アトピー性皮膚炎 潰瘍性大腸炎・クローン病 症例報告

潰瘍性大腸炎、クローン病完治の症例報告Part9(コメントなし)更新2022.3.4

投稿日:2022年3月4日 更新日:

症例報告24例目

完治された病名1)潰瘍性大腸炎2)アトピー性皮膚炎

患者:42歳、男性

当時20代半ば頃、仕事の関係で17年ほど海外生活を送っていた中、血便と疲労感が出てくるようになりました。10年間は血便のみ出ておりましたが、病気に対して無知だったため気づかず放置されていました。患者さんが血便を起こすようになった原因は、慣れない海外生活がかなりのストレスだったのでしょう。言葉が話せないため自分をうまく表現する機会が激減したことで自分を押さえ込んできました。さらに環境上、現地の人と戦って競い合って生きなければならなかったこと。不規則で乱れた食生活を送っていたこと。そしてなにより完璧にこなそうとする患者さんの性格上の問題などの様々な要因によるストレスに対抗しようと患者さんの体の中の副腎皮質がステロイドホルモンを大量に放出して免疫を抑え、症状が起こりますます悪化していったのです。

病状が悪化したため日本へ帰国し、潰瘍性大腸炎と診断され5年間ほど地元の大腸科に通院されていました。その病院でアサコール5年間、ペンタサ 約3年間服用され、5回に渡る内視鏡検査を受けてきましたが、毎年少しずつ炎症の範囲が広がり悪化していきました。

他に治療法がないか模索し、数年後に私の松本漢方クリニックのHPに偶然出会い、まだ受診していないにもかかわらず西洋医薬をすべて止めてから当院を受診されました。

血液検査の数値上では貧血なども無く軽い症状でしたが、2種類のヘルペスの数値がかなり高いものでした。これは西洋薬服用で免疫を押さえ込んでいたためヘルペスが大増殖したために高値になったのです。また患者さんはアレルギー・アトピーの症状が出にくく、下痢や下血によって身体から化学物質を排出しているを患者さんに説明しました。

血便を止める漢方、下痢を止める漢方、抗ヘルペス剤を処方し、発芽玄米を主食にするようにしてもらい、自分に厳しすぎないようにし、規則正しい生活と体に優しい食生活を心がけるように指導しました。

遠方の為、2ヶ月に1回関東から受診してもらい、その他は電話で診察を行っていました。

2週間後にリバウンド症状が出てきました。40度近い高熱が1 週間、下痢と大量の血便と粘液便、及び顔以外の全身に激しい湿疹が3週間ほど続きましたが、薬の服用を続けてもらうとその後、無事に回復されました。

当院で治療を初めて2ヵ月~10ヵ月目、下痢が続くようになりました。それまで下痢はほとんどなかったそうです。同時期に、粘液便はなくなり血便のみとなり、ヘルペスによる様々な不快な症状が出始めました。

10ヵ月目以降、血便の量が減り始めました。処方していた漢方の助けもあり下痢が少なくなりました。また胸や首あたりにアトピーのような湿疹が出たり止んだりを繰り返しました。

1年経ったころ、血便が少量になり、たまに普通の便が出るようになりました。ヘルペスの症状として、かなりの疲労感、眠気、胃痛・腰痛などに苦しみましたがこれらは免疫が上がってきている証拠だと前向きに考えられるようになりました。

現在では、下痢もほとんどなくなり、たまに血便が所見では見られないときがあるほど改善しています。ヘルペスの症状が依然としてあるものの、日常生活に支障がない程になってきています。もう当院には通院されていません。

症例報告25例目

完治された病名1)鞭打ち2)左目の奥の痛み3)首・肩の凝り4)筋痛症5)鈍痛6)潰瘍性大腸炎

患者:57歳、男性

この患者さんは潰瘍性大腸炎とは別に35年位前にバイクの運転中に後ろから別のバイクによる追突事故に遭い、鞭打ちになり左目の奥の痛みと首の凝り、肩の凝り、背骨の特に左側の筋肉の痛み、左腰の痛み(鈍痛)が起こるようになりました。

それから17年後、よく吐き気を伴うようになり胃腸内科を受診されましたが原因がわからず、とりあえず胃の粘膜を保護する注射を定期的に受けることになりました。しかしそれでもあまり良くならず、1年が過ぎた頃に近所で別の胃腸内科ができたとのことでそちらで診てもらう、胃カメラで食道の出口から胃の入り口にかけて1㎝くらいの白い腫瘍が見つかり、検査してみたところ胃癌とのことでした。すぐ大きい病院へ紹介状を書いてもらい、1週間ほど後、総合病院に行き再度胃カメラを受けると、食道の一部と胃の二分の一(上部)を切除しなければならず、もしリンパへの転移が目視で見つかれば胃の全摘になりますと言われました。2日後、手術を受けられるとリンパへの転移は見られず胃の三分の1(上部)の切除のみで済みました。その後、約3週間後に退院されました。

しかしそれから3年後、会陰部に鈍い痛みが出るようになりました。日を追うごとにだんだんと痛みは増していき、かかりつけ医に相談しに行ったところ鼠径に膨らみがあるので、鼠径ヘルニアだとの事で前回胃の手術を受けた病院で鼠径ヘルニアの手術を受けました。後に判る事ですが、会陰部痛は慢性前立腺炎でした。その為、今度は別の病院の泌尿器科を紹介され受診したところ、まずエコ-検査と尿流量検査そして肛門から指を入れ前立腺への圧痛検査を行いました。検査結果から非細菌性慢性前立腺炎と病名を告げられました。処方された薬は今では旧式の処方薬でクラビット錠とセルニルトン錠でした。今ではハルナールとかフリバスとかユリーフです。しかしその頃はもしかしたら前立腺の中に菌がはびこっているのではないかとの理由でクラビット(抗菌剤)を処方されたみたいです。しかし薬を服用するも良くならず、それどころかだんだんと痛みは増していきました。そのジクジクの痛みで5年後に胃潰瘍の出血で10日位入院となりました。

しかし退院後、お風呂でお尻から何か出ている様な感じがあり胃潰瘍で入院した同じ年に今度は肛門科に行きました。検査すると脱肛(内痔核)があり、また手術することになりました。10日間ほどして退院されましたが会陰部のジクジク感が24時間続いたため、また1週間入院となりました。処置は胃にクリッピングする施術でした。5日位絶食し、その後食事が出ました。10日間後に退院となりました。

このままではいけない、もう胃潰瘍になりたくないと思い、インタ-ネットで泌尿器科を探し、東京の馬込にあるTクリニック(泌尿器科)に行かれました。東京の泌尿器科に行く前に大学病院にもう一度受診されました。いつも通りの検査を受け、処方された薬はフリバス(αブロッカー)でした。α1d 許容体に働きかける薬で膀胱の緊張を緩めて尿を排出しやすくする薬です。しばらくその薬を服用されましたが、大きな改善は見られませんでした。鼠径部とか陰嚢内の痛みがあまりにひどい時は、病院でアタラックス P をお尻に注射してもらっていたそうです。このような薬をあまり注射したくなかったのですが、あまりに痛みが強い時はしてもらっていました。軽い時はロキソニンとかでごまかしておられました。

6月位に新幹線で東京の泌尿器科に行き、診察してもらいました。病名は膀胱頸部硬化症とつけられ、フリバスとデパスを処方されました。2D―3D エコーを見せてもらい、「正常な膀胱出口は5ミリの円径ですが、あなたの膀胱出口は正方形棚形成をしている。」と言われました。薬をもらい一旦帰路につき薬を10ヶ月服用しましたが、症状は少し良くなっただけで、痛みは相変わらずでした。

再度泌尿器科に受診され、2週間後に手術することになりました。膀胱径部がいびつな形をしていてジェット水流が起き前立腺が炎症を起こし前立腺肥大があるとのことでプロスタールを処方され、のちにアボルブに変更してもらいました。29CC あった物が薬で 1 年後には17CC になりました。炎症は小さくなりましたが、相変わらず痛みは続いていました。

以上の様々な症状により毎日イライラ感が起こりストレスを感じていておられました。

さらに追い打ちをかけるように、平成26年6月位に患者さんが少し散歩から帰って来ると、認知症の母親の右目の横あたりに血の跡があり転んで打った可能性があったのですぐ救急へ連れて行かれました。しかし両手足が動くので脳は問題なしと言われ、抗生剤とカロナールという解熱鎮痛剤が出されただけでした。翌朝、起きると母親の額に3センチ位に大きく腫れ微量の出血があったため、すぐまた救急に連れて行かれました。CTを撮ると脳幹部に微量の出血が見られ外傷性くも膜下出血と診断され即入院となりました。患者さんは最初の救急の医者のいい加減な診察とその医者の診察に何の疑問も持たなかった自分自身にイライラ感がさらに増しました。

これまで強いストレスが幾度も重なり、そして平成26年9月の初め、患者さんの体に異変が出るようになりました。トイレに行くと血便が出たり、粘血便が便器一杯に出るようになりました。今までに血が飛び散るような事は一度もなかったので、近くの某大学病院の救急にすぐ行かれました。医師により痔ではないとのことでたが、念のため大腸カメラを受けるための予約を3週間後に入れられ、それまではフェロミア(鉄剤)を飲みながら騙しだましの生活を送られました。そしてやっと大腸カメラを受けてみると肛門の出口辺りがもっとも出血しやすく、次に直腸から30センチ位の所が出血しやすく、次に糜爛がひどく出血しやすいとの事で、より詳しく検査するために細胞を採取して検査することとなり、また2週間後に受診する事になりました。その時に、処方薬でアサコ-ルを1日9錠が追加で処方されました。しかしアサコールとフェロミアを服用しても貧血と栄養状態は悪化するばかりでした。

あまりに出血がひどいため、予約した外来を待てず10日後、病院に受診されました。その時は、別の医師でしたが、前採取した細胞検査の結果により菌の原因ではないと診断を受けました。出血がひどいことを伝えると、アサコールを1日15錠に増やされましたが、出血が治まることはなくどんどん貧血が悪化していきました。同時に大腸の吸収が悪いため栄養状態も悪く撒水状態もひどくなりました。

そしてついに10月8日の夜、血圧、上170で下100(脈拍100)になり寒気を感じるようになりました。脈を落ち着かせる(トーアミン)テノーミンのジェネリックを服用するも良くなる気配が全くせず、すぐに車で救急に向かいました。脱水状態がひどく夜11時位から朝の8時30分まで点滴をしてもらい朝8時30分に車イスで運ばれ外来に行き、またまた大腸カメラになりました。カメラの結果は前よりひどくなっているとの事で即入院になりました。

入院してからの治療ですが、1週間位で点滴がとれましたが、点滴をやめると明らかに調子が悪くなったため、輸液と鉄剤(増血剤)も一緒に点滴してもらうように患者さんの方からお願いされました。退院まで70日かかり、63日間ずっと点滴をされていたそうです。飲み薬にプレドニンとバクタという薬が出されましたが、採血結果が良くなくプレドニンを8錠に増量されました。またGCAP(顆粒球吸着除去療法)を週2回ペースで計10回受けられました。プレドニンは徐々に減らしていかないといけないので、プログラフ(カプセル)が代わりに出る様になりました。ただ入院中、血中濃度がよくないとの事でプログラフが12錠でた事もあったそうです。入院から1ヶ月半後、大腸の状態を調べるため再度大腸カメラをしたところさらに炎症が広がっているとの事でレミケードをするしかないと担当医に言われ、2回うけられましたが、3回目はすでに松本漢方クリニックで治療を受けていた時だったので受けずに済みました。

平成26年12月24日に松本漢方クリニックを初めて訪ねられました。患者さんが入院中に私の医院のホームページを見つけ出す事ができ、私の理論と手記を何度も読み込んでいたそうです。

食前・食後の2種類の漢方煎じ薬とかゆみの塗り薬と飲み薬と漢方風呂を処方しました。処方した漢方煎じ薬をすぐ飲みはじめましたところ、2日目には出血が止まりました。出血が完全にとまらない状態で退院されたので大変ビックリされたそうです。それ以降は一度も出血がありません。便の状態ですが2ヶ月位は水っぽい状態は続きましたが、2ヶ月過ぎると完全なる形とはいきませんがそれらしい形になっていきました。

2回目の受診時、湿疹が出てきたとのことでアトピーの煎じ薬を追加で処方しました。それ1ヶ月後してガスが出やすいという事でフラジールを処方しました。2週間くらい服用するとガスは出なくなりました。

年が明け1月中頃、耳たぶあたりで虫が動いているような感じとピリピリ感、こわばり感が現れ、ヘルペスが増殖すると現れる症状が出ていたので、抗ヘルペス剤(アシクロビル錠)を処方しました。

まさに、全ての現代の病気の最後に残る原因は、8種類のヘルペスウイルスだけです。何故ならば、ヘルペスはワクチンが効かないのみならず、最高の免疫の持ち主でも殺すことができないからです。潰瘍性大腸炎もクローン病もリウマチも化学物質もクラススイッチしてアレルギーに変え、免疫寛容を起こすと同時に、ヘルペスを休眠状態(潜伏状態)にすれば完治するのです。

平成27年4月6日、血便は一切でなくなり、便も固形状になりました。耳たぶの下の痛み、こわばり痛み、首凝り、肩こり、背中の痛みもかなり軽減していきました。患者さんはまさか事故の後遺症まで良くなるとは思っていなかったので、潰瘍性大腸炎の治療のおかげで全身の調子が良くなっていくのに大変喜ばれました。血液検査ではまだヘルペス数値が高値でしたが、値が下がっていけばさらに痛みやこわばりがなくなっていくでしょう。

現在では、ヘルペスの値が下がり、痛みやこわばりがなくなり完治されました。当院にはもう通院されておりません。

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