症例報告203例目
完治された病名1)クローン病2)関節リウマチ3)アトピー性皮膚炎
患者:20歳、男性
私が日本であらゆるアレルギーや膠原病で一切ステロイドを使わずに、というよりも使わないが故に治す事ができるただ一人の医者であることは徐々に世間に知られるようになりました。いや日本中ではなくて世界中で唯一のステロイドを使わないが故に病気を治せる医者であることは私自身ももちろん知っています。だからこそ私を見つけ出して全国から患者がはせ参じてくるのです。この患者さんも九州から私の治療を求めてはるばる来てくれたのです。
2005年の夏頃、中学3年の時に毎日腹痛を起こすようになりました。当時、部活を引退して本格的に高校受験に向けて勉強をしていた時期のことでした。学校帰りに週4日塾に通い、夜遅く帰宅し、土日は終日自宅で勉強という生活を毎日送っておられました。父親が教育熱心で、出身大学で一生が決まると言われ続けて育ってきたのです。腹痛は授業中や就寝時など、時と場所を選ばず激痛が襲ってきました。患者さんは誰にも言えず冷や汗をかきながら必死に耐え続けておられました。
学歴至上主義が日本の若者を蝕んでいます。日本だけではありません。武よりも文を重んじる儒教が色濃く残っている韓国はもっと先んじています。ソウル大学に入ることが人生の全てを決めてしまうのです。頭が良いという事を証明するために全世界の若者たちは血眼になっています。ソウル大学や東大に入ることがどうしてそんなに価値があるのかの根源を探ってみましょう。
まず進化論的に考えてみましょう。人類が万物の霊長になり得たのはどうしてでしょうか?言うまでもなく大脳皮質、つまり知能や知性が存在する場所であるといわれる大脳皮質がチンパンジーやボノボ(ピグミーチンパンジー)やゴリラよりもさらに進んだからです。つまり頭が良いという事は地球の 800 万種~2000 万種といわれる種の中で最高に優れた生命であるという事を自任することです。さらに同世代で偏差値が一番良いという事は、同世代で最も頭が良いという保証を得ることになります。学校教育が全世界的に行われるようになった現代においては、まさに学校教育の成果を問う学業の偏差値が最も相応しい頭のよさを比較しうる基準となりうるのです。人間は思い込みで生きていますから、全国で一番の偏差値をとった高校生は、金がなくとも権力がなくとも地位がなくとも、一生頭の良い人間としてナルシシズムの世界に没頭し、あらゆる場面で自己の頭の良さを主張し続ける資格を得たのと同然であると思い込みます。利己的な遺伝子から見ても、自分が一番頭が良いと確信できる快楽に勝るものは他に何もありません。ちょうど女性が化粧をすることによって世界一の美女であると思い込むことによって幸せを得るのと同じことです。言い換えると、最も頭が良いという遺伝子を持っていると確信できるほど自己のエゴなる心を満足させるものは他に何もないのです。いかなる状況でも自分の頭は最高だとうぬぼれることができるほど強烈な快楽はないでしょう。しかも誰も彼もが最高の偏差値を取ろうと努力しているので、一番の偏差値を取った仲間には一目置かざるを得ないのです。つまり自分の頭を自分のみならず他人も惚れてくれるからです。こんな素晴らしいうぬぼれは何処を探してもないでしょう。お金はなくなることがありますが、生まれつきの遺伝的な頭の良さは生きている限り消えないので最高の栄誉です。
次に社会的な側面から学歴の意味を考えてみましょう。現在世界中が不況にみまわれています。大学を卒業しても若者に就職先がないことが報道されています。しかしながら、世界中のどの国においても偏差値が高い大学の卒業生はどの企業も欲しがりますから、いわゆる一流大学を出た学生は引っぱりだこであります。なぜ一流企業は優秀な知能の高い学生を欲しがるのでしょうか?やはり会社の儲けを増やしてくれるからです。能力のない学生は何処へ行っても足手まといになるだけで、お金を儲けてくれるどころか会社にとって負担になるだけです。一方、一流大学を出た学生は知能が高いのみならず、真面目に努力できる学生だということも分かっているので、会社に入っても劣った学生よりもはるかに金儲けをしてくれる可能性を秘めているので、安心して企業は採用することができるのです。とりわけ頭の良い人間が全ての支配階級を形成しているグローバルな世界になればなるほど、ますます頭の良い人間が繁栄し、世界を支配してさらに金儲けをすることができるのです。
三つ目は何でしょうか?個人的な生活において考えてみましょう。頭の良い人間は魅力的ですし、博学ですし、頭の回転もよく好奇心も強いし退屈することがありません。ソツがなく抜け目がなく、いつまでも素敵な会話が続きます。となれば男性も女性もますます頭のよい人に惹かれていきます。もちろん結婚となれば頭の良い遺伝子は子供に継がれていくわけですから、結婚の条件も頭の悪い人よりもはるかに良い人とめぐり合える可能性が格段に増えます。近頃日本では40代以上の男性の4人に1人は結婚していないようです。女性の未婚率も男性よりも高くなっています。なぜでしょう?男性も女性も結婚したいのはやまやまです。にもかかわらずなぜ結婚できないのでしょうか?答えは簡単です。女性は自分よりも優れた男性と結婚することを夢見ます。一方、男性は男性で魅力的な賢い女性を求めようとしますが、こんな状況では両者の思いが乖離するばかりで、結婚などは生まれるはずがないのです。こんなときに東大卒の肩書き、ソウル大学卒の肩書きがあれば、よりどりみどりの結婚が可能でしょう。このような個人的な結婚においても一流大学卒業という肩書きは有無を言わさず強力な武器となるのです。
だからこそ、この 20 歳の患者さんのお父さんは言い放ったのです。『出身大学で一生が決まる』と。ちなみにお父さんの職業を聞くと学校の先生でした。さらにお父さんに言わせたいことがあります。『人間の知能は生まれた時に決まっている』と。これも真実でありますが言ってはならないのでしょうか?ちょうど化学物質がアレルギーや膠原病を作っていると言ってはならないように。ワッハッハ!
しかし、次第に症状が悪化し、自宅では寝込む日々が続くようになりましたが、両親におなかが痛いと訴えても、「ストレスで胃が痛くなることぐらい誰でもある。」と言われ、まともに相手をしてくれなかったそうです。
(両親は子供が受験勉強のストレスがいかに強いものであるかを知っていたのです。ただ彼らは単純に世間でよく言われるように、ストレスの為に胃が痛くなると考えていただけなのです。それではどうしてストレスで胃が痛くなるかについては何も知らないのです。
胃炎や胃潰瘍が起こる機序について述べておきましょう。ストレスがかかると脳の視床下部は CRH というホルモンを出し、そのホルモンが下垂体前葉に伝わり、ここで ACTH というホルモンが作られ、これが副腎皮質に伝わり、ここでコルチゾールという副腎皮質ホルモンを作らせます。副腎皮質ホルモンは PHの高い胃酸を胃の壁細胞から大量に分泌させて、胃の粘膜を傷つけてストレス性、つまりステロイド性胃炎や潰瘍を起こすのです。ところが同時に免疫系を抑えて IgE の世界を IgG の世界へと追いやっていることを世界中の医学者が誰も気づいていないのです。だからこそ両親も化学物質と IgG で戦うクローン病のことは全く知らないので、ストレス性の胃炎だと考えていたのです。医者の知らないメカニズムをどうして素人のご両親が知るはずがあるでしょうか?)
勉強をさぼってだらだらしていると思われ、罵声を浴びせられることもありました。クローン病に限らず、家族に自分の症状を全く理解してもらえず、クローン病と診断されるまでの数年間を1人で苦しんできた方が多くいらっしゃいます。ちなみに、この患者さんの場合は3年でした。また他にも、腹痛が起こる以前は病院には予防接種か虫歯の治療ぐらいしかあまりかかったことがなく、風邪や軽い怪我は放っておけば自然に治るものだと思っていたのと、母親に薬の知識があり、病院で処方される薬はかえって完治を遅らせると言われていたことから、病院は敷居が高く、なかなか両親に病院へ連れて行ってとは言い出せませんでした。
その通りです。この文明の世の中に病気などというのは、病院に行かなければ治らない病気というのは一切ないといえるのです。必要なのは予防接種といわれるワクチンを打つか、抗生物質をもらうかで終わってしまうのです。ところがクローン病を含めて全ての膠原病は、先ほど述べたように化学物質であるので、誰も原因を口に出さないで、治らない病気だとしらばっくれるだけです。早くクローン病の診断がついても、彼の場合はそれまで 3 年かかったようですが、治療という点から言えば、全く意味がないのです。早く毒薬を飲まされ医原病を深刻にさせるだけなのです。風邪の原因はウイルスですから、ウイルスを殺すのは自分の免疫ですから、そんな薬は何もないので自分で治すに越したことはないのです。ただ漢方の煎じ薬は免疫を高めてウイルスを早く殺してくれます。
腹痛を我慢しながらの猛勉強の結果、志望校に合格し、高校生活が始まりましたが、さらに症状が悪化して腹痛の他に痔瘻、倦怠感、下血が現れました。患者さんの高校は県下で1、2位を争う進学校で、毎日課題に追われ、学校帰りは塾、土日は補習と模試と過酷な生活を送っていました。同級生たちは深夜2時~3時まで勉強をしているなか、患者さんは腹痛や倦怠感で思うように勉強が進まず、かなりのストレスが溜まる一方でした。大学受験が近づくにつれ症状は悪化していきました。
化学物質を異物であると認識できる優秀なMHCⅡ遺伝子を持って生まれたこの若者にとって、化学物質で溢れた日本は最も住みにくい国なのであります。資源が全くない日本列島が栄えるためには、化学物質を新たに作り続けてお金を儲ける以外に日本の繁栄はなかったのです。ゆえにアレルギーや膠原病の患者が世界一多くなったのです。
そして2008年6月5日、高校3年の1学期、ついに限界がきました。高熱が続き登校ができなくなってしまいました。(高熱は腸管に潰瘍ができ、粘膜の防御壁が破れて穴が開き、そこに日和見感染が起こったのです。その原因菌は、大腸菌、クレブシェラ、エンテロバクター、セラチア、エルシニア、プロテウス、バクテロイデスなどの弱毒菌であり、患者の免疫防御壁がつぶれたために増殖し始め、彼の免疫と戦い始めたのです。抗生物質を内服させたり点滴すれば菌が殺され解熱します。)病院へ直行すると痔ろうの診断が決め手となりクローン病と診断された。即入院が必要なほど重症だったそうです。その時、医者から「クローン病は原因不明の難病で、根本的な治療法はありません。時間が経つにつれ、徐々に悪化し、数年後には手術率が上がり、腸を摘出しないといけないかもしれない。さらに症状が悪化すれば、人工肛門の可能性もあります。」と言われ、当時17歳だった患者さんは、あまりに突然の宣告にショックすら感じられないほどでした。とにかくこれで自分の人生は終わったと思われました。さらに、「今年の受験は諦めてください。受験はいつでもできますよ。」と言われました。遠回しに受験は一生できないと追い討ちをかけるように言われました。
高校を休学し、入院生活を送りました。絶食により点滴による栄養補給、ペンタサを1日12錠、朝と昼にエレンタールを出されました。しかし、患者さんは自分が置かれている現状を受け入れられず、治療に対してやる気がほとんど出ませんでした。(彼はとてもまともな精神の持ち主です。愚かな大衆は治らないと言われている病気に対して、何の葛藤も無しに医者の出す薬を飲み続けている精神構造は私には理解できません。治らない薬を一生懸命飲み続けるバカは他の世界に見られるでしょうか?彼は賢いからこそ、つまり道理が分かっているからこそ間違った治療にやる気を失ったのです。当然のことです。)エレンタールも少し口を付けるだけで、ほとんど残していたそうで、しばらくすると一切手をつけなかったそうです。患者さん曰く「どうせ治らないのに、何でこんなにまずいものを食べないといけないのか」と思い取った行為でした。
(私も現代の間違った医療に必死に抵抗していますが、金と権力と知識を独占している製薬メーカーと医療集団には勝てそうもありません。私自身がクローン病ではないのでこの戦いに負けて全てを諦めても何も困ることはありません。ところが彼はクローン病で一生を棒に振ってしまうのです。自分の才能も磨きをかけられず自己実現は不可能となり、一生負け犬として過ごさざるを得ないのです。将来ある若者がこんな惨めな人生をどうして受け入れることができるでしょうか?その思いが痛いほど分かるが故に、私は今なお間違った現代医療に抵抗し続けているのです。一介の開業医が、しかも青春時代に落ちぶれた人生を強制され、死ぬか生きるかの人生をやってきた死にぞこないの男が治せる病気を、どうして他のお偉い医学者たちが治す事ができないのかとクレームをつけ続けているのです。「俺たちやお前たち医者たちが彼らに責任を持たないで医者といえるのか!」と私は叫び続けているのですが、どうにもなりません。残念です。)
入院生活も2週間が過ぎ、消化器の検査が一段落すると今後の治療法を医師と相談して決めることになりました。この日が患者さんにとって人生を大きく左右する1日でした。検査結果によると消化器全体に潰瘍が点在しており、典型的なクローン病の症状だとわかりました。医師は、エレンタールで栄養を補給しながら、ペンタサとステロイドで症状を抑えていく方法を勧めてきました。ステロイドが効かなくなったら、レミケードという最新治療もあると言われました。しかし、母親はステロイド治療に対する不信感から患者さんをすぐに退院させて自宅へ連れて帰りました。
(世界中で最も使われている悪夢の薬ステロイドを拒絶した母親の信念に乾杯です。このステロイドを人工的に合成したアメリカのケンドールやヘンチはノーベル賞をもらったのです。作られた当初は奇跡の薬といわれたのですが、今や悪魔の毒薬となっていることがわかってしまったのですが、60 年以上経った現代でも、ステロイドが医薬の中の王様であることには変わりはないのです。遺伝子を即座に変えてしまうステロイドの生産と使用が禁止されない限りアレルギーと膠原病は永遠に治らないでしょう。ステロイドが唯一使うことを許されるときは、死ぬか生きるかの時にしかないのです。私は延べ何十万人の患者を診てきましたが、そんな危機的な瞬間に出会ったことさえないのです。遺伝子を変える薬などというのは一切必要ではないのです。必要になる瞬間があるとしても、その瞬間は医者がステロイドを使いすぎて準備したためです。遺伝子を変えては絶対に問題が後で起こります。)
特に考えもなく自宅に戻ったため、しばらく細かい食事制限をきちんと守りながら、ペンタサを飲み続ける生活が続きました。病院に外来で行くたび、ステロイドを処方されるも、毎回飲まずに捨てていたそうです。しかし、ステロイドを服用していないことは血液検査で炎症反応が下がらないのですぐにわかり、「僕の処方した薬を服用しないのなら、来る必要はありません。」と言われ、悩んだ結果、ステロイドは使わないことに決め、それ以来この病院にかかることは1度もありませんでした。
(この世に永遠不滅の神がいるとすれば遺伝子でしょう。とりわけ命を守ってくれる免疫の遺伝子は神の中でトップに位置することになるでしょう。この正しき神を蹴落とそうとするのがステロイドなのです。ステロイドは 60 兆の全ての細胞の核に入り込んで、正しい遺伝子の神の働きを変えてしまおうとするのです。人体に侵入した敵をやっつけようとしている神の命令を無視するどころか変えてしまい、医者や薬屋が金を儲けることを可能にさせる邪悪な神がステロイドと言っても過言ではないでしょう。まさに現代の医学は宗教に堕落してしまったのです。金が儲からない宗教団体がないように、金が儲からない宗教医療というのはないのと同じです。本当の宗教はそれぞれの人の心の中に神があるように、本当の医療は、つまり宗教医療ではなく真実の科学医療は全ての人々の免疫の遺伝子によって行われるのです。病気を治すのは免疫の遺伝子を変えることによってではなく、免疫の遺伝子を素直に発現させれば全ての病気は治ってしまうのです。医者はその遺伝子の発現を素直にヘルプさえすればよいのです。
言うまでもなく、病気の原因は現代文明においては 4 つしかないのです。化学物質・風邪のウイルス・ヘルペスウイルス・細菌の 4 つだけです。この原因と戦う免疫の症状が病気なのです。従って病気は免疫の働きに過ぎないのですから、良いことなのです。ついでに述べておきましょう。健康とはこの4つの敵が人体に入り込まない状態をいうのです。従って病気と健康とは質の違うものです。)
ちょうどその頃、母親が友人から漢方でクローン病を改善させる医師が県内にいることを知りました。医師自身もクローン病で、漢方薬で自分の症状も安定しているとのことでした。患者には免疫抑制剤を出さない非常に良心的な医師であると聞き、7月下旬からその病院に通い出しました。田舎の個人病院だったため、診察時間をたっぷりとってくれる。同じ病気を罹患しているため、クローン病の痛みを分かってくれるため患者さんたちにとって心強い先生でした。その医師は手術を数回され、腸を大きく切り取られていたため、患者さんが自分のように苦しまないように、必死に漢方を調合してくれたそうです。漢方治療が始まり、ペンタサの服用は中止し、栄養補給のため、プロテインとプルーンも一緒に摂取しました。毎日漢方を煎じて飲み、できるだけストレスをかけないように努めていた。しかし、学校では同級生が必死に受験勉強をしている中、自分は休学し、戦線を離脱したことによるストレスが日に日に大きくなっていき、無理を承知で勉強を続けていきました。(勉強のストレスに耐えて鬱にならないために、彼は毎日毎日、自分の副腎皮質からステロイドホルモンを出し続け、勉強している最中は免疫を抑え、休んでいる最中はリバウンドを起こすという繰り返しをやらざるを得なかったのです。これはちょうどクローン病でステロイドを医者から投与されている治療となんら変わりはなかったのです。)
さらに悪いことに、受験のことで父親と母親の対立が始まりました。夕飯の度に、言い争いが起こり、楽しいはずの食卓が修羅場になることもしばしばでした。(知能が全てを支配している社会では、まず知能が優秀であることを証明するための第一関門である一流大学に合格しなければなりません。筋力が無価値になった知能第一社会で、いわゆる頭の良さを証明するために一流大学に入らないといけないというプレッシャーは、頭脳が優れた学生たちに毎日毎日重々しくのしかかっているのです。これから先もますます学歴が重視される社会は変わることはないでしょう。生きることは競争ですから、致し方のないことです。)父親は、「とにかく受験のことを最優先するため、ステロイドで今年度中は症状を完全に抑え込み、治療は大学に入ってからゆっくりすればいいじゃないか。」と大学受験を優先するように主張しました。患者さんはこれまで大学受験のために小学6年の時から塾に通って準備してきたので、受験を諦めるということは7年間の努力が無駄にするということだったからです。(この文章は知的レベルが高い家庭において、この今の瞬間でも展開されている生々しい現実です。小学校から大学受験まで勉強せざるを得ない子供は、未来の知能優先社会の準備の為に心から遊べる子供時代を喪失してしまいました。そして新たに様々な膠原病を作り出しているのです。悲しい現実です。)一方母親は、「受験より体のことが大事だ。とにかく、ステロイドは1度使いだすと、依存してしまい、止めるのが困難なので、絶対に我が子には使わせたくない。」と患者さんの身体を優先するように言っていました。母親がこのように言う理由は、下の娘さんが小さい頃、小児アトピーを患っており、その時ステロイドでひどい目にあったためです。患者さんは迷わず、母親の肩を持ちました。ステロイドを使って、副作用で様々な病気になり、人生を棒に振ってしまうことを恐れたからです。一方、大学進学率は50%であり、行かないなら行かないでいいと考えたそうです。
(クローン病さえ治れば彼の才能は大きく花開くことができるのですが、私を知る前は医者自身でも自分のクローン病を治せないと考えざるを得ないぐらいに腐敗堕落した医療が日本中を支配しているので、父親と母親の対立に加えてその狭間で苦しむクローン病の子供の葛藤が行き場がなく、さらにクローン病が悪化していく過程は少なくありません。私の治療が医学会でできる限り早く認められればこのような苦しみは一挙に消えてしまうのです。そうなれば同時に製薬メーカーや病院の儲けが一挙になくなってしまうことになってしまうでしょうから、永遠に私の医療は医学会が認めるはずはありません。どれだけ医薬業界がクローン病や潰瘍性大腸炎の治療で稼ぎ、どれぐらいの税金が患者に使われているかを計算してみましょう。
1 人のクローン病や潰瘍性大腸炎にかかる税金は1月40万円といわれています。全国に特定疾患と指定されて税金で間違った治療をされている患者は合わせて 15 万人います。1年間にかかる総額は 40 万円×15 万人×12 ヶ月=7200 億円となります。皆さん、この計算が正しければ、病気を治せないで薬屋と医者に 7200 億円も無駄に使われているのです。納税者として怒りを感じませんか?ちなみに透析患者にも 1 月 40 万円使われているようです。透析患者の数は 297000 人です。この様な透析患者にかかる 1 年間の総額は 40 万円×297000人×12 ヶ月=1 兆 4256 億円です。このお金も全て税金で負担されているのです。さらに様々な先進医療という名で税金が使われていますが、いずれ医療費だけで日本の財政は破綻してしまうでしょう。どうすればいいか、皆さん考えてください。
それに比べて私の治療は 1 ヶ月にかかる治療費は、はるかにはるかに少なくてすみ、しかも私ではなく患者さん自身の免疫で治す事ができるのです。そして治ってしまえば治療費はなくなります。一方、現代医療は治るわけでもなく免疫を抑え続けて死ぬまで多額の医療費を払い続けなければなりません。この違いはどのように説明したらいいのでしょうか?
この患者さんが、いかに正直で、いかに頭が良くて、いかに日本の若者の鑑になれる人であったにもかかわらず、難病とされたがゆえに(実は難病ではないのですが)人生の歯車が狂いかけた経緯が胸を打ちます。膠原病は本来アレルギーになるべきものですが、免疫が優秀で化学物質を認識できる免疫の能力があるうえに、真面目に頑張りすぎたり、こっそり耐えすぎる真面目で立派な若者がステロイドホルモンを出しすぎるとアレルギーを膠原病に逆クラススイッチしてクローン病や潰瘍性大腸炎になってしまうのです。まさに彼がその人です。皮肉にも彼の真面目さが玉にキズであったのです。ヤクザな人間はこんな病気には絶対にならないのです。 現代の病気に原因はヘルペスウイルスと化学物質しかないにもかかわらず、世界中のお偉い医者たちが絶対に認めようとしないのを知れば知るほど、どんなに素晴らしい人間でも自己の快楽だけを求め続けるエゴの醜さを発揮し続けることにただただ絶望するだけです。金さえ儲ければこの世の極限の快楽を得られることを許している世界中の医療を支配している医療界のトップたちの権力に対して激しい憎しみを感じます。一体ずる賢さと金と権力を持ったお偉い人たちを誰が弾劾することができるでしょうか?誰もできません。彼らの強欲のために、善良で無知で弱い人たちが常に資本主義医療の犠牲者となり続けています。)
8月末になり、出席日数の関係で復学することになりました。激しい腹痛のため、遅刻と早退を繰り返しながら何とか高校へ通われました。(クローン病の腹痛の原因は3つしかありません。1つめが腸管の神経がたくさん集まっているマイスナー神経叢や、アウフェルバッハ神経叢の知覚神経に潜んでいるヘルペスウイルスと戦うときに感じる痛み、2つめが、腸管が狭窄して消化の悪いものを食べた後に、狭窄部分を通る時に感じる締め付けられるような痛み、3つめが、炎症が潰瘍になり、さらに腸管に穴が空いた時に腹膜炎を起こす時の激痛であります。このときは必ず高熱が出現し、入院して手術をせざるを得ないときがあります。彼は痛みのために遅刻と早退を繰り返しただけですから、やはりヘルペスとの戦いがメインだったと考えられます。)
さらに休学していた3カ月の間に授業は相当進んでいたため、ほとんどついていけず、思うがままに勉強ができる友人をうらやましく思ったりされました。が友人たちは率先してノートを見せてくれたり、分からない部分を教えてくれたり、教師は忙しい中、個別指導をしてくれたりと助けてくれました。(やはり県内1,2を争う進学校の先生方は、自分の教え子が一人でも一流大学に入学させる使命感を持ち、責任を果たそうと努力しています。友人もできる友達が挫折しないようにヘルプしている姿が一生涯続く友情の礎となるのでしょう。近頃あらゆる分野において、自分だけが得をすればよいという風潮がむき出しになりつつある時代に、このような学校もあることを知って心が洗われる気がします。他人を蹴落とし他人の足を引っ張ることによって、自分のエゴを満足させるのに汲々としている人が多くなりましたが、他人の幸せを自分の幸せにできる高校生活を垣間見てほっとします。さらにこの患者さんの手記を読むだけで、友達や先生方がこれだけのことをしてくれる人物であることはすぐにお分かりでしょう。)
それから受験当日まで1日1時間でも2時間でもいいからとにかく勉強を続けていきました。ちなみに漢方治療を開始してからCRPは3~4で横ばいで、満足に勉強はできない状態でしたが、患者さんは受験できるだけで幸せだと思われました。そして2009年3月、なんとか地元の大学に合格し、9か月前、受験は無理だと最初の医師に言われたことを覆したのです!!
(彼も病気を作りたがる医師の予想を裏切って難関大学に合格しました。それどころか原因が分からない絶対に治らないクローン病も克服する合格点までどんどん近づいています。一流大学に合格するのは人生の一通過点に過ぎないのですが、クローン病を治すことは大学に合格するどころの比ではありません。全世界の医学者たちは口を揃えてクローン病の完治のゴールは絶対に無理だと言い続けていますが、私の指導に従って彼自身の免疫の遺伝子を発動させて完治してしまったときに、病気を治せないようにしているこの医者たちは私が治した患者さんにどんな償いをしてくれるのか、今後楽しみです。彼らにどのような責任を取らせるべきか、皆さん考えてください。私はあえて言います。こんなことを書けば本当に誰かに殺されるかもしれませんが、この世で最悪の集団は医薬業集団であるのです。なぜならば治る病気を治せなくして新たなる病気を作り出し、しかも大金を稼いでいる上に、罰せられることがないのは彼らであるからです。何も私は嫉妬心で言っているのではありません。真実を語っているだけです。)
ようやく受験勉強のストレスから解放され、その上、大学は自宅から通える距離のため、症状は改善していくだろうと思っていましたが、現実はうまくはいきませんでした。工学部だったため、物理や数学の課題、実験、レポートを毎週こなしていかなければならず相変わらず忙しい毎日でした。(10 代の若い人たちがクローン病や潰瘍性大腸炎になっているのは、原因物質である化学物質が毎日毎日無限に世界中で作り出されているからです。
世界には1位から5位までのBASF(独)、デュポン(米)、バイエル(独)、ダウケミカル(米)、三菱化学(日)などの大化学会社が毎日毎日人体にとって毒薬以外の何者でもない人工化学物質を大量生産しています。私たちは否が応でもこれらの化学物質を空気・水・食べ物を通じて摂取せざるを得なくなっています。上に挙げた世界最大の化学会社を擁する国が世界を支配しています。それはアメリカであり日本でありドイツであります。これらの国々はまさに便利ではありますが、人体には毒である化学物質を作ることで金を儲け世界を支配しているのです。とりわけ日本は資源が何もない国ですから、新たなる資源、つまり化学物質を作ってそれを輸出し、お金を稼いでいるのです。最近は中国が日本に負けずに化学物質をなりふり構わず作り始め、中国の大地を汚染し始めています。
このような化学物質が地球を覆い始め、生命を侵し続ける危険に警告を発した女性科学者がいました。レイチェル・カールソンであります。1962 年に「沈黙の春」という書物を書き、世界中に化学物質の害悪に警鐘を鳴らし始めたのです。“歴史上初めて、人類の全ては生命が始まる母親の胎内から死ぬまで危険な化学物質と接触せざるを得ない”と書きました。
その通りです。世界的に信頼できる報告によれば、“人体は毒性化学物質の貯蔵所となり、地球上の全ての人は DDT や PCB を含めて 200 種類の化学物質を体内に常時保持している”と書かれています。小児癌が増えたり、不妊症が増えたり、奇形児が増えたりしているのは、私は全て妊娠中に母親が摂取した化学物質が胎児の遺伝子を変えたためと考えています。このような人体にとって危険な化学物質を免疫の力を使って排除しようとしているのが膠原病であり、アレルギーであるのです。
38 億年かかって出来上がった完璧な遺伝子を胎児から死ぬまでの間に知らず知らず摂取した化学物質によって変えられないように、優れた免疫がこのような毒性化学物質を免疫の力で処理しようとしているのにもかかわらず、新たなる薬という名において化学物質を投入し、医療の名において免疫の働きを抑えようとしているのが現代の医者たちなのです。
クローン病の原因もまさに化学物質を IgG で処理しようとしているにもかかわらず、一切原因不明と決め付け、間違った医療を金儲けの為に堂々と続けているのが医薬業集団であります。38 億年かかって出来上がった免疫の遺伝子は、殺す必要がない化学物質を IgGで処理できないことが分かれば、排除する力を持っている IgE にクラススイッチしてアレルギーに変え、最後は排除できないほど多量に侵入する化学物質とは共存しかないということが遺伝子に組み込まれているにもかかわらず、一切真実を語らず患者を不幸のどん底に落としこんでいます。
それでは共存できる化学物質がどんな影響を全ての生命の遺伝子に与えるかは今のところ私にも分かりません。原因である化学物質がこの地球上からなくなれば、文明病であるアレルギーも膠原病も一切なくなくなってしまうのですが、文明社会は同時に維持できなくなってしまうでしょう。いずれにしろ人類は快適さを求めすぎて、科学の名において人類は永遠に進歩すると信じているようですが、実は知らず知らずのうちに生命の基盤である遺伝子さえも毀損していることを、世界で初めてレイチェル・カールソンが指摘したにもかかわらず、一顧だにせず破滅の道を進んでいるようです。どうにもなりません。)
ただでさえ難病を罹患しており、就職や結婚に不利なため、少しでも良い成績で卒業し、資格も取っておきたかったそうです。
(この世に難病と言うべき病気は先天的な遺伝子病か、あるいは後天的な遺伝子病である癌しかないのです。皆さん、難病とは一体何でしょうか?まず原因が分からない病気です。この世に原因の分からない病気は何もないわけですから、難病の定義の一角が崩れます。
次に治らない病気といわれるものも難病といわれるものです。これに対して私は反論したいことがあります。そのためにまず病気とは何かを定義したいのです。病気とは人体に異物が侵入したときにそれを排除しようとする免疫の正しい反応ですから、病気は生命を異物から守る戦いですから、否定的に捉えるべきものではなくて、肯定的に捉えるべきものなのです。従って治らない病気という表現も正しくはないのです。あえていうならば、免疫が異物と激しく戦い、戦いがすぐに終わらない病気というべきです。それでは現代文明に見られる異物は何でしょうか?まず化学物質であり、風邪のウイルスであり、ヘルペスウイルスであり、せいぜいレンサ球菌やブドウ球菌などの細菌であります。これらの敵に対して免疫が負けるようなことは絶対ありません。従って治らない病気などは何もないことがお分かりになるでしょう。
一方、遺伝子病は果たして病気でしょうか?病気は異物と免疫との戦いで見られる症状ですから、病気の定義からは外れてしまいます。ましてや生まれつきの遺伝子異常による病気はこれから先も永遠に遺伝子を変えることはできないでしょうから、病気というべきではなくて個性であり、個人が、さらに人間社会全体が引き受けるべき宿命というべきものです。それでは癌は病気でしょうか?癌も本来は生き続けるために必要な遺伝子が後天的に長い時間をかけて変異を起こし異常になった老化による遺伝子病でありますから、引き受けるべき人間の条件の一つとなります。従って癌は異物が人体に入ったために免疫と戦いが始まり生じた異常ではないものですから、病気の定義から逸脱してしまっています。しかも自分の遺伝子の一部が変異したものですから、免疫は自分を攻撃することができないので、免疫が癌を殺すことはできないのです。従って癌と免疫は直接関係がないので、ますます病気の正しい定義からは癌は関わりがないことになります。癌に関しては慶応大学医学部の放射線科の講師でおられる近藤誠先生の本を読みまくってください。彼の癌に対する考え方は 100%私は同意できます。)
そう考えるようになったきっかけは、受験生の時にある大学に推薦をお願いし、成績も基準を満たしており、ほとんど合格が決まっていたのですが、難病だと分かったとたん大学側から受験拒否されたのです。ほとんど合格が決まっていただけにショックが相当大きく、大学受験は病人や障害者を問わず、平等にチャンスが与えられるものだと思っていただけに、やり場のない怒りを感じました。この経験から、難病患者がいかに社会に偏見を持たれているか身をもって知り、人一倍努力しなければ生きてはいけないと強く感じたのです。
(クローン病が一生治らないと医学会が“太鼓判”を押している難病ですから、どの大学が推薦で取るでしょうか?ましてや利益を上げる目的で作られている会社がどうして採用するでしょうか?彼のようにいかに頭が良くても、肉体の問題を抱えている限りは、どの大学もどの会社も二の足を踏むのは当然のことなのです。それでも彼はこのような厳しい現実を目の当たりにして、挫折するどころか人一倍努力しなければならないと覚悟するところが素晴らしい若者なのです。だからこそ彼はこのクローン病を克服できるのです。私のクローン病や潰瘍性大腸炎の患者さんで、難病指定を受けて3割負担を払う必要がなくなるのですが、つまり無料で一生治せない病気の治療を受けられるのですが、(治すことができないのに難病治療という言葉の矛盾はどう考えればいいのでしょうか?これもおかしな話です。)自分の病気が公になってしまうことを恐れて難病指定を受けない人もたくさんおられます。彼も推薦先の大学が決まっていたにもかかわらず、難病であるので受け入れを拒否されたのです。世の中は全てお金儲けでありますから、難病の人はお金儲けができにくいということなのでしょう。
世の中は差別を無くそうとしているようですが、最大の差別は実は点数差別なのです。受験戦争はまさに厳然たる知能差別に打ち勝つために努力するのです。現代のような学歴社会においては、点数が満たなかった人は永遠に差別されてしまうのです。偽善社会の最たる差別です。しかしこの厳然たる差別については誰も口にしません。なぜでしょうか?皆さん考えてください。)
そういう訳で大学生活が始まっても体調は全く改善せず、相変わらずCRPは3~4で横ばいのままでした。夏休みに痔ろうの手術を受けましたが特に変化がないまま1年生が終わりました。ちなみに、手術はしたものの痔ろうは改善しなかった挙句、術後にしばらく痛み止めを服用していたそうで、患者さんはこのことを悔やまれていました。症状に変化が出だしたのは2年生の夏ごろ、新たに腰痛も加わりました。とにかく背中の筋肉が張ってまっすぐに立てない日もあったり、吐き気がある日もあったのですが、これらの症状はおそらくヘルペスによるものです。漢方治療を始めて2年、免疫が上がりヘルペスウイルスとの戦いが始まったのです。しかし当時はそんなことを知る由もなく、とうとうクローン病が悪化したと患者さんは勘違いしていました。
(この事実も彼は私のホームページを読んで初めて知ったのです。文明社会に最後に残り、しかも一番免疫との激しい戦いをし続ける異物は化学物質とヘルペスウイルスしかありません。この事実も私以外のどんな医者も知りません。なぜ私だけがこの真実を知り得たのでしょうか?
30 年間の開業医の診察の中で、あらゆる病名を持った延べ何十万人の“生の患者という真実の教科書”に出会ってきたからです。医学は元来患者さんの病気があって成り立った学問であるにもかかわらず、医学書は全て医学者が先輩の医学者のプライドを傷つけないように書いたものです。その一番良い証拠が病名に症状を初めて見つけた医者の名前を付けているのに象徴されています。
大学医学部の教授になるためには、多かれ少なかれ学会や医学部のお偉い方の引き立てが必要です。常に医学部は患者の病気を治すなどはどうでもいいことであり、内向きであり、従って病気を治さなくても標準治療という治療法が学会のボスを中心にして作られてしまいます。その病気の原因や完治などはどうでもいいことであり、学会を維持するためにどの薬屋の薬を使うかを決めることが一番大切になるのです。全く標準治療などというのは患者無視も甚だしいものですが、医学会が認めれば、その時の学会のお偉い方が勝手に決めた絶対的な最高の治療法となります。組織は常にトップが権力を思う存分ふるえ、いい思いができます。患者などは医療のアホ扱いです。
ところが私は全くこのような学会とは縁がなく、医学の唯一の接点は患者さんの病気だけでありました。病気は免疫と異物との戦いであるという事が直感的に分かり、かつ漢方で長年の偏頭痛も徐々に軽減するようになってから必死で免疫学を独学しました。そして現代の病気の真の原因である異物が何であるかを探し求めたのです。分かってしまいました。化学物質・風邪のウイルス・ヘルペスウイルス・細菌の 4 つに絞り込むことができたのです。まるで iPS で一躍世界的に有名になった山中伸弥教授が見つけた遺伝子を変える 4つの遺伝子を彼は“山中因子”と名づけたように、この世の異物は私が見つけた上記の 4つであるので、病気の原因は 4 つの“松本因子”であると名づけたいぐらいです。ワッハッハ!つまりこのように病気の本質を教えてくれたのは、まさに患者さん自身であったのです。
昔から真実の医療、つまり根本医療は原因療法であるといわれてきました。ところがこんな簡単な病気の原因である 4 つの松本因子に誰も気がつかなかったのは噴飯ものです。しかもこの病気の原因である 4 つの因子との戦いの帰結はやはり 4 つあるのです。化学物質に対しては排除するか共存する。風邪のウイルスに対しては殺す。ヘルペスウイルスに対しては神経節に封じ込める。細菌に対しては殺すということによって病気は全て治ってしまうのです。これらの異物との戦いをやり、かつ 4 つの帰結を導くのはまさに免疫の遺伝子の働きであり、免疫の働きを発現する免疫の遺伝子であることがわかったのです。と同時に、病気を治す事がいかに簡単であるかという事も分かったのです。つまり病気を治すのは医者でもなく、薬でもなく、患者自身の免疫であることが分かったのです。言い換えると、患者さん自身の免疫の教科書の中に答えが書かれてあり、絶対唯一の正しい患者の免疫の教科書どおりに素直に免疫を活動させれば、患者自身が病気を治してしまうという事が分かったのです。
昔は出産は病院で対処するものではありませんでした。助産婦さんが女性の出産に立ち会うだけで自然に子供が生まれたものです。ところが産婦人科病院はそれをまるで病気であるかのような印象を世間に与えてしまいました。産婦人科医の都合に合わせて陣痛剤を用いたり、陣痛抑制剤を用いたり、挙句の果ては帝王切開術と余計な手術までするようになってしまいました。いやそれどころか産婦人科病院は、近頃は産婦人科ホテルとなってしまったようです。ワッハッハ!
ところが私の松本医学は産婦人科の仕事とは逆の結論が出てしまったのです。つまり病気は患者が治すものであるので病院は要らない、医者は要らない、薬は要らないということが分かってしまったのです。つまり医療は患者のためにあるのではなくて、病院や医院や医者や看護婦などの医療関係者が無駄なことしてお金を儲けるために余計な仕事をしているということも分かってしまったのです。さらに薬は免疫の遺伝子を変えるだけであり、まさにレイチェル・カールソンが言うように化学物質である毒薬であり、人体を化学物質で汚染させているに過ぎないという事が分かったのです。ましてや医薬品というのは全てが全て免疫の遺伝子の敵でありますから、なんという恐ろしいことが全世界の医療界で行われているかということも分かったのです。
ただし医薬品でも免疫を助けるのに必要な例外が 4 つあります。ワクチンであり、抗生物質あり、抗ヘルペス剤であり、漢方煎じ薬であり、これらは 4 つの免疫の敵である異物、化学物質・風邪のウイルス・ヘルペスウイルス・細菌と戦う免疫をヘルプしてくれるからです。残りの必要な薬は成人病に対する降圧剤と胃薬ぐらいなものです。抗癌剤とかビタミン剤とか抗うつ剤とかは、全く病気を治す為の薬ではないので意味がないのです。病気を治すのは自分の免疫であり、自分の心であることを充分に教育することが必要なのです。ところがこのような教育は一切されていないのは、大衆に正しい教育を行うと製薬メーカーや医者が儲からないからです。残念です。もちろん成人病は言うまでもなく贅沢病であり、大人が食欲にぼけてしまい勝手気ままに食べすぎ飲みすぎたために作った病気に過ぎないのです。自己責任で成人病にならないために成人病には成人病税をかけるべきです。)
医師に相談してみても、運動不足による筋肉痛と言われるだけでしたが、どうしても納得できず、素人ながら調べ尽くして考えても結局は原因はわかりませんでした。
(全て腰痛も仙骨神経節に潜んでいる単純ヘルペス 2 型のウイルス(HSV2)が彼の神経軸索に増殖し、免疫が上昇したときに見つけ出し、殺そうと激しい戦いをやっているときに見られる免疫の正しい症状であり、それが自覚症状として腰痛となるのです。整形外科が腰痛の原因を腰部脊柱管狭窄症とか腰椎椎間板ヘルニアとか変形性脊椎症とか腰椎すべり症など、勝手な病名を付けているようですが、ほとんどが HSV2 と免疫の戦いの症状に過ぎないのです。なぜならば、腰部脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニアや変形性脊椎症や腰椎すべり症などは器質的な病気であります。器質的な病気というのは、器官や組織の構造的、あるいは形態的な性質が変性し、元に戻らないために起こる病気です。従って痛いときだけこのような変性が発生するのではなくて常に痛いはずですから、患者さんに詳しく痛みについて聞いてみるとほとんどが「ときに痛みが出る」と伝えるのも当然なのです。
一方、ヘルペスである HSV2 を免疫が見つけ出すのは、元気が回復し免疫が取り戻されたときに初めて戦いが始まり、殺しきれば症状がなくなるので一時的な症状が痛みとして訴えられるだけなのです。ところがストレスがかかって免疫が落ちたときに再びヘルペスが増殖し、休息のときに免疫が回復し、このヘルペスを見つけ出して再び戦いが始まり腰痛が出るのです。
私のサイトを見つけるのが早い人ほど早く救われるのですが、なかなか見つけ出すのは幸運しかないようです。私も少なくともクローン病と潰瘍性大腸炎について、患者さん自身が治すことができる病気であるということを、もっと広く知られるように本を書けばいいのですが、有名になれば現代医薬業界から殺されそうなので、逡巡し続けています。ワッハッハ!)
しかし、ついに限界が来ました。2年生も終わりに近づいた2010年年末に通学すら困難になってしまいました。進級のため、2011年2月までは気力だけで大学に行き、なんとか2年生の単位を取得されましたが、3月の検査ではCRPが7.5まで上昇しており、腹痛はもちろん、体中の節々が痛み、家から出ることもできなくなってしまいました。これは2カ月服用したペンタサを止めて、漢方治療により抑えられていた免疫が上がってリバウンドが起こったのでしょう。
(体の節々が痛くなったのは、同時にリウマチが新たに起こった可能性があるのです。クローン病もリウマチも原因は同じであるのです。化学物質を IgG で戦うのはクローン病もリウマチも同じなのです。全ての膠原病は原因は同じなのです。ただ違いは、戦う場所が腸管であればクローン病となり、関節であればリウマチになるだけです。この真実も世界中のお偉い医者たちは誰一人として知りません。いや、知らないふりをしているだけです。ある医者は、「リウマチはクローン病の合併症だ」といい、また別の医者は「クローン病はリウマチの合併症だ」と言っています。合併症という言葉はまるで逆の意味で使われているので、合併症という言葉は全く意味がないことは一度書いたことがありますが、敵は同じでたまたま戦う場所が異なるだけにもかかわらず、意味のない合併症という言葉が氾濫しております。つまり免疫と同じ敵との戦いの戦線が広がっただけなのです。
現代の医療は原因を一切追及せずに、実は原因が分かっているにもかかわらず、分からない、分からないと言い続け、症状に病名をつけ、間違った治療をしているだけなのです。なんとその病名は 22000 種類もあります。しかもほとんどが原因不明とされています。その原因は化学物質とヘルペスの2種類しかないにもかかわらず、であります。これが歴史上一番進んだとされる現代の医療のレベルです。悲しいことです。アッハッハ!これは絶望と悲しみの笑いです。大昔の医療は病気を作る医療などはひとつもなかったのです。その意味では、現代最高の医療は、史上最低の医療というべきなのです。アッハッハ!)
(この漢方医は、免疫を抑えるペンタサをやめれば必ず免疫が回復し、元の症状がひどくなる上に、ペンタサを使っている間に増やしたヘルペスウイルスとの戦いが始まり出すと、新たなるヘルペスとの戦いから生じる症状が加わることを知らなかったのです。
彼は非常に優秀なクローン病の患者さんであるので、自分の病態を素人にもかかわらず正しく理解しています。これも私の松本医学を何回も何回も熟読したからです。彼のように私のホームページの理論を読み、自分の病気の全てを理解すれば、まさに自分で自分を教育することができる人は、自分の病気を自分で確実に治していくことができるのです。彼は理想的なクローン病の患者さんです。彼のように自分の病気の本質を理解し、治し方も理解して初めて、自分の病気を自分で治す事ができるのです。だからこそ私のホームページを彼がやったように何回も何回も読んでくださいと患者さんにお願いするのですが、多くの患者は自分の病気を何も理解せずに私任せにしてしまい、私にしばしば「私のホームページを何回も読み直せ」と怒鳴られてしまうのです。)
4月になり、3年生になったもののこんな体調では大学に通うことは不可能だったので、泣く泣く1年間の休学届を提出しました。今後の治療方針など決まっていませんでしたが、実は、大学1年の時には松本漢方クリニックのホームページを見つけており一度だけでも行ってみることになりました。
(結局は世界で難病を治す事ができるのは松本漢方クリニックの松本しかいません。いや言い過ぎました。患者の免疫によってしか治す事ができないのです。口コミやインターネットで難病に効くといわれている治療法は全て根拠のない金儲けのための宣伝に過ぎません。資本主義は全て金儲けであり、そのために大いに努力して金儲けをすべきです。ところが努力無しに金儲けをたくらむ人が多すぎます。
私がここまで来られたのも、25 年にわたるステロイドを一切使わないであらゆる病気に対応し続けた努力のみならず、長年悩み続けた自分の病気を治す為に 3 つもの大学に行かざるを得なかったという努力の成果であります。しかしながら私の努力以外に何よりもここで特筆すべきは、岳父が何十年も漢方をやってきており、その全てを受け継いだ薬剤師であるワイフの存在であり出会いがあったからです。漢方を熟知した妻がいなければ、これほどの高い医学のレベルにまで達することはなかったでしょう。死にぞこないの男であったにもかかわらず、頭痛の原因を自殺する前に知りたくてかろうじて医者になった私の人生の全てが今の私を作ったという言い方しかできません。一言で言えば、全てにおいて死ぬ前に真実を知りたいという激しい希求が、このような真実の医学を世界で初めて打ち立てたと豪語させてもらえば言えるのではないかと思います。永劫不滅の真実を求め、今後も努力するつもりです。)
当初は、遠方であることと、経済的な理由、これまで口コミやインターネットで難病に効くと言われた治療法は全て効果がなかったため、行くことをためらっていたのですが、他に頼るところもなく、休学して時間があったため松本漢方クリニックのホームページに掲載されている私が書いた論文や患者会に掲載されている闘病手記を毎日のように読んでいきました。ゆっくりと繰り返し読み進めていくうちにクローン病だけでなく病気の原因を理解していき、この医者は他とは違うと思った患者さんは松本漢方クリニックに行くことを決意されたのです。
(その通りです。松本漢方クリニックに来られるには、必ず自分の病気を理解する必要があります。患者さんの全ては医学に 100%無知ですから、現代医学に則って医者が治療と称して行う病気づくりに協力して、患者は怒るべきなのに愚かにも感謝をし続けているのです。なんと医薬業界はおぞましい世界でしょうか?
現代医学はあらゆるメディアを通じて言いまくっています。「病気を治すのは医者であり薬である。」と。この宣伝の中で絶対に言わない言葉があります。口が裂けても言ってはならない言葉があります。「病気を治すのは患者自身の免疫だけである。」とは絶対に言いません。「患者の免疫で治せない病気は絶対に治せない。」とも言いません。「医者ができることは患者の免疫を手助けするだけです。」ということも絶対に言いません。「医者よりも偉い医者は、患者自身の免疫である。」ということも言いません。「製薬メーカーが作った薬よりもはるかに優れた薬は患者の免疫で作った免疫の成分である。」ということも絶対に言わないのです。彼らはただただ免疫をいじめ尽くして、患者の病気を治せないように最大の努力をして、人類消滅まで病気を作り続けて金を儲けようとするのです。患者の免疫が病気を治すという真実が分かった現代では、本当は医者という職業はいらないし、製薬メーカーが作る免疫を抑える薬は全て必要ではないのです。必要な薬は必要最低限のワクチンと、抗生物質と、抗ヘルペス剤と、抗ウイルス剤と、漢方生薬だけであるのです。これ以外に免疫を手助けする薬は何一つとしてないのです。)
簡単にまとめると、本来はIgEを用いて処理すべき異物を、IgGを用いて溶かし殺そうとしているので、炎症が起こっている。そして、IgEからIgGの世界に逆クラススイッチする原因はストレスである。膠原病もアレルギーも同じ敵を排除しようとする働きにすぎない。漢方と鍼灸を用いて免疫を上げていけば、IgGからIgEの世界にクラススイッチすることができ、最後は自然後天的免疫寛容を起こせば異物と共存でき、完治することができるのです。(現代の病気は、化学物質が原因となる IgE で戦うアレルギーと、IgG で戦う膠原病と、様々な神経症状を起こすヘルペスウイルスだけであります。これが分かった以上、病気を治すための医学研究は一切要らないのです。この短い文章の中に私がノーベル賞をもらえる真実が含まれているのですが、誰か私をノーベル賞を選定する委員会に推薦してもらえませんか?ワッハッハ!しかしノーベル賞がもらえたら、製薬業界は全滅となるでしょうが。アッハッハ!)何よりも、全ての病気を治せるのは患者の免疫だけなのです!!すべてが目から鱗だった患者さんは、この医者は何かが違う、とにかく松本漢方クリニックに一度だけ行ってみようと決意されたのでした。
(そう、何かが違う男です。いや、違うのは私だけではありません。この患者さんも違いが分かると同時に、その違いを身につけています。私の膠原病とアレルギーの理論を完璧に理解しています。これほど完璧に私の医学を理解している人に出会ったことはありません。クローン病がなければ、彼は東大に合格していたことでしょう。
さて、私の違いを述べましょう。私は全ての既成の医学をメッタ切りにし、医学者の偽善を暴露し、現代の医学は患者の為にあるのではなくて医者の為にあり、社会保険制度も全て医者が金儲けの為に作っているのだと、激しく内部告発をしているドンキホーテです。医者ほど簡単な仕事は他に何もない、怖い病気は何もない、治らない病気は何もない、病気を作る医者や病院は必要ない、と全ての医療界・薬業界を敵に回している他の医者とは違いすぎる男です。
快楽の最大の源泉である金は儲ける為に努力すべきでありますが、医者は病気を治して報酬として金を稼ぐべきだと言い切れる男です。正しいことをやって嘘をつかず金をどんどん儲けるべきです、と言い切る男です。しかしながら残念なことに病気を治しているのは私ではなくて、患者自身の免疫の遺伝子であるという真実も堂々と語れる男です。患者の免疫の遺伝子の前ではいかに優秀な医者でもひれ伏す以外にないのです。病気を治せるのは患者さんだけです。彼もこのクローン病を治したのは彼自身の免疫であったことを私以上に理解しているのです。素晴らしい 20 歳の若者です。
私はアホな医者ですから、いかなる組織にも属さず、ただ一人真実の医学を正直にやっているだけです。例えば、iPS の世界もそうです。新聞では今にも iPS が再生医学の王者になるようなニュースが満載されていますが、都合の悪い話は全て語られてはいないのです。人間の思うままに神なる遺伝子を変えることができるなどとは絶対に無理なのです。これほど傲慢な行為はないのです。ステロイドホルモンが一時的に遺伝子の働きを変えて免疫の働きをなくし、症状が消えたとしても、全く病気は治っていないのです。再び必ず免疫の遺伝子は修復され、元の木阿弥になるのです。にもかかわらず、私以外の医者はステロイド大万歳です。病気の始まりは患者さん自身が免疫をおさえたために起こるのです。さらにこの免疫を抑え続けてお金を儲けているのがステロイドなのです。ぶっ潰せ!ステロイド!ぶっ潰せ!○○○!○○○は自分で考えてください。ヒントはアルファベット3文字です。笑)
2011年5月20日に松本漢方クリニックに初来院。血液検査を受けてから診察を行いました。2種類の漢方、フロモックス、アミノバクトを処方し、「必ず治る、治してみせる」と手を強く握って励まして診察を終了しました。その後、鍼灸も受けてもらい自宅でのお灸のやり方を指導しました。
(何回も言いますが、病気を治すのは患者さんの免疫ですから、必ず治してみせるといったのは、うぬぼれです。しかし真実も含んでいます。患者さんがどのようにしてクローン病を作ったのかを理解し、患者さんの心で免疫を抑えるために、自分自身の副腎皮質でステロイドホルモンを出し続けない限りは、免疫は正しい病気を治す働きを発揮でき、必ず患者さん自身の免疫がクローン病を治してくれるということを分かった上で、治してみせると言っただけです。つまり患者さんの免疫を信じているからこそ言える言葉であります。何度も言っていますように、病気を治すのは医者ではありません。薬でもありません。患者さんの免疫が最高の名医であるのです。見えない免疫の病気を治すプロセスの全てを知ったうえで、私はその名医の働きに素直に従い、免疫をヘルプする漢方薬を用いると、自然と患者さんがクローン病を治してくれているのです。
ここで、薬という言葉についてコメントしておきます。200 年前までは世界中のどの国でも薬はハーブ(漢方薬)でありました。それまでの漢方薬はまさに薬にふさわしい薬でありました。言い換えると、漢方薬は知らないうちに免疫を上げることができたからです。その後、徐々にワクチンと抗生物質が作られ始めました。このワクチンや抗生物質は、やはり免疫を助けることができたので、薬という名にふさわしい薬でした。ところが 100 数十年前から、薬という名で毒薬が作られ始めました。毒薬とはなんでしょうか?つまり免疫の働きを抑える痛み止めであり、解熱剤であり、他のあらゆる種類の免疫を抑える薬がまさに毒薬であるのです。
ところがずるいことに、製薬メーカーは免疫を助けるハーブとワクチンと抗生物質と同じように、痛み止めや解熱剤やステロイドなども薬と言い続けているのです。つまり製薬メーカーが作る薬はみんな同じだと宣伝し始めたのです。医学に無知な大衆は製薬メーカーが作るものは、薬の意味も何も考えずに、全て良いものだと思い込まされてしまったのです。つまり味噌もクソも一緒にしてしまったのです。清いものも汚いものも善悪も区別をしないように、病気を治す製品も病気を作る製品も一緒にし始めたのです。従って私は現代の製薬メーカーの作る製品を、薬を呼びたくないのです。それでは製薬メーカーが作る免疫を抑える薬をなんという名前にすればいいでしょう?毒薬です。世界中の病人たちは、朝から晩まで毒薬を仕込まれて、ありがたいと信じきっている輩であります。悲しいことです。それでは本当の薬はなんでしょうか?ワクチンと抗生物質と抗ヘルペス剤や抗ウイルス剤や漢方薬だけに与えられるべき名称なのです。)
私は必ず真実の病気を治す薬を出すときには、根拠を説明します。フロモックスはどうして出したのでしょうか?長い間製薬メーカーの作る免疫を抑える毒薬を服用している間に、200 種類の細菌が 1000 兆個もいるといわれる腸管の常在細菌叢に大きな変化が生じます。言うまでもなく、免疫が落ちると腸管内の細菌がどんどん増殖します。善玉菌である乳酸菌やビフィズス菌はいくら増えてもいいのですが、悪玉菌であるクロストリジウム・パーフリンジェンスや、クロストリジウム・ディフィシルや、大腸菌も増えているのです。ところが免疫が復活してくると、これらの悪玉菌と戦いが始まります。すると、様々な症状が出てきます。この戦いをヘルプするのがフロモックスであり、悪玉菌を殺してくれるからです。
皆さん、ここで注意してもらいたいことがあります。敵である悪玉菌がいくら増え続けても、増えた悪玉菌と戦わない限りは熱も痛みも一切症状が出ないのです。つまり病気を治すために免疫が上がり、初めて症状が出現し、つまり病気になるのですが、症状は良いことなのです。病気は良いことなのです。現代は敵と戦って負ける敵はこの世にいないからです。病気万歳!
この世に治せない病気は何もないことが分かっているので、私との出会いは全ての病気の完治への第一歩であり、かつ最後の一歩になります。ところが患者がステロイドを出しすぎて自分で治せなくし続けると、必ず治してあげると言っても、時間がかかります。私は患者が病気を治す正しい道を示してあげているだけで、患者の免疫が治さない限りは病気は治らないのです。とりわけクローン病などの膠原病は、彼も既に書いているように、本来ならば化学物質をアレルギーの IgE で処理すべきものを、ストレスに耐えるために自分のステロイドを出しすぎて膠原病の IgG に逆クラススイッチをしてしまっただけなのです。従って自分自身の心で間違ったクローン病の治療をしているのにいち早く気づいてもらわなければなりません。これができない人は永遠にクローン病をアレルギーに変えて免疫寛容を起こすことはできなくなるのです。)
5月22日から当院で処方した漢方を煎じて飲み始めた。またお灸も一緒に始めました。漢方もお灸も経験があったので抵抗なく始められると思われましたが、当院の漢方は濃い濃い漢方煎じ薬なので独特の苦みと匂いに耐えられず一口飲むたびに吐き気を覚えるほどだったそうです。それでもなんとか蜂蜜でごまかしながら必死に飲み干しました。その日の夕方から、突然38度以上の高熱が出ました。同時に激しい腹痛にも襲われ、食事も喉を通りそうになかったが雑炊を少々と、漢方を流し込み、抗生物質を飲んで倒れるようにベッドに横になりました。しかし、日付が変わるころになっても腹痛で眠れなかったそうです。早くもリバウンドが始まったのです!!そんな状態が1週間続きました。
(“良薬口に苦し”ということわざは苦い薬は免疫を上げるという意味です。症状は良いことなのです。免疫が異物である化学物質を処理し始めたのです。しかもさっそく脳の硬膜下にある血管に分布している三叉神経の眼枝にへばりついていたヘルペスを免疫は見出し、ヘルペスを殺す戦いを免疫は始めたのです。いずれの戦いにおいても免疫が負けることもないし、また激しい炎症の為に取り返しのつかない状況が生まれることもないし、化学物質もヘルペスも生命を奪うこともないので、安心して戦えばいいのです。症状は免疫が敵に勝ち続けているという証拠です。症状の強さに惑わされて怖がることは何もないのです。ましてや彼は一切の間違った現代医療の免疫抑制剤を全て断ち切っているからこそ堂々と戦えば凱旋は間近いのです。)
ようやく落ち着いた頃に口内炎、肩こり、腰痛などヘルペスの症状が現れひどくなっていきました。患者さんは「リバウンドやヘルペスで死ぬことはない!」と言った私の言葉を信じ、ただひたすら安静にしてリバウンドを耐え続けてきました。
ヘルペスについては、抗ヘルペス剤を服用してヘルペスウイルスの増殖を阻止し、回復した免疫がヘルペスウイルスを神経節に封じ込めるのを待った。しかし、ヘルペスウイルスはずる賢い。ストレスをかけないように努め、症状は改善してきましたがなかなか口内炎は良くなりませんでした。ここで、患者さんが経験したヘルペスである症状を挙げてみる。口内炎、頭痛、腰痛、肩こり、目の奥の痛、まぶたの痙攣、筋肉痛、こむら返り、手足の節々の痛み、倦怠感、冷や汗、吐き気。
(皆さん、ヘルペスとの戦いがいかに多彩であるかがお分かりでしょう。彼は腸管で化学物質と IgG で戦っていると同時に、人体の様々な神経に隠れていたヘルペスウイルスを暴き出し、IgG で殺すべく激しい戦いを全身で行っていたのです。口内炎、頭痛、腰痛、肩こり、目の奥の痛、まぶたの痙攣、筋肉痛、こむら返り、手足の節々の痛み、倦怠感、冷や汗、吐き気などの全ての症状は、ヘルペスとの戦いであります。こんな簡単なヘルペスとの戦いによる症状も医療界は誰一人として 100 年も 150 年も見つけることができなかったので、以上の様々な症状は、原因が分からないとされていた症状であり続けたのです。
松本漢方クリニックの松本仁幸がその原因を全て解明しました。ヘルペスと免疫との戦いの結果、以上の症状が出現するのです。全ての症状は自分の免疫と抗ヘルペス剤のヘルプにより最後は消えてしまうのです。ところが上記の症状を持った患者さんが大病院に診察に行くと、現代の間違った医療では、大学病院のあらゆる科に回され、あらゆる検査が行われます。まず CT、PET、MRI、レントゲンなどでたっぷり放射線を浴びせられ、原因不明といわれ、その後眼科の様々な検査、胃カメラ、精神科の検査、挙句の果てに恐ろしい病名を何個もつけられ、たらい回しにされて何十種類という薬を投与され、ますますヘルペスが増殖し、果ては癌と言われたり、原因不明の新しい病気であるといわれるだけではありません。さらにお金と時間はたっぷりふんだくられ、心はズタズタになり、ますます訳の分からない病気が生まれ、最後に一生台無しされるババを掴むのは患者です。だからこそ私は病院も医者も薬も要らないというのです。たった 1 種類の抗ヘルペス剤で全て症状がなくなってしまうからこそ、分かってしまえば何の検査も要らないし、他の薬も一切要らなくなるので、日本中、いや世界中の医者は原因不明と言い張り、間違った医療で金を儲け続けるのです。皆さん、こんな医療をどうして許すことができるでしょうか?考えてください。
彼はまさに現代文明の 2 つの異物と戦っているのです。それは化学物質とヘルペスウイルスなのです。化学物質とは自然後天的免疫寛容に共存できますし、ヘルペスウイルスは神経節に封じ込めることによって平和協定を結ぶことができるのです。いずれにしろ免疫を上げることによってのみ完治が可能なのです。)
8月中旬までの3カ月の間に4~5回リバウンドがありました。それぞれ期間は5~7日程でした。リバウンド中はこれまでにないほどの腹痛と発熱に苦しみ、1日中横になっていました。トイレには自力でかろうじて行けたようですが、それ以外は母親の介助が必要でした。あまりにひどいリバウンドの時は漢方も飲めず、お灸もできない日もあったそうです。くじけそうなときは、患者さんの手記や私のコメントを読んで励みにしていました。リバウンドは今までの患者の皆さんが乗り越えられてきているので、必ず自分も乗り越えられると信じて治療を続けてこられました。患者さんはペンタサを2カ月服用しただけでしたが、今まで強烈なストレスをかけられ続けていたので免疫が抑制され続け、予想をはるかに超えるリバウンドが起こったのです。
(クローン病の発病以来 6 年の経過のリバウンドを本当にビビッドに書いてもらって、次の患者さんに大いなる参考になると思います。これだけ苦しんでいたにもかかわらず、私を信じてくれてありがとう。これだけ苦しんでも死なない限りは全ての病気は治るのです。もちろん死ぬこともないのです。このような患者さんを延べ何十万人も診てきたからこそ、自信を持って全ての病気は治ると言い切ることができるのです。
私自身もここまで来るまで患者さんの無理解や病態が説明しきれずに夜も眠れないことが何回も何回もありました。私のやっている医療で取り返しのつかない事態が起こったときに責任を持たねばならないのは私自身であるからです。患者は私を信じてついてきているにもかかわらず、病気を治す事ができなければ私は天才的なペテン師にもなりかねなかったのです。しかしながら全ての症状は私の言うように進んだので、患者さん自身が私を裏切ったことはありませんでしたが、周りの家族や周りの医者たちが私を苦しめました。しかしながら世界中で重篤な患者を一番たくさん治してきた男ではありますが、リバウンドの中で患者を死なせた経験は誰一人としてありませんでした。やはり患者の免疫は患者の命を守ってくれたからです。患者の免疫以上に優れた医者はいません。
念のためにここで書き記したいことがあります。クローン病や潰瘍性大腸炎の腸管の炎症や潰瘍の状態が外からは一切分かりようがありません。従ってリバウンドのために潰瘍が徐々に徐々に知らぬ間に深刻になり、腸管穿孔という最悪の事態が生じ、ときに腹膜炎を起こすことがあります。このときは自覚症状の激しい腹痛と高熱が突然に生じることがあります。このときこそ生死を分かつ事態であります。大病院で手術を受けなければならないときであります。心しておいてください。
医者が患者の免疫をいじめない限りは、必ず化学物質にも風邪のウイルスにもヘルペスウイルスにも細菌にも勝つことができるのです。この患者さんのリバウンドの症例も再び私に力強い自信を与えてくれました。私が患者さんを信じている限り、患者さんも自分の免疫を信じ、クローン病完治の最後まで頑張り抜いてくれることをまたまた確信しました。ありがとう!)
そしてようやく一部のリンパ節でクラススイッチが始まったのか、8月中旬からはアトピーが出てきました。場所は腹、腕、足、顔、頭皮、股など体中のいたるところが痒くなってきた。アトピーが出るにつれ、クローン病の痛みも軽くなっていき、夕方から早朝にかけて少し痛みもありましたが、抗生物質を飲んでゆっくり静養していれば問題なく過ごすことができるようになりました。次第に外出したり、車の運転も出来るようにまで回復していきました。また、長年悩んでいた冷え症も改善されました。さらに徐々に食事の量や種類も増やせるようになりました。潰瘍性大腸炎やクローン病の患者さんに「好きなものを食べてもいいよ。」と言って食事制限をしないのは皆さんすでに知っていますね。
(B リンパ球が作り出す IgG や IgM からクラススイッチをして IgE に変わるというクラススイッチの遺伝子を身に付けるのに、人類(哺乳類)は 38 億年の免疫の進化が必要だったのです。殺さなくてもいい敵(天然や人工の化学物質)をクラススイッチによって排除する敵に変える免疫の働きは極めて合目的であるのです。このクラススイッチの遺伝子である AID を同定したのは我が母校の京大の本庶佑先生であります。しかし悲しいことに彼は基礎の研究者であるので、このクラススイッチの臨床的な意味を一切ご存知でないのです。私は自己免疫疾患はない partⅡで述べたように、IgG の膠原病と IgE のアレルギーは同じ敵を捕まえているのです。
IgG も IgE も Y の形をしており、上部のふたつの手に同じ異物を捕まえているのですが、下部の一本足につく細胞が異なるのです。IgG の一本足につくのは、体内で殺す仕事をしてくれる好中球や NK 細胞や大食細胞でありますが、IgE の一本足につくのは、体内から体外へ同じ化学物質を排除する仕事をしてくれる肥満細胞や好酸球や好塩基球であります。クラススイッチという言葉は一本足に引っつく細胞のクラス(種類)が異なるだけなので、IgG から IgE に作り変えることをクラススイッチ(異なる一本足に変える)という言葉をつけたのです。こんな簡単な事実を世界中の医学者たちは知っているのにもかかわらず、完全に黙殺しているのです。なぜでしょうか?それは膠原病の原因がアレルギーと同じ化学物質であることがばれてしまうからです。自分の免疫が自己の成分を攻撃しているというとんでもない間違いが白日にさらされてしまうからです。つまり自己免疫疾患はまるでないということが証明されてしまうからです。ちょうどこれは私が世界中の医者の中でたった一人免疫学を完璧に理解し、難病を治している医者ですが、世界中の医者から黙殺されているのと同じです。ワッハッハ!このような真実を語る人間を黙殺する以外にどんな手があるでしょうか?それどころかあちこちで私をいじめだしました。悲しいことです。膠原病がこのように免疫を抑えなければ簡単にアトピーになることを世界中の医者が誰も知らないというのは、世界の 7 大不思議に加えて 8 つ目の大不思議にすべきです!ワッハッハ!)
10月末まではアトピーとクローン病の痒みと痛みのいたちごっこ状態が続きました。ヘルペスの症状も起こって、抗ヘルペス剤を服用する日もありました。当院で治療を始めてから半年後にはクローン病の腹痛は大幅に改善され、日常生活を問題なく過ごせるようになり、日々楽になっていくのを実感しているとのことです。今では体調に合わせて肉や脂質も食べられるようになっています。また、ストレスがかからないように心の持ち方を変えようと努力されていました。私がいつも言っている、「仕事や勉強は自分の能力以上に頑張らず、そこそこで諦めろ。」「他人の幸せを心から喜んであげろ。」「他人に気を遣いすぎず、少しはやんちゃになれ。」という言葉を少しずつ実践されていきました。クローン病の原因の1つにストレスであるため、自分にかかるストレスを最小限にとどめ、免疫を上げ続けることができるように心がけられました。アトピーは腹と股にまだできていましたが時間の問題でした。無事に完治された患者さんは当院に通わなくなりました。
(グローバルな競争社会になった資本主義は金の取り合いの為に全ての国の人間にストレスをかけています。私も凡人ですから欲望があります。欲望が競争のエネルギー源になるのですが、自分の思う通りにならない事態が日々あります。しかし彼も述べているように“人の幸せを自分のものに感じ取れる諦観”の域にまで達しているので、心で簡単にストレス解毒することができます。心を共感し続けることによって幸せを感じ、全ての不安や恐れやストレスを簡単に消し去ることができています。皆さん、私と同じことを一度やってみたらいかがですか?何の資本も要らないし、努力もなしに心のあり方を変えるだけで一瞬にして永遠の幸せを得ることができるのです。)
医学の研究は全て38億年の人間の免疫の遺伝子の進化の中で完成されてしまっています。この免疫の遺伝子を助けることができる研究も過去200年の医学の歴史の中で終わっているのです。その成果がワクチンであり抗生物質であり抗ヘルペス剤だけであります。製薬メーカーが医学者に研究費を出すのは、免疫の遺伝子を人為的に無理やり変えることによって一時的に症状を取るだけで、無知な患者を一時的に満足させる対症療法だけを目指しているのです。なぜ対症療法が間違っているかをいくつか説明しましょう。
対症療法は一時的に強制的に遺伝子の発現を抑えるので、後でリバウンドというなお一層激しい症状で苦しまなければならない点が間違いの一つ目です。二つ目は、従って病気を治す治療ではないのですから、遺伝子を修復した後で悪くなることがわかっているのにもかかわらず、無知な大衆を騙しているという間違いがあります。このような医療はサラ金医療であります。サラ金を借りて利子ばかりが増えて元金も返せなくなって自殺する人が増えたので、サラ金会社には厳しい法律が課せられ、サラ金会社は軒並み潰れつつあります。このような見掛け倒しのサラ金医療はやめなければなりません。残念ながら先ほど言ったように、医療に関する法律は医者が関与せざるを得ないのですから、製薬メーカーや病院や医者が潰れるような正しい法律は絶対にできません。三つ目は、38億年かかってできあがった免疫の遺伝子は完璧ですから、仮に一時的に無理やりに遺伝子を変えても、変えられた遺伝子を持った細胞は、死ぬか異常になるか、修復されて再び同じ戦いを開始しますから、二重三重で現代の医療の後遺症で悩まざるを得なくなるのです。四つ目は遺伝子を変えたために新たに訳の分からない病気が出現し、さらにこの病気に対して遺伝子を変える訳の分からない治療がなされてしまい、新たなる毒薬が加えられ、どんどん病気を新たに医者が作っているのです。五つ目は、対症療法は対費用効果という観点から考えると無限に金がかかります。日本の財政赤字は世界一であります。この財政赤字はオリンパスの損失隠しと同じであり、最後は誰かが負担せねばなりません。日本の財政の最大の金食い虫は医療費です。一般医療に介護医療を加えるとGDPの何十パーセントにもなります。しかもこの医療は治す為の医療ではないので生産性がマイナスですから、無限に医療費が増えていきます。この医療費を子孫に背負わせないためにも間違った対症療法はやってはならないのです。病気を治して初めて医者にお金を払うべきだという最も当たり前な経済の原点に医療も戻るべきであります。
このように私一人が気を吐いてもこのような医薬業界の不正は絶対に是正されることは永遠になくならないでしょうが、病気に対する知的レベルが全ての患者が、いや全ての国民が上がることをはかなく期待しながらコメントを続けます。