全身性エリテマトーデス 症例報告

全身性エリテマトーデス完治の症例報告Part4(コメントなし)更新2023.11.4

投稿日:2023年4月7日 更新日:

症例報告6例目

完治された病名1)全身性エリテマトーデス

患者:28歳、女性

患者さんが中学生の頃、顔が赤ら顔になり、倦怠感がずっと続くようになり、喘息のような咳が出るようになりました。お風呂にあがると身体中に蚊に噛まれたような痒みの伴う湿疹が出てきたりと、原因不明な症状に患者さんは一人悩み続けました。さらに大学生になると倦怠感が酷くなり、周りの人と同じように物事をこなせなくなってしまい、自分を責めるようになり精神的に追い込まれ1年休学されたこともありました。

最も倦怠感が酷かったのは妊娠中と産後でした。日常生活できなくなるくらいの倦怠感に襲われながら、周りと自分を比較して周りと同じ事ができない自分を責めておられました。症状は悪化していく一方で、胃炎も激しくなっていき、胃カメラを飲むと胃に赤いぶつぶつが大量に出来ていたそうです。授乳の時期が終わると、妊娠中に治まっていた赤ら顔が少しずつ出てくるようになりました。そして、色々大変なことが一段落してホッと一息ついた時、2010年頃に今まで最も酷い湿疹ができました。溶岩の様な湿疹で外にも出て歩けなかったそうです。

市立病院に通院しておられましたが、ネリゾナという非常に強いステロイド剤を塗るしかなく、体のだるさも最もひどい状態になりました。将来のことを想像して不安になりながらも、絶対に直さなければならないという強い思いから、市立病院に通うのをやめて、松本漢方クリニックで治療を始められました。

当院の治療を始めてリバウンドによりアトピー、喘息が出てきました。ご実家が近所にあったため、母親に漢方煎じ薬を作ってもらったり、食事も作ってくれたりと身の回りのことをしてもらっていました。リバウンドは医者からステロイドを入れられたり、ストレスがかかって免疫が抑制したことが一度でもあると免疫が元に戻ろうとより激しい戦いが起こって相当な症状が出てきます。リバウンドが起こると、寝たきりになったり、食事やトイレに行って用を足すことも難しく、生活が成り立たなくなるのでご家族の協力は必要不可欠になります。なので、当院では初診時には必ずご家族も患者さんと一緒に診察を受けてもらっています。

漢方煎じ薬と抗ヘルペス剤、お灸を毎日欠かさず続けてもらうと、少しずつですが全身性エリテマトーデスによる皮膚や体全身にあらゆる症状がマシになっていきました。また病気になった原因が何であるかを認識でき、心の持ちようも大きく変わりました。これまでは体のだるさに振り回されて一日が始まったかと思えば虚しくなり、一日が終わる時には力尽き、夜も眠れずにゆっくり休むこともできませんでした。病気になって松本漢方クリニックに通って良くなったことで、また人生をリスタートできるように感じ、これからの人生をどう過ごすかとても楽しみに思えるようになれたと言われました。

また当院に通い始めて生活の仕方が変わっていきました。髪を染めることをやめる。歯磨き粉や台所洗剤、シャンプー、トイレ用洗剤を石鹸のものや重曹を使う。肉食がかなり減って無農薬の玄米や野菜を多く食べるようになる。自家製のぬか漬けを作ったり、化学調味料の入ったものではなく出汁を一から取るようになる。化粧品はオーガニックのもしか使わなくなった。子育てにもおおらかな気持ちで子供と接することができるようになった。
しかし家の中だけで外食までこだわるとかえってストレスになるので、どれも無理をせず、手抜きもするようにされていました。 今では顔の湿疹や全身の症状がすっかり治まって完治に近い状態になりました。体調や湿疹を完治しただけでなく、病気をきっかけに考え方も大きく変化し、ストレスを溜め込み過ぎず、頑張り過ぎないように心の在り方を頑張って変えて肩の力が抜けて精神的にとても楽になったことで毎日が楽しく過ごされています。

 

症例報告7例目

完治された病名1)全身性エリテマトーデス

患者:29

2011年頃から起き上がる時に辛さを覚えるようになり、だんだん手がこわばるようになりました。10月頃からレイノー現象が出るようになったため近所の病院へ行くとリウマチ科を紹介され、そこで血液検査をしたところ全身性エリテマトーデスと診断されたのです。治療にはステロイドを使うことになると聞き、ステロイドの怖さや副作用を母親から聞いて知っていたため治療を断りました。

症状は進行し、しゃがんだり階段の昇り降りに痛みを感じるようになり、衣服の着脱にも時間がかかるようになりました。同時に母親はインターネットで病気のことについて調べ、ステロイドを使わない松本漢方クリニックを見つけられました。

2011年4月初めに当院に初受診されました。病気の原因は仕事が過密なのに加え、職場の人間関係にも悩んでいたことがストレスとなり、さらに過食症や不眠症になって生活が不規則になってしまいさらにストレスとなって溜まり免疫が抑制され続けてしまい、病気を引き起こしてしまったのです。自身により病気を作ってしまったことにショックを受けられましたが、私は「絶対に治したるから!」と力強く言ってやると少し不安が取れた顔つきになりました。

漢方煎じ薬2週類と抗ヘルペス剤、漢方風呂と鍼灸を毎日続けてもらいました。4月下旬にリバウンドにより高熱が出始め、1週間ほど続きました。

患者さんは仕事を退職され、本格的に治療に専念されました。

5月上旬、アトピーが出始め、首、胸元、全身にかゆみが出るようになりましたが、日が経つごとに痒みが治まっていき、アトピーも徐々に引いていきました。

6月~10月にかけて症状が取れていき、こわばりや関節の痛みも少しずつ緩和していき、しゃがんだり、階段の昇り降りができるようになりました。

11月、当院での血液検査結果により数値が下がって正常値に近くなりました。ステロイドを一切使わず、またゆっくり体を休めて治療に専念したのでこんなにも早く症状が良くなったのです。

症例報告8例目

完治された病名1)膠原病2)頭痛3)発熱

患者:68歳、男性

この患者さんは今までは病気とは無縁の生活を送っていました。唯一の悩みは、30代頃に車4台の絡んだ追突事故に遭い後遺症により恒常的に首辺りに痛みがあり、疲れるとかなり酷い状態になってしまうことでした。

2009年10月中旬、夕方になって少しの頭痛を感じ、検温したところ37.5度くらいの微熱がありましたが翌日になればまた元に戻るだろうとあまり気にかけませんでした。

翌朝、熱と頭痛が治まったので普段と変わらず過ごしていましたが連日午後から夜にかけて発熱と頭痛が続き、さらに就寝中に上半身に寝汗をかき夜具を濡らすようなっていました。

最初の発熱から4日後、近くの内科医院でX線胸部検査や血液検査を受けましたがCRP 5.0以外の異常が見当たりませんでした。発熱が続きCRPが高い原因はいくつか考えられるがまだ期間も短いのでもう少し様子を見ることになり、抗生物質を処方されました。しかしその後も同様な症状が続き、改善の兆しもないので詳しい検査をするために市立病院を紹介されました。

11月初旬、今度は原因が究明されるだろうと期待して市立病院に行かれた患者さんでしたが前回の内科医院と同じX線撮影と血液検査のみ行われ、結果は原因不明だがCRPが高いと前回と同じことを言われただけで何の進展もありませんでした。それでも患者さんは最初はこんなものかと自分を言い聞かせて次回の予約日に希望を抱き再び来院されました。しかし血液検査のみでまたも結果は原因不明だがCRPが高いと変わらず、更には「次回も同じようなら大学病院を紹介する」と言われました。この頃には症状が悪化し、夜中に寝汗で下着とパジャマを2回交換するようになっていました。当時11月半ばで夜間はかなり冷え込み、そんな中で濡れた下着などを脱ぎ体を拭いて着替える頃には体が冷え切ってしまっていました。毎日寝床と下着やパジャマの予備を準備し、夜が明ければ乾燥機で布団を乾かし、濡れた服などを洗濯と大忙しでした。そんな睡眠不足や病院への怒りなどでイライラが募っていきました。

そんな折、隣の市に漢方薬をメインに処方する内科があると聞き、縋る思いでB医院を訪れました。ここではかなり種々の検査を受けるもやはり結果は同じでCRPは高いが何が原因かは不明と言われたそうです。とりあえず熱を抑え、寝汗を抑える為の漢方薬をもらいました。それからはしばらくは落ち着いていましたが、11月下旬に今朝から発熱と激しい頭痛が起こりました。午後から治まるかと何とか我慢するも変わらず、夕方になってから奥さんの運転で漢方内科へ行かれました。医師は「ここで出来る検査は全部やったが問題はない、ただ頭の検査はできないので直ちに県立病院へ行くように」と紹介状をもらいました。すぐその足で県立病院の救急救命センターで頭部のCT検査を受けましたが当直の脳神経の専門医がいないので詳細は後日となり、解熱剤をもらって帰宅されました。翌日再び県立病院で検査結果を聞きに行くと異常はないがさらに確実に診るためには髄液検査が必要と言われるがままに検査を受けられました。その結果、頭部には全く問題はないと判明されました。相変わらず頭はガンガン痛み、寝汗も大量に出てきてましたが翌日翌々日と休診なので座薬を貰ってどうにかしのいでおられました。

11月30日休日明け、朝一番で県立病院で脳神経科の紹介で内科外来を受診しましたが、途中で気を失ってしまい奥さんが迎えの連絡が来ないので心配になって迎いに来るまで処置室のベッドで横になっていたそうです。当時CRPが27だったそうで、このまま返すわけにはいかないので即入院しなさい、と宣告され入院されました。最初の発熱から約45日経過していました。

その日から毎日、各科を巡る様々な検査の連続でした。入院2日目、手首、足、顔面が水膨れのように腫れていました。左目は瞼が開かないほど腫れていました。そのため皮膚科、眼科、口腔外科でも検査を受け、皮膚科では病理検査と称して足首の皮膚を1㎝角くらい切り取られたこともあったそうです。
毎日、抗生物質などの点滴を種類を変えながら24時間行われましたがそれ以外の処置は何もなかったそうです。発熱のパターンを診たいと言われ、患者さんは苦しみながら連日で39度以上、一時は40度の状態を1週間も続けたこともありました。

12月8日、夕食時に始めて小さな薬を1錠わたされ服用されました。その場でその小さな薬の説明は一切ありませんでしたが、のちにこの薬がプレドニゾロンというステロイド剤であることがわかりました。がまだステロイドの恐ろしさについて無知だった患者さんにはまるで魔法の薬のようでした。プレドニゾロンを飲んだその晩、外は雪が降る冬の寒さにもかかわらず全く寒くなく、物凄い寝汗でパジャマを6回交換、ベッドシーツも交換するほどの寝汗をかきました。翌日、寝不足にもかかわらず嘘のようにスッキリとし、体温も39度前後から一気に35度後半まで下がりました。その後も朝と晩にプレドニゾロンを服用すると頭痛と寝汗が出なくなり見かけ上の症状が無くなって患者さんは喜びました。しばらく点滴を続け12月16日にようやく退院となりました。しかし結局は原因は分からず、病名は膠原病の一種の「RS3PE症候群」と言われたものの、症状から消去法でこの病名になったため今後の経過によっては病名が変わるかもしれないと言われたそうです。また退院後の生活においても人混みを避けるとか、マスク等をして感染症には気をつけなさい、更に糖尿病にも気をつけ、顔面が丸くなるかもしれないので食事にも留意するように等々の指導を受け、その後、外出時は必ずマスクを使用しました。

退院時のCRPは1.64でプレドニゾロンは1日10㎎を服用していました。今後の治療方針は月1回通院し、血液検査などの検査を見ながら少しずつ薬を減らすとのことでしたが、あれほどの検査をしたにもかかわらず特に悪いところもなく原因も分からないという結果に患者さんは言いようのない一抹の不安が残りました。

翌年2010年3月、県立病院の担当医師が大学病院へ異動になり、そこの大学病院に膠原病の医師が転任してくるということで患者さんは紹介状をもらい大学病院を訪れました。この時は入院時のデータも添えられていたので血液検査と尿検査のみでした。診断結果はCRPは2.97と若干上昇していたが最近は落着いているからと薬を8mgから6mgへと2mg減量となりました。

4月上旬、最近再び寝汗と発熱があると膠原病の医師に話したところプレドニゾロンを以前の8mgに戻されました。この時CRPは5.28でした。この時に患者さんは自分の病名を尋ねられると『自己免疫疾患』と医師から言われたのでそれは何ですか?と更に尋ねると『自分の細胞を外敵と誤認して攻撃している』と説明されました。しかし自己免疫疾患は原因がわからないがとにかく自分の免疫が自分の細胞を攻撃するという定義は間違っているのです。なぜならば自分の免疫で自分の細胞をつぶす原因は実はヘルペスウイルスが感染した細胞がヘルペスもろとも死んでいく(アポトーシス)か、あるいはキラーT細胞やNK細胞が殺してしまうかの2つなのです。言い換えると、自己免疫疾患が見かけ上、自分の免疫がヘルペスが感染した自分の細胞を殺すという意味では、自己免疫疾患は存在します。ただ、免疫が弱くてヘルペス感染細胞が細胞変性死するのは免疫が弱いからですから自己免疫疾患は全く関わりがないのです。なぜ自己免疫疾患がないのかについて極めて詳しく詳しく論述している論文があるのでここを読んで下さい。

その後、月に1回のペースで大学病院を通院され順調に薬量を減らしていきました。秋頃に再び患者さんは自分の病名を医師に訪ねると「リウマチ」と回答されましたが、手や足の関節に痛みは一切ありませんでした。患者さんは前年の退院時の説明でも今後の症状によっては病名の変更もありえる、と聞いていたため4月の病名から変わっても特に気にかけませんでした。その後もちょっとしたリバウンドはあったものの、翌年2011年4月上旬にはプレドニゾロンを2日に1回2mgとなりました。

これでまもなく薬から開放されると思われましたが、6月1日突然再び発熱と頭痛、そして寝汗がおこりました。そしてこの症状が一過性ではなく同じ症状が続いたため一週間後に病院へ行かれました。検査の結果、CRPは7.59まで上昇し薬を2日に1回2㎎から1日5㎎に増量されました。6月下旬までまだ同じような症状が続いていたことを医師に相談すると薬を10㎎と2倍量にされ、2009年の入院時と同量に戻ってしまいました。一旦治まっても7月下旬に39℃以上の熱が再び続いたため病院へ行くと医師から「もう一度一から再検査をしたい」と検査入院を勧めてきたのです。最初はまた同様の検査ならと渋っていた患者さんでしたが、医師の強い勧めに押され結果、検査入院されました。

2011年8月1日、2度目の入院。前回と同様の検査と他に核医学検査を受けられ、8月9日までの諸検査の結果、特に異常はなくまたしても原因不明でした。しかし微熱は続いていました。8月10日、一旦炎症を完全に鎮めたのちに薬の減量を行うとのことでこの日から3日間「メチルプレドニゾロン250」を点滴することになりました。このメチルプレドニゾロン250は今まで飲んできたプレドニゾロンの数十倍の濃度の点滴です。点滴を投与された患者さんは今までの症状が一気に消えてしまいました。もう少し入院して3日間に点滴1セットをもう一度やるように言われましたが、症状が治まったことと、元々は検査だけだったはずなのに原因も分からないまま薬を続けようとしてきた医師に不満を持った患者さんは退院されました。

退院時の病名がまた変わりましたが「リウマチ性多発筋痛と側頭動脈炎」と診断されたことに患者さんは驚きました。これまで何度も手や足に痛みがないか聞かれて来ましたがそのたびに昔の事故の後遺症で首の痛み以外はどこも痛くないと否定されていたからです。側頭動脈炎も発熱がなければ頭はスッキリしていました。また高濃度の点滴の件が気になっていたので原因もわからないで薬をどんどん増やせるのかと尋ねたら『原因不明の病気はいくらでもある。癌だってそうだ。しかし対処はできる』と叱られ、知識のない患者さんを黙らせたのでした。

退院時、プレドニゾロン1日15mgと大幅に増量になっていました。その結果10月中旬の通院時にはCRPは0.10まで下り、薬も10mgに減りました。更に一ヵ月後にもCRP 0.11で10mgから8mgに減量されました。この後も症状は落着いていましたが再発を懸念してか一向に減薬されませんでした。

2012年3月初旬、CRP 1.21と若干上昇しましたが昨年11月から症状は落ち着いていたので患者さんは薬の減量をお願いしました。しかし、もう少し様子を見たいのと患者さんの場合は少し長く飲み続けなければならないと医師に言われ断れました。さらに今出している薬の量は多くない、まだまだ大量に飲んでいる人はたくさんいるとも言われたそうです。

積もり積もった不満により患者さんは医師への信頼が揺らいでいました。最初の入院時から大幅に増量され続けてき薬も次第に効果が薄れてきました。これまで服用した量は2年3ヶ月弱で『プレドニゾロン約5450mg』それに点滴として『メチルプレドニゾロン250』を3日間投与。この時になって初めてプレドニゾロンがどんな薬なのかと気になった患者さんは色々と調べていきました。そしてステロイドの恐ろしさを知った患者さんは一刻も早くステロイドをやめたくなりましたが病院では減量を断られ、自分勝手にやればショック症状が起きて危険なので勝手に服用を中止できないと悶々としておりましたが、とりあえず10日に1mgなら急激とはならないだろうと思い勝手に減量を始められたのです。それからは8mgから7mg、6mg、3月中旬には6mgまで減らしていきましたが特に症状の変化は出なかったそうです。

しかし勝手に減量しているので先のことを考えステロイドを止めるような医療機関はないものかとインターネットで探し始めました。しかし徐々に減らしましょうという所はありましたが脱ステロイドを掲げる医療機関は小児科や皮膚科が大多数でした。そんな中、『当院はステロイドは一切使いません』とあり当時一緒に掲載していたリウマチやアトピーが完治した患者の手記が数多くあるホームページをみつけました。それが松本漢方クリニックだったのです。一般的な医療機関のホームページとは全く趣が異なり、私が論述した論文と様々な病気の詳細な解説、そして治療方針と今まで治療してきた患者の手記が膨大に掲載してありました。わからない単語や意味を調べながら数日に亘り院長の論文、そして患者の手記を読み進むにつれ、これまで患者さんの心にあったモヤモヤが一気に解消されたとのことです。また強い言葉で現在の臨床医学を否定するには相当な勇気と裏付けがある方に違いないと確信されたそうです。

最初は遠方の為、躊躇しましたが奥さん娘さんとも相談し、とにかく行ってみることになりご家族にも治療方針を理解してもらって2012年3月27日、初めて松本漢方クリニックを訪れました。簡単にこれまでの経過を説明してもらい、今1番困っているのが脱ステロイドは勿論ですが熱が出ると頭痛がすることでした。漢方煎じ薬と抗ヘルペス剤を処方し、現在服用しているステロイド6mgから5mgに減らすように指示しました。また診察後は鍼灸治療も受けてもらいました。いつでも連絡できるように当院の電話番号と私の携帯電話の番号を記したメモを渡し、握手をしながら「必ず治るから」更に「私が治すのではない、自分の免疫が治すのだ、私は免疫のお手伝いをするだけだ」といつものように患者さんを鼓舞しました。

念のため患者さんは大阪に3泊4日滞在するとのことで大阪に滞在中は毎日状況を報告するように指示しました。早速、次の日に連絡が入りました。電話診断の結果、明日から今減量して服用しているステロイド5㎎をさらに半分の2.5mgに減らすように指示しました。そして最終日の朝一番で再び松本漢方クリニックを来院してもらい、血液検査の結果と患者さんの病名が膠原病であると伝えました。そして次からステロイドを一切飲まなくていいと指示しました。昨日の今日で急にステロイドを全てやめてショック症状は大丈夫かと患者さんは不安な顔になられましたが、リバウンドで死ぬ人は未だかつて出た事はありません!!遅かれ早かれリバウンドは必ず出てきます。免疫が化学物質とヘルペスウイルスと戦っている証拠なのですからね!アハハ!!私は貴方の免疫のヘルプをするだけです。明確な回答に患者さんは何かあればいつでも電話して下さい。

遠くてためらっていた患者さんでしたが思いきって来て良かったと同伴した奥さん2人で安堵されたそうです。再び漢方薬を処方し、最後に鍼灸を受けてから帰宅されました。

またしばらく調子が良く発熱や頭痛などもなくごく普通に生活されていましたが、4月9日頃に午後から久しぶりに少し熱が出てき、夕方5時頃に突然強烈な吐き気を催し、嘔吐。夜には熱が上がり39°後半まで上がっていました。足も立てなくなりトイレにも行けない状態でおむつを履いていました。更に悪いことに下痢まで起こしました。水を飲んでも吐いてしまう。以下から簡単に症状を列挙していきます。

10日 朝から高熱41度。下痢も酷い。さらに悪化して足に力が入らず立てない。食欲もない。水分はしっかり補給してもらい、抗ヘルペス薬は飲むように指示する。

11日 38度まで下がる。下痢は変わらず。食欲もない。午後からまた39度に上昇。足はまだ立てない。翌12日も同様。

13日 38度前後。足も少し良くなって何とか立てるようになった。午後から久しぶりに入浴。食欲も少し戻ってきたが下痢は変わらず。夜はぐっすり眠れたそうです。

14日 熱はすっかり治まっていました。ゆっくりですが歩けるように。食欲も出ましたが下痢は続いていました。夕方から再び発熱が39.8度まで上昇。それに伴いまた歩行が困難に。

15日 熱が37度に落着き気分も良好。熱が下ると歩けるのでトイレに自力で行くが下痢は続く。夕方寝ていたら大量の寝汗をかき、熱が下る。そして翌16日にはオムツをようやくはずす。熱は高くはないが時々ある。

18日 仕事に復帰するも思うように進まず。熱は落ち着くも下痢はまだ続き、寝汗もありました。こんな状態が21日まで続き、最後に下痢も熱も寝汗も頭痛も、何もかもすっかりよくなりました。

4月下旬、クラススイッチが起こってアトピーの症状が起こり、両足に赤い小さな斑点のようなものがでてきました。

これまで滞っていた仕事をしなければと4月下旬からそれなりに頑張っていたら、ゴールデンウィークの終盤になって首から背筋にかけかなりの痛みが襲い苦しくなってしまいました。とうとう首を廻せなくなり3日連続で指圧へ。

5月下旬、2度目の松本漢方クリニック訪問。当時、痒みもそんなになく、その他の諸症状が一切無くなっていたそうですが血液検査の結果はまだまだ膠原病を示す数値があり、CRP値も高い状態でした。今回は前回の頭痛の漢方薬に代わって、免疫を活性化させるための飲用と浴用の漢方薬を処方しました。その後も頭痛、発熱などの症状はなく順調な日々が続いておられますが、疲れた時やストレスが多い時にはその都度抗ヘルペス剤を服用されています。

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