潰瘍性大腸炎・クローン病 症例報告

潰瘍性大腸炎やクローン病完治の症例報告Part75(コメントなし)更新2023.1.17

投稿日:2023年1月8日 更新日:

症例報告181例目

完治された病名1)クローン病

患者:36

この患者さんは毎日仕事が忙しく、ほとんど毎日会社で過ごすような生活を送っていました。そしてその仕事のストレスにより下痢を起こすようになりました。患者さんもストレスによって下痢が起こったと考えましたが、この時は下痢がクローン病によるものだと関連付けるような考えはありませんでした。

ある時、左手親指の付け根の関節が突然痛み出したので近所の整形外科を受診されました。捻挫かと思われましたがレントゲンを撮るも異常は見当たらなかったため、湿布だけ処方され帰宅されました。しばらく湿布を貼って過ごすも一向に痛みが治まらず、今度は左膝の関節が痛み出てきて初めて少し焦りを感じ、かかりつけの近所の病院ではなく大きな整形外科に受診しました。MRI検査や血中の抗核抗体等リウマチ関連の検査を一通り受けるも、MRIで関節の炎症が確認できただけで、抗核抗体などのリウマチ因子は陰性でした。リウマチでなかったことに大いに安心されましたが、整形外科で原因が分からなかったので内科にかかることになりました。

その内科で数年前から下痢が続いていることを内科医に申告すると、膠原病の疑いがあると言われ、消化器で有名な総合病院を紹介され、そこで血液検査、CT、内視鏡カメラなどの検査を行いました。そして検査結果、大腸に縦走潰瘍が見られたことからクローン病と診断されました。2012年6月でした。この時点でCRPは11以上、関節の痛みはほぼ全身に広がっており、毎日38度を超える高熱でした。関節炎により歩くことも困難になり、寝返りをしても痛む毎日が続いていました。

クローン病と診断されてからすぐに主治医の指示により食事はほとんどがエレンタールになり、ペンタサと関節の痛みを抑えるためのロキソプロフェンも処方され、約1年使い続けました。しかし下痢や発熱は治まらず、今度はレミケードに切り替えると提案されました。主治医の先生からレミケードのことについて詳しく説明を受けましたが、レミケードを飲んでも効果がなければさらにメトトレキサートを併用する可能性があると言われ、免疫を抑制する薬を2種類も併用することに抵抗を感じた患者さんは家族と話し合い、レミケード以外の治療が内か必死に探したそうです。そしてたどり着いたのが松本漢方クリニックのホームページでした。

ステロイドは一切使用せず、患者自身の免疫を高めて治療すると当院のホームページに書かれているのを読み、最初は半信半疑でしたが、私の理論を読んで治療方針に信念と自信を持っている事が伝わり、松本漢方クリニックに受診することを決意していただけました。当院で治療を受けるにあたり、徐々にペンタサを飲む量を減らし、1ヶ月後くらいには完全にペンタサを止めるようにし、並行して断痢湯(下痢止め)という漢方を服用してもらいました。初めて飲む漢方に最初は、苦くて飲むのに苦労されましたが、これで自分の免疫を高めて治すことができると信じ、また食事は何でも食べていいという私の言葉をモチベーションにして飲み続けました。

断痢湯を飲み始めて最初の数カ月は発熱や関節炎が若干ひどくなりましたが、リバウンドによるものだと思い耐え続けました。その後、関節炎や発熱は徐々に治まり、手足にアトピーのようなものが少し出てきました。患者さんはクラススイッチが起こったことに嬉しくなりました。目に見える成果が得られたことで勇気付けられ、その後も断痢湯を飲み続けていき下痢の症状が治まっていきました。

松本漢方クリニックから漢方を処方してもらうようになってから1年以上が経過すると、下痢の症状はほとんどなくなっていました。さらに2015年の内視鏡検査でクローン病と診断された時、大腸の縦走潰瘍がほとんど無くなっていました。この時点でCRPは0.3と基準値をキープしている状態でした。しかし、この結果が患者さんの慢心を生んでしまいました。

仕事の忙しさもあり、治療を怠ってしまいました。もう下痢も治まって漢方を飲まなくても問題ないだろうと思ったからです。漢方を飲まないようになってから数カ月は体調面では特に問題はありませんでしたが、仕事もハイペースでこなしていき、気付けば仕事量は発病前よりも多くこなしている状況になっていたそうです。食事に気を配ることもせず、ストレス解消のため飲酒もし、こんな生活が1年ほど続きました。そして2016年2月末、ある日の夜中、寝ている時に腹痛を起こし、翌日の仕事中に大量の下血をしてしまいました。患者さんは頭の中が真っ白になり、慌てて地元の病院に行き、症状を主治医の先生に話して2日後に内視鏡検査を行いました。結果は、予想通り大腸内の潰瘍が戻っていました。

患者さんは怒られることを覚悟で私に連絡しました。怒りながらも漢方を処方しましたよ?アハハ!その後は会社の上司に体調の面を考慮してもらって仕事量を減らしてもらい、処方された漢方をきちんと毎日飲まれました。漢方を再開して1ヶ月余りで下血、下痢が治まりました。今では普通の生活を送っており、当院の治療を終了されています。

症例報告182例目

完治された病名1)クローン病

患者:16歳、男性

2009年6月2日におしりが痛くて学校を早退し、そのまま肛門専門の病院に受診されました。痔ろうが見つかったことでクローン病の疑いと言われましたが、初めて聞く病名に軽い気持ちで1週間後にもろもろの検査を受けることになりました。後日、血液検査、大腸検査、胃カメラを受け、検査技師から先に胃カメラの写真を見せられると「クローン病で間違いないでしょう」と言われ、翌日の主治医の診察時には改めてクローン病と診断され「一生治らない、難病です」と言われたそうです。今まで健康だった患者さんが突然、難病と診断されご家族は大変ショックを受けられました。

1週間後に入れた内科の予約を待っている間に患者さんは痔瘻が悪化し、診察の時には痔瘻の熱もあり、歩けるのもやっとの状態でした。そのまま痔ろうの手術を受けて入院しながら治療をすることになりました。それから1週間後にもう一度ゴムを通す手術を受けられました。毎日決まった時間にペンタサとエレンタールを飲み続け、術後の激痛に1ヶ月耐え続けました。

その間に父親がインターネットで松本漢方クリニックのことを見つけ出し、藁にも縋る思いで退院してから1週間後に痛みを我慢しながら大阪へ来られました。私との診察で希望をもらい当院で治療を受けることにされました。

漢方薬やお灸、消毒液を処方し毎日続け、服用していたペンタサを2錠飲んでいたのを1錠で飲むようにしてもらい、8月終わりにはペンタサを飲まなくてもよくなりました。

9月になり、夏休みが明けて学校が始まると電車と自転車の通学に不安を抱きつつも、毎日部活にも参加できるようになりました。手術のゴムがまだついたままで思うように行動ができないもどかしさもあったようです。

月に一度くらいで内科を通院されていましたが、検査の結果はもちろん良くなっていました。病院の薬を飲んでいないことは無効に言っていませんでした。食事は線維のあるものや油ものを少し控えていましたが、退院直後のように全く食べないということはありませんでした。お弁当もたまに油ものを入れても普通に食べられていました。

退院してから2ヶ月後、内科を受診すると調子が良くなってきたのでレミケード治療を勧めてきました。受診直後に私に連絡を入れてくれたおかげでレミケードを入れずに済みました。また早めにおしりのゴムを取ってもらうように言いました。外科受診時に何とか頼み込み、まだゴムを取るのは早いと言われながらも2本あるうちの1本を取ってもらえました。それから約1ヶ月後に最後の1本も取ってもらいました。

ゴムを取ってもらってから2ヶ月後、部活も少しずつできるようになり、毎日元気に過ごされていました。エレンタールはときどき飲んでいましたが、病院から処方されるペンタサは一切飲んでいません。その後も順調に経過し、血液検査の値も正常値に戻ったことで当院の治療を終了しました。

症例報告183例目

完治された病名1)クローン病

患者:19

2007年4月頃から下痢が続き始め、5月になるとさらに下痢が酷くなり1日にトイレに行く回数が増えていきました。さらに肛門にも症状が出だし、苦痛の日々が続きました。5月末に初めて肛門科の病院に受診。痔ろうと診断され、6月に肛門周辺にたまった膿を抜く手術をされました。術後の痛みに耐えながら病院から出された薬を飲まれていましたが全く効かず、下痢も変わらず良くならなかったとのことです。このため、肛門も良くならず7月末に痔瘻の根治手術を受けることになりました。手術は無事に終わりましたが、麻酔が切れると今までで経験したことのない激痛が患者さんを襲ってきました。痛み止めを飲んでも全く効かないほどの激痛でした。排便時の痛みのかなり激しく痛み、術後2週間は地獄の様でした。下痢が全く良くならないまま、12月に肛門のゴムをやっと取れるようになりました。しかし、その後の良くなることはなく、2009年2月に母親の友人の紹介で受けた病院にて大腸カメラをしてもらい、ここで初めてクローン病と診断されたのでした。

それから某医大を紹介され、そこでペンタサ、プレドニゾロン、イムランを処方され、しばらく服用するとイムランの副作用が現れました。吐き気と倦怠感、ニキビなど色々でてきました。イムランからロイケリンに変えると副作用はましになるも精神的には良くなりませんでした。飲み始めてから4ヶ月後、このままでは嫌だと思い、インターネットで他に方法がないか調べたところ、当院で治療をされていた患者さんの闘病手記を見つけました。そして松本漢方クリニックのホームページに辿り着き、私の論文を読んで受診することを決心されたそうです。

松本漢方クリニックを初受診し、2種類の漢方煎じ薬を処方しました。ステロイド剤も全て止めてもらい、かなり苦い漢方薬を何とか我慢して飲み続けると、下痢の回数が徐々に減っていきやがて少しのリバウンドを経て長い間止まらなかった下痢が止まったのです。

漢方を飲み続けて3ヶ月後に血液検査を受けてもらうとほとんどが正常値になっていました。もう当院には足を運んでいません。素晴らしいことですね!アハハ!!

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