潰瘍性大腸炎・クローン病 症例報告

潰瘍性大腸炎、クローン病完治の症例報告Part12(コメントなし)更新2022.3.9

投稿日:2022年3月9日 更新日:

症例報告29例目

完治された病名1)潰瘍性大腸炎

患者:19歳、女性

2014年10月 高校3年生の時、入試1週間前に下痢が始まりました。

11月に血便が出ましたが1、2度だったので気にせずそのまま放置されまました。しかし、下旬頃になると腹痛と下痢がひどくなり、血便もひどくなりK病院を受診されました。潰瘍性大腸炎の可能性が高いとのことで治療を行える病院へ行くように言われU病院に行かれました。

U病院にて内視鏡検査の結果、大腸の3分の2が炎症を起こしていました。メサラジンを出され1週間は登校できましたが、2週間目くらいから40度前後の熱と嘔吐がひどく学校を休むようになりました。薬をアサコールに変えましたが嘔吐が続き、薬も食事もとれなくなりました。トイレに行くにもふらつき、間に合わず下着を汚してしまうこともありました。薬を飲もうとするも薬を見ただけで吐き気を起こしました。そんな中、担当医からステロイドか透析をすすめられました。

もう病気は治らないのかと患者さんは精神的にも不安定になっていました。母親がこの病気が完治する方法がないか調べ私の松本漢方クリニックを見つけだし、患者さんと母親は早速受診されました。

12月26日、松本漢方クリニックを初めて受診しました。私は「この病気はいい子がなるんだよ。」「治らない病気はない。」「治すのは自分だよ。」と言い、患者さんと母親に握手をしました。漢方煎じ薬と抗ヘルペス剤と漢方風呂とお灸を処方し、診察後に鍼灸を受けてもらいました。初めてのお灸と鍼のおかげで冷え性だった患者さんの体がポカポカしてきました。帰宅して早速漢方を飲み始め最初は漢方の独特の苦みで四苦八苦されましたが2日目には慣れたそうです。

3日目には血便が治まり、2週間たつとトイレの回数も少なくなりました。お灸も毎日続けてもらい、漢方風呂に入ると体の芯から温まるのを実感されました。ヘルペスの薬のおかげでひどかった頭痛もいつの間にか治っていました。そして3学期から学校に行けるようになり、卒業式にも出ることができました。

2015年 大学に入学してからは、環境が変わった事のストレスで下痢が続くようになってしまいましたが、6月にはずっと目指していたダンスのオーディションに合格できました。起き上がるのがやっとだった時を思うとスポーツができることが夢のようなできごとですね。2016年10月 発病してから、現在ではトイレの心配をすることも少なくなりました。すでに完治され、もう当院には通われておりません。

症例報告30例目

完治された病名1)潰瘍性大腸炎2)アトピー性皮膚炎

患者:56歳、女性

患者さんが潰瘍性大腸炎と診断されたのは、平成 12 年 8 月のことです。平成 24 年 8 月に松本漢方クリニックでの診察を受けるまで 12 年もの間、寛解・再燃を 6 回程繰り返し、その都度病状によって、ペンサタ・プレドネマ注腸・リンデロン座剤等でしのいできました。最初はひどい下痢はしませんでしたが、下血がなかなか治まらず入院されましたが、入院中は絶食治療でペンサタ・プレドニゾロン・免疫抑制剤などを使用し下血が入院前より増えました。

入院して1ヶ月後にリンデロン座剤を使用しすぐに下血は止まり、のちに退院され、退院後の薬はペンサタのみとなりました。便通はこの病気になる前より快調になり楽になりました。その後もペンサタは飲み続け、体調も良く、食事にも気をつけながら普通の生活を2 年近く送れていました。しかし、やはり再燃がやってきました。12 年の間に 6 度の再燃がありました。寛解状態になると7~8 ヶ月続き、トイレの心配をすることもなく過ごすことができていました。しかし、再燃の時がくるとペンサタを増やしても、病状は悪化し、プレドニン注腸を使ったり、プレドニゾロンを飲むことになってしまいました。その後7~8 ヶ月で便通も下血も落ちつきました。このようなに良くなっては薬を減らし悪くなったら薬を増やして飲むことを12年間繰り返しておりました。

平成 24 年 7 月、寛解に向かってプレドニソロンを3mg まで減量できたのですが、ほんの少しの下血がなかなか治まらず、医師からレミケードを勧められました。その際、副作用の説明があり、レミケードで良くなっても途中で止めることはできず、一生続けることと説明を受けました。それではもう一生治らないことと言っているようなものです。仮に潰瘍性大腸炎の症状は抑えられても、患者さんの免疫力はどんどん落ちていき、最後には薬も効かなくなり感染症を起こしやすくなり病気が作り放題になってしまいます。とても受ける気にはならなかった患者さんが「もしレミケードを使って他の病気になったらどうするのですか?」と尋ねてみると「その時はその時」という返事がかえってきました。

患者さんはレミケードの治療に納得がいかないうちに血液検査・レントゲン検査を受けさせられ、次々と話が進められそうになりましたが、患者さんは「レミケードの治療は受けず、漢方の治療を受けたい。」と医師に告げ、松本漢方クリニックの治療を受けることになりました。以前、松本漢方クリニックのことを知人から聞き、その知人自身も私の治療を受けて2 ヶ月もしないうちに完治手前まで元気になったのです。患者さんはあの辛さが短期間に治まると聞いて驚き、そんな治療もあるのかと患者さんの心を動かされました。

当院での初診で「絶対に治るから」と握手をし、漢方を食前(下痢止め)・食後(出血・炎症を止める)の2種類と抗ヘルペス剤とお灸を毎日続けてもらいました。患者さんは1年過ぎてもまだ下痢は続いており、時々有形便が出る程度でした。漢方煎じ薬は食物繊維が豊富ですから便秘の人が飲むとたちまち快便になるのです。しかし今までの再燃の時のような酷い下痢ではありませんでした。下血も少し続きましたが、1月に少し増えたため食後の漢方を下血止めに変えましたが、少し減った程度でした。やはり 12 年間ステロイドを使ってきたことが症状に出ているのです。患者さんはあきらめず、しかしあまり気にしないようにしました。

6月になり粘液便が出るようになったのでフラジール(抗生物質)を服用してもらうと粘液便はなくなり、有形便の回数も増え、少しずつ出ていた下血もなくなりました。下血はずっと気になっていたので患者さんは気持ちがとても楽になりました。この頃から背中・お腹・腕にクラススイッチを起こしてアトピーが現れてきました。

8 月 3 日に 5 度目の診察を受けてもらい、食後の漢方を免疫を上げやすくするものに変え、アトピー用の漢方の塗り薬も処方しました。まだ、便の回数は6~7回と多いですが、有形便の回数が増えていました。患者さんは私の理論通りのことが患者さんの身体の中でも起こっていることを実感されました。12 年もステロイドを使い続けていたので長い年月がかかると覚悟されていましたが、良い兆しが見えてきてますます治療に精進しようと思われました。もちろんあまり頑張り過ぎないようにストレスをかけ過ぎないように気を付けながら。最後は便の回数も減り、リバウンドのアトピーも完治され、当院にはもう通われておりません。

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