骨は何からまたどのようにして作られ果たして加齢により簡単に骨の変性や変形が生じるでしょうか?復習しましょう。絶対あり得ないことです。
骨は、骨膜と骨基質、骨髄から構成されています。骨膜は骨表面を覆う結合組織で、ここには神経や血管、リンパ管が通っています。骨に関わる細胞には骨を作る骨芽細胞、骨に埋め込まれた骨細胞、骨を溶解し分解する破骨細胞、それに骨芽細胞の前駆細胞として前骨芽細胞があります。骨芽細胞は骨の基質を作る細胞です。骨というと硬いというイメージがありますが、ただ硬いだけでは力がかかったときの強度がありません。力を吸収するしなりが必要で、このため骨芽細胞には、皮膚とまったく同じI型コラーゲンを分泌する機能があります。骨芽細胞は、カルシウム、リン、コラーゲンを材料に基質を形成し、そのうち骨芽細胞は自ら作った基質の中に埋め込まれていきます。自分で掘った穴の中に入り込んで、周囲を骨の基質で囲んでしまうと、それが骨細胞となります。骨細胞となっても長い突起を出して、基質表面にいる骨芽細胞と連携しています。骨基質は皮質骨と海綿骨という2つの組織で構成されています。骨の外壁となるのが皮質骨で、カルシウムやリン、それにコラーゲンを主成分とする硬い組織です。内部から皮質骨を支えるのが海綿骨で、名前の通り海綿のように多孔質の組織です。海綿骨が形成する髄腔には、骨髄細胞があり、ここで血液が作られています。海綿骨内部は、たくさんの“梁”(はり)が張られたような構造をしています。海綿骨を作り上げる梁を骨梁といい、この太さや方向は、かかる力に応じて形成されます。皮質骨は均一な構造ではなく、木の切り株のような同心円状の組織がたくさん集まって構成されています)。これは、建物の壁を一枚の板を曲げて作るのではなく、チューブ状の材料を並べて仕立てるほうが、強度が上がることと同じです。こんなしなやかさと強度を持った骨が老化に伴って変形するような外力を自己免疫疾患を起こす自己免疫がそんな外力を骨にどうしたらかけられるのでしょうか?自己免疫力は重力とは何の関係もないのですよ!!!?
医学書に「~であると言われていますが」と書かれているときはすべて嘘と考えてください。その証拠に診断が間違っていたでしょう。それにもう一つ医学書に書かれている文言で嘘の表現があります。それは「加齢による病気」です。年取ればなる病気は何一つありません。老化は病気ではありませんし、若者と比べて老人に多い病気はがんと生活習慣病以外はありません。「加齢による病気」と言われれば眉に唾をつけて聞いてください。「加齢によるとか」「加齢性」とかの病名が付けばその病気はすべてヘルペス性というべきなのですが世界中の医者は誰一人として言わないのです。