アトピー性皮膚炎 天疱瘡 症例報告

天疱瘡完治の研究報告Part2(コメントあり)更新2022.2.8

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症例報告2例目の研究報告

治した病気:1)アトピー性皮膚炎2)帯状疱疹3)herpes性紅斑4) 天疱瘡5)herpes性疼痛6)ヘルペス性黒皮症

患者:60歳、女性

2004年、年が明けてすぐくらいのことでした。「かゆい」が出始め、顔全体に湿疹が広がるのには、そう時間はかかりませんでした。もう60歳になっていたので、アトピーはないだろうと、近くの近所の町医者で、よく治ると有名だった皮膚科へ行くとステロイドを出され短期間だけ塗って、治ったらすぐにやめればいい思いと塗り始めました。ところが、ステロイドを出されているにも関わらず、症状は一向によくならず、ひどくなる一方で、当然薬の強度も上がります。それでもよくなるどころか、ひどくなる一方で指先にも水泡が出てきました。先生に聞いても医者の答えも、よくわからない。理解できない。納得できないどころか、ますます症状は、ひどくなる一方なので当院受診となりました。

症状が出てから、私の医院に来るまで約一ヶ月後に、ステロイドを一切絶ったのですが、使用期間わずか一ヶ月で、顔はすでに真っ赤になっていました。指は、水泡でいっぱいになっていました。私は、水泡を見るなり、「これは天疱瘡(てんぽうそう)やな。」と診断しました。近所の町医者では、さんざんはぐらかされたのに、100万人に一人の難病だと知り、何でもっと早くに気づいて、もっと早くくればよかったと患者さんやご家族の方は後悔されていました。皮膚の自己免疫疾患であるという説明を受け、いつものように「絶対治してあげるから。」と、私は硬い握手をしました。

煎じ薬を飲み始めて2、3日で、顔がパンパンに浮腫み、あごを中心に首・指に、それはそれは大きな水泡が出来ました。針で潰したくなるくらい。それ以外の部位に水泡はなく、関節とお腹に激しいかゆみを伴っていたようです。水泡が出来る前に、激しい痛みがあるらしく、顔をしかめていました。水泡が出来てしまえば、痛みはなくなるようです。水泡が出来る→つぶれる→出来る→つぶれる、の繰り返しで、水泡が出来る前の痛みと、やはりというか、かゆみに悩む日々だったようです。

現代の病気の水膨れ(水泡)はほとんどがヘルペスによるものです。どのようにしてできるのでしょうか?水ぶくれができるということは、患部に特に真皮の血管の豊富な組織でherpesとの戦いで強い炎症が起きているということです。水ぶくれ(水疱、小さいものは小水疱、大きいものは大水疱)とは、死んだ皮膚でできた非常に角層の薄い膜の下に液体がたまってできる膨らみです。この液体は、真皮や皮下組織の細胞に感染したヘルペスによって炎症により損傷を受けた組織からにじみ出てきた水分とタンパク質が混ざったものです。このような水疱は抗ヘルペス剤を服用したり抗ヘルペス剤の軟膏を塗布すれば速やかに治癒し、通常は瘢痕(傷跡)も残りません。皮膚が損傷すれば、タンパク質や血清などが含まれている液体が出てきて水ぶくれ(水疱)になります。浅い水ぶくれ(帯状疱疹)は小さくて破れやすく、やや深い水ぶくれ(herpes性類天疱瘡など)は少し大きめで破れにくい傾向があります。

症状が出てから約一ヶ月という短時間でステロイドを絶対に使わない私の医院に駆け込んだのがよかったので、水疱は3ヶ月ほどで、完全に出なくなりました。かゆみはしばらく続いていたようですが、ピークは過ぎていて、狂うようなかゆみではなくなりました。

そろそろ半年が過ぎようとしています。皮膚の黒さを除けば、見た目は、ほぼ普通の状態にまで落ち着いてきました。かゆみもほとんどないようです。毎日長時間漢方風呂に入浴するので、中年太りも解消されて、一石二鳥です。5kgほど落ちたそうです。

患者さんのご家族の方は難病だと言われていたので、正直、もっと時間がかかると思っていました。日々生活する上で、何ら問題ない状態にまで回復しました。私の「絶対」は、本当に「絶対」なのは患者さんの免疫を信じているからです。そして完治されました。

症例報告3例目の研究報告

治した病名:1)herpes性天疱瘡(てんぽうそう)2)喘息3)ヘルペス性肝炎4)アトピー性皮膚炎

患者:64歳、女性

天疱瘡とは、皮膚の表皮あるいは口腔内の粘膜の上皮にある成分を攻撃する抗体が自分自身の体内で作られてしまい、その結果、全身の皮膚や粘膜に、大小さまざまな大きさの水疱やびらん(ただれ)がたくさんできるという自己免疫疾患とされていますが、自己免疫疾患は医者が自分の都合で作り上げたありえない病気ですから何も怖がる必要はないのです。すべての自己免疫疾患の原因はherpesですから世界中の医者たちは原因であるヘルペスを増やして治らない病気にするためにステロイドを死ぬまで使わせるのです。40~60歳代、特に40歳代に多くみられます。 天疱瘡は、自己免疫性水疱症といって、免疫の異常によって起こる病気で、人へ感染する病気ではありませんと言われていますがこっそりherpesは知らぬ間に家族はもとより接触した人に感染しているのです。何故ならばherpesは一度感染しても永久免役はできないからです。漢方せんじ薬と抗ヘルペス剤で完治できます。

15年以上も前に、ポツンと一つ背中に水泡ができたのが始まりです。この水疱は水痘帯状疱疹による水泡に過ぎなかったのですが患者さんが怖い病気に仕立て上げられたきっかけとなりました。高槻市内の皮膚科の先生の診断を受けましたところ、たいした事がないので、このステロイド軟膏を塗る様にとの指示があり、1週間ほど塗りましたが治らず、以前よりも水疱が広がり、背中一面になったので、大阪市内の総合病院の皮膚科の診察を受けなおされました。ステロイドを塗ると免疫が落ちて水痘帯状疱疹herpesが増えていくからです。病院では、暫くして分厚い医学の本を患者さんに見せて、「貴女は今すぐほかの病院にいく様にと、先生に電話連絡しておきますので、すぐに行って下さい。」と説明されました。新しい病院の先生のお話しでは、「こちらの病院では、学生の教材の為に進んで協力をしてほしい。今からすぐに、背中、胸、その他の写真を撮らせてほしい。」旨の説明を受ける。撮影の間、患者さんの心の中はもう大変です。どうなるのか、人に伝染するので隔離されるのではないのか心配で、写真撮影をされている事など忘れるくらいの心境でした。

いろいろ検査が始まり、その結果、リンデロン内服薬を使用することになり、病院での説明では、「このステロイド内服薬を使用すれば、内臓はもとより、歯、及び身体全体に副作用が出ますので、内科も受診して下さい。」と指示があり、なるほど、副作用はいろいろ出てきました。リンデロンを副作用のある薬と知りつつ飲むつらさは、大変なものでした。治せないステロイド内服でありながら恐ろしい副作用が萬斎されている薬をこともなげに一生飲み続けさせる現代医療の間違いの責任をだれも取らないのは許せません。と言っても、医師の権威と医師の治量の独占権と資本主義のシステムには勝てるわけはないのです。

患者さんの場合は、背中、胸部、頭の表面に、水泡ができました。体が温かくなると痒くなり、この痒さはアトピーによる体中からの痒さで、それに神経痛覚に感染したヘルペスによる痛さで、大変苦しみました。2、3日で水疱が治るのですが、又次の新しい水疱が出ます。リンデロンを飲み、軟膏を塗っても、なかなか治りません。目の中にできれば失明です。herpesが目の様々な神経に感染して目の神経細胞の機能不全が生じれば私のように右目失明になりかねません。

当時は、親族からも嫌な顔をされ、泣いて過ごした日も多くありました。発病して5年程したときに、遅まきながら松本漢方クリニックとの出会いがありました。

まず私が治してあげた病気は、喘息です。喘息で苦しんでいた患者さんに、私は「免疫寛容で必ず治してあげます。」と力づけてあげ現在、喘息は完治しています。

二つ目の病気はherpes性肝炎でした。薬のリンデロンを長期に服用すると肝臓の細胞までもherpesが感染増殖して肝臓の細胞が崩壊してGOT,GPTが高くなります。漢方煎じ薬と抗ヘルペス剤で治してあげました。

三つ目の病気は難病と言われる天疱瘡です。 恐る恐る、「先生、私テンポウソウなんですけれど、治りますか。」と聞かれたときに事も無げに「治してあげるよ。心配しなくても、必ず治して上げますよ。」と、返事をしました。私は、患者さんの背中など一度も見る必要がないのは見たところで表層を見ても意味がないからです。病気の本質は隠れたところに存在しているからです。細胞の奥深くに隠れているヘルペスなどは誰も見ることはできないのです。現代の病気の原因は化学物質かヘルペスか、遺伝子の変異によっておこる癌しかありません。消去法で治療を決めていけば最後の残るのはherpesとなるのです。ましてや自己免疫疾患の病気の原因はherpesであるから治療方針は即座に決定できます。

喘息も肝臓も治したので、この百万人に一人位といわれる天疱瘡も、きっと完治して下さるだろうと思うと、急になんだか嬉しくなり、天にでものぼるような様な心境で、家路に着かれはっきりと、その日のことを覚えておられ最後は完治しました。

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