こちらに私のコメントが書いてある「蓄膿症完治の研究報告(コメントあり)」が掲載されているので、是非是非!!読んで下さい!!
症例報告1例目
治した病名:1)蓄膿症、2)アレルギー性鼻炎
嗅覚機能障害を起こしましたが、当院の治療を受けて2週間後には嗅覚が元に戻っていきました。
患者:当時41歳、男性
この患者さんは20年近くもアレルギー性鼻炎で悩み、7年前に蓄膿症と診断され、その翌年に手術をされました。術後1年ぐらいは嗅覚の調子は良かったのですが、風邪にかかったり花粉症の時期になると臭いが全くわからなくなっていました。とうとう2011年は1年の大半の期間で臭いがわからない状態になってしまいました。そして、2012年の1月に近所の耳鼻科を受診すると、手術はきれいにされているが、鼻腔の中に手術の難しい場所があり、そこが悪化して完治は難しいと宣告され、絶望されました。
そして、何か治療法はないかとインターネットで検索をしたところ、当院のホームページを発見され、受診されました。2012年の5月、ゴールデンウィーク休み明けの水曜日の午後に初診で来られました。嗅覚が弱くなったのはヘルペスウイルスが嗅神経細胞周辺で免疫反応が活発化しているからで、ヘルペスウイルスの活動が弱まっていけば嗅覚も良くなると説明しました。蓄膿症に有効な漢方煎じ薬と抗ヘルペス剤を処方しました。
治療開始から2週間後、徐々に嗅覚が戻ってきました。以前、耳鼻科で処方された薬は逆に2週間ぐらい経つと効果が切れて元に戻ってしまいましたが、その反対のような効果の現れ方に感動を覚えられました。嗅覚が戻り、処方してもらった漢方の臭いが初めて分かり、臭いの戻った喜びと漢方の臭さの驚きとが、同時に感じたそうです。
治療開始から5ヶ月後、ほとんど正常に嗅覚が回復しました。風邪をこじらせて嗅覚が落ちた時に抗ヘルペス剤を処方する程度になりました。
現在は完治され、通院はされておりません。