コラム 新型コロナウイルス

新新型コロナウイルス(COVID−19)は誰が作ったのか?2020.5.7更新

投稿日:2020年5月1日 更新日:

〜なぜ新新型コロナウイルスのワクチンは出来ないのか?〜

 

 2003年に上気道炎を起こすのが関の山であるコロナウイルスが突然変異を起こして、SARSのパンデミックが中国で起きました。SARSは“severe acute respiratory syndrome”の略語であり、日本語では「重症急性呼吸器症候群」と訳します。元来、コロナウイルスは、ライノウイルスや、アデノウイルスや、コクサッキーウイルスや、レオウイルスと同じように、普通は冬に流行り、風邪を起こしてもすぐに自分の免疫で殺し治すことができるウイルスに過ぎなかったのです。ところがRNAウイルスであるコロナウイルスのRNAの遺伝子が突然変異してしまったのです。元来、SARSを起こすウイルスは、コウモリがreservoir host(病原体保有動物)であったのですが、ヒトにも感染することができるように突然変異したと言われました。つまり、人畜共通のウイルスに変異してしまったというわけです。ところがその後の研究で、ヒトからヒトにしか移らないということがわかりました。

 それでは最初にSARSのウイルスにかかったのは誰で、どうやってかかったのでしょうか?それは人為的にコロナウイルスの遺伝子を操作して、誰かが中国にばらまいたと考えるしかありません。実際アメリカは、中国が新新型のCOVID-19ウイルスをばらまいたと喧伝し、一方、中国はアメリカがやったと反論しています。どちらが正しいのでしょうか?いずれにしても現代の遺伝子工学の技術を用いれば、ウイルスの遺伝子を削除したり新たに挿入したり変えることほど簡単なことはないのです。遺伝子組み換えの実習は、大学の理科系の生物応用科や化学応用科でも30年以上前から学生の必修科目でした。どの国がバイオ-ウォー(バイオ戦争)の研究について一番歴史が古くて進歩しているのかご存知ですか?まさにアメリカです。また、どの国がバイオ-ウォーを自分から仕掛ける必要があったのか考えてみましょう。

 日本の傀儡政権である満州国が1932年に作られ、1940年に生物学兵器を作り始めたのが、石井中将がトップを務めた731部隊であります。ところが1945年に日本が敗戦した時に、アメリカが生物学兵器である細菌などの人体実験のデータを全て持ち帰りました。この時の研究データを全て提出することによって石井部隊の犯罪は免責されたのです。このときから75年間にわたり、アメリカは本格的な生物学兵器を研究し続けたのです。何のためでしょうか?資本主義が共産主義に敗北しないためです。このはじめの成果が2003年に起こったSARSといわれる新型コロナウイルスではないかと私は考えます。

 現在猛威を振るっている2019年の新新型コロナウイルスは、実は結論から言うと、アメリカがインフルエンザとエボラ出血熱ウイルスとAIDSウイルスの遺伝子をコロナウイルスの遺伝子に入れ込んだと考えています。新聞を読むと、アメリカの元CIA長官であった国務長官であるポンペオは中国が作ったといい、一方、中国の外務省の趙立堅報道官はアメリカが作って武漢にばらまいたと言い合いをしております。ちなみに、武漢のウイルス研究所は2018年にフランスのサポートで初めて作られた極めて新しい研究所であることを知っておいてください。

 現代の新新型コロナウイルスは、先に述べたように3つのRNAウイルスであるインフルエンザとエボラ出血熱ウイルスとAIDSウイルスの遺伝子がコロナウイルスの遺伝子に挿入されたので、土台にあったコロナウイルスの遺伝子が混ざったハイブリッドの新新型コロナウイルスと言えるのです。国際的には3つの言い方が使われています。COVID-19、2019-nCoV、SARS-CoV-2の3つです。

 それでは、なぜ3つの遺伝子が挿入されたと言えるのでしょうか?まず抗インフルエンザウイルス剤であるアビガンが効き、そして抗エボラ出血熱ウイルス剤であるレムデシビルが効き、さらに抗AIDSウイルス剤であるカレトラが効くからです。中国はレムデシビルは効かないが、アメリカは効くと言ってレムデシビルの大量生産を始めました。日本もレムデシビルを異例の速さで承認しました。ちなみにカレトラは抗AIDSウイルス剤であるリトナビルとロピナビルの合剤です。

 それでは、なぜCOVID-19ウイルスに対してワクチンが出来ないのでしょうか?それは、インフルエンザにしろ、エボラ出血熱にしろ、AIDSにしろ、今まで、世界の製薬メーカーは長年にわたって、最大限の努力を払ってきましたが、3つのウイルスに対してはワクチンを作ることが出来なかったからです。なぜ出来なかったのでしょうか?その理由はちょうどヘルペスウイルスに似ています。なぜならば、ヘルペスウイルスは抗体ができても感染した細胞の中にエピゾームで隠れることができ、しかも免疫を徹頭徹尾避けることができ、(どのようにヘルペスが免疫を避けることができるかはこちらを読んでください)免疫が下がった時にのみ増殖し、増殖したヘルペスウイルスが次の細胞に感染した時に初めて抗体と結びついて、この抗体が目印となって好中球や大食細胞に貪食されてしまうからです。

 しかもワクチンにより永久免疫ができたとしても、抗体を作り続けるメモリーB細胞は、免疫が強い時にメモリーB細胞の働きが強くなりますが、この時はヘルペスウイルスは細胞に隠れ続けるのです。さらに同時に免疫が強くなるときにキラーT細胞やNK細胞は、増殖したヘルペスを認識できるのですが、この時はヘルペスウイルスはエピゾームの形で細胞の中でじっと隠れ続けるので、ヘルペスが細胞にいることを認識することができないのです。つまりヘルペスウイルスは、人体の細胞の免疫の強弱を常に察知できるので、免疫は手も足も出せなくなってしまうのです。普通は抗体ができればワクチンも作れるはずなのですが、実はヘルペスに対してもワクチンが出来ないのはご存知ですね。ヘルペスは一度かかっても免疫が落ちた時に、再感染も再活性化も好き勝手にやってしまうので、人類最後に残る殺しきれないワクチンも効かない病原体はヘルペスだけだったのですが、もっとすごい新新型コロナウイルスにより、その席は完全に奪われてしまったのです。なぜならば、ヘルペスウイルスは人を殺すことはないのですが、COVID-19は肺にも感染して呼吸ができなくなり、免疫の落ちている人は死んでしまうからです。

 ではなぜCOVID-19はヘルペスよりもはるかに恐ろしい新しい人工病原ウイルスになるかについて説明しましょう。COVID-19に入れ込まれたAIDSウイルス(HIV)は、RNAウイルスでも特別なRNAウイルスで、レトロウイルスと呼ばれるウイルスなのです。なぜレトロウイルス(retrovirus)と呼ばれるかというと、RNAをDNAに変えるreverse transcriptase(逆転写酵素)という酵素を持っているからです。“逆”という意味のReverseの“re”と、“転写酵素”という意味のtranscriptaseの“tr”の頭文字をとって、合わせて“re-tr”からretrovirusと呼ばれるのです。

 このレトロウイルスは、DNAを作ると免疫が強いと感染した細胞のDNAに自由にこっそり入り込み、一本鎖RNAが二本鎖DNAに変換され、その後、二本鎖DNAは宿主細胞のDNAに組み込まれ、プロウイルスと呼ばれる潜伏感染の状態で隠れてしまうのです。ちょうどプロウイルスというのは、ヘルペスがエピゾームの形で潜伏感染という状態で隠れてしまうのに似ていますね。ところがレトロウイルスのプロウイルスは、免疫が下がると再活性化し、遺伝子が恒常的に発現してしまい、レトロウイルスのRNAやメッセンジャーRNAが次々と合成されていくのです。メッセンジャーRNAはウイルスタンパクを合成させ、完成したウイルスは宿主細胞から発芽していくのですが、新たに作られたウイルスRNAは、最初のRNAとは全く異なったRNAになってしまうのです。つまり、AIDSのウイルスが人体に入った時に免疫が認識したRNAが全く違ったRNAになってしまうのです。

 なぜでしょうか?AIDSウイルス(HIV)のRNAを複製するために用いられるreverse transcriptase(逆転写酵素)という酵素は、極めて間違いをおかす酵素なのです。1個のウイルスRNAを複製するたびごとに、間違いをおかしてしまうのです。つまり感染した細胞によって産生される新しいHIVの大部分は、最初にその細胞に感染したウイルスのいわば変異してしまったウイルスとなってしまうのです。このような変異のいくつかは、新しく作られたウイルスが、人間の免疫機構から逃れてさせてしまうのです。ウイルスが変異することができる結果、はじめにキラーT細胞によって標的とされたウイルスのペプチドがもはや認識されることができなくなるか、あるいはキラーT細胞が標的とするように教育されたMHC分子によって提示されることができなくなってしまうのです。このような変異したRNAウイルスのことを、免疫逃避変異体と呼びます。そのような変異が生ずると、変異ウイルスに感染した細胞に対しては、はじめのキラーT細胞はもはや役立たずとなってしまいます。したがって違ったウイルスのペプチドを認識するキラーT細胞があらたに活性化される必要となるのです。古くさい役に立たないキラーT細胞による免疫監視機構から逃れたウイルスは狂ったように自分を複製し続けます。しかもそのウイルスはあらたなる細胞に感染するたびごとに、上に述べた機構によって再び変異してしまうのです。その結果、AIDSウイルスの変異のスピードが非常に速くなり、そのウイルスに向けられるキラーT細胞や抗体よりも、常に何歩か先を行くことになります。従って、HIV(human immunodeficiency virus、日本語でヒト免疫不全ウイルス)に対するワクチンなどができるはずもないのです。

 ちょうどインフルエンザウイルスは毎年毎年変異し続けるので100年以上もまともなワクチンが作られていないように、AIDSウイルスのRNAに対して効果的なワクチンはができないのです。したがってCOVID-19が運び続けるAIDSウイルスの一部のRNAもワクチンは極めて作りにくいのです。なぜならばAIDSウイルスの一部のRNAが変異し続ける可能性が非常に高いからであります。

 ところがヘルペスウイルスに対して抗ヘルペス剤であるアシクロビルが作られたように、AIDSウイルス(HIVウイルス)に対しても抗レトロウイルス剤であるリトナビルとロピナビルの合剤であるカレトラが作られました。しかしこれらの抗レトロウイルス剤は、レトロウイルスであるHIVウイルスを患者の身体から排除することはできません。いかにレトロウイルスであるHIVウイルスがヘルペスウイルスごときのやわい敵でないことを、もっと詳しく説明していきましょう。

 なぜならばこのレトロウイルスは、人体を守る免疫系の重要な細胞である、獲得免疫のヘルパーT細胞と、自然免疫のマクロファージと樹状細胞に存在するCD4タンパクに特異的に付着し侵入するからです。CD4タンパクはとりわけヘルパーT細胞の表面に非常に多くあります。これらの3つの細胞の機能を異常にし、これらの細胞を殺すか、あるいはこの3つの細胞をウイルスが感染していると認識するキラーT細胞によって殺される標的にしてしまうのです。まさにキラーT細胞を活性化してキラーT細胞を手助けするために必要とされる、ヘルパーT細胞とマクロファージと樹状細胞の3つの細胞がレトロウイルスによって傷害されて殺されてしまうのです。しかもHIVウイルスは免疫系自身に向かわせることが可能なのです。というのはウイルスの感染を広げ、維持し続ける免疫の働きに必須である手段をHIV自身が用いることができるからです。例えばHIVウイルスは樹状細胞の表面につくことによって、組織からこのような樹状細胞によって非常に数多くのCD4+T細胞が存在しているリンパ節に運ぶことができるのです。リンパ節にはヘルパーT細胞が存在しているのみならず、ヘルパーT細胞の多くが増殖しているので、それらに感染することができやすくなり、そしてHIVウイルスの増殖の工場となってしまうのです。

 またAIDSウイルスは、抗体かあるいは補体によってオプソナイズ(味付け)されるのですが、リンパ節に濾胞樹状細胞によってとどめさせられます。これによってB細胞を活性化させる手伝いをする目的があります。しかしながらCD4+T細胞はまたこの濾胞樹状細胞の森の中を通っていくときに濾胞樹状細胞もオプソナイズされたAIDSウイルスによって感染してしまうのです。そして何ヶ月間も濾胞樹状細胞にウイルスの粒子が付着しているので、リンパ球は実際、まさにHIVウイルスの貯蔵場所になってしまいます。最終的な結果はHIVウイルスはリンパ節を通ることによって、免疫系の正常な輸送経路を利用して、これらの二次リンパ器官を思うままの遊び場に変えて、HIVウイルスは増殖するばかりであります。

 ここでアメリカの資本主義は、中国の共産主義・資本主義(国家資本主義)のシステムに必ず敗北してしまう理由を詳しく書きましょう。

 歴史はその時代の支配者が、あるいは覇権を握った国家が、弱い国の領土や富を奪い取るための人為的な戦争で連ねられています。戦争の開始は、必ず軍事力や金を持っている強い国が弱国をやっつけ、富を奪い取るために行われてきました。ドナルド・トランプがアメリカの大統領になって以来、アメリカが仕掛けた貿易戦争で中国は防戦一方であります。軍事予算はアメリカが80兆円を超え、中国は1/4の18兆円であります。またGDPはアメリカは2000兆円を超えていますが、中国も1300兆円で、この勢いでは中国が近いうちにアメリカを超えるということは確実視されています。中国のGDPがアメリカを超えた時には、軍事費もアメリカを超えてしまい、いずれ中国に覇権を握られるということはわかっています。まだまだアメリカが中国よりも軍事力、科学技術力、GDPが高い時に、中国に世界の覇権を握らせないために行われつつあった米中貿易戦争が、米中生物学戦争に移行しただけであると考えればいいのです。

 この米中戦争は歴史を作り上げてきた世界支配を目的とする覇権戦争であり、例えば“スパルタ教育”でご存知のように、ギリシャのスパルタとアテネのペロポネソス戦争(紀元前431年〜紀元前404年)と似ています。スパルタはまさに軍事政権であったのですが、豊かで高度な文化国家であるアテネが強い軍事力を保持するようになって最後はペロポネソス戦争が起こり、ギリシャ文明が崩壊していくのと似ています。アメリカと中国がバイオ-ウォーを始めとする様々な形の戦争をやり続けると世界は滅びます。コロナウイルスは絶対にワクチンが出来ないので、現代世界は未来がなくなるでしょう。予言しておきましょう。繰り返しになりますが、新新型コロナウイルスは3つのRNAウイルスであるインフルエンザとエボラ出血熱ウイルスとAIDSウイルスの遺伝子が人為的に挿入されたためです。とりわけAIDSウイルスはレトロウイルスといわれるウイルスであり、このウイルスは変異が自由に起こるので、ワクチンは絶対に作れません。

 さて、第一次世界大戦後、イギリスから世界を支配する覇権を奪ったのはアメリカでした。アメリカはその後100年近く世界の警察官であり支配者であり覇権者となり、“パックス・アメリカーナ”といわれるアメリカが好きなように作り上げてきたアメリカによる世界平和を続けてきました。ただし例外があり、共産主義の国であるロシアや東欧圏や中国だけは思い通りにできなかったのです。なぜならば私的土地所有と無限の金の所有を許す自由競争を是とする資本主義と、土地を国家所有にして無限の富の所有を許さない万民平等主義の共産主義とは絶対に相容れないからであります。

 ところが人間は生まれた時に最大の差別、つまり遺伝子の厳然たる不平等をもって生まれます。その不平等の遺伝子を無視して資本主義は自由競争を許すものですから、遺伝子の優劣は時がたてばたつほど大きく差が出ます。一方、純粋共産主義は生まれた時の遺伝子の優劣を全く無視して、能力による富の獲得を許さないのです。人間が努力したり才能を伸ばすのは、エゴなる遺伝子が求める快楽を最大限に増やすためです。努力しても才能をのばしても、財産や地位が能力のない努力もしない人間と同じであれば、国のGDPが増えることは絶対にありません。ところが生まれた時の才能が同じであるとみなす自由主義競争を許す資本主義は、最大の不平等を生み出してしまいます。お金で全て支配される人間社会においては、才能がありお金を稼ぐ才能のある人は無限大にお金を稼ぐことができますが、他方才能のない努力の嫌いな人との不平等が資本主義においては拡大されることはあっても、いわゆる人間の平等は絶対に生まれる余地はありません。しかも金で全てが決まる資本主義社会において人間は万能の力を持つ金を求めて、あらゆる矛盾が湧き出て見えない心の悪、つまり嫉妬心や劣等感が生まれてきます。しかも人間よりも金が大事な資本主義は全ての人間の心が満たされる幸せは永遠に生まれるはずもありません。

 このような資本主義の矛盾に気づいたマルクスは資本論を書き始めました。そもそも共産主義は、マルクスが資本主義社会における無産階級(プロレタリアート)の大多数の不幸な人間のみじめさを解決するには、資本主義を有産者階級(ブルジョアジー)の支配から変えるための理論を1867年に世に出したのです。

 この理論に沿って、ロシアにおいてレーニンのボルシェビキ革命が1917年に成功し、ソビエトロシアが誕生しました。続いて1949年に共産主義国家である中国が成立したのですが、1978年に毛沢東が死ぬまで最貧国の国が中国でありました。中国は1949年に資本主義を続ける国民党の蒋介石を台湾に追いやり、共産主義の中華人民共和国を作りました。30年間、毛沢東は中国全土の土地を人民の所有にし、30年間純粋共産主義をやったのですが、一向に国民も国家も豊かになりませんでした。そこで毛沢東は、原始共産主義が資本主義に変わってから共産主義ができるまでは何千年も資本主義が続いたので、資本主義に洗脳された人間の心を変えなければ完璧な共産主義はできないと考え、中国人の頭と心を変えるために文化大革命をしたのですが、うまくいくはずはありません。なぜならば、人間の頭脳というのは、エゴなる遺伝子によって支配されていますから、人間はそもそも自分のためにしか生きられないにもかかわらず、国家や人民や他人のために生きるという心に変えようとする企ての文化大革命が成功するはずもなかったのです。もちろん中国共産党が支配した毛沢東の30年間は、能力のある人もない人も同じ給料で平等だったので、貧乏人の集まりであり世界最貧国の一つに数えられました。毛沢東の30年間は誰一人として金持ちは生まれなかったという、歴史上極めて特異な時代でした。

 確かに共産主義は能力の優劣にかかわらず全ての人が平等でありますが、国家としてのGDPはいつまでも大きくなりません。なぜならばGDPを拡大する牽引力はあくまでも生まれた時の才能に磨きをかけ指導力のある少数の人たちであるにもかかわらず、同じ給料で生活レベルも同じであれば誰も仕事をしません。自分の懐に富が入ることによってエゴなる遺伝子を満足させるしか人間は頑張らないので、当たり前のことであったのです。

 この真実を知っていた鄧小平は、1978年に毛沢東が死んだ直後から普通の人のための共産主義と同時に、特別に優れた才能の持ち主のための資本主義もやりだしました。鄧小平は、資本主義をやるための経済特区として沿海地域の深圳(しんせん)、珠海(しゅかい)、厦門(アモイ)、汕東(スワトウ)の4地区で改革開放、つまり自由に能力のある人たちに資本主義をやらせ始めたのです。ということは、鄧小平は遺伝学を勉強しなくても、優秀な人間と優秀でない人間の両方を満足させるシステムは何かということを知っていたのです。言い換えると、一国二制度という新しい国家システムを作り始めたのです。これこそ純粋共産主義であるマルクス主義を進化させたのが鄧小平であったのです。

 人間の才能は生まれた時の遺伝子で全てが決まっていますので、資本主義社会においてはエゴなる遺伝子は自分自身だけの快楽だけを求めて頑張りますが、とりわけ頭の優れた才能のある人たちは、欲を満たすために頑張り始めます。人間の才能は正規分布しますから、しかも文明や文化の歴史が長く、後天的な知能の進化も考慮すると、やはり中国人が頭のいい金儲けの上手な人が一番多かったのです。改革開放以後20年も経たないうちに中国は日本を追い越し、かつアメリカをいずれ追い抜くというレベルにまで伸びていってしまったのです。すると世界覇権を握っていたアメリカが、国家的嫉妬を中国に対して感じ始めました。

 資本主義の国は元来金を儲けられる才能を持った人たちのために自由競争があり、生まれつき才能がない人がいくら頑張っても金儲けや地位の獲得の競争において頭のいい人には勝てません。一方、共産主義は頭の良い人がいくら頑張っても給料は一緒ですから、誰が頑張るでしょうか?誰も頑張りません。しかし不平等がでないので、一番多い一般大衆は大いに満足します。ところが一国二制度、つまり土地が国家のものであり、かつ兆円単位の大金を稼いだとしても、生きるために不必要なお金は国家が奪い取る制度です。残りの衣食は消費財ですから富として蓄積することはできません。共産主義という制度は、本来は土地共有主義と変えるべきであり、共に資産を持ち合う主義と意味で使われているのですが、本当の資産は土地であるからです。実際人間が生きるために必要なお金は、現在、かつ未来においても、衣食住がどんなときも満たされれば十分だと思いませんか?

 一国二制度で金を儲けた人は、土地を海外で買いあさるようになっていきます。しかも中国における会社の半分以上は国有会社であります。個人で才能のある人は自分で会社を作って金儲けの才能を発揮していきますが、儲けすぎたお金は国のものになり、そのお金を国有会社や私的な会社に投資し、真面目で才能のない一般大衆が食いっぱぐれのないように、一般大衆の生活を支えるために使われるのです。この一国二制度をアメリカの金持ちは共産主義と非難していますが間違いです。なぜ非難するのかはお分かりでしょう。何千億円以上も不必要なお金を持っているアメリカ人は何千人もいます。彼らは貪欲病という病気にかかっており、自分たちがアメリカの貧困を生み出していることに気がつかないのです。アメリカのみならず世界中の大富豪の26人が持っている資産と、ビリから数えて38億人が持っている合計資産が同じである、などという馬鹿げた不平等が資本主義の実態であることはご存知ですね。貧困をなくすためには26人の大富豪の余った巨大なお金を分けてあげれば、この世から中国と同じように貧困が一切なくなってしまうでしょう!アッハッハ!

 例えば、中国で一番金持ちなのはアリババの創業者で社長であったジャック・マー(馬雲)という人です。日本で2番目の金持ちなのはソフトバンクの会長であり社長である孫正義さんです。孫正義さんはアリババができた時に20億円分の株を買いとってあげました。その株が8兆円まで膨れ上がりました。つまり株価が4000倍になり、アリババは中国一の大会社になってしまいました。ジャック・マーは5兆円近くの資産を持っていますが、5兆円以上稼ぐと国に全て持って行かれてしまうので、アリババの社長を辞めました。ジャック・マーもアメリカのアマゾンのジェフ・ベゾスよりもはるかに儲けたはずですが、いくら儲けても国がとっていくものですから、彼は去年の9月に慈善事業家と教育に邁進するためにアリババの社長を辞めたのです。私が思うに、ジャック・マーの最高の慈善事業は、社長を辞めずに世界中を相手にどんどん稼ぐまくり、稼いだお金を才能のない真面目な社会に迷惑をかけない中国の国民に分け与えることではないでしょうか?やはり人は自分の所有欲、万能欲、中国一の金持ちという思いのために慈善事業という偽善を持ち出したのかもしれませんね。アッハッハ!

 何兆円以上も持っている人は何のためにさらに稼ごうとするのでしょうか?不思議でたまりません。その答えは簡単です。資本主義は人間よりも大事なものはお金であるからです。人間は自分自身が一番かわいくて、というよりも自分の遺伝子が一番かわいいのです。その遺伝子を半分持った子供たちもかわいいのは言うまでもありません。他の子供は自分の遺伝子が伝わっていないのでどうでもいいのです。人間の全てを決定するのは遺伝子と言っても過言ではありません。なぜならば、お金を稼ぐのも稼げないのも遺伝子が決定するからです。遺伝子はそもそも何回も言い続けていることですが、自分の遺伝子を持っている人間である自分そのものだけの快楽を増やすために存在しているのです。従って、金を持てば、あらゆる自分の遺伝子が求める快楽を満たすことができるので、遺伝子の欲望は無限大なのであります。私も含めて金のない人間は衣食住が十分であればそれ以上必要はありませんが、何兆円も持っている人は自分が世界で一番金持ちであり、史上最高の金持ちであると思い込むことが、遺伝子が一番満足してくれるのでしょうか。アッハッハ!一度ジャック・マーに会える機会があれば質問してみたいと思っていますが。アッハッハ!

 古来から我々ホモサピエンスの悩みは2つありました。それは、病気と貧困です。貧困は金さえあれば一挙に解決します。ところが資本主義の目的である金の取り合いをやる戦いは自由競争です。ところが生まれつき才能のない人はいくら頑張っても才能のある人には勝てません。教育の目的は自分の持っている才能を最大限伸ばすことです。ところが記憶力、理解力、頑張る力、知的興味の強さ、想像力、音楽や美術などの芸術的な能力、運動能力、全てに差があります。従って、7歳から一斉に教育を始め18歳までの勉強を続けても、必ず差が出ます。ところが資本主義は努力の差で生まれると断定してしまいます。同じ努力をしても差が生まれるにもかかわらずです。これを認めない限りは、資本主義のあらゆる矛盾は解決できません。だからこそ中国の鄧小平は一国二制度、つまり国家資本主義をやり始めて大成功してしまったのです。これを世界中の資本主義国家の金持ちどもは恐れをなし、嫉妬し始めたのです。アメリカが資本主義の牙城ですから、中国の一国二制度に負けてしまうと立つ瀬がないので、まず中国が儲けることができないように米中貿易戦争を始めました。ところがこれだけいじめても中国はのらりくらりと彼のいじめを乗り越えようとしているので、業を煮やして中国に新たなる生物学戦争をし始めたと考えています。うまくいけば今年の11月の2期目のアメリカ大統領選に当選する個人的な欲望を満たすことが可能と考えたからであります。

 昔、知能検査という生まれつきの能力の差を見る検査がありましたが近頃は一切やりません。なぜでしょうか?それは生まれた時の才能を見るよく考えられた検査ですから、知能検査の優劣がその人の知的な遺伝子の優劣を明白にするものですから、知能検査は一切行われなくなりました。しかし進学塾では塾の優劣のコースを決めるために必ず行います。進学塾の経営者は能力のない人がいくら頑張っても東大や京大は無理だということがはじめからわかっていると考えているので知能検査をするのです。能率の良い金儲けができる塾の経営を行うためには、やはり東大医学部や東大医学部に入らせるために差別教育をしなければ高額な授業料を受け取る塾の存在価値がなくなってしまうので、能力に合わせた差別教育をやらざるを得ないのです。

 資本主義は格差をつけるために不平等を実現するために存在するものです。資本主義における勝者は元々優れた才能を持っている人であり、いくら努力しても敗者にならざるをえない人には過酷なものです。しかし生まれた時の才能の違いこそが貧困を生み出しているということをまず認めなければ劣った才能を持って生まれた人の責任ではないわけですから、社会に迷惑をかけない限りは、人間は知能の優劣にかかわらず全ての人が幸せになるべきなのです。

 例えば今回のコロナ騒ぎで中国は武漢を完全にロックダウンしました。5000万人の武漢の市民に、コロナに感染しないように家から出るなとか、家に留まれとか、武漢市から一切外へ出るなとか、外部から人を入れるなと完璧なstay homeをやらせました。仕事もできなくなったにもかかわらず、武漢の人々は飯を食う心配は何ありませんでした。それは国家資本主義ですから、国と人民と土地と支配者は一体化しているので、国や仕事が一時的になくなったとしても補償してくれるので、飯が食えないという話は武漢から一言も漏れることはなかったのです。さらに例えば外食やホテルなどの資本主義をやって衣食住に困った人に対しては、大金持ちからお金を無理やりジャック・マーのように収めさて、貧乏な人に回せば良いだけの話だからこそ、全てが資本主義である日本ほど飯を食うことの問題は生まれてこないのです。

 一方、日本を初めとする資本主義社会のロックダウンは何をもたらしているでしょうか?それは、外食産業のオーナーは儲からないうえに従業員も給料がもらえないという問題が出てきます。国は赤字財政であるにもかかわらず、100兆円200兆円を援助するということになります。例えば1人10万円ずつあげますと。といってもコロナ騒ぎは永遠に続くのでいつか国家財政は破綻してしまいます。こんな時に1000億円以上の資産を持っている人から使い切れないお金を、無理やり法律を作って奪い取り、国のものにして、中国のように衣食住がままならない人に回せばなんの問題もないのです。生きるために不必要すぎるお金は真面目な大衆のものにすれば、それこそ地上の天国が生まれるでしょう。

 共産主義革命はなぜ血を流さざるを得ないのでしょうか?それは1000億円以上持っている人からお金を回収して貧困な人に回すので、国が大金持ちにお金を国家に渡して下さいと言っても、誰も渡さないからです。そのような政策が仮にできたとしても、大金持ちは自己の遺伝子の欲望を奪われることになるので、必ず反革命をするに決まっているからです。しかも大金持ちは自分一人で稼いだわけではないのです。資本論に書いているように労働者から搾取をすることによってお金を稼ぎ、金が金を生むというシステムが資本主義の本質ですから、誰もが欲しがるけれども必要のないお金をさらにどんどん設けて悦に入っているだけです。

 中国はまずはマルクスが言うように、革命をやって何千年も続いた大土地所有者の土地を国のものにするために1949年に完全に大金持ちの大土地所有者をなくしてしまいました。ところが共産主義では国の総額としてのお金、つまりGDPが全然増えません。だからこそ、鄧小平はマルクスの資本論の理論をさらに発展進化させて、一国二制度いわゆる国家資本主義に変えて、どんどんGDPを増やし金持ちになっていったのは既に述べました。

 例えば、2019年の中国から海外に出た観光客は何人だかご存知ですか?1億6000万人です。例えば日本はインバウンドという観光客が3200万人訪れました。そのうち1000万人が中国人であり、500万人が韓国人でありました。合計1500万人は全体の3200万人の4割5分に当たります。ちなみに日本がバブル経済であった1980年代の後半頃に外国旅行して爆買いした観光客は何人ぐらいいるでしょうか?2000年の1700万人が一番多かったのです。国民の幸せ度は海外旅行者数が一つの指標となります。毛沢東が政権を握っていた30年間は、中国人の海外旅行者は誰もいなかったことを思い起こしてください。2020年のコロナ騒ぎで1億6000万人の中国人の旅行者のみならず、すべての海外旅行者がほぼ皆無となってしまったので、世界中の観光産業が大打撃を受けてしまうのは当然でしょう。

 それでは、アメリカのトランプ大統領は、武漢のウイルス研究所が遺伝子組み換えをした新新型コロナウイルスがアクシデントで漏れ出てしまって世界的なパンデミックになったので、訴訟を起こし賠償金を取ると言い出しています。一方、中国はウイルス研究にはるかに優秀で、しかもバイオ-ウェポン(バイオ兵器)となる新新型コロナウイルスアメリカが作ってまき散らしたと反論しています。

 5/7の日経の夕刊には、米軍トップの統合参謀本部議長であるミリ議長は、『新新型コロナウイルスの発生原因についてはわからない』というニュースが出ていました。一方、トランプ大統領やポンペオ国務長官は、武漢が発生原因であるという多くの証拠があると言っているにもかかわらずです。近いうちにミリ議長はクビになるかもしれませんね。なぜならトランプ大統領に反抗する高官は全て辞めさせられているからです。

 一方、5/7の朝日の夕刊には、中国外務省の華報道局長は6日の記者会見で、トランプ米政権が新新型コロナウイルスの発生原因を武漢のウイルス研究所だと主張していることについて、『証拠があるというなら示してほしい。それを出せないのはそもそも証拠がないからだ』と反論しました。さらにWHOの感染症専門家のマリア・ファンケルクホーフェ氏は6日の記者会見で、WHOと中国の専門家による2月の調査報告書が『動物由来とされるウイルス起源とヒトに感染させた経緯を調査するよう勧告した』と指摘しました。と同時に、『ウイルスの起源を把握できなければ再発を防止することは難しい』と述べました。

今日はここまでです。2020/05/07

、SARSのパンデミックが中国で起きました。SARSはsevere acute respiratory syndromeの略語であり、日本語では重症急性呼吸器症候群と訳します。元来、コロナウイルスは、ライノウイルスや、アデノウイルスや、コクサッキーウイルスや、レオウイルスと同じように、普通は冬に流行り風邪を起こしてもすぐに自分の免疫で治すことができるウイルスに過ぎなかったのです。ところがRNAウイルスであるコロナウイルスが、RNAの遺伝子を突然変異してしまったのです。元来、SARSを起こすウイルスは、コウモリがreservoir host(病原体保有動物)であったのですが、ヒトにも感染することができるように突然変異したと言われました。つまり、人畜共通のウイルスに変異してしまったというわけです。ところがその後の研究で、ヒトからヒトにしか移らないということがわかりました。

 それでは最初にSARSのウイルスにかかったのは誰で、どうやってかかったのでしょうか?それは人為的にコロナウイルスの遺伝子を操作して、誰かが中国にばらまいたと考えるしかありません。現代の遺伝子工学の技術を用いれば、ウイルスの遺伝子を削除したり新たに挿入したり変えることほど簡単なことはないのです。大学の理科系の生物応用科や化学応用科でも30年以上前から学生の必修科目でした。どの国がバイオウォーの研究について一番歴史が古くて進歩しているのかご存知ですか?まさにアメリカです。

 日本の傀儡政権である満州国が1932年に作られ、1940年に生物学兵器を作り始めたのが、石井中将がトップを務める731部隊であります。ところが1945年に日本が敗戦した時にアメリカが生物学兵器である細菌などの人体実験のデータを全て持ち帰りました。この時の研究データを全て提出することによって石井部隊の犯罪は免責されたのです。このときから75年間にわたり、アメリカは本格的な生物学兵器を研究したのです。この成果の一つがSARSといわれる新型コロナウイルスであったのです。

 現在猛威を振るっている2019年新型コロナウイルス(新新型コロナウイルス)は、実は結論から言うと、アメリカがインフルエンザとエボラ出血熱ウイルスとAIDSウイルスの遺伝子をコロナウイルスの遺伝子に入れ込んだのです。新聞を読むと、アメリカの元CIA長官であった国務長官であるポンペオは中国が作ったといい、一方、中国の外務省の趙立堅報道官はアメリカが作って武漢にばらまいたと言い合いをしております。ちなみに、武漢のウイルス研究所は2018年にフランスのサポートで初めて作られた極めて新しい研究所であることを知っておいてください。

 現代の新新型コロナウイルスは、先に述べたように3つのRNAウイルスであるインフルエンザとエボラ出血熱ウイルスとAIDSウイルスの遺伝子がコロナウイルスの遺伝子に挿入されたので、新新型コロナウイルスと言えるのです。国際的には3つの言い方があります。COVID-19、2019-nCoV、SARS-CoV-2の3つです。

 それでは、3つの遺伝子が挿入されたことはどうして証明されるのでしょうか?まず抗インフルエンザウイルス剤であるアビガンが効くということ、そして抗エボラ出血熱ウイルス剤であるレムデシビルが効き、抗AIDSウイルス剤であるカレトラが効くからです。カレトラは抗AIDSウイルス剤であるリトナビルとロピナビルの合剤です。

 それでは、なぜCOVID-19ウイルスに対してワクチンが出来ないのでしょうか?それは、インフルエンザにしろ、エボラ出血熱にしろ、AIDSにしろ、ワクチンが出来ていないからです。ちょうどヘルペスウイルスに似ています。なぜならば、ヘルペスウイルスは抗体ができても感染した細胞の中にエピゾームで隠れることができ、しかも免疫を避けることができ、(どのようにヘルペスが免疫を避けることができるかはこちらを読んでください)免疫が下がった時にのみ増殖し、増えた時にキラーT細胞やNK細胞に増殖したヘルペスを認識できるのですが、免疫が下がっている時にはキラーT細胞やNK細胞は認識できないのです。ややこしいでしょうがついてきてください。普通は抗体ができればワクチンも作れるはずなのですが、実はヘルペスに対してもワクチンが出来ないのはご存知ですね。ヘルペスは一度かかっても免疫が落ちた時に、再感染も再活性化も好き勝手に行われているのです。

 COVID-19に入れ込まれたAIDSウイルス(HIV)は、RNAウイルスでも特別なRNAウイルスで、レトロウイルスと呼ばれるウイルスなのです。なぜレトロウイルス(retrovirus)と呼ばれるかというと、RNAをDNAに変えるreverse transcriptase(逆転写酵素)という酵素を持っているからです。Reverseの“re”とtranscriptaseの“tr”の頭文字をとった“retr”からretrovirusというのです。このレトロウイルスは、DNAを作ると感染した細胞のDNAに自由にこっそり入り込み、一本鎖RNAが二本鎖DNAに変換され、その後、二本鎖DNAは宿主細胞のDNAに組み込まれ、プロウイルスと呼ばれる状態になります。プロウイルスは恒常的に発現している状態となっており、ウイルスRNAやメッセンジャーRNAが次々と合成されていくのです。メッセンジャーRNAはウイルス蛋白を合成させ、完成したウイルスは宿主細胞から発芽していくのですが、新たに作られたウイルスRNAは、最初のRNAとは全く異なったRNAになってしまうのです。つまり、AIDSのウイルスが人体に入った時に免疫が認識したRNAが全く違ったRNAになってしまうので、ワクチンなどができるはずもないのです。ちょうどまともなインフルエンザワクチンが永遠に作られないように、AIDSウイルスのRNAに対するまともなワクチンができないので、COVID-19が運び続けるAIDSウイルスの一部のRNAに対してワクチンは極めて作りにくいのです。

 ここでアメリカの資本主義は、中国の共産主義・資本主義(国家共産主義)のシステムに必ず敗北してしまう理由を詳しく書きましょう。

 戦争は必ず強い国が弱国をやっつけるために行うのです。現在アメリカと中国の米中貿易戦争が米中生物学戦争に移行しただけです。これはギリシャのスパルタとアテネのペロポネソス戦争(紀元前431年〜紀元前404年)と似ています。スパルタはまさに軍事政権であったのですが、豊かで高度な文化国家であるアテネが強い軍事力を保持するようになって最後はペロポネソス戦争が起こり、ギリシャ文明が崩壊していくのと似ています。アメリカと中国がバイオウォーを始めとする様々な形の戦争をやり続けると世界は滅びます。コロナウイルスは絶対にワクチンが出来ないので、現代世界は未来がなくなるでしょう。予言しておきましょう。繰り返しになりますが、新新型コロナウイルスは3つのRNAウイルスであるインフルエンザとエボラ出血熱ウイルスとAIDSウイルスの遺伝子が人為的に挿入されたためです。とりわけAIDSウイルスはレトロウイルスといわれるウイルスであり、このウイルスは変異が自由に起こるので、ワクチンが絶対に作れないからです。

 第一次世界大戦後、イギリスから世界を支配する覇権を奪ったのはアメリカでした。アメリカはその後100年近くパックス・アメリカーナといわれる超大国アメリカ合衆国の覇権によって形成されたアメリカによる世界平和を続けてきました。ところが1959年にロシアに続いて共産主義国家である中国が1978年に毛沢東が死んですぐに、鄧小平が共産主義と同時に資本主義もやりだしました。言い換えると、一国二制度という新しい国家システムを作り始めたのです。そもそも共産主義は、マルクスが資本主義社会における無産階級が属するプロレタリアートの大多数の不幸な人間のみじめさを解決するには、資本主義を有産者階級であるブルジョアの有産階級の支配から変えるための理論を1867年に出版され始められた資本論が出版されました。1917年にロシアではレーニンの指導のもとでボルシェビキ革命が成功し、ソビエト連邦が75年間続きました。

 一方、中国は1949年に資本主義を続ける国民党の蒋介石を台湾に追いやり、共産主義の中華人民共和国を作りました。30年間、毛沢東は中国全土の土地を人民の所有にし、30年間共産主義をやったのですが、一向に国民は豊かになりませんでした。そこで原始共産主義が資本主義に変わっていない何千年という何千年も資本主義が続いたので、人間の心を変えなければ完璧な共産主義はできないと考え、中国人の頭と心を変えるために文化大革命をしたのですが、うまくいくはずはありません。なぜならば、人間の頭脳というのは、エゴなる遺伝子によって支配されていますから、人民のためや他人のために生きるというこころに変えるための文化大革命が成功するはずもなかったのです。確かに中国共産党が支配した毛沢東の30年間に誰一人として金持ちは生まれなかったのですが、能力のある人もない人も同じ給料で平等でしたが、貧乏人の集まりであり世界最貧国の一つに数えられました。

 そこで毛沢東が死んだ1978年の直後から、経済特区として沿海地域の深圳(しんせん)、珠海(しゅかい)、厦門(アモイ)、汕東(スワトウ)の4地区で改革開放、つまり資本主義をやらせ始めたのです。人間の才能は生まれた時の遺伝子で全てが決まっていますので、資本主義社会においてはエゴなる遺伝子は自分自身だけの快楽だけを求めて頑張りますが、とりわけ頭の優れた才能のある人たちは、欲を満たすために頑張り始めます。人間の才能は正規分布しますから、しかも文明や文化の歴史が長ければ長いほど、後天的な知能の進化も考慮すると、やはり中国人が頭のいい金儲けの上手な人が一番多いのです。改革開放以後20年も経たないうちに中国は日本を追い越し、かつアメリカをいずれ追い抜くというレベルにまで伸びていってしまったのです。すると世界覇権を握っていたアメリカが、国家的嫉妬を感じ始めました。

 資本主義の国は元来金を儲けられる才能を持った人たちのために自由競争があり、生まれつき才能がない人がいくら頑張っても頭のいい人には勝てません。一方、共産主義は頭の良い人がいくら頑張っても給料は一緒ですから、誰が頑張るでしょうか?誰も頑張りません。しかし不平等がでないので、一番多い一般大衆は大いに満足します。ところが一国二制度、つまり土地が国家のものであり、残りの衣食は消費財ですから富として蓄積することはできません。共産主義という制度は、本来は土地共有主義と変えるべきであり、共に資産を持ち合う主義と意味で使われているのですが、本当の資産は土地です。

 一国二制度で金を儲けた人は、土地を海外で買いあさるようになっていきます。しかも産業は国有会社が半分以上であり、個人で才能のあるひとは自分で会社を作って金儲けの才能を発揮していきますが、儲けすぎたお金は国のものになり、そのお金を国有会社に投資し、一般大衆の真面目ですがそれほど才能のない一般大衆の生活を支えるのです。例えば、中国で一番金持ちなのはアリババのジャック・マーという人です。日本で2番目の金持ちなのはソフトバンクの会長であり社長である孫正義さんです。孫正義さんはアリババができた時に20億円分の株を買いました。その株が8兆円まで膨れ上がりました。株価が4000倍になり、中国一の大会社になってしまいました。ジャック・マーは5兆円近く持っていますが、5兆円以上稼ぐと国に全て持って行かれてしまいました。ジャック・マーもアメリカのアマゾンのジェフベゾスよりもはるかに儲けたはずですが、いくら儲けても国がとっていくものですから、彼は去年の9月に慈善事業家と教育に邁進するためにアリババの社長を辞めてしまいました。私が思うに、ジャック・マーがさらにお金を稼ぎ、そのお金を才能のない真面目な国民に分け与えるほどの慈善事業はないと思います。

 何兆円以上も持っている人は何のためにさらに稼ごうとするのでしょうか?不思議でたまりません。その答えは簡単です。資本主義は人間よりも大事なものはお金であるからです。人間は自分自身が一番かわいくて、というよりも自分の遺伝子が一番かわいいので、その遺伝子を半分持った子供たちもかわいいのは言うまでもありません。遺伝子というのは、全てを決定します。自分の遺伝子を持っている人間の快楽を増やすために存在しているのです。従って、金を持てば、あらゆる遺伝子の求める快楽を満たすことができるので、遺伝子の欲望は無限大なのであります。私も含めて金のない人間は衣食住が十分であればそれ以上必要はありませんが、何兆円も持っている人は自分が世界で一番金持ちであり、史上最高の金持ちであると思い込むことが、遺伝子が一番満足してくれるのでしょう。

 古来から我々ホモサピエンスの悩みは2つありました。それは、病気と貧困です。貧困は金さえあれば全て無くなります。ところが資本主義は金の取り合いをやる戦いは自由競争です。ところが生まれつき才能のない人はいくら頑張っても才能のある人には勝てません。教育の目的は自分の持っている才能を最大限伸ばすことです。ところが記憶力、理解力、頑張る力、知的興味の強さ、想像力、音楽や美術の細胞、運動能力、全てに差があります。従って、7歳から一斉に教育を始め18歳までの勉強を続けても、必ず差が出ます。

ところが資本主義は努力の差で生まれると断定してしまいます。同じ努力をしても差が生まれるにもかかわらずです。これを認めない限りは、資本主義のあらゆる矛盾は解決できません。

 昔、知能検査という生まれつきの能力の差を見る検査がありましたが近頃は一切やりません。なぜでしょうか?それは生まれた時の才能を見る検査ですから、知能検査の優劣がその人の知的な遺伝子の優劣を明白にするものですから、知能検査は一切行われなくなりました。しかし進学塾では優劣のコースを決めるために必ず行います。進学塾は生徒の能力に初めから差があることがわかっているので、能率の良い塾の経営を行うためにはやはり東大医学部や東大医学部に入らせるために差別教育をしなければ塾の存在価値がなくなってしまうので、能力に合わせた差別教育をやらざるを得ないのです。

 資本主義は格差をつけるために不平等を実現するために存在するものです。資本主義における勝者はもともとうぐれた才能を持っている人であり、いくら努力しても敗者にならざるをえない人には過酷なものです。しかし生まれた時の才能の違いこそが貧困を生み出しているということをまず認めなければ劣った才能を持って生まれた人の責任ではないわけですから、社会に迷惑をかけない限りは、人間は全て幸せになるべきなのです。

 例えば今回のコロナ騒ぎで中国は武漢を完全にロックダウンしました。家に留まれと5000万人の武漢市から外へ出るな、もちろん外部から人を入らせてはいけないと完璧なstay homeをやらせました。仕事もできなくなったにもかかわらず、武漢の人々は飯を食う心配は何ありませんでした。それは国家資本主義ですから、国と人民と土地と支配者は一体化しているので、国や仕事が一時的になくなったとしても補償してくれるので、飯が食えないという話は武漢から一言も漏れることはなかったのです。衣食住に困った人に対しては、大金持ちからお金を無理やりジャック・マーのように収めさて、貧乏な人に回せば良いだけの話だからです。

 一方、日本を初めとする資本主義社会のロックダウンは何をもたらしているでしょうか?それは、外食産業のオーナーは儲からない従業員も給料がもらえないという問題が出てきます。国は赤字財政であるにもかかわらず、100兆円200兆円を援助するということになります。例えば1人10万円ずつあげますと。といってもコロナ騒ぎは永遠に続くのでいつか国家財政は破綻してしまいます。こんな時に1000億円以上の資産を持っている人から使い切れないお金を法律を無理やりつくって、国のものにして、中国のように衣食住がままならない人に回せばなんの問題もないのです。

 共産主義革命はなぜ血を流さざるを得ないのでしょうか?それは1000億円以上持っている人からお金を回収して貧困な人に回すので、国が下さいと言っても誰もくれないからです。そのような政策が仮にできたとしても、大金持ちは必ず革命をするに決まっているからです。しかも大金持ちは自分一人で稼いだわけではないのです。資本論に書いているように労働者から搾取をすることによってお金を稼ぎ、それが金が金を生むというシステムが資本主義の本質ですから、さらに誰もが欲しがるけれども必要のないお金をどんどん設けて悦に入っているだけです。

 中国はまずはマルクスが言うように、革命をやって何千年も続いた大土地所有者の土地を国のものにするために1949年に完璧に仕上げました。ところが共産主義では国の総額としてのお金、つまりGDPが全然増えません。だからこそ、鄧小平はマルクスの資本論の理論をさらに発展進化させて、一国二制度いわゆる国家資本主義に変えて、どんどんGDPを増やし金持ちになっていったのです。例えば、2019年の中国から海外に出た観光客は何人だかご存知ですか?1億6000万人です。例えば日本はインバウンドという観光客が 3200万人訪れました。そのうち1000万人が中国人であり、500万人が韓国人でありました。合計1500万人は全体の3200万人の4割5分に当たります。ちなみに日本がバブル経済であった1980年代の後半頃に外国旅行して爆買いした観光客は何人ぐらいいるでしょうか?2000年の1700万人が一番多かったのです。国民の幸せ度は海外旅行者数が一つの指標となります。毛沢東が政権が握っていた時は海外旅行者は誰もいなかったことを思い起こしてください。2020年のコロナ騒ぎで1億6000万人の中国人の旅行者のみならず、すべての海外旅行者がほぼ皆無となってしまったので、世界中の観光産業が大打撃を受けてしまうのは当然でしょう。

 今日はここまでです。2020/05/01

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