潰瘍性大腸炎・クローン病 症例報告

潰瘍性大腸炎やクローン病完治の症例報告Part59(コメントなし)更新2022.10.14

投稿日:2022年10月9日 更新日:

症例報告135例目

完治された病名1)クローン病

患者:23歳、女性

2013年3月頃、痔によって排便後に出血、便が硬く便秘気味かと思った患者さんは近くの病院へ受診されました。S字結腸の検査をしてもらうと、少しだけ炎症がみられたので内視鏡検査を受けることになりました。検査の結果、「潰瘍性大腸炎かクローン病」と言われました。そのときは、難病で治らないとは思わず、ただの胃腸炎のようなものと思っていたそうです。

薬をもらい、処方された通りに飲んで約一週間、空腹のはずなのにお腹が張り、一日中お腹がポコポコと鳴り、食事が終わった瞬間トイレへ向かうようになってしまいました。これは異常だなと感じ、すぐに薬を飲むのをやめ、病院へ行き症状を訴えましたが、結局何も変わりませんでした。

患者さんは投げやりな気持ちで日々を過ごしていましたが、母親は患者さんがクローン病と診断された時から、この病気について沢山調べてくれていました。そして松本漢方クリニックの事を教えてくれたのです。母親から松本漢方クリニックの事を教えてもらった次の日、まだ投げやりな気持ちが抜けきらないまま新幹線に乗り、大阪へ向かいました。しかし、私との診察の中で治療に前向きになり、「頑張らなきゃな、人生これからだし、せっかく親に産んでもらったんだから」という気持ちで治療を始められました。

患者さんが病気になるきっかけは、高校時代に所属していた運動部に食事制限があり、体重を急激に増やしたり減らしたりと偏った食生活を過ごされて来ました。下剤を飲んでまでして下剤を飲んで体重を急激に落としたりしていたそうです。そのまま食に執着したまま進学し、一人暮らしを始めました。大学でも部活をやりましたが今度は食事制限からは解放され、好きな物を何でも食べられるようになりました。

また患者さん曰く自分に甘く、他人に厳しいという嫌な性格だったそうです。運動部で無責任な行動を取る人や適当にやっている人が許せませんでした。そんな事をすれば、いろんな人が困るのがわかっていたからです。しかしだからといって口を出す訳でもなく、しかしまとめる立場にいた患者さんが働きかけないと監督にまた怒られるし、結果は出ないし、と監督と部員の間に挟まれていました。それらの沢山の要因が積もりに積もって、ストレスを感じ、そして大学4年になる頃に初期発症が起こってしまったのです。

松本漢方クリニックで治療を開始してからは、自分で漢方を煎じ、食事に気をつけるようになりました。すると漢方煎じ薬を飲み始めた翌日には、前日まで必ず行っていた食後のトイレに行かずにすむようになりました。また、便の回数は1日3回から1回になりました。現在も1日1回の排便のままです。調子が悪くなるのは、生理前や生理中のときぐらいでした。しかし腹痛はなく、下痢もほとんどありませんでした。先日までは出血も無く、バナナのような便が約1ヶ月も続いていました。出かける時は、煎じ薬を112mlのペットボトルに入れて持っていっていました。

飲み会や旅行はもし道中にもよおしたらと思うと怖くて行く気にもなれず全て断り、健康オタクになる努力をされていたそうです。大学4年の全授業が終了した後期の半年は家族に支えてもらいながら生活されていました。安心感はもちろん、記憶に無かった食卓を囲んでの食事を思い出すことができ、また『心は丸く穏やかに』を心がけるようになったそうです。「やっぱり家族は良いな。自分の居場所はここにあるんだ。これからはあんまり厳しい世界に自らの身を置くのは止めよう。もう充分だな。」と思われました。これから何十年もある人生を、いかに自分らしく、充実させていくかを考えるようになられました。

新年を迎えた後、公務員を目指して刺激的な毎日を過ごしていました。病気が発症してからは、小さい頃の夢だった警察か教員になるという夢をあきらめて企業に勤めてしまおうと思ったこともありました。しかし、悩みに悩んで「一度で良いから夢を叶えてみよう」と決意され進学することにしました。もう少し自分の体調の変化を知る機会にもなるし、経験を積む事もできると考えたそうです。

しかし患者さんが選んだ職業は、職業が自分に合わなくて離職する人や、自殺までしてしまう人が居るという、体調に不安が無くても不安要素が沢山ある職業です。だから駄目だったら見切りをつけ、自分には合っていなかったんだと思えば良いんだからと考えています。常に明るい気持ちを持って元気よく過ごされています。だんだん自信がついていき、社会人になるのが楽しみにされています。

周りからは、「いつも楽しそうでいいね。悩みとか無さそうだね。羨ましい。健康的だね〜。」と言われるそうですが、とても嫌みに聞こえてしまうそうです。今でも食べ物も加工食品は避け、ラベルをよーく読んで、携帯電話で成分を調べたりしながら買い物をしています。無事、生活でき完治されたため、当院での治療を終了しました。

症例報告136例目

完治された病名1)クローン病

患者:28歳、男性

患者さんがクローン病と診断されたのは2012年、最初は下痢や体重の減少が起こりましたが、ただ調子が悪いだけだと思い1年以上病院にも行かず放置されていました。すると今度は足に痛みが出て歩くのもままならなくなったため、ようやく病院へ受診されました。

検査の結果、腸腰筋膿瘍と診断されました。腰のあたりにある腸腰筋という筋肉が酷い炎症を起こしていることが原因で、痛みで足もろくに動かせなくなっているとのことでした。地元で大きな総合病院を紹介され、行った日に即入院となってしまいました。お腹に穴をあけ、管を入れて排膿という治療が始まり、色々な検査も受けられました。

担当医からクローン病と診断されました。腸が酷く炎症を起こしたため穴があき、そこから腸内の菌が出ていき、腸腰筋膿瘍を起こしたのではと言われました。そこからはクローン病ではお決まりのレミケードなどの王道の治療法により、膿も全てなくなり、1ヵ月半くらいで退院となりました。

最初のうちはレミケードやペンタサなどで調子も良く体調も良かったですが、約1年半でレミケードも効果が薄れ、量を倍に増やすも最初のようには良くならなくなりました。免疫を抑え、騙し騙しでも体調が維持出来るならと治療を続けていましたが、完治するでもなくただ時間だけが過ぎていきました。それで自分なりにネットで情報収集をした結果、松本漢方クリニックの患者さんの手記を見つけるに至りました。そして今までやっていた免疫を抑えるという治療を全てやめ、漢方にきりかえました。漢方を飲むようになってから下痢や腸の狭窄が和らいでいき、調子も良くなり、今ではよく友達と飲みにも出ます!良くなってからは当院に来られなくなりました。

症例報告137例目

完治された病名1)クローン病

患者:38歳、女性

2013年に行った健康診断の大腸検査で便潜血陽性が出ました。病院で大腸内視鏡検査を行ったところ炎症が見つかったため、病理検査に回されました。結果、潰瘍性大腸炎の疑いがある中、現段階ではただの炎症に留められ、ペンタサ1日6錠、ミヤBM1日3錠を服用するように言われたそうです。半年、薬を服用し、もう1度大腸内視鏡検査を行うことになりました。のちに投薬中に妊娠したため、検査は出産後に落ち着いてからすることになりましたが、その間も薬は飲み続けることになりました。その後妊娠中、出産後は特に体調に変化は起こりませんでした。

2015年9月に再度、大腸内視鏡検査を行いました。結果は前回と同様、炎症が見つかり、病理検査に回され、潰瘍性大腸炎の疑いと薬を今までと同じように飲み続け、1年後に必ず大腸内視鏡検査を受けるように言われました。

患者さんは橋本病に罹患しており、通院している病院で定期的に血液検査を受けていました。2016年8月に行った血液検査で肝機能の数値が高く、最初は気にならなかったものの、長く続いたことから大学病院で診てもらった方がいいということで紹介状をもらいました。大学病院で検査を行ったところ3年前から服用しているペンタサが原因ではないかと指摘され、それからペンタサの服用は中止となりました。その後、大腸内視鏡検査を行ったところ、縦走潰瘍が見つかり、クローン病で間違いないとのことでクローン病の確定診断が下されました。

大学病院ではサラゾピリンとミヤBMが処方されました。薬を飲み始めた半月後に発熱、あご下や後頭部のリンパが腫れてしまい、腕に発疹も出てしまいました。熱は2日くらいで治まりましたが、発疹が全身に広がってしまったため、皮膚科を受診したところ中毒疹とのことでした。ミヤBMは以前から飲んでいたため、サラゾピリンが原因だと思われ、それから服用をやめました。

その時から色々なことに疑問を持ち始めるようになりました。今まで飲んできた薬が体に良くないことや、これから行われるであろう治療(レミケード等)が体をダメにすることに気づきました。そして病気のことを調べていると松本漢方クリニックに行きつきました。私の理論や患者の手記を読まれ、居ても立っても居られない状態となり、ご主人と一緒に埼玉から大阪の松本漢方クリニックに向かいました。2016年10月のことでした。

患者さんの今までの経過を聴き「それは大変だったな、でも必ず治る、頑張ろうな。」と励まし、それから遠隔治療が始まりました。半月に1度、電話で状態を聴き、漢方薬とその時々の体調に合わせて薬の服用をしてもらいました。治療を続けて、下痢が多かったのですが固形便が出るようになり、トイレに行く回数も減ってきました。炎症反応を示すCRPの数値も大学病院での血液検査時で1.9だったのが、松本漢方クリニックに通い始めてから下がり始めて0.35まで下がりました。

大学病院でクローン病と診断された時は、CRPを下げるために食事はエレンタールだけでもいいようなことを言われたそうで、食べることが大好きな患者さんにとってはかなりのショックでした。現在は暴飲暴食に気をつけて、普通の食事を摂れるようになり、治療を終了しました。

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