リウマチ性多発筋痛症・線維筋痛症 症例報告

リウマチ性多発筋痛症完治の症例報告Part26(コメントなし)更新2024.1.30

投稿日:2022年10月14日 更新日:

症例報告44例目

完治された病名1)リウマチ性多発筋痛症

患者:72

掌撞濃庖症のような症状に近隣の個人医院に受診され、2003年~2009年2月までかかり、1日1錠ベタセレミン(ステロイド剤)、就寝前に手のひら、足のうらに軟膏塗布ステロイドホルモン剤を使用されました。ちなみに錠剤はできるだけ飲まないほうが良いと医師から助言があったそうです。

2009年3月、肩の痛みで朝起きるのが苦痛になり、その後立ち上がるのが腰の痛みで困難になりました。1ヶ月後、近所の大病院にてリウマチ性多発筋痛症と診断されました。プレドニン5㎎1日3錠を10日ほどで炎症が止まりました。

しかし、2009年4月に乾癬を発症されました。その後、11月まで軟膏塗布(外用薬)による対処療法をされました。デルモベート軟膏0.05%チューブ製(強ステロイド剤)、オキサロール軟膏25mgチューブ製(ビタミンD剤)。赤く小さな発疹がものすごい速さで大きくなり、銀鱗状のカサブタになりました。カサブタは厚く盛り上がって成長し、やがて剥がれおちます。これが頭や手足に多く出ました。症状が良くなってもまた再発するため、軟膏の使用は多量に及びました。

完治ができないのにステロイド剤を継続して使用され、さらに症状が悪くなると薬を塗る量も増えていくことに患者さんは違和感や疑問、不安を持ちました。インターネットで病気について調べ、そしてアトピー性皮膚炎やリウマチ等の膠原病が治せるという論文を見つけました。それが私の論文です!

2009年12月5日、松本漢方クリニックで初めての診察を受け、漢方煎じ薬と抗ヘルペス剤を毎日飲んでもらいました。治療を始めて1週間ほどしてからリバウンド症状が出始めました。体全身に激しい痛みとこわばりが起こり、毎日の生活が非常に困難になりました。体重は1ヶ月で10kgも減り、背中の筋肉がげっそり落ちて肩甲骨が飛び出すほどでした。夜になると体温が38℃と上がり、寝られなくて睡眠不足になりました。血液検査の炎症度は、2010年4月から8月にかけて1.55~3.49とピークとなり、翌年の3月には下げ止まりました。

2010年11月ステロイド剤のリバウンドが収まりかけた時、心配していた乾癬の再発がありました。前の症状とは違い、発疹は主に両足にでき、しかもカサブタが容易に剥がれませんでした。入浴のときカサブタがふやけてはがれると、あとに赤いケロイドができて輪が広がり、新たに発疹ができました。良くなるのに10ヶ月かかりました。2011年11月、今度は足首周りに発疹が出始めました。そして治療を経て日常生活を無事過ごせるようになったため、当院での治療を終了しました。

症例報告45例目

完治された病名1)リウマチ性多発筋痛症

患者:67歳、女性

今まで大きな病気にならなかった患者さんは、リウマチ性多発筋痛症を起こしまさに晴天の霹靂でした。患者さんは完璧主義で自分は正しいという思い心グセがありました。正しいとする形や言葉等にあてはまらない、諸々に対し正義観を振りかざし、相手を思い通りに変えたいという欲望がありました。しかし相手も自分が正しいと思うわけですから、そこに心の葛藤が生じるわけです。いい加減な所で引き下がり、相手に譲ればいいのですが患者さんはとことん自分の正さを主張されていました。それがストレスとなって、ステロイド薬など一切口にしていなかったのにもかかわらず、副腎皮質から大量のステロイドホルモンを排出されて、ストレスから自分の心を守っていたのです。

まさか己の欲深い心グセがここまで自分の心を苦しめ、病まで発症させていたなんて自分に申し訳なく涙されたそうです。

2011年7月6日、膠原病かもという不安を胸に松本漢方クリニックを受診されました。「怖がることはありません。病名などどうでもいいのです」と話して患者さんを安心させました。

どれ程の自分は正しいという強い正義観でもって自分の免疫細胞を弱らせていたのかは、リバウンド症状による症状のあまりの酷さとすごさから納得させられました。

2011年1月頃、口腔内、特に舌に少し違和感があるものの日常生活には支障はありませんでした。両足ひざ下のまっ黒になった色素沈着が少し残っていましたが、あまり気にしないようにしていました。アトピー症状かどうかは分かりませんが、時折、ひどい痒みがありました。ピリピリ感のある細いブツブツが吹き出て、しばらく痒くなりました。このピリピリする原因はヘルペスウイルスが感染してピリピリを起こしているのです。処方した漢方の軟膏と抗ヘルペス剤の軟膏はよく効いたそうです。

「心を変えなくては病は治らないよ」心が第一との言葉を励みに日々自分を苦しめストレスへとしてしまう、心グセの修正へと取り組んでおりました。そのおかげも相まって今では日常生活に支障なく過ごせており、当院には通院しておりません。

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