症例報告1例目
完治された病名1)歯肉炎2)歯槽膿漏
患者:64歳、女性
ある朝、口の中がねばっこくて気持ちが悪く、鏡で見てみると歯茎が赤く腫れていました。すぐ歯科医院に受診されると、歯肉が炎症で赤く腫れて歯槽膿漏になっていると診断されました。歯医者から「これは、長くかかりますよ。」悪くなれば、歯が抜けてしまうと言われ、とても不安にかられたそうです。いつも出血があり、歯茎に力が入らないため食事をするのも大変でした。歯槽膿漏は歯周炎や歯肉炎とも言い、これもヘルペスウイルスが原因なのです。なのでヘルペス性歯肉炎というべきですね!アハハ!ヘルペスウイルスを認識した免疫が歯茎の細胞内で戦っているために歯槽膿漏の症状が起こったのです。つまり、症状が出るのは免疫が細胞内にいる認識できるヘルペスを殺している時なので症状が出るのは良いことなのです。
別の病気で松本漢方クリニックに通院されていた患者さんは歯槽膿漏も一緒に治療することにされました。漢方煎じ薬を処方し毎日飲んでもらいました。何とか飲み続ける事一ヶ月後、歯科医院に再び受診すると歯医者から「歯茎がみちがえる様に良くなって来ましたね。」と言われました。とても嬉しくなってさらに意欲的になった患者さんはそれからも漢方煎じ薬を飲み続けました。日々良くなっていくのが目に見えて分かったとのことです。
今では歯ブラシで歯を磨いても痛く無くなり、出血も無く、硬いものでも平気で噛める様になりました。グラグラだった歯も元の健康な歯茎に戻り、歯を一本も抜かなくてすみました。
症例報告2例目
完治された病名1)喘息2)アトピー性皮膚炎3)歯肉炎4)筋痛
患者:52歳、女性
この患者さんは娘さんの喘息の治療をきっかけに松本漢方クリニックに通われていました。患者さんは小児喘息を患っていましたが、生後7ヶ月の娘さんにも乳児アトピーが起こり、年少の頃から喘息も発症してしまいました。
知人の紹介で松本漢方クリニックを知り、喘息の治療を娘さんに受けさせたところ、漢方を飲んで30分で喘息の症状が治まり、これに感動された患者さんは娘さんに治療を続けさせました。以前までは少しの喘鳴音にも薬の量を調節しながら飲ませ、発作を防ぐのに体力の消耗も避けさせて学校にも薬を持たせておられました。自分自身の免疫を上げて自分の病気を治したので、以前の薬の様に薬切れで症状が辛くなることは一切なくなり、中学生になる頃には発作の回数が激減し、咳の程度も軽く、体育や元よりマラソンも完走することができ、そしてテニスクラブも最後まで続けることができました。肌も今ではスベスベです。
前医にステロイドを入れられ、副作用により脱毛も親子共に起こしていましたが、漢方煎じ薬と塗り薬に加えてお灸やツボ押しなどを色々指導し、脱毛はなくなり親子で地毛をなびかせています。思春期に入るとヘルペス・胃痛に加え膀胱炎にかかりましたが、すべて当院で各々2週間以内に治まり再発も起こりませんでした。
ご子息もアトピーで当院に通院されました。幼児期にステロイドを塗ったことがあり、10年の歳月を経てアトピーが再発してしまいました。日光を浴びると肌に症状が現れたとのことです。漢方煎じ薬、塗り薬にさらに免疫をあげるため漢方風呂にも入ってもらい1年ほどで完治され、太陽の光を浴びながらテニスにサッカー、スノーボードと元気に走り回れるようになりました。
そして患者さんは歯肉炎の治療を受けられました。歯の中心が痛み、歯茎がグラグラして弱く腫れている状態でした。漢方煎じ薬を処方し飲んでもらうと痛みも腫れも短時間で治まったそうです。薬切れで苦しくなるということも全く起こりませんでした。
次に膝の筋を痛めた際にも当院で治療され良くなりました。整形外科で電気治療を受け、さらに膝の水をかなりの量を2回ほど抜き取られ一時は松葉杖やステッキが手放せなくなったのです。同様に当院の処方した漢方煎じ薬を飲み続けられました。目に見えて足の調子が良くなり、さらに幼い頃に腎臓を傷めて水分の排泄が上手くなかったのが気持ちいいほどの排尿ができ、体重も少し減って膝にもよくなり、水を抜くことなく膝の痛みを完治されました。さらに体が疲れやすいこともご相談され、これも漢方を処方して疲れたなと感じた時や風邪を引いた時に飲んでおられました。患者さんもお子さん同様に完治され、元気に日常を送っておられます。