ウイルス性脳炎 慢性頭痛 症例報告 顔面神経麻痺

ヘルペスウイルス関連疾病完治の研究報告Part1(コメントあり)更新2022.2.4

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症例報告1例目

治した病気1)顔面神経麻痺2)慢性頭痛3)めまい4)全身倦怠感5)記憶の欠如6)ウイルス性脳炎7)複視8)霧視9)手のしびれ10) 寝汗11)首筋の痛み12) 肩こり

患者:当時43歳、女性

学生時代に口唇ヘルペスを初めて発症され、その後、風邪をひいた後に口唇ヘルペスを発症するというサイクルになり、次第にヘルペスのみの発症になり同時に頭痛、全身倦怠感、集中力の欠如、と何ともいいようのない不愉快な状態になっていました。しかし年に1度ほどの発症のためそのときはさほど気にしていなかったようです。頭痛だけは次第にヘルペスが治った後にも残るようになりいつも市販の風邪薬を服用して対処していました。頭痛もherpesが最大の原因です。

38才の時、ヘルペス性の顔面神経麻痺を煩い、顔の左側が動かなくなり、治療中に今までにない程の頭痛、めまい、言葉の詰まりなどの症状がでましたが病院では、体調が悪いのだしゆっくりしておきなさいとだけ言われ帰宅されました。すべてherpesが原因なのに体調が悪いで医者に済まされたのですが実は体調が悪い原因もherpesなのです。その後、ヘルペスが年に7~8回ほど、常に頭痛、めまい、全身倦怠感、記憶の欠如などが現れ病院を転々とする生活が始まりました。診療してもらった病院は皮膚科、脳神経外科、耳鼻科、心療内科、眼科、公立総合病院(神経内科)、公立大学病院(神経内科)国立総合病院(脳神経外科)と多岐にわたります。各病院で受けた検査といえば、聴力検査、平行感覚の検査、MRI、CT、髄液検査、認知症検査、脳波測定といたしましたが結局は顔面神経麻痺の後遺症や軽いウイルス性脳炎の後遺症と診断され、自律神経の薬や痛み止めを処方されておりました。ほとんどあらゆる科を回ってもどの科の医者もherpesが原因であるのに気が付かない振りをしているのは医薬業界ではヘルペスはタブーとされているからです。それは現代の標準医療では抗ヘルペス剤を必要なだけ投与すれば病気が治ってしまうので暗黙に使うなという了解が何十年も行き渡っているからです。病気が治ると誰が困るでしょうか?患者さん自身はそれまでの状態から抗ヘルペス治療薬を飲めば体が楽になることがわかってきており、それぞれの病院で抗ヘルペス治療薬を処方してほしいと訴えましたがヘルペスの症状が出たときの皮膚科以外では処方してもらえなく途方に暮れておりました。そんなときネットでヘルペス治療薬で頭痛、めまいが軽減するという記事を見つけ、そこに記載されていた病院に向かいました。まだここでも患者さんは松本漢方クリニックの存在を知らなかったのです。そこでの治療は抗ヘルペス剤の処方量が少なすぎて患者さんの病状には足らなかったようでなかなか状態が改善しませんでした。途方に暮れてネットで病状を検索していたとき松本漢方クリニックのHPを見つけられたのです。

モニターを見つめすぎるとめまいがひどくなるので何日もかけてHPに書かれている私の論文を読まれやっと松本漢方クリニックにたどり着かれました。初めて診察を受けた時のことは頭がくるくる、ズキズキする時の記憶が曖昧ではっきり言ってあまり覚えておられないくらいに重症でした。2回目の診察した時も緊張からか?あまり記憶が残っていない用でした。ようやく松本漢方クリニックによる治療がはじまりました。

通院7ヶ月後、一番悪い時から60%ぐらいはよくなったようです。治療と症状の経過を報告しましょう。

頭痛治療前の痛む部分は頭全体で症状は頭全体が重くて痛い。起きている間常に痛い。

1ヶ月後痛む部分は頭全体。

2~6ヶ月後症状は頭全体が重くて痛い。たまに電気が走る。目の前が真っ黒になるしびれが減ってきた。起きている間常に痛い、40%程改善。夕方以降は以前と同じ。痛む部分は頭の前の方、たまに内部に電気が走る感覚。七か月後の症状は今までに比べてだいぶまし80%改善。頭痛の時間は起床後1時間 と11時頃から14時頃、20時以降。

めまい治療前症状はふわふわ感、くるくる感。 時間帯は起きている間常にふわふわ。光の刺激によりくるくる感。1ヶ月後症状はふわふわ感、くるくる感。2ヶ月~6ヶ月後は光の刺激によりくるくる感、以前に比べ50%改善。七か月後の症状のふわふわ感は起床後1時間 食後1時間、20時以降にみられる。

耳、耳鳴り治療前症状はピー、キーン、シャー音が響く。耳鳴りの時間はめまいと同時。七か月後の現在症状:ピー。

肩こり、首筋の痛み治療前症状は右左とも首を回すだけで痛い。 光を刺激により痛くなる? 七か月後の現在症状は首筋80%程改善。肩こり左肩80%改善、右肩50%改善。目の症状治療前症状は左目焦点が合わせにくい。光の刺激(直接見る訳ではない)により首筋の痛みからめまいの症状が出てくる。風呂上がりなどに目がかすみ二重に見えることが多い。七か月後の症状はめまいが軽減と比例し左目の焦点が自然と合う。二重に見えることがほとんどなくなる。かすみもほとんどなくなる。

記憶力治療前症状は何を忘れているかがわからない事がある。頭痛がひどく、めまい、ふわふわが起こっている時の記憶がかなり曖昧。他の人に指摘されてもわからないことがある。七か月後の症状は頭痛、めまいの軽減とともに頭すっきり。さわやかな時間が出てきた。

全身倦怠感治療前症状はとにかく全身がだるい。手がしびれることが多い。力が入りにくいことがたまにある。七か月後の現在症状は60%程改善。体が軽く感じる時間がある。

寝汗、睡眠治療前症状は寝汗がひどかった。寝ても3~4時間ほどで目が覚める(変な夢?)七か月後の現在症状は寝汗がほとんどなくなる。途中で目が覚めることもあるが変な夢で起きることがなくなった。その他顔面神経麻痺の症状も完治したと思っております。これらの改善とともに左顔面が軽くなってきた。また、どうも風邪を引くとこれらの症状がひどくなるようです。特に風邪を引くと頭の症状に出てくるように思われます。この患者さんも私の七か月間の治療ですべての症状がほとんどよくなりさよならとなりました。

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