うつ病 リウマチ性多発筋痛症・線維筋痛症 症例報告

リウマチ性多発筋痛症完治の研究報告Part16-①(コメントあり)更新2022.4.8

投稿日:2022年4月8日 更新日:

症例報告25例目

完治させた病気①「リウマチ性多発筋痛症」②うつ状態

患者:62 歳、男性

この男性の患者さんがどのようにして自分のステロイドホルモンをまじめになりすぎて出しすぎてヘルペスを増やしリウマチ性多発筋痛症になられたかを詳しく説明しましょう。リウマチの発症率は女性が95%以上で男性が極めて少ないのですがすがリウマチ性多発筋痛症は50%ずつである印象がありますがなぜなのかを説明しましょう。

彼のように能力があり誠実すぎる男性は向上心が強く従って上昇志向も人並み以上で高い目標に向かって努力し、頑張って、頑張って、いっぱい無理をして、成果をつかみ取り、まわりの期待に応え・評価を得て社会において伸びていきたいと62歳までやり続けてきた男性です。公私にわたりそのような生き方をしてきたので、その代償が、大きなストレスをいつも抱え、耐え抜くために体内ステロイドを分泌させ、たびたび免疫を極度に低下させ、ヘルペスウイルスの増殖を許してしまう生活をしてこられました。62歳で頑張りの限界が到来し自分が増やしたヘルペスとの戦いが始まったのです。かくして「リウマチ性多発筋痛症」と医者に診断されたのですが実は自己免疫疾患のリウマチ性多発筋痛症になったのではなくヘルペス性多発筋痛症になったのです。言うまでもなくリウマチもherpesが原因です。

ストレスを減らすように留意されかつ今までに増やしたヘルペスのうち殺せる細胞外にいるヘルペスビリオンはマクロファージや好中球で食べて殺しますがこの時に炎症が起こりCRPや血沈が上がります。ひどいリバウンドに際しては炎症の5大徴候がみられます。①痛み②腫れ③発赤④発熱⑤機能障害の五つです。5大徴候が何故現れるのか詳しく見ていきましょう。

炎症で一番よくみられる痛みとは何でしょうか?

機械的、その他の異常に強い刺激によって皮膚、粘膜、骨膜、内臓などに生ずる感覚です。後で説明しますが、ヘルペスによる炎症はすべて刺激で起こります。痛みの専門用語は痛覚で、この強い刺激を侵害刺激と言い、その強い刺激によっておこる痛覚を侵害受容器によって受け入れられるので侵害受容感覚と言います。侵害感覚受容器は身体のほとんどすべての組織に見られる無髄の神経線維末端である自由神経終末です。痛覚情報はAδ繊維系とC繊維系との二つの神経系統によって中枢に伝えられます。この両繊維系は脊髄に入ると脊髄後角で新しいニューロンとシナプスします。この時のシナプス伝達物質はキノン類のサブスタンスPです。新しいニューロンは反対側の外側脊髄視床路を上行し後内側腹側核と後外側腹側核とに達します。この視床で再びニューロンを変えて大脳皮質中心後回に終わり脳が痛みの内容や意味を明らかにしてくれるのです。

痛覚に痛み刺激が与えられると2種類の痛みが必ず起こります。まず初めに一次痛と言われる痛みの部位も明確な鋭い痛みが起き、遅れて二次痛と言われる鈍い不快な痛みが続きます。一次痛は速い痛みでありAδ繊維系によって伝わり、2次痛みは遅い痛みでありC繊維系によって伝えられます。

痛覚受容器に対する痛みはどんな刺激でも生体にとって侵害的であれば痛みは起こります。このような痛みは刺激によって組織細胞が破壊されこの時細胞から遊離した主にキニン類の化学物質が感覚受容器である自由神経終末を刺激することのよって生じるのです。つまり現代の怪我以外の病気の痛覚(痛み)はすべて化学物質刺激痛覚であると言えるのです。もっと具体的に言い換えると現代の病気の痛みの原因はすべてヘルペスとの戦いによっておこる炎症が起こす痛みはすべて化学物質刺激痛覚なのです。すぐ後でその意味は解明します。

痛覚はすべての組織や臓器で起こるが痛みの部位に応じて①表面痛覚②深部痛覚③内臓痛覚の三つに分けられます。①表面痛覚は皮膚や粘膜におこる痛みです。②深部痛覚は体表と内臓臓器の中間組織である筋肉、骨膜、関節などにおこる痛覚で局在が明確ではなくリウマチやリウマチ性多発筋痛症や線維筋痛症で見られます。これら自己免疫疾患は神経筋接合部の神経や筋肉や骨膜や関節にある細胞や血管内皮細胞などに感染したヘルペスの増殖感染により血流不全の状態になり筋肉内に蓄積された痛みの原因となるキニン類やカリウムのために筋肉が収縮を続けると起こるのです。③内臓痛覚はヘルペスが感染した内臓臓器に由来する痛みで局在は不明確で不快感、吐き気、血圧変動を起こすほかに痛みの臓器と関係がある皮膚部位に関連痛を起こすことがあるのは痛みの神経はつながっているからです。何故関連痛が起こるのでしょうか?軸索反射が起こるからです。軸索反射というのは侵害刺激により痛みの情報を脳に求心性に伝達刷る一方で軸索の他の分枝に逆行性に遠心性に興奮が伝わり軸索の終末部からサブスタンスPやカルシトニン遺伝子関連ペプチドや血管作動性腸管ペプチド(VIP)などが放出されると付近の血管に作用して血管拡張や血管透過性亢進を起こし初めに侵害刺激された状態になり痛みを感じるからです。

炎症とは何でしょう。

Herpesが人体に侵入して免疫と戦うと炎症で生体を刺激する化学物質が作られその化学物質に対して人体が示す防御反応であり、かつ炎症によって損傷した組織を治療していくプロセスのいちばん初期にみられるのが炎症と言えます。損傷した組織からはヘルペスが侵入してきたという警告のために痛みを知らせる化学物質が作られ血液に放出されます。12種類の化学物質があります。これらの化学物質はヘルペスに侵害されたことを感知する侵害受容器の受容体と結合するとこの侵害受容体は刺激され脳に痛みを感じさせるのです。herpesが侵入して細胞に侵害(危害)をあたえているので免疫系が活動し始めていますと、脳に伝えているのです。

Herpesの攻撃を認識する化学物質に対する侵害受容器の侵害受容体の種類も当然12種類あります。つまりヘルペスが感染して損傷させた組織の細胞から漏れ出た12種類の化学物質の刺激に応答できる12種類のポリモーダル侵害受容体が存在しているのです。もっと正確に言うと、ひとつのポリモーダル侵害受容の細胞膜上には12種類のポリモーダル侵害受容が存在しているのです。ある一部分の侵害刺激を受け取るレセプターです。ひとつのポリモーダル侵害受容の細胞膜には12種類の化学物質刺激を受け取るそれぞれの化学物質刺激にあう侵害受容が存在しているのです。侵害受容器の細胞表面に侵害受容体が付着しているのです。

実は痛みを感じ取る神経細胞の受容器である侵害受容器にも4種類あります。①高閾値機械受容器:深い切り傷・深い刺し傷などの人体にとって侵害となる刺激のみに反応する。この命名に疑問があります。高閾値は「深い」とか「強い」と意味で、機械は物理的な「刺す」とか「切る」とかの意味です。従って「強い物理的作用受容器」と変えるべきです。つまり閾値は「範囲・程度」という意味であり機械は「物理・力」という意味であるのです。従ってヘルペスは病原体ですからこの受容器には全く関係ないのです。というのはヘルペスは物理的な力を持っていないからです。②熱侵害受容器:43度以上の熱刺激に反応する受容器でありヘルペスは「熱や暑さ」刺激にも関係ないのです。それはヘルペス自身が熱を持っているわけがないからです。③冷侵害受容器:15度以下の冷刺激に反応する受容器でありヘルペスは冷たいウイルスではないので「冷たさ」にも関係は全くありません。④ポリモーダル受容器:この受容体だけにherpesはかかわりがあります。低閾値の機械刺激(浅い切り傷や浅い刺し傷による刺激)や熱さによる刺激や冷さによる刺激はヘルペスは全くかかわりがないのですがそれ以外のヘルペスだけが生み出す刺激があるのです。さまざまな人体を傷つけるヘルペスが関連する侵害性(有害性)の化学的な刺激のすべてに反応できる受容器であらゆる害をもたらす最悪の敵であるherpesの攻撃を誰もが気が付く痛みに変えて痛みとして受容器が脳に知らせるのがポリモーダル侵害受容器なのです。

人類に最後に残る病原体で殺しきれない敵であるherpesの感染を人類が最も憎む痛みという症状で人体のあらゆる組織のヘルペスによって障害された細胞が警告を発しているのに世界中の医者は誰も気が付かないのです。だからこそ自己免疫疾患という病気を捏造してしまったのです。しかもヘルペスによって障害された運動神経や自律神経細胞や脳の神経細胞などはポリモーダル受容体はないので痛みを感ずることはできないので、ヘルペスと全くかかわりのない特別な神経変性疾患として新たなる嘘の病名をつけてしまう愚行を繰り返すのです。

例えば脳には痛覚がないので脳の中にいるヘルペスとの戦いによる炎症では痛みを伴うことはないのでヘルペスとの戦いでみられる炎症は機能障害となり脳の正常な機能が働きが異常になりアルツハイマー型認知症やパーキンソン病などのヘルペスによる様々な痛み以外の症状が出てくるのです。それはすでに述べたように脳には痛覚がないので痛みを感じることはできないからなのです。その代わりにヘルペスウイルスとの戦いで生ずる炎症は最後に機能障害として神経変性疾患であるアルツハイマー認知症などの病気になるのですが世界中の医者は誰も知らないのです。

このようにあらゆる種類のすべての細胞にherpesが感染することによって侵害を受けた細胞が脳のような特別な場合を除いては一般には痛み刺激にかかわる化学物質を放出します。脳は痛み刺激には反応できません。この化学物質に末梢の神経細胞のポリモーダル受容器に結合すると痛みとして脳に伝えるのです。ポリモーダル受容器の自由終末受容体はまず感覚神経細胞にヘルペスが人体に感染したことを痛みで認識するために進化して生まれたといっても言い過ぎではないのです。勿論、人体は神経細胞だけで成り立ってはいないのでherpes感染を痛み感知器であるポリモーダル受容器は万能のヘルペス探知機とは言えませんが、神経系はあらゆる組織を支える支持組織ですから必ずどんな組織にも神経がありますからやはり痛みとして感染している部位を免疫系に知らせかつ活性化する働きがあるのです。しかもヘルペスが神経に感染すると損傷され神経細胞が破壊されて機能が果たせなくなる前に何とかしてくれと免疫系に痛みや他の炎症の徴候を出して敵であるヘルペスを免疫が殺す努力が始まるのです。

脳以外でのヘルペスによる痛みの症状は現代の世界統一治療はまず鎮痛解熱剤を使って、まず痛みの警告を消し去るために免疫を下げてヘルペスが増える手助けをして病気が治らない原因を作って世界中の医者たちは喜んでいるのです。すべての病気は免役をおさえないで抗ヘルペス剤と漢方煎じ薬と自分の免疫でしか治りません。癌もロイヤル・レイモンド・ライフ博士(ここを読んでください。)が発見した癌ウイルスが遺伝子をがん遺伝子に変異させておこるので、私はこのがんウイルスの大半は8種類のヘルペスウイルスであると考え始めています。(癌ウイルスについてはここを読んでください。)

末梢の神経細胞のポリモーダル受容器の細胞膜にはいろいろの刺激を受け取る受容体とその受容体と反応する刺激の組み合わせが存在しますがヘルペスとかかわる受容体・反応する刺激の組み合わせの種類には6組あります。①B2受容体にはブラジキニンが刺激②NK受容体(ニューロキニン受容体)には,サブスタンスPが刺激③IP受容体とEP受容体にはプロスタグランジンが刺激)④酸感受性イオンチャンネル( acid-sensing ion channel、略称 ASIC受容体)には酸(H+)が刺激⑤P2XとP2Y受容体にはATPが刺激⑥TrkA受容体には神経成長因子(nerve growth factor略して NGF)が刺激の六つの組み合わせが決まっています。以上のように神経細胞の受容体に加えられた直接的な刺激を一次的な刺激と言います。この直接的である一次的な刺激を受け取る神経を一次侵害受容ニューロンと言います。一次侵害受容ニューロンはこの受容体に直接的な一時的な刺激の後、損傷組織から放出される化学的物質による二次的な刺激によってさらに興奮性が高まり二次侵害受容ニューロンに痛み刺激をより効果的に伝えることができるのです。

この二次的な刺激が上にあげた六つの受容体に加わりその受容体がさらに強く活性化すると細胞内情報伝達系が働きが神経細胞内外のイオン濃度を大きく変化させ、その結果、活動電位が連続的に生まれ末梢神経はその情報を二次侵害受容ニューロンに伝導できるのです。

以上一次侵害受容器の受容器に認識される一次的な刺激と二次的な刺激となる化学物質には12種類があります。この12種類の化学物質の中には一次的な刺激にも二次的な刺激にもなれる化学物質も含まれています。痛みに関与する12種類の化学物質を下に示します。

1)プロスタグランジン(PG:prostaglandin)
2)ブラジキニン(BK:bradykinin)
3)ヒスタミン(histamine)
4)セロトニン(5-HT:5-hydroxy tryptamine)
5)アデノシン三リン酸(ATP:adenosine tri phosphate)
6)炎症性サイトカイン(インターロイキン(IL)・腫瘍性壊死因子(TNFα)
7)カプサイシン
8)水素イオン(H+)
9)カリウムイオン(K+)
10)神経成長因子(NGF:never growth factor)
11)サブスタンスP(SP:substance P)
12)カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGEP:calcitonin gene-related peptide)
ヘルペスが感染した様々な細胞に作らせた上記の12種類の痛み刺激にかかわる化学物質のそれぞれについてはいずれ詳しく書きます。

最後に極めて大切なことなのですが付け加えておきたいことがあります。herpesが直接に感染した中枢の様々な神経細胞自身が障害されてアルツハイマー認知症やパーキンソン病を始めとするあらゆる脳神経変性疾患や他の神経変性疾患神経炎症などがヘルペスによっておこるのかについては神経疾患や精神病や脳の病気の医学専門書には一行も書かれていないのはいつもと同じでヘルペスが現代の病気の痛みの最大の原因であることを医学会が認めたくないからです。それではヘルペスが感染して傷ついた末梢の神経細胞や中枢の神経細胞はどのような仕組みで炎症を起こし治癒していくのでしょうか?例のごとく詳しく説明しましょう。ゆっくり私のこの文章を読んでいけば最後の最後はついでになぜherpesによって癲癇(てんかん)が起こるのかの説明をしますから世界で初めての発見ですが理解できると思います。この世に原因のわからない病気は何一つないのです。現代の不明な病気はヘルペスがらみなのです。

そのひとつは脳の神経細胞はヘルペスによって傷つくと興奮して神経伝達物質を放出して神経性炎症を起こしているのです。この神経性炎症が脳で広範囲に同時に生じると中枢性神経性炎症でありその中枢性の炎症の一つが癲癇発作なのです。アルツハイマー認知症やパーキンソン病はヘルペスによる別のタイプの中枢性神経性炎症なのです。ヘルペス剤のアシクロビルと漢方煎じ薬で良くなるのに残念です。後で詳しく説明します。

続きは「リウマチ性多発筋痛症完治の研究報告Part16-②(コメントあり)」になります。頑張って着いて来て下さい!!

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