ラムゼイハント症候群 片頭痛・習慣性頭痛 症例報告 突発性難聴

ラムゼイハント症候群完治の症例報告(コメントなし)更新2022.1.19

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症例報告1例目

治した病名:1)ラムゼイ・ハント症候群、2)片頭痛、3)突発性難聴、

今まで患者さんが必死にラムゼイ・ハント症候群だと訴えてもどこの病院も門前払いされてきました。幸い当院で治療を受けて症状は完治されました。

患者:当時41歳、女性

この患者さんは若い頃から片頭痛があり、20年以上も市販の頭痛薬を飲み続けてこられました。2014年の7月に突然、重度の突発性難聴を発症され、ステロイドの点滴を10日間受けられましたが、一向に回復は見られませんでした。この時、左目の奥が痛み、いつもの片頭痛だと思って、頭痛薬を服用しました。突発性難聴になってから20日ほどたったころ、首に発疹とも言えないくらいの、小さなプツプツが出来てることに気づきました。さらにその10日後の夜(突発性難聴になってから30日後)、右目の奥に強烈な痛みが起こりました。眠れずにいると朝方近くなり、今度は頬の辺りに、麻酔にかかったようなシビレがあることに気づきました。

患者さんは、目の痛みと頬のシビレと突発性難聴は無関係ではないと感じ、インターネットで検索をしたところ、ラムゼイ・ハント症候群ではないかと疑いました。そこで皮膚科を受診され、首の小さなプツプツを見せて、なかば無理やり抗ヘルペス剤をもらいました。皮膚科の医師からは、再診には来ないようにと言われたそうです。皮膚科を受診してから2日後に、首や顔以外にも耳の斜め後ろに、赤く痛痒い庖疹が2つ現れ、これでヘルペスだということを認めてもらえると思い、耳鼻科を受診されました。耳鼻科では、「ヘルペスなら、いくつか密集して現れるはずだ」「ハント症候群だとあなたは言うが、難聴になった左耳と違う右側の顔に、麻痺が起こることはあり得ない」「耳介・外耳道に庖疹がないから、庖疹が出てから来なさい」と言われました。

また、大阪医科大学 感覚器機能形態医学 耳鼻咽喉科学 萩森伸一氏のラムゼイ・ハント症候群についての論文で、「ラムゼイ・ハント症候群は、水痘帯状庖疹ウイルス(VZV)によって生ずる顔面神経麻痺を主徴とする疾患であり、顔面神経麻痺から始まる例、耳痛や耳介発赤、水庖形成が先行する例、難聴やめまいが先行する例など、その発症形式は様々であり、患者は症状に応じて脳外科、耳鼻科、皮膚科、内科などを受診する。その際、診察医がHunt症候群の可能性を念頭に適切に投薬を行えばよいが、残念ながらそうではなかった患者に遭遇することも決して少なくない。すべての症状が揃ってから耳鼻科を紹介され受診するころには、神経変性はすでに進行・完成してしまっている。患者の顔面神経の運命は、発症後10日以内の治療が大きく左右することを、より多くの医療関係者に啓発する必要があろう。」という文章のコピーを見せて医師に抗議しましたが、「ハント症候群の予防はしていない。発病してから来なさい」と言い切られたそうです。

日に日に顔面痛は、頬からロ元、顎から奥歯へと移動して行きました。そして痛みがあった場所は、必ず後からシビレが発生しました。舌の奥に、痛くて突起したロ内炎のようなものも出来ました。顔面神経麻痺になるのではないかと不安だったそうですが、皮膚科からもらった抗ヘルペス剤を服用していたおかげか、幸い見た目で分かる顔の変化は出ませんでした。それでも、毎晩、顔面痛と顔のシビレに苦しまれました。何かいい治療法はないかとインターネットを検索したところ、当院のホームページにたどりつかれました。

初診で来られた時に、ラムゼイ・ハント症候群や、片頭痛はヘルペスが原因であるとあっさり診断したことに拍子抜けされたそうです。頭痛の漢方煎じ薬と抗ヘルペス剤を処方し、治療を開始しました。

治療開始から2ヶ月ほどで、全ての症状が改善し、普通の生活が送れるようになりました。

現在は完治されましたが、予防のために抗ヘルペス剤を服用し続けております。

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