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新新型コロナウイルスに対するmRNAワクチンは作ることができない 2020.1.1

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8月ごろに書いた、「コロナウイルスの後遺症はなぜ起こるのか?」という論文の中に「阪大とアンジェスの開発する新新型コロナウイルスに対するDNAワクチンは作れない」という趣旨の文章を書きましたが、DNAワクチンという主語をmRNAワクチンに変えただけで、ワクチンができない根拠は同じですが、mRNAワクチンについて詳しく述べます。

 DNAワクチンとmRNAワクチンの両者とも、コロナウイルスの遺伝子を脂質ナノ粒子に包んで注射すると、このワクチンを投与した人自身が、細胞のリボソームで新新型コロナウイルスのタンパクを作り、そのタンパクを抗原と認識した免疫細胞が抗体を作らせるというのは、ワクチン産生の基本原理です。

 DNAワクチンは、阪大の森下教授のアンジェスが開発しつつある、新新型コロナウイルス表面に発現するスパイク(英語でspike、略してS)タンパク質遺伝子をコードしたDNAワクチンです。コロナのDNAワクチンは、対象とするコロナウイルスの病原体のスパイクタンパク質をコードする環状DNA(プラスミド)の接種で病原体タンパク質を体内で生産し、液性免疫や細胞性免疫が誘導されることで、新新型コロナウイルスに感染しにくくなるほか、重症化が抑制されるなどの効果が期待されていますが、頭のいい人は完全なワクチンとしては必ず失敗することはお分かりでしょう。実際にDNAワクチンは失敗に終わったのですが、一切マスコミには報道されていません。さらに新たなるmRNAも完全な失敗に終わることを予言しておきます。その結果は来年の初めにわかります。

mRNAについて書く前に、素敵な論文があったので、その論文をまず掲載します。この論文は間違いがほとんどないのですが、mRNAは価値があるという観点から書かれているので、私の考えとは真っ向から異なっています。けれども免疫学的な観点では非常に優れた文章ですから、まずこの文章を読んでください。この文章の後にmRNAによるワクチンは全く効果がないという文章を読んでください。

COVID-19感染者向けの治療薬は既に研究が進み、数多くの生命を救うことが可能になってきていますが、安全で効果的なワクチンが唯一の長期的な解決方法だと考えられています。最近、Cellで発表された研究では、無症候性および軽症のCOVID-19の症例で、ウイルスに固有の抗体が検出されなくとも、強いT細胞が媒介する免疫反応が生じていることが明らかになりました。この発見は、この疾患の拡散を迅速に抑制し、最終的に流行を終息させる上で大規模なワクチン接種が効果的だという理論を支持しています。 現在まで、各国政府、大学、営利の研究開発機関の共同努力によるCOVID-19のワクチン候補は176件を数えます。そのうち34件は臨床評価中で、8件は第3相臨床試験に進んでいます。 これらの主要な候補のうち2件がmRNAワクチンです。mRNAをワクチンとして使用するのは人での使用が承認されたことがない新しい方法ですが、従来型のワクチンに比べて数多くの潜在的な利点を有します。

mRNAワクチンとはなんでしょうか?mRNA(メッセンジャーRNA)は、異なるタンパク質を生成するために使用する情報細胞を運ぶ設計図のようなものです。人の細胞内でDNAの遺伝情報をもとにタンパク質を生産するには、大きく分けて2つの手順が必要です。まず、細胞核でDNAに符号化された情報が転写と呼ばれるプロセスでmRNAに写し取られます。次に、mRNAは細胞核から細胞質に移動し、リボソームがmRNAをタンパク質に翻訳します。このタンパク質が細胞や組織で各種の役割を担います。

宿主細胞で免疫反応を引き起こす抗原タンパク質を直接導入する従来型のワクチンと異なり、mRNAワクチンでは疾患固有の抗原を符号化するmRNAを導入し、宿主細胞のタンパク質合成機構を利用して免疫反応を誘発する抗原を生産します。体内にこのような外部の抗原が生産されると、免疫系がウイルスの抗原を認識して記憶する準備を行い、同じ抗原を使用して将来的なウイルス感染に対して戦う準備を整えることができます。mRNAワクチンが感染に対する身体の正常な防御プロセスを活性化させるウイルスに感染すると、T細胞とB細胞という免疫細胞が連携し、それぞれ細胞媒介免疫および抗体媒介免疫を誘発させます。細胞媒介免疫では細胞傷害性T細胞がウイルスに感染した細胞を殺しますが、抗体媒介免疫では抗体がウイルス自体を中和します。mRNAワクチンは、ウイルスの能力を無害な形で真似て、感染に対する身体の免疫反応を引き起こし、両方の種類の免疫を誘発します。上図は、mRNAワクチンが免疫を導入する追加メカニズムを示しています。

ワクチンを接種すると、脂質ナノ粒子に封入されたウイルスのスパイクタンパク質を符号化するmRNAワクチンが細胞に入ります。そこでリボソーム内でタンパク質に翻訳されます。このタンパク質はプロテアソームにより小さく分割(ペプチド)されるか、ゴルジ装置により細胞外に輸送されます。細胞内に残った小さい部分は細胞表面でMHC(主要組織適合性遺伝子複合)クラスIタンパク質を持つ複合体として出現します。この複合体はCD8+ T細胞により認識され、細胞媒介免疫を誘発します(図1の左側)。一方、細胞外部のスパイクタンパク質は別の免疫細胞に吸収されてリボゾームにより分割されることが可能です。これらの部分はMHCクラスIIタンパク質を持つ複合体として細胞表現に現れ、CD4+ T細胞に認識されて抗原に固有の抗体を作るB細胞を促進させます。

大流行の終息に向けた道のり

歴史的にワクチン開発は数年から数十年という長い時間がかかり、複雑でコストのかかるプロセスです。しかし、SARS-CoV-2のような伝染力の強い新規のウイルスと戦うには、ワクチンの迅速の開発と大規模な導入が必要です。このような状況でmRNAには数々の利点があります。上記のB細胞とT細胞の免疫反応の誘発による特異性と有効性の向上に加えて、mRNAがin vitro転写(IVT)により細胞のない環境で大量に生産可能だという事実があります。これにより迅速な開発、製造プロセスの簡素化、よりコスト効率の高い製造が可能になります。 COVID-19が爆発的に流行してから、mRNAワクチンの開発は飛躍的に進展しました。注目すべきはModernaがSARS-CoV-2の全配列を取得してから2か月間の研究でCOVID-19のmRNAワクチンの臨床試験まで至ったことです。7月に同社は第1相試験でワクチンの安全性と保護的免疫反応を確認しました。PfizerおよびBioNTechが共同開発を通じて開発したmRNAワクチンでは肯定的な結果が得られています。8月には第1相臨床試験で安全性と免疫原性データを報告し、BNT162b2候補ワクチンは第2相および第3相の臨床試験を始めることができました。Pfizerは大規模臨床試験で成功を収めた場合、早ければ2020年10月には承認を求めると発表しました。人における臨床試験が行われている上記およびその他のmRNA候補ワクチンは表1に記載されています。これまで生産されてきたCOVID-19 mRNAワクチンはすべて抗原としてSARS-CoV-2のスパイクタンパク質を符号化しています。

開発速度に加えて、体内におけるmRNAワクチンの作用機序は安全面で多くの利点があります。mRNAワクチンはウイルス抗原を符号化した遺伝子情報を送達しますが、宿主細胞の遺伝子に組み込まれたり、DNAに作用することはないため、宿主に変異リスクがありません。また、mRNAワクチンにはウイルス粒子の情報がないため、mRNAワクチン自体が、予防対象の疾患を引き起こすことはありません。さらに、mRNAワクチン接種後の抗原の発現は一過性であるため、体内における存続は限定的です。 しかし、従来型ワクチンの有効な臨床的選択肢となるには、mRNAワクチンは免疫原性と安定性に関連して克服すべき主な課題が2つあります。第一に、ワクチンのmRNA鎖が意図しない免疫反応を引き起こす可能性があります。これを最小限に抑えるため、mRNAワクチン配列は哺乳類細胞が生産するmRNAの配列を模倣して最適化されます。第二に、遊離mRNAは体内ですぐに分解するため、目的の効果が弱まります。これを回避するため、mRNAは脂肪カプセル(脂質ナノ粒子)に組み込まむことで安定性を向上させます。さらに容易に細胞に取り込めるようになります。 このような技術の進歩によりmRNAワクチンをより広範囲に利用できます。 最初に市場に登場するCOVID-19ワクチン候補がどれになるのか、どのワクチン開発方法が長期的に見てウイルスに対して最も効果的なのかは、まだ不明です。しかし、現在までの臨床試験のエビデンスでは、mRNAワクチンは迅速、安全、効果的な新しいプラットフォームとして高い可能性を秘めていることを示唆しています。COVID-19の大流行ができるだけ早期に終息することを願いますが、ワクチン関連の技術は、爆発的感染以上にCOVIDが加速させたイノベーションが功を奏す多くの分野の一つとなるでしょう。

コロナウイルスはエンベロープを持つウイルスであり、人体の細胞に感染するのは、コロナ粒子が細胞の受容体に結合し、ウイルスのエンベロープと細胞膜と融合することです。コロナウイルススパイク(S)蛋白は、“王冠(コロナ)様”突起(スパイク)を持つので、コロナウイルスと名づけられたのです。スパイクは最外部が球状で,その下の棒状部位でウイルスのエンベロープに埋め込まれています。

 DNAキャリアワクチンは、SARS-CoV2のスパイク蛋白に対するワクチンであるので弱毒化ワクチンと異なり、病原性がないなどの特徴があります。「大腸菌を用いて製造するため、極めて短期間で供給ができる。今回のような緊急事態にはDNAワクチンは非常に適している」と有用性を強調しています。アンジェスの報道によれば、DNA ワクチンは、生きた危険なSARS-CoV2の病原体を一切使用せず、ただスパイク蛋白(Sタンパク)を作らせるだけですから、安全かつ短期間で製造できる特徴があります。コロナウイルスという病原体のタンパク質をコードする環状 DNA(プラスミド)を接種することで、病原体のDNAがコードするタンパク質を体内で生産し、コロナウイルスに対する免疫を付与します。弱毒化ワクチンとは異なり、病原性を全く持たないため、安全です。とアンジェスは報道しています。念のために、私が名づけた新新型コロナウイルスはSARS-CoV2と呼ばれていることを確認してください。

プラスミドとは、(plasmid) は細胞内で複製され、娘細胞に分配されるDNA分子であり、遺伝子工学で遺伝子組み換えや、大腸菌を用いた遺伝子クローニングで用いられます。クローニングとは、同じ遺伝子型をもつ生物の集団を作製することで、まずプラスミドを取り出し、次いで制限酵素で切断し、切断部位に増幅しようとするDNA断片をDNAリガーゼ(合成酵素)で結合させます。この組み換えプラスミドを大腸菌に導入し、大腸菌の大量培養により組み換えDNAを増幅することです。

しかしDNAワクチンを作ることと、プラスミドDNAを接種することは、大きな開きがありすぎます。なぜならば、免疫は病原体全体のタンパク質に対して異物と認識し、様々な症状を起こし、病気を生み出します。従って、DNAワクチンを投与することによって作られたタンパク質に対して、人体がどのタンパク質の抗原に対してヘルパーT細胞や、Bリンパ球や、キラーT細胞が免疫記憶細胞となるかが全くわかりません。ましてやキラーT細胞が永久免疫を生み出すメモリーキラーT細胞(memory CTL)は、APCである樹状細胞(dendritic cell)に直接新新型コロナウイルス(SARS-CoV2)は、直接新型ウイルスが感染しないと絶対に生まれないので、必ず失敗するでしょう。と私は8月に予言しましたが、いつの間にか、DNAワクチンの話は消え去ってしまい、新たにmRNAワクチンが登場してきました。しかし、mRNAワクチンも、理論的には同じことですから、机上の空論となることを予言しておきましょう。mRNAワクチンも、副作用が云々されていますが、実はそれ以前に、ワクチンとしての効果は全く生まれないのです。今回はmRNAワクチンについて、なぜ作れないのかを詳しく説明しましょう。

既にこれまで、RNAワクチンやDNAワクチンは数多く作られたのですが、承認されたものは未だかつて1つもありません。伝統的なワクチン、例えばインフルエンザワクチンの場合、鶏卵の中でウイルスを増殖させたあと、増殖能力を失わせる処理をして製造しています。遺伝子組み換え技術によって、ウイルスが持つ抗原のたんぱく質を大量生産したワクチンも、既に様々な感染症に対して承認されています。これらはDNAワクチンやRNAワクチンではありませんでした。ただのたんぱく質の設計図であるRNAやDNAから作成されたワクチンは、理屈の上では有効性があるとか安全性が高いと考えられても、多数の人に使用した場合に、ワクチンとして効果がないどころか、予期しない副反応と呼ばれる症状が必ず現れます。それが最近作られたコロナウイルスのmRNAワクチンが重篤なアナフィラキシーショックを起こしたことで証明されています。ワクチンが既に投与されていますが、その効果もいずれ化けの皮が剥がれてしまうでしょう。副作用が問題にされていますが、そもそも原理的にコロナに一度かかっても二度とコロナにかからないどころか再発があちこちで報道されています。にもかかわらず、なぜ中国は患者数が9万4000人で死者数4500人ぐらいからほとんど増えず、一方、医学において最も先進国とされているアメリカの患者数が2000万人に近づきそうになり、死者数も30メン人を超えてしまっているのでしょうか?実は中国も欧米の科学技術の水準に負けないことを証明するために、コロナワクチンも作り、自国のみならず後進国にワクチンを供給し投与していますが、何も中国の作ったワクチンが効果的で患者数が減ったからではないのです。

それではなぜ患者数や死者数が激減しているのでしょうか?それは清肺排毒湯という1日200g以上の生薬で構成されている清肺排毒湯をコロナにかかった人に必ず服用させているからです。例えば世界から、ウイグル人の人権弾圧のために収容所と言われている教育センターで学んでいるウイグル人にコロナに感染したら無理やり清肺排毒湯を飲ませているという報道がNew York timesに掲載されていました。なんおために?それは飲みたくない苦い臭い医学ではないという生薬を飲まされているという事実が掲載されていたのです。欧米が人権弾圧センターに入所させている人にわざわざコロナの治療で清肺排毒湯をなぜ無理やり飲ませようとしたのでしょうか?それは心境のウイグル人を助けたいためなのです。中国はもちろん、本当のワクチンは作れないということを知った上でコロナの患者に清肺排毒湯を大量に飲ませているのです。つまり清肺排毒湯が呼吸器疾患である新型コロナウイルスにかかった患者の免疫を上げるので、コロナが治ってしまうのです。ところが欧米人は中国文明が大嫌いで、ましてや中国が欧米を追い越してしまうことがシャクに触って許し難いと考えているのです。それは中国が共産主義資本主義を上手に国家経営をやりすぎているので、経済的にも欧米を上回っているので、それが許せないのです。千九百四十九年に中国が成立した時に、金持ちは誰もいませんでした。それどころか9億人誓うが貧困に喘いでいたのです。70年経って習近平は最後の1億人の貧乏人が中国から消えたと発表しました。世界中がコロナ渦で喘いでいるなかで中国だけが成長経済を続け、来年は8%を目指していると、堂々と発表しているのは、コロナの患者が増えないからなのです。なぜ全世界は中国の医学や政治経済を学ぼうとしないのか、私は不思議でたまりません。それどころか、欧米の白人たちは中国を目の敵にし、中国が発展することを激しい嫉妬で押さえ込もうとしているのが不思議でかないません。なぜなのか、みなさん答えを教えてください。アッハッハ!

 全世界の権力者たちは躍起になってワクチンを独占しようとしていますが、全くの無駄です。このコロナウイルスは、私が既にあちこちで書いているように、バイオ・ウォーであり、アメリカのウイルス研究所で作られたこの世になかった人工ウイルスなのですが、誰も言いません。世界が生き残るためには、遅かれ早かれ、資本主義はアメリカの作ったコロナウイルスのために必ずや資本主義国家は滅びることになるでしょう。それを避けるための唯一の方法は、中国と同じように国家共産主義資本主義を同時にやることしか生き残る道はないでしょう。

 さらに詳しい内容は「コロナウイルスの後遺症はなぜ起こるのか?」という論文に掲載されていますので、興味のある方は読んでみてください。

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