アトピー性皮膚炎 リウマチ性多発筋痛症・線維筋痛症 症例報告

リウマチ性多発筋痛症完治の研究報告Part12(コメントあり)更新2022.3.22

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研究報告19例目

完治させた病気①リウマチ性多発性筋痛症②アトピー性皮膚炎③頚椎症

患者:72歳、男性

今から遡る事三年前、右足土踏まずに湿疹が発現し皮膚科で診察をして貰うと「体の免疫が落ちていますね」と言われ、軟膏と内服薬を処方してもらった。その前後に頻繁に歯痛で通院していたが、歯周症が原因で第3臼歯を2本、抜歯した。湿疹の症状が出ているのは免疫が上がっているからです。歯周病の原因もherpesですから抜歯する必要はなかったのです。

二年前から頚椎の後頭部側で筋肉痛が発現、枕のせいかなと思い何個となく首に合う枕を探してみたが出会えなかった。又、スーパ銭湯のマッサージで施術もしてもらったが痛みは治まらず。週一回といえども治療費も嵩むのでⅠ整形外科でレントゲン検査後、治療として低周波、温熱、マッサージ治療等を1カ月続けたが、痛みは酷くなるばかりでそのときの病状説明は頚椎症であったが「私の病状は頚椎症でしたが、他に原因が無いんでしょうか?」と質問をしたところ「首痛、肩こり、股関節痛、膝蓋骨痛は頚椎症が原因で発現しているのや!ハダニ、殺虫剤等は関係ない」と大層な剣幕で話にならない有様であった。これでは余りにも酷い話なので近くのS整形外科にTELし、早速受診することにした。当該の診察医曰く、「あなたの筋肉痛は頚椎症で説明しきれない個所がありますので、山科の0病院の特に総合診療科で精密検査をして貰って下さい。」ということで当該の病院で半日かけて受診、検査してもらった。後日、検査結果の確認と再診の為、当該病院に向かう為車に乗ろうとしたが、体中の関節が言うことを聞かないので、無理やりに動かして病院に直行した。主治医は患者さんの容態を見るなり「今から検査入院の為に、直ぐに入院手続きができますか?」と急なことではあったのだが、とりあえず身の周りだけ準備して入院をした。その日はそのまま精密検査を済ませ1週間の入院となった。

検査結果 γ-GT 222 – 99
CRP 140 – 2.89
GLU 106 – 106 の結果であった。

入院当日の夜からブレドニン錠5mgを7日間投薬。各部位の関節痛は嘘のように消滅した。これで「リウマチ性多発筋痛症」が確定した。退院当日に主治医に次のように指示を受けた。

*要治療歯 5本抜歯(親知らず2本含む)
*血糖値 110以下
*風邪をひかない。
*けがをしないように注意する。

ブレドニン錠の副作用として下のような症状がでると言われた。
*骨の脆弱化
*血糖値の上昇化
*消化性潰瘍等。

ステロイド薬剤を投薬しない治療法がないものかネットで調べていたところ、「鍼、お灸、漢方薬」で治療する高槻の「松本漢方クリニック」がヒットした。独自の理論を展開しているのと、「手記」の内容をみて貴病院にアクセスしたところ、明日9時頃来るようにとのことであった。

翌朝、貴病院の受付を済ませ初めて松本漢方クリニック長にお会いした時の印象は「必ず治るから」と力強い太い声であった。又、帰り際「アンタの免疫力がアンタの病気を治すんやで、私らは手助けするだけなんや」が耳に残っている。帰宅するなりステロイド剤の残りを処分し「今から自分の病気を治すぞ」と決意文を書いて見えるところに貼っておいた。

初回の検査結果 γ-GTP 119、 単純ヘルペスIgG 90.2、プロテナーゼ 191.3
処方箋:アシクロビル2錠×V、薬湯代替品7日分,漢方薬7日分

12月に受診して、2月ごろからリバウンドが始まりだした。手足の関節に異常が無いものの、右手に不自由さと左足底に違和感が発現していた。指示通り、漢方薬とアシクロビル錠、自宅でのお灸、通院時に予約した鍼、お灸を実践した。2,3,4,5,6月と日常生活は不自由なく送り近くにあるスイミングで水中歩行やストレッチなどを無理なく実行し徐々にではあるが快方に向かっているのが実感できた。

7月に入って耳朶と外耳に潰瘍性の瘡蓋が発現し、いつものように診察を受けていると「クラススイッチになりましたネ」といわれました。リウマチからアトピーに切り替わったそうだ。皮膚がポロポロと剥がれてゆき、その状況で人前に出ることは、なかなか勇気のいる事で、外出は極力控えた日常生活を送ることになりました。

紫雲膏と綿棒のお世話になりながら風呂、プール、寝る前に早く治りたい一心で毎日塗っておりました。痛みから痒みへと変化してゆき、それと並行して症状も少しずつ良くなってゆきました。

1年3ケ月経過した時点での検査結果 γ-GT 46 CRP O.05以下、リンパ球 28.4へと快方へ向かいつつ、免疫を下げないで、ストレスを溜めない規則正しい習慣を継続中した。当院に受診されて1年8ケ月になりましたが、現状は右手の多少の違和感と後首の瘡蓋の残り少々ありますが日常生活には支障なく毎日のようにプールで600M位泳ぎ、また、水中歩行し、2、3日に1度位はイベントに参加するために自転車やバスで移動し、何不自由無く生活できるようになりました。

研究報告20例目

完治させた病気①リウマチ性多発性筋痛症

患者:52歳、女性

この患者さんは病院や医師にこだわりを感じておられ近くて便利だという理由だけで病院を決めたりしない方です。

2013年の春、患者さんは、精神的に辛いことが重なり、来る日も来る日も泣いて暮らしていました。考える事は死ぬことばかりで、通勤途中には高層ビルを見上げ、仕事中には工場の天井のハリを見上げていました。重度のうつ状態になりました。さらに、心の病に連動するかのように、段々と身体が重くなり、今まで軽々と出来ていたことが、渾身の力を込めないとできなくなっていました。それでも仕事は休めず、無理を続けているうちに、食べ物を飲み込むことも、洋服を着替えることも、寝返りを打つことも容易でなくなり、声は裏返り、時には呼吸ができなくなることすらありました。

明らかな身体の異変に、何科に行けば良いのかを、自分の症状と照らし合わせながら、インターネットで調べては、あちこちの病院を回りました。そして、数ヶ月かけて、やっと、難病を専門に扱う地元の病院に辿り着き、仕事は長期休暇を取り、検査入院をし、多発性筋痛症と診断されました。治療は、ステロイド治療といわれ患者さんは治療を拒みました。ステロイド治療を当たり前とする医師とは喧嘩別れのように動かない身体で退院しました。それから思いついたのは、友達から聞いていたどんな病気でも治せる有名な横浜の中国人の漢方医です。患者さんの住む愛知からは遠いですが、迷わず電話をされたところ、半年待ちとのことでしたが、彼女は、漢方の力を信じていたし、ステロイド治療を受けたくないので、ゆったりとした気持ちで待ちました。ところが、待っている間のある日、その漢方医が務める横浜の病院から電話が入り「事情により漢方医が中国に帰るので、予約はキャンセル」となりました。彼女は途方に暮れて泣きました。泣き終わってから思いました。どこかにステロイド治療を否定し、漢方で治す!というポリシーの漢方医がいるかも知れない!と。それが私であったのです。

それからインターネットで松本漢方クリニックに辿り着くのは、造作もないことでした。私の強いポリシーはまさに彼女が求めているものでした。ドン底から救われる思いでした。早速問い合わせたところ、予約なしですぐに診てもらえるとのこと。なんという幸運!今までの不運が一度に吹き飛びましたと感じました。

松本漢方クリニックに入ると、漢方の匂い…患者の覚悟と理解の必要性を唱う貼紙やファイル。鍼やお灸の時の温めは、高い料金を取るエステより行き届き、鍼灸師の対応は、患者の心に寄り添うことも治療の一環だと考えてくれていると感じられ、「リウマチ性多発筋痛症は必ず治るからね」と言われ、心地良さと安心と信頼を感じて帰路に着きました。

それからは、時間のかかる漢方の煮出しも漢方風呂も日課となり、気付けばあれほど酷かった症状が、わずか4カ月で寛解していました。

その後は、地元の病院で2~3ヶ月毎に血液検査をする経過観察のみで、再発もなく1年以上が経ち症状はすべて完全になくなりました。

このように、彼女がステロイド治療を受けずに難病を克服できたのは、漢方の力によるもので、それは私との出会いのおかげで、その出会いは、私のポリシーと情熱が、松本漢方クリニックのホームページに記されていたからだと感謝されているようです。しかし彼女の免疫を上げる手伝いをしただけで病気を治したのは彼女自身なのです。

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