潰瘍性大腸炎・クローン病 症例報告

潰瘍性大腸炎、クローン病完治の症例報告Part39-⑦(コメントあり)更新2022.6.21

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この症例報告Part39も最終回となります。長かったですね!ワッハッハ!前回の「潰瘍性大腸炎、クローン病完治の症例報告Part39-⑥(コメントあり)」の続きとなります。まだ読まれていない方は以下から読んで下さい。
潰瘍性大腸炎、クローン病完治の症例報告Part39-①(コメントあり)
潰瘍性大腸炎、クローン病完治の症例報告Part39-②(コメントあり)
潰瘍性大腸炎、クローン病完治の症例報告Part39-③(コメントあり)
潰瘍性大腸炎、クローン病完治の症例報告Part39-④(コメントあり)

潰瘍性大腸炎、クローン病完治の症例報告Part39-⑤(コメントあり)

〇終わりに

このように、約17年間薬を飲み続けたときの病状と、半年間漢方薬を飲み続けたときの病状を考えると、人間の身体にとって松本医学における漢方薬は無害であること、そしてなによりも私の理論は正論であることを彼女は証明してくれました。いずれにしても、患者さんが潰瘍性大腸炎になったのは過剰なストレスにより体内で起きる正常な免疫の働きを抑えてきたことが原因です。その正常な働きを異常にさせていたのは患者自身で病気を作り出してしまったのです。膠原病の全ての始まりはもちろん化学物質という異物が体内に入ったためであります。免疫を抑制しない限り、IgEのアレルギーの世界で終わるべきものが、アレルギーの治療でステロイドを注射されたり、ステロイドを飲まされたり、塗ってきたために、AIDという免疫の遺伝子を発現できなくさせたために、IgGの膠原病の世界に戻ったのです。

ところがステロイドホルモンは医者が投与するだけではないのです。患者自身の副腎皮質ホルモンで常に作っているのです。ところがストレスが強くなると頑張るためにさらに鬱にもならないために、ストレスが解消するまで大量のステロイドホルモンを出し続けるのです。正常の10~20倍のステロイドホルモンを作ってストレスに耐えることができるのです。これがストレスホルモンといわれる所以です。このストレスホルモンである大量のステロイドホルモンが、わが母校の本庶佑先生が発見されたAID遺伝子の発現を難しくさせてしまうのです。このAID遺伝子は言うまでもなくIgMやIgGをIgEにクラススイッチさせる遺伝子であります。まだまだAID遺伝子の全てについては分からないことが多いのですが、以上に述べた事実は理論的にも臨床的にも確認されていることであります。

ストレスはただ単に幸福でないという状態のみならず、隠れた免疫の遺伝子をも異常にしていることを知るべきなのです。いや、ストレスに耐えるためにステロイドホルモンを出すことによって、AID遺伝子の発現を抑えているだけではないのです。さらにさきほど述べた調節領域の20%以上のDNAの働きを変えて、人間の遺伝子のON・OFFを変えてしまい、それにより正常な遺伝子の働きを変えてしまうという大きな影響を与えているのです。ストレスというのは人間にとって異常事態でありますが、この異常事態が続くと遺伝子の働きまで異常になり、病気になってしまうのです。だからこそ医者は口を揃えて全ての患者に“ストレスから上手に逃げなさい”とアドバイスするのです。

潰瘍性大腸炎は、体内に入り込んだ化学物質を免疫が異物と認識し、患者の身体を守るために腸管で戦い、その異物を追い出そうとしていた正常な遺伝子の働きだったのです。しかしそんな簡単なことも私以外の医者は教えないでしょう。患者さんはこの病気を恨めしく思ったり、過剰なストレスと毒薬で免疫の働きを抑え、一生治らない病気にしていたのです。

病気を恐れて毒薬を飲み続けることよりも、なぜ病気になるのかを考え、病気のことをもっと知るべきだったのです。なかなか誰でも簡単にできることではありませんが。

 “なぜ”という言葉が日本社会からなくなってしまったからです。“なぜ”という発問は表面的な物事の根源を探し求める第一歩なのです。怠惰な大衆は全ての事柄について“なぜ”と考えることをやめてしまいました。本来教育や学問は“なぜ”に対する答えを見つけるために存在すべきものなのです。しかし教育は記憶を増大させるためだけであり、学問は“なぜ”に対する答えを見つけるよりも、産業界と手を取り、金儲けのために存在するはしためとなってしまいました。もちろん正しいことをやってお金を儲ければよいのですが、本来正しいことと金儲けとは一般には両立できないようになっているのです。医療もそうなのです。私の正しい医療が世界的に行われれば、製薬メーカーは全て潰れてしまいます。アハハ!さらに医者や病院もどんどん不必要になってしまうのでしょう。例えば現在漢方薬は中国から輸入されていますが、中国人が今よりさらに金持ちになり、漢方薬の素晴らしさに気がつけば、日本に漢方薬は輸入されなくなるでしょう。そのとき日本で金儲けができる漢方薬を栽培することが可能でしょうか?アハハ!

さらに考えてみましょう。税金は何に使われるでしょうか?基本的には必要であり正しいことであるのにもかかわらず、金が儲からない仕事に使われるのではないでしょうか?ところが毎日の新聞に公務員の汚職の記事が満載されています。これも正しいことをやっていては金が儲かりにくいという一例であります。

また、大学教育について考えましょう。大学卒業生たちに問いかけてみたいのです。大学教育は所定の高等教育を受けて、入学前よりも賢くなるという目的を果たすためにあるのですが、賢くなりましたか?と。学力で評価するのが一番良いと思いますが、卒業証書に相応しい学力をつけましたか?と。ほとんどの学生は残念ながらNOと答えるようです。最近ある有名私立大学の高名な教授と話しをする機会がありました。彼は数冊の優れた書物を岩波書店から出しています。教育学者です。あれだけの書物を書ける先生ご自身の頭の良さや学問に対する情熱は一目で分かります。このような立派な書物を書ける先生から学べる学生は恵まれています。ところがこの先生に質問しました。『先生の大学の学生は勉強しますか?』と。『全く勉強しない。近頃の学生はますます勉強しなくなっている。特に外国の学生に比べて何のために大学に来ているのか分からない。』と嘆いていました。しかし学生の不勉強のために留年させるわけにはいかないので、困っておられました。しかし学費は取らざるを得ないのです。学生がアホでも大学の教授には給料が入りますし、大学は繁栄し続けるのです。この例は単に正しいことを実現しなくても金が儲かるという話だけではありません。もっと別の意味があります。つまり、先生がいかに優れた人であろうとも、いかに熱心に教えようとも、学ぶ気もなく努力しない学生を賢くすることは不可能だということです。機会を与えても学生本人が自己責任でもって勉強しない限り、目的は達成されないという新たなる意味です。これはちょうど膠原病は自分の免疫で治すものだといっても、ストレスの多い肉体や心の生活をやっている限りは治らないのと似ています。

次に便利さの故に作られた車について考えてみましょう。日本で7000万台の自動車から吐き出された窒素酸化物などの有害物質の排気物に対してトヨタが責任を持つべきなのでしょうか?それとも自動車を動かしている運転手が責任を持つべきなのでしょうか?自動車事故による責任は自動車を作ったトヨタが責任を持つべきなのでしょうか?自動車を運転する人は常に自動車は凶器であるから気をつけましょうといわれますが、その凶器を作ったトヨタは鋼鉄の塊である凶器の自動車が、事故で人を殺したり負傷させたときの責任はどうなるのでしょうか?このように考えていくと複雑になるばかりです。

薬でも妊婦や乳児に服用させるときに能書きには次のように書かれています。『薬を投与したときに得られる利益が不利益より勝るときは服用させてください』となっています。しかし厳密に不利益と利益をどのように評価するのでしょうか?例えば、潰瘍性大腸炎で痛みや出血や下痢がよくなるという利益が、治せない、さらには新たに作られる病気などの不利益に対してどのように評価すればよいのでしょうか?もちろん私の治療は治すことができるわけですから、利益以外に得られるものはないのですから、これこそ私が報酬をもらうのは最も正しい道であることはいうまでもないことでしょう。

もうひとつ面白い例を述べておきましょう。大学を卒業しても40%以上の人が職が見つからないようです。高卒などは60%以上の人が仕事が見つからないのです。何が原因だと思いますか?もちろん不景気でしょう。がしかし、別の見方もできるのです。大企業の生産工場を見ましょう。日本の代表企業である自動車工場を見ましょう。ずらっと並んだ流れ作業用の機械の流れに沿って車が作られていきます。優れた機械の命令で人間はロボットのように動くだけです。仕事の量は人よりも機械が大量に正確にこなしているでしょう。これは自動車工場だけの話ではありません。人件費が一番高いのでできる限り機械化・ロボット化が先進企業で行われています。機械の仕事を人がやれば、会社は儲かりませんが働き口は増えるでしょう。雇用を減らしているのはそれでは機械が責任なのでしょうか?世界的に有名なファナックという会社の作るロボットを壊すべきなのでしょうか?産業革命時代の1810年代ごろにイギリスで起こったラッダイト運動という織物機械を破壊する暴動がありました。これは織物機械のために職を奪われたと考えた職人が中心となって起こしたものです。このような運動は果たして非難できるでしょうか?さらに肉体労働というのもほとんど価値がなくなりました。なぜかというと機械が人間の何十倍、いや何千倍もの仕事量を代わりにやってくれるからです。そのうちに全ての仕事が機械やロボットで行われたら、人間がやる仕事はただひとつ、ロボットと機械を設計する仕事だけになるかもしれません。それと頭を使う仕事だけになってしまうかもしれません。このような話は直接病気とは関係がないのですが、利益・不利益を決めるのも立場によって全く逆転してしまうことを伝えたかったのです。絶対正義とか絶対悪というものを考えるときに損得なしに考えられるかという問題になります。このように考えれば考えるほど人間社会は複雑になり、ストレスが倍化することは言うまでもないことです。このような極めて複雑な社会で生き続けるために、ストレスをいかに処理するかの心のあり方がますます問われています。私の答えは他人の幸せを自分の心で自分の幸せだと感じることです。私は自分の利己的な遺伝子を犠牲にしてまで、他人の利己的な遺伝子を救うことはとてもできません。ただ素晴らしい遺伝子に対しては尊敬と喜びと幸せを感じてあげることはできるようになりました。

以上のことを鑑みれば、医学ほど、つまり病気を治すことほど簡単なことはないのです。病気を治すことでクレームが付くことは何もないからです。言い換えれば、病気を治す以上にこの世に価値がないとも言えます。さらに言えば、お金よりも病気を治すことの方がはるかに価値があるということです。さらに言えば、病気を治すことは絶対善であるのです。だからこそ医者の仕事は尊敬され、誇りをもって励むことができるのです。

この世に免疫が治せない病気は何一つないのです。なぜならば38億年かかって作り上げられた人間のDNA・遺伝子は完璧であるからです。免疫の遺伝子が負けるような人体に侵入してくる敵は現代文明社会には何もないからです。化学物質も安全な許容量が決められていますから、それ以上使えば法律で罰せられるようになっているから、農薬で死んでしまうこともないのです。従って化学物質も人体にとっては異物だと免疫は認識して戦おうとしますが、人体にとって生命を脅かしたりする危険な量ではないということがわかれば共存できるようなシステムが免疫の遺伝子に内蔵されているのです。これが自然後天的免疫寛容というシステムなのです。病気は自分の免疫で治すものです。逆に病気は自分の心のあり方と生活習慣で作るものです。

難病を持って毎日毎日新しい患者さんが当院に来られます。ある人は知っている人が治ったとか、別の人は噂を聞いて同病の人が治ったとか、優れた医院だから行きなさいとか、良い先生だから行きなさいとか、嫁に出た娘が遠くから電話をしてくれて、素晴らしい先生だから行きなさいとか、親戚の誰かが私のホームページを見たとか、様々な理由で一人で来られる人がいます。もってのほかです。自分の病気については全く知らないで、人の薦めだけで来ることは許されないことです。私の医院がなぜ素晴らしいのか、私がなぜ優れた医者であるのか、私が他の医者が治せない病気をなぜ治せるのかを理解しないで来ることは許されないのです。

日本人は自分でものを考えること、“なぜ”を考えることをしない集団であります。自由と民主主義は自立した人間に許されるべきシステムでありますが、アメリカが与えてくれた牡丹餅に過ぎないのです。自分で勝ち得た権利ではないのです。さらに全ての事柄は自分で考え、自分で選択し、自分で決断し、最後は納得し、自分の行動に関しては自己責任を持つべきものなのです。現代の日本の民主主義はこのような選択から勝ち取ったものではないのです。従って教育によってしか教えられることができないのですが、義務教育はこのような目標を持って行われているわけではないので、大人になっても全て他人任せの生活をやっている人が極めて多いのが現状です。

私の医療を全ての病気の診断直後から受けておられたら、何も他人の、特に家族の手助けも要らないのですが、あなた任せの医療を長期に受けてこられますと、リバウンドが激しくなり、一人で乗り切ることができなくなります。残念なことに難病と診断されてすぐに私を見つけ出す幸運に恵まれる患者は極めて少ないので、必ず多かれ少なかれリバウンドが出現するので、一人で闘病を続けることができないのです。もちろんリバウンドの意味さえ理解しない患者さんが大多数ですから、このような患者さんの病気についての教育も私自身が一人でやっていかなければなりません。そのために前もってこのホームページを休む日もなく頑張って作成しているのですが、ホームページの存在は知っていても、この患者さんのように十分に読んで来られる人が少ないのです。結局は知的レベルの違いがあり、この知的なレベルを高めることも自分自身の努力でやってもらいたいのですが、いくら教育しても理解できない人がおられることも事実です。この患者さんのご主人は教授の地位におられる方で、極めて賢いお方でおられるうえに、奥様も同じぐらいに知的レベルが高い人ですからこのように早期に完治に至ったのです。

医者の楽しみの一つは、このような素敵なご夫妻との出会いもあることです。その後、ご主人のお父様も別の病気で受診されましたが、素晴らしいお方です。素敵な出会いがまた新たなる得がたい素敵な邂逅を生み出してくれるのも医者冥利に尽きる喜びです。このような家族の皆さんの理解とヘルプがあったからこそ、彼女の病気も治っていったのです。

遠くにおられる人で、大阪の高槻に来るのが不可能なので、私の治療を断念せざるをえない人もいるかもしれません。ましてや一人住まいで自分の身の回りのことさえできない患者さんもいるでしょう。この患者さんは知性もハートも家族も全て恵まれておられました。私の医療が日本全国、いや世界中に広まれば病気はなくなってしまいますが、これはこのような当然の出来事は未来永劫起こりようもないでしょう病気を作らなければ医者は失業してしまいます。薬屋も潰れてしまいます。しかしながらいずれ日本の社会保険医療システムは破綻が来るでしょう。なぜならば現在の病気を治さないどころか、新たなる病気を作っていく医療は無限にお金がかかるからです。そのときに国民は現在の医療の実態や私の医療の真実を知って、どのような選択をするかであります。自分たちの健康を取り戻し、かつ国家の財政破綻を防ぐために何をするかはもう少し時間がかかるでしょう。それまで私はせっせ、せっせと、治らない難病を治し続けます。難病を十万人、いや百万人治せば、ノーベル生理医学賞を取れるかもしれません。このときは世界の医療が革命を起こすときになるでしょう。ワッハッハ!

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