症例報告 間質性肺炎

間質性肺炎完治の症例報告Part2(コメントなし)更新2023.4.4

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症例報告4例目

完治された病名1)間質性肺炎

患者:71歳、男性

患者さんは子供の頃から胃腸が弱く、風邪もよく引き、湿疹・おできなどもよく出来ていました。1990年頃、肺気胸、片肺が完全につぶれ1週間ほど入院されていました。さらに2002年4月に重度の好酸球肺炎によりプレドニンで治療され1ヶ月入院されました。同年9月に好酸球肺炎を再発。軽症でしたが約1年間分のプレドニンを服用されたとのことです。また2011年に左心房細動によりカテーテルアブレーション手術を受けられました。

患者さんは2006年8月に大学病院で「上肺野優位型肺線維症」と言われ、その後の検査で「慢性鳥関連過敏性肺炎」と診断されたそうです。

2012年4月に左下部肺に8㎜ほどの「肺癌もどき」の摘出手術をされた2年後の2014年頃から運動をしたり、笛を吹いたりした時に息が苦しくなるようになりました。その年内で階段を上がった時の息苦しさが相当強くなっていきました。肺癌もどきを摘出する直前の健診で撮影した肺のCT画像によると、2011年12月のCT画像からわずかに肺線維症の兆候が見られていたとのちに分かりました。下図の写真が肺上部の病状写真です。2011年12月のものは翌年4月の肺癌もどきを摘出する手術の直前の写真です。

しかし手術をうけたがんセンターでは間質性肺炎について何も聞かされなかったそうです。肺癌もどき摘出後、2012年夏頃から食べてしゃべると咳が出るようになり、年を追うごとに症状が酷くなり、痰が絡むようになり、運動後や階段を上がった時に息苦しくなっていきました。のちに喘息、咳喘息、結核などの検査を受けましたがどれにも当てはまらず、副鼻腔炎もCT画像には出て来なかったため、逆流性食道炎の疑いと診断をうけて薬を服用されていました。

咳が続き、2016年6月に以前テレビで紹介されていた呼吸器専門クリニックを受診されましたが、結局、原因不明とのことでした。しかしこの時に撮ったCTが数年前のCT画像と比較して肺の線維化が明らかに進行している事、血液検査でKL-6は342(正常値500以下)と正常でしたが、SP-Dが251と正常値110以下をかなり超えている事がわかり、軽度の間質性肺炎の疑いとされ、大学病院を紹介されたのでした。また血液検査報告書に医師が「特発 肺炎-2.5年」と書き足されていました。

その後、患者さんはネットで間質性肺炎について調べられました。「特発性間質性肺炎(IIPs)」(正確には「特発性肺線維症(IPF)」)は原因不明の病気で現在、治療方法がないことを知りました。しかし特発性肺線維症(IPF)にはステロイドが効かないとか、特発性肺線維症(IPF)と診断されると3~5年で患者が死亡するなど色々な情報が錯綜してどの病状が間質性肺炎を示しており、どんな治療法で予後がどうなったのかさえ読み分けることがほとんど不可能に近かったそうです。

大学病院での診断に疑うこともされていませんでしたが、現代医療で治療方法がないと知り、最後の頼みの綱として漢方治療について調べられました。そしてあれこれ探し続けた結果、松本漢方クリニックのホームページを見つけ出したのです。ホームページを見て掲載されている論文やコラムの内容の多さに驚愕され、間質性肺炎の論文と当時掲載されていた患者さんの闘病手記を読まれ、2016年9月7日に初めて松本漢方クリニックに受診されたのです。以下に今までの症状について列挙しておきましょう。

・軽い運動をした時や階段を上がった時に相当息切れをする。
・いつも痰がのどに絡んだような感じで、呼吸がひっかかるようで不快。しゃべる時、深い息をした時に咳がつまることが多くて辛い。
・2012年ぐらいに食道炎を起こし、年1回胃カメラで経過観察中。症状に異常なし。
・毎晩ほぼ3回程度の夜間の頻尿。前立腺肥大症と言われました。この時薬の服用はしていません。
・花粉症で10年来毎年2~4の3ヶ月アレグラ錠を飲み続けて来られました。
・いつも疲れている感じがある。
・胃が硬くなったような感じで食欲がない。
・肩こり、倦怠感
・50歳初めに中程度のうつ病。

先に鍼灸の施術を受けて自宅でのお灸のやり方を教えてから診察を行いました。問診だけの診察に患者さんは驚かれていましたが、問診を充分に行えば病気の原因がわかり、病気を患者さんの免疫で治すことができるのです。いつも言っているように、病気を治すのは患者の免疫であり、現代文明の病気の原因はほとんどが免疫を落としたために増えたヘルペスウイルスであり、自己免疫疾患も医者に入れられたステロイドか、ストレスにより自分自身でステロイドホルモンを作ったか、もしくは両方によって作られたherpes疾患なのです。病気の症状は、現代文明に残された最後の病気の2大原因はヘルペスと化学物質であり、病気の症状はこれら二つの原因と免疫が戦っているときに見られる現象にすぎないことが分かっているので、ヘルペスには抗ウイルス剤を出し、敵が化学物質であるときには漢方や鍼灸で免疫を上げ続ければ、最後は患者の免疫がその化学物質と共存してくれるのです。言うまでもなく、心の異物と戦う人は心の病にかかりますが、これも精神の薬で治すことはできません。心の異物が何であるかを見極め、それを除去することができない限り精神の病は治すことはできません。除去できなければ心の異物を受け入れるか、諦めるかのどちらかしかありません。

2002年の好酸球肺炎の治療でステロイドを大量に使用したため、免疫が抑制され、その間にヘルペスウイルスが肺の間質(肺の空気が出入りする肺胞を除いた部分で、主に肺を支える役割を担っている支持組織です。)で増殖し続けてきたのです。そして免疫が回復した時に増えたヘルペスウイルスと戦って様々な症状が出てきたのです。しかし一度ヘルペスウイルスによって潰されて線維化した肺胞は完全に元に戻すことは難しいのです。肺の線維化の度合いを見る指標であるKL-6の正常値は500以下ですが1000以下であれば普通の生活に戻れますがKL-6が3000を超えると修復は極めて困難です。一度線維化した部分の肺は修復が極めて困難な疾患です。通常、肺炎といった場合には気管支粘膜もしくは肺胞の炎症であり、その多くは細菌やウイルスなどの病原微生物の感染によるものです。間質性肺炎の場合は、肺胞や肺胞壁や支持組織の細胞に感染したherpesによって崩壊した後に線維化して間質の一部となるので間質性肺炎と言われるのです。
間質性肺炎の症状は呼吸困難(息切れ)や咳嗽(がいそう、咳)が主な症状です。咳は多くの場合、痰を伴わない、乾いた咳(乾性咳嗽)が出ます。それは粘液を産生する肺の粘膜の戦いではなく肺胞細胞の崩壊による炎症のためです。息切れは、最初は階段や坂道を昇った時に感じる程度ですが、進行すると呼吸不全の状態となり、着替えなどの動作でも息切れが出て、日常生活が困難になることもあります。症状の進むスピードは間質性肺炎を起こすherpesの量によって決まります。息切れや咳などの症状が出始めて、日常生活に支障を来すようになるまで数年程度かかりますが出来る限り線維化が少ない初期に抗herpes剤と呼吸を楽にできる漢方煎じ薬を服用すれば肺の崩壊により呼吸不全の進行つまり線維化の進行を抑えれば肺胞は温存できるのです。下に肺線維症の進行を示す模式図を掲載します。

肺線維症の進行図

しかし、この患者さんの場合、KL-6が368と正常で、SP-Dが245と高いというのは、当時経験がなかったため、何か解らないことがあったら何でも質問するようにいい、私の携帯番号を教えました。血液検査を受けてもらってから薬を処方し診察を終えました。咳の症状を中心に治療するため、神秘湯と清肺湯の煎じ薬とアシクロビル錠(抗ヘルペス剤)を各2週間続けてもらいました。

1週間後、血液検査結果がわかったため、患者さんに連絡しました。免疫力の判断基準としてリンパ球を見たところ、リンパ球が23%と低く免疫が弱っていることが確認できました。アトピー性皮膚症の重症度の度合いを見るTACRが894(基準値450未満)と高かったがこの時に自覚症状はありませんでした。しかし特異的IgEによりスギ、ヒノキ、ハウスダスト、ダニに反応があり特にスギが酷く、相当のアレルギー体質だということがわかりました。そしてメインのヘルペスウイルスの値は水疱帯状ヘルペス:15.8(基準値2.0未満)、EBウイルス7.1(基準値0.5未満)、サイトメガロウイルス:54.8(基準値2.0未満)とかなりの高値を出しました。

KL-6が2016年6月に342、7月から12月までは(アシクロビルを飲み始めたのは10月)301~394になりました。この間に炎症や線維化の進行はなかったとのことです。1月、776に上がりました。その後は月ごとに低下して2月に665、3月:538、4月:477、5月:394となりました。何が起きたのでしょうか??冬になると値が上がることがありますが、それは冬になると交感神経の働きが無くなってストレスホルモンであるステロイドホルモンが必要以上に作られず免疫が上がり、ヘルペスと免疫が戦った結果が出たのです。

一方、SP-Dは、基準が110未満に対して、2016年10月と2017年3、4月に170から180まで下がったほかは245から357と高い値が続きました。
SP-DとはSurfactant Protein Dという略語であり、日本語で肺表面活性タンパク質または界面活性剤と訳されます。界面活性物質とは、肺胞の袋をいつも膨らませ続け、酸素とできる限り接触させるために必要なものです。肺胞は球形であり、ここに発生する表面張力は、肺胞をつぶす方向に働くので、肺サーファクタントであるSP-AやSP-Dは、肺胞の表面張力を減少させるためにあるのです。この表面張力で肺胞が虚脱するのを防いでいるのです。このSP-AやSP-Dは、ヒトにおいて肺に特異的な物質であり、肺以外の臓器や細胞では作られていないのです。従って、肺の病気に特異的なマーカーとして価値があります。特発性間質性肺炎、膠原病性間質性肺炎で陽性率が高く、これら肺疾患の補助的診断にも役に立ちます。

肺胞の極めて薄い壁を肺胞上皮といいます。この肺胞上皮は2種類の上皮細胞からできており、Ⅰ型肺胞上皮細胞とⅡ型肺胞上皮細胞から成り立っています。Ⅰ型肺胞上皮は薄い細胞なので、偏平肺胞細胞ともいいます。一方、Ⅱ型は立方状でかつ大きいので大型肺胞細胞ともいいます。肺胞表面の大部分を被覆するのは、I型肺胞上皮細胞で95%を占め、Ⅱ型肺胞上皮細胞は5%程度存在しています。この2つの細胞の役割はなんでしょうか?Ⅰ型肺胞上皮細胞は、まさに酸素と二酸化炭素の交換に預かっています。一方、Ⅱ型肺胞上皮細胞は、間質性肺炎の患者さんならご存知のように、KL-6やSP-AやSP-Dを産生しているのです。

Ⅱ型肺胞上皮細胞だけで作られるKL-6は間質性肺炎や肺線維症の診断に感度が良く、しかも特異的であるうえに、これらの病気の経過を反映するので、常にやるべき検査なのです。残念ながら肺のレントゲン写真ですりガラス状の陰影があるだけで、間質性肺炎や肺線維症という曖昧な診断を下し、KL-6を調べていない病医院が多すぎるのに驚きます。すりガラス状の肺の影がレントゲン写真に映る病気は数多あるにもかかわらず、原因のわからない一生治らない病気として診断を下され最終的に松本漢方クリニックにこられるのは残酷な話です。

実は、間質性肺炎と間質性肺疾患とは違った病気なのです。ただ肺の間質に炎症が起こっている点だけは同じ病気なのです。しかし間質性肺疾患は一つの病名ではなく、多くの病気を含んだ総称です。原因が分かっている病気としては、ウイルスなどの肺炎、外界より吸い込んだ物質のアレルギーで生じる過敏性肺炎、薬が原因で生じる薬剤性肺炎、関節リウマチや皮膚筋炎などの膠原病に伴う間質性肺炎、放射線治療によって生じる放射線肺炎、サルコイドーシス、じん肺等が含まれています。しかし患者には肺胞の間質に炎症が起こっている肺炎といっても、間質という言葉が理解されないので、間質性肺炎と診断されてしまうのです。一方、普通の肺炎は、肺胞性肺炎というべきなのですが、そんな区別をしても患者はさらに理解できないので、ますます適当な診断名、つまり間質性肺炎という病名を医者は患者に伝えるだけなのです。従って、KL-6が完全に正常値であるにもかかわらず、間違って間質性肺炎という病名をつけられた患者もいるのです。間質性肺炎というのは、結局は、原因がわかっていない特発性間質性肺炎や、特発性肺線維症と理解しておいてください。(実は私だけが原因を知っているのですが!!)SP-AやSP-DとKL-6の関係を書く前に、まずKL-6について少し詳しく説明しましょう。

KL-6とはなんでしょうか?正式な名前は、シアル化糖鎖抗原KL-6とかシアリル化糖鎖抗原KL-6といい、英語で、“Sialylated carbohydrate antigen KL-6”といいます。それではKL-6という名称はどこから出てきたのでしょうか?ヒトの肺腺癌由来細胞株の中から初めて見つけられました。ドイツ語で癌のことを“Krebs”といい、肺のことを“Lungen”といいます。肺の癌、つまり“Krebs vonden Lungen”から見つけられたので、頭文字をとって“KL”と名付けたのです。ちなみにドイツ語の“von”は英語の“of”です。その6番目の成分として見つけられたので、6をつけて“KL-6”という名称が生まれたのです。ところが肺以外の臓器の良性疾患ではほとんど上昇せず、当初は血清腫瘍マーカーとして研究されていましたが、現在では、間質性肺炎の活動性の指標としてまたは肺の線維化の度合いを見る物質として臨床で用いられるようになりました。実際、私も頻繁に利用しています。

人体では、KL-6はⅠ型肺胞上皮細胞には見られず、Ⅱ型肺胞上皮細胞だけに見られますが、呼吸細気管支上皮細胞や気管支腺細胞にも見られます。特発性間質性肺炎では、Ⅱ型肺胞上皮細胞が炎症のために破壊され、肺胞上皮細胞の幹細胞があらたにⅡ型肺胞上皮細胞を作ろうとするときに、大量のKL-6も作るので、KL-6が増えてきます。これを過形成といいます。過形成とは、過剰な細胞分裂によって起こる組織の細胞が増え、組織が肥大することです。また、炎症が起こっている事により周辺の毛細血管の透過性が増し、大量に作られたKL-6は容易に血中に移行するため、間質性肺炎では血中のKL-6が上昇するのです。

さて、KL-6、SP-A、SP-Dは、肺間質の傷害の程度を評価するときにも用いられますが、KL-6の方がSP-A、SP-Dよりも、感度と特異度にすぐれています。間質性肺炎の診断の際してのKL-6の感度は94%、特異度96%となります。感度とは、ある検査について「陽性と判定されるべきものを正しく陽性と判定する確率」であります。言い換えると、病気を決める診断の検査としては間違いが少ない度合いを示しています。特異度とは、感度と対になる言葉であり、病気を決める検査について「陰性と判定されるべきものを正しく陰性と判定する確率」として定義されます。言い換えると、病気でないのに病気だという間違いをしない度合いであります。KL-6とSP-A、SP-Dの比較をさらにしていきましょう。

間質性肺炎急性時の初期にはSP-Dが上昇し、少し遅れてKL-6は上昇してきます。またステロイドを用いたときは、見かけはSP-D、KL-6の順に低下します。KL-6は、すりガラス陰影の肺の面積に占める割合(5つの断面で測定)と相関しますが、肺胞が潰れて線維化してしまった病巣(気管支拡張の存在する肺の区域の数)との相関がより強いのです。一方、SP-A、SP-Dは、すりガラス陰影として認められる間質性肺炎の程度と相関があり、線維化病巣である蜂の巣のような肺が広がる度合いは低いのです。なぜならばSP-A、SP-Dが多くなればなるほど、肺胞が虚脱してしまっているので、肺胞の中の空気が少なくなり、すりガラス陰影としてレントゲン写真に映るからです。KL-6が1000U/mL以下である場合は、治療により値が低下する事が多いのですが、2500U/mL以上の場合は、KL-6が落ちにくいという印象があります。間質性肺炎以外にKL-6が上昇する疾患には、肺胞蛋白症、ニューモシスチス肺炎、びまん性汎細気管支炎などがあります。肺腺癌、乳癌、膵臓癌などの腺癌や、肺扁平上皮癌でも上昇する場合があります。

ご存知のように私は常々言っています。「病気というのは、異物が人体に入らない限り絶対に起こらない。現代文明において病気を起こす異物はたった二つだけである。一つは現代文明が作り出した7500万種類以上の化学物質のどれかであり、二つ目は8種類のヘルペスウイルスのどれかである」と。間質性肺炎の原因についても、言うまでもなく、その原因は化学物質かEBウイルスかサイトメガロウイルスのどれかであることがわかってきました。いずれにしろこれらの化学物質とEBウイルスとの戦いが肺で行われたときに、死滅したⅠ型やⅡ型の肺胞上皮細胞も再生が可能であるということがわかったのです。人間は死なない限り、自分の免疫でしか病気を治すことはできないという真実も、間質性肺炎においても言えるのです。しかしながら崩壊した肺胞の構築を正常に戻すことと、肺胞上皮細胞を再生することとは別問題であることは知っておいてください。ちょうどリウマチにおいて、長い間炎症を繰り返し、変形してしまった関節の構造を元に戻すことと、関節の細胞が炎症ために死んでも、関節の幹細胞が残っている限りは再生が可能であることとは別問題であるのと似ています。脱線してしまいましたが、本論に戻りましょう。

2016年12月の後半から息切れが強まっていました。ピーク時は布団の上げ下ろしや掃除機をかけるなどをした時にも息苦しさを結構感じていたとのことです。この頃から、誤嚥性肺炎を繰り返したり、小さな気胸が生じたり、少量ですが胸水などを発症しています。そのほか、気になる変化としては1)もともと低かったリンパ球の割合が1月以降さらに下がっていること。私はいつも「ストレスはないか?」「ストレスでステロイドホルモンを出し過ぎてはいけないぞ」と注意し、「病気を治すのは自分自身の免疫であり、私はそのヘルプをしているだけ」「君は間質性肺炎で死ぬことはない。」と励まし、不安を少しでも軽くさせました。患者さんは漢方煎じ薬の他に免疫を上げるために福田稔先生の提唱している「爪もみ」と言われる爪の付け根の井穴というツボを押す経絡療法を毎日続けてみたり、リンゴと人参のジュースを飲んだりと色々試されていたそうですが残念ながら目に見えるが、効果は出ませんでした。ほとんど何をやっても効果が見えないのは、今までステロイド剤とさらにストレスによりステロイドホルモンを大量に放出し続けて免疫を最低まで抑えてしまっていると考えざるを得ません。
2)それまで便秘気味だったものが16年10月ごろからは逆に下痢気味状態になったこと。3)62kgあった体重(身長は173cm)が9月以降月ごとに1kgずつ減って4月には54~55kgになったこと。4月以降、ほぼ55kg~54kgになりました。

治療を続けてもらう事、約1年後、一定期間抗ヘルペス剤をやめてもらい漢方煎じ薬やお灸で治療を続けてもらいました。ヘルペスウイルスの増殖を抑えつつも免疫を上げるために漢方煎じ薬と抗ヘルペス剤を続けてもらったため、病状は進行せずに維持している状態が続きました。

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