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リウマチ性多発筋痛症完治の研究報告Part17-①(コメントあり)更新2022.4.12

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症例報告26例目

完治させた病気①リウマチ性多発性筋痛症②変形性膝関節症③リウマチ④花粉症⑤ヘルペス性湿疹⑥ヘルペス性下痢⑦アトピー性皮膚炎

患者:74歳、女性

患者さんの介護をされている娘さんに症例の内容を聞きました。

2012年7月初めに左膝に強い痛みを感じ、近くの総合病院の整形外科を受診。レントゲンを撮り、骨には異常なしとして湿布薬(モーラステープ)のみ処方されました。湿布を貼っても痛みは変わらず、再度、同じ整形外科を受診したところ、「そんなに痛ければ膝に注射を打つ」と言われたが、とっさに断り湿布薬で様子を見ることになりました。

湿布薬だけでは全く痛みはとれず、歩くにも左足をひきずるようになり、患者さんの足腰に負担がかかっているではと接骨院への受診を勧めるも痛みは増すばかりでした。

強い痛みがとれない為、近所の整形外科漢方クリニックを受診。電車で10分程の距離であるが、あまりの痛さにタクシーを利用し病院へ行き、診断の結果は「変形性膝関節症」と告げられる。

関節症と関節炎の違いは何でしょうか?

関節症とは、関節炎を含む多様な症状の総称です。関節症の中に関節炎が含まれています。関節炎とは関節に炎症が起きている事を言い、関節で炎症が起こることで様々な症状が出てきます。関節でヘルペスと免疫が戦って炎症が出るのです。炎症の症状は患部に腫れ、熱や発赤や痛みがありその結果、患部に機能障害がみられます。関節炎を起こす病気はヘルペスによる変形性関節症や関節リウマチなどです。

一方、関節症は関節で起きている症状の総称ですから関節炎以外の症状が出ていても関節症であり関節で起こる病気をすべて含むのです。

念のために言うと関節炎は関節症で起こる症状の一つではあるけれど、関節症は関節炎ではないんですが関節症も元はヘルペスによって起こった関節炎が原因でヘルペス性慢性感染炎になって関節を構築する細胞や組織が修復できず関節が固くなって変形して変形性関節症という病名が付けられただけですから原因から病名をつけると変形性関節炎と言ってもよいのです。結論を言うと関節炎の中に関節症が含まれているというべきなのです。アッハッハ!!もっとはっきり言えばヘルペスとの戦いで生ずる関節炎は存在しますが関節症などという病気はそもそも存在しないのです。昔も今もherpesが病原体の中で人を殺すことがない最大の敵であることに気づいていないのであらゆる病気の治療にステロイドが跋扈し始めたのです。

変形性膝関節症とは何でしょうか?英語でkneeosteoarthritisとは、加齢により膝関節機能が低下して、軟骨の摩耗、半月板の変性・断裂、骨の変性・変形が生じる疾患であると言われていますが加齢により膝関節機能が低下することはありません。更に加齢により「軟骨の摩耗、半月板の変性や断裂、骨の変性や変形が生じる疾患」になることはありません。

骨は何からまたどのようにして作られ果たして加齢により簡単に骨の変性や変形が生じるでしょうか?復習しましょう。絶対あり得ないことです。

骨は、骨膜と骨基質、骨髄から構成されています。骨膜は骨表面を覆う結合組織で、ここには神経や血管、リンパ管が通っています。骨に関わる細胞には骨を作る骨芽細胞、骨に埋め込まれた骨細胞、骨を溶解し分解する破骨細胞、それに骨芽細胞の前駆細胞として前骨芽細胞があります。骨芽細胞は骨の基質を作る細胞です。骨というと硬いというイメージがありますが、ただ硬いだけでは力がかかったときの強度がありません。力を吸収するしなりが必要で、このため骨芽細胞には、皮膚とまったく同じI型コラーゲンを分泌する機能があります。骨芽細胞は、カルシウム、リン、コラーゲンを材料に基質を形成し、そのうち骨芽細胞は自ら作った基質の中に埋め込まれていきます。自分で掘った穴の中に入り込んで、周囲を骨の基質で囲んでしまうと、それが骨細胞となります。骨細胞となっても長い突起を出して、基質表面にいる骨芽細胞と連携しています。骨基質は皮質骨と海綿骨という2つの組織で構成されています。骨の外壁となるのが皮質骨で、カルシウムやリン、それにコラーゲンを主成分とする硬い組織です。内部から皮質骨を支えるのが海綿骨で、名前の通り海綿のように多孔質の組織です。海綿骨が形成する髄腔には、骨髄細胞があり、ここで血液が作られています。海綿骨内部は、たくさんの“梁”(はり)が張られたような構造をしています。海綿骨を作り上げる梁を骨梁といい、この太さや方向は、かかる力に応じて形成されます。皮質骨は均一な構造ではなく、木の切り株のような同心円状の組織がたくさん集まって構成されています)。これは、建物の壁を一枚の板を曲げて作るのではなく、チューブ状の材料を並べて仕立てるほうが、強度が上がることと同じです。こんなしなやかさと強度を持った骨が老化に伴って変形するような外力を自己免疫疾患を起こす自己免疫がそんな外力を骨にどうしたらかけられるのでしょうか?自己免疫力は重力とは何の関係もないのですよ!!!?

医学書に「~であると言われていますが」と書かれているときはすべて嘘と考えてください。その証拠に診断が間違っていたでしょう。それにもう一つ医学書に書かれている文言で嘘の表現があります。それは「加齢による病気」です。年取ればなる病気は何一つありません。老化は病気ではありませんし、若者と比べて老人に多い病気はがんと生活習慣病以外はありません。「加齢による病気」と言われれば眉に唾をつけて聞いてください。「加齢によるとか」「加齢性」とかの病名が付けばその病気はすべてヘルペス性というべきなのですが世界中の医者は誰一人として言わないのです。

関節症が進行すると、関節の変形が顕著になるという言い方は間違いです。何故ならば老化が「関節症」という病気を起こす原因には絶対にならないからです。医者は病名や病気つくりの天才と言っていいのかもしれませんね。何故なのかについては言うのを控えましょう。アッハッハッハ!!!

関節症と診断されますと荷重時の痛みと可動域制限がみられ、歩行能力が低下し、ADL(日常生活動作)が著しく障害されてしまう。ADLは、ActivitiesofDailyLivingで日本語で日常生活動作と訳します。移動・排泄・食事・更衣・洗面・入浴などの日常の活動のことを言い、ADLが低下する背景には身体機能と認知機能の低下と精神面・社会環境の影響があります。ADLと身体・認知機能、精神面、社会環境は相互に作用し合っており、一つでも機能が低下するとADLの低下へとつながります。関節症の患者数は700万人以上と推計されていますが誤診が多すぎます。余計な手術は骨切り術、人工関節置換術などがありますが不必要です。

そもそも普通の生活を生きてきて骨が変形して痛みが出ることはないのです。固い骨が変形することは自己でもない限りありません。変形と感覚神経で感ずる痛みとは全くかかわりはありません。痛みの原因はすべてヘルペスです。

ところが人生のあらゆるストレスにストレスホルモンを出して打ち勝って生きてきた老人にherpesの感染がない方は誰もいません。何万年もの間、営々として続いてきた人類の歴史はストレスに耐えた歴史です。ヘルペスが繫栄してきたherpes天国の歴史であり現在も同じです。だからこそヘルペスは世界中のすべてのホモサピエンスに感染できワクチンができた今は病原体の王者として病気世界に君臨しているのです。この真実を世界の医学会は完全に無視しているのです。悲しいですね、なので、変形性関節症ではなくて変形性関節炎ではなくて明確にヘルペス性関節炎という正確な病名をつけるべきなのですが医薬業界は世界一賢すぎる人が多いので過ぎたるは及ばざるがごときの世界になっています。アッハッハ!!!

週1回のヒアルロン酸の注射と、痛み止めとしてセレコックス錠100mg・ガスロンN・OD錠2mg、モーラステープを処方される。

ヒアルロン酸は直鎖状のムコ多糖と言われる多糖類の一つで英語でグリコサミノグリカンと言います。ヒアルロン酸はタンパク質と結合して結合組織中の基質(マトリックス)の重要な構成成分をなし,保水性が高く水分保持により粘性を持つので生体内に広く分布し特に関節液・眼球ガラス体・皮膚・軟骨・臍帯に多くみられる。組織の保護および構造の維持,摩擦を和らげ,細菌の侵入を防ぐなどの機能を果たす。学術上はヒアルロナンと呼ぶ。

セレコックスは一般名はセレコキシブでありプロスタグランジンを作るシクロオキシナーゼという酵素の働きを抑えて痛みを止めたり発赤、発熱、腫れなどの炎症の4主徴を出ないようにできる抗炎症剤です。

シクロオキシナーゼという酵素にはCOX‐1とCOX‐2の二つがあります。シクロ‐オキシ‐ゲナーゼは英語でCyclo‐oxy‐genaseで略してCOXとなります。COX‐1の酵素の働きを抑える薬にはアスピリンとインドメサシンがありCOX‐2の酵素の働きを抑える薬にはセレコキシブとロフェコキシブがあります。プロスタグランジンの働きは発痛増強作用と血管拡張作用と血管透過性亢進作用があり炎症が起こしてしまうのです。この炎症を最高に一時的に抑えるステロイドが入っていた1回目の注射の後、ビックリするほど痛みがとれたが、喜びもつかの間、数日でまた痛みがやってきました。また、左膝に水がたまった状態が目に見てわかるようになり、1日2回の痛み止めも朝昼晩と飲んでも痛みがとれませんでした。2回目の受診時に、痛みがひかないことを告げると、痛み止めは1日3回飲んでもいいと言われ、膝に注射を打ってもらう。この注射液にはステロイドが入っていなかったので痛みが取れなかったのです。その後も痛みは全くとれずにひどくなるばかりで、歩くことがとにかく苦痛でした。3回目の受診時に、左膝の水を抜いてもらい、その際にリウマチの可能性もあると血液検査を受ける。

7月30日に血液検査の結果、リウマチと診断される。患者さんが先生に「治りますか?」と尋ねると歯切れが悪い返事が返ってきました。治らないと言えば患者さんが来なくなると実入りが悪くなるので口を濁すのです。悲しいですね。何故私のように治る免役を抑えない医療をやらないのでしょうか?リウマチの治療として、リウマトレックスカプセル2mgを1週間に1回、プレドニン錠5mg毎朝食後処方される。病気を治したければ絶対に使ってはならない薬はステロイドであるプレドニンです。医者にとって金になる木がプレドニンです。逆に患者にとって病気が一生治せない生き地獄行きの薬はプレドニンです。

リウマトレックス(メトトレキサート)はどんな薬でしょうか?細胞分裂に必要なDNAを作る際に必要な「葉酸」というビタミンの働きを抑えることで、滑膜繊維芽細胞やリンパ球などの免疫細胞が細胞分裂がおこるのを抑えてヘルペスとの戦いをやめさせるのです。葉酸(folate)はビタミンB群の一種で、ビタミンM、ビタミンB9、プテロイルグルタミン酸とも呼ばれます。水溶性ビタミンに分類される生理活性物質です。プテリジンにパラアミノ安息香酸と1つまたは複数のグルタミン酸が結合した構造を持つ。1941年に乳酸菌の増殖因子としてホウレンソウの葉から発見されたので葉酸と名付けられたのです。葉はラテン語でfoliumと呼ばれることから葉酸(folicacid)と名付けられた。葉酸は体内で還元を受け、ジヒドロ葉酸を経てテトラヒドロ葉酸に変換された後に補酵素としてはたらく。葉酸はビタミン9でありビタミンは生理活性物質の一つです。

生理活性物質とは何でしょうか?

生理活性物質とは生体の生命活動や生理機能の維持および調節にかかわる化学物質の総称で、ごくわずかな量で生体に作用し、細胞の生成やエネルギーの産生にもかかわり、細胞の老化を防ぐとともに生体各器官の機能を正常に調節あるいは活性化させ、また免疫応答を維持するように働きます。生理活性物質が不足すると、こうした生体の調節機能に支障が生じてさまざまな病態(病的な状態)を呈するようになります。生理活性物質には、生体のアミノ酸から生成されるホルモン、神経伝達物質、インターロイキンやインターフェロンなどのサイトカイン、プロスタグランジン、ビタミン、ミネラル、酵素、核酸などが含まれる。医薬品や毒性をもつ化学物質を含める場合もあるが、これらは生物活性物質とよんで区別することもある。

葉酸についてもう少し詳しく見ましょう。

葉酸(folicacid)はビタミンB群の一つのB9ですから補酵素の前駆物質となり葉酸が還元されてテトラヒドロ葉酸になって活性化されて初めて補酵素になれます。補酵素になるためにまず葉酸から体内でジヒドロ葉酸(Di‐hydro‐folicacid略してDHF)からテトラヒドロ葉酸(THF)に変換されて初めて補酵素となり活性化されます。①葉酸→②ジヒドロ葉酸(DHF)→③テトラヒドロ葉酸(Tetra‐hydro‐folicacid略してTHF)と変化します。リウマトレックス(メトトレキサート)の作用は②のジヒドロ葉酸(DHF)から③のテトラヒドロ葉酸(THF)に変換するジヒドロ葉酸レダクターゼという還元酵素を阻害することでテトラヒドロ葉酸(THF)の生成を抑えてしまうので補酵素になれません。

補酵素(coenzyme)とは、何でしょうか?

酵素反応の化学基の授受に機能する低分子量の有機化合物であり酵素の働きを補助します。コエンザイム、コエンチーム、助酵素、coAなどとも呼ばれる。一般に補酵素は酵素のタンパク質部分と強い結合を行わず有機化合物の補酵素としての仕事が終わると可逆的に解離して遊離型になります。不可逆的な結合を行い遊離しない補酵素を補欠分子族と呼びます。念のために酵素は蛋白でありますが補酵素は低分子量の有機化合物であります。

多くの酵素の中にはタンパク質のみで活性を発現するものもあれば、酵素のみでは活性がなく、活性発現にはある種の低分子の有機化合物を必要とするものもあります。このように酵素作用の発現に必須の低分子有機化合物を補酵素(Coenzyme;コエンザイム)と呼びます。

補酵素の多くは”ビタミン”から生体内で作られています。特にビタミンB群やナイアシンでは生体内でさまざまな酵素の活性発現に必要な補酵素として機能します。ビタミンB群やナイアシンの欠乏は補酵素の欠乏を引き起こして、これらを要求する各酵素の活性の低下、ひいては代謝能の減少をもたらします。

リウマトレックスは自己免疫疾患を治せる薬ではなく滑膜繊維芽細胞やリンパ球での葉酸の働きを抑えます。関節や筋肉や神経細胞にいるヘルペスとの戦いで炎症をおこしている滑膜線維芽細胞やリンパ球などの免疫細胞は増殖が活発になっています。この時リウマトレックス(メトトレキサート)によって葉酸の働きを抑えることで、炎症細胞が増殖できなくなり減り、免疫の活動もできなくなります。継続してリウマトレックス(メトトレキサート)を服用することで炎症を徐々に沈め、関節の炎症が一時的におさまるだけです。一方では病気の原因であるヘルぺスが増えていくのでリウマトレックス(メトトレキサート)を服用する限りは病気は永遠に治らないのです。悲しいですね。

滑膜線維芽細胞はなぜ免疫細胞の一つなのでしょうか?

リウマチ性多発筋痛症などで関節組織や骨組織や骨格筋の細胞にherpesを殺すために関節組織の周辺に一番多い細胞は滑膜線維芽細胞でヘルペスを認識すると滑膜細胞を作った幹細胞が滑膜線維芽細胞を作り始めるのです。元々関節の結合組織の中に線維芽細胞様の滑膜細胞とマクロファージおよび少数のリンパ球が存在する。滑膜そのものが折り目(ひだ)を形成し、関節を滑らかに動くようにしている。また滑膜細胞は関節液を産生し、軟骨へ栄養を供給している。関節液にはヒアルロン酸、ラブリシン(lubricin、糖タンパク質の一種)が豊富に含まれ関節の動きを滑らかにしています。Lubricateは「円滑にする」とか「注油する」という意味ですからlubricinは滑らかにするという意味です。軟骨には血管がなく、軟骨細胞への栄養は関節液に依存している。そのため滑膜には血管が豊富に分布している。ヘルペスとの戦いが始まると滑膜線維芽細胞は盛んに増殖を開始すると同時に多くの炎症誘発性シグナル伝達分子であり特にIl-6およびIL-8、プロスタノイドおよびマトリックスメタロプロテイナーゼ(MMP)を生成することができるサイトカインを大量に放出します。プロスタノイドは脂質であるエイコサノイドの一種であり、プロスタグランジンや、血管収縮のメディエーターであるトロンボキサン、プロスタグランジンなどの1つで、プロスタグランジンI2と呼ばれるプロスタサイクリンからなる。プロスタサイクリンは抗血小板作用、末梢血管拡張作用、末梢血流増加作用などを持っています。

IL‐6はどんな作用があるのでしょうか?肝臓に有名な炎症の急性期のCRPを作らせるのです。CRPの作用は細菌やヘルペスウイルスと結合してオプソニンとして働きます。自然免役の補体の働きをするCRPを作らせてヘルペスや細菌と結びついてオプソニン作用をとしての作用があります。次に補体の古典経路の補体C1と結びついて古典経路を活性化します。元々補特異性がない古典経路は元々特異抗体であるIgM5量体と結合して活性化されるのに、特異性が全くないCRPが5量体で補体の古典経路を活性化できるのはCRPは安もんのIgMですねアッハッハ!!!更にCRPは補体を活性化することのよってヘルペスや細菌と結びついて食細胞の貪食を促進するだけでなく最後は補体最終成分であるMAC(membrainattackcomplex訳して膜攻撃複合体)を作ってヘルペスウイルスや細菌を直接溶解して殺してしまうのです。CRPはヘルペスが細胞外にいないときは血漿中にはほとんど見られないのですが急性反応期には1000倍以上に増加します。言うまでもなくCRPは絶対に自己の成分とは結合はしないのはCRPのような自然免役でもわかるのに適応免疫が自己免疫疾患を起こせると思いますか?自己免疫疾患は100%あり得ない病気です。

IL-8(インターロイキン-8英語でInterleukin-8)とは何でしょうか?

IL-8はケモカインリガンド8(CXCL8)と言われ、マクロファージ、上皮細胞、気道平滑筋細胞および血管内皮細胞が産生するケモカインでインターロイキンの1つである。ケモカインは免疫細胞を引き寄せる働きがあり走化因子と言います。血管内皮細胞は格納用小胞であるWeibel-Palade小体にIL-8を保管している。ヒトのIL-8タンパク質はCXCL8遺伝子(別名:IL8遺伝子)にコードされている。IL-8の機能は2つの主要な機能を持つ好中球走化因子としても知られている。標的細胞の感染部位への走化性を誘導する。第1の標的となるのは好中球だが他の顆粒球類の走化性も誘導する。それらが到着するとIL-8はファゴサイトーシスを誘導する。IL-8は血管新生の強力なプロモーターとしても知られている。標的細胞においてIL-8は移動とファゴサイトーシスに必要な一連の生理的反応である細胞内Ca2+の増加、エキソサイトーシス(ヒスタミン放出など)、呼吸バーストを誘導する。

IL-8はToll様受容体を持つ任意の細胞から分泌され、自然免疫応答に関与している。ヘルペスが人体に侵入すると通常、最初にherpes抗原を見つけるのはマクロファージで、他の細胞を動員するため最初にIL-8を放出して他の免疫細胞を呼び寄せ走らせ誘引します。IL-8の単量体およびホモ二量体はどちらもケモカイン受容体CXCR1とCXCR2の強力な誘導因子です。ヘルペスウイルスを見つけたら炎症を起こすために好中球に食べさせるために感染部位に呼び寄せるのがケモカインであるIL-8の仕事です。

herpesが関節や筋肉組織や神経に感染すると線維芽細胞様滑膜細胞(fibroblast-likesynoviocyte略してFLS)の数も大幅に増加します。増えたFLSは周辺にいるマクロファージ、リンパ球、好中球、肥満細胞、樹状細胞、血小板などの他の免疫細胞とともに、滑膜組織周辺の細胞や細胞外にいるherpesと戦いながら炎症をひきおこし、損傷した関節組織により多くのケモカインにより免疫細胞を引き付け、したがって関節周辺組織の細胞にいるヘルペスを殺し死細胞を貪食処理したり傷ついた細胞自身も修復に取り掛かったりします。

更に関節組織や様々な細胞がヘルペスとの炎症によって破壊されて放出された残骸である蛋白を処理するために免疫細胞はやMMP(マトリックス‐メタロ‐プロテナーゼ)などのタンパク分解酵素を産生しペプチドやアミノ酸に分解して細胞外基質を正常に戻してくれます。

免疫が病気の原因であるヘルペスを退治するために炎症を起こして人体を守ってくれているのににもかかわらず自分の免疫が自分の関節を破壊していると言い続けてお金のために無知な患者さんを苦しめているのです。悲しいですね。しかもステロイドを使えば使うほど免疫が落ちてherpesが増えるばかりで病気の原因が増えるだけでヘルペスが関節を破壊するどころか一生治らない病気を作ってしまっているのです。偉い医者たちはこの真実を知っているくせに自分の免疫が過剰反応を起こして関節内でパンヌスと呼ばれる絨毛のような組織を形成してわけのわからないパンヌスが罹患関節の骨や軟骨をこわしていると又嘘の上に嘘を重ねています。パンヌスはまた骨を壊す破骨細胞も活性化します。破骨細胞が潰れるのは新しい骨を作るためなので当然のことなのです。おまけに炎症が主体の状態を「炎症相」、パンヌス増生による骨・軟骨破壊の状態を「滑膜増生相」と呼んで言葉遊びをやっています。滑膜増生がおきると関節破壊が起きるのも敵であるherpesに味方して命を守ってくれる自分の免疫をいじめるステロイドなどを使うからなのに病気を治す正しい論理が全くありません。

パンヌス(Pannus)とは何でしょうか?三通りの使い方があります。一つ目は関節リウマチ患者において、間違った医療をしてヘルペスを増やして関節の滑膜細胞が増殖して形成された組織で増えたヘルペスが滑膜細胞に感染して崩壊して軟骨や骨や血管などの崩壊産物の残骸が積み重なり、関節構築ができなくなり関節組織が破壊されることです。二つ目は眼科学の領域において用いられる角膜パンヌスは、無血管組織である角膜周辺の血管内皮細胞にherpesが感染し代償作用で新生血管が角膜の表層に作られてしまうことです。三つめは重度肥満の人の腹部から垂れ下がる脂肪組織もパンヌスということがありますがこれは正しくはパンニクルス(panniculus)と言います。

続きは「リウマチ性多発筋痛症完治の研究報告Part17-②(コメントあり)」となります!頑張って着いて来て下さい!!

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