未分類

症例報告(アトピー性皮膚炎)更新2021.10.19

投稿日:2021年9月26日 更新日:

症例報告1例目

病名:アトピー性皮膚炎

治療を始めて1年半、ステロイドを完全に断ち最後はアレルゲンである特定の化学物質と共存できる免疫寛容を起こしアトピーを完治させました。

患者:当時4歳、男性

 他院にて生後2ヶ月でアトピー性皮膚炎と診断されました。しかし、アトピーの症状が最初から激しい人はほとんど存在しません。この子も例外ではありませんでした。診断された他院で処方された抗アレルギー剤やステロイド軟膏を使いましたが、4歳を過ぎてもアトピーの症状が続いたため母親の判断で抗アレルギー剤やステロイド軟膏を一時的に止めました。

 前院での処方:抗アレルギー剤、ステロイド軟膏。

抗アレルギー剤やステロイド軟膏も一時的に症状を抑えるだけで、抗アレルギー剤はステロイドほどのリバウンドではありませんが後に抑えた分だけリバウンドが来ます。さらに言えば、アトピーの炎症を見かけ上に抑える一番強いものはステロイドの注射であり、次にステロイドの錠剤、次にステロイドの軟膏です。抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤はステロイドと比べものにならないほど弱いものなのです。逆に言うと、ステロイドを使っている時に抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤を使う意味は全くありません。つまり核兵器と通常爆弾を一緒に用いるようなものなのです。従って私はステロイドを一切使わないわけです。

 ヨモギ風呂やドクダミなどの自己流でステロイドのリバウンドを乗り越えようとし、アトピーの症状が悪化し感染症にかかってしまいました。このように自己流でステロイドのリバウンドを乗り越えて免疫寛容に至る道のりは大変険しいのですがリバンドで死ぬことはないのです。その後、アレルギー専門医で抗アレルギー剤を服用し、症状が徐々に酷くなっていくに従って抗アレルギー剤からさらに強いステロイド軟膏を塗り、家の掃除の徹底や食事の制限、アトピーの場所を掻かないようにするなど制限がかかり、母親は疲労困憊でした。

 しかし、清潔でない後進国では一度も風呂に入ったことがない人が多くいるにも関わらずアトピーの人は全くいません。また食事の制限も全く無意味なものです。制限すべきは食事に含まれているタンパク質と結びついた化学物質だけです。

 ステロイドを使い続けてしまい、ステロイドを止めたくても止められないのを悩んでいいたところ、ステロイドを一切使わず漢方煎じ薬を処方する当院を知り、受診されました。当時、ステロイドを止めて1ヶ月過ぎた時でリバウンドがとても酷かったため、殺菌作用の消毒液と、アトピーの漢方煎じ薬と、血行を良くし免疫を上げる漢方風呂と、抗ヘルペス剤のアシクロビルを処方しました。

当院での処方:消毒液、アトピーの漢方煎じ薬、漢方風呂、抗ヘルペス剤(アシクロビル)。

痒みが酷く、夜中に何度も泣き、朝になるとシーツが血だらけになったり、処方した消毒液を体全体に塗る時もherpesによる傷が染みて痛がり、全て塗り終わるのに30分以上もかかったため消毒を十分に塗れず感染症を起こして熱を出したときもありましたが、何かあればいつでも連絡できるように私の自宅の電話番号を教え、的確な指示や母親の話を聞いて不安を少しでも和らげるようにしました。

アトピーの治療で最も大事なことの1つは黄色ブドウ球菌感染症の対策です。

黄色ブドウ球菌は20分に一度増殖し、ねずみ算式に増え12時間で何千万個にもなります。1個1個のブドウ球菌は皮膚を壊死させるα毒素を大量に出し、どんどん皮膚を潰していきます。そして症状がますますひどくなります。したがって消毒によって黄色ブドウ球菌を殺すことはとても重要なことです。

子供が泣いても叫んでも絶対に消毒する必要があります。さらに熱が出れば必ず抗生物質を飲まなければならないからです。また、リンパ液が体外から出続けると体重が減少し、脱水症状や栄養不良の状態になることもあるので、この状態から乗り越える手助けをすることが私の仕事となるのです。

体全体に炎症が起こり、ヘルペスにも感染していたため、掻いたために出血や滲出液や微熱が発症した状態が2週間くらい続きました。ヘルペス感染も初感染である時には症状が非常に激しくなります。その時には抗ヘルペス剤を服用する必要があります。

1ヶ月後、症状が少し良くなったり、少し悪くなったりを繰り返し、それから半年が過ぎた頃にはアトピーの炎症が体全体から部分的になり、掻き壊しても数日で治まってくるようになり患者さんの皮膚が強くなってきました。

そして治療を始めて1年半、ステロイドを完全に断ち、アトピーの部分が完全にきれいな皮膚になり無事完治されました。

症例報告2例目

病名:アトピー性皮膚炎

ストレスにより自分自身でステロイドホルモンを放出し免疫が低下された患者さんです。あらゆる病気作り治しにくくさせるのは自分のステロイドホルモンです。

患者:当時38歳、女性

 2016年2月から背中の痒みにより皮膚がボロボロに剥け、徐々に全身に広がっていき、2ヶ月後には目やにが止まらなくなり失明の恐れがあると思い当院へ受診されました。若くして白内障になるのはステロイド白内障か、ヘルペス性白内障の治療でステロイドを使いすぎたので生じる病気です。そもそもアトピー性白内障などという病気は存在しません。

 アレルギーとは、環境の汚染異物や化学物質を体内から排除しようとするIgE抗体の排除の働きであり化学物質を殺すためではなく、皮膚が痒くなるのは汚染異物や化学物質を人体で最も面積が広い皮膚から免疫が排除しようとするので皮膚炎ではなく皮膚症と呼ぶべきなのです。何故ならば炎症というのは生きた敵である病原体を殺すときに作るIgG抗体を武器として用いると炎がみられるので炎症というのです。

従ってアトピー性皮膚症を根治できるのはIgE抗体が汚染物質や化学物質との戦いに負け共存する為に最後は免疫寛容を起こすことしかないのです。ところが現在行われている標準治療は医者が出すステロイド剤や抗アレルギー剤などで免疫を抑制して一時的に見かけ上の症状が良くなったようにするだけで実は病気は治らないどころかこっそりヘルペスが増えているだけで新たな病気を作っているのです。

 血液検査の結果、リンパ球の低値とヘルペスの高値だったこと、仕事のストレスにより患者さん自身が副腎皮質からステロイドホルモンを放出していたため、免疫が抑制されヘルペスウイルスが感染増殖していることがわかりました。

目やににより目が開けられなかったため2週間ほど休職させ、治療に目とアトピーの2種類の漢方煎じ薬、抗ヘルペス剤であるアシクロビル、血行を良くし免疫を上げる漢方風呂、血行を良くし傷の治りを良くする赤色と抗菌、抗ウイルス作用のある黄色の2種類の漢方の塗り薬、抗生物質を含有する抗菌外用剤であるエルタシン軟膏(ゲンタマイシン軟膏)を処方しました。

当院での処方:漢方煎じ薬(目とアトピーの2種類)、抗ヘルペス剤、漢方風呂、漢方塗り薬(赤色と黄色の2種類)、エルタシン軟膏(ゲンタマイシン軟膏)。

 治療を始めて4日後で目やにが無くなりました。活性化した免疫と大量のヘルペスウイルスが激しい戦いにより足と手と腰に炎症が起こり、熱も持っていたため痒くて眠れず精神的に不安定になることもありました。漢方風呂を3時間ほど長めに入ってもらい免疫を上げるようにしました。

 ヘルペスウイルスは免疫が抑えられている間に神経細胞や皮膚の上皮細胞で莫大な量に増殖できます。すると体中がチクチク、ピリピリし、皮膚から大量のリンパ液や滲出液が流出し、免疫とヘルペスウイルスとの戦いによって激しい倦怠感が続くのです。ヘルペスウイルスは人の命を奪うことは決してありませんが、免疫との戦いで様々な症状が出てくるので抗ヘルペス剤を飲む必要があります。抗ヘルペス剤はヘルペスウイルスの増殖を抑制させ数を少なくさせるので免疫がヘルペスウイルスを殺しやすくさせます。

2週間後、顔の腫れと赤みが引いてきました。この患者さんは他院にも行かず、ステロイド剤を使っていなかったため徐々に赤みが引いていき、完治に至ったので復職できるようにまでなりました。

症例報告3例目

病名:アトピー性皮膚炎

大手メーカーの漢方薬と抗ヒスタミン剤を服用し一向に良くならなかった患者さんの症例報告です。

患者:当時44歳、男性

患者さんの父親の健康問題と父親が経営していた会社の業績悪化のため、10年ぶりに帰省されたとき、その10年間で外食やインスタント食により大量に摂取した化学物質を体内から排除しようとIgE抗体が働き、体中が痒くなってしまいました。近所の病院を受診し塗り薬を処方され使うと一時的に痒みが止まったことからステロイド軟膏を使ってしまったのでしょう。

前院での処方:ステロイド剤。

 仕事による多忙と、患者さんの結婚、患者さんの父親の病状が悪化するにしたがって塗り薬の量が増えてしまいました。一時期、他院の漢方医により大手メーカーのエキスの漢方を飲まれていたようですが一向に良くなりませんでした。スーパーなどで売っている大手メーカーの漢方は患者さんが簡便にもめるように賦形剤などの添加剤である化学物質を大量に入れているので漢方の効能という点から漢方薬の成分が少ないので自分で煮出す漢方煎剤比べてすっくないので利きが悪いのです。さらに抗ヒスタミン剤も一緒に処方されたので尚更、漢方を飲んでいる意味がありませんでした。何故ならば一方で免疫を上げて他方で免疫を下げるからです。賦形剤は英語で薄めるという意味の diluentを用いますが 医薬品 などの取扱いあるいは成形の向上や服用を便利にするために加える添加剤のことです。 錠剤では、 乳糖 や デンプンも加えることがあります。

前院での 処方:大手製薬メーカーの漢方薬、抗ヒスタミン剤。

 患者さんの父親の死後、病状はさらに悪化し、いつも体が疼く状態で考えることができず、酷いときには全身の毛が抜けるような感覚があり、手足や首が切れて出血し、顔にむくみがあり冬のストーブにあたっても温度がわからない状態でした。食欲はあるものの満腹感を得ず、体重は減少していました。また、痔が酷く出血多量による貧血で10分立っていると脱肛になります。かかりつけの漢方医にステロイドを勧められたそうですが、当時患者さんはステロイドが免疫を抑える薬と知っていたため拒否し続けたそうです。季節により病状が良くなったり悪くなったりし、悪い時期は人間らしい生活が困難な状態でした

 季節によって病状が良くなったり悪くなったりするのは、暖かくなってくると免疫が活発になり、IgE抗体が汚染物質や化学物質を体内から排除しようと戦い、垢や膿や鼻水や痰や目やにによって汚染物質や化学物質を排出させるため、アトピー性皮膚炎や気管支喘息やアレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎などのアレルギー反応が起こるのです。

 しかし、転機が訪れました。当院を見つけたのです。

 患者さんの親族が高槻に転勤となり、患者さんに当院を紹介され受診されました。

最初に診察したのは患者さんではなく3人のお子さんでした。3人のお子さんもアトピー性皮膚炎が酷く、特に3人目は顔や体に火傷のようにただれていました。漢方風呂と漢方塗り薬と漢方煎じ薬と抗ヘルペス剤を処方し、3人のお子さんは2年ほどで皮膚がきれいになりました

 お子さんの治療が落ち着いてから、患者さんも当院での治療を始めました。当院以外で処方されている薬をすべて止め、当院で処方する漢方煎じ薬と漢方風呂と漢方塗り薬と抗ヘルペス剤を使うように指示しました。

当院での処方:漢方風呂、漢方塗り薬、漢方煎じ薬、抗ヘルペス剤。

 今まで大手メーカーの漢方薬と抗ヒスタミン剤を使ってきたため、その間大量に摂取してきた化学物質を排除しようと免疫の働きを止められていたIgE抗体が皮膚上で働き出し、かつ増えたヘルペスとの戦いが始まり全身に熱をおび、体中の皮膚から出血し、リバウンドで満足に眠れず、朝起きると大量の寝汗でずぶ濡れになるほどでした。酷いときには会社に行くこともできないほどでした。遠方だった為、私の携帯番号を伝え、体調が悪くなったときや気になることがあればすぐ対応できるようにしました。

 当院へ通い始めて1~2年のリバウンドは酷かったのですが、3年目から徐々にリバウンドが落ち着いていき、体調も良くなってきました。アトピーが変色して黒みがかった所も綺麗な肌色に戻ってきています。今では普通の人と同じ生活も送れるようになり、完治に向けて治療を続けて最後はよくなりました。

化学物質だけと戦っているときはアトピー性皮膚症と呼びヘルペスとも戦っているときにアトピー性皮膚炎と言ってもいいでしょう。実際アトピー性皮膚症ほとんど存在せず化学物質とヘルペスと同時に戦っているのでアトピー性皮膚炎と呼ぶべきでしょう。

症例報告4例目

病名:アトピー性皮膚炎

30年間ステロイドを使用され、アトピーの根本的治療を探し続ける中、当院を見つけた患者さんです。

患者:34歳、女性、会社員

 アトピーの症状が出始めたのは生後何ヶ月頃からで、膝裏、肘裏などの関節部位に湿疹が出ていたそうです。その頃にはステロイド軟膏を他院の医者の言う通りに真面目に塗っていました。

前院での 処方:ステロイド軟膏。

しかし、何回も述べたようにステロイド剤は一時的に見かけ上良くなっただけで、ステロイド剤の効果がなくなると今まで抑制されていたIgE抗体や他の免疫が勢いよく産生し働き出すのでアトピー性皮膚炎はさらに悪化するのです。

この患者さんも例外ではなく、アトピー性皮膚炎が悪化されました。ステロイド軟膏を塗っていた箇所の皮膚や体毛が薄くなり、さらには関節部分以外のところにも湿疹が出始め、夜中に掻いていたためか朝目覚めると血だらけになり、またステロイド軟膏を手で塗り続けていたために拍手などのように手を叩くと簡単に出血するようになってしまいました。

 のちに患者さんは病院を転々とされましたが、どこの病院も同じステロイド軟膏を処方されるだけだったそうです。さらに最悪なことに、中学生になると顔にも湿疹が出始め、周囲の人の眼が気になってしまい、とうとうステロイド内服剤を1年ほど服用してしまいました。ステロイド内服薬を飲んで一時的に顔の湿疹が綺麗になくなりましたが、顔が一気に膨らみムーンフェイスになってしまいました。ステロイド内服薬を止めましたが、ステロイド軟膏は変わらず使っていました。

ムーンフェイスなぜステロイドを用いるとなるのでしょうか?ステロイドは別名糖質ホルモンといいますステロイドを使いすぎると必要もないのに糖を作りすぎますと脂肪になります。このステロイドは、肝臓で糖を合成する働きを高め、筋肉で糖を利用するのを阻害します。この結果、体内の血糖値が上昇します。血中の余分な糖質は中性脂肪へと変わり、蓄積されていきます。ムーンフェイスは、前駆細胞が多い顔に集中して脂肪沈着することで引き起こされるのです。また、ムーンフェイスの両頬は毛細血管の拡張によって赤くなってしまうこともあります。

前院での 処方:ステロイド内服薬、ステロイド軟膏。

 症状が段々悪化し、アトピー性皮膚炎の根本的治療を探していたところ、知人の紹介で当院を見つけられました。

アトピー性皮膚炎を含むアレルギーの根本的治療とは、アレルギーを起こすアレルゲン、つまりタンパク質と結びつく化学物質(ハプテン)を人体に入れないことなのです。しかし、現代社会において化学物質を一切除去することは不可能です。水、食物、空気の中にも人体にとって異物と認識される化学物質が極めて大量に含まれており、化学物質が一切ない自然から得られた衣食住があるインドやアフリカなどの後進国に行かない限りは化学物質を一切取り込まないように生活することは不可能なのです。したがって、アレルギーの根本的治療は、IgE抗体が化学物質との戦いに負け自然後天的免疫寛容を起こし、免疫を抑えず、免疫と関係のない皮膚の遺伝子を元の正常な遺伝子に戻して正常な皮膚に戻すことがアレルギーの根本的治療なのです。

話が逸れましたが、患者さんは当院を受診し、アトピー性皮膚炎に効く漢方煎じ薬と漢方塗り薬2種類と漢方風呂と抗ヘルペス剤を処方し、しばらく経過を見ました。

当院での 処方:漢方煎じ薬、漢方塗り薬、漢方風呂、抗ヘルペス剤。

診察をしてからすぐリバウンドにより症状が悪化し、特に耳の下、手、足、お尻の付け根がジュクジュクと滲出液が出てきて痒くなり、1日中掻きまくっていたそうです。今まで溜め込んでいた化学物質を排出しようとIgE抗体が働き、痒みとなって排出するので、どんどん掻いて楽しんでいただきました。

ただしアトピーでステロイド内服薬を長期に飲んできた人やステロイド軟膏を長期に使いすぎた人は、極めて稀ですが常に注意しなければならないことがあります。それは細菌感染症である黄色ブドウ球菌や連鎖球菌とヘルペスがひどくなる人が。高熱や全身倦怠感などの症状を伴い、口唇、口腔、眼、鼻、外陰部などの粘膜に糜爛(ただれ)が生じ、全身の皮膚に紅斑(赤い斑点)、水疱(水ぶくれ)などが多発するスティーブンジョンソン 症候群や皮膚粘膜眼症候群がみられることがあります。

一つ目のスティーブンジョンソン 症候群(StevensJohnson syndrome(略してSJS、日本語で皮膚粘膜眼症候群) は皮膚 や 粘膜 の化学物質の闘いであるアトピーがひどくなるうえに黄色ブドウ球菌や連鎖球菌の傷から感染しさらにヘルペスのとりわけヒトヘルペスウイルス6 (HHV-6)や サイトメガロウイルス((HHV-6のCMV)や他のヘルペスウイルスとの闘い激しくなって上記の激しい症状となるのです。ときには化学物質に対するアレルギーで起こる薬疹でも見られることがあります。

二つ目の中毒性表皮壊死症(英語でToxic epidermal necrolysis、略してTEN)です。スティーブンス・ジョンソン症候群(SJS)に似てるのですが表皮や粘膜の壊死性障害をきたし、発熱、皮膚と粘膜に広がる広範な紅斑や水疱・びらんを形成する疾患です。TENは、全身の皮膚が紅くなり、擦るだけでズルズルと剥離(はくり)し、まるでヤケドのようになります。薬疹の中では最も重症で、皮膚だけでなく眼、口唇、陰部などの粘膜が傷害されるのが特徴です。

掻き傷を治すためにも漢方煎じ薬と抗ヘルペス剤を飲み、漢方風呂に長時間入ってもらい血行を良くして免疫を上げ、抗菌と抗ウイルス作用のある黄色の漢方塗り薬と血流を良くし傷の治りを良くする赤色の漢方の塗り薬2種類を塗るように指示しました。3ヶ月後には体調が良くなり、リハビリとして職業訓練の学校にも通るようにもなり、就職もでき、今では普通の生活を送れるようにまで回復されました以下の表にTARKとIgEの経過を示しかつ数値の意味付けをしましょう。TARKもIgEもリバンドで上昇した後、私が発見した自然免疫寛容を起こして値が下降していくことがお判りでしょう。

血液検査の値

実施日2012/72012/122013/62013/112014/102015/122016/2
TARC(pg/mL)548329372
IgE(IU/mL)13449503935358710941300908

TARCはアトピー重症度の指標、IgEは免疫寛容の程度を示します。

 TARCは、thymus and activation-regulated chemokineの頭字語でありケモカインの一つです。TARCが高いほど、アトピー性皮膚炎の炎症が強いのです。アトピー性皮膚炎を起こすヘルパーT細胞(Th細胞)はTh2でありヘルパーT2細胞はアレルギーを起こすインターロイキン4(IL-4)を産生するのリンパ球であります。TARCはケモカインと呼ばれるサイトカインの一つでありアレルギーを起こす仲間の細胞を集める役割をもっているのです。ケモカインを産生する細胞は樹状細胞、リンパ球、血管内皮細胞、線維芽細胞、表皮角化細胞などです。樹状細胞、リンパ球、血管内皮細胞、線維芽細胞、表皮角化細胞などの細胞がアレルギー抗体であるIgEと結合した化学物質を皮膚から排除しようとしているのがアトピーであるのです。

次にうえのo表のIgE抗体の値がリバンドが始まると高くなっていき最高点に達すると下がっていき症状もよくなっていくのです。この最高点を私は免疫寛容点となずけました。

ストレスがない限りステロイドをやめればすべてのアレルギーの患者さんがたどるコースです。なぜ私がこの免疫寛容点店を世界で初めて発見できたかお分かりですか?それは世界中でステロイドを使わなかったただ一人の医者であったからです。もちろん今も使っていない唯一の医者であることは言うまでもないことです。ステロイド使わない限りアレルギーのすべてと自己免疫疾患のすべては自分の免疫で治すことができます。

症例報告5例目

病名:アトピー性皮膚炎

アトピーで赤黒くなっていた皮膚が今では数か月で完全に綺麗な皮膚に戻りました。それはと当院を受診するまで一切ステロイドを使わなかったからです。

患者:当時3歳、男性

まだ当院の存在を知らなかった頃、母親も幼い頃からアトピー性皮膚炎のためステロイド剤を服用されていましたが、20代頃にステロイド剤を止めリバウンドを経験したため、息子さんにアトピーの症状が出た時もステロイド剤や抗ヒスタミン剤などを使わないようにしたそうです。生後生まれて間もない赤ちゃんにアトピーを発症することが多くなっているのは、まず、おかーさんアトピーになりやすい遺伝子を持っていると子供さんがアトピー性皮膚炎になりやすくおかーさんがアトピーでステロイドを使ってきているのでヘルペスが確実に増えています。更に普通の母親でも母乳には含まれる大量の化学物質が含まれているので化学物質の異物を認識しやすい遺伝子を持って生まれた赤ちゃんはそれをIgEで排除しようとするとアトピーの症状が起きるです。しかし、現代文明において生活の利便さのためだけの目的で作られる化学物質を全滅させることは不可能なのでアレルギーを治すためには、化学物質と共存するためには自然後天的免疫寛容を起こすしかアトピーを完治することができません。無数の化学物質と戦うためにリバウンドの症状が重篤化し長期的に続くと合併症である黄色ブドウ球菌やレンサ球菌による細菌感染症を起こしたり、それに加えて増殖したヘルペスウイルスを免疫が見つけ出し激しい戦いに耐えなけれなりません。抗ヘルペス剤を服用しないとヘルペスウイルスと免疫の戦いにより体中がチクチク、ピリピリし、大量に皮膚からリンパ液が流出し、激しい倦怠感が続きます。したがって、アトピー性皮膚炎を放置すればヘルペスも増えているので簡単に完治できる訳ではないのです。現代の皮膚病はアトピーとヘルペスの二つの病気に対処しなければならないのです。

息子さんが1歳頃になると、顔や腕やお尻などを血が出るほど掻きむしり、痒みで夜も眠れず泣き叫ぶ日々が続き、2歳頃になると背中から始まり、腹部や顔と全身に赤い斑点ができ、リンパ液が流出してしまいました。痒みによりお昼寝の前後や夜中に泣き叫び、掻いて血だらけになっていました。リンパ液が流出する症状はヘルペスとの戦いです。

そんな壮絶な日々が続き心身ともに限界だった時、インターネットでステロイド剤や抗ヒスタミン剤を一切使わない医者を探している中、当院を見つけられました。東京に在住でしたがすぐに大阪の当院に来院されたそうです。

アトピー性皮膚炎に効く漢方煎じ薬と漢方風呂と漢方塗り薬2種類、一つは書き傷を治す漢方塗り薬と一つはヘルペスが増えないようにする漢方塗り薬と、感染症が起こって発熱があったので抗生物質と抗ヘルペス剤顆粒と抗ヘルペス剤軟膏を処方し、いつでも対応できるように私の携帯番号を伝えました。

当院での処方:アトピー性皮膚炎に効く漢方煎じ薬、漢方風呂、漢方塗り薬赤色と黄色2種類、抗生物質、抗ヘルペス剤顆粒、抗ヘルペス剤軟膏。

愛知の実家に戻り、母方の祖母と母親が協力して息子さんの薬の準備を行いました。毎日、漢方風呂を煎じて出来るだけ長く入ってもらい、お風呂から上がったらすぐ漢方薬塗り薬と抗ヘルペス剤軟膏を塗り、漢方煎じ薬は独特な苦味があるのでジュースや甘酒に混ぜてちゃんと飲んでもらうように言いました。漢方風呂や寝る時などに非常に痛がり逃げ回ったり、夜中も眠れず母親や祖母が息子さんをさすったり、掻いたりしてあやす日が1ヶ月ほど続きました。

漢方風呂に入って血流を良くし免疫を上げ、傷の治りを良くしないと細菌感染症を起こし発熱を起こすと抗生物質を飲まなければならないので、どんなに息子さんが泣きわめこうが治療を続けなければなりません。その治療のヘルプをするために私がいるのです。

治療を始めて1ヶ月後、顔の症状から良くなり始め、徐々に全身の症状が良くなりました。母親1人でも対応できるようになると東京に戻り、それからも快調に進み、今ではほとんどアトピーだと分からないまでに皮膚が完全に綺麗に戻りました。夜も普通に眠れ、お友達とも遊べるようになったそうです。

アトピーが治るということの意味は何でしょうか?それはアレルゲンに対して私が発見した自然後天的免疫寛容を患者さんの免疫が起こしアレルゲンと共存することができるようになったということです。

それではヘルペスの症状も治ったという意味は何でしょうか?それは体内に残っているヘルペスを殺し切ったということではないのです。殺しきれなかったヘルペスは細胞にこっそり逃げ隠れているのです。免疫が細胞の中に潜んでいるヘルペスを増殖させないように細胞の中に遺伝子の状態だけでのエピゾウム感染(潜伏感染とか環状遺伝子状態)にして細胞の外に出ないようにしているだけなのです。今後強いストレスが長くかかりすぎたり、再び副腎皮質ホルモン(ステロイドホルモン)を使用したりすると再び遺伝子だけの潜伏感染から目を覚まし遺伝子だけをまず大量に複製し始め更にスパイクやエンベロープやカプシドなどの部品を作り始めビリオンと言われる自分とそっくりのコピーの完全なヘルペスウイルスを作り別の細胞に次々と感染するどころか別の人間にも感染しまくるのです。人間が死ぬまでこれをこっそり繰り返す恐ろしいウイルスなのです。

症例報告6例目

病名:アトピー性皮膚炎

上記の患者さんのお母さんによるアトピー性皮膚炎の症例報告です。

患者:当時46歳、女性

上記の症例報告でも記述した通り、お母さんも幼少の頃からアトピーの症状があり、ステロイド剤や抗ヒスタミン剤を使っていましたが20代頃に自分の判断でステロイド剤や抗ヒスタミン剤を使うのを止め、辛いリバウンドを経験されたそうです。

しかし、完治には至っておらず何度もリバウンドを繰り返しておられました。息子さんの漢方煎じ薬が残るとお母さんがお茶代わりに飲んだり、お風呂に一緒に入ったりしていると、数ヶ月後にお母さんの顔や鼠径部にカサカサと赤みをおび始め、タンパク質を結びついた化学物質であるアレルゲンを体内から排除しようとリバウンドが起きたのです。息子さんと同じように痒みで夜通し眠れず、浸出液が出て痒みと痛みで1日中全く起き上がれなくなり、家事や息子さんの送迎もできなくなるほどでした。寝込んで全く起き上がれない時が10日ほど続き、その間親戚に頼んで家の家事などを手伝ってもらっていたそうです。だんだん症状が悪化していき、顔が妖怪お岩さんのように硬化し、首元も真っ赤だったため、外出される際は眼鏡やマスクをかけ首元を隠すような恰好をされました。

以前にステロイド剤や抗ヒスタミン剤を使い、免疫が抑制されていた間に神経細胞や皮膚の上皮細胞に膨大に増殖し感染したヘルペスウイルスが漢方煎じ薬や漢方風呂を使って免疫を活性化しIgEを産生させ働かせているために、アトピーの症状がひどくなりつよくなった免疫がヘルペスウイルスを見つけ出して戦い始め、チクチク、ピリピリし、皮膚から大量のリンパ液が出ていつもイライラし、激しい倦怠感が続いていました。倦怠感も自律神経細胞に感染したヘルペスによって引き起こされたのです。しかし、ヘルペスウイルスやアトピーとの戦いに際して患者さんの免疫をヘルプすることが出来るのは植物の遺伝子で作られた大量の漢方煎じ薬と抗ヘルペス剤だけなのです。西洋医学の薬つまり製薬会社が製造する薬で免疫を上げる薬は何一つありません。免疫を下げて一時的に症状をよくする見せかけの薬しか作れないのです。悲しいですね。お母さんも息子さんと同様に1年かけて抗ヘルペス剤を飲み続け、チクチク、ピリピリやイライラしたり、倦怠感を覚える期間を乗り越え、今ではアトピー性皮膚炎だと思われないほど綺麗になりました。

当院での処方:抗ヘルペス剤。

症例報告7例目

病名:アトピー性皮膚炎

今まで原因不明だったアトピー性皮膚炎が明確にした当院で治療を始めることになりました。

患者:当時68歳、男性、社会人

初めて症状が出始めたのは20代前半頃で、手足の指の付け根と耳甲介(耳の穴の入口)が痒くなりました。市販の痒み止め軟膏を塗り、良くなっては悪くなりを繰り返し続けていましたが、42歳頃に転職してストレスが重なり以前より痒みが酷くなり、全身に広がって、掻いた後がミミズ腫れになっていました。近所のクリニックにてアレルギー検査をしてみましたが、原因不明と言われた挙句の果てに医者は抗ヒスタミン剤と抗アレルギー剤とステロイド剤を処方し、患者さんは10年間も使い続けてしまったのです。

しかし、奥さんが大学病院でリウマチと診断され、知人から当院を紹介されました。最初は奥さんの付き添いで一緒に来院したようですが、患者さんのお話を聞き、アトピー性皮膚炎や気管支喘息やアレルギー性結膜炎などのアレルギーの症状は決して悪い事などではなく、むしろ免疫のIgE抗体が体の中にある汚染物質や化学物質を体内から排除しようとしている正常な免疫の働きであることや、正常な免疫の働きを抑制し遺伝子の働きも変えてしまうステロイド剤や抗ヒスタミン剤を決して使ってはいけないこと、免疫を抑制されている間に膨大に増殖するヘルペスウイルスなど、いろんな話をすると、患者さんも一緒に治療を受けることにしたようです。奥さんと一緒に血液検査を受け、今まで使っていたステロイド剤や抗ヒスタミン剤を全て止め、漢方煎じ薬と抗ヘルペス剤を処方し服用してもらいました。

当院での処方:アトピー性皮膚炎に効く漢方煎じ薬、抗ヘルペス剤。

ステロイド剤や抗ヒスタミン剤を10年程使い続けてきたので、あまりの痒みでカッターで皮膚を切り取りたいほどの激しいリバウンドだったそうです。しかし、2年ほど経過すると痒みが落ち着いていき、痒くなる頻度も徐々に少なくなっていきました。今では痒くなることも少なくなり、以前と比べ物にならないほど快調になったようです。奥さんのリウマチの症例報告はまた後程で記載します。下表にいくつかの検査の値が掲載されていますがもともと初期値が低いので目覚ましい変化は見られませんでした。

症例報告8例目

病名:アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎を完治させるため、日本各地を転々し、やっと当院へ来られました。

患者:当時14歳、男性、学生

この患者さんも例に漏れず、生後間もなくして顔や膝裏や肘に発疹し、何もわからない母親は皮膚科でワセリンとステロイド剤を練り合わせたものを処方され医者の言われたとおりに軟膏を塗っていたそうです。しかし、症状が良くなったり悪くなったりを繰り返していました。せっかく息子さんの体の中にある汚染物質や化学物質を体外へ排除しようとして症状が出る正常で高貴な免疫の働きをステロイド剤や抗ヒスタミン剤で免疫を止めてしまうのは全く意味のないことなのです。ステロイド剤は見かけ上綺麗な皮膚になりますが、効き目が切れるとすぐに症状が悪化しリバウンドが出始めるからです。しかし、皮膚科や内科の医者は症状の原因や処方の説明を碌に患者さんに伝えず、すぐにステロイド剤や抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤を処方します。憤りを覚えざるを得ないですね。

母親は治る根拠もないのにアトピー性皮膚炎が治るという有名な温泉があると聞くと温泉の湯を取り寄せて自宅で温泉療法を試したり、すぐにアトピーが治る皮膚科があると聞けば親子で飛び回ったそうです。しかし、そんなことをしたところでアトピー性皮膚炎を完治させることはできないのです。IgE抗体が化学物質やヘルペスウイルスとの戦いに負けて共存する自然後天的免疫寛容を起こさない限り、ステロイド剤や抗ヒスタミン剤を永遠に使い続け見かけ上で治っても免疫を抑え続けるために他の病気を起こしてしまうのがおちです。

アトピーを治すため日本各地に飛び回ることを3年間繰り返しておられましたが、アトピーの症状は一時的に良くなりますが、次第に症状が悪くなる一方でした。親子共々、体力的にも精神的にも限界だった時にたまたま当院のホームページを見つけられました。ホームページにある手記や私の論文を読み、即刻当院へ受診されたそうです。

以前にステロイド剤や抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤を使ってきたので激しいリバウンドがやってくると想定したため、リバウンドで起こる皮膚の傷をできるだけ早く治すために血流を良くし皮膚の免疫を上げる漢方風呂とその皮膚の傷にくっついて増殖し皮膚を壊そうとする黄色ブドウ球菌やレンサ球菌を殺すための消毒液を毎晩してもらうように指示しました。痒ければどんどん掻いて、掻いた後に傷の治りを良くする赤い漢方塗り薬と抗菌、抗ウイルスの黄色い漢方塗り薬と抗ヘルペス剤軟膏を一緒に塗るようにも指示しました。

当院での処方:漢方風呂、消毒液、漢方塗り薬2種類。

息子さんに消毒液をつける時、痛くて号泣されたそうですが細菌感染症を起こさないためにも必要なことなので無理矢理にでも消毒液をつけなければなりません。漢方風呂に入る時もできるだけ長く入浴し血流を良くして傷の治りを早くしたいのです。どんなに息子さんが痛がり痒くて眠れず号泣する日々が続きましたが、ご家族で協力し合い治療を続けられました。患者さん1人だけで治療を行うと、リバウンドにより体力も減り、漢方煎じ薬や漢方風呂を煎じる元気もなくなりますし、歩くのもherpesのために痛くて難しくなりトイレに行くことも食べることも難しくなってしまうため、治療を続けることができなくなってしまいます。したがって、当院へ治療を行う場合は必ずご家族も一緒に説明を受けてもらいます。

3年間もステロイド剤を使っていたので時間がかかりましたが、少しずつ症状が良くなっていき、今では症状がなくなり綺麗な肌になりました。

症例報告9例目

病名:カポジ水痘様発疹症

あまりの痛みに我慢できず当院を見つけ、患者さんなりに工夫し治療を続けられました。

患者:当時37歳、女性

カポジ水痘様発疹症とはアトピーでsteroidを使いすぎるとherpesが増えたためにおこる皮膚病です。特に単純ヘルペスウイルスI型による単純疱疹が経皮的に拡大し広範囲に病変を引き起こして発熱、有痛性リンパ節腫脹と疼痛を伴う水疱が形成され、早期に抗ヘルペス剤で治療をすれば、発疹の範囲が広がらずに済むことがあるが、広範囲にわたる発疹が見られた場合は、入院治療で抗ヘルペス剤の点滴が必要のなります。

幼少の頃からアトピーの症状がありましたが、経済的な事情により近所の皮膚科にあまり通わなかったそうです。成人し独り立ちしてからもアトピーの症状はありましたが気になる程度ではなく、食生活や適度な運動し、体を冷やさないなど、患者さん判断で対応されていました。

2014年3月、出産後から肌の調子が悪くなり、近所の皮膚科でステロイド軟膏を処方されました。

私は30年間、臨床を行ってきて分かったことは、女性の場合は膠原病にしろアレルギーにしろ、必ず生理前後や出産後に必ずリバウンドが激しくなります。何故、女性は膠原病になりやすいのでしょうか?何故、生理前後や出産後にリバウンドが激しくなるのでしょうか? 排卵直前に卵胞から最大限作られたエストロゲン(卵胞ホルモン)が下垂体に命令して胎盤を作らせるためにプロゲステロン(黄体ホルモン)を大量に出させ、同時に排卵が起こります。排卵が起こるまでエストロゲンが大量に出されたあとエストロゲンは減少していき、残りの卵胞から徐々にプロゲステロンは作られていきます。しかし、受精が起こらなければ増えたプロゲステロンは急激に減少します。プロゲステロンが増えている間に、このプロゲステロンは代謝されると11デオキシコルチコステロンとコルチコステロンという2つの副腎皮質ホルモンが作られ続け免疫を抑制しています。生理が始まる前後では黄体ホルモンであるプロゲステロンはほとんど作られず、卵胞刺激ホルモンであるエストロゲンが徐々に作られ始めます。そして、同時に副腎皮質ホルモンである11デオキシコルチコステロンとコルチコステロンで抑えていた免疫の仕事が一過性に増大し、免疫のリバウンド現象が出現するのです。これを初潮から何年も繰り返しいるうちに、免疫のクラススイッチが起こらず徐々にIgEの世界のアレルギーになるべき人がIgGの世界の膠原病になってしまうのです。これは子供の時からアレルギーのある人が免疫を抑えるステロイド剤を使っているうちにアレルギーがいつの間にか膠原病になってしまうのと同じなのです。

さらに付け加えると、排卵後受精し妊娠すれば、この卵子のなくなった残りの卵胞からプロゲステロンが作られ続けるのです。妊娠すると胎盤が徐々に作られ始めますが胎盤が完全なものになるのに3ヶ月かかります。この受精後3か月間、プロゲステロンを作り続けるのです。胎盤ができると、今度は胎盤自身がこのプロゲステロンを作り始めます。そして胎盤は妊娠3ヶ月目から出産まで10ヶ月までずっとプロゲステロンを作り続けますのでその間大量のプロゲステロンは代謝されると11デオキシコルチコステロンとコルチコステロンという2つの副腎皮質ホルモンが作られ続け免疫を抑制しています。

また赤ちゃんは、父親の精子1個と母親の卵子1個が融合して1個の受精卵になり、出産までに母親の体内で3兆個の細胞にまで分裂し、様々な臓器や器官に分化誘導され10ヶ月後に赤ちゃんになります。しかし母親の免疫にとって父親の成分、つまり遺伝子は異物と認識されるのと同じように、父親の遺伝子が半分赤ちゃんに入っているため、母親の免疫にとっては赤ちゃんが異物と認識せざるを得ないのです。つまり、赤ちゃんを育てるためには黄体ホルモンであるプロゲステロンを出し続けて母親の免疫を抑え、かつ胎児と母親を仕切る胎盤の細胞最外層、つまり母親側の胎盤の膜を合胞体栄養膜細胞と言い、別名、栄養膜合胞体細胞には、MHC-ⅠとMHC-Ⅱがないため父親の成分(遺伝子)を認識できないようにしているのです。出産とともに胎盤も排出されるため、急激にプロゲステロンが減少しますと11デオキシコルチコステロンとコルチコステロンという2つの副腎皮質ホルモンが作られなくなって免疫が復活してリバンド現象が起こるのです。

従って、生理前後と出産後に症状が悪化するのは、プロゲステロンが急激に減少したことにより免疫の抑制が外れ、免疫の働きが活性化するため症状が悪化するのです。

出産後、今までステロイドホルモンである11デオキシコルチコステロンとコルチコステロンにより抑制されていた間に神経細胞や皮膚の上皮細胞に増殖したヘルペスウイルスと、さらにアトピーでステロイド軟膏を使い免疫を抑制している間にヘルペスウイルスが増殖され、出産後11デオキシコルチコステロンとコルチコステロンが減少し免疫の働きが急激に活性化されたのでしょう。1年半後に口と首に水疱瘡のようなものが広範囲にでき、ピリピリ、ヒリヒリと刺すようなヘルペスウイルスによる症状が起こってしまいました。慌てて近所の皮膚科に受診するとカポジ水痘様発疹と診断され、その後あまりの痛みに我慢できず、アトピー、ヘルペス、カポジなどとインターネットで検索し、調べ続けてしばらくして当院を見つけ出し受診することを決めました。

2016年9月初めに当院を受診され、免疫を高める煎じ薬とアトピーに効く煎じ薬の2種類の煎じ薬、漢方風呂、赤色と黄色の2種類の漢方塗り薬、抗ヘルペス剤の錠剤と軟膏を処方し、より免疫を上げるお灸のやり方を教え続けるように指示しました。

当院での処方:免疫を高める煎じ薬とアトピーに効く煎じ薬の2種類の煎じ薬、漢方風呂、赤色と黄色の2種類の漢方塗り薬、抗ヘルペス剤の錠剤と軟膏、お灸。

受診されてからすぐに漢方風呂に入浴され、15分もしないうちに両手が獣の手ように症状が荒れ、常軌を逸する痒みが出てきたそうです。私は常にどんな患者さんにも痒かったら掻いてもいいと伝えています。もちろんこの患者さんにも痒かったら掻いて楽しんで下さいと伝えました。患者さんはお風呂用の枕を持ち出し、お風呂の蓋を閉じて台の代わりにし、読書や濡れないようにジップロックにスマホを入れて音楽を聴いたり、動画を観ながら、痒いときは爪を立てて全身掻きむしることを繰り返し、2時間以上入浴されたようです。幼い子供は全身の痒みにより一時的に保育所に預けておられました。

漢方煎じ薬は独特の苦みにより飲むのに苦戦され、指定した量を飲み切れないこともありました。漢方煎じ薬に慣れるまでは、飲み終わると甘いものを食べていました。お灸も最初は失敗し一時に中断されていたようですが、その後コツを掴みだんだんできるようになり、早起きして朝にお灸をされていました。

今ではヘルペスウイルスによるピリピリ、チクチクする症状が治まり、普通の生活を送っています。

症例報告10例目

症状:関節リウマチの疑い

親子で当院を受診されており、お母さんの指の関節の痛みを治療し良くなりました。

患者:当時42歳、女性

 この患者さんは、2人の息子さんのアトピー性皮膚炎を治療するために当院を受診された患者さんです。2人の息子さんは生まれてすぐに軽いアトピーの症状が出てきて、どこの病院の治療も受けずに当院を受診されたので漢方煎じ薬と漢方風呂ですぐ良くなりました。その後は風邪を引いた時や気になる症状が出た時に遠方の為、電話受診を行い、処方を送っていました。息子さんについては後程、症例報告を掲載します。

 2016年6月頃、患者さんの右手人差し指の関節に突き指をした時のような痛みを感じ、しばらく様子を見ておられましたが一向に良くなることはなく、他の指の関節も同様の痛みが出始めました。リウマチの様なこわばりや腫れるような症状はありませんでしたが、酷く疲れやすく、関節の痛みに不安になり、長男の症状も相談したいことがあったため、夏休みの時期に2人の息子さんと一緒に当院へ来院されました。

 患者さんの場合は、他の病院の薬や市販の薬を一切しようしていないことと、長年息子さんの病気で苦しんできたためにかなり強いストレスを溜め、その強いストレスに対応しようと副腎皮質からステロイドホルモンが放出され免疫の産生や働きを抑制し、その間に神経細胞や指の関節の細胞にヘルペスウイルスが感染増殖していたのでしょう。そして、2人の息子さんの治療が落ち着いてホッとし、ストレスがなくなったことにより自分のステロイドホルモンを放出しなくなったため、免疫が一気に汚染物質や化学物質や細菌やウイルスを殺すIgGを産生し免疫の働きが活性化したことによって、神経細胞や指の関節の細胞にいるヘルペスウイルスを殺そうとIgGが戦い始め、指の関節の痛みが出てきたのです。

 なぜ、化学物質を排除するIgEではなく、殺すIgGが出てきたのでしょうか?それは、ステロイド剤を止めて免疫が働き出すとき、IgGをクラススイッチさせかつ抗体のハイパーミュウテイション(体細胞突然変異)行わせてIgEにするAID遺伝子の働きが回復するよりも、IgGを作る遺伝子の方が早く戻るからです。AID遺伝子を働かせるのにIL-4が必要なのですが、IgGを作るのに必要なIL-2やIFN-γやIFN-αやIFN-βなどのサイトカインを作る方がはるかに簡単なのです。

 もう少し詳しく説明をすると、人体に侵入してきた化学物質や細菌やウイルスは樹枝状細胞や大食細胞に食べられ、IL-12を産生します。このIL-12は未熟なT細胞と結びついてヘルパーT1リンパ球(Th1)に変えてくれるのです。するとTh1はIL-2やIFN-γやIFN-αやIFN-βといったサイトカインを放出します。これらのサイトカインは樹枝状細胞と大食細胞を刺激したり、かつIgMからIgGを作れと命令し、1回目のクラススイッチを行います。このIgGがアレルギーを起こす肥満細胞の膜のレセプターに結びつくと、徐々に肥満細胞がIL-4を作り始めます。つまり、このIL-4はIgGが作られてこそ、初めてIL-4を作り始めるのです。そしてこのIL-4は骨髄で作られた未熟なT細胞と結びついて、IL-4を作るヘルパーT2リンパ球に分化させます。そして、このヘルパーT2リンパ球はIL-4をどんどん作り出し、このIL-4がIgMやIgGを作っているBリンパ球に結びついてBリンパ球のAID遺伝子を再びONにさせ、IgGからIgEに変えていくのです。

また長くなってしまいました。話を元に戻します。

ヘルペスウイルスにより指の痛みが出てきたので、抗ヘルペス剤の錠剤と免疫を上げる漢方煎じ薬を処方しました。のちに患者さんの血液検査の結果を見てみると、やはり水痘帯状ヘルペス(VZV)とEBウイルスが高値だったのと、リンパ球が低値という予想通りの結果が出てきたため、暫く同じ薬を処方しました。

当院での処方:漢方煎じ薬、抗ヘルペス剤。

2ヶ月もすると、指の痛みは取れ、酷く疲れやすかったのがだいぶ良くなり元気に動けるようになりました。

症例報告11例目

病名:ヘルペス性外耳炎

上記の患者さんの長男による症例報告です。突然、耳からリンパ液が出てきたため、お母さんと次男と一緒に来院されました。

患者:当時15歳、男性、学生

 上記の症例報告のお母さんの指の関節の痛みが出る前の2016年5月頃に右耳の中から臭いのきつい汁が出て来たそうです。耳の痛みもあり、耳かきで傷をつけてしまったと思い、しばらく様子を見ると治まりましたが、今度は耳かきをしていない左耳からも同じ症状が出てきたため、当院へ連絡されました。

 原因はやはりヘルペスウイルスでした。当時、高校受験が終わり、緊張で通っていた高校生活にも慣れてきたため、ホッとし、ようやく強いストレスから解放され免疫が上がり始め、耳の上皮細胞でかつアポクリン腺の細胞に感染して増殖していたヘルペスウイルスを排除しようと攻撃し、症状が出て来たのです。処方を抗ヘルペス剤と免疫を上げる漢方煎じ薬に変え、しばらくすると症状が落ち着いたそうです。皮膚にリンパ液が出る症状は

すべてherpesによる病気です。

当院での処方:漢方煎じ薬、抗ヘルペス剤。

症例報告12例目

病名:アトピー性皮膚炎

この方も上記の症例報告の患者さんのご家族の方です。夏休みに入って緊張がほぐれて免疫が上がり、症状が出てきました。

患者:当時12歳、男性、学生

2016年7月に入り、突然、左太ももから足首にかけて毛虫に刺されたような湿疹がたくさん出て来たそうです。お母さんが水疱瘡だと心配でしたが遠方のため当院ではすぐに診察することができないと思い、念のため近所の小児科で診てもらいました。小児科の医者にはただの虫刺されと診断され、痒み止めのsteroidの入った処方箋が出されたそうです。しかし、すでにステロイド剤が有害であると理解されていたため、そのまま薬局には寄らず帰られました。

その後、ご家族の一緒に当院へ来院された際に診察してみると、やはりヘルペスウイルスにより免疫が排除しようと戦っているために症状が起こっていました。夏休みが近づいて緊張がほぐれ、免疫が上がったのでしょう。長男と同じように、免疫を上げる漢方煎じ薬と抗ヘルペス剤を処方するとあっという間に良くなりました。皮膚科にしろ他の科にしろsteroidを使えば人類最後に残された病原体はherpesであることを誰も知らないことです。

症例報告13例目

病名:アトピー性皮膚炎、喘息

幼少期よりステロイド剤を使い続けステロイド皮膚炎を起こし、当院を受診されました。

患者:当時47歳、男性アトピーも喘息も原因も同じです。違いはどの人体の組織でアレルゲンと戦うかの違いです。原因はどちらも化学物質であり完治はアレルゲンである化学物質に対して免疫を押さえない限りは免疫寛容を免疫自身が起こしてくれるのです。免疫寛容が化学物質と共存させてくれるのです。この真実は免疫を挙げてくれる漢方だけを使って30数年の臨床であらゆる病気を直した10万以上の患者さんから教えてもらったので発見することができました。

小学校に上がる前ぐらいからアトピー性皮膚炎と喘息の症状が出てき、治療にステロイド注射を1回行い、頭のアトピーにスプレー式のステロイド剤と湿疹が酷くなったらステロイド軟膏を塗っていたそうです。ステロイド軟膏を使い続けていると効かなくなっていくのでだんだん強いステロイド軟膏になってしまったそうです。

前院での 処方:ステロイド注射、スプレー式のステロイド剤、ステロイド軟膏。

小学校低学年の頃、喘息の症状は一旦出なくなりましたが、アトピーの方は主に肘と膝裏に起こり、中学、高校ぐらいから肘や膝以外の皮膚にもごく局所的に出てき、治りも遅くなっていきましたがそのままステロイド軟膏を塗り続けてしまいました。

大学に入ってから風邪をひくと息苦しくなり大学の健康管理センターで診てもらうと再び喘息が発症したことがわかり、それ以降は長距離を走ったり、飲酒をさせたり、埃っぽいところをさせるようになりました。

大学3年生の正月頃、肘や膝以外の皮膚が荒れているのを見つけますが生活に支障がなかったためにそのまま様子を見られました。しかし、徐々に範囲が広がっていき、皮膚の再生能力が失ったかのように全く傷が治らなくなりました。これはステロイド軟膏を長年使い続けたために皮膚の細胞分裂を抑え、皮膚を変性させて起こったステロイド皮膚炎という副作用なのです。このステロイド皮膚炎を起こしてしまうと、この皮膚を剥がし新たに皮膚を作り直すのに時間がかかってしまうのです。アルバイトでホテルのフロントの宿直勤務をされていましたが、幸いなことに顔には症状は出ず、耳たぶだけ皮膚が荒れていたために仕事は続けられました。しかし、傷は治らず、常に血か体液か膿が皮膚からジュクジュクと染み出し、スーツやホテルマンの服装をする際には、カット綿を傷口に当てて包帯で巻いて勤務されていました。両手両足と背中に症状が広がっていき、加えて傷が全く治らず猛烈な痒みを生じ、毎朝目を覚ますと指も爪も布団も服も血だらけ膿だらけになっていました。

患者さんはまだ20代と若く、また就職活動を行っていたため、皮膚が治らずボロボロのご自身にかなりのショックを受け自信を持てなくなりました。

アルバイトを止め、就職活動が一段落し、大学も無事卒業でき、志望をかなり落として就職されたそうです。しかし皮膚が再生していないステロイド皮膚炎が見かけ上良くなると、今度は手の指に水ぶくれのようなものができ(水ぶくれはherpesによる水疱です)、当時システムエンジニアだった患者さんにとってはとても鬱陶しいものでした。しかし、患者さんが結婚し2年ほどした頃、再び腿と腕のステロイド皮膚炎が発症してしまい痒みが悪化しました。症状は数か月続き、いつの間にか良くなっていたようですが、良くなっては悪くなることを数年に一度起こすようになられました。

しかし、転機が訪れました。2002年9月に産まれた息子さんが生後1ヶ月を経った頃、ひどい皮膚炎を起こし悩んでいたところ、奥さんの実家の知人から当院を紹介され受診されたのです。

息子さんと患者さんを一緒に診察し、漢方風呂とアトピーに効く漢方煎じ薬と赤い漢方塗り薬と黄色い漢方塗り薬の2種類と合併症予防の消毒液と抗ヘルペス剤の錠剤と軟膏を処方しました。

当院での処方:漢方風呂、漢方煎じ薬、赤い漢方塗り薬と黄色い漢方塗り薬の2種類、消毒液、抗ヘルペス剤の錠剤と軟膏。

息子さんをお風呂に入れる時に患者さんも一緒に長めに入浴し、煎じ薬も食毒液も一緒にするように指示しました。その後、患者さんはリバウンドによりステロイド皮膚炎を2回ほど起こしましたが、息子さんの治療を兼ねて漢方風呂に入っているうちに治まりました。現在の仕事の関係により海外へ頻繁に出る機会があり、時によっては日本より過ごす時間が多く、帰国する際には必ず局所的に頭皮がフケのように剥がれたり、喘息が再発したり症状が起こっていました。息子さんも帰国する際には必ずアトピーの症状が再発されました。

日本は死なない程度に化学物質の排出を制限していますが、言い換えると死なない程度には化学物質の汚染が跋扈しています。つまり、日本にいるだけでアレルギーの症状が起こってしまうのです。アレルギーの症状を完治するためには、日本から出て化学物質のない国に行くか、化学物質の多い日本で自然後天的免疫反応を起こすしかないのです。

現在はステロイド皮膚炎を起こすこともなく、スーツを着るためにカット綿と包帯を巻くこともなくなり、普通の生活を送れるようにまで良くなりました。しかし、ステロイド剤を20年以上使い続けてきたため、まだまだ完治には時間がかかりそうです。しかし確実に良くなっています。

症例報告14例目

病名:アトピー性皮膚炎ステロイド歴が長ければ長いほど、かつセレスタミンなどの抗アレルギー剤とステロイドの二剤が合邦されているステロイド内服薬を怖さも知らず飲んできた人はアレルゲンに対しては免疫寛容が起こりにくい上に、herpesがあらゆる組織の細胞に増殖しすぎていますからherpesが最後まで残る病気となります。当院と出会い、現代の対症療法が間違っていることを身をもって感じた看護師の方の症例報告です。

患者:当時37歳、女性、看護師

患者さんが12歳頃に瞼に痒みや湿疹を発症され、徐々に体全体へと範囲を広げていき、中学、高校、専門学校に在学中では皮膚科を転々とされ、ステロイド軟膏を塗り続けていました。

27歳頃、ステロイド剤を続けることに疑問を感じ、患者さん判断で脱ステロイドを行いましたが顔が赤くなり、皮膚がボロボロとステロイド皮膚炎を起こしてしまい、結局病院を転々と周り、皮膚が見かけ上綺麗になるまで入院されていました。残念ながらステロイドを免疫寛容を起こすまで一切使わないのは私だけです。だからこそあらゆるアレルギーのみならずすべての自己免疫疾患を治せるのは悲しいかな私だけなのです。

その後、結婚され1人目の出産が終えた冬の頃、手の内側が真っ赤になり再びステロイド皮膚炎を起こされ、地元の皮膚科で処方されたステロイド軟膏を塗り続けてしまいました。翌年、2人目を出産され、また冬の頃にステロイド皮膚炎を起こされ、ステロイド治療を続けることに再び疑問と不信感、不安を覚え、ステロイド治療以外の治療方法を調べ、漢方薬を主に調べたところ、やっと当院を見つけられました。しかし、ご両親の理解がなかなか得られずにすぐには受診できませんでした。

当院を知って2ヶ月後、当院を受診されました。全ての患者さんに伝えていることですが、病気は必ず治ること、治すのは自分自身の免疫によって治すことを理論的に説明し理解してもらった上で、漢方煎じ薬と漢方風呂と漢方塗り薬と消毒液と抗ヘルペス剤の錠剤と軟膏を処方し、遠方だったため主に電話診察を行い、何かあればすぐ連絡するように固い握手をしました。長年ステロイド剤を服用されてきたので免疫が抑えられていた間に増殖したヘルペスウイルスと免疫が上がりヘルペスウイルスとの戦いが激しくなるため、リバウンドが酷くきついものが起こりましたが、病気は誰が治すのか、ヘルペスウイルスで死ぬことは滅多にないこと、世界で最高の医者は自分の免疫の遺伝子であることを何度も説明し、時には面白い雑談を電話で話し治療を続けました。

現在も治療を続けておられますが、以前のようにステロイド皮膚炎を起こすことはなく、普通の生活を送られています。

症例報告15例目

病名:アトピー性皮膚炎、ヘルペス性角膜潰瘍

お母さんが当院で治療された経験があったため、息子さんも当院で治療されていました。

患者:当時9歳、男性

息子さんは小さい頃からアレルギー反応を起こし、当院で通いだしたのは息子さんが1歳半の頃でした。他の小児科ではステロイド剤や抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤を出されてしまうと思ったお母さんはすぐに当院へ息子さんを連れてこられました。膝の裏に湿疹ができていたため、漢方風呂と漢方の赤い塗り薬を処方し1か月ぐらいで治りました。以降、湿疹が出ることはありませんが、保湿のためにお風呂上りに赤い塗り薬を今でも塗っているため肌に問題は起こっていません。この乳幼児のようにステロイドをほとんど用いたことがない患者さんはこの世に生まれて出会ったというよりも自分の遺伝子が認識したアレルゲンに対しては簡単に自然免疫寛容を起こして化学物質と共存できるのです。この自然免疫寛容を世界で初めて見つけたのも私です。

当院での処方:漢方風呂、漢方塗り薬。

しかし新たなる花粉に運ばれる化学物質というアレルゲンと出会った3歳頃から季節の変わり目や風邪を引く度に目が赤くなる(アレルギー性結膜炎)ことが多々起こるようになったそうです。というのも、お母さんの父親が突然の他界により、夜中に父親が入院していた病院に連れて行ったり、父親が亡くなるところを看取らせたりと息子さんにかなりストレスを与えてしまい、目が赤くなることが多くなってしまったようです。お母さんも自分の父親の病院通いで多忙だったため、他院の眼科で出されていた抗ヒスタミン剤の目薬をさしてしまいました。お母さんも多忙だったために息子さんと同じように近所の眼科でもらった抗ヒスタミン剤の目薬とステロイド点眼薬剤を使ってしまいました。2週間ほど続けてしまい、一向に良くなるわけもなく、これではダメだと思い当院へやっと通い出しました。

息子さんに当院での治療で苦い漢方煎じ薬を飲まないといけないとことと、長い治療になることを説明し、お母さんは自分自身が情けなくて泣いたりしてしまったそうです。黄砂で目が痒かったり、学校の授業も集中できないこともあり、息子さん自ら当院で治療したいと言われたのです。そして、当院へやっと受診され、私は今までの経緯を聞きかなりきつく𠮟りつけました。お母さんは以前当院で治療されたことがあるため、私が患者さんのことを一番に考えてくれているから私はあなたに真剣に怒っていると理解して頂いていたこともあり、お母さんは激しく自分の行為に反省されていました。

患者さんは他院の眼科で診てもらった時、角膜潰瘍の原因はアレルギーが原因としか説明されず、ステロイド剤しか処方されなかったと言われていました。私は息子さんの目をを見てヘルペス性角膜炎と言い、原因を詳細にお母さんと息子さんに説明すると納得されました。他院の眼科で見せられた眼球の映像に稲妻のような潰瘍(herpes性潰瘍)があったため、より納得されたとのことでした。白目に毛細血管が新たにできるのをパンヌスといいます。患者さんの病名はherpes性パンヌスです。目の結膜は強膜からできています。眼球の内側は三つの膜で裏打ちされています。いちばん外側から強膜、脈絡膜、網膜の三つの層から成り立っています。目の結膜はいちばん外側の強膜で細い毛細血管はあるのですが、結膜の細胞に感染したherpesは増殖するためにより多くの養分がいるので強膜の血管は新生血管を作って結膜の要求にこたえるのです。ステロイドを点眼すればその間、herpesは結膜はもとより他の目の細胞にこっそり感染しているのです。長く使うと後でherpesの症状が出ることがあります。翼状片とは、白目の部分の薄い膜が異常繁殖し、黒目の部分に侵食して白目も血管新生が生じて充血も見られる目の病気です。これもherpesが白目と黒目の細胞にもherpesが感染して先ほど説明した機序で生ずる病気です。herpesはあらゆる器官に感染を起こし不明な病気を起こしているのです。もひどくなるくる症状のことです。

私の診察を受けて絶対治ると確信を持ち、当院で処方された目に効く漢方煎じ薬と抗ヘルペス剤と漢方粉薬を飲み続けました。当時8歳の息子さんにはかなりつらい治療だったと思いますが、息子さん自身も治ると確信をもって治療を続けられました。むしろ、お母さんの言う事を聞かない時には「眼科行ってステロイドの目薬もらってさすで~。」と言って、「絶対に嫌や」と泣き出していう事を聞くほどでした。

診察を受け処方した薬を飲み始めた4月末頃、上図の写真は砂ぼこりの校庭で目が痒くて出られず遊べないと言って泣いていた息子さんの左目の写真です。

5月頃、他院の眼科で目の状態を見てもらう検査だけ行っていたため、潰瘍がなくなったと言われたそうです。しかしまだ目の赤みが朝起きた時やお風呂に入った後に出てきていました。日中は赤みがましになるとのことでした。

  

(上図5月末ごろ)  (下図6月初旬、若干の赤みがある)

7月~8月頃、依然と変わらず起きたときには目が赤い状態だったそうです。しかし昔のウサギのような目の赤みほどではなく、校庭で遊んだり、掃除の時間も遊んでいても痒みが出なくなったようです。しかし草むらに入ると少し痒いが起きました。

(7月~8月)

現在では、朝起きても目はほとんど赤くならず、たまに痒いと言うぐらいにまで治まりました。風邪をひいたときや予防、保湿のための漢方塗り薬が必要になった時ぐらいしか来院されなくなりました。

症例報告16例目

病名:アトピー性皮膚炎

 コロナ禍でも遠隔で治療を続けられ、今では息子さんは元気になり、お母さんも一緒に体調が良くなりました。

患者:当時3歳、男性

生後1ヶ月から乳児湿疹(アトピー性皮膚炎)を起こし、近所の皮膚科を受診され乾燥が原因だからと塗り薬を処方されましたが、治っては湿疹を再発して、治っては再発してを繰り返しました。ステロイドを使うたびに人類の永遠の敵であるヘルべスはこっそり増えているのです。別の病院に変えるとアトピー性皮膚炎と診断され、処方されたステロイド軟膏をしばらく使用してしまいました。現代の皮膚科の先生はアトピーは肌が乾燥して生ずるといいますがまるで当て外れです。皮膚は乾燥することもあり湿っぽくなるのは誰も知っています。アトピーを含めてアレルギーの原因は化学物質なのです。皮膚科学会がアトピーの原因は化学物質だと言い切るとまず一番つながりの強い製薬メーカーと大喧嘩になってしまうでしょう。わっはは!免疫を押さえない限りはすべてのアレルギーは免疫寛容で完治します。アトピーと診断した皮膚科医も化学物質が原因だとは決して言いません。

前の医者での処方:キンダベート、アズノール、ザイザルシロップ。

それでも息子さんのアトピーを治すため、転院を繰り返し続け、やっと見つけた隣県にてステロイドを使わない当院とは別の皮膚科で1年通われましたが、やはり症状が良くなるどころか悪化し、さらにコロナ禍により隣県への通院も難しくなったため、結局近所の皮膚科で強いステロイドを使わざるを得なくなりました。

お母さんが途方に暮れていた時、アトピーだった知人から「全国いろんな病院を転々として入院もしたけど、ここが1番だよ」と当院の根本治療の資料をもらいました。当院のホームページに電話による診察が可能だったのを見てすぐに電話されたそうです。

お母さんにアトピー性皮膚炎の原因が何なのか詳細に説明し、今まで使っていたステロイド剤や抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤を全て止めてもらい、漢方風呂や軟膏の塗り方や消毒液の説明して薬を郵送で送り、最後にどんな患者さんにも絶対に治りますよ!何かあればいつでも電話してきてねと伝え、息子さんの症状の写真をメールで送信してもらいました。翌日、すぐ息子さんの症状の写真がメールで届き、すぐにお母さんに連絡し、アトピーが酷いね、いつでも電話してきて良いからねと伝えて私の携帯番号を教えました。

当院での処方:漢方風呂、赤い漢方塗り薬と黄色い漢方塗り薬、消毒液、抗ヘルペス剤の顆粒と軟膏。

治療を始めてすぐにリバウンドで出血と大量のリンパ液が出てきましたが、漢方風呂に入るとカサブタが剝がれて掻き毟ることもなかったようです。リンパ液の原因はherpesです。息子さんが初めて漢方風呂に入れる時、1年ほどお風呂に入れることができなかったため、少し染みた痛そうでしたが徐々に入れるようになり生活も以前に比べてすごく楽になられたとのことでした。それから1週間後、長めに漢方風呂に入れてより症状が良くなり、普通の生活を送れるようになられました。さらに1ヶ月も経つと息子さんが朝まで眠れるようになり、ご両親は本当に救われた気持ちになったと言われました。7ヶ月するとすっかり肌も綺麗に良くなり、リンパ液も出なくなり息子さんは元気で明るくなられました。

お母さんは最初の頃、ステロイドを止めてリバウンドが怖かったようですが、何かあれば私にいつでも相談もでき、当院の治療を始めてから痒みが少しずつやわらぎ、皮膚も回復してきたため安心して治療を続けられたそうです。当院に通われる2年前までは、息子さんは痒くて2時間おきに掻いてよく眠れず、掻いてカサブタが剥がれ落ち痛痒くて泣き叫び、傷に染みてお風呂やお水遊びやプールに入って遊ぶこともできず、親子で何度も涙を流す辛い日々だったのです。それが今ではお風呂にもしっかり入れるようになり、プールで遊んで楽しめるようになり、普通の暮らしができるようになられました。

途中、息子さんが39℃の高熱が3日続き、近くの小児科で処方してもらったそうですがなかなか下がらず、私に電話をして相談されました。すぐに漢方煎じ薬を処方し、息子さんに飲ませると4時間後には平熱に下がってお母さんは大変驚いたそうです。コロナ禍の心配な時期だったためにお母さんは安心されました。目に炎症ができた時もどんな時も毎回「絶対に治るよ~」と私に言って貰え電話で相談もできて、親子はアトピー性皮膚炎のリバウンドも乗り越え息子さんの笑顔を取り戻せることができ、本当に心強かったとお母さんに言われました。この世の現代の病気で治らない病気は何もないので「絶対に治るよ~」というのは当然の言葉なのです。何故ならば現代のすべてのこの世の中の病気の原因は化学物質とherpesの二つしかないからです。化学物質による病気は免役寛容で完治できます。一方herpesに対しては免役の力で細胞の中にherpesの遺伝子を環状化させ潜伏感染させることによって永久に感染細胞に閉じ込めてしまえば感染がないのと同じ状態にすることができるからです。この完治をもたらす治療は患者さんの免役しかできません。私は患者さんの免役を手助けするだけです。外科医はともかく病気を治すのは医者でもなく薬でもなく患者さんの免役なのです。 

また、息子さんを漢方風呂に入れるため、お母さんも一緒に漢方風呂に入っていました。するとなかなか子宝に恵まれず、第一子は不妊治療に授かられたのですが、息子さんと漢方風呂に入って7ヶ月経つと自然妊娠できていたのです。皮膚の免疫を上げる漢方風呂を用いて体を温めて全身の血流をよくすれば妊娠しやすいのです。さらに、肌も美しくなるのでいつまでも漢方風呂をもらいに来られた何人かの元患者さんがいました。お母さんに妊娠初期でも体が温まって体調が良くなるから漢方風呂を続けて息子さんと一緒に入っても大丈夫なことを伝えました。今では体調が悪くなったときや漢方風呂がなくなったときなどにたまにご連絡を頂くまでに普通の生活を送れるようになられました。以下の写真は完治するまでの経過の写真です。ひどいアトピーとherpesが合併した皮膚の症状がこのように美しくなっていくのです。

-未分類

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

ネクロトーシスやネクロプトーシスとは一体何でしょうか?更新2021/4/21 

ZBP1(DAI)がA型インフルエンザウイルス(IAV)感染中に生成されたZ型RNAを感知し、ネクロトーシスと呼ばれるカスパーゼ非依存性の炎症性細胞死が起こることが最近、発見されました。ZBP1(DA …

no image

バセドウ病の原因がEBウイルスだという鳥取大学の論文について 2019.3.21更新

まず今日は、バセドウ病がヘルペスウイルスの4番目のEBウイルス(Epstein-Barr virus;EBV)が原因であることを証明した鳥取大学の論文を取り上げて、わかりやすく解説していきます。ちょう …

no image

コロナウイルスの後遺症はなぜ起こるのか?2020.8.29更新

コロナウイルスの後遺症はなぜ起こるのか?全てヘルペスか化学物質によるアレルギーによるものです。なぜでしょうか? まずコロナ後遺症の主な症状を列挙しましょう。1)全身倦怠感、2)嗅覚障害、3)味覚障害、 …

no image

松本漢方クリニックオープン!

令和元年5月7日より、自由診療の松本漢方クリニックをオープンしました。 新しい論文はそちらのサイトに更新しておりますので、ご覧ください! http://www.matsumotokannpouclin …

no image

アジソン病について

 皆さん、アジソン病(Addison disease)という病気について聞いたことありますか?ステロイドホルモンを使用したことがないのに顔も体も真っ黒になっている人を見たことありませんか?なぜこのよう …