事にショックを覚えました。当時ストレスフルな状況をやっと切り抜け一段落したため、今まで抑制された免疫が活性化し再燃してしまったのでしょう。まだ無知だった患者さんはストレスがない状態で症状が生じた事に不思議な気持ちになりました。このことをきっかけに自分の病気が本気で嫌になり、この際何でも試してみようというほぼ捨て鉢な気分で当院を受診されたのです。

処方した大腸の調子を整える漢方と下痢止めの漢方の2種類を毎日飲み続けてもらいました。患者は今までにサラゾピリンやペンタサやリンデロンも使ったことがあるので、すぐには効果が現れないので辛抱強く続けてもらいました。ペンタサは最初の2~3日だけ併用されていましたがそれ以降は止めてもらいました。しばらくして出血と粘血便が1日に3~4回ありましたが、蕁麻疹が出てきました。2週間後に再度診察。ヘルペスに関する項でIgGの値が突出していました。また出血もまだあったとのことで下痢止めを止血の薬に変えました。

4月の終わり頃、ヘルペスが出てきて、さらに耳の下のリンパも腫れた感じで常に痛い状態が続きました。更に蕁麻疹も程度は深刻ではなかったものの頻繁に出るようになりました。患者さんは子供の頃に蕁麻疹など出た事は無く、また食べ物にアレルギーも無かったのですが、潰瘍性大腸炎を発症する半年ほど前に初めて蕁麻疹の症状が出たことがあったそうです。顔に真っ赤なミミズ腫れでき痒みが伴いました。この時もストレスから解放され免疫が活発化して異物を排除しようとアトピーが起こったのです。

ちょうどゴールデンウィークの終わる頃、当院で治療を始めて1ヶ月が経ちました。それまで特に改善も見られず相変わらず粘血便が1日に2~3回出ていたのがある日突然それが止まりました。当日は気が付かず、翌日にそういえば昨日、トイレ行ってないかも・・・と気付いたそうです。そしてその日から便秘になりました。引き続き漢方薬と抗ヘルペス剤、そして本来の目的とは全く反対の便秘薬まで処方しました。その時点では血の有無はわかっていなかったのですが、便秘薬の力を借りて約5日後に確かめた時には全く出血していませんでした。

6月に久し振りに受診されました。この時は通常の診察に加え、鍼灸も受けてもらい、自宅でのお灸のやり方を説明しました。

診察を受けて約5ヶ月後、出血する事もなく過ごされていました。しかし便の調子はやや不安定で下痢になる事もありました。完治されてからは当院に来られていません。

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