前回の続きです!!初めての方はここから読んで下さい!!
癌はどのように転移するのか?転移とは何か?がん細胞が体の中に細胞のかたまりを作って原発巣に留まって増殖してる時は手術で取り除くことが可能で切除することによって完全に直ります、と言われていますが実際はこれは嘘です。この言葉には数多くの嘘が隠されています。その嘘を一つずつ列強しましょう。
まず一つ目は癌細胞が原発巣にとどまり続けているかどうかは神のみぞ知るという世界ですから世界中の癌外科医で手術可能な癌は手術すれば癌は二度と再発は無いと保証できる癌外科医は誰もいません。つまり「手術でherpes癌は取り切れるので治る」と言い切れる外科医が世界の何処にいるでしょうか?二つ目は手術で切除しているのは癌を作ったのは癌ウイルスであるヘルペスですから原発巣を切除するというのはヘルペスが感染している集団の癌細胞巣の目で見える部分だけを除去したに過ぎず、しかも癌になった人は免疫が落ちすぎてherpesが原発巣以外に知らぬ間に血管を通じてあちこちの多くの細胞に感染してその細胞の遺伝子を知らぬ間に癌化させているからです。
癌関連遺伝子の二つが癌化してしまったヘルペスが感染細胞ですから癌細胞は分裂・増殖するたびにherpes感染癌細胞が2倍、4倍、8倍、16倍・・・・と指数関数的に無限に増えていくだけですから増えれば増えるほど浸潤、播種、転移が進行してしまい癌細胞が圧倒的に正常細胞を凌駕してしまい全身が癌細胞だらけになってしまうのです。しかも現代の癌三大標準医療を受けている患者の免疫も無限に低下していきますから益々herpesも指数関数的に増えていくのでヘルペスと免疫との戦いが生じ炎症による痛みを人体のあらゆる組織にあるポリモーダル自由神経終末受容器が痛みとして感じるので最後は癌による痛みではなくherpesとによる炎症の痛みが耐えきれなくて最後は癌疼痛緩和医療でこの世とのおさらばとなってしまうのです。
癌の終末期の癌疼痛緩和医療とは何でしょうか?がん疼痛とはがん性疼痛とされていますが、実は癌が原因の疼痛はこの世には存在しません。癌の原因であるヘルペス性疼痛です。何故ならば癌自体自身そのものは生きた病原体ではないので炎症が起きないので痛みは起こさないからです。この痛みこそherpesによるものです。がん患者に生じる4種類痛みのすべてが含まれると言われていますが①がん自体の腫瘍の浸潤や増大、転移などが圧迫痛の直接の原因となっていると言われていますが圧迫痛と言う感覚受容体は存在しないからです。しかも癌細胞自身は柔らかい組織であるからです。②術後の傷の痛みや術後の治りきらない慢性疼痛や、化学療法による感覚神経障害に伴う疼痛などの間違ったがん治療に伴って生じる侵害疼痛ですからこの痛みは医者が作った痛みですから医原現病です。③間違ったがん治療に関連した長期臥床に伴う腰痛、リンパ浮腫、褥創など痛みも癌そのものから生まれた痛みではないのです。④がん患者に併発したがんに関連しない疾患による痛みである変形性脊椎症、片頭痛など)の四つに類されていますが、この四つの痛みは間違った癌を治せない癌治療から生じたものですからすべて四つともがん性疼痛ではないのです。言い換えると癌の原因治療は抗ヘルペス剤と漢方煎じ薬を投与すれば痛みは癌治療では絶対に生じないどころは癌を治すことが出来るのです。
ポリモーダル受容器とは何でしょうか?ポリモーダル受容器(polymodal‐receptor)は,多くの種類(poly-modality)の侵害刺激に反応する受容器である。この受容器は,侵害容器として,細胞が破壊される痛みを感ずるような機械,熱及び化学発痛物やherpesのようなウイルスなどの炎症の刺激応答する受容器です。またこのポリモーダル受容器は,炎症時に生成される種々のプロスタグランディン等生理活性物質によっても顕著に反応性が増大します。またこのポリモーダル受容器は,感覚受容器としてだけではなく,興奮すると受容器末端から化学伝達物質が放出され,血管の透過性を高め神経性炎症を引き起こします。さらにはポリモーダル受容器の興奮が反射性の呼吸活動の促進や循環系の修飾効果をもたらすことから,この受容器は体性感覚系ばかりでなく自律神経系,内分泌系への入力として働いているのです。一方,この受容器の形態学的構造には特徴がなく,全身の組織に分布している末梢神経線維の終末部位が受容器としての働きを行なっている侵害性自由神経終末(free‐nerve‐endings)なのです。この侵害性自由神経終末(free‐nerve‐endings)の分布は全身の皮膚,筋,筋膜,神経線維のみならず、すべての内臓などの諸組織に及んでいます。ヘルペスウイルスはすべての組織のあらゆる細胞に感染しているのでこの侵害性自由神経終末(free‐nerve‐がendings)にも感染しているのでヘルペスウイルスによる痛みとして感じとれるのです。
しかしヘルペスは免疫が高い時には免疫が落ちるまでじっと潜伏して分裂して自分の子供であるビリオンを増やすチャンスをうかがっているのですが患者自身のストレスや医者の間違った三大がん治療で免疫を抑えられると数多くの感染細胞が分裂するときにウイルス自身も自分の遺伝子の複製とウイルスの合成を一個だけではなく数10個一斉にやり始めるのです。数多くの感染細胞で合成されたherpesウイルスの子供たちであるビリオンがヘルペス感染細胞より細胞外に放出される時点で潜伏期は終了して増殖期に突入してしまうのです。herpesに感染している個々の細胞からは、トータルで数個から数十個から数百個のウイルスが次々と放出されて、数多くのherpes感染細胞から分裂・増殖期に数千個に及ぶビリオンを産生してしまうこともあるのです。
細胞外へビリオンが放出される経路は主に血液やリンパであり、また隣接した細胞膜からであり細胞の周辺の組織液にも出て周りの細胞にも再び感染していくのです。しかも現代の標準癌医療はすべての患者の免疫を落としてしまうので感染した細胞は潜伏感染なしにストレートに増殖感染となり再び感染細胞で第二の増殖サイクルがはじまり免疫が落ちている癌治療が終わるまで第三、第四と増殖サイクルが行なわれherpesが侵害性ポリモーダル自由神経終末の多くに感染して激痛を止めるために緩和医療でモルヒネなどの麻薬を使わざるを得なくなり無くなり痛みを癌で最後は患者が死ぬまで緩和医療が続くのです。
この繰り返しが無限に行われ癌の原因である癌細胞が分裂増殖して増えた癌細胞にも感染し続けるので益々癌の勢いは原因であるヘルペスが増え続けるので癌を治すためにはherpesを殺すかヘルペスを潜伏感染のどちらかの状態にするかしかないのです。残念ながらロイアル・レイモンド・ライフ博士の治療は禁止されていますので抗ヘルペス剤で増えないようにすると同時に免疫を上昇させる大量の漢方煎じ薬しかないのです。いうまでも癌は怖い病気でもなく治せる病気である論理を完全に理解してもらい癌は死ぬ病気ではないと安心して死の恐怖から解放してもらいたいのです。
癌で死ぬ前の緩和医療で必ず出現する痛みを減らすために用いられる麻薬であるモルヒネはどのようにして免疫抑制をもたらすのでしょうか?モルヒネは,強力かつ有用な鎮痛薬として癌性herpes性疼痛治療の中心的な存在である一方,その免疫学的な抑制による副作用が数多くありすぎます。モルヒネは全身状態の悪化のみならず,キラー細胞やナチュラルキラー細胞(natural‐killer細胞、略してNK細胞)の活性の低下やマクロファージ貧食能などの低下による免疫機構の悪化もあります。
癌性疼痛患者に対するモルヒネ投与は免疫低下のために細菌感染の機会を増す上に、癌の原因であるヘルペスの増殖により癌転移を促進するのです。疼痛を有する患者で疼痛に耐えるために、ステロイドホルモンが増えるので免疫グロブリン産生能などの液性免疫が減弱します。さらにモルヒネ投与によりが液性免疫機能を抑制してしまいます。一方,細胞性免疫も疼痛がストレスホルモンを大量に産生させるために細胞性免疫の主役であるリンパ球が減少するので低下してしまいます。この様にモルヒネ投与により複数のすべての免疫低下の経路が相互に影響し合いながら腫瘍免疫が形成されなくなり,herpes性疼痛を抑制するモルヒネは一時的に痛みが軽減されても癌に対する免疫のみならずherpes感染も急激に増加してしまうのでモルヒネが癌による早死にを招いているのです。現代のがんの三大治療である手術も放射能も抗がん剤もすべて患者さんのためになっていないのです。癌性疼痛は圧迫痛と言われていますが元来、圧迫痛と言う受容体は無いので嘘です。それではこの圧迫痛は何によって生まれたのでしょうか?herpes性疼痛なのです。
癌の原因はロイアル・レイモンド・ライフ博士が実証した癌ウイルスであるのは「herpes」なのです。ロイアル・レイモンド・ライフ博士についてはここを読んでください。何故ならば「癌ウイルス」であるherpesがいなければ正常な細胞の正常な遺伝子にプロウイルスとして自分のゲノムを組み込むことによって同時に正常な遺伝子を癌遺伝子にさせる突然変異が起こるのですが即癌化するわけではありません。癌の原因はタバコ、アルコール、放射線、紫外線、活性酸素などいろいろ巷で喧伝されていますがロイアル・レイモンド・ライフ博士が実証した癌ウイルスを殺して末期癌も完治させました。従って癌の根本原因はタバコ、アルコール、放射線、紫外線、活性酸素、食事、生活習慣、発癌物質などは一切直接には関係がないのです。しかしタバコ、アルコール、放射線、紫外線、活性酸素、食事、生活習慣、発癌物質、ストレスなどが発癌と関わるのは間接的に免疫を落としてherpesが増えてしまうからです。時間があればタバコ、アルコール、放射線、紫外線、活性酸素などが一つ一つがどのように免疫低下とherpes増殖との関わっているかを詳しく解説します。乞うご期待!!既に上の文章で補充しました。
ヘルペスウイルスが二つの癌関連遺伝子を突然に変異をさせて細胞を癌化させるのではなく常に30億対のヌクレオチド(塩基)の2%から成り立っている2万3千個の遺伝子の変異が長い時間をかけてたまたま二つの癌関連遺伝子であっただけなのです。ヘルペスは増殖するたびごとに新しい細胞に感染して、プロウイルスとしてその細胞の遺伝子の中に30億対のヌクレオチド(塩基)の98%の遺伝子変異は日常茶飯事に行われているのですがたまたま二つの癌関連遺伝子ではなかっただけなのです。近い近未来にさらに長寿時代になればなるほど全ての人は癌になるでしょう。何故ならば年をとればとるほど癌の原因であるヘルペスが増えるからです。がんは全く怖い病気ではないのです。かといって原因であるヘルペスが恐ろしいウイルでもないのです。だって癌の原因であるヘルペスウイルスの増殖(分裂)を簡単に抑制できるからです。それどころかロイアル・レイモンド・ライフ博士の至極簡単な「光共振療法」で癌細胞にいる癌ウイルスを殺せば癌よ!さよならですから癌なんか何も怖くないのです司会此の人類を癌からすべて救い出してくれる「光共振療法」がアメリカでは禁止されているとはいったいアメリカと言う国は誰のために存在しているのでしょうか????人間の命よりも金が大事な国ですからどうにもなりません。しかし「大金持ちも癌になるのですよ!!!」
多細胞生物である人の体では細胞の不必要な分裂による増殖は厳しく規制されています。増殖因子の「許可」がなければ細胞は増殖を始めることはできません。何故ならば250種類の細胞がそれぞれ制御されずに自分勝手に増えるとどうなるでしょうか?生命の崩壊しかありません。そこまで増殖しないように監視されても尚増えてくる細胞の集団が癌なのです。ロイアル・レイモンド・ライフ博士が至極簡単な「光共振療法」で癌細胞にいる癌の原因である「癌ウイルス」を殺して治した真実を学び、実はその恐ろしい「癌ウイルス」はヘルペスウイルスであり、あらゆる癌を完治できることを証明しようとしてるのです。
偶発的な自然突然変異の発生する割合は、1回のDNA複製につき、10億個の塩基対あたり約1個です。1遺伝子当たりでみると自然突然変異率は10万分の1から数百万分の1だが、放射線や化学物質の影響によってこの率は上昇すると言われていますが間違っています。しかも癌細胞は遺伝子の不可逆的な変化が一個の正常な細胞の二つの癌関連遺伝子が10万分の1から数百万分の1の確率の二倍で突然変異して癌化することから始まります。この癌化に突然変異が続けて起きることによって癌が生ずるのです。数百万分の1の確率でしか一個の細胞で起こらない一つ目の増殖に関わる遺伝子の上の「癌原遺伝子」が「癌遺伝子」に突然変異がまず起こり、更に二つ目の「抑制癌遺伝子」に偶然にまず生じて一個の癌細胞が生まれます。更にその癌細胞中で同じような突然変異が増殖に関係する遺伝子や抑制癌遺伝子の上に突然変異が偶然に偶然が重なって生じて、正にほとんど奇跡的に生じた細胞が癌なのです。こんな奇跡的な不幸な癌が、世界では二人に一人の割合で偶発的にかつ自然に内発的に生じたと考えられますか????しかも人間のすべてに感染してあらゆる250種の組織の細胞に感染し染色体に侵入できかつ増殖して止めないかつ殺しきれない恐ろしい敵は生命体であるヘルペスしかいないのですが誰も指摘しません。ヘルペスウイルスこそ外的な突然変異を「非奇跡的に」起こし癌を誘因するのです。人体の外から細胞の遺伝子に侵入して増殖することを業にしている癌ウイルスはヘルペスしかないのです。ロイアル・レイモンド・ライフ博士が発見した「癌ウイルス」は正にherpesウイルスなのです。ロイアル・レイモンド・ライフ博士についてはここを読んでください。
偶発的な奇跡的にしか起こらない自然突然変異とは何でしょうか?生物には人間が手を加えない自然状態でも、極めて低い頻度ではあるが突然変異が起り、これを自然突然変異(natural mutation)、または偶発突然変異(spontaneous mutation)という。生物に突然変異を起こさせる誘発突然変異がありこのような物質を変異原,変異原物質,化学的突然変異誘発物質ともいいますが本当の誘発突然変異を起こす犯人はヘルペスウイルスです。また,広く遺伝子に変異を起こさせる物質という意味に使う場合もありこれを広い意味でと言ってよいのですが、形質転換や形質導入を起こさせる物質はヘルペスウイルスしかないのです。この物質の中にはherpes以外のヒトパピローマウイルスやバクテリアファージ(大腸菌に寄生するウイルス)やプラスミド(大腸菌に寄生するDNA)などが含まれます。バクテリアファージやプラスミドは後で説明します。
人間がX線やγ線、紫外線などの放射線や種々の変異原性化学物質、発癌物質など化学物質などを大量に作用させて高率に突然変異を起させることもできるのです。このような人為的に誘発された突然変異を人為突然変異という。人為突然変異の頻度は、使用した放射線の線量や照射時間、化学物質の濃度や処理時間などに比例して増大する。ヘルペスウイルスもすべての人に感染していますがherpesが癌を起こすのは時間がかかるので老人の病気であると言われる所以です。
正常な細胞は癌関連遺伝子を発現して細胞にとって必要な蛋白を作るためにオン・オフのスィッチの制御システムのスィッチをオンにして常に正しく作動して必要な蛋白だけを作り不必要であればオフにしますと蛋白を作れなくなります。ところが癌になるのはこのオン・オフのスィッチの制御するシステムのスィッチを作動させる癌関連遺伝子である二種類の特定の遺伝子群に突然変異がおきたときにのみこのオン・オフのスィッチの制御が異常になってしまうと癌細胞になってしまうのです。世間で言われているようにオンはアクセルである癌遺伝子です。オフは抑制癌遺伝子です。この二つの遺伝子が変異を起こさなければ一個の癌細胞も生まれません。
突然変異がない状態であればこれらの癌関連遺伝子にはそれぞれ「正常な」役割があり性質によって癌原遺伝子(proto-oncogene)と癌抑制遺伝子(tumor suppressor gene)の二つに分けられます。癌原遺伝子(proto-oncogene)は突然変異によって細胞が増え続けるという新しい機能を獲得しまう一方、癌抑制遺伝子(tumor suppressor gene)は突然変異によって細胞が増殖させないという機能を失うことによってこの二つの遺伝子の突然変異が発癌の原因になるのです。
それでは二つの癌関連遺伝子は具体的にどんな遺伝子なのでしょうか?癌の特色は「異常な増殖」であるのでその大半は「増殖」に関係する癌原遺伝子(proto-oncogene)であります。「増殖」は多くの遺伝子で制御されています。その中心には増殖(細胞分裂)を行う「細部周期」の制御のシステムがあります。この増殖を行うためにはまず細胞は増殖因子の刺激を細胞の受容体で受容するとその増殖を行う「細胞周期」の制御のシステムに伝わるためにはその増殖の刺激の信号がシグナル伝達系に伝わるのです。つまり細胞に伝わった刺激の伝達が細胞を増殖させる「細胞周期」の制御因子をオンにさせるかどうかをシグナル伝達系の因子が制御しているのです。さらに癌関連遺伝子の制御作用点は転写因子にもありますし、勿論「細胞周期」の制御因子にもいくつかの制御作用点となる遺伝子がありその遺伝子が癌関連遺伝子となるのです。癌関連遺伝子は既に見つかっているだけでも200余りあります。転写因子とはDNAの遺伝情報をRNAに転写(写し取ること)する蛋白因子です。DNAに特異的に結合する一群のタンパク質です。DNA上のプロモーター領域に、基本転写因子と呼ばれるものと、RNAポリメラーゼが結合して、転写が開始する。プロモーター領域とは遺伝子をコードするDNA領域の上流に存在する基本転写因子や転写因子が結合するDNA配列です。転写量のコントロールに必須な領域であり,ヒストンバリアントやヒストン翻訳後修飾が集積している.転写因子はDNAの遺伝情報をRNAに転写する過程を促進、あるいは逆に抑制する。転写因子はこの機能を単独で、または他のタンパク質と複合体を形成することによって実行する。
遺伝子のスィッチをオン・オフさせてオンの時には遺伝子が発現して増殖の蛋白が作られその細胞は増殖するのです。ところが制御遺伝子の突然変異によってオンとオフのスィッチが故障してしまってオンしっぱなしになってしまう時には原癌遺伝子が癌遺伝子になってしまっているのです。この制御システムの「増殖」に関係する癌原遺伝子(proto-oncogene)の変異によって細胞は無限に増殖したがるのですがもう一つの癌関連遺伝子である癌抑制遺伝子が変異してしまうとがんを増えないように抑制できないので癌細胞が無限に細胞分裂をしてしまい増えだしていくのです。
癌抑制遺伝子とは何でしょうか?癌抑制遺伝子は文字通り正常であるときは細胞分裂を抑制します。しかし、ヘルペスが起こす癌抑制遺伝子の変異によって遺伝子が消失したり不活性化されて抑制できる蛋白が出来なくなったりすると、細胞の増殖・分裂が無制限に繰り返されます。
癌抑制遺伝子の働きは細胞の無制限な増殖を抑制する以外に、細胞のDNAに生じた傷を修復したり、細胞にアポトーシス(細胞死、細胞自殺)を誘導したりします。DNAの傷が蓄積すると遺伝子の癌化に結びつくので、修復が必要です。従って異常細胞が無限に増殖しないように、異常を感知して、その細胞に細胞死を誘導することをやってくれます。つまり「DNA修復」や「アポトーシス」(制御された細胞死)に関わる遺伝子は分裂・増殖制御系とは別のもう一つの癌関連遺伝子である癌抑制遺伝子なのです。生体は増殖とアポトーシスのバランスの近郊の上で成立しているので「アポトーシス」(制御された細胞死)がうまく機能しないと分裂・増殖を抑止できないので悪性化して癌化してしまう細胞を排除できなくなるのです。又、DNA修復系が十分に機能しなければDNA傷が蓄積して癌関連遺伝子が突然変異を起こす確率が増えていくのです。
「癌原遺伝子」には①増殖因子②増殖因子受容体③シグナル伝達因子④転写因子⑤細胞周期の制御因子の五つの遺伝子がありますが、「癌原遺伝子」に共通するのはすべて分裂・増殖を促進する方向に働く遺伝子であるという点です。
腫瘍ウイルス(oncovirus)はウイルスのうちで腫瘍形成に関わっているウイルスです。がんウイルスとも呼ばれる。その多くはDNAウイルスまたはレトロウイルスであり、プロウイルス化した際にがん遺伝子が活性化されたり、herpesウイルスのように感染した細胞の遺伝子に組み込まれると遺伝子の突然変異が起こりがん二つの癌関連遺伝子が癌化するのです。二つの癌関連遺伝子の一つが癌げん遺伝子が癌化するとそのがん遺伝子になった細胞は無限に増えようとしますが、もう一つの癌関連遺伝子であるがん抑制遺伝子が増えることを抑制するのでこのがん抑制遺伝子が癌化しなければこの細胞は悪性の本当の癌にはならずに良性腫瘍にとどまらせ、これが「良性のポリープ」であり「良性のこぶ」なのです。しかしすでに一つだけですが癌げん遺伝子が癌化していますから「良性のポリープ」が癌になる可能性はがん関連遺伝子が二つとも正常である人の二倍癌になる可能性があるのです。
それでは何故悪性の癌でも進行が遅いのと速い癌に分けられるのでしようか?また同じ癌でも患者によって進行が速いのと遅いのがあるのは何故でしょうか?二つの癌関連遺伝子の一つである癌げん遺伝子が癌化すると、その細胞は無限に増えようとしますが、もう一つの癌関連遺伝子であるがん抑制遺伝子ががん遺伝子になっても増えることを抑制できる遺伝子です。
細胞のがん化を引き起こすがん遺伝子(oncogene)は正常細胞の増殖遺伝子に由来する. これらは潜在的にがん遺伝子になり得る性質を持ち,がん原遺伝子(proto-oncogene)と呼ばれる。癌原遺伝子が癌遺伝子になっても正常である時にする仕事も癌になった時に行う仕事も同じ蛋白を作らせるという仕事をしているのですが異なる点は癌原遺伝子が癌遺伝子になってしまうと無限に同じ蛋白を作ろうとするのです。
一方がん抑制遺伝子は正常であるときには、他の細胞の細胞分裂を抑制します。しかし、変異によって異常になったり不活性化された場合、他の細胞の増殖・分裂が抑制できなくなり無制限に増殖・分裂が繰り返されます。がん抑制遺伝子は細胞の過剰な増殖を抑制する以外に、細胞のDNAに生じた傷を修復したり、細胞にアポトーシス(細胞死)を誘導したりする働きをします。癌抑制遺伝子が癌化してしまうと細胞の過剰な増殖の抑制や、細胞のDNAに生じた傷の修復や、細胞にアポトーシス(細胞死)を誘導したりすることが出来なくなってしまうのです。癌抑制遺伝子の最も大切な仕事は癌細胞に細胞死(アポトーシス)を誘導する働きを行うことです。
上ですでに一部書いたのですが別の観点からアポトーシスとは何でしようか?アポトーシス(apoptosis)とは、細胞の自然死のことを指します。 Apoptosisの語源はギリシャ語の「apo-(離れて)」と「ptosis(下降)」に由来していて、「(枯れ葉等が木から)落ちる」という意味を持っています。生体内では、癌化した細胞(そのほか内部に異常を起こした細胞)のほとんどは、アポトーシスによって取り除かれ続けており、これにより、ほとんどの良性腫瘍や悪性腫瘍の成長は未然に防がれている。また、生物の発生過程では、あらかじめ決まった時期に決まった場所で細胞死(アポトーシス)が起こるのでプログラムされた細胞死といわれます。
アポトーシスを開始させる細胞内のシグナル伝達経路は主に線虫の遺伝学的研究から明らかになった。その後線虫や昆虫から哺乳類まで多細胞動物のアポトーシス経路には共通点が多いことが明らかとなった。これは非常に複雑に調節されるネットワークであるが、カスパーゼと総称される一連のプロテアーゼが中心的な働きをし、下流のカスパーゼを順に切断・活性化していくこと、また「アポトーシスの司令塔」であるミトコンドリアも重要な働きをなすことが特徴である。おおよそ次のようにまとめられる。
アポトーシスの主経路
①TNFやFasリガンドなどのサイトカイン(デスリガンド)による細胞外からのシグナル ⇒ 受容体(デスレセプター)⇒ カスパーゼ-8,-10 ⇒ カスパーゼ-3
②DNA損傷など ⇒ p53 ⇒ ミトコンドリア上のBax、Bakなどのタンパク質からなるシグナル系による制御(またはミトコンドリア自体の異常)⇒ ミトコンドリアからシトクロムcの漏出 ⇒ カスパーゼ-9 ⇒ カスパーゼ-3
③小胞体ストレス(小胞体で異常なタンパク質が生成するなど)⇒ カスパーゼ-12 ⇒ カスパーゼ-3
三つのアポトーシスの主経路の最後はカスパーゼ-3の出番です。カスパーゼ-3がその他のタンパク質を分解するなどしてアポトーシスを決行させるのです。現在このような経路による細胞死を特にアポトーシスと呼んでいます。
がんの発生に関わるとされる遺伝子の変化は、現在のところ数100個あるといわれています。ここでは、遺伝子の変化に合わせたがん治療で注目される、代表的な遺伝子の変化についてはいずれ詳しく説明します。
がん抑制遺伝子(tumor suppressor gene)は、がんの発生を抑制する機能を持つタンパク質(がん抑制タンパク質)をコードする遺伝子である。特に有名ながん抑制遺伝子として、p53、Rb、BRCA1などが挙げられる。十数以上のがん抑制遺伝子が知られており、組織特異的であることが多い。ただしp53の変異は大腸癌、乳癌など非組織特異的とみられる。一方、Rbの変異は網膜芽細胞腫、骨肉腫など、BRCA1の変異は家族性乳がん、子宮がんなど、MSH2の変異は大腸癌などに見られる。これらのがん抑制タンパク質の機能は細胞周期チェックポイント制御、転写因子制御、転写、DNA修復など多岐にわたっている。
最初の腫瘍ウイルスは1911年にペイトン・ラウスによってニワトリに肉腫を生じさせる濾過性病原体として発見され、後にラウス肉腫ウイルス(Roussarcoma virus,RSV)と名付けられた。彼はこの業績により1966年のノーベル生理学・医学賞を受賞している。このウイルスは1本鎖RNAゲノムを持つレトロウイルスだった。がんの原因となる遺伝子は、肉腫 (sarcoma) からsrcと命名された。srcは後にウイルスだけでなく宿主のゲノムにも存在していることがわかり科学者たちに衝撃を与えたことは既に述べました。ウイルス由来のものをv-src、細胞由来のものを c-srcと書く。がん遺伝子は細胞の増殖制御に関係していることが多く、本来は宿主やそれに近い生物の染色体の一部であったものが他のウイルスとともに細胞外に出たものであるということが判明したので科学者たちに衝撃を与えたのです。
がんの原因となるウイルスには①ヘルペスウイルスであるEBウイルス (Epstein-Barr virus; EPV) ⇨ 悪性リンパ腫・上咽喉癌・平滑筋肉腫・唾液腺癌など②ヒトパピローマウイルス(Human papillomavirus type; HPV)⇨ 子宮頸がん③B型肝炎ウイルス (Hepatitis B virus; HBV) ⇨ 肝細胞がん④C型肝炎ウイルス (Hepatitis C virus; HCV) ⇨ 肝細胞がん⑤ヒトTリンパ好性ウイルス1型 (HTLV-1) ⇨ 成人T細胞白血病などがあります。⇨の先がそれぞれのウイルスで引き起こされるがんです。これらのウイルスに共通して言えることは、DNAウイルスやレトロウイルスが多い点です。EPVとHPV、HBVはDNAウイルスです。HTLV-1はレトロウイルスです。
DNAウイルス、レトロウイルスとは何でしょうか?DNAウイルスは、ウイルスの遺伝情報がDNA上に乗っているウイルスです。これ以外にウイルスの遺伝情報がRNA上に乗っているRNAウイルスがあり、これはRNAウイルスと呼ばれます。ヒトをはじめとするほとんどの生物では遺伝情報はDNA上に保持されています。これはDNAの方が化学的に安定で、遺伝情報を確実に保持する上ではRNAよりDNAの方が都合がよいからです。もっとも、生体内で酵素その他のタンパク質を合成する際には、DNAの情報が直接使われるのではなく、いったん、DNAの情報がRNAに転写されます。つまり、情報としてはRNAさえあればよいという面もあります。このため、ウイルスには、遺伝情報をDNAとして持つDNAウイルスとRNAとして持つRNAウイルスがあるわけです。
なお、レトロウイルスはRNAウイルスですが、RNAの遺伝情報をDNAに転写してこれを宿主細胞のDNAに組み込むウイルスがレトロウイルスです。通常、遺伝情報はDNA→RNAと転写されるところを、DNA←RNAと逆(逆)方向に転写するため「レトロ」ウイルスと呼ばれます。
なぜ「がんウイルス」にはDNAウイルスやレトロウイルスが多いのか?
ウイルス は基本的に細胞の中に入って増殖します。この際、DNAウイルスは感染した細胞の核内で、レトロウイルスは感染した細胞のDNAを介して増殖します。そして、増殖するために宿主細胞の増殖制御に影響を及ぼします。ウイルスが増殖するためには、宿主細胞のDNAが活発に複製されたりする方が好都合なわけです。その結果、細胞の増殖制御がなんらかの形で異常をきたしてしまい、がんになるのです。このような理由で、DNAウイルスやレトロウイルスのなかには、がんを引き起こす主要ウイルスが多いのです。
遺伝子はどのように細胞の成長や分裂を制御しているのですか?
細胞の成長と分裂の制御には、さまざまな遺伝子が関わっています。細胞は、「細胞周期」と呼ばれる組織的で段階的な方法で自らを複製していきます。このプロセスが厳密に制御されることで、分裂する細胞のDNAが正しくコピーされ、DNAのエラーが修復され、分裂後の細胞(娘細胞)が完全な染色体のセットを受け取ることができます。細胞周期にはチェックポイント(制限点、restriction pointsとも呼ばれる)と呼ばれる時点があり、ここで特定の遺伝子に問題がないかを検証し、問題があれば周期を止めて修復することになっています。
細胞のDNAに修復不可能なエラーが存在している場合には、その細胞は自死(アポトーシス)を起こすことがあります。アポトーシスは、機能しなくなった細胞や不要になった細胞を、体から取り除くためのプロセスで、生涯を通じてよく見られます。アポトーシスを起こした細胞は分解され、マクロファージと呼ばれる白血球の一種によって再利用されます。アポトーシスは、がんにつながる可能性のある遺伝的損傷を受けた細胞を除去することで体を保護するとともに、胚の発生や成体組織の維持に重要な役割を果たしています。
細胞周期の正常な制御が阻害されると、がんなどの疾患につながります。細胞周期が制御されずに進行すると、細胞は秩序なく分裂し、遺伝的なエラーが蓄積されて、がん化した腫瘍になることがあります。つまり癌とは細胞周期の正常な制御が阻害されると細胞は秩序なく分裂し、遺伝的なエラーが蓄積されて癌となるのです。従って癌とは細胞自身の問題ではなく細胞の増殖の制御が出来なくなって癌細胞が生まれるのです。何百と存在する制御作用点を司る遺伝子が「自然突然変異」を起こしてしまうからです。しかし何百と存在する制御作用点を司る遺伝子が「自然突然変異」を簡単に起こしてしまうと思いますか?
制御作用点とは具体的には何でしょうか?このように癌関連遺伝子の制御作用点はこのような増殖制御系の様々なところに分布しているのです。皆さん、「自然突然変異」の起こる確率について勉強しましょう。自然突然変異率は1遺伝子当たり10万分の1〜100万分の1だが、放射線や化学物質の影響によってこの率は上昇する。 体細胞でも突然変異は起こるが、生殖細胞と違ってその変異が次世代に伝わることはない。
遺伝子に生じる構造的な変化およびそれによって生じる表現型の変化。遺伝子突然変異と染色体突然変異とがある。DNAのヌクレオチド1つに起きた変異や遺伝暗号の読み間違えによるアミノ酸の変異から、染色体の一部がなくなったり、逆転したり、重複したりするといったものまで、様々なレベルの突然変異がある。突然変異はほとんどの場合、生存に有害であるが、まれに有益なものが生じ、自然淘汰によってその遺伝子が増殖することが進化の原動力になるのです。38年の進化の歴史は最後に癌を作って人類を絶滅させるでしょうか?ありえないと思いませんか?
言いたいことは癌になるのは突然変異ではなくherpesウイルスによって誘引されて生じた癌なのです。
ファージについて後述します。ファージはウイルスであり大腸菌に感染して大腸菌に遺伝子を変えてしまうのはherpesがヒトの細胞に感染して遺伝子を変えて癌化させるメカニズムは全く同じなのです。
プラスミドについても詳しく後述します。プラスミドもウイルスであり細菌の遺伝子を変えることは同じです。
突然変異と進化の違いは何ですか?
一個体のDNA上に生じた変化が突然変異で、はじめ一個体に生じた突然変異が集団全体に広まることを進化というわけなのです。詳しくは後述します。
実は原発巣からがんが転移するルートは圧倒的に多いのは血液ルートであってリンパ液ルートではないのです。リンパ節は元来人体に侵入したヘルペスが感染した細胞で増殖して細胞外に出てしまったヘルペスの子供であるビリオンをリンパからリンパ管に戻してリンパ節で捉えて殺すために存在していているのです。転移によるリンパ節腫大はリンパ節で癌細胞が増殖して腫大しているのではなく”herpesによる癌“を免疫細胞の総力戦で殺すために全身の万駅を総動員させて癌がなっているのを切除するのは誠に恐ろしいことなのです。だからこそ最近亡くなった「近藤誠さん」が現代の三大癌医療を徹底的にこき下ろし内部告発を死ぬ直前までやり続けたのです。それでも彼はロイアル・レイモンド・博士のように「癌の原因は癌ウイルス」であることを知らなかったので長年癌専門医であったにもかかわらず皮肉にも癌を治したことは一度もなかったのです。興味あることには死ぬ三日前に書いた死に際の最後の本のカバーには「病気を治すのに一番大事なのは免疫なのだ」と宣っていましたが生前彼が病気を治せなかった理由も告白していました。
人間の遺伝子全体をゲノムと言いますがゲノムのうちたったの2%だけがエクソン領域です。エキソンとか何ですか?エキソンとは、遺伝情報がコードされている部分をエクソン(翻訳配列)といい、遺伝情報がコードされていない部分をイントロン(非翻訳、介在配列)といいます。エキソン領域とはイントロン以外の成熟mRNAに残るDNA領域のことです。 mRNAはスプライシングの過程を経て、イントロン部分が除去され、エキソン部分が残ります。 エキソンには、タンパク質に翻訳されるコーディング領域(CDS)と、タンパク質に翻訳されない非翻訳領域(UTR)の2種類があります。
この遺伝情報がコードされているたった2%のエクソンが癌が見つかって突然変異がすぐに連続的に生じて大きな病巣になると思いますか?それが可能なのはヘルペスが感染した細胞なのです。突然変異が残りの98%のイントロンや遺伝子以外のゲノムの領域は癌にはかかわりがないのでherpesウイルスが2%のエクソンを癌化させようとしてもなかなか癌遺伝子にさせようとしてもやはり無理であり残りの98%のゲノムを突然変異させても癌にはならないのです。
しかも癌細胞の多くは1回の分裂 に10〜30日かかります。さらにリンパ節に転移すれば癌で死ぬと医者たちは思い込ませていますが転移したがん細胞はリンパ節で捉えられて殺されてしまうこともいくらでもあるのです。リンパ節はherpes癌を免疫の総攻撃を仕掛けるために存在しているのです。人体に600以上もあるリンパ節こそ免疫の総本山であるのに癌の原発巣の近辺のリンパ節廓清をやるのは癌細胞に対して免疫を無力にしているだけなのです。
つまりリンパ節で免疫が殺そうとしているのはヘルペスが感染している細胞がたまたま癌にさせられたherpes感染細胞をキラー細胞やマクロファージなどで殺戮するために癌細胞が捉えられている免疫の総本山がリンパ節なのです。この総本山にherpes性癌が運ばれてきたら免疫の優れた兵士のすべてが集結させられているので最高によいことなのです。怖がるべきは”血管節“がないので血液から流れ出た”herpes性癌細胞“なのです。如何なる癌もherpesで癌化してしまった癌細胞と表現するのは極めてあいまいですから明確に”herpes癌細胞“と言うべきなのです。
三つ目の理由は癌を治すにはherpes感染巣である癌細胞集団を元々切除する意味がないのです。何故ならば突然変異をさせて癌を作る癌ウイルスはherpesですから癌になった人の組織に住み着いているヘルペスを増やさないようにしない限りはherpesを一時的に減らすだけの対症療法に過ぎないからです。できればロイアル・レイモンド・ライフ博士の光療法をやりたいところですが今は無理ですから抗ヘルペス剤を大量に投与すべきherpesを増やさない原因療法しかないので現代医療の対症療法で完全に治るという言葉は安易に使うべきでないのです。
四つ目は手術するときに切れた血管から一個でもherpesを含んだ癌細胞が血管を通じて微小転移が知らぬ間に起こっている可能性も極めて大きいからです。しかもヘルペスはずる賢いウイルスですから自分が感染している細胞が増えることを望んでいますからその細胞が増えるために栄養と酸素が必要ですから新規の毛細血管を作らせますから新しく増えて血管から転移するのでリンパから転移するよりもはるかに多くのherpes癌が転移しているのです。癌自身が増えて転移したいと思っているのではなくherpesが増殖したいので転移が起こるのです。言い換えると“herpes癌”の転移の本質は病源体であるherpesウイルスの感染拡大と言うべきなのです。五つ目は切除した時に癌は切除して治ったと言われても実は肉眼的には見えない隠れていたherpes癌がさらにあちこちで1センチ以上の再発がんを起こすのも当然ことなのです。手術時には転移がないとされても、原発巣から手術した後でも、肺、肝臓、脳、骨など血流が豊富な臓器であるさまざまな臓器に起こり得るので手術時に原発の癌しかないと思われても手術前から転移していたことも起こりえるからです。隠れた転移巣が増殖するためには大量の栄養や酸素が必要になるため、新たな血管(新生血管)を大量に作りだすからです。六つ目はherpesは増殖するためには正常な細胞に感染しているよりも細胞を癌化させて無限に細胞分裂をしてもらうとその分裂の時の細胞の遺伝子機構を最大限に利用して自分の遺伝子では作れない蛋白作ることが出来るので完璧なビリオンを何百個も増やすことが出来るので無限に分裂増殖できるherpes癌細胞をどんどん作ってしまうのです。癌の浸潤メカニズムは?癌細胞は自身または間質細胞が産生する各種プロテアーゼやグリコシダーゼを利用してECMを分解し、生じた隙間を移動する。 さらにECMへの接着、分解、移動を繰り返すことにより組織浸潤が達成される。癌細胞は自身または間質細胞が産生する各種プロテアーゼやグリコシダーゼを利用してECMを分解し、生じた隙間を移動する。これはECMとの接着にはインテグリンを中心とする接着分子が、ECMの分解には各種のプロテアーゼ(メタロプロテアーゼ、セリンプロテアーゼ、システインプロテアーゼ、アスパラギン酸プロテアーゼ)が関与しているが、その中でもメタロプロテアーゼ(MMP)が中心的役割を演じている。ECMとは何でしょうか?(extracellular matrix略してECM)細胞外マトリックスと訳します。ECMは、各種コラーゲン、フィブロネクチン、ラミニンなどの糖蛋白質、プロテオグリカンなどを含んでいるが、主に基底膜はIV型コラーゲンで、間質はI型コラーゲンで構成されている。仮に癌細胞が原発巣から離脱してもその周辺には ECM(extracellular matrix)が存在し、細胞の移動を妨げている。ECMは上皮下の間質結合組織とその境界面に膜状に存在する基底膜からなる。
がんの転移とは?浸潤癌と非浸潤癌の違いは何ですか?浸潤がんはまわりの血管や、リンパ管の壁を破る力があるので、がん細胞が全身に流れて転移や再発を起こす可能性があります。 非浸潤がんは、転移は起こしません。 この段階で発見されれば、ほぼ100%治ります。がんの転移とは?「転移」とは、がん細胞が最初に発生した場所から、血管やリンパに入り込み、血液やリンパの流れに乗って別の臓器や器官に移動し、そこで増えることをいいます。 リンパの流れが集まる場所であるリンパ節に転移したり、肺や肝臓、脳、骨など血液の流れが豊富な場所に転移することが多いのです。癌の浸潤と転移との違いは何ですか? がん細胞が、発生した場所で増え続けていくとともに、周りの器官に直接広がっていくことを浸潤です。 がん細胞が周囲にある血管やリンパ管に入り込み、血液やリンパ液の流れによってたどり着いた場所で広がることを転移といいます。播種(はしゅ)とは何でしょうか?体の中の体腔(たいくう)と言われる体の中には空間があり腹腔(ふくくう)と胸腔(きょうくう)の二つがあります。腹腔とは腹部の空間であり胸腔は肋骨で囲まれた胸部の空間です。この腹腔と胸腔に癌(腫瘍)細胞がこぼれ落ちて、種をまいたようにバラバラと空間に広がることです。腹膜播種(はしゅ)は治りますか?腹膜播種は肺転移や肝転移と同様に第 4 期の最終の末期がんに病期分類され、手術では治せないので手術はされません。 胃を全部切除することができたとしても、袋の中(腹腔)に散らばった癌細胞を取りきることができないからです。 各種検査で手術前に腹水や腹膜播種があることが判明した場合、残念ながら特別な理由がなければ手術する意味はありません。
転移と播種の違いは何ですか?「播種(はしゅ)」とは、がんのできた臓器からがん細胞がはがれ落ち、近接する体内の空間(胸腔(きょうくう)や腹腔(ふくくう))に散らばるように広がることをいいます。 転移は、肺、肝臓、脳、骨などさまざまな部位に新たに癌が起こることです。
「転移」と「再発」の違いは何でしょうか?
転移とはがん細胞が最初に発生した場所から血管やリンパに入り込み、血液やリンパの流れに乗って別の臓器や器官に移動 し、そこで増えることをいいます。一方、手術して治療した場所の近くで再発を指摘されるだけでなく、別の場所に「転移」としてがんが見つかることも再発といいます。又、「転移」とは、がん細胞が最初に発生した場所から、見えなかった微小癌がんが増殖し続け、目に見えるまで大きくなることをも「再発」といいます。従って手術後の転移と再発は明確には区別できません。
色々なところにherpes癌の感染転移があればそのすべてを取り去ることは事実上不可能です。癌による死亡原因のほとんどは転移によるといわれています。しかし癌による死亡原因のほとんどは転移によると言われますが転移によって死をもたらす病名は一切説明されていません。
死の定義とは何でしょうか?呼吸と血液循環が完全に停止し、脳の全機能が完全に停止し、蘇生不能な状態に陥り、且つその状態が継続したとき、人は死んだと宣告されるのです。それでは呼吸機能と血液循環機能は何が動かしているのでしょうか?自律神経です。この呼吸と血液循環を動かしている二つの自律神経の働きが一つでも停止すれば人は死にます。それではがんが転移しまくって癌死を起こす状態では何が同時に起こっていると思いますか?癌の原因はherpesであり転移の大部分もherpesが起こしたのです。最大限に増えたヘルペスはあらゆる神経にとりわけ呼吸と血液循環を直接支配する自律神経節にも膨大なヘルペスが感染しています。交感神経は、脊髄から出て交感神経節や腹腔神経節で神経を乗り換え、ここから心臓、肺、消化管などの器官に分布している。
心臓は自動的に拍動能力を持っていますが心臓の循環は心臓の自律神経支配と心臓反射によって調整され行われています。この調整が不可能になれば心臓の働きは停止してしまい死に至ります。
左図は心臓の神経支配と心臓反射の図です。
①頚動脈洞神経反射、頚動脈小体反射(この二つを圧受容器反射)
②ベーンブリッジ反射
③大動脈神経反射
心臓は自動的に拍動能力をもつが、自律神経である心臓神経の交感神経と副交感神経によって調節されている。心臓中枢の心臓神経の中枢は延髄にある。延髄にある心臓中枢は、身体各部からの情報を感知するとその情報に応じてただちに心臓を調節する。これを心臓反射という。心臓反射には、①ベーンブリッジ反射、②大動脈神経反射、③頚動脈小体反射、④眼心反射などがある。眼心反射は眼球心臓反射またはアシュネル反射ともいいます。眼球を強く圧迫すると心拍数が減少する。これを眼心反射という。これは三叉神経第1枝(眼神経)から三叉神経、迷走神経中枢を介して心臓を抑制することによるものです。
延髄の心臓中枢は高位中枢からの影響も受けている。
自律神経が止まる原因は何でしょうか?また、転移によって見つかる癌もありますが、がん細胞の形や性質の類似性を指標として、原発巣が推定されます。癌細胞が転移していく主なルートは、三つあります。一番目はリンパ管性転移と二番目は血管性転移で三番目は播種性転移です。
一番目のリンパ管性転移ではherpes癌細胞で増殖したherpesの子供たちである大量にビリオンが細胞膜を破って組織に出て細胞の真近くにあるリンパ管や血管に入り込んでリンパ流や血流に流れ込んで数百個のherpesがあちこちの細胞に感染するのです。感染している間にherpesは核の遺伝子に潜伏感染して自分の遺伝子を組み込んで自由自在にゲノムに入り込み遺伝子を変えてしまい突然変異を起こしてしまうのです。ヘルペスウイルスにとっては突然変異を起こしているのではなくて気まぐれ変異に過ぎないのです。突然変異とは何でしょうか?癌の原因となる突然変異(mutation)は遺伝物質であるDNAに生じる変化の総称でありしかも定着した不可逆な変化です。DNAの損傷は高頻度で起こるが大半は修復系で治せます。自発的に損傷が酷ければ細胞は死んでしまいます。こうした修復や細胞死をすり抜けて最後に残ったDNAの変化が突然変異です。癌はゲノム1%にしかない遺伝子に存在する2万3千個の遺伝子のたった二つの原癌遺伝子と癌抑制遺伝子の二つの遺伝子に突然変異が原因でどうして、何故この遺伝子のDNAに癌を起こす突然変異が起こるはずは無いでしょう!!!?残りのゲノムの98%のDNAを突然変異させても癌は絶対に起こらないのですよ。二つだけの遺伝子である原癌遺伝子と癌抑制遺伝子に突然変異が起こると癌は起こります。一つは原癌遺伝子の塩基にさまざまな突然変異によって新たに無限に増殖する癌遺伝子になることで新たなる機能を獲得していつまでも増えようといます。この塩基の突然変異に点変異・欠失・挿入・ミスセンス変異・ナンセン変異・サイレント変異・フレームシフト変異などがあります。染色体の数の増減・染色体の構造異常などもあります。ところがさらに癌が増殖しないように働く二つ目の癌抑制遺伝子という癌を増やさない機能を持っているタンパク質をコードする遺伝子が突然変異を起こしてその機能を失ってしまうことで、癌が生まれ癌が浸潤・播種・転移が全身に波及してしまうのです。
この二つの変異が自然にかつ自発的にかつ同時に起こる自然突然変異で癌が起こるのではないのです。実はherpesが感染した細胞の遺伝子に潜伏している間に二つの遺伝子に突然変異を起こすからです。つまり病原体であるヘルペスが遺伝子に入り込んで隠れている間にherpes自身の遺伝子を宿主の遺伝子に組み込んで自由自在にDNAの遺伝子の塩基の欠失・点変異・プロモーターのメチル化などによって突然変異をさせがん抑制遺伝子を不活化させるなど好き放題に変えてしまい癌が起こるのです。癌抑制遺伝子は細胞増殖シグナルを抑制するだけでなくapoptosis誘導能、DNA修復機能、細胞分裂を行う細胞周期抑制の等も持っています。癌を起こさせない増殖させないもっとも大事な癌抑制遺伝子はp53遺伝子の話は何回もしています。
確率的には自発的に自然突然変異で癌が起こりえないのは、本来自然に通常にDNAの遺伝子に見られる突然変異の起こる確率は一つの遺伝子当たり100万分の1です。しかも細胞が癌化するのは癌遺伝子と癌抑制遺伝子の二つが同時に突然変異する必要がありますからは癌になるためには100万分の1×100万分の1となり1兆分の一ですから無限小の世界ですから二人に一人が癌になるのは自然には絶対起こりえないのです。因みに人の通常のDNAの突然変異率は数百年に一回と言われています。数百年に一回の通常のDNAの突然変異によってすべての生命は進化を遂げるのに38億年の想像を絶する長い時間をかけたのであって二人に一人が突然変異で癌になって死んでいくためでは無いのです。しかも正常な増殖を制御する癌原遺伝子が作る蛋白と癌原遺伝子が癌遺伝子になって作る細胞を増殖させ続ける蛋白とは全くみかけは同じなのです。というのは一塩基の重さは一ナノグラム(1ng)の極小の大きさなのです。ngは10億分の一グラムです。
正常な癌原遺伝子と異常な癌遺伝子の違いはただ一つ不必要な増殖をストップするか、不必要な増殖を永遠に死ぬまでつづけるかの違いだけなのです。二つの癌関連遺伝子である一つ目の癌遺伝子になってしまうと増殖しなさいという命令をうけ続けてかつそれをストップさせる二つ目の癌抑制遺伝子も癌遺伝子になってしまって細胞が増殖できないように細胞周期を停止させたりさらにはアポトーシス(計画された自死)させることが出来なくなってしまっているので癌は治らないのです。しかしこの二つの遺伝子を癌化させたのはherpesですから抗ヘルペス剤を癌の進行に合わせて投与すれば治るのです。
正常細胞は,細胞周囲環境下の増殖制御機構(増殖シグナルと増殖停止シグナルを伝えるサイトカインなど)の制御下にあるが,腫瘍細胞は制御機構から逸脱し,自律して増殖できるようになるのです。正常細胞は、外からの刺激(増殖因子)に反応して、増殖刺激がある時のみ増殖する。正常細胞では、新陳代謝で死んでいく細胞を補うために、増殖因子が産生されます。増殖因子が細胞の増殖レセプターに結合すると、細胞の増殖を刺激するのです。
正常細胞では、細胞外の増殖因子が増殖受容体に結合するときだけ、増殖シグナルが核にまで伝わって新しい細胞が生まれるのです。その結果、増殖因子が受容体に結合したときだけ増殖するように制御されているのです。
ところが癌細胞では、増殖因子が受容体に結合するところから、核までシグナルを伝えるまでのシグナル伝達の遺伝子や転写因子の遺伝子や細胞の分裂を行う細胞周期の制御因子の遺伝子に変異が起こってこれらの遺伝子が作るタンパクのどれかに遺伝子変異が入って、上から順序良く伝わって遺伝子を活性化するシグナルがなくても増殖の機能を有しているタンパクができてしまう。その結果、増殖が止まることがないのです。
悪性腫瘍の癌細胞の特徴は、増殖のブレーキがないことにある。
1.増殖スピードが速いわけではない。
(むしろ血球細胞などに比べると遅い。)
2.不老不死ではない。
(がん細胞でも老化して死亡する細胞もあります。)
3.分化する能力を失ってはいない。
(同じ胃癌でも分化型もあれば、未分化型もあるからです。)
増殖のブレーキは50種類もある話は後述します。この50種類のブレーキが壊れたら癌はどうなるかの話となぜ増殖の数多くherpesによって壊されてしまうのかの話も後述しますからご期待ください下さい。
増殖のアクセルも150種類もあります。この増殖のアクセルが数多くherpesによって壊されことによって癌細胞の増殖のスピードの加速がつくことによって癌がどうなっていくのかを詳しき説明しますから乞うご期待!!!
1個の細胞からスタートしておよそ30回以上の分裂を繰り返して、初めて検出可能となる10億個の癌細胞になると1グラムになり、10億個臨床検出可能体積に達するまでに10年以上の年月が要するのです。すい臓がんは足が速い癌で有名ですが一個の膵臓の細胞が出来て見つかるのに10年かかっているのです。下の図を見てください。
誕生するがん細胞のうち選ばれた癌細胞のエリートのみが臨床的がんにまで到達できるのです。その確率は1/1000とか1/10000なのです。
癌が見つかるまでの10年以上の間には、いろいろな免疫担当細胞の攻撃を乗り越えなければならないのは癌細胞はherpesが増やした感染症だからです。Herpesが癌細胞を増やしたのでヘルペスを殺すために免疫細胞も働くのです。ヘルペスが癌に関わらなければ免疫は自分の細胞である仲間の細胞の遺伝子の突然変異で起こったならば異物と認識できないので免疫で癌を治すことは絶対に不可能です。
癌ウイルスと癌遺伝子と癌原遺伝子の発見の歴史を下図のA)に示します。B)は癌ウイルスと正常細胞と癌細胞の関係を絵で示します。
がんウイルスを正常細胞に振り掛けると細胞ががん化することが実験でわかりました。これは癌ウイルスには癌化をひきおこす遺伝子があるに違いないと推論されました。そこで癌ウイルスの遺伝子のなかに癌を引き起こす原因遺伝子が探索されると、まさに癌遺伝子が癌ウイルスに見つかったのです。しかも後で分かったのですが、この癌ウイルスの癌遺伝子はもとは人の遺伝子にあった癌遺伝子であり、しかもこの癌遺伝子を癌ウイルスは外部に持ち出していたこともわかったのです。この真実に世界中の癌学者は衝撃を受けました。
というのは1970年代のがん遺伝子が発見される前の時代には、マウスなどの動物のがん化は、ほとんどウイルスによって起こると考えられていました。また自然発生するがんも内在ウイルスの活性化によると考えられていたのです。ただヒトではがんウイルスが見つかっておらず、自然発生するヒトのがんの原因は、がんウイルスとは別物と考えられていたのです。がんの原因に関する研究は2つの方向から進められた。一つはがんウイルスの原因遺伝子の探索、もう一つはヒトのガンの原因遺伝子の探索でありました。
その研究の中でがん遺伝子の発見が生まれたのです。つまり、がんウイルスのがん化に責任のある遺伝子の発見であったのです。当時、細胞内には内在するウイルスが隠れているとする「内在ウイルス仮説」が信じられており、「その内在ウイルスががん遺伝子を持っているのではないか」とする仮説が信じられていた。そこで、がん遺伝子を発見したグループは、正常細胞にもがん遺伝子があるはずだと考えた。がんウイルスにあったがん遺伝子が、全く同じではないが、正常細胞にもあったことを見つけてしまったのです。
正常細胞にある「がん遺伝子」様の遺伝子は内在ウイルスなのか?という問いが生まれました。ヒトの癌の原因遺伝子の探索もがんウイルスの癌原因遺伝子の探索に遅れましたが、6年後の1982年に発見されました。しかし、期待に反して驚くべきことに「がんウイルス」に見つかっていたras遺伝子がヒトの癌の原因遺伝子であったのだ!!
RAS遺伝子とはがん遺伝子のひとつで、細胞増殖を促進するシグナルを、細胞内で伝達するというシグナル伝達因子の役割を持つRASタンパクを作り出す遺伝子なのです。 RAS遺伝子にはKRAS遺伝子、NRAS遺伝子、HRAS遺伝子があります。KRAS遺伝子の変異は膵がんの95%以上に、大腸がん、肺がん、多発性骨髄腫、子宮体がんなどでも多く確認されます。NRAS遺伝子の変異は、悪性黒色腫や多発性骨髄腫で多く確認されています。HRAS の遺伝子変異は膀胱がん,腎がん, 甲状腺がんに存在しています。
がんウイルスによるがん化も、自然発生するがん化も、正常細胞に存在する原がん遺伝子の変異によるものであることが発見されたのです。癌学者がびっくり仰天したのも当然でした。
原がん遺伝子は何をしているのか?どんな遺伝子が傷つくとがん遺伝子になるのか?
「がん遺伝子」という言葉が、がんの原因遺伝子として最初に作られたのですが、その後、正常細胞にそのもととなる遺伝子があったので、それを原がん遺伝子と呼んでいる。つまり「原がん遺伝子」は突然変異を起こして「がん遺伝子」となるのです。「原がん遺伝子」は「がん遺伝子」に変異しないかぎり正常な遺伝子であるので、むしろ、「遺伝子のうち遺伝子がherpes以外の他の下に挙げるウイルスによって変異してしまうと、癌遺伝子としてがん化に寄与する遺伝子があった。」と考えるべきです。何故ならば、突然変異を起こした遺伝子がすべてがん化に寄与する遺伝子ではないからです。それではがんウイルスとは何でしょうか?人の正常な原がん遺伝子の変異によってがん化した人の細胞に感染して変異遺伝子を取込んだウイルスが「がん遺伝子」として持ち出した癌ウイルスとなったのです。この定義に従えば、ヘルペスウイルスは癌ウイルスではなく「人の正常な細胞を変異させて時に細胞を癌化させてしまう変異原というべきで、癌ウイルスというべきではありません。何故ならばがん化した人の細胞に感染して変異遺伝子を取込んだウイルスが「がん遺伝子」として持ち出した癌ウイルスではなく正常な細胞をherpesウイルスのゲノムを入れ込んでたまたま正常な遺伝子の塩基を変えてしまった結果、二つのがん関連遺伝子に癌化するのに貢献しただけです。
それでは癌ウイルス(腫瘍ウイルス)が盗み出した感染した人の細胞のがん遺伝子はどのように何故、人の細胞の中に持つようになったのでしょうか?
herpesウイルスは4億年前にこの地上に生まれました。人は15年前に地上に出現したときは癌原遺伝子もがん遺伝子も持っていませんでした。ところがherpesウイルスがその後人間に感染し始めて人間の免疫から逃れるために人間の細胞の遺伝子や染色体に自分のベノムを組み込みランダムに遺伝子を徐々に組み換えていったのです。
癌ウイルス(腫瘍ウイルス)とは何でしょうか?腫瘍ウイルス(oncovirus)はウイルスのうちで腫瘍形成に関わっているウイルスで、がんウイルスとも呼ばれる。その多くはherpesウイルスのようにDNAウイルスまたはレトロウイルスであり、herpesのようにプロウイルス化した際にがん遺伝子が活性化されるのです。がん遺伝子が活性化されるという表現はあいまいです。というのはがん遺伝子が活性化されるときにがんになるのは二つのがん関連遺伝子が二つとも変異してしまうのか、それとも一つだけ変異してしまうのか極めてあいまいであるからです。二つとも変異してしまうと即、がん細胞になります。一つだけ変異してしまうと癌になりやすい細胞になってしまうだけです。
しかし一つだけ例外があります。正常細胞が二つのがん関連遺伝子が同時に変異する状況があります。免疫を極度に落としてしまう癌の標準医療を受けているあるいは受けてきた癌患者の免疫が低下させている間にherpesが極大まで増加してしまいがん細胞のみならず正常な細胞にも複数個のherpesが感染して核の遺伝子や染色体に侵入して複数個のゲノムが同時に組み込まれ同時に二つのがん関連遺伝子を多数がん化させてしまうので癌細胞が一挙に増えてしまうのです。癌原遺伝子が癌遺伝子はがん細胞を増殖させるので癌細胞のアクセルと言われます。皆さんがん細胞にはこのアクセルが150個もあることを知ってください。このアクセルが癌化して数十個も踏まれ続けるとどうなると思いますか?しかもがん抑制遺伝子であるブレーキも実は50種類もあるのです。このブレーキがすべて癌化してブレーキがすべて故障してしまったらがん細胞という車はさらに加速を増してしまったときは癌死まっしぐらの末期がんとなってしまうのです。
最初の腫瘍ウイルスは1911年にペイトン・ラウスによってニワトリに肉腫を生じさせる濾過性病原体として発見され、後にラウス肉腫ウイルス (Rous sarcoma virus, RSV) と名付けられた。このウイルスは1本鎖RNAゲノムを持つレトロウイルスだった。がんの原因となる遺伝子は、肉腫 (sarcoma) からsrcと命名された。srcは後にウイルスだけでなく宿主のゲノムにも存在していることがわかり科学者たちにまたもや衝撃を与えた。ウイルス由来のものをv-src、細胞由来のものを c-srcと書きます。この時にニワトリに肉腫を生じさせたラウス肉腫ウイルス (Rous sarcoma virus, RSV)はニワトリの持つ二つのがん関連遺伝子が二つとも変異してしまっていたのです。
「遺伝性の癌」とか「遺伝する癌」の正確な意味は何でしょうか?「遺伝する癌」は実は「癌」そのものではなく「がんになりやすい性質」が遺伝するだけです。何故「がんになりやすい性質」だけが遺伝すると言われるのでしょうか?それは、ある「癌」が発症するには少なくとも二種類のがん関連遺伝子がともに突然変異が起こって突然遺伝子になる必要があるのです。ところが二種類のがん関連遺伝子うち一種類だけが先天性の染色異常を親から子に伝わってしまうと全く二つとも異常のない子供と比べて癌が発症しやすくなるのです。
人の細胞には「体細胞」と「生殖細胞」の二つがあります。「体細胞」には筋肉細胞、骨細胞、神経細胞などがありますがこれらの細胞に含まれる遺伝子の変異は親から子供の世代には受け継がれません。継承されません。ところが生殖細胞は男性では精子、女性で卵子になる細胞です。そのため、生殖細胞に含まれる遺伝子の変異があれば次の世代に受け継がれる可能性があります。必ず受け継がれるというわけではありません。
もし卵子または、精子が持つ遺伝子に変化があると子供はその変化を受け継ぐ可能性があるのです。というのは人の染色体の半分は母親の卵子から、半分は父親の精子から受精卵を介して受け継ぎます。どちらかの染色体の遺伝子の変異を受け継いでもすぐにがんになるのではありません。どちらかの片方の染色体の遺伝子が変異によって正常に機能しなくても残りの片方の遺伝子が正常であればその機能を補ってくれるからです。しかし生まれてからherpesに感染して正常な遺伝子にも変異が起こると両方とも遺伝子が正常に働かくなってがんになる確率が高まります。
遺伝性の癌の三つの特徴は何ですか?
- 家系に若いのに癌にかかった人がいる。
- 家族の中に一人でも何度も癌にかかった人がいる。一人でも何度も癌にかかる人というのは同じ臓器にいくつも癌が発生する「多発癌」にかかってしまう人であり、かつ複数の他の臓器に癌が発生する「重複がん」にかかった人のことです。
- 特定の癌だけが家族内で何人にも発生している。
初期がんの少ない癌細胞の集団の中の一個のがん細胞と末期がんの増えすぎた癌細胞集団の中の一個の癌細胞の共通点と違う点は何でしょうか?
共通する点は二種類の癌細胞のいずれも二つのがん関連遺伝子の少なくとも一つの癌原遺伝子が増殖だけの癌遺伝子になり、二つ目の増殖のブレーキの役割を務めるがん抑制遺伝子も少なくとも一つブレーキが効かなくなってしまっています。二種類のがん細胞は癌細胞の条件は満たしています。二つのがん細胞には共にherpesが感染していることです。
それでは初期癌の一個のがん細胞と末期癌の一個のがん細胞の相違点は何でしょうか?
初期癌の一個のがん細胞に感染して細胞の核の染色体や遺伝子にプロウイルスとしてゲノムを組み込んだherpesが極めて少ない。これに対して末期癌の一個のがん細胞に感染して細胞の核の染色体や遺伝子にプロウイルスとしてゲノムを組み込んだherpesが圧倒的に多いのです。この違いの結果、末期癌の一個のがん細胞の遺伝子の変異が多くなってしまってるのです。
というのは末期がんのがん患者さんは間違った免疫を落とす癌の標準治療を受けてきていますから免疫を極度に落としてしまっているので一個のがん細胞には数えきれないほどのヘルペスが感染して細胞の染色体や遺伝子にherpesの遺伝子が複数個組み込まれランダムに細胞の癌原遺伝子も癌遺伝子に変異させられてしまうのです。がん細胞のみならず正常な細胞にも複数個のherpesが感染して核の遺伝子や染色体に侵入して増えたherpesの子供であるビリオンの複数個のゲノムが同時に組み込まれ同時に二つのがん関連遺伝子を多数がん化させてしまうので癌細胞が一挙に増えてしまうのです。
数多くの癌原遺伝子が癌遺伝子に変異してしまうとはがん細胞を増殖させるので癌細胞のアクセルと言われます。がん細胞にはこのアクセルが150個もあることを知ってください。このアクセルが癌化して数十個も踏まれ続けるとどうなると思いますか?しかもがん抑制遺伝子であるブレーキも実は50種類もあるのです。このブレーキがすべて癌化してブレーキがすべて故障してしまったらがん細胞という車はさらに加速を増してしまって癌患者さんは癌死まっしぐらの道を歩まざるを得ないのです。末期癌の一個のがん細胞の遺伝子の変異の数は初期癌の一個のがん細胞とは比較不可能なのです。初期癌の一個のがん細胞と末期癌の一個のがん細胞との最も大きな相違点は一言でいうとがん関連遺伝子のがん化の数、つまり突然変異の量の違いがあらゆる組織にがん細胞が加速度的に転移するかの違いなのです。
上の表に原癌遺伝子の機能分類と正常な原癌遺伝子のはたらきを示します。下の「図37. PDGFシグナル伝達経路と原癌遺伝子」の図の下の説明を見てください。図の中の赤字で示された英語のPDGFRはPDGFのreseptorでPDGFのシグナル伝達経路のひとつ蛋白なのです。他の赤色の英語はすべて原癌遺伝子由来の蛋白でシグナル伝達分子して働いています。突然変異などの機構を介して癌化を起こす癌遺伝子となりうる分子なのです。しかし変異がなければ正常な蛋白として細胞の増殖に必要な蛋白として働いているのです。因みにPDGFはPlatelet-Derived Growth Factorの略語であり訳して血小板由来成長因子であり、主に間葉系細胞である線維芽細胞、平滑筋細胞、グリア細胞等の遊走および増殖などの調節に関与する増殖因子であり、主に血小板を産生する巨核球によって産生されるほか、巨核球から生まれた血小板のα顆粒にも含まれますが当然です。血小板α顆粒に含まれるものは何でしょうか?α顆粒には、フィブリノゲン、vWF、凝固第V因子、血小板第4因子、血小板由来成長因子(PDGF)、fibronectin、α1-antitrypsin、β-トロンボグロブリン(β-thrombo‐globulin略してβ-TG)、P-セレクチン、トロンボスポンジン(TSP)、などが含まれています。vWFとは何でしょうか?von Willebrand factorの略語であるvWFでヴォン・ヴィレブランド因子と訳されます。vWFは、血中にある凝固因子のひとつで機能は血管が傷害され出血をきたしたときに、vWFは傷害された血管内皮の下に存在するコラーゲンに結合する。結合したvWFに対して血小板が接着し、血小板はADP(アデノシン二リン酸)などの伝達物質を放出する。さらなる血小板を接着させることで、血小板血栓を形成して止血の役割を果たす。この血小板による止血を一次止血といいます。また凝固第VIII因子へ結合し、内因系凝固因子のひとつとしても機能する。フォン・ヴィレブランド病(von Willebrand disease:VWD)は血友病の次に多い出血性の病気で、止血に必要なタンパク質の1つであるフォン・ヴィレブランド因子(von Willebrand factor:VWF)が少ないか、あるいはうまく働かないという病気です。フォン・ヴィレブランド因子は、出血するとすぐに血管の壁が破れて出てきたタンパク質(コラーゲン)と血液中の細胞(血小板)を結び付ける橋渡し役をすることによって、止血で重要な働きを担います。フォン・ヴィレブランド病ではフォン・ヴィレブランド因子量の低下・機能の異常により、血小板が傷ついた血管壁に結合できず、血が止まりにくくなります。フォン・ヴィレブランド病は遺伝性の病気です。しかし、患者さんの約30%は兄弟、両親、祖父母にフォン・ヴィレブランド病患者さんやフォン・ヴィレブランド病の素因を持つ人(保因者)がいないのにフォン・ヴィレブランド病を発症します。このケースを突然変異といいます。血友病とは、血液を固める“血液凝固因子”と呼ばれるものに異常が生じることにより、出血が止まりにくくなる病気です。血友病とは何でしょうか?血友病には血液凝固因子の1つである第VIII因子が不足している“血友病A”と、第IX因子が不足している“血友病B”と呼ばれる2つのタイプがあります。多くの原因は生まれつきの遺伝子異常によるものといわれています。遺伝子の異常は親から受け継ぐ場合もあれば、突然変異で生じるものもあります。またごくまれに、出産や免疫の病気などをきっかけとして、歳を取ってから血友病が生じる場合もあります。
上図は最初に正常な PDGFと呼ばれる増殖因子が細胞の膜にあるPDGF受容体(reseptor)と結合すると、赤色で示された正常な増殖シグナル伝達分子から構成された三つの経路のどれかに伝えられ最後は核にある正常な原癌遺伝子に増殖の命令が伝わります。 しかし増殖の最初の刺激となる増殖因子であるPDGFの癌原遺伝子が癌遺伝子に突然変異してしまうとPDGFからの異常な増殖の刺激はシグナル伝達分子に伝えられ最後は核に永遠に増殖の命令が伝え続けられ、がん細胞の誕生となってしまうのです。がん化はがん遺伝子の誕生がアクセルとなるのですが、他にがん化のメカニズムはブレーキとなるがん抑制遺伝子の不活化が必要になるのです。
上図の(A)は がん細胞と正常細胞を癒合すると、がん細胞側のがん遺伝子が働いて、がん細胞になると考えられていた。しかし結果は、意外にも正常細胞になってしまった。正常細胞にはがん化にブレーキをかけて、アクセルを踏んでもがん化しないタンパクがあるに違いないと考えられた。これが(B)はクヌードソンのtwo hit theoryのがん抑制遺伝子の発見につながったのです。1986年に最初のがん抑制遺伝子Rbが見つかった。その後p53もがん抑制遺伝子であることが分かった。P53遺伝子の変異・欠失は約半分のがんに認められることが分かった。
がん抑制遺伝子の本来の働きは?がん抑制遺伝子は細胞の増殖を抑制したり、細胞のDNAに生じた傷を修復したり、細胞にアポトーシス(細胞死)を誘導したりする働きをします。 DNAの傷が蓄積するとがん化に結びつくので、修復が必要です。 異常細胞が無限に増殖しないように、異常を感知して、その細胞に細胞死を誘導することも必要であるからです。
がん抑制遺伝子で有名なものはp53です。p53はがんに関わる最も重要な遺伝子と言っても過言ではなく、半数のがんはp53が変異しているのです。p53の役割はアポトーシスと呼ばれる細胞死プログラムを活性化し、がん細胞を根絶することによって、がんに対する主要な防御機構として作用します。
それでは正常な癌原遺伝子を突然変異も起こさず増殖しなさいという命令を出しているエピジェネチィック働きについて説明します。近頃、DA配列の突然変異が起こらなくても遺伝子の塩基のメチル化などの化学修飾や、機能喪失型の突然変異によって癌が生まれるというエピジェネチィックな変化のために癌が起こるという学者もいます。「エピ」はギリシャ語で「上」を意味し、「エピジェネティック」は遺伝暗号を超えた要因を意味します。 エピジェネティックな変化とは、遺伝子のオン、オフを制御するためにDNAに起こる化学的な修飾となります。 これらの修飾はDNAに対して起こるものの、DNAを構成している塩基配列を変えることはありません。エピジェネティクス(後成学)とは、一般的には「DNA塩基配列の変化を伴わない細胞分裂後も継承される遺伝子発現あるいは細胞表現型の変化を研究する学問領域」であります。ただし、歴史的な用法や研究者による定義の違いもあり、その内容は必ずしも一致したものではないのです。エピジェネティクス(後成学)の作用の代表は(1)DNAメチル化と(2)ヒストン修飾です。
(1)DNAのシトシンのメチル化:4つの塩基の組み合わせの中で、シトシンの次にグアニンが続く配列のシトシンにメチル基(-CH3)が付加され、5メチルシトシンになることをDNAメチル化といいます。哺乳類では3種類のDNAメチル化酵素と3種類のDNA脱メチル化酵素が見つかっています。DNA配列のなかには、CG配列が集まって密に存在する領域(CpG island)があり、CpG island のDNAメチル化は、遺伝子が働きはじめる過程に深く関与する。CpGの「p」の文字は、DNAのシトシンとグアニンの間のホスホジエステル結合を表している。というのはホスホジエステル結合はPhospho‐diester bondと書きPはPhospho(リン酸)の頭文字であるからです。
何故CG islandと言わずして敢えてCpG islandというpを入れるのでしょうか?CG islandと表記すると誤解を招くからです。CG とCpG とは意味が違うからです。
CpG islandとはゲノムの中で,DNAの塩基配列のC(シトシン)とG(グアニン)が連続して隣接する領域が島のように豊富にあちこちに点在する領域をCpG islandというのです。決して二本鎖のDNA鎖が水素結合で対合するCとG が豊富な領域をCpGアイランドとよぶのではないのです。このCpGアイランドは,しばしば発現している遺伝子のプロモーターにみられ,通常は,低メチル化状態にあるのですがDNAのシトシンのメチル化が起こってエピジェネティクス(後成学)な、CpGアイランドの周辺部 (2 kb程度) を,アイランド (島) の岸 (ショア) のたとえで,CpGアイランドショアとよぶ.CpGアイランドショアのメチル化状態には組織特異性があるのです。 哺乳類の遺伝子のうち40%近くが、プロモーター内部もしくはその近傍にCpGアイランドを含んでいる。Pはホスホジエステル結合(Phospho‐diester bond)とは、ヌクレオチドの炭素原子の間がリン酸を介した2つのエステル結合によって強く共有結合している結合様式のことであり、 地球上のすべての生命に存在し、DNAやRNAの骨格を形成している。
CpG アイランドの DNA メチル化の意味は何でしょうか?CpG アイランドの DNA メチル化は転写活性と相関しており、ハウスキーピング遺伝子のような転写活性の高い遺伝子では低メチル化状態になっており、逆に転写が抑制されている遺伝子では高メチル化状態になっています。また、ゲノム DNA に多数存在するリピート配列中のCpG も高度にメチル化されており、これらはリピート配列の転移を抑制してゲノムの安定性に寄与しているのです。
因みに一般的なDNAのメチル化は、通常どのように遺伝子発現に影響するのでしょうか?通常、遺伝子の発現はDNA中の遺伝子の上流にある調節領域(プロモーター)に転写因子が結合して、遺伝子の転写を開始する。 しかし、プロモーターにあるDNAメチル化サイトがメチル化されていると、転写因子の結合が阻害される。 その結果、遺伝子の発現が抑制される。更にがん細胞では、がん抑制遺伝子の発現がCpGアイランドの異常なメチル化によって抑制されています。がん抑制遺伝子がCpGアイランドの異常なメチル化によって抑制されていたのでがん細胞が生まれたのです。
(2)クロマチンのヒストンのアセチル化、メチル化、リン酸化やユビキチン化などの修飾:ゲノムDNAはヒストンというタンパク質に巻き付いた状態で核内に収納されています(この構造をクロマチンといいます)。ヒストンがアセチル化、メチル化、リン酸化やユビキチン化などの修飾を受けると、クロマチン構造が変化し、DNAと転写因子などの核内因子との接近のしやすさが変化し、遺伝子の発現制御が可能となります。アセチル化は遺伝子発現の活性化に関与します。またメチル化については、メチル化を受けるリジンの位置が遺伝子の発現制御に重要であることが明らかになっています。ヒストンのアセチル化酵素や脱アセチル化酵素、特定の位置のヒストンメチル化酵素や脱メチル化酵素が同定されています。
図3:遺伝子発現調節に関わるエピジェネティック修飾変化の模式図
上:DNA の高メチル化や抑制型ヒストン修飾の増加によりクロマチン構造が凝集すると、遺伝子発現の活性が抑制されます。
下:DNA の低メチル化や活性化型ヒストン修飾の増加によりクロマチン構造が緩むと遺伝子発現が活性化されます。
クロマチンとは何ですか?クロマチンの構造と機能は何でしょうか?クロマチンと共によく使われる語に染色体(chromosome)があるが、染色体とは元来、有糸分裂期の細胞においてクロマチンが構造変換して作り出される棒状の構造体を指す。遺伝子の発現・複製・分離・修復等、DNAが関わるあらゆる機能の制御に積極的な役割を果たしている。ヒト二倍体細胞に納められているDNAの総延長はおよそ2 mに達する。これを直径約10 μmの核に収納するための構造がクロマチンである。クロマチンを構築するうえで最も基本となる構造が、ヌクレオソーム(nucleosome)である。まず、4種類のコアヒストン(H2A、H2B、H3、H4)が2コピーずつ集まって八量体(オクタマー)を形成し、その周りを約146bpのコアDNAが約1.65回左巻きに巻きつく。この構造はヌクレオソームコア粒子(core particle)と呼ばれる。2つのヌクレオソーム(コア粒子)の間を繋ぐDNAがリンカーDNA(linker DNA)、そこに結合するヒストンがリンカーヒストンである。多数のヌクレオソームがリンカーDNAを介してアレイ状につながった構造を電子顕微鏡では beads-on-a-string 状(糸の上の数珠玉)の形態が観察される。この構造は、その直径から10 nm ファイバー(10 nm fiber)と呼ばれる。クロマチンは凝集の度合いによりヘテロクロマチン(heterochromatin)とユークロマチン(euchromatin)に分類される。遺伝子密度が低い領域や遺伝子発現が抑制されている領域は、強く折り畳まれてヘテロクロマチンを形成する傾向にある。一方、遺伝子の転写が活発な領域のクロマチンは比較的緩んでおり、ユークロマチンと呼ばれる。細胞分裂期にはいると、クロマチンは組織的に折り畳まれて、よりコンパクトな棒状の構造体である染色体に変換される。この過程は染色体凝縮と呼ばれ、姉妹染色分体を正確に分離するために重要な過程である。
クロマチン構造は遺伝子発現の調節にも関与している。例えば、遺伝子の発現・抑制を制御する機構のひとつとしてヒストンのコア領域に含まれないN末端・C末端側の領域をヒストンテールと呼び、アセチル化、メチル化、リン酸化、モノユビキチン化など様々な翻訳後修飾を受けるヒストンの蛋白に対する翻訳後修飾がある。ヒストンは強い塩基性のタンパク質であり、酸性のDNAとの高い親和性を示す。それぞれのコアヒストンは球形のカルボキシル末端と、決まった構造をとらないアミノ末端(ヒストンテール)から構成されているので、ヒストンテールはアセチル化、メチル化、リン酸化、ユビキチン化といった様々な化学修飾を受けることができ、遺伝子発現など様々なクロマチン機能の制御に関わる。複数の修飾の組み合わせがそれぞれ特異的な機能を引き出すという仮説は、ヒストンコード仮説と呼ばれています。
ヒストン修飾酵素(ヒストンしゅうしょくこうそ、英: histone-modifying enzyme)は、ヒストンタンパク質に対する翻訳後修飾に関与する酵素の総称である。真核生物のゲノムを安全に保管するため、DNAは4種類のコアヒストンタンパク質(H2A、H2B、H3、H4)に巻き付き、ヌクレオソームを形成している。こうしたヌクレオソームはさらに、高度に凝縮したクロマチンへと折りたたまれ、転写、複製、組換え、修復に必要な因子は遺伝物質にアクセスできないようになっている。真核生物は、このクロマチンによる抑制的な障壁に対し、ヒストン修飾を介して克服する複雑な機構を発達させている。ヒストン修飾は、ヒストンの残基に特定の官能基を共有結合的に付加する翻訳後修飾である。ヒストンに付加された官能基は、緩く開いたクロマチン構造であるユークロマチン、もしくは固く閉じたクロマチン構造であるヘテロクロマチンのいずれかの状態を直接的または間接的に引き出す。ユークロマチンは活発な転写と遺伝子発現の標識であり、ヒストンのパッキングは軽度であるため転写過程に関与するタンパク質が進入することが可能である。一方で固くパッキングしたヘテロクロマチンは、現在遺伝子発現が行われていないことの標識となる。
ヒストンに対する翻訳後修飾にはいくつかの異なる種類が存在するが、最も一般的な修飾は、アセチル化、メチル化、リン酸化、ユビキチン化の4種類である。ユビキチンとは何ですか?ユビキチン (ubiquitin) は76個のアミノ酸からなるタンパク質で、他のタンパク質の修飾に用いられ、タンパク質分解、DNA修復、翻訳調節、シグナル伝達などさまざまな生命現象に関わり、至る所にある (ubiquitous) ことからこのユビキチン蛋白の名前が付いた。
ヒストンは,真核生物の細胞核でゲノムDNAと共にクロマチンを形成するタンパク質であり,ヒストンの翻訳後修飾は遺伝子発現調節や DNA 損傷修復などのゲノムの機能発現制御と維持に重要な役割を果たしている.ヒストンに対する翻訳後修飾を誘導する酵素(官能基の付加など)はライター(writer)と呼ばれ、修飾を除去する酵素はイレイサー(eraser)と呼ばれる。さらに、O-GlcNAc化、SUMO化、ADPリボシル化、シトルリン化、プロリンの異性化など、稀な修飾も多くの種類が存在する。
一方、ATP依存的にヌクレオソーム構造を変化させる活性が知られており、この活性を担うタンパク質複合体は、クロマチン・リモデリング複合体(chromatin remodeling complexes)あるいはヌクレオソーム・リモデリング複合体(nucleosome remodeling complexes)と呼ばれる。クロマチン・リモデリング複合体はヒストン修飾酵素と協調して、クロマチンのダイナミックな構造変換とそれに伴う機能制御に関わります。
リンパとは何でしょうか?必要に応じて細胞組織から産生される液体でリンパ細胞(リンパ球)・白血球を含みます。不要になった老廃物や蛋白成分・ウイルスなど病原体を回収しながら、集合リンパ管(リンパ管)を通して心臓へ送る下水道の様な役目をする液体のことです。集合リンパ管は必ずどこかのリンパ節に繋がっていて濾過されます。リンパ節は濾過器の役目をし、リンパ系の中に入った細菌やガン細胞・異物は、リンパ節にとらえられリンパ液を美しく濾過されたリンパは正常のリンパにされ再びリンパ節からリンパ管に戻っていくのです。
リンパ節でしばしば細菌やヘルペスウイルスとの戦いのために炎症を起こし発熱も見られる事がありますが、それはリンパ節で起こるような炎症が体の味方のいないあちこちのそしきで炎症が起こることを防いでいるからなのです。リンパ節はまさに敵であるヘルペスや細菌を引き込んで敵を殺すための最高の戦いに勝てる戦場(武器庫)になっているのです。
ステロイドを長年大量に使ってきたherpesが極めて多いアトピーの学童期の患者の脱ステロイドをやるとかなり長期にわたって毎日決まって夕方から発熱(37度から38度)が続き、朝になると37度に落ちてくるという繰り返しが敵を殺すまで起こるのは何故でしょうか?
このように、リンパ系は血液の循環と異なり求心路のみから成り立ち、中をリンパ液が流れ最終的に静脈に合流し血管系に合流します。リンパ管は、血管が回収しきれなかった血液の成分を取り込むとともに、免疫細胞のリンパ節への通り道、つまり免疫システムの一部として働きます。リンパ(リンパ液)は、血液とは違って赤血球や血小板などを含みません。 一方、血液は体内の液体成分(組織液)で骨髄で産生され、血液中の赤血球はヘモグロビンを含み、酸素と栄養を運び細胞を養い(動脈)、不要になった炭酸ガスなどを回収(静脈)します。
組織液(そしきえき)とは何でしょうか?間質液とか細胞間液とか細胞間リンパ液とも呼ばれる。間質液とは、多細胞生物の組織において細胞を浸す液体であり、細胞外液のうち血液とリンパ管の中を流れるリンパ液を除く体液である。組織液・血液により運ばれた酸素やタンパク質などの物質は毛細血管壁を介して間質液へと拡散した後、間質液から組織の細胞へと拡散して組織液になるのです。リンパ管は、静脈にからみつくかたちで全身に分布し、胸管などの太い主リンパ管となって、首のつけ根の頸部リンパ節と繋がり鎖骨下の静脈角から静脈に繋がっています。リンパ管中のリンパは歩行や運動による筋肉の収縮・弛緩によって、より太い方へ送られますが、リンパは必ずどこかのリンパ節を通り静脈につながり血液に戻って心臓を介し全身を巡ります。リンパの流れは心臓の血圧で押し出される血流の様に速くなく、ゆっくりと大河の様に移動しているのです。何故ならば心臓からの強い圧力で押し出されるのではなく、実はリンパを動かしている力は運動で使われる筋肉の動きによってのみ流れが増加して四肢のリンパ流は安静の時の流れは殆どゼロなのです。
体のリンパの流れはどうなっているのでしょうか?
皮膚の下や脂肪層の表在リンパ管に漂うリンパは、鼠径部や腋窩部のリンパ節に集合して、太い深部リンパ管を通って鎖骨下の静脈角から静脈に入ります。
四肢のリンパ流は安静の時は殆どゼロで、運動で増加します。
リンパドレナージュと言われる素手で皮膚に直接触れて、全身に流れているリンパ液の流れを活性化させる手技に似た皮膚のマッサージはリンパの流れを増加させ、歩行など筋肉の収縮・弛緩は患肢のリンパ産生とその流れを増加させるのでリンパ浮腫にはマッサージが有効です。体を巡回する一日のリンパ液量は 2~4リットルです。一方、体を巡回する一日の血液量は体重60Kgの場合は 7トンもあります。7トンですよ!!!
リンパ節はリンパ腺とも言われます。このリンパ節の人体の配置とリンパ流の通路について詳しく復習しましょう。リンパ管の各所に、2mm~3Cm程の大小様々な豆状のリンパ節が芋づる状にあります。その数は 400~700個 ありその半数以上が腹部に集中しています。何故リンパ節の半数以上の400個のリンパ節が腹部に集中しているのでしょうか?それは外部から侵入する病源体の半数以上が口から入ってくるからです。主なリンパ節群は、頸部・腋窩部・腹部・骨盤部・鼠径部 に集中しており、四肢から流れてくるリンパに対して腋窩部・鼠径部・骨盤部のリンパ節群は関所のような位置関係にあります。このリンパ節群の関所一部のがんは退治されます。
従って乳癌や子宮癌の手術で、このリンパ節が郭清されると廓清されたリンパ節のリンパの流れが完全になくなりリンパ節廓清術後にリンパ浮腫が発症することになります。リンパ管には、ヘルペスウイルスなどの病原体から体を守るリンパ球をたくさん含んだリンパ液が流れています。 このリンパ管の道筋にある小さな特別な免疫器官であるリンパ節が成人の場合は、約600個が、全身のリンパ管に点在しています。そこで一部のがんは退治されます。原発巣のがん細胞が周囲にあるリンパ管に侵入し、リンパ流にのってリンパ節に運ばれ、そこで転移性腫瘍をつくることをリンパ行性転移といいます。まず、原発巣の近くのリンパ節に転移し、そこからリンパ管を伝わって次々に遠くのリンパ節まで転移していきます。とりわけ癌細胞のすべてにherpesが感染しているのですが、しぶとく生き続けたがんはリンパ節で増殖(リンパ節転移)しリンパ管をつたってさらに別のリンパ節へと進行転移していきます。
リンパ節を切除すると、体内をめぐるリンパの流れが滞るため、リンパ浮腫が起こり、手や腕、足などがむくむことがあります。
リンパ節は郭清(かくせい)とは何でしょうか?リンパ節は体を守ってくれる非常に大切な働きをしています。リンパ節はリンパ腺とも言われ網状の皮質とリンパ細胞(濾胞細胞)からなっており、リンパの濾過器(フィルター)としての役目をしています。
リンパ節には白血球、とくにリンパ球が集中していて、リンパと共に運ばれてくる体に不要な病原体などを細網繊維の網に引っ掛け捕え、それをリンパ球などが処理(食べる)します。そして処理しきれなかった異物や病原体・ガン細胞などを一時的に溜め込みます、手術でこれらのリンパ節は郭清(かくせい)されます。郭清とは全てをきれいに取り除くことです。
二番目の血管を経由する転移を血行性転移といいます。がんが人類最大の死因である原因は、がん細胞は血管を移動路として使用して活動の場を全身に広げる、いわゆる「血行性転移(以降、転移)」を行う性質によるものです。原発巣の近くにある毛細血管や細い静脈にがん細胞が侵入し、血流を介して全身の臓器に転移します。血液中を循環するがん細胞の多くは無限に人体に存在する毛細血管から血管の外へと遊出することが出来るからです。からです。癌初期段階から、実は血液内に癌細胞は流れ出しています。しかし、これがほかの部位に定着するためには、ふたたび血管を内側から破って臓器内に侵入し、定着して、細胞が増殖するための血管をつくりださなければなりません。人間のからだには免疫機構があるので、多くのがん細胞は新しい血管が生み出される前に殺されてしまいます。しかし、侵入と血管新生に成功した癌細胞があれば、そこから増殖がはじまり、転移巣を形成するのです。一般的には、静脈の流れにしたがってがん細胞は移動するので、大腸がんでは肝臓に、腎がんでは肺に転移しやすいのですが、必ずしもそうとは限りません。がん細胞によって、転移する臓器に対する親和性に違いがあるからです。血行性転移の場合は、癌細胞が静脈に乗って転移することが多く、血液の流れの向きと原発巣の位置によって転移しやすい部位が異なります。リンパ液や血液に乗って、他の臓器にたどり着いた癌細胞が、たどり着いた先で増殖するのが「血行性転移」「リンパ行性転移」です。
一方、「播種性転移」とは、癌ができた臓器から癌細胞を含む組織が剥がれ落ちて、近くにある腹腔や胸腔などに散らばり、その場所で増殖を始める転移です。「浸潤」とは、その名の通り、癌細胞が染み渡るように近接する臓器に広がるタイプの転移です。
これらの転移のメカニズムはとても複雑で、様々なフェーズに分割されています。また、現段階では転移を引き起こす遺伝子異常も一つではなく複数の要素が関与していると考えられています。
例えば、癌細胞が原発巣から離れて、他の部位に移動する際に「離脱」という現象を引き起こす分子にはE-カドヘリンと呼ばれるタンパク質が関係しています。E-カドヘリンが正常に機能していれば、転移は起こりにくいものの、何らかの機能異常を生じて、癌細胞が原発巣から他の部位に転移していってしまうと考えられているのです。
3番目の転移パターンとして、播種性転移があります。これは、人のからだには胸腔(肺のあるところ)や腹腔(消化管や肝臓などのあるところ)という2カ所の隙間があり、それに面した臓器に発生したがんがあたかも種を播いたように腹腔や腹腔の別の部位に転移性腫瘍を形成するものです。
浸潤とは、原発巣のがん細胞が直接に周囲の組織や臓器に広がっていくことです。転移でも、リンパ管や血管にたどり着くまでの最初のステップには、この浸潤の過程が必要です。
癌の転移は,リンパ行性でも血行性でも,癌細胞が基底膜あるいは細胞外基質を通過する ことが必須である.この過程は,癌細胞の原発巣からの離脱と細胞外基質への浸潤から成り立っていると考えられる。今回の検討で,細胞間接着分子であるE-カドヘリンの機能異常は,癌細胞間の接着特性の喪失だけではなく,細胞外基質への浸潤能の増強にも繋がっていることが示された。 すなわち,原発巣から離れた癌細胞は,マトリックスメタロプロテイナーゼ,マトリックセリンプロテイナーゼ,あるいはカテプシンD等の細胞外基質分解酵素の産生を増加させることで浸潤性を獲得していると考えられています。
転移がんの移動パターンには①リンパ管②血管③播種(はしゅ)の三つがあります。それらに対する治療法について癌の原因はロイアル・レイモンド・ライフ博士の「癌ウイルス」つまりヘルペスウイルスである観点から批判しましょう。
①リンパ管からリンパ転移している場合の主な治療法はリンパ節転移している場合は、全身への転移を予防する目的で転移しているリンパ節を手術で切除されますが、リンパ節に集まった免疫系のすべての役者がヘルペス待ち構えている敵の陣地に飛んで灯にいる夏の虫である癌性herpesウイルスを待ち構えている最強の砦をわざわざ潰して切除するとは以ての外で、言語道断というべきです。ヘルペス性癌細胞は何もリンパ節を癌拡大の大基地にして全身への転移するのではなく600このリンパ節で動脈血とリンパが合流してherpesウイルスを認識できるTリンパ球や殺すことができるキラーリンパ球が集合でき100%特異的な敵である例えばherpes感染細胞を認識できるのです。何故、リンパの通り道にあるリンパ節に小動脈血管が入り込んでいるのでしょうか?2つ理由があります。一つ目はリンパ節で強敵のヘルペスと戦うための十分な酸素と栄養を補給するためと2つ目は血管に存在してもあまり役に立ちそうでもないTリンパ球やBリンパ球や樹枝状細胞や大食細胞を最も必要なリンパ節に集めるためです。
600か所にあるリンパ節の役割はherpesとの関りでどんな仕事をしているのでしょうか?リンパ節の役割はいくつかあります。
一つ目はリンパ節は言わばリンパ(液)の濾過装置です。濾過とは液体から混じり物を除去することです。リンパ節の最終の存在目的は感染巣や癌原発巣から単独でリンパで流れてきたherpesやもしくはヘルペス性癌細胞を取り除いたり、又はである樹状細胞やマクロファージに捕まって運ばれてきたherpesやルペス性癌細胞を除去することです。
二つ目はリンパ節には抗原、抗原提示細胞(APC)、T細胞、B細胞が集まって仕事がしやすい組織された環境を与え、そこで活性化されていないナイーブT細胞、B細胞が活性化されますが、活性化されてしまっているT細胞、B細胞は再活性化されるが場所でもあります。
三つ目はここで活性化されたてナイーブT細胞とナイーブB細胞は共にエフェクター(効果器)に成熟します。成熟したB細胞は抗体を作ります。一方、成熟したT細胞はヘルパーT細胞(Th細胞)となりキラーT細胞も成熟して感染細胞をころす事ができるのです。癌細胞はherpes感染性がん細胞であるのに成熟したキラーT細胞はなぜherpes感染性がん細胞を殺すことができないのでしょうか?
何故ならばリンパ節こそが免疫とヘルペスとの天下の一大決戦場にして敵であるヘルペス癌を殺せる場所の出発点であるのですが莫大な数の転移癌細胞には太刀打ちできないのです。例えば転移癌の重さが15gになっている癌細胞の数は100億個になっています!!地球上の人口よりも多いのです。herpes感染性がん細胞だけは特別な細胞であるからです。免疫はこの世で最も手ごわいherpesと宿命の巨大な癌の二つの敵と戦っているのです。herpes感染細胞だけであれば簡単に処理できるのです。敵がherpesだけであれば簡単に免疫の力で殺せるのです。殺せなくってもherpesは人の免疫のすごさに逃げ隠れするしかないのです。しかもあらゆる免疫細胞が最強の敵である癌ウイルスである殺しきるための作戦計画の最高本部であり、かつヘルペスが来るのを今か今かと待ち伏せをしている免疫の軍隊を配備している最高参謀本部である癌でない普通のherpes感染細胞だけであれば、リンパ節こそがいかに多くのherpesが突然変異を起こして作ったがん細胞には現代の医学は足も手も出ないのは何という皮肉でしょうか!!!人間が作った金にすべての人間が支配されているのとそっくりな現象ですね。普通のherpes感染細胞だけであればリンパ節という最高の免疫最高本部の指令によっていつでも天下分け目の最終決戦場にherpesとの戦いは必ず免疫が勝利をものにできるのに。
そのような癌細胞から人の命を守ってくれるリンパ節を原発巣の臓器の周囲のリンパ節まで含めて広い範囲で切除せざるを得ないのですが癌の根本解決ではないのです。また、転移しているリンパ節に放射線をあててリンパ節に集合している免疫細胞を殺すのもついでにやっている無意味な治療に過ぎないのです。又、原発巣から遠いリンパ節に転移が見つかっているときは他のリンパ節にも必ず癌は転移しているので抗がん剤を使用することもあるのも間違っています。
抗がん剤の作用と副作用は何でしょうか?がん細胞だけに作用し,正常細胞には作用しないという抗がん剤(細胞障害性抗がん薬)はまだ開発されていません。抗がん剤は正常な細胞にも作用してしまうため,副作用が生じます。抗がん剤は細胞の分裂・増殖を阻害することで効果を発揮するので,一般的に分裂と増殖が盛んな細胞(骨髄こつずい細胞,消化管粘膜,毛根など)が影響を強く受けます。
癌発生のメカニズム
抗がん剤のはたらき
主としてがんが細胞分裂する過程に働きかけ、細胞の増殖を妨げる。細胞が成長するのに必要な物質を作らせないようにしたり、反対に過剰につくらせたりして、がん細胞の増殖を妨害し、死滅を促す。
細胞の増殖と抗がん剤による細胞増殖の抑制
抗がん剤投与の目的①術前、術後の補助化学療法外科療法や放射線療法の前後に、全身に転移している可能性のある場合等、その病巣を根絶して治癒力を向上させるために用いられる。②全身的な癌の治療最初から全身的に発病する白血病等の癌に使用される。
血液がんと固形がんに対する抗がん剤の効き目の違いの絵図を上に示します。抗がん剤の効き目は固形癌よりも効きやすいのです。
癌細胞の分類の仕方はいろいろありますが血液癌と固形癌に大きく分けられます。固形癌は上皮組織から生まれる「癌」と非上皮性組織である結合組織や構造的組織から生まれる悪性腫瘍である稀な「肉腫」があります。悪性骨軟部腫瘍(骨軟部肉腫)は骨、筋肉、神経、脂肪組織などに発生する稀な悪性腫瘍であり希少癌と考えられています。組織の特徴から癌とは言わず肉腫と診断されます。
「癌」の方が「肉腫」よりもはるかに多いのです。「癌」には肺癌、乳癌、大腸がんなどがあり、「肉腫」には一番知られているのは骨肉腫があります。「癌」と「肉腫」を合わせて日本語では「がん」とひらがなで表します。英語では「癌」と「肉腫」はともにcancerと表記します。しかし日本語では実際は「癌」と「がん」の使い分けは厳密ではありません。二つとも悪性腫瘍であることには変わりがないからです。
血液癌には「白血病」と「リンパ腫」の二つに分けられます。「白血病」は英語でleukemiaと書き「リンパ腫」はlymphomaと書きます。
「白血病」(leukemia)と「リンパ腫」(lymphoma)の違いは何でしょうか?何故血液癌である「白血病」(leukemia)と「リンパ腫」(lymphoma)だけに短期間でうまれる悪性腫瘍である急性癌が起こるのでしょうか?癌はすべて長い時間かけて遺伝子であるDNAの傷が蓄積して10年もかけて癌が起こると世界中のがん学者は信じているのに何故同じ癌である血液癌だけが極めて短期間に癌になるのでしょうか?この事実も癌ウイルスであるherpesが骨髄の血液幹細胞のゲノムにherpes自身のゲノムを組み込むと他の固形癌と違って簡単に分化の回数の多い血液幹細胞のゲノムに組み込んで数多くの二つのがん関連遺伝子を突然変異をさせてしまうので急性の血液癌が生まれてしまうのです。幼若な成熟していない芽球のどのレベルで遺伝子がヘルペスによって癌化するのかは誰もわからないのです。
何回も成熟するための分化の段階を繰り返して血液幹細胞は骨髄で幼若な芽球を成熟した10種類以上の血液細胞を作るために分化のための遺伝子を発現しなければならないのでそのたびに短期間に分裂して膨大な数の様々な白血球を成熟させなければないので骨髄の遺伝子の仕事はハウスキーピング遺伝子そのものですから毎日毎日ハウスキーピング遺伝子に組み込まれたヘルペスの遺伝子によって塩基の並びを変異させられた癌遺伝子が発現してしまうのでリンパ性の急性癌や骨髄性の急性癌が生ずるのです。
血液細胞癌は血液幹細胞が分化してリンパ系のリンパ球と非リンパ系の骨髄系の細胞(例えば好中球など)のどちらかに成熟して正常な血球として末梢血液に出ていくのですが骨髄での分化の途中で骨髄へ血液から運ばれたherpesが分化レベルの異なった幹細胞に感染してヘルペスのゲノムが組み込まれた幹細胞のゲノムの遺伝子を突然変異させて癌化させたためにリンパ系の細胞も骨髄系の細胞もがん細胞になったために骨髄で成熟することが出来なくなります。リンパ系の細胞は白血病になり白血球の中のリンパ球のうち、B細胞から分化した 形質細胞 が癌化して骨髄腫細胞になり、骨髄腫細胞が主に骨髄で増える病気が多発性骨髄腫です。血液細胞癌の分類はややこしいのは血液幹細胞が10種類以上の細胞に分化しながら成熟した血液細胞になるどの段階でヘルペスによって遺伝子が突然変異させられたかによっての種類が多くなりしかも血液細胞癌が血液幹細胞の分化のどのレベルで癌が生まれたかで血液癌の名前を確定すべきなのに病理組織学に分類しているので矛盾だらけで正確ではないのです。
病理組織学的に血液癌を分類するという意味は何でしょうか?血液癌の組織学的診断とは、生体より生検によって採取された組織材料で作製された血液癌の顕微鏡標本(組織標本)を用いて、病理医が臨床情報や組織所見を総合的に評価し,形態学的に血液癌の分類の診断を下すことですから 骨髄でヘルペスが正常な骨髄幹細胞の分化の途上でどの系統の幼若な未熟な芽球といわれる血液細胞が白血球を癌細胞にしてしまったのかを生体より採取された血液の組織材料で作製された顕微鏡標本(組織標本)と100%一致するはずがないので血液癌の分類は学者によってまちまちであるのは仕方のないことです。しかも子供と大人の白血病にも違いがあるのです。例えば子供の場合は白血病はほとんどが急性白血病でそのうち70%がリンパ性であり20%が非リンパ性の骨髄性です。しかも慢性白血病は子供にはめったになく白血病の1.5%しか見られません。元々、慢性白血病は進行が極めて緩やかで治療しない場合の経過が長いのでつけられた病名にすぎないのです。つまり慢性白血病は急性白血病よりはるかに安心できる癌なのです。
血液がんとは何でしょうか?
赤血球、白血球、血小板などの血液細胞は、元は「造血幹細胞」という1つの同じ細胞から分化することで作られます。造血幹細胞は、骨髄系とリンパ系の2種類に分化し、さらに骨髄系は赤血球、血小板、顆粒球(好中球、好酸球、好塩基球)、単球に分化します。リンパ系はB細胞、T細胞、NK細胞などのリンパ球に分化します。顆粒球、単球、リンパ球をあわせて白血球といいます。血液がんは、この血液細胞の分化と成熟の過程でがん化し、異常な細胞が増殖し発症する病気です。分化のどの過程で異常が起こるかで、血液がんの種類が異なります。血液がんは、白血病、悪性リンパ腫、形質細胞腫瘍という3つの種類に分類されます。更に3つの白血病、悪性リンパ腫、形質細胞腫瘍は以下の様に再分類できます。
白血病の再分類は4つあります。病気の進行速度とがん化した細胞の種類によって、「急性骨髄性白血病」「急性リンパ性白血病」「慢性骨髄性白血病」「慢性リンパ性白血病」の4つに分類します。
なぜ血液の癌である白血病だけに急性の癌が存在しているのでしょうか?血液癌が存在するのは急激に癌を作る癌ウイルスであるherpesウイルスがすべての癌の原因であることを実証しているのです。他の固形癌のすべては短時間につまり急に生まれる癌は何一つ存在しないのに血液癌だけに「急性癌」が生まれるのでしょうか?答えは癌はヘルペスが原因であるからです。言い換えると癌ウイルスであるヘルペスウイルスだけが急激に遺伝子を突然変異を変えることができる能力を持っているからこそ急性血液癌ができたのです。がんは長い時間をかけてタバコ、紫外線、放射線、活性酸素、発がん物質などが遺伝子を突然変異させるというウソが、世界中にまかり通っていますが急にできてしまう急性白血病は癌ではないのですか???と言いたくなります。何故私がややこしい血液癌について詳しく詳しく説明しているのはまさに血液癌はおびただしい数の固形癌と同じく癌ですから同じ原因がどちらの癌も作ったのを証明したいからなのです。ところが世界中のすべての癌学者は血液癌も固形癌も二つの癌関連遺伝子が突然変異をしてこの二つのがんが生まれたと口をそろえて言いますね。そうです!!!血液癌も固形癌も他の肉腫もherpesウイルスのゲノムを感染細胞のゲノムに組み込んで感染細胞の正常な遺伝子をherpesウイルスが癌遺伝子にしてしまったから癌になったのだ。という真実を理論的に証明したいためです。癌は不治の病ではありません。死に至る病でもありません。医者たちが免疫を抑える間違った例の三大がん医療を下から癌患者を殺しているだけのことです。ロイアル・レイモンド・ライフ博士が100年前に癌は癌ウイルスが原因であるので癌ウイルスを光療法で殺せば癌は治ることを実証されたのです。私は彼から遅れること100年たって彼が実証した癌の原因は癌ウイルスであるウイルスこそ実はherpesウイルスなのだという真実を証明する理論を手を変え品を変えて打ち立てたのです。だからこそ何十人の癌患者を完治させることができたのです。
リンパ腫の細分類は3つあります。リンパ球はその機能に応じてさらにT細胞、B細胞、NK細胞の3つに細分類されています。リンパの癌である悪性リンパ腫には様々なタイプがあり、組織像の違いから大きくホジキンリンパ腫、非ホジキンリンパ腫の2つに分類されます。 そして、非ホジキンリンパ腫はさらにT細胞性リンパ腫、B細胞性リンパ腫、NK細胞性リンパ腫に細分類されます。リンパ腫にも良性も悪性もあります。
癌である悪性リンパ腫には組織像の違いから大きくホジキンリンパ腫、非ホジキンリンパ腫の2つに分類されています。日本はホジキンリンパ腫は稀ですが、末梢のリンパ節から発生して無痛性のリンパ節腫脹がほとんどです。日本に多い非ホジキンリンパ腫は顕微鏡を用いた病理組織分類では多くの種類に分類されます。例えば有名な非ホジキンリンパ腫であるバーキット(悪性)リンパ腫は腸管に発生する腫瘍で腹痛や腹部腫瘤が初発症状になります。
形質細胞性腫瘍は癌ではない良性と癌である悪性の2つがあります。ワルデンシュトレーム型マクログロブリン血症、形質細胞腫、多発性骨髄腫の3つに細分類されます。形質細胞性腫瘍は体内で過度に多くの形質細胞がつくられる病気です。
ワルデンシュトレーム型マクログロブリン血症は意味不明な形質細胞性腫瘍です。この形質細胞性腫瘍のように詳しいことがわからない白血病もあるので白血病の分類はややこしいのです。
形質細胞性腫瘍は良性(がんではない)と悪性(がん)がありいくつかの種類があります。
多発性骨髄腫は、白血球の中のリンパ球のうち、B細胞から分化(未熟な細胞が成熟した細胞になること)した形質細胞が癌化して骨髄腫細胞になり、骨髄腫細胞が主に骨髄で増える病気なので多発性骨髄腫と言われます。
なぜすべての抗がん剤には副作用があるのか?
癌細胞は元々健康なからだに必要な一部の正常な遺伝子がヘルペスウイルスによって突然変異を起こされて癌細胞になって異常に増殖をし始めただけです。ところがほとんどの抗がん剤は癌が癌である所以である増殖をさせまいとする目的で作られます。具体的には癌細胞が増殖しようとする細胞周期に働きその増殖を抑えるのが抗がん剤の目的でとなります。ところが癌になっていない正常な細胞も同じように増殖すべき細胞周期に抗がん剤を服用すると増殖できなくなるので抗がん剤の副作用によって新たな問題がおこって新しい病気が生まれてしまうのです。副作用が出始めると別の細胞周期の増殖を抑える別の抗がん剤を用いても同じ副作用が出てしまいます。つまり癌細胞だけを選択的に増殖させないで正常な細胞は正常に増殖させる抗がん剤を作ることはそもそも原理的には無理なのですべての抗がん剤は副作用がみられるのです。あらゆる病気は自分の免疫で治すべきなのです。にもかかわらず免疫が人体に悪いことして起こす病気は自己免疫疾患というウソの病気を作ってお金を稼いでいるのです。資本主義はまさに悪の巣窟そのものです。金が人間よりも大切である社会システムを変える必要があるのですが快楽をもたらす金力には誰も勝てないので人類絶滅まで待たざるを得ないようですね。悲しいですね。
これらの副作用は用いる抗がん剤の種類によって異なり,発現頻度・程度にも個人差があります。軽い副作用であれば,自然に軽快することがほとんどであり,自律神経にも副作用である悪心おしん(吐き気)・嘔吐おうとが見られます。白血球の好中球減少も抗がん剤の副作用でよく見られます。抗がん剤の種類によっては,アレルギー反応,悪心・嘔吐などが高い頻度で出現することがわかっていますので,予想される副作用を予防する薬剤などを併用しながら治療を行います。600か所のリンパ節にいるリンパ球を殺してしまうことにもなるのでヘルペス感染症である癌を現代標準がん治療がヘルペス癌を増やすことがあっても治すことは絶対あり得ないのです。
悪性リンパ腫とリンパ転移の違いは悪性リンパ腫は、リンパ球という血液の細胞ががん化し、全身のリンパ節に集まってしこりやこぶを作る血液がんの一種です。がん細胞がリンパ節にあるという状態は同じですが、一般的にリンパ節転移という場合は固形がんがリンパに転移している状態をさします。リンパ管は最終的に血管と合流しますので、リンパの流れだけでなく血流に乗って血液の癌は他の場所へと運ばれていきます。 何故リンパ節癌という固形癌は存在しないのでしょうか?しかも固形癌がリンパ転移した時に転移性固形癌がリンパ節に存在・定着しないのでしょうか?血液(りんぱ球のがん)やリンパ液(リンパ球の癌)はリンパ節に見られるのでしょうか?先ずリンパ節のはたらきを詳述してから、「何故リンパ節癌という固形癌は存在しないのか?」については後述します。
癌のリンパ節の転移は癌の予後が悪化する前触れではなくherpes感染症であるがん細胞性herpesを自然免疫や適応免疫でとりわけherpesを殺すためにリンパ節で捕獲していると考えるべきなのです。癌と免疫の戦いというよりもherpes性癌と免疫との戦いを行える確実で唯一の戦場なのです。リンパ節とは抗原提示細胞とTリンパ球とBリンパ球と大食細胞の4つの免疫細胞が存在している高度に組織化された場所なのです。
しかもリンパ節での戦線ではヘルペスだけと戦うときは免疫のほうが優勢であることをヘルペスは知っているので細胞の核の中に隠れ住むのです。しかしherpesが増えすぎてかつヘルペス性癌細胞が増殖過ぎると人体の免疫の砦である600個のリンパ節の総力をもってしてもherpesには最終的には敗北してしまうのが現在の間違った免疫を蹂躙してしまう標準三大医療である手術、放射線、抗がん剤によるherpesを無限に増やす対症治療なので、herpesが増えすぎてかつヘルペス性癌細胞が増殖過ぎてしまうので人体のすべての免疫の砦である600個のリンパ節の総力をもってしてもherpesには最終的には敗北してしまうのを世界中の医者は誰も気が付いていないのです。免疫を下げる限りがんの原因であるherpesは永遠に増えるから癌も増え続けてしまうので免疫は手も足も出なくなってしまうのです。
最後の難病である「自己免疫疾患」と「癌」のふたつの病気の原因は患者がストレスにかかりやすいという点はこれらの病気が起こりやすいという出発点は同じでかつ人体の細胞がherpesによって異常になる点は共通しますが大きく異なる点もいくつかあるのです。共通点から説明しますと一つはストレスに耐えるためにステロイドホルモン出して知らぬ間に免疫を下げてherpesウイルスを増やしすぎます。二つ目は増えたherpesは免疫が取り戻されると様々な症状が出ます。この時に免疫を抑える薬を出されるとherpesがさらにこっそり増えます。この繰り返しが長期にわたって知らぬ間に続くとherpesは250種の組織の細胞に感染します。
一番大事なことはherpesはひとたび感染してしまうとherpesは死ぬまで殺すことができないことです。どこに隠れるかは何十か所に存在する自律神経節であり同じように何十か所にも存在する後根神経節という感覚神経節です。この神経節に隠れて潜んでいる限りあらゆる免疫の働きをもってしても神経細胞以外の細胞のすべてが作るインターフェロンαをもってしても見つけられて殺されることはないのです。しかもこのherpesウイルスはあらゆる人間に感染することができるので乳幼児期や小児期に家族から感染してしまい嫌なことがあり過ぎ死ぬまで生きるために過当な無差別の競争を強いられそのたびにherpesは80歳を超える老人の体の細胞で死ぬまで子孫を増やす天国を享受しているのです。その結果ヘルペス性の癌にすべての老人がかかってしまう日が目の前に来ているのです。
何故老人には自己免疫疾患はないのか知っていますか?herpesは免疫の落下した老人に癌細胞を作ることが上手なのははるかに多くのヘルペスウイルスのビリオンを若い人よりも作れるからです。細胞の遺伝子を癌化させてビリオンを指数関数的に増やすほうがはるかにはるかに効率が良いからです。というのは癌細胞は分裂増殖することだけが仕事になっているからです。スピードのついたアクセルの加速度のついた分裂のたびごとに癌細胞も分裂ができるのでいつまでも癌細胞に居つくことherpesも分裂できるチャンスを利用して子供のビリオンを増やせることを知っているのです。
自己免疫疾患も癌もherpesが細胞に感染するので病気を作る出発点は同じですが自己免疫疾患は若い時に細胞に感染したherpesが感染して短期間に細胞の分裂を利用してビリオンを増やし、次の細胞に感染するときに全身に張り巡らされている疼痛性侵害性ポリモーダル神経に感染してしまい痛みを感じることから始まります。Herpesは免疫から回避する能力を持った天才ウイルスですから人間のあらゆる細胞の中で神経細胞に感染して隠れ場所として住みつくのが一番安全であることを知っているのです。何故すべての細胞に感染できるのになぜherpesは神経細胞に隠れ住みたがるのでしょうか?神経細胞以外のほとんどの細胞はherpesウイルスが感染すると素早くインターフェロンα(IFN‐α)を産生します。かつIFN‐αに対するレセプターを神経細胞以外のすべての細胞は細胞膜に持っています。つまりヘルペスが感染した細胞から産生されたIFN‐αはherpesウイルスが感染した自分自身の細胞に結び付きます。この結合によってherpes感染によって増えたウイルスの量を減らすための何百もの蛋白が産生されるのです。さらに良いことにはIFN‐α近くの細胞がもっている近くの細胞のIFN‐αのレセプターにも結合すると、これらの細胞に近辺にherpesウイルスがいてすぐにherpesウイルスに攻撃されるからと警告を与えるのです。この警告によって警告された細胞は抗herpesウイルス遺伝子の発現が開始されるのです。しかもherpesが実際に感染したらその細胞は自殺してしまうのです。すごいですね!!自分の仲間の細胞を癌にもならせる怖いウイルスから守るためにすべての細胞が自殺するシステムを持っているとは人間の心をはるかに上回った存在であり、人間には不可能な愛他的慈善行為ですね。この自殺によって、この世で一番恐ろしいherpesウイルスを殺すことができるのは自分も一緒に死んでしまうしか方法は他にないのですよ。だってすべての細胞はherpesによって最後は癌をも作って人間の細胞を殺してしまい細胞に飯を与えてくれている一番大切な人間をも殺すことになることも知っているとしか考えられないのです。IFN‐α!細胞よ!万歳!!!しかも免疫を抑えない限り癌や自己免疫疾患やあらゆる種類の痛みであるherpesを増やしているのは病気を治せる唯一の資格という権力を持っている医者なんですよ!!!恐ろしい医薬業界ですね。まるで病気を作って患者を殺してお金を稼いでいるのですよ!!
こんなすごい利他的な免疫細胞以上の働きを全ての一般の細胞ができるのに病原体からすべての細胞を守るプロの免疫細胞がこんな利他的な細胞を殺すという病気を起こすと思いますか?免疫細胞がこんな慈愛に溢れた細胞を何の恨みがあって自分の細胞を殺してしまう自己免疫疾患を起こせると思えますか???と自己免疫論者に問いたいのです。戦争も人殺しも他人のお金や土地や財産を奪い取るのも自分だけの快楽を増やす資本主義がなせる業なのです。悲しいですね。何故神経細胞にherpesは感染したがるのでしょうか?それは神経細胞はherpesウイルスから人や細胞を守ってくれるこれほど大切なIFN‐αもIFN‐αのレセプターもなんと持っていないのです!何故でしょうか?すべての神経細胞は特に中枢神経細胞は原則として生まれたときには最終的に分化し尽くした細胞ですから幹細胞がなく神経細胞はひとたび死んでしまうと幹細胞で新たなる神経を作ることはできないからです。何故ならば人間が人たるゆえんは中枢神経が死ぬまで永遠に不滅であるからです。神経細胞にherpesウイルスが感染して、もし神経細胞がIFN‐αを作りかつIFN‐αのレセプターを持っていれば神経細胞ともどもherpesも一緒に自爆テロの犠牲者になって神経のない人間になってしまうでしょう。ヘルペスは神経細胞に住みたがるのもIFN‐αを神経細胞は産生できないことを知っているからです。さらに付け加えればヘルペスは細胞の核の中のゲノムに隠れ住みたがるのはIFN‐αから逃れるためでもあるのです。しかも細胞のゲノムにこっそり自分のゲノムを組み込み細胞が分裂するたびに細胞のあらゆる機構を利用して増えるだけではなく細胞の遺伝子まで癌化させてしまうという恐ろしい特技も発揮してしまうのです。この世で一番怖いウイルスはヘルペスなのですが誰も口にしません。何故ヘルペスが大手を振ってのさばり始めたのは何故だと思いますか?物質的な貧乏は激減したのですが減った貧乏のかわりに心の貧乏が増えてしまったのです。生まれて物心がつくと学びが始まると他人との競争が始まります。才能に恵まれる人はごくわずかで自分の思い通りに生きられにくくなり他人と常に自由競争のストレスの坩堝に投げ出されてしまいます。社会に出れば出るで自分で飯を食うために誰の世話にもならず地位やお金の取り合いを我慢してやらざるを得なくなり嫌な思いに耐えざるを得ない他人との出会いが多くなってしまいます。衣食住を満たしていい生活をするために低賃金で毎日毎日我慢せざる得ない生活を強いられ不満な思いが多くなります。近頃この世に生きることが心から喜びと言える人は非常に少なくなってしまいました。私もその一人です。サラリーマンにとって生きるとはストレスに耐え続けるのと同義語となってしまいました。
我慢すればするほど免疫が下がりヘルペスの感染が増えていきます。このようにヘルペスウイルスに感染した人が多くなり必然的にherpes感染者同士の出会いも頻繁になりお互いにherpesをうつしあう機会も非常に多くなってしまいました。私は健康のために電車通勤をするようになりましたが帰宅の電車の通勤客の顔は私と同じようにみんな疲れ切っています。疲れ切っているサラリーマンがヘルペスは大好きなのです。一方ヘルペスが益々闊歩していき、知らぬ間にherpesがすべての病気をばらまいていき、最後はherpes天国となってしまうのです。
ストレスから逃れるには欲をできる限り少なくして自我を捨て快楽という幸せも求める心も最小限にするしか手はなさそうです。私はそのような生き方をしています。私の最後の願いはこの世に最後に残された癌を治すことです。これしか生きる目的は他にありません。
ここで一旦、区切らせてもらいます。続きはPart4へ行きます!!まだまだ続きますので頑張って着いて来て下さい!!!