症例報告76例目
完治された病名1)ニキビ2)アトピー性皮膚炎
患者:30歳、女性
この患者さんは10代の頃に出てきたニキビが20代になってもニキビが治らず、おかしいと思い洗顔や化粧品を色々試してみたり、ビタミン剤を飲んだりされましたが全く治らず、最終的に皮膚科へ行くことにされました。そして引っ越しを機に友人から皮膚科を紹介されたのが松本漢方クリニックだったのです。
漢方煎じ薬や漢方塗り薬など処方して飲み続けてもらうと、以前とは比べ物にならないほどニキビが治って綺麗な肌になりました。また、鼻炎が酷く、他院の耳鼻科で治療されていましたが、鼻水は体の中に入ってしまったウイルスや細菌を体外へ排除するためなのでそのまま出しきってしまった方がいいと指示したところ、今では風邪を引いた時に多少出るだけで、ほとんど症状が出なくなりました。リバウンドによりアトピーが出てきましたが、これも漢方煎じ薬と漢方塗り薬、抗ヘルペス剤で良くなりました。
仕事のストレスと他院の耳鼻科で免疫を抑える薬を飲み続けていたため、完治に5年1ヶ月と時間がかかりましたが、完全に完治されたため当院には全く来なくなったのが患者さんが元気な証拠と言えるでしょう!アハハ!
症例報告77例目
完治された病名1)ニキビ2)生理痛
患者:31歳、女性
仕事のストレスや日常のストレスが溜まって大人になってから顔にニキビが出てくるようになった患者さんです。顔に、特に口の周りにニキビがたくさん出てきたので女性の患者さんにとってとても苦痛なことでした。
松本漢方クリニックを知ったきっかけはご友人からの紹介でした。漢方煎じ薬を飲んで良くなったりリバウンドで悪くなったりを繰り返しながら徐々にブツブツが減っていきました。生理痛も薬で良くなっていきました。また免疫が上がったので風邪も引きにくくなったそうです。今ではストレスをかけ過ぎてまたニキビが出てきた時と以前ほど頻繁にかからなくなりました。
症例報告78例目
完治された病名1)アトピー性皮膚炎2)花粉症3)頭痛4)虚弱体質
患者:42歳、女性
この患者さんが松本漢方クリニックを来院されたのは2001年8月でした。
顔だけブツブツや湿疹の様なものが出来て赤く腫れ上がりました。特に春頃の紫外線がキツイ時にブツブツと湿疹が酷くなりましたが、痛みや痒みはなかったそうです。
20代前半から花粉症(スギ)が起こり、それから毎年その時期になると耳鼻科に行って飲み薬と点鼻薬、点眼剤などを使用しておられました。肌の方も敏感でニキビ、吹き出物がひどくなり、膿んできたりしました。患者さんはあちこちの皮膚科に通いましたが年齢を重ねるごとにマシになってきたためそのまま皮膚科へ通うこともなくなりました。
ところが1999年春頃から、4、5、6月頃の紫外線のきつくなる時期に顔が赤くなり、小さな赤い発疹が出る様になりました。近くの皮膚科に行くと「化粧品があわない」とか、「食生活の問題」とか、「合成洗剤のせい」とか言われて飲み薬と塗り薬をもらいました。その年は夏頃になると完全ではないが症状もマシになり、病院に通うのをしばらくして止めました。
翌年の2000年、花粉症がスギだけでなくヒノキもあると言われ、スギがひどくなる前に注射も定期的に受けておりました。花粉症の症状がつらく、少しでも症状が楽になるならと花粉症に効くという市販の薬もお茶も飲まれました。
また4月頃、顔も去年同様赤くなってきて赤いブツブツが出だしました。去年と同じ皮膚科に行き、同じような治療を受けると去年よりも症状が悪化してしまいなかなか改善されませんでした。症状も長引き、秋になっても顔の赤みが残っていました。
2001年の春、例年のごとく花粉症になり、顔も再び赤くひどくなってきました。前回と同じ耳鼻科と皮膚科に行かれましたが、もう完治するとは思えず、また顔の症状は一体何が原因でどういう治療がいいのか患者さんは分からなくなりました。皮膚科でもらう飲み薬や塗り薬を使用しても一向に治る気配はなく、日に日にひどくなる一方で外に出て人に会うのも億劫になりました。知人にアトピーの専門医がいる病院を紹介されるも患者さんの症状はアトピーでないからと断られたそうです。
もうどうしたらいいのか患者さんが悩んでいる時、別の知人から松本漢方クリニックを教えてもらいました。その方のお姉さんがアトピーで松本漢方クリニックで治療を受けていたからです。患者さんは以前のようにアトピーではないと診察拒否をされるのを不安に思いパソコンで当院のホームページを見てみました。当院のホームページにはアトピーやアレルギーだけでなく関節リウマチや潰瘍性大腸炎やクローン等の自己免疫疾患などの原因と治療法をかなり詳しく詳しく書かれてある理論を掲載しており、また松本漢方クリニック患者会のサイトには今まで当院で治療して完治された患者さんの闘病手記が掲載されています。しかし患者さんは私が書いた理論はかなり専門的なので読むのに苦労され、また患者さんと似た症状の人はいなかったので花粉症だけでも改善されればと思い、高槻まで来られました。
患者さんの顔の症状は今まで飲み続けていた花粉症の薬によるリバウンドの症状でした。
これまで使用していた化粧水、乳液などを一切止めてもらい、2種類の漢方煎じ薬と2種類の塗り薬、消毒液を処方しました。仕事中は化粧をされていましたが帰ったら直ぐに化粧を落として洗顔し、塗り薬を塗っていました。漢方も食前3回と間のすきま時間にも飲める時は飲んでおられました。
2週間続けてもらうとまだ顔の赤みは取れませんが、顔のデコボコが少しマシになってきました。それからも毎日漢方煎じ薬と塗り薬を続けてもらいました。徐々にですが顔の赤味も薄くなってきて、デコボコしていた肌が平らになっていきました。また肌だけではなく、胃腸も弱くよく胃痛を起こして胃薬を飲んでおられましたが、漢方を飲み始めてから胃痛が全くと言っていいほど起こらなくなりました。偏頭痛もよく起こっていたのですが、あまり出なくなりました。
翌年2002年の3月頃、スギ花粉の季節になりました。20年以上も花粉の時期になると毎年耳鼻科に行って薬を飲んでおられましたが、当院の治療を受けてからは全く飲まなくても耐えられるようになりました。スギ花粉症が全盛の時はつらくて何度も市販の薬を買って飲もうかと思われましたが「つらくても、薬は飲んではいけない。」と励まし、我慢してもいました。そして一口も花粉所の薬を飲まずに過ごすことに成功されました。
すると花粉症と平行して紫外線のきつい頃に顔が赤く腫れ上がっていたのが、花粉症の薬を全く飲まなかったおかげで1年間、顔に症状が出てきませんでした。それどころか日に日に肌がきれいになっていきました。
同年10月頃、最初の状態からかなり改善されていました。まだ赤い湿疹が残っていたので漢方薬の種類を2種類から3種類に変えて集中的に治していきました。
そして2003年の春、20年以上も続いていた花粉症が全くと言っていいほど起こらなくなりました。毎年悩まされていたのに、です。紫外線に当たっても顔は湿疹もなく、赤ら顔も治ってきました。仕事以外はいつもノーメイクにされています。身体の調子も良くなり、毎年夏には食欲もなくなって夏バテされていたのも改善されてあまり食べなくて体重が減っても夏バテを全く起こさず元気に過ごせたそうです。風邪も引かなくなりました。それから2年ほど通院し無事に完治されてから当院を卒業されました。