コラム

なぜマイケル・ジャクソンの肌は白くなったのか

投稿日:

 皆さん、マイケル・ジャクソンがいつの間にか白人になってしまったことを知っていますね。遺伝的にメラニンが全く合成されない人をアルビノといい、もちろん黒人の中にも生まれつきアルビノがいますが、マイケル・ジャクソンはアルビノではありません。

 マイケル・ジャクソンの皮膚が白くなったいきさつについての本を読むと、彼はいつの間にか人生の途中でアルビノになったと書いてありますが、これは全くの嘘だと考えています。では、マイケル・ジャクソンはどのようにして皮膚を白くしたのでしょうか?これは同時に彼が50歳と言う若さで早死にした理由にも関わりがありますが、その答えは簡単で、皮膚のメラニン色素産生細胞の遺伝子をステロイドで変えてしまったのです。おそらくそのステロイドはリンデロンだと考えられます。

 ステロイドを塗り続けたり飲み続けたりすると、神経細胞由来であるメラノサイト(メラニン細胞)の幹細胞は遺伝子を変えられてしまい、その結果メラニン色素を作ることが減ってしまいます。減ったメラニン色素をなんとか増やすために、メラニン色素細胞の幹細胞自身が出来る限り多くのメラニン細胞を作り続け、メラニン色素を作り続けます。ステロイドが多ければ多いほど、この残った幹細胞はなんとかしてさらにメラニンを産生する皮膚のメラニン細胞となりますが、ステロイドのために幹細胞の遺伝子が異常になるとともに、幹細胞自身が修復されなければますます幹細胞が減り、最後はメラニン産生細胞自身が作られなくなってしまいます。これはちょうど元金と利子の関係に似ています。元金が幹細胞であり、利子が普通の細胞であります。利子が少なければ元金に手を付けることになり、最後は元金も利子もなくなり、元金もパァになっていくのと似ています。お金がなくなったからといって直接生命には関係ありませんが、マイケル・ジャクソンの場合は、体中の皮膚の隅々に住んでいる生きたメラニン幹細胞を永遠に0にすることはできないので、ときに黒くなる皮膚に対してステロイドを塗り続けざるを得なかったのです。

 ところがステロイドで遺伝子を変えられるのはメラニン細胞やメラニン幹細胞だけではありません。皮膚から染み込んだステロイドは全ての細胞や幹細胞を傷つけます。結局彼は、最後は若くして命と莫大な元金も捨てざるを得なくなったのです。いずれにしろ遺伝子を変える薬はまさに毒薬なのです。

 ステロイドがどのようにメラニン幹細胞の遺伝子を変えるかについては、「ステロイドが、どのように細胞に入り込み、遺伝子の発現を狂わせるか」のコラムをお読みください。

-コラム
-, , , ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

ステロイドが、どのように細胞に入り込み、遺伝子の発現を狂わせるのか

 現代では、様々な病気の標準医療において合成ステロイドホルモンが使われていますが、私は常日頃から「合成ステロイドホルモンは、命に危険が及ぶ時以外使ってはいけない」と言い続けています。元来、ステロイドホ …

no image

なぜ自己免疫疾患はないのか?partⅢ 〜膠原病は全て治る〜 2019.4.11 更新

自己免疫疾患は全て難病とされています。ところが自己免疫疾患よりももっと治療が難しい難病が他にもあるのです。これらの難病を全て特定疾患に定めたのです。特定疾患とは何なのでしょうか?これらの疾患は、一生治 …

no image

核酸とToll様受容体/Toll like receptor(TLR)の仕事について 2019.1.10 更新

前回は、ヘルペスウイルスが人体の免疫系の裏をかくための4つの機序をまとめましたが、それだけでは十分理解できないと思いますので、今日はヘルペスウイルスがどのようにして人間の免疫を逃れるのか、もっと詳しく …

no image

ブドウ膜炎と視覚について

人間が外部から得る情報の90%以上は視覚から得られます。従って最も重要な感覚器官であります。人間が最も困るのは目が見えなくなることです。盲目になることは人間にとって死を意味するかもしれません。人間だけ …

no image

副腎皮質ホルモンとヘルペスの関係 2019.4.30更新

私がなぜ自由診療の「松本漢方クリニック」を新規に開業せざるを得なかったかご存知でしょうか?あらゆる病気の原因は、100%ヘルペスが関わっているので、抗ヘルペス剤を患者に投与せざるを得ないからです。とこ …