アレルギー性鼻炎結膜炎 症例報告

蓄膿症完治の研究報告(コメントあり)更新2022.2.5

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症例報告1例目の研究報告

治した病気1)アレルギー性鼻炎2)herpes性蓄膿症3)herpes性嗅覚麻痺

患者:当時41歳、男性

20年近くアレルギー性鼻炎で悩まれ、7年前に他院で蓄膿と診断され翌年に手術されましたが無駄な手術でした。蓄膿症の原因は副鼻腔の粘膜の細胞にアレルギー性鼻炎の間違った治療でステロイドの点鼻薬を使いすぎてherpesが粘膜細胞に感染していき、かつ増えすぎて炎症が繰り返し起こりherpesの巣窟になってしまい更に近くの嗅神経にも感染が起こり嗅覚麻痺も起こるのです。昔の蓄膿症の手術は、歯茎をはいで副鼻腔の粘膜をすべて取り除く「痛い!. 怖い! 」ものでした。現在では痛みや出血が少ない「内視鏡下鼻内副鼻腔手術」が主流となり、患者さんに負担のかからない手術へと大きく変わっています。 だからといって簡単な手術と軽視するのは危険です。 副鼻腔は、嗅神経や、視神経や脳神経の近くにあるため、慎重を期する必要があります。基本的には2泊から3泊の短期滞在手術と考えておくとよいでしょうがいずれにしろ無駄な手術です。漢方せんじ薬と抗ヘルペス剤で治すことが出来ます。

術後一年ぐらいは嗅覚の調子は良かったようですが、風邪にかかったり花粉症の時期になると臭いがわからなくなっていました。とうとう去年は一年の大半で臭いがわかりませんでした。そして、今年の一月に近所の耳鼻科で診てもらうと、手術はきれいになされているが、鼻腔の中に手術の難しい場所があり、そこが悪くなっており完治は難しいと言われ無力感に覆われました。手術はきれいになされているが、鼻腔の中に手術の難しい場所があり再発したという苦しい説明ですがそもそもヘルペスを手術で除去できるわけはないのです。

そして、意を決して以前からネットで気になっていた松本漢方クリニックを訪ねてこられました。GW休み明けの水曜日の午後に扉を開けました。自分の番になるとまず血液検査があり、問診が行われ、なぜアレルギー性鼻炎になったのか、なぜ嗅覚が弱くなったか等の説明をしました。では、なぜ嗅覚は弱くなったのか。アレルギー性鼻炎でステロイドを使い過ぎたのでヘルペスウイルスが粘膜細胞で増えすぎ鼻腔の天井にある嗅覚レセプター感染したのみならずさらに上の奥にある嗅神経細胞にも感染してしまい傷つき臭いの感覚がなくなったからです。免疫を漢方で上げてかつ抗ヘルペス剤でherpesを増えないようにすれば嗅覚も良くなってくると説明しました。そして最後に一言『治るから!』と自信を持たせてあげました。私が鼻を一切診まなかったことに患者さんは驚かれていました。鼻の粘膜を見てもherpesが見られるのでもなくherpesの炎症の度合いをみても分かり切っているので見なかったのです。しかし、言葉では説明しずらい満足感を患者さんは感じられたようです。時間はかかるかもしれないが、私に託してみようと心に決められました。

最初の効果が感じられたのは”二週間後”でした。この”二週間”に意味があります。耳鼻科で処方された薬は1~2日で効果が現れ、しかし、もって二週間ぐらいしか効果が持たないです。また元の木阿弥です。私が処方した薬(ヘルペスの薬と漢方)は、即効性はありませんでしたが徐々に嗅覚が戻ってきました。嗅覚が戻り、処方してもらった漢方の臭いが分かった時は、臭いの戻った喜びと漢方の臭ささに驚きとが入り混じった変な感じだったようです。薬の効力も長く効果の切れ方も徐々に弱くなる感じが好印象でした。耳鼻科の薬はスパッと効いてスパッと切れる感じでした。どちらが体に優しいと思いますか?医療の目的は病気を治すことですから本当に体に優しい医療は言うまでもなく治せる医療です。治療を続けて5ヶ月になろうとしています。今では、ヘルペスの薬は風邪をこじらせて嗅覚が落ちた時に服用する程度になられました。漢方の薬は無くなれば、電話で取り寄せ出来ます。完治され縁が切れました。

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