ガン ガン 理論

キラーT細胞はヘルペスウイルスが感染している大量の癌細胞(増殖過剰細胞)を殺すことが出来るのに何故キラーT細胞は殺しきれないのでしょうか?更新2025.7.22

投稿日:2025年7月23日 更新日:

キラーT細胞はヘルペスウイルスが感染している大量の癌細胞(増殖過剰細胞)を殺すことが出来るのに何故キラーT細胞は殺しきれないのでしょうか?それは長い時間かけて癌細胞(増殖過剰細胞)が増えれば増えるほど同時にヘルペスが人体の細胞内で増殖しすぎた細胞が細胞の中でどんどん増えていくわけで、かついわゆる癌細胞にならないherpes感染細胞も増えすぎているので更にそれに伴って増殖関連遺伝子が変異したいわゆる癌細胞が増えすぎてしまっているので細胞内にherpesが感染している細胞の総計は莫大な数になります。このherpes感染細胞の数に比べてherpes感染細胞のヘルペスを殺してくれるキラーT細胞は極めて少ないのです。ヘルペスが増えていくスピードとヘルペスを殺してくれるキラーT細胞の増殖して2倍になる速度は比べることが出来ないほど少ないからです。さらに骨髄で生まれたナイーブT細胞が胸腺でキラーT細胞の資格となるCD8という補助レセプターを身に着けてリンパ腺に出ていくのですが極めて数少ないherpesを認識できる選ばれたナイーブキラーT細胞でなければ役立たずのナイーブキラーT細胞となるのです。さらにナイーブキラーT細胞が活性化するのにヘルペスウイルスを認識できるAPC,ヘルパーT細胞と、このナイーブキラーT細胞の三者が同じリンパ節が一緒に会合しなければヘルペス感染細胞を殺すことが出来ないのです。一方一個のヘルペスが細胞に感染すると一回の分裂で数百個増えるのは簡単なことなのです。しかも一個の活性化キラーT細胞が殺せるherpes感染細胞はせいぜい時間をかけて数十個と言われ、その後は疲れ切って死んでしまうと言われています。

つまり癌細胞が極めて少ない初期にはそれなりに活性化キラーT細胞の働きも価値があるのですがヘルペスが増えかつherpes感染細胞が増えだしかついわゆる癌細胞がすごい勢いで増えていくと活性化キラーT細胞は圧倒されてしまい無力になってしまうのです。

因みに血液の中の100万個のT細胞のうち、たった1個のT細胞だけがヘルペスウイルスを認識できるだけだというほどにある特定の病原体を認識できるT細胞は極めて少ないのです。T細胞には3種類あってヘルパーT細胞、キラーT細胞、抑制T細胞の三つです。

-ガン, ガン, 理論
-, ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

ストレスとステロイドホルモンの関係について更新2022.4.26

ストレスとステロイドホルモンの関係について詳しく説明しましょう。元来糖質ステロイドホルモンや副腎皮質ホルモンと言われるコルチゾールは短期間のストレスに大切な脳を守るために脳の進化とともに生まれたのです …

no image

難病のアミロイドーシスとは何でしょうか?更新2025.7.23

難病のアミロイドーシスとは何でしょうか?原因はヘルペスですから原因が明確ですから根本治療ができます。認知症の一種であるアルツハイマー病は、限局性アミロイドーシスの一例です。アルツハイマー病では、脳にア …

no image

人間は糖質がなくても生きていけるのは何故でしょうか?更新2025.1.22

人間は糖質がなくても生きていけるのは何故でしょうか?癌は糖質が癌細胞に奪われてしまうので「癌死する」と言われていますが間違いなのです。その理由は何でしょうか? 炭水化物である糖質は五大栄養素の一つです …

no image

人体の組織の正しい分類法 〜脂肪組織〜 2020.6.19更新

脂肪組織の構造、脂肪細胞の構造 皆さん、脂肪や脂肪細胞や脂肪組織という言葉から連想されるのは、単純に食べた脂肪や、摂りすぎた糖分が脂肪になって、皮下脂肪や内臓脂肪になって太って格好悪いというイメージし …

no image

IgM抗体は一体何者なのでしょうか?更新2023.7.2

IgM抗体は一体何者なのでしょうか?    ご存じのように、Bリンパ球が形質細胞に分化して作られるImmuno-globulin(略してIgで、訳して抗体として働く蛋白)には5種類(クラス)があります …