潰瘍性大腸炎・クローン病 症例報告

潰瘍性大腸炎、クローン病完治の症例報告Part39-⑤(コメントあり)更新2022.6.21

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前回の「潰瘍性大腸炎、クローン病完治の症例報告Part39-④(コメントあり)」の続きとなります。かなり詳しく詳しく解説をしているので大変難しいですが着いて来て下さい!まだ読まれていない方は以下から読んで下さい。
潰瘍性大腸炎、クローン病完治の症例報告Part39-①(コメントあり)
潰瘍性大腸炎、クローン病完治の症例報告Part39-②(コメントあり)
潰瘍性大腸炎、クローン病完治の症例報告Part39-③(コメントあり)

病院の先生は患者さんに手術を勧めてきましたが、仮に手術したとしても再発の可能性はあると言われ、患者さんは再発するのなら手術する意味がないので手術するのを止め、プレドニンを服用することになりました。

(潰瘍性大腸炎は大腸の穿孔、そしてクローン病は全消化器官の穿孔などを起こし、腹膜炎をはじめとする感染症や大量出血などが一番恐い合併症であるのに、まさにプレドニンを使うことは副作用として上記の合併症を起こしやすいのに、なぜプレドニンをこれらの病気で使うのかが全く理解できません。ちょうど糖尿病があるのに気安く他の病気でプレドニンを使い、糖尿病をさらに悪化させるという同じような誤りを犯しているのです。このような治療は病気をもてあそんでいるというよりもむしろ、人間の生命をもてあそんでいると言うべきです。何のためにかは言わずと知れたことです。

新聞に研究成果が報道されるのは常に遺伝子を変えることばかりです。人間の身体のメカニズムは、つまり遺伝子のメカニズムは、理解することは許されても、遺伝子の働きを変えることは許されないのです。38億年かかって出来上がった遺伝子の働きを完璧に解明するのにも、これから先100年以上はかかるでしょう。いや100年かかっても完璧に解明することは不可能でしょう。それでも解明すればするほど、DNAに含まれている遺伝子の働きが人間の英知をはるかにはるかに超えていることを知って驚嘆する以外にはないのです。何も不思議千万なのはDNAや遺伝子だけではありません。RNAにしろ分からないことばかりです。生命科学がいかに進歩しても、欲望と傲慢さと愚かさで肥大しすぎた頭脳は、絶対に生命そのものを解明することは永遠に不可能でしょう。38億年の進化には勝てないのです。さらに病気を治すのに特別な科学はいらないのです。既に何回も述べているように、原因不明の病気もなく、治らない病気も何もなく、恐い病気もこの世には何もないのです。免疫を抑えない限り膠原病は起こらないし、永遠に免疫を上げる薬は作ることは不可能であるのです。)

この日からプレドニンを一日30mgから服用し、病状に応じて増減する治療に切り替えました。処方される際、プレドニンは様々な副作用、免疫低下、胃潰瘍などがあるため勝手に増減すると危険だと説明を受けました。

(ステロイドを勝手に増減することが危険なのではありません。危険なのは本来厳重に視床下部でコントロールされているホルモンを人間が勝手に治療と称してステロイドを投与すること自体が危険なのです。ただステロイドは絶対にある一定量は必要なホルモンですから、0になると困ることが起こるのです。従って危険なのは、ステロイドを使いだして、大量に使った後で急にやめると、ステロイドが体内から一挙になくなるので、意識を失うことがあります。なぜ意識を失うのかについて詳しい研究は一切されたことがありませんが。ときに勝手にやめてこられる患者さんがおられますが、意外と生死にかかわる症状を経験したことはありません。いずれにしろステロイドを投与されている間は、副腎皮質でステロイドは作る必要がなくなっているので、一挙にステロイドをやめることはしないでください。)

飲むのをためらいましたが、プレドニンを服用して数日後にはすぐに出血が止まったのでペンタサよりは即効性があり、自分の身体に合った薬だと思われたようですが、本当は症状がなくなったからといって自分の身体に合った薬だと思うのは間違いなのです。しかし、やはりプレドニンを服用すると胃痛を起こすので、プレドニンを飲む時は必ず胃薬も服用されていました。病状も落ち着き調子も良くなったので、プレドニンの量を2週間おきに減らし、処方されてから約4ヶ月後にはプレドニンを止めて整腸剤だけで様子をみることになられました。

しかし、プレドニンを止めるとペンタサ同様、必ず数ヵ月後、ひどい時は約一月後には再発し、その度にプレドニンを25mgまたは30mgから服用され、病状に応じて増減する治療を約7年間繰り返してきました。

(人間は自分の副腎皮質から毎日プレドニンに換算して1錠5㎎のステロイドホルモンを産生し、活動が始まる朝方から夕方までの昼間に最も多く作りだし、交感神経と共に戦う体制をとらせます。夕方から朝方にかけての休息時に徐々に減り、副交感神経が支配する睡眠に変わるという繰り返しを一生続けます。そして再びステロイドホルモンは朝方に昼間の戦いの準備をするために一挙に増えるのです。このような規則的な本能的なリズムによって人体というミクロの生命体という宇宙が遺伝子によって支配されているのです。

この遺伝子の発現を生み出すのは戦いの対象である異物であります。この異物には2種類あります。ひとつは有形なる異物であり、この異物は免疫の遺伝子を発動させることによって除去できます。ふたつめの異物は無形の異物であります。無形であるが故に心でしか察知することができません。肉体の免疫の遺伝子は人それぞれに絶対無二でありますが、心の遺伝子が果たしてどこにあるのかないのか、それさえ不明ですが、この問いを少し考えてみましょう。
古来、心は意識はどこにあるのか、どこから由来するのかと問われてきましたが、今なお答えはありません。欲望はどんな遺伝子によって支配されているのかさえ分かっていません。怒りや嫉妬や正義感や良心はどこから湧いてくるのでしょうか?最近、脳神経科学が飛躍的に発達したと言われるのですが、今なお答えは出せません。しかしながら情動を司っているのは間脳(視床下部)や脳幹や大脳辺縁系といわれる古い脳といわれます。それではこのような古い脳はどのようにして形の無い心を生み出すのでしょうか?一体心や意識は何なのでしょうか?この問いに対する私の回答を述べておきましょう。
ついでに述べておきますが、あらゆる現象が見かけは如何に複雑に見えても、その現象に隠れた真実は極めて単純なものです。学問というのは本来、一見錯綜して絡まっているように見える複雑な現象の裏に潜んでいる単純な真実をえぐり出す以外に何の目的もないのです。ところが人間の遺伝子はもともと全て自分のためだけに働くものですから、他人の利己的な遺伝子を犠牲にして全て自分自身の利己的な遺伝子の実現だけを考えるので、自分だけの得を求め続け、頭の良い学者は事柄をさらに複雑にして真実を覆い隠してしまうのです。残念です。

さて、本論に戻りましょう。ちょうど免疫の遺伝子は有形の異物を認識することによって、免疫系の細胞が刺激され、その刺激によって様々なサイトカインと呼ばれる分子を産生し、異物を排除する戦いを始め、病気と呼ばれる種々の症状が出るのと実は心の反応も同じなのです。つまり種々多様な無形有形の刺激物により五感を刺激された神経系の細胞はこれを感知して神経細胞体でいわば免疫のサイトカインに似たアドレナリンやセロトニンやドーパミンなどの様々な神経伝達物質と呼ばれる分子を作り出し、これらの神経伝達物質が脳の神経細胞のシナプスを通じてあらゆる脳の神経に伝えられて、その活動が意識となり、心といわれるものになるのです。ただ人間は他の生命体と違って新しい脳である大脳皮質を発達させ、言葉を作り出しました。逆に言えば言葉を生み出すことができるほどの大脳皮質を発達させたために万物の霊長たる人間になったといえます。この言葉が形のある神経活動を抽象的に表現できるようになったので、その活動をたまたま意識や言葉でひとつの概念を表現しているに過ぎないのです。つまり心や意識というのは、見えない神経細胞の活動を言葉で表現しているだけです。これはちょうど病気という言葉の本質が長い間不明であったのですが、私が明らかにしたように病気は異物と免疫との戦いに見られる正しい免疫の働きの表現に過ぎないことと同じことなのです。

ところが人類発生以来、免疫の働きが目に見えない体内において行われてきたので、すっかり覆い隠され、目に見える症状に驚かされてきたので、“病気は悪い、恐ろしい、怖い”と思い込まれ続けてきたので、今なお無知な大衆のみならず、医学者も病気を悪者扱いにして症状を病気の本質と思い込み、真実を隠蔽しているのと同じことなのです。現在免疫の働きが分子生物学のレベルで解明されるようになったので、病気も特別な現象ではなくて、単に免疫の働きに過ぎないという事が分かったので、異物を人体に入れない限り、免疫の遺伝子が発動しないので病気は起こり得ないのです。従って病気になったからといって、宗教を信じたり加持祈祷をしたり祈ったりしても、異物を排除する免疫の戦いには何の意味もない事が無知なる大衆も分かるようになったので、真実を知る人ほどこんな馬鹿なことはしなくなりました。

進化の中で人間になり損ねたチンパンジーやボノボも実は同じ神経伝達物質を作っているのでありますが、残念ながら彼らは大脳皮質を人間ほど上手に言葉を操るほど進化させることができなかったので、意識や心といわれる脳の働きは厳然と存在しているのですが、意識や心の問題を問うことができないだけなのであります。従って心や意識というのは何も特別な人間だけに固有の特性ではなく、多かれ少なかれそれぞれの生命体の全てが具有しているものなのであります。この世には見掛けは形がないように見えるものも、実を言えばそのような現象も有形なる物質がその基礎に隠れているのです。心の根源は神経伝達物質が基礎となっております。

全ての人間が求めるものは幸福であります。この世に幸福などはいらないという人は絶対にいません。しかしながらこの幸福こそが一番形のないものであります。この幸福を左右するのは神経伝達物質やホルモンであります。アドレナリンやドーパミンやセロトニンやステロイドホルモンの組み合わせによって、その人の幸福度が決まると考えています。人間はこの世に生まれて以来、外界の刺激の中で徐々に何が幸せかという事を知っていきます。言うまでもなく、もちろん自己のわがままな遺伝子が満たされれば満たされるほど幸せだということを知っていきます。自己の遺伝子が実現されないときに不幸を感じます。不幸の一番大きな原因は二つあります。今既に述べたように、ひとつめは自己の欲望が満たされないときと、ふたつめは自己の欲望を他人が達成しているときのふたつであります。これは嫉妬と言われるものです。これの解決策はそれぞれあります。ひとつめの解決策はあきらめて現実を受け入れることです。ふたつめの嫉妬に対する解決策は他人の幸せを自分のものと感じ取れるトレーニングを続けることです。これは既にあちこちで述べてきた最高の幸せであります。このような心のあり方を持ち続けると、脳の神経伝達物質やステロイドホルモンが一番幸せに貢献することが分かっているからです。

人間が一番幸せなときに産出する神経伝達物質やホルモンの量を測定すれば、物質が心を支配し、心が物質を支配することができることを証明することになるでしょうが、どの研究者もこの事実には気がついていないようです。免疫と心との関わりは、既に述べたようにストレスが免疫の中心プレイヤーであるリンパ球を増やしたり減らしたりすることは既に分かっています。幸せがリンパ球を最大限増やすこともできるのです。

さて近頃、核家族が増え一人住まいの老人も激増しております。心を慰めてもらうために彼らは犬や猫を自分の子供のように可愛がっております。つまり犬や猫は彼らにとっては、人間以上に心を通い合える従順な友であります。長い間飼い親しんだ犬や猫が死ぬと葬式までやってあげるようです。様々な宗教では人間を特別な存在とみなしているようですが、何も人間を作ったのは神でもなく仏でもありません。ただただ38億年の生命の進化の中で、同じ遺伝子が変異を積み重ねてたまたま偶然に人間という脳を最大限に発達させた生命体に変化しただけなのです。この世に神があるとすれば想像を絶する無限の時間にさらされた遺伝子でしょう。短時間に人工的に遺伝子を変えることは必ず神によって報復されるでしょう。遺伝子は人間の都合だけで一時的に変えることは、志は良くても無限の時間に任せるべきなのです。遺伝子を即座に変えてしまうステロイドホルモンを作ったヘンチとケンドールはノーベル賞をもらいましたが、このためにどれだけの人達が治る病気を治せなくさせられているかを知ってもらいたいのです。死ぬか生きるかの時には、一時的に免疫の働きを抑える必要がありますが、果たして自然な免疫と異物との戦いだけで、そんな生死を分かつような戦いの状況が生ずるかは極めて疑問です。免疫を抑え続け、リバウンドを繰り返し続けることによって、免疫と異物との戦いがひどくなり、死ぬか生きるかという状況が生まれてくるからです。この世に治らない病気を引き起こす異物は何もないのです。)

〇松本漢方クリニックとの出会い

(医者の仕事は病気を治す以外に何もありません。どうして他の医者たちが原因不明だと称して、原因が分からなければ治す事ができないのに治療を続けるという矛盾、さらに治療という名で異物である化学物質を人体に投与して新たなる病気をさらに生み続ける矛盾、にもかかわらず医者が責任を取らなくてもいいという矛盾の根源をしつこく指摘してきました。医療は絶対善とされているところに問題があります。専門家がいつも正しいとされているからです。

これまでに私のように学問的良心にのっとって医療界を告発してきた人達がいます。知っているところだけでも漢方の橋本行生先生、東大の万年講師でいらっしゃった高橋晄正先生、現在活躍中の薬の副作用をしつこく追究し続けているビジランスセンターを設立された浜六郎先生、CTなどの放射線による癌発生について警告を発しておられる慶応大学講師の近藤誠先生方がいらっしゃいます。しかし彼らは医学界が支配する権力の中枢から外れた方ばかりでいらっしゃいます。私などは死にぞこないの一介の開業医に過ぎません。

しかし他の先生方と違う点が一つだけあります。それは私が現代の先端を行く免疫学を開業医としては最高度に理解したうえで、とりわけ大好きな英語を通して世界の最新の免疫学を独学したうえで、延べ何十万人もの患者さんという教科書から学び取り、難病と言われている病気を全て治している点であります。治りにくい人はなぜ治りにくいのかということについても免疫学の理論で説明しきり、免疫学の理論とその実践の証拠が一致している点であります。なんとなく漢方や中国医学を利用し、なんとなく曖昧に自然治癒力で病気を治すのだと言っているのではなくて、ずばり免疫の真実に肉薄することが私だけができているからです。これが嘘でないことは、私の理論と症例報告と、その症例報告にある赤い文字のコメントを読んでもらえれば一目瞭然でありましょう。

このような医療ができるようになったのは、私がとりわけ優れた男であるからではありません。偏頭痛のために挫折に挫折を重ねた死にぞこないの男であるからこそ、他の医者が絶対にできない患者のリバウンド現象を勇敢に、いや蛮勇をもってやり遂げ、病気の本質に到達できたからであります。これを可能にしてくれたのは、私の偏頭痛を良くしてくれた漢方との出会いがあったからです。このような出会いと勇気は20年もの長い間苦闘しなければあり得なかったのです。もちろん自分の能力には絶対の自信があった時代もありましたが、私より優れた頭脳の持ち主はいくらでもいます。やはり人生の本流に乗り損ねたため自己実現の本流から外れた辺縁で模索し続けて生まれた真実の道といえます。

このような男にとっては、今となっては真実を愛し、真実に愛される以外に生き甲斐はないのです。治る病気を治らないと言われるだけではなく、治せないようにしている医療によって不幸の奈落の底に落とされている患者の病気を治すことによって、はじめて松本医学の真実を実行して患者さんから信頼と愛情を勝ち取ることによって、私は支えられることができるのです。医学界にとっては一介の開業医である私などは無視すればいいだけの存在ですが、これからも全ての難病を全て治すことができるようになったときに、私ははじめて医療界にとって最も危険な男になるでしょう。この時、私は何者かに抹殺される可能性があります。板垣退助が暗殺されそうになった時に、『板垣退助死すとも、自由は死なず!』と叫んだように、私はそのときの台詞を用意しております。『松本仁幸死すとも、免疫は死なず!』と叫んでこの世から去って行くでしょう。ワッハッハ!)

長い脱線から本論に戻りましょう。患者さんが当院を知るきっかけとなったのはご主人が偶然、松本漢方クリニックのホームページを見つけたことからでした。「潰瘍性大腸炎を治したというすごい先生がいる。この先生なら治してくれるかもしれない。」と患者さんに言いましたが、潰瘍性大腸炎が治るなんて夢のような話で、しかも松本理論が今までの治療を覆すものだったので、この病気は一生治らないと思っていた患者さんには半信半疑でした。

(私は広告宣伝が大嫌いです。真実はもとより価値のない商品を口先三寸で愚かな一般大衆にいい商品だと思い込ませ、その気にならせて買わせて儲けるという資本主義の一大戦略が広告宣伝であるからです。ところがマスメディアを通じての宣伝広告は、なぜその商品が価値があるかについてはほとんど語りません。しかも広告費が商品に上乗せされ、とどのつまりは広告代も買う人が払うというシステムになっています。

一方、私がこのホームページを作っているのは真実を伝えたいだけであります。そのために治らない病気が実は治るという事を理路整然に無知な大衆にも理解できるように伝えているだけなのです。と同時に、免疫の真実にのっとって免疫を抑えなければ全ての病気は治す事ができる証拠もお見せしているわけです。この患者さんのご主人は、教授という肩書きをお持ちの方ですから、優れた頭脳の持ち主でいらっしゃるが故に、真実と宣伝との違いが分かる人です。従って私のホームページを読まれて、私がすごい先生であることはすぐにお分かりになってもらったわけです。

私の医院にはいわゆる口コミや治してあげた友達の紹介だけで来られる患者さんがもちろんおられますが、私は必ずそのような患者さんに次のように言います。『私のホームページの理論と証拠をしっかり読みなさい』と。『できれば10回以上読みなさい』と。『私は嘘をついて金を儲けるつもりは全くありません。私は治らない病気といわれている病気を治して報酬としてお金をもらっているだけです。もちろん世界で全ての病気を治せるのは私だけですが、常識で考えると奇跡のようなものですから、ひょっとすれば私は天才的なペテン師かもしれませんから、私の理論と証拠を十分理解してください。その理論はなぜ病気を治すのは貴方の免疫であるかが詳しく書かれていますから、何回も読み直してください。そのうえで私の理論と証拠が信用できるかどうかは貴方が決めてください。そして私の治療を選択するのも貴方が決めてください。そして治ったときには必ず手記を書いてもらいます』と。現代の教育は“なぜ”という質問をさせません。子供になぜ勉強する必要があるのか、という答えさえ持っていません。皆さん、この質問に対してご自分で正しい答えを返すことができますか?このように全ての事柄に対して“なぜ”という問いかけがなくなってしまいました。もちろん医療界も例外ではありません。潰瘍性大腸炎がなぜ治らないかについて、医療界は答えを出していません。答えがあるとすれば“わからない”“不明である”だけです。そうであれば、間違った治療の手を出さなければいいのですが、お金を儲けるために患者を食い物にしているだけです。

しかし私は違います。私は最先端の免疫学をものにし、かつ膨大な患者さんを教科書にして理論と臨床を結びつけ、他の医学者が知らない病気の意味を発見することに成功したのです。例えば“痛みは良いことだ”“痒みは良いことだ”“熱は良いことだ”つまり“病気はよいことだ”“膠原病とアレルギーは同じ病気だ”ということ。“この世に原因の分からない病気は何もない”“従ってこの世に怖い病気は何もないのだ”“自己免疫疾患などは医者が捏造した架空の病気だ”“薬はいらないのだ”“病気を治すのは自分の免疫だ”“心のストレスが膠原病を作っているのだ”“この世に治らない病気は何もないのだ”“癌は病気ではないのだ”“歳をとって癌で死ぬのは当たり前のことであり、怖がる必要はないのだ”“医者が病気を治らないようにしているのだ”などの根拠を明確に私の理論の中で述べています。)

しかし、私の理論を熟読していたご主人と話しているうちに、患者さんは治るのは夢ではないのかもしれないと思うようになりました。

(水も漏らさない衛生状態が文明社会に訪れたので、病気を作る残った原因はたった3つ、4つしかないのです。文明が大量に作って毎日毎日体内に放り込んでいる化学物質と、風邪のウイルスと、ヘルペスウイルスと、細菌だけなのです。膠原病である潰瘍性大腸炎の原因は化学物質であり、これをIgGで腸管の粘膜で戦うときに見られるのです。このIgGをIgEに自然にクラススイッチして、後は免疫寛容を起こしてしまえば治るのは当たり前のことであり、何も夢ではないのです。しかも私が治すのではなくて、患者さんの免疫が治してくれるわけですから、私の仕事はいかに免疫を正常に取り戻してあげるかだけになるのです。)

そして3月末頃にご主人と一緒に当院を訪れました。

(資本主義はお金第一の世界であり、全て悲しいことに金が支配しております。医療もその例に漏れません。現代の国民皆保険医療制度は国民のためにあるのではなくて、医者が取りはぐれのないためにあるのです。私はこのような医療保険制度はなくしてしまっても良いと考えています。しかし、条件が一つだけあります。患者は病気を治してもらうまでは医者にお金を払う必要がないという条件であります。もちろん何回も述べていますように、元来病気を治すのは自分の免疫であり、膠原病を作るのも自分の心が免疫を抑えたために生じるわけですから、論理的には医者も薬も必要ないのです。とりわけ成人病は、まさに放埓で贅沢な自分で作った病気ですから、成人病税をかければこの世から簡単に成人病はなくなるでしょう。このようなシステムを作るためには、松本医学の全ての真実を子供のときから教育することです。もちろん教育だけで全ての病気が治るわけではないときに、はじめて病気を治せる医者の治療が必要なのです。もちろん完全に教育の効果が実現したときには、私も失業してしまうでしょう!アハハ!)

やっと当院の話まで来れました。続きは「潰瘍性大腸炎、クローン病完治の症例報告Part39-⑥(コメントあり)」にありますので毎度のことながら頑張って読んで下さい!!

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