潰瘍性大腸炎・クローン病 症例報告

潰瘍性大腸炎、クローン病完治の症例報告Part22-②(コメントあり)更新2022.4.24

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前回の続きとなります。前回の「潰瘍性大腸炎、クローン病完治の症例報告Part22-①(コメントあり)」をまだ読まれていない方は是非とも読んでください!!

大病院入院に至るまで5月20日~22日

松本漢方クリニックから帰宅後、さっそく漢方を煎じて飲み、お灸もしました。翌日、体はだるく、39.5度の熱があり一日ベッドの上で休まれました。

21日朝、熱は37.5度くらいに落ち着いていたので出社しました。このときも出社しなければならないというストレスによりステロイドホルモンを出して、体が免疫を抑えようとし熱を下げていたのです。出社して次第にしんどくなり、2時間もしないうちに早退しました。38度ほど熱があがっていました。

22日も38~39度台から熱は下がらず、仕事を休みひたすら痛みと苦しさに耐えていました。

ストレスホルモンだけでは抑えきれず、免疫の勢いがどんどん激しくなっていったのです。この痛みは腹部の痛みです。潰瘍性大腸炎やヘルペスの腹痛も、大腸の粘膜のびらんや潰瘍から発せられる痛みではなくて、ほとんどがヘルペスとの戦いで見られる痛みなのです。なぜならば長い間ストレスホルモンをつくって免疫を抑えていると、ただ単に免疫の働きが抑えられ、アレルギーが膠原病になるだけではなく、同時にあらゆる神経に住んでいるヘルペスウイルスが増殖していることを世界中の医者は誰も知らないのです。熱が上がるということは、免疫の働きが活発になっているということであり、何もこれは腸管の免疫だけが上がっているわけではないのです。同時に体全体の免疫が全てONになっているのです。このときに腸管の神経に潜んでいたヘルペスウイルスを免疫が見出し、腸管の感覚神経を刺激し、激しい痛みが生ずるのです。この真実を世界中の最も優秀な医学者さえ知らないのです。この事実だけは知っているのを隠しているのではなくて、やはり知らないのだと思います。このときに抗ヘルペス剤を飲んでもらうと痛みがなくなるのです。この真実も患者さんから学び取ったことです。

昼間は患者さん一人だけだったので孤独感もあってか、この時のしんどさはピークだったとのことです。食事もおかゆでさえ喉を通らず、ほとんど栄養を摂る事ができない状態でした。5月初めには体重が7kgも落ちてしまいました。母親は私に電話をし、翌日に検査結果を聞きに行くことと今の患者さんの様子を聞きました。おそらく入院することになるかもしれないから、IVHだけをしてもらうように伝えました。夜中も母親は患者さんの部屋に布団を持ってきて患者さんに付きっきりでした。

そして翌朝5月23日、早くに大腸カメラの検査結果を聞きに行きました。患者さんは入院になると考えていませんでした。今まで病院の世話になったことがなかったのと、自分が入院するという想像ができなかったからだと患者さんは言っていました。

彼は実直で真面目で優秀で、勉強一筋に生きていた男です。現代の病気の原因はとどのつまりは風邪と膠原病だけです。ここでなぜヘルペスを入れないかというと、ヘルペスは熱も出ないし、ヘルペスで死ぬことは絶対にないものですから、正直で実直な規則正しい学生生活、勉学生活をやっていれば、病院に入院するというのは滅多にないことなのです。あえて病院に入院せざるをえなくなるときは交通事故などの事故だけです。従って彼は自分の健康に対するイメージとしては、病気になるはずはないという最も普通の健全なイメージを自分に対して持っていたので、このような事態を想像すらできなかったのでしょう。司法試験のストレスがなくなったとたんに膠原病になるなどというような教育はされたこともないので、全てが晴天の霹靂であったのでしょう。

診察室には患者さんと両親の3人で入りました。K先生に高熱があること等を告げました。また先日の大腸カメラの写真を見せてもらいました。赤くなっている部分が見えました。このときも患者さんは高熱があったため、じっくりと写真を見れませんでした。検査実施日では医師が中等症の左側大腸炎型であると言っていたのが、この日は重症の全大腸炎型だと言いました。(重症の全大腸炎型の潰瘍性大腸炎であったので高熱があったのです。)重症の全大腸炎型の判断は、大腸の様子と高熱が出ていたことや血液検査の結果などを総合して判断されたのだと思います。そして栄養不足のため、点滴で栄養を補う必要があるといわれました。患者さんたちご家族はステロイドや免疫抑制剤はやめてほしいというと、G-CAP(顆粒球除去療法)をやりましょうと医師に言われ、その場では断りきれず、とりあえず了解しました。医師の診察の後は、レントゲンやCTスキャンなどの検査をさせられました。

このときの高熱はリバウンドで、治癒の兆候なのですが、K先生、あるいは医薬業界や資本主義からすれば、それは体調が悪くなっており、体にとってよくない状態であるから、金儲けのチャンスだったのでしょうね!アハハ!

しばらくしてK先生が病室にお見えになりました。この時患者さんは意を決してK先生にG-CAPは副作用や体への影響が怖いからやりたくありませんと伝えました。K先生は潰瘍性大腸炎は放っておくと大腸がんになるとか、大腸摘出になるとか、人工肛門になるとか色々脅かしてきたそうですが、患者さんは頑なに拒みました。

この脅かしの言葉はまさにインテリヤクザなみです。潰瘍性大腸炎の原因も分からない、従って絶対に治らない病気であると言い放った上に、大腸癌になるとか、大腸摘出になるとか、人工肛門になるとか、何の根拠もなしに好き放題のことを言っています。私はK医師に、何もしないで見てきた潰瘍性大腸炎の患者がいますか?何もしなければお金が儲からないから、潰瘍性大腸炎と診断されたら必ず手を出すでしょう?と問い返したいのです。どのような根拠があって、大腸癌になるとか、大腸摘出になるとか、人工肛門になるとかを言い続けるのでしょうか?彼らがやってきた治療の中で自分たちが作った病気が大腸癌であり、大腸摘出であり人工肛門ではないのでしょうか?何十年も免疫を抑える間違った治療をやったために大腸癌を作り、間違った治療をやり続けたために大腸摘出や手術を何回も繰り返し、その挙句の果てに人工肛門を作る治療をしたのは医者たちではないでしょうか?

彼のような医者は曲がりなりにも医学の教育を受けた人の集団です。それなのにこんなハチャメチャな論理を白昼堂々と言い張れるのはなぜでしょうか?答えは2つあります。ひとつは金が欲しいからです。金さえ儲ければ患者などはどうなってもいいからなのです。ふたつめはこんな見え透いた論理を展開しても、患者はアホで弱い立場であるということを確信しているからです。支離滅裂な論理を患者に言っても絶対に勝てるという強い確信があるからです。ところがこの患者さんの家族には私の論理を完全に理解しておられるお母さんがおられました。

私が私の患者さんに私の理論を何十回も読めというのはここなのです。大病院の潰瘍性大腸炎の大専門家であるK医師を相手に、正しい治療をしてもらうためには、無知な患者なりに病気についての正しい理論武装をしてもらう必要があるのです。私が仕事の休みの間にこのようなホームページを作成しているのも、無知な患者のレベルを少しでも上げてあげて、正しい医療を理解してもらいたいためなのです。この世に原因の分からない病気は何一つない上に、あるのは化学物質とヘルペスであるということを知ってもらいたいためなのです。

私はいつ死んでも良いと考えています。しかし私の死んだ後に医薬業界が病気を作り続けることは絶対に許せないのです。その許せない根拠を遺書として書き残したいという思いがあるからこそ、毎日の仕事の疲れを取るべき休日にも、朝から一日中ホームページの仕事を続けているのです。真実の遺書、しかも全ての病気が治る遺書をしたためているが故に、疲れを感じることがないのです。この遺書を書くためにも正しい治療をし続けるためにも常に勉強が必要となります。この勉強を続けるのもホームページで患者の皆さんに真実の遺書を残したいためなのです。私は医学的・社会的・肉体的に殺されるまでどれだけ遺書が長くなるかは分かりませんが、死ぬまで遺書を書き続けることを誓います。

潰瘍性大腸炎を初めとする膠原病は、タンパク質と結びついた化学物質をIgGが殺そうとして戦い続けることによって起こります。そのため、化学物質を体内に入れないですむIVHこそが潰瘍性大腸炎などの膠原病を入院で治療する場合には、一番の治療法です。化学物質さえ入れなければ、アレルギーも膠原病も一切起こらないのです。皆さん、現代文明がどれほど地球・自然・生命を化学物質で汚し続け、さらに遺伝子まで変え続けているかをご存知ですか?どんな本でも良いですから、化学物質に関する本を買って勉強してください。放射能の怖さも含めて勉強してください。放射能も化学物質のひとつですからね!

本当はアサコールも断りたかったそうですが、K先生に言い分を聞いてもらうためにこちらも譲歩したことを示す意味で処方してもらうことにされました。もちろん後ですべて廃棄するつもりでです。

免疫を抑える薬は全て病気を治させない薬です。しかしながらこれらの薬は医薬業界に巨大な富をもたらし、今現在ももたらし続けています。と同時に人間の病気をどんどん増やし続け、一般国民に多大な被害をもたらしました。誰もその責任を問いません。なぜならば医学界や薬学界を審判する機関がないからです。つまり医者や薬屋よりも、医薬業界の真実を知っている人が誰もいないからです。

人間の行動原理は損得でありますから、金をもらえば誰も彼もが間違った判断を行うのです。それが犯罪です。毎日毎日犯罪の記事でテレビや新聞は満ち溢れています。医薬業界全体の悪事を誰が罰するのでしょうか?永遠に無理です。世界の経済は医薬業界のためにつぶされてしまうでしょう。その日こそハルマゲドンの審判が下る日です。戦争で地球の存続が危ぶまれる以上に、健康を守るという偽善のために人間は滅びてしまうでしょう。

結果、治療方法はアサコール、ミヤBMとIVHだけになりました。しかし、1週間様子を見て状況が改善しなければ、他の治療法をしましょうといわれました。アサコールは看護師の目を盗んで廃棄していました。病院内で捨てるとバレるおそれがあるのでティッシュにくるんで隠しておき、家族に持ち帰ってもらっていました。こうして患者さんの入院初日は幕を下ろしました。

ここで注意しておかなければならないのは、アサコールを飲んでいるからこそ良くなったとK医師が誤解することです。従って、退院時には「実はアサコールも捨てていました」と告げるべきだったのです。いずれにしろK医師に真実を語ってしまいますと、それこそ全ての縁を切らざるを得なくなる羽目に陥ることもあるから告げなかったはずです。真実を相手に伝えることがいかに難しいかがお分かりでしょう。本当はK医師にこの手記とコメントを見せるべきですが、果たしてK医師はまともに読んでくれるでしょうか?

入院生活1・2週目5月24日~6月3日頃

入院の翌日、体温は36度に落ち着いていました。その後大型の機械に寝かせられ、IVHのためのカテーテルの挿入をするため、首の右側の静脈に点滴の管をさしてもらいました。一切飲食物を摂取しなくても点滴を通して高栄養を入れてもらうためには、点滴は太い静脈から入れないと静脈血管が破壊されるので、できるかぎり心臓に近い太い静脈である鎖骨下静脈にカテーテルを入れる必要があるのです。ここからの点滴だけで数ヶ月間一切食事を取る必要もなくなるのです。私がいつも言っているように、クローン病や膠原病の原因は、飲食物に入っている化学物質であるので、IVHをやれば一切の化学物質が入らないので、炎症も起こらず、その間に炎症も癒えて、さらに入院中に心のあり方をステロイドを作らない持ち方に変えていけば、徐々にIgGの世界がIgEの世界にクラススイッチして、最後は自然後天的免疫寛容を起こし、化学物質と共存できるのです。彼は入院中にまさに私の理論どおり、というよりも彼の免疫の遺伝子の命令に従い、良くなっていったのです。

管という異物を通したことで、38度に熱が再びあがりました。5月24日から70日ほどの間、絶食生活となりました。

首の右側からカテーテルを入れるものですから、この皮膚の傷から知らぬ間に黄色ブドウ球菌感染が起こりやすくなるのです。ましてや点滴の中身は高栄養ですから、ブドウ球菌は傷から患者の体内に入りたくてうずうずしているのです。ブドウ球菌感染が起こると熱が続き、敗血症が起こりやすくなるので、常にカテーテルの入り口は清潔を保つ必要があるのです。彼は70日間一切口から化学物質を入れる必要がなくなり、病気の原因を断ち切ることができたうえに、免疫を抑えるアサコールも一切飲まなかったので、病気を治す以外に道はなくなったのです。膠原病やアレルギーの現代の病気の原因は化学物質であり、かつ治せない原因は免疫を抑えるが故にでありますから、この原因2つを除去してしまえば、彼の潰瘍性大腸炎が治らないはずはなかったのです。

リバウンドで熱が出ている間は、苦しいから食事をしたいと思う余裕もなく、食事ができないことにストレスはありませんでした。最初のリバウンドは入院して1週間弱で終わりを迎えました。28日頃には熱も36度台に下がり、体もだいぶ楽になったからです。下痢の回数も4回程度になっていたそうです。結果、入院時のK先生のご希望だった、1週間しても状態が悪ければ追加の治療をするということは叶えられませんでした。

偽善的な現代社会は常に論理のすり替えをやり、愚かな大衆を目くらましをするだけなのです。さらに付け加えれば、新聞は高額医療の治療の経過を精細に報道すべきなのです。つまり少なくとも高額医療費がかかった病気が治ったか治らなかったのかを詳しく報道すべきなのです。思うに治った人はほとんど皆無だと考えられます。なぜならば治る病気は、先ほども言ったように自分の免疫でしか治せなくて、これほど高額な金を使う必要はないからです。しかも金を使えば使うほど、免疫を落とす余計な化学物質という薬を投与するだけでますます病気を免疫で治せなくしているだけですから、治るわけはないのです。医者が何かをしようがしまいが患者自身の免疫が治せない病気は、どっちにしろ治せないのです。逆に患者自身の免疫が治せる病気は少しだけヘルプするだけで治ってしまうのです。つまり病気を治すのに膨大な金や大人数の医者の手数は必要ではないのです。皮肉を言わせてもらえば、医者が何もしない方が、はるかに長生きできるのです!アハハ!

この患者さんの症例もまさにそれを証明するものです。彼の潰瘍性大腸炎はIVHだけで良くなってしまったのです。医者たちは何とかして金を儲けようとして治るわけではない1回20万円以上もするレミケードの点滴を勧めたり、1回14万円以上もするL-CAPやG-CAPを治療と称して、病気作りに専念したがります。しかも1回で終わればいいのですが死ぬまで続くのです。だからこそ日本列島に15万人以上のクローン病や潰瘍性大腸炎の病気作りに毎年何千億円もかかっているのです。しかも新たなる病気が加わっていくのです。

真実は常にシンプルです。事柄を複雑にし、ますます手がつけられないようにするのが文化であり文明であり資本主義です。医療もその例外ではありません。発展という名において自然も人間に手を加えられ破壊が進み、地球自体がいずれ住めなくなるでしょう。医療も文明も、とどのつまりは全ての生命を破壊へと導くための愚かな行為なのです。新約聖書のヨハネの黙示録に予言されている悪と善との最終の戦いであるハルマゲドンが遅かれ早かれ必ず地球に文明がもたらすことになるでしょう。私はそれまでに死んでしまっているでしょうから、その地球の断末魔の苦しみを見ないで死ねることを楽しみにしています。

そして来週大腸カメラをして状態がよければ食事を開始しましょうということになりました。この1週間で体調が本当に良くなるだろうかとずっと不安な思いだったそうですが、同時に今なんだかんだで生きているのだということに感謝もしました。

彼は入院するまで潰瘍性大腸炎の治療を何一つ受けていなかったので、薬を入れて医者が引き起こすリバウンド現象はなかったので、化学物質さえ入らなければ医原病としてのリバウンドは経験する必要がなかったのです。ただし彼自身が自分の心でストレスに耐えるために作り続けてきた副腎皮質ホルモンを正常に戻すまでのリバウンドだけはあったのです。だからこそ熱もなくなり食事もできるような状態になったときに、生きているという実感が湧き出てきたのです。

熱が下がった後も咳をするだけで左わき腹が痛くなり、空腹感をほとんど感じませんでした。しかしそれから2週間ほどするといつの間にかそのような痛みを感じることもなくなっていました。この頃には、下痢は一日一回水様のものがでるだけでした。

この痛みはヘルペスとの戦いによる痛みなのです。クローン病や潰瘍性大腸炎における腹痛の全ては、腹部の感覚神経に巣食っているヘルペスとの戦いによるものです。私はあらゆるタイプのクローン病や潰瘍性大腸炎の患者を診ています。炎症の度合いを示す血沈やCRPはかなり高いのですが、抗ヘルペス剤を出すことによって腹痛は完全に取れるのですが、炎症の度合いはほとんど変わらない患者さんがいます。このような全ての患者さんは抗ヘルペス剤により腹痛は完全に取れますが、多かれ少なかれ潰瘍性大腸炎やクローン病が治らない限りは炎症所見は残るのです。腸管に少々の潰瘍やびらんがあっても、腹痛を訴えることはないのですが、やはり化学物質を排除しようとする下痢は見られます。と同時に、粘血便や痔ろうもみられることもあります。いずれにしろ現代文明の最も大きな原因のひとつは化学物質とヘルペスであることに変わりはないのです。

またこの頃から折を見て患者さんはご両親とともに、今までの人生を振り返っていました。患者さんの人生に何がおき、それについて何を感じ、何を思ったのか、健康なときなら恥ずかしくて口にもしないようなことを赤裸々に語りました。

まさに患者さんに入院中にやってもらいたいことはIVHと同時に、自分の生き方・考え方・心の持ち方を徹底的に見直してもらい、副腎皮質ホルモンを増やすあらゆるストレスの原因を解明してもらいたいのです。彼はこれをやりました。やはり彼は某国立有名大学法学部出身で、日本一最難関の司法試験突破のために、真面目一筋で生きてきた頭の良い男ですから、しかも心も素直であり、私のアドバイスをすぐに実行してくれました。『健康なときなら恥ずかしくて口にもしないようなことを赤裸々に語りました。』そうです、耐えてはならないのです。心に隠し事があってはならないのです。全て真実を赤裸々に吐きださなければ心のストレスから逃れることはできないのです。彼は自分の心で免疫を戻し、彼自身の心が潰瘍性大腸炎を作ったことに気がつき、見直し、反省し、新たなる心で治したのです。彼は私以上に自分の心を告白してくれました。彼の心から嘘や偽りが全て消え去ってしまったのです。彼の免疫の遺伝子も何の抵抗もなく正しい遺伝子の発現に向かって動き始めたのです。

もっとも患者さんが潰瘍性大腸炎になったのは昨日今日の話ではなく、病名はないものの潜在的に体の中に数年前から存在していたのでしょうから、「健康なとき」というのはあってないようなものかもしれませんが。そこで患者さんは、患者さんにかかっていたストレスというのは私に話した司法試験のことだけではなかったのだと改めて気づかれました。患者さんの両親は患者さんが学生のころに離婚しており、無意識のうちに精神的にとても傷ついていたこと、また母親との親子関係の問題も含まれている、あるいはそちらが主であり、司法試験のストレスというのはそれから派生したものであった(そのストレスも小さいものではありませんが)といえることに気づかされました。患者さんは母親の顔色を気にして生きてきたのでしょう。母親への依存と母親からの独立のバランスをうまくとることができずに今日に至ったのかもしれません。

彼は本当素晴らしい告白録を載せてくれました。子供にとって最も大きなストレスは両親の離婚です。ふたつめは離婚のためには傷ついた母親は立派な息子をさらに立派にさせたいために、無意識のうちにより高い理想に子供を向かわせようとするストレスを子供にかけてしまいます。もちろん彼は自分自身が弁護士になりたいという願望を持っていたのですが、それ以上に母親の期待も大きかったと思います。以前クローン病の患者さんのコメントで書いたことがあるのですが、昔は男は母親から自立する儀式さえあったのです。ところが現代は男の自立もなし崩し的になくなり、できる子供たちは受験勉強一本やりになり、母親や父親に対する反抗期がなくなってしまいました。近頃は東大や京大の入学式に母親が馳せ参じるものですから、大学の講堂では収容しきれずに、より大きな会場を借りざるをえなくなりました。少子化が一般的となり、一人の子供に対する母親の期待も大きくなるばかりで、特に男の子は母親の願望の身代わりの犠牲となり、自分の意思を完全に無視され、知らぬ間により遠大な自己実現が不可能となりストレスがたまり続けるのです。まさに彼が書いたとおりのストレスが潰瘍性大腸炎を作ったのです。

今後今回の経験を通じて母親や家族とのいい距離感がつかめればいいなと思われました。両親は離婚していたのですが、患者さんを心配してたびたび父親は見舞いに来てくれていたのでした。

彼が病気作りの現代医療の呪縛から逃れることができたのも、実はお母さんの力が絶大であったのです。病人である無力な彼はK医師と戦うことは不可能だったのですが、その代わりに賢いしかも活力いっぱいである我が子に対する愛情に満ちに満ちた母親が、大病院の専門医師と最後まで知力を尽くしてやりあうことができたために、唯一必要なIVHだけの治療で彼の病気を治すことができたのです。立派な母親は何も子供を支配することに喜びを感じるのではなくて、あくまでも生んだ子供に責任を持ち続け、自分を乗り越えるような立派な人間になってもらいたいという願望が子供にストレスになると同時に、彼の病気を治すことにも貢献したのです。人生とは皮肉なものです。

続きは「潰瘍性大腸炎、クローン病完治の症例報告Part22-③(コメントあり)」となります!!詳しく書いてあるので読んでください!

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