潰瘍性大腸炎・クローン病 症例報告

潰瘍性大腸炎、クローン病完治の症例報告Part14(コメントなし)更新2022.3.18

投稿日:2022年3月16日 更新日:

症例報告32例目

完治された病名1)潰瘍性大腸炎2)関節炎

患者:10歳、女性

平成29年1月中旬、小学校5年生のお嬢さんが突然左膝を痛がり、近所の開業医を受診されました。潰瘍性大腸炎はまれに関節炎を伴うことがあるのです。細菌もしくはウイルス性の関節炎の可能性があるということで抗生物質を処方され服用されていましたが、症状が悪化していき、ついには歩行困難になってしまいました。3日後、化膿性膝関節炎の疑いで総合病院に入院となり、膝の関節液を抜かれ、抗生物質の投与の処置が行われました。その間も様々な検査を受けましたが、結局、原因不明で症状が落ち着いてきたので10日間の入院ののち退院となりました。

しかし、退院後1週間ほど経過すると、左足の太ももやふくらはぎに痛みを訴え始め、遂には左股関節の痛みの為歩行できなくなり、2月中旬に再入院となってしまいました。左膝の入院時と同じ様に関節の処置および検査が行われましたが、結局原因不明のまま数日が過ぎました。その後、便に血が付着していることに母親が気付き、そこから内視鏡検査などを経て、潰瘍性大腸炎の診断を受けました。

それからサラゾピリンを処方され飲み始めたところ、頭痛や目の痛み、関節周辺の痛みを訴えるようになり、1週間ほどすると痛みに加え発熱と全身に発疹が出始めたので、薬の副作用の可能性があるということでサラゾピリンの服用を中止することとなり、大学病院を紹介され通院を開始されました。

大学病院での担当医から「潰瘍性大腸炎は治らない。あきらめなさい。」「サラゾピリンが駄目なら次の段階の薬を使う。」などと厳しいことを幼いお嬢さんの前で言ったのです。家族皆で大変つらい思いをされました。薬を飲むたびにお嬢さんの元気が無くなっていくのを見てきて、このままではステロイドや免疫抑制剤を使用して取り返しのつかないようになるのではという漠然とした不安を感じ始めました。

その後、母親がもっといい治療法があるはずと色々探し始め、松本漢方クリニックに辿り着きました。ホームページには東洋医学や漢方による治療、松本理論、当時掲載されていた患者さんの手記など他では見たことのない内容をたくさん掲載しています。ご両親は当院のホームページを読んでこういう治療法もあるのかと思った反面、自分の経験したことのない治療(鍼灸や漢方)というものをまだ小学生の娘にさせていいものだろうかと随分悩まれました。家族で相談の結果、松本漢方クリニックにお世話になる決断をされました。

平成29年3月24日に初診。早速鍼灸をうけてから診察しました。「病気を治すのは自分の免疫の力やで」とご家族に力強く言いました。今まで「治らない」とか、「諦めるように」などと言われてきた患者さんたちは私の言葉で希望が持てるようになりました。医者が患者さんの意欲をそぐような言動をするべきではないのです。

関節の痛みをとる漢方と血便をとめる漢方の2種類、アシクロビルを処方し続けてもらうと患者さんはみるみる元気になり、治療を始めて3カ月経過しても症状は安定しとても元気に過ごされていました。現在も症状はなく元気に過ごされており、完治のお墨付きを言い、もう通われておりません。

症例報告33例目

完治された病名1)潰瘍性大腸炎2)血便

患者:17歳、男性

12歳の頃に血便が続いたため検査を受けるため急性期病院を受診されました。血液検査やエコー診断、肛門の触診と色々受けさせられたようですが、お腹に異常がみられず痔でもないと言われました。もしかしたら肛門の奥が傷ついているかもしれないからと痔の注入軟膏を処方され血便は落ち着きました。症状が落ち着いたという事はおそらくステロイド含有の軟膏で免疫を抑えて症状を見かけ上に良くしたからかもしれません。その後、春と秋に血便が1、2ヶ月続きましたが、それ以外の症状はなく息子さんも元気だったので母親は気になりながらも受診されませんでした。

2014年11月、粘液便が出るようになり再び受診。検査の結果、潰瘍性大腸炎と診断されました。最初はペンタサとビオフェルミンが処方されましたが、症状が改善されないためアサコールに変わりその後1年間薬を飲み続けましたがあまり変わりませんでした。

2016年6月頃、トイレの回数が1日5回を超えるようになり、薬が本当に効いているのか、また副作用は大丈夫なのかと不安に思った母親は薬の副作用等をネットで調べていた時、「潰瘍性大腸炎は治る病気です!」と書かれた私の松本漢方クリニックを見つけられました。私が書いた「潰瘍性大腸炎の完治の理論と根拠」には、アレルギーや膠原病はどちらも化学物質を敵として戦って起こる病気で、リウマチや潰瘍性大腸炎は戦う場所が違うだけで同じ病気であること、潰瘍性大腸炎のIgG抗体をクラススイッチして、アレルギーのIgE抗体に変えてアトピー性皮膚炎になれば完治に近づくということを詳しく説明していますのでよかったら読んで下さい!!

幸い高槻に通えない距離ではなかったので数日後に来院されました。

下痢止めと止血の2種類の漢方薬、抗ヘルペス剤を処方したところ、1週間後には粘液便の回数が落ち着いてきました。顔や背中にたくさん出ていたニキビも少しずつキレイになっていきました。治療を初めて2ヵ月後、粘液便も下血も出なくなり、11月からは下痢止めの漢方だけに減らしました。しかし、血液検査でリンパ球の値が上がらないのが気がかりでした。案の定、12月にまた粘液便、下血が出るようになり、トイレの回数も1日4、5回になってしまいました。さらに翌年から高3になり大学受験を迎えるので、強い強いストレスがやってくるので、ストレスと上手く付き合いつつ、一緒に免疫力も高めて乗り越えていけるように患者さんたちご家族は努力されましたが、あくまで無理のしない範囲で余裕をもって頑張りすぎないように頑張りました。

大学受験を無事乗り越え、のちにやってきたリバウンドにも負けず治療を続け、今では普通の生活を送られています。

症例報告34例目

完治された病名1)潰瘍性大腸炎

患者:16歳、男性

小学校高学年の頃に症状が出始め、体調に少し異変を感じ病院にかかるも、「精神的なことでしょう」と診断され、しばらくすると正常に戻りました。

中学生になると、サッカーのクラブチームに入り、厳しい練習に明け暮れました。何事にも一生懸命な性格から家でも自主トレに励み、3年生の春にはレギュラーになれました。しかし、今まで厳しい練習に自主トレで積み重なってきた膨大なストレスから解放され、ホッとした途端に膨大なストレスに対応するために大量に出されたステロイドホルモンによって抑制されていた患者さんの免疫が活発化し、患者さんの体の中に溜まった化学物質を排出しようと下痢などの症状が現れました。病院へ行くと、潰瘍性大腸炎だと診断されました。ペンタサと注腸の治療を行い、学校へは休まず行かれましたが、体育とサッカーは1ヶ月半ほど休み回復されました。のちにサッカーの夏の全国大会の予選から出場し、本選まで行かれました。

その後、薬を飲み症状を抑え続けてサッカーを続けていました。10月に試合のスケジュールがタイトになり疲労とストレスが溜まり、症状が再発されました。ここでサッカークラブチームはほぼ卒業し、治療と静養に専念され1ヶ月半ほどで症状を見かけ上良くされました。

高校はサッカーの強豪校に進学しました。入学後1ヶ月は練習と勉強で休みがなく、通学に1時間かかりストレスが最高潮だったのでしょう。症状が再発し、入院されました。1ヶ月半の入院でペンタサやアサコールなど様々な治療を受けられましたが効果はなく、最悪の場合は手術と言われ、手術だけは絶対ダメだと思われたご両親は強引に退院されたそうです。そして、漢方を中心にネットや本、知人からの色々な情報を調べ、岐阜から大阪の松本漢方クリニックに辿り着いたのです。

『西洋薬ではなく漢方によって免疫を高めて治す』という思いは患者さんもご両親もありましたが、私に会うと更にその思いが強くなりました。初診時は体重が激減しており、かなりの貧血状態でした。その日から毎日強烈に苦い漢方を飲み、お灸を毎晩やっていただきましたがなかなか改善しませんでした。長年大量のステロイド剤を投与されてきたのですぐには良くならなかったのです。

徐々に改善され、1か月半後ぐらいには外出されたり、学校に行けるようなりました。そして1年後春から学校でも通常に生活できるようになりました。サッカーは4月から復帰した後、2週間で休養しましたが、7月から再復帰されました。お灸を毎日続け、漢方を夏休みの試合、遠征、練習にも持参し、全てこなしていたそうです。今でも普通の生活を送れており、当院にはもう通われておりません。

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