コラム ヘルペス関連

最高の抗ヘルペス剤であったソリブジンとソリブジン薬害事件について

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 ヘルペスがあらゆる神経症状の原因であることを知りすぎた人物の話です。その人物とは東京慈恵医科大学の皮膚科の名誉教授である新村真人先生であります。彼は今から20年前頃は、日本の皮膚科学会を背負う大ボスであり、単純ヘルペスや水痘帯状ヘルペスの権威であり、立派な学者であり尊敬すべき人物でありましたが、30年前に起こったソリブジン薬害事件にかかわりがあり、名声を徐々に失っていった人物です。このソリブジンの治験に新村先生が直接かかわっておられたために、このソリブジン事件の責任を問う国会でも彼の名前が取りざたされてしまい、そのために彼の学問的業績や人物に傷がつき、同時にソリブジンも消え去って行ったのです。残念です。

 このソリブジンは、日本で開発された唯一のヘルペスウイルスに対する極めて優れた抗ヘルペスウイルス剤でありましたが、このソリブジンと抗がん剤を併用したために、日本国内では治験段階で3人、1993年9月の発売後1年間に15人の死者を出しました。現在用いられている抗ヘルペス剤は、ゾビラックスやこの薬の後発品だけでありますが、はるかにこのソリブジンの方がゾビラックスよりも抗ヘルペス剤としては強力であったのです。このソリブジンが今現在使うことが可能であったならば、世界中の全ての人々が文明最後の病気の原因の一つであるヘルペスを増殖させないようにさせ、ひょっとすれば医者が必要でなくなっていた可能性もあるのです。このような優れたソリブジンがどのようにしてこの世から抹殺されたかのいきさつを述べてみたいと思います。さらにこのソリブジンと同一の抗ヘルペス剤を製薬メーカーが作ることを期待しながら、ソリブジンについても詳しく書きたいと思います。

 新村先生が書いたヘルペス関係の書物は、今でも最も優れたヘルペス関連の教科書になりうるものです。1996年に阪大の山西弘一先生と編集された『ヘルペスウイルス感染症』を読めば読むほど、新村真人先生は原因不明の病気はほとんどが水痘帯状疱疹ヘルペスウイルス(VZV)によるものであるとほのめかされていると考えざるをえない文章に出会うことができます。この医学書はその当時の優秀なヘルペスウイルス研究者を結集して作られたものであります。しかしながら元来、新村真人先生は皮膚科の先生ですから、自分の専門領域を越えないような努力をされていたようにも見受けられます。

 しかしながら、メニエール氏病や片頭痛やHunt症候群などは全て水痘帯状疱疹ヘルペスウイルス(VZV)であることをはっきりと書かれています。Hunt症候群は、3つの症状から成り立っています。ひとつめが皆さんご存知のように外耳道の皮膚や耳介周囲の皮膚に見られる帯状疱疹と、2つめは歪んだ口が特徴的な顔面神経麻痺、そして3つめは耳鳴り、難聴、めまいであります。この3つめの症状はまさにメニエール氏病そのものであります!さらに別の項目では、ブドウ膜炎といわれる、虹彩炎、毛様体炎、強膜炎、網脈絡膜炎も水痘帯状疱疹ヘルペスウイルス(VZV)によるものであることをも示唆しておられます。さらに眼圧上昇による緑内障も水痘帯状疱疹ヘルペスウイルス(VZV)であることもほのめかされております。さらに水痘帯状疱疹ヘルペスウイルス(VZV)が視神経炎を起こし視力低下をきたすことをも指摘されております。すごい書物です!

 1990年代が新村真人先生の活躍の絶頂の時代であり、後一押し研究を進められれば、私が発見した病気の真実、すなわち文明に残されたあらゆる神経症状は、神経に巣食っているヘルペスと、人間の免疫の戦いである神経炎であるとお分かりになられたはずなのに、ソリブジン薬害事件をキッカケに、彼のヘルペスに対する真実の研究が徐々に途絶えて行ったのが残念でなりません。もちろん『ヘルペスウイルス感染症』の共編集者である山西弘一先生も、阪大で長い間ヘルペスの研究をされ続けたわけですから、私のような一介の開業医が知っている真実、つまり文明の残された最後の敵がヘルペスであるので抗ヘルペス剤を1年近く投与し続ければこの世から原因不明の病気のほとんどがなくなってしまうことは知っておられるはずですがね。実際そのような研究もされております。

 あらゆるウイルスを殺すことは免疫しかできません。ウイルスはDNAそのものですから、これから先もウイルスを殺す薬を作ることは不可能です。だからこそ少しでもヘルペスウイルスを増殖させない優れた抗ヘルペス剤が必要となるのです。その力が一番強かったソリブジンが市場から消え去ったことは残念でならないのです。

 皆さん、線維筋痛症という病気を聞いたことがあるでしょう。原因不明の難病といわれています。さらにもうひとつ原因不明の病気とされているリウマチ性多発筋痛症もヘルペスであるのです。これらの病気の痛みに対しては痛み止めしか治療がないのですが、皮肉なことに痛み止めを飲めば飲むほどヘルペスが増え続けるという真実をどの医者も語らないのです。自分たちが病気をどんどん深刻にしていることがバレてしまうので、筋痛の原因がヘルペスであるということを絶対に言わないのです。悲しいですね、悲しいですね!単に単純ヘルペスや水痘帯状ヘルペスが増えているだけではないのです。ヘルペスウイルスの仲間であるEBウイルスやサイトメガロウイルス(CMV)のヘルペスもこっそり増え続けているのです。

 ソリブジンが再びよみがえることを期待しながら、ソリブジンと今現在使われているアシクロビルの違いも述べていきましょう。さらに優れた抗ヘルペス剤であったソリブジンがこの世から消え去っていくいきさつについてwikipediaを参考にしながらコメントしていきましょう。

注:wikipedia引用部分は赤字 ソリブジンのwikipedia

 ソリブジン(sorivudine)は、ヘルペスウイルス感染症の治療薬で、特に単純ヘルペスウイルス、水痘・帯状疱疹ウイルス、EBウイルスに有効である。1979年(昭和54年)にヤマサ醤油により新規合成され、1993年(平成5年)9月3日に日本商事(現・アルフレッサ)このアルフレッサは製薬メーカーではなくて薬の問屋です。より商品名ユースビル錠が上市された。

このヤマサ醤油は現在も千葉県銚子市で醤油や各種調味料や医薬品の製㐀販売を続けています。日本商事はこの事件後にアルフレッサという会社に吸収合併9されてしまいました。

 ここで薬の呼び方について教えてあげましょう。ひとつの薬は3つの名前を持っています。化学名・一般名・商品名の3つです。まず薬は化学物質からできていますから、化学構㐀を持っています。この化学構㐀式をそのまま化学の決まりに従って読んだのが化学名です。この化学名は薬学者のような専門家だけが知っているといえます。医者も知りません。そして一般の人にはほとんど知られていません。そこでもう少し簡単で世界中共通して使えるような薬の名前をつける必要があり、それが一般名です。ソリブジンもアシクロビルも一般名です。ところが、その薬を一社だけが売っていればソリブジンやアシクロビルでいいのですが、同じ薬を違った製薬メーカーが商品として作るようになります。これが商品名として3つめの名前となるのです。一般名であるアシクロビルの商品名のひとつがゾビラックスであり、別の商品名がベルクスロンやアシロベックなどであります。最初にソリブジンが使われたときの商品名はユースビルでした。つまり私たちが知っている薬の名前は、薬という商品を会社が作る時によく売れるような響きのいいように勝手につけたものといえます。)

 エーザイが販売提携していた。なお、ブリストル・マイヤーズスクイブがヤマサ醤油より海外での開発・販売権を取得していた(商品名Bravavir)。

 エーザイは1年の売上高が8000億円であり、世界の売上高順位は22位で、国内では武田、アステラス、第一三共に次ぐ4位となっています。同じソリブジンをブリストル・マイヤーズスクイブはブラバイヤーとして売りました。ブリストル・マイヤーズスクイブは今も健在です。

効果・効能
 ソリブジンは単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)、水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)、EBウイルスに効果のある抗ヘルペスウイルス剤で、当時のヘルペス治療の第一選択薬だったアシクロビル(商品名Zovirax、Activir)よりVZVへのウイルス活性は2,000-3,000倍強い。

 アシクロビルとの違いが歴然としています。2000〜3000倍もヘルペスを増やさなくしてくれるのです。このソリブジンが今健在であれば、線維筋痛症の痛みも、リウマチ性多発筋痛症の痛みも、簡単に消え去ってしまっていたはずです。

 また、有効な治療方法がないEBウイルスにも効果がある。

 この効果こそ、上に書いたEBウイルスの様々な症状をとってくれるのです。残念です。こんな優れた薬を100億単位の金を使って開発製㐀したのにもかかわらず、水の泡となったのは本当に残念です。

 消化管吸収に優れ、消化管から吸収された後は大半が分解されることなく尿として排出される。帯状疱疹に対する服用量は成人1日50mg3回で、アシクロビル内服(1日4g)の20分の1以下である。10アメリカのブリストル・マイヤーズスクイブがヤマサ醤油からのライセンスを受けて開発し、FDAに申請した成人服用量は40mg1日1回で、アシクロビル内服の100分の1である。

 抗ヘルペス剤を飲んでおられる患者さんはご存知だと思いますが、ゾビラックスにしろアシクロビルにしろ、錠剤が大きすぎます。老人にとっては大きすぎて喉に通すのに一苦労されます。それはソリブジンに比べて抗ヘルペス作用を発揮するには大量を飲まざるをえないためです。しかもアシクロビルの代謝産物が尿に出る時に腎血石を起こすことがあると能書きに書いてあるので、大量に水を飲まなければいけないのです。実際は起こったことはないのですが。

 特徴:ソリブジンはチミジンのアナログであり、非環状グアニンヌクレオシドのアシクロビルとは構造を異にする。

 皆さんご存知ですね、全ての生命体の遺伝子のDNAは4つの塩基から成り立っていることを。チミン、グアニン、シトシン、アデニンの4つです。グアニンに五炭糖といわれる糖がついたものをグアニンヌクレオシドといいます。チミジンはチミンが五炭糖と結びついたものです。ちょっと難しいでしょうけど、ついてきてください。ヘルペスウイルスはDNAウイルスでありますから、増殖するためにはチミンに五炭糖がついたチミジンとグアニンに五炭糖がついたグアニンヌクレオシドが必要ですが、外から薬としてそれらと似たもの、つまりアナログを入れてあげると、本物と間違って取り込んでしまいます。すると本物ではないので、偽者をとりこんでしまうとそれ以上増殖することができなくなるのです。

 ソリブジンがアシクロビルより水痘帯状ヘルペス(VZV)に強い活性を示すのは、第1にVZVのチミジンキナーゼ対する親和性が圧倒的に高いこと、即ち、著しくリン酸化され易いことにあり、

 従って偽のアナログにリン酸が非常につきやすいので、ますますヘルペスウイルスの間違ったDNAができてしまうので、ヘルペスウイルスは増殖できなくなるのです

 また、アシクロビルの活性化とは異なり、ソリブジン一リン酸は細胞のキナーゼでは次の段階のリン酸化はされず、ソリブジンの2段階目のリン酸化もウイルスのチミジンキナーゼにより行われることによる。単純ヘルペスウイルス2(HSV-2)のチミジンキナーゼはチミジル酸キナーゼ活性が微弱なためソリブジンのHSV-2に対する作用は著しく弱い。

 完全なヘルペスウイルスのDNAを作るためには、チミジンにリン酸がつき、グアニンヌクレオシドにもリン酸がつく必要があるのです。これらにリン酸のついたものをヌクレオチドといいます。ヌクレオシドにリン酸をつける酵素をキナーゼといいます。もっと知りたい人は高校の生物の教科書のDNAと核酸の項目をもう一回復習してください。

薬理
 ソリブジンはヘルペスウイルスのチミジンキナーゼで特異的にリン酸化されて3リン酸化体の活性体となり、恐らくチェーンターミネーターとして働き、ウイルスのDNA11鎖の中には取り込まれることなく、ウイルスのDNAポリメラーゼを阻害し、或いは直接DNAポリメラーゼを阻害し、DNAの複製を阻害することでウイルスの増殖を阻害する。

 薬理作用について述べているのですが、ヘルペスウイルスが増殖するためには、必ず先程述べたヌクレオチドが連続的に繋がって行く必要があるのです。そのためにはDNAポリメラーゼといって、DNAを繋いで重合させていく酵素が必要なのですが、その酵素の働きがないとDNAを増やすこと、つまり複製が不可能となり、ヘルペスウイルスが増殖できなくなるのです。

副作用
 副作用発現率は3.5%で内訳は発熱、悪心・嘔気、嘔吐、食欲不振、上腹部痛、発疹となっている。しかし、このデータには後述する5-FU系代謝拮抗薬との相互作用による副作用は含まれていない。日本国内では治験段階で3人、1993年9月の発売後1年間に15人の死者を出している。

 抗がん剤である5-FUと併用して使った時に、治験段階で3人死んだことを明確に新村先生が公表しなかったのではないかという疑問が国会で追求され問題にされたのです。抗がん剤を使っている人は必ず免疫が落ちていますから、その間ヘルペスウイルスは膨大な量に増殖しています。ただ30年前はあくまでも、いわゆる目に見える帯状疱疹や単純ヘルペス口内炎や口唇炎や性器ヘルペスに限られて使われていたので、治験の患者数が少なかったのです。従って治験の患者を増やすためにがん患者にも手を出さざるをえなかったのでしょう。新村先生の勇み足だったのでしょう。もちろん現在もアシクロビルは目に見える上記の症状にしか健康保険は使えないのですが、30年前は保険外治療というのは極めて厳格であったので、ますます治験の患者を見つけることが難しかったのでしょう。

 しかしながら新村先生はこのようながん患者に使う治験の中で、ソリブジンが様々な神経症状にも確実に効果があることを知っていらっしゃったはずです。それは阪大の先生でいらっしゃった山西弘一先生にもいえることです。彼らは大学の教授先生ですから、その頃もメニエールの患者や、Hunt症候群や、ブドウ膜炎や、虹彩炎や毛様体炎や、脈絡膜炎や、強膜炎に対しても、先端医療として積極的に使って患者の病気を誰よりも先に治すことができる立場にいらっしゃった訳ですから、上記の疾患についてもソリブジンやアシクロビルを使うべきであったのです。実際におやりになられたペーパーもいくつかあるのですが、あくまでも皮膚科の教授の立場としておやりになられただけであり、他の領域、例えば内科や眼科や耳鼻科のテリトリーを荒らすことになるので、大声で真実を語ることができなかったのでしょう。残念です。

5-FUとの併用

 5-FUという抗がん剤は癌化した細胞が増殖するために必要なDNAの核酸の合成を阻害するものです。核酸というのは上で述べたように、4つの塩基であるアデニン、グアニン、シトシン、チミンに糖、リン酸が規則的に結合した高分子の有機化合物であります。ところが必ずDNAはメッセンジャーRNA(mRNA)に情報を転写する必要が12あります。この時にRNAはチミンの代わりにウラシルが必要になるのです。従って核酸を作るために必要な人体にある塩基はアデニン、グアニン、シトシン、チミン、ウラシルの5つになります。チミン、シトシン、ウラシルの3つでできた核酸をピリミジンといいます。5-FUはこのピリミジンを合成したり分解することができなくさせます。もっと詳しくいうと、5-FUは核酸を合成するために必要なチミジル酸シンターゼという酵素の働きを阻害するので、癌細胞のDNAが作れなくなり増殖できなくなり、抗がん剤として使われているのです。ところが正常な細胞も増殖ができなくなるので抗がん剤を使うことは、同時に正常な細胞も殺してしまうので、抗がん剤を使う意味がないという医者が出てくるのです。

 ソリブジンの一部は腸内細菌の作用でブロモビニルウラシルに代謝分解される。このブロモビニルウラシルはフルオロウラシル(5-FU)の代謝酵素であるDPD(dihydropyrimidinedehydrogenase)と結合して不可逆的に阻害し、5-FUの血中濃度を上げ、5-FUの副作用である白血球減少、血小板減少などの血液障害や重篤な消化管障害を引き起こす。後述する薬害事件の生じる原因である。構㐀式からは、相互作用の生じることは予測可能ではないが、開発途中で実施した5-FUとの併用毒性の動物実験の結果を十分考慮し、5-FU系薬剤を併用禁忌にし、使用する医師や薬剤師がこれを遵守すれば発売後の薬害事件を防ぐことができた。

ソリブジン薬害事件

 私がこれほどまでにソリブジンにこだわるのはなぜか、さらに詳しく書きます。20万年前に私たちの直接の祖先であるホモサピエンスが、アフリカの現在のエチオピア付近で発祥して以来、人類は病気を引き起こす異物、とりわけ病原菌との戦いに明け暮れ、大敗北を喫したこともあるのですが、薬も使わずに人類は全て自分自身の免疫だけで乗り越えて、現在まで人間という遺伝子の命脈を保ってきたのです。例えば、老若男女を問わず、何億人といえるほどの最も多数の人類を殺したのは黒死病を引き起こしたペストであります。次に天然痘であり、結核でありました。ところが、抗生物質とワクチンが開発されてから、このような病気で死ぬ人は皆無となりました。ましてや、若くして死ぬ人は誰一人としていなくなったのです。皆さんはこのような病気がなくなったのは、衛生状態が良くなり、ペスト菌も天然痘のウイルスも結核菌も少なくなり、たとえ残されていても滅多に人体に入ることがないためだということはご理解されているでしょう。さらに、仮にテロリストのアルカイダがペスト菌や天然痘のウイルスや結核菌を生物化学兵器として敵国にバラまいたところで、死ぬことはまずないのです。なぜかというと、13これらの手強い病原菌に対しては、抗生物質とワクチンで対抗できるからです。つまり先進国では、過去に人類を脅かしおびただしい死を招いた病気の原因がなくなり、よしんばそのような病気の原因が人為的にバラまかれたとしても、何も怖くないのです。にもかかわらず、医薬業界は病気病気と騒ぎ、いつ何時にでも病気で人が死ぬかのように喧伝していますが、一体どうしてなのでしょうか?

 新しい病気の原因を文明が作り出したことを認めようとしないからです。人体に入れられたくない異物を現代文明が生み出したのです。その異物が化学物質とヘルペスなのです。化学物質が生み出す病気はアレルギーであり、かつ膠原病なのです。医学者たちはアレルギーを「免疫による過敏反応」と簡単に一蹴してしまい、まるで38億年かかって出来上がった免疫が狂ったような言い方をしますが、原因がなくて病気の反応が起こる訳は絶対にないことはお分かりでしょう。この世に原因のない病気などは何一つとしてないのです。免疫が勝手に病気を作るなどというアホなことはやるわけはないのです。自己免疫疾患や過敏反応などという言葉は文学上の言葉です。過敏とは一体なんでしょうか?医者たちが作り上げた言葉のアヤであります。38億年かかってできた人類の免疫の遺伝子は、必要だからこそ反応しているだけです。自己免疫疾患とは何でしょうか?自分の免疫が自分を生み出した人体を攻撃するというアホな働きをすることはなおさらあるわけはないのです。ただ医者たちは化学物質が自己免疫疾患やアレルギーなどの過敏反応の原因であると認めたくないために、免疫が勝手に病気を作り出していると言いくるめているだけなのです。この化学物質とIgEで戦うとアレルギーとなり、IgGで戦う時に膠原病になるだけなのです。

 抗体のクラススイッチの遺伝子を発見されて文化勲章を受けられた我が母校の京大の本庶祐先生は、クラススイッチの意味付けを今なおされておられないのは極めて残念なことです。同じ化学物質に対してIgGをIgEにBリンパ球が変えることを抗体のクラススイッチといいます。ところが、世界中の学会は、残念なことに化学物質をIgGで処理する病気は自己免疫疾患と言い、原因が分からないと言い張り続けています。しかもその論理が矛盾に満ちたことを知っていながらであります。残念です。

 このいわゆる自己免疫疾患といわれる病気をアレルギーに変えてしまえば痛みが痒みに変わり、最後はレギュラトリーT細胞によって免疫寛容が起こり、この化学物質と共存できるのです。ちなみに、このレギュラトリーT細胞の発見にも、我が母校の京大の先生でいらっしゃった坂口志文先生(現在は大阪大学免疫学フロンティアセンターに主任研究者)が貢献されたようですが、今なお坂口先生はレギュラトリーT細胞の存在の意味付けはされてはおられません。両先生方は臨床を何一つされておられない基礎の研究者でおられるので、意味付けをする必要はないと考えておられるのでしょうか?いずれにしろ、両先生方は38億年14かかって出来上がった免疫の遺伝子よりも、人間の頭の方がはるかに信用できると考えておられるようです。残念です。

 私は全く違った考えを持っています。免疫の遺伝子こそ神なる存在と考えていますから、この38億年間、この地球上のあらゆる生命体の命を守ってくれた遺伝子を信じます。この神なる遺伝子が発したメッセージを理解し、そのメッセージを伝えることが私の仕事です。そのメッセージを無理矢理に意図的に曲解し、メッセージの実行を阻止しようとしているのが現代の医学の全てです。つまり免疫の遺伝子の働きを変える薬しか作れないがために、人為的遺伝子病という病気がどんどん増えていくのです。そして新たなる病名遊びが始まるのです。

 この免疫を抑える薬を使うたびに病気の原因が増えていくのです。その最も多く増やされている病気の原因は何だと思いますか?免疫を抑えるたびに増えていくヘルペスウイルスなのです。今現在世界中で一番多い病気を引き起こしているのは、化学物質によるアレルギーと膠原病に負けないほど病気を作り出しているのはヘルペスウイルスであります。様々な痛みや感覚神経の異常な症状はヘルペスと免疫の戦いの結果なのです。このクローン病の患者さんや潰瘍性大腸炎の腹痛の原因も、腸管神経叢に潜んでいるヘルペスを、患者さん自身と医者や薬が免疫を抑えたために増えてしまったためなのです。免疫が復活する時に増えたヘルペスと感覚神経で戦う時に痛みが見られるのです。にもかかわらず、潰瘍性大腸炎やクローン病の専門家は、自分たちの免疫を抑える薬が病気の原因を増やしていることに気づかないのです。

 以上まとめて言うと、化学物質が原因であるあらゆる種類のアレルギーを膠原病に変えてしまうのも免疫を抑えるためであり、その間にヘルペスを増やして免疫が回復した時に再び患者が苦しまざるをえないのも、医者と薬が作った医原病なのです。このヘルペスウイルスの増殖を現在用いられているアシクロビルの2000倍も抑えてくれる優れたソリブジンが、たまたまガン患者に使われた5-FUという抗癌剤と併用されて医療事故を起こしたという理由だけで、なぜ販売中止になったのかの疑問が解けないので、あくまでもそのいきさつと原因を追及しようとしているのです。だって肺ガンに対して用いられる抗癌剤であるイレッさが間質性肺炎を起こして肺ガン患者を殺してしまっても無罪の判決が出たのに、なぜソリブジンがこの世から消え去ってしまったのか不思議でならないのです。これを解明しようとしてこのようにしつこくヘルペスについて追及しているのです。

 リウマチ性多発筋痛症の筋痛も、線維筋痛症の痛みも、全てヘルペスと免疫の戦いであるのです。しかもヘルペスによって人間は殺されることはないのです。天然痘のウイルスによって人類史上、何千万人の人が亡くなったのですが、ヘルペスは人を殺すことはないのです。ただただヘルペスはあらゆる種類の神経にこっそり住んでいるだけなのです。免疫を無理矢理抑えない限りは増えすぎることのないヘルペスを増やしたのは、まさにストレスに耐えるために人間自身が作り出したステロイドホルモンであり、さらに医者の出すステロイドホルモンをはじめとする免疫抑制薬であるので、医者や製薬メーカーに責任を問うべきでありますが、私以外に誰もその責任について口に出さないのです。

 ヘルペスの症状に対しては世界中の医学者たちは、まるで原因不明にへルペス自身が活性化したために様々な症状が出るとうそぶいていますが、これも真っ赤な嘘です。増えるだけでは症状はでないのです。症状、つまり病気は敵と免疫の戦いによってしか生じないのです。医薬業界は嘘にまみれています。現代文明の残された病気の主な原因はたった2つ、化学物質とヘルペスだけしかないのにもかかわらず、22000種類もの病名をつけまくっています。ほとんどの治らない病気は原因不明だと言いまくっています。自分たちの免疫を抑える薬が病気を作っているにもかかわらずであります。残念です。

 病気は命を守ってくれる免疫の力が正常であることを実証しているだけなのです。毎日、飲食物を通して摂取される化学物質とヘルペスとの戦いで死ぬことは絶対になく、必ず免疫が勝利するので、病気を怖がることは何一つないのです。来年から厚労省は難病指定を56から300にして、さらに無料で病気を治せないようにするようですが、遺伝子病以外は難病という名称をつけるべきではないのです。遺伝子病以外の難病は、病気を治してくれる神なる遺伝子を変える薬のために生じているだけです。免疫の遺伝子を変えることは絶対に許されないのです。

 さらに、このソリブジンの開発の学問的指導をした方が東京慈恵医大の教授であった新村真人先生です。彼は1年間毎日抗ヘルペス剤を飲ませ続ければ、単純ヘルペスとの戦いで見られる全ての症状が消え去るという研究成果を残しています。その通りです。手強いヘルペスにしろ、抗ヘルペス剤を長期に大量に患者に飲ませ続ければ、あらゆる神経症状が消え去ってしまうのです。彼はこの真実を1990年代に見つけ出したために、意図的にソリブジン事件を起こされて、彼は徐々に徐々に医学会から抹殺されてしまったのではないかと考えています。残念です。

 下に、原因の一部がヘルペスによるもの、またはほとんど全てがヘルペスによるものである病名の全てを網羅しておきます。耳慣れない病名もありますが、今後下記の病名をつけられた患者さんが治って行くたびに、それぞれの病気について具体的に解説することになるでしょう。既に治った患者さんが書いてくださった多くの手記があることもご存知でしょう。

 頭痛、片頭痛、群発性頭痛、緊張性頭痛、風邪に際して見られる頭痛や肩こり、生理に際する頭痛、顔面神経麻痺、ベル麻痺、三叉神経痛、耳鳴り、難聴、突発性難聴、メニエール病、熱性痙攣、めまい、立ちくらみ、吐き気、原因不明の嘔吐、車酔い、船酔い、慢性疲労症候群、五十肩、四十肩、肩こり、首こり、倦怠感、疲れやすさ、口内炎、口唇炎、口角炎、しわがれ声、いつまでも続く喉の痛み、慢性的な喉の詰まり・違和感、寝汗、異常な汗かき、こむら返り、顎関節症、歯肉炎、歯周炎、筋肉の痙攣、目の結膜の痛み・違和感、目の奥の痛み、ブドウ膜炎、目の強膜炎、目の脈絡膜炎、虹彩炎、細菌感染によらない角結膜炎、視神経炎、リウマチの痛みの一部、リウマチ性多発筋痛症の筋肉の痛み、線維筋痛症の筋肉の痛み、漢方で梅核気といわれる喉の詰まる症状、いわゆる自律神経失調症、熱の出ないあらゆる種類の腹痛、クローン病や潰瘍性大腸炎の腹痛、原因不明の腹痛、坐骨神経痛、腰痛症、腱鞘炎、性器の痛み、ペニスの痛み、放射線治療後の痛み、抗癌剤を使用している時の様々な痛み、糖尿病性神経障害の痛み、変形性膝関節症の痛み、変形性股関節症の痛み、原因不明の股関節の痛み、痛風といわれる時の痛み、あらゆる神経の痺れ感、心因性多汗症、心因性排尿障害、発作性動悸、発作性頻脈、発作性高血圧症、発作性心房頻拍の一部、狭心症の一部、心因性疼痛、小脳性運動失調症、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の一部、てんかんの一部、多発性硬化症やその他の中枢神経系脱随性疾患、チック障害、Hunt症候群、レイノー病の一部、多くの逆流性食道炎、多くの慢性胃炎、原因不明の肝炎、原因不明の膵炎、前立腺炎、アトピーのピリピリ感やチクチク感や不愉快な痛み、椎間板ヘルニアの痛み、脊柱管狭窄症の痛み、脊椎すべり症の痛み、不眠症の一部、振戦、筋肉の筋膜性疼痛、過喚起(ハイパーベンチレーション症候群)の一部、しゃっくり、原因不明の発熱、原因不明の下痢…

 などなどでありますが、結局のところ人体のあらゆる神経に潜む力があるヘルペスウイルスと免疫が戦うときに見られる症状に対して、病名をつけているだけなのです。言い換えると、人間は神経の働きで活動しているといえますが、全身の隅々に分布しているどの神経ヘルペスと戦うかによって上記の病名がつけられているだけなのです。つまり上記の全ての病気は神経にいるヘルペスと免疫の戦いに見られる病気にすぎないのです。

 ここで神経の成り立ちを概観してみましょう。神経系は大きく分けて3つに分けられます。まず運動を支配する運動神経系と、2番目は痛みを含めた知覚を支配する感覚神経系と、最後は皆さんご存知の自律神経系であります。これらの3つの神経系の全ての神経にヘルペスウイルスは住むことができるのです。なぜならば、これら3つの神経系は全て同じ細胞であるニューロンといわれる神経細胞からできているからです。これらの3つの神経系のどこかでヘルペスと戦うと、様々な症状がヘルペスと免疫の戦いによって引き起こされた神経炎として出現するのです。

 例えば運動神経系で戦うと、筋肉が動かしにくいとか、こむら返りが起こります。感覚神経系で戦うと、痺れたり痛いと感じます。それでは自律神経系で戦うとどんな症状が出ると思いますか?皆さんご存知のように、自律神経には交感神経と副交感神経があります。ヘルペスと交感神経で戦う時の症状と、副交感神経で戦う時の症状がまた異なるのです。交感神経は人体を活動させる神経であり、一方、副交感神経は人体の活動を静止しようとする働きがあります。全ての臓器にはこの交感神経と副交感神経が分布しており、お互いに拮抗作用を及ぼし合って、毎日の、いや死ぬまでの生命の働きをコントロールしていることはご存知でしょう。上記の様々な病気が、どの運動神経系で戦っているのか、どの感覚神経系で戦っているのか、どの交感神経・副交感神経で戦っているのかをいずれ詳しく書くことをお約束します。

 古来から、病気を認識する症状は痛みであります。痛みというのは体の隅々まで張り巡らされた神経細胞末端の感覚器である神経終末によって知覚されます。この神経終末は皮膚では1㎠四方に約100個近くもあるといわれています。人体の痛みの最大の情報受容体は、この神経終末が感じ取っているのです。ここで知覚された痛みの感覚が脳に伝えられ、人体で何らかの敵との戦いが行われていることを知らせる人体の防御反応といえます。体の異常を知らせるサインであり、何らか治療の必要性があるのですが、現代医学はその敵が何であるかを突き止めようとするどころか、痛みの原因となっているヘルペスを増やすことしかしていないのです。ただただ38億年かかって身につけた痛みの感覚を、痛み止めや解熱剤で麻痺させることに専念するだけなのです。この痛みの原因はヘルペスであるということを私が世界で初めて明らかにしたのです。皆さん、肩こりが頸部の脊髄神経で免疫とヘルペスで戦っているということを誰が明らかにしたでしょうか?明らかにしたのは私なのです。この発見だけでもノーベル医学賞はもらえないでしょうか?ワッハッハ!

 あらゆる病気の原因を明らかにしないで病名をつけまくって楽しんでいるのが現代の医学会なのであります。上記の様々なヘルペスとの戦いである症状を、適当に名前を付けて難病であると言い張っているだけなのです。ほとんど全てがヘルペスと戦いによる痛みや運動神経の異常や自律神経の異常のサインであるわけですから、抗ヘルペス剤を大量に長期に投与すれば、ヘルペスが神経で増えることが終わり、免疫がそのうちにヘルペスを倒してくれるのです。ヘルペスを殺そうとしている免疫の働きが症状として出るにもかかわらず、世界中の医学者たちは一言も口にしないのです。残念でたまりません。

 ここでついでに、痛みはどこから発生するかによって3つに分けられます。内臓痛、体性痛、血管痛の3つであります。まず1つめの内臓痛は、胃や小腸や大18腸の異常により発生するもので、腸管の平滑筋が収縮しすぎたり、逆に腸内ガスによって伸展する場合に締めつけられるような痛みとして感じるのです。例えば腸閉塞などの場合は、腸内ガスが閉塞部位以下に移動できずに、閉塞よりも上の部位の腸管の平滑筋が伸展しすぎたために痛みとして感じるのです。これはいわゆる普通の痛みというよりも、平滑筋が締めつけられ、平滑筋が緊張しすぎているのを脳で感じているのです。

 2番目の体性痛といわれるのは、体の内側ではなくて、体の表面側の異常を感じているのです。例えば筋肉や腰や肘や膝などの痛みや、喉の痛みや歯の痛みであります。痛みの感じ方はズキズキ・ジリジリという疼痛が特徴で、持続的な痛みであります。

 3番面の血管痛というのは、血管の収縮や拡張、または血管が詰まったために感ずる痛みです。例えば片頭痛や慢性頭痛といわれるのは、血管が拡張する時の痛みであります。狭心症や心筋梗塞の痛みは心臓を営養している冠状動脈が急激に収縮や拡張するために痛みを感ずるのです。この痛みも平滑筋の過緊張似寄るものと考えてもよいわけですから、内臓痛のひとつといえます。

 この3つの痛みの分類はそれぞれ支配する神経が異なるので、治療法も異なるのです。例えば、1番目の内臓痛は腸管の平滑筋の働きが強すぎるので、その働きを抑えるために抗コリン薬という薬が用いられます。2番目の体性痛に対しては、皆さんご存知のようにアスピリンやロキソニンなどの、いわゆる痛み止めが用いられるのです。ところが3つ目の血管痛に対しては、血管を広げる薬であるニトロ化合物などが用いられます。 さらに痛みが上に挙げたどの3つの範疇にも入らないことがあります。神経伝達物質の異常とか、癌性の全身性の疼痛の場合です。またそれについては書く機会があれば詳しく書きましょう。特に抗コリン薬は神経伝達物質のひとつであるアセチルコリンの働きを抑えるものであります。いずれ詳しく書きます。皆さん、ヘルペスがどんな神経で戦っているかが少しずつお分かりになってきたでしょう。

 1979年(昭和54年)、ヤマサ醤油が「ソリブジン」を新規に合成し、上述の如きヘルペスウイルス、特にHSV-1とVZVに対する選択性の高い強力な抗ウイルス作用を確認した。

 ヤマサ醤油は千葉の銚子にある有名な醤油㐀りの老舗会社であったのですが、発酵技術を応用して遺伝子の核酸を製㐀する技術を用いてソリブジンの開発に成功したのです。さらにヤマサの技術はかの有名なC型19肝炎ウイルスの治療薬であるリバビリンも作り出したのです。このリバビリンとインターフェロンの併用療法で、C型肝炎患者のHCVウイルスが排除され、完全に慢性肝炎が治った人もいるのです。素晴らしい会社です。

  1985年(昭和60年)から日本商事と経口帯状疱疹薬として共同開発を進めた。1988年ヤマサ醤油は米国のスクイブ社(後に合併によりブリストールマイヤーズスクイブ)に海外の開発及び販売権をライセンスした。1993年(平成5年)9月3日、抗ウイルス剤の商品名「ユースビル」を日本商事から発売。しかし、発売後1ヶ月足らずでフルオロウラシル系抗癌剤との併用で重篤な副作用が発生する(9月20日にエーザイ側から市販後最初の1例目の副作用情報が日本商事に寄せられたと報告されている)。

  治験の段階で、ソリブジンと5-FUを同時に使うことによって重篤な副作用が出ることは知られていました。薬は人体にとっては全て異物でありますから、何らかの想定されない副作用が出るのは当然でありますが、はじめから5-FUとの併用の副作用は知られていたので、5-FUを用いていない水痘帯状疱疹ウイルスや単純ヘルペスの患者さんだけに使うべきであったのに、なぜわざわざ5-FUを用いているガン患者に積極的に使い始めたのかも謎です。 後天的遺伝子病であるガンを治す薬は永遠にあるはずはないので、いずれガン患者は遅かれ早かれガンで死なざるをえなくなるにもかかわらず、わざわざソリブジンを用いて死を早めさせたのかも疑問であります。まるでガン患者をソリブジンで殺してしまうというよりも、ソリブジン自身をこの世から抹殺するために、5-FU使用患者にわざわざソリブジンを使ったかのようです。こんな優れた抗ヘルペス薬を、なぜこんなバカな使い方をしたのかを理解することは無理です。何かはじめから特別な意図があったと考えざるをえません。ソリブジンでヘルペスを減らしてしまうことは、医薬業界の自殺をもたらすことを知っていた誰かの意図を感じてしまいます。ヘルペスを増やし続けなければ医薬業界が持たないという意図をです。ワッハッハ!)

  1994年9月に厚生省(現・厚生労働省)から公表された「ソリブジンによる副作用に関する調査結果」によれば、1993年10月8日に中央薬事審議会の副作用報告調査会が開催され、その諮問を受け厚生省は「緊急安全性情報(ドクターレター)」の医療機関への配布を指示した。10月12日、厚生省はソリブジンと5-FU系薬剤との相互作用による死亡3例を含む7例の重篤な副作用発現を記者発表した。同日、日本商事も大阪証券記者クラブにて「重篤な副作用の発現」と「製品の出荷停止の措置」を発表した。12日に「自主的安全性情報」、13日に「緊急安全性情報」を医療機関に配布20し、11月19日より自主回収を実施。日本商事の調査の結果、23例で副作用発現(うち死亡14例)となった。

 1994年(平成6年)3月5日、「ソリブジン」による同社株のインサイダー取引疑惑が持ち上がる。「ソリブジン」の相互作用による副作用で死亡事故が発生したことが公表されるまでに、日本商事の役職員・社員と、ユースビルに関わったエーザイ社員、さらには取引先の医師やその家族がそれぞれ自己保有している日本商事やエーザイの株式を売却し株価下落の損失を回避したことが証券取引法違反(インサイダー取引禁止)に問われた。この為、日本商事社長の服部孝一が辞任する。

  このソリブジン薬害事件は、薬害がクローズアップされた以上に、もうひとつの大事件が生じたのです。素晴らしいソリブジンの効果を十二分に知っていた日本商事の役職員・社員と、ユースビルに関わったエーザイ社員、さらには取引先の医師やその家族がそれぞれ大量に日本商事やエーザイの株式を大化けすると買い占めたのです。アシクロビルよりも2000倍も抗ヘルペス作用があるソリブジンを作って売り始めた会社の株を買うのは当然です。それがソリブジン薬害事件のために、一夜にして価値のないものになる可能性をいち早くこっそり知った人たちが、損を回避するためにインサイダー取引をやってしまったのです。ソリブジンにとってはダブルパンチです。にもかかわらず、ソリブジン自身のヘルペスに対する効果は抜群ですから、ソリブジン自身を葬り去る必要はなかったのです。ソリブジンを作った会社の株のインサイダー取引とソリブジン自身の薬としての効能とは全く関係がなかったにもかかわらず、ソリブジンは闇の中に葬り去られてしまいました。残念です、残念です、本当に残念です!世界中の人たちの全てが苦しめられることを知れば知るほど、ソリブジンが復活することを願わざるをえません。

 日本商事はユースビル錠の復活を期して、アメリカにおけるソリブジン開発の進捗を注視していた。しかし、1996年7月、ソリブジンのNDA(新薬申請の略称)が審査の途中で取り下げられたため、アメリカでの開発は中止となり、これを受けて日本商事はユースビル錠の再上市を断念した。

 このソリブジンがアメリカのNDAの審査の途中で取り下げられた理由もはっきりしません。アメリカでもヘルペスウイルスが、30年前も今もこれから先も病気の一番大きな原因ですので、患者にとってはこれほど大きな恵みを与えてくれる薬はないのにもかかわらず、なぜ取り下げざるをえなかったのでしょうか?おそらくこの一般名がソリブジン、商品名がユースビルと呼ばれた抗ヘルペス剤が世界中に売りまくられたら、現代文明の病気の全てがなくなる可能性があるので、世界の医薬業界がソリブジンの販売を阻止した可能性があると考えざるをえません。この世から病気をなくすために、ソリブジンが再び日の目を見ることを願ってやみません。

  なお、「ユースビル」は薬害と言われながらも日本商事の自主回収であり、当時の厚生省から承認取り消しはされなかった。つまり、厚生省は併用禁忌の徹底21や安全性情報の提供など方策を練れば再発売が可能な道筋をつけていたのである。しかし、日本商事側が自主的に承認を取り下げたことにより、ソリブジンは市場から姿を消し、長きに亘って日本での帯状疱疹治療薬はアシクロビル系統のみとなっている。

 ユースビル、つまりソリブジンは、日本商事がなぜ自主的に承認を取り下げたのかも疑問が残ります。しかも当時の厚生省は、併用禁忌の徹底や安全性情報の提供など方策を練れば再発売が可能な道筋をつけていたのにもかかわらずであります。このソリブジン薬害事件は、世界の医薬品の歴史の中で人類にとって最大の打撃を与えた謎であります。

 免疫をヘルプできる製薬メーカーが作れる薬は3つしかないのです。ひとつはワクチンであり(もっとも不必要なワクチンが多すぎますが)、2つめが抗生物質であり、3つめが抗ヘルペス剤だけであります。 人を殺すような病気の原因がなくなった文明社会において、最後に残された病気らしい病気の原因は、死ぬまで神経に隠れ続け、免疫が落ちている間に増え続け、免疫が回復した時に不愉快な症状が出現するヘルペスだけであります。しかも世界中の70億人の全ての人間の神経に入り込み続け、人間の免疫や抗ウイルス剤では絶対に殺しきることができないのがヘルペスウイルスであります。このヘルペスウイルスの増殖を完全に抑え込むことができたと考えられるソリブジンが闇に葬られてしまったことは、人類全体にとっての悲劇であります。

 今まで述べてきた私のホームページを理解していただければ、私がいつまでもヘルペスにこだわる理由や、最高の抗ヘルペス剤であったソリブジンにこだわる理由を理解していただけるでしょう。何千回も言わせてもらいます。文明の病気の原因は化学物質とヘルペスだけです。人間の免疫は化学物質とは自然後天的免疫寛容によって共存できるのですが、ヘルペスだけは共存不可能です。ヘルペスはあらゆる病原体の中で天才的な病原体でありウイルスであります。ひょっとすればAIDSを引き起こすHIVウイルスよりもずる賢く狡猾であるかもしれません。

 ちなみにつまらない話をひとつつけ加えておきましょう。今日の新聞に、「厚労省が水痘ヘルペスに対するワクチンの接種をすすめる」という記事が掲載されていました。こんな馬鹿げた話が堂々と一流大新聞に載っているのです。既に世界中の全ての人が水疱瘡、つまり水痘帯状ヘルペスにかかり、抗体もできているにもかかわらず、なぜ今さら水痘帯状ヘルペスに対するワクチンをする必要があるのでしょうか?馬鹿げています。これが最も進んだ現代医学の水準であります。悲しいやら、おかしいやらで、私の頭は狂いそうです。もちろんこのようなワクチンを推奨する医学者の頭は既に狂っているのでしょうが。彼らにもう一度免疫学のイロハから勉強してもらいたいものです!アッハッハ!

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