潰瘍性大腸炎・クローン病 症例報告

潰瘍性大腸炎、クローン病完治の症例報告Part39-③(コメントあり)更新2022.6.17

投稿日:2022年6月17日 更新日:

前回の「潰瘍性大腸炎、クローン病完治の症例報告Part39-②(コメントあり)」の続きとなります。まだ読まれていない方は以下にリンクを貼っておきますので是非読んで下さい!!詳しく詳しく説明しているので頑張って下さい!!
潰瘍性大腸炎、クローン病完治の症例報告Part39-①(コメントあり)

当院で治療を始めて6ヶ月目にはお腹の張り、腹痛、便秘、粘液便、血便ともに全てなくなり、「潰瘍性大腸炎」という病気を患っていたことすら忘れてしまうほど、現在、体調がとても良好です。

(17年前に潰瘍性大腸炎と診断され、罹病歴も極めて長く、ステロイドもペンタサも投与されてきたにもかかわらず、このように短期間に症状が取れたのは不思議だと思われるでしょうが、どんな不思議な現象にも根拠があるものです。さてここで、この患者さんの不思議といえるほどに潰瘍性大腸炎が極めて短期間に良くなった理由を考えてみましょう。

膠原病が起こるのは免疫を抑えるからであり、逆に膠原病を治すのも免疫を上げて正常な免疫のレベルに戻す方法しかありません。特に膠原病はストレスのために自分で副腎皮質ホルモンを出し続けて、まず膠原病という病気を作り、さらに間違った治療で免疫を落とし続けて膠原病を治らなくしてきたわけですから、まずストレスをなくし、現代の愚かな免疫抑制の薬を全て止めることです。まず、この患者さんの心は私のホームページの『潰瘍性大腸炎は治る』という論文を読み、かつ証拠となる治った患者さんの手記をたくさん読んで、長年心の底によどんでいたストレスが一挙に解消されたと考えられます。これが可能なのは知的レベルが高いと無理です。世界でただ一人松本漢方クリニックの松本医学博士が治ると言ったところで、そう簡単に信じられるわけではありません。

私は宗教家でもありませんし、松本漢方クリニックを宣伝して治らない病気を治ると言って金儲けをする目的のためにこのホームページを作っている天才的ペテン師でもありません。ただ、治る病気を治ると素直に真実を語っているだけです。ところが真実というのは“真実だ、真実だ”と言い続けるから真実だというわけではありません。

真実を追究するのが学問であります。臨床医学の真実は人間の免疫を明らかにする免疫学にのっとって臨床医学の実践が始まります。いわば臨床医学は免疫学の応用版といえます。この免疫医学を世界中のいかなる臨床医学家よりもよく勉強し、これを実践することによって理論通りに潰瘍性大腸炎やクローン病を治しているのですが、世界で唯一の免疫学の実践を理解しなければ私を信用することができないのです。世界中でどの学者も誰一人として到達していないこの私の理論を理解する知的能力を持っている人たちだけが私の治療の真実を頭と心で納得できるのです。

実を言えば私のホームページを見つけたのは患者さん自身ではありません。患者さんのご主人であります。この患者さんのご主人は高専の教授です。彼は有名国立大学で博士号を取得した優秀な学者です。だからこそ彼が私のホームページを見つけ、その知的能力が彼を100%納得させ、さらに最愛の奥様も理解させ、はるばる遠路から受診することを可能にさせたのです。

この患者さんはハッと振り返るほどの美人であります。家族から愛され、ご主人に愛されている姿は一目瞭然でありますが、ただ一つ彼女にとっての幸福のブレーキが永遠に残る可能性があったのです。そのブレーキはまさに一生治らない病気である潰瘍性大腸炎であります。ところがこの潰瘍性大腸炎が治ると完全に知的に理解できた時に、その瞬間、彼女の心は完全に“病気が治らない”という不幸のブレーキが解除されてしまったのです。まさに心の幸せが免疫を正常に戻してしまったのです。

プレドニンについて述べたように、ストレスは1錠のプレドニン(5mg)換算で最大20錠分に相当するステロイドホルモンを自分の副腎皮質から出させる能力があるわけですから、これが一挙になくなってしまえば、免疫も正常に戻ってしまうのは当然のことなのです。私が常々患者さんにストレスを如何に上手に逃れるかが膠原病を完治させるカギとなると言っている根拠はここにあります。病気のストレスで悩んでいる人たちにとっては、治るということが頭で理解でき、同時に心で信じることができることです。これが可能になれば病気によるストレスはゼロになってしまいます。つまり心に引っ掛かる問題を100%解決することがストレスをゼロにすることであります。世界で唯一の正しい真実の松本理論で治せない病気はないのですから、病気でストレスを感ずる必要は全くないので、病気が不幸の原因になることはないのです。

ところが解決できない悩みが生きている限りは必ず出現します。この時にストレスを除去する方法は、その苦しい現実を受け入れることです。一言で言えば『諦め』であります。人間について言えることは国についても言えることです。今日本は大国から二流三流の国に落ちぶれようとしております。中国やインドなどの新興国が日本よりもはるかに金を儲けるようになったからです。資本主義は金が全てを決めてしまいますから、金儲けができなくなり始めた日本が本来の三流国、四流国になっても何もおかしいことではないのです。大体が人口においても、国土の広さにおいても、歴史の長さにおいても、過去の伝統や文化の力においても、中国に勝てるわけはありません。1948年のアヘン戦争以来、屈辱の150年の歴史を甘んじてきた中国が眠れる獅子の本領を発揮しだしたのも当たり前のことなのです。中国に負けまいとする心意気はわかりますが、無理なことなのです。贅沢ができなくても他の小国よりもはるかに生活レベルが高いのは言うまでもないことですから、自分の実力以上の生活をしてきた過去を異常だと思うべきものです。自分の力量を正確に判断し、それを受け入れてしまえば、日本はそれなりに自分の良さを発揮できるのです。

これは消極的なストレス解消法であり、幸福への道でありますが、もっと積極的な解消法があります。それは『他人の幸せを自分の心の中で自分の幸せと感じ取る』ことです。自分が欲しいものを持っている人を心から喜んであげることです。この心の在り方は資本もいらないし、変えられない現実を変える努力も必要ありませんし、最も汚い不幸の源泉である嫉妬も恨みもなくなるし、全ての他人から愛され、喜ばれ、自分も幸せになることができるわけですから、最高の人間の心の在り方といえます。事実そのような心を持っている人は、永遠に幸せになり続けることができるのです。このような心になる出発点は、自分も他人も同じく人間であり、自分と同じく全ての人が幸せを求めているということを認識することです。

人間は元来エゴイストですから、自分の幸せは最大限に求めると同時に、他人の不幸は最大限に喜びたがる存在です。普通の人は口先では他人の幸せを喜んであげるフリをしますが、他人の幸せが自分よりも優れた幸せであれば嫉妬を感じるものです。とどのつまりは心の奥底では常に他人の不幸を求め、自分の方が優れていると思いたがる存在です。これは、人間は利己的な遺伝子で作られているものですから、至極当然の遺伝子の発現であります。だから本当に幸せな人が少ないのです。利己的な遺伝子はいつも他人と比較して、自分が優位であることによって、自分自身の幸せを確認でき存在するのが人間です。このような偽善的な心の在り方を常に反省し続ければ、他人の幸せを自分の幸せにすることができます。私ができることは誰でもできます。私は特別な存在ではないからです。私も利己的な遺伝子で満たされている存在であるからです。

もうひとつ膠原病にならない方法があります。ヤクザになることです。ヤクザは他人に全く気を使う必要はないからストレスを感ずることがないのです。他人を苦しめ、他人の不幸を増やすことによって幸せを得ることができる人間になりきれば絶対に膠原病にはなりません。膠原病にならないためにはヤクザになればよいのですが、皆さんなれますか?ワッハッハ!

私は真実だけを背負い、その真実に支えられながら、神なる遺伝子という真実の実践を行い、全ての病気を治すことができるのです。この道は私一人が歩んでいる松本医学の真骨頂です。何千万人という世界中の医学者は、私の道とは正反対の道を進んでいます。私はこの何千万人という医者だけを敵に回しているわけではありません。あらゆるマスコミを利用して、間違った医学を説き伏せられた60億人以上の大衆をも敵に回しているといっても過言ではありません。一言で言えば、世界中の全ての人たちを敵に回しているのにもかかわらず、どうしてこんなに堂々と論陣を張ることができるのでしょうか?それは永遠不滅の免疫の遺伝子の真実を理解し、それを体現しているからです。全ての人が病気を治して幸せになりたいという永遠の願いを実現しているからです。

皆さん、テレビでよく放映されているのですが、ゴッドハンド(神の手)といわれる世界的な脳外科医でいらっしゃる福島孝徳先生をご存じでしょう。彼は世界中の脳腫瘍の患者さんの腫瘍を除去して患者さんを幸せにして、報酬としてもらったお金で福島孝徳病院を自分の力で作り上げました。脳外科医は世界中に何万といるでしょうが、他の脳外科医が恐れをなす脳腫瘍を果敢に挑戦して摘除し世界的名声を得たのです。(私は最近患者さんの知人の子供で治らない脳腫瘍を持っているという話を聞いたので、「福島先生の病院に電話して除去してもらったらいいではないですか」と言うと、「福島先生は除去できる脳腫瘍しか手術をしないという噂があるので、患者さんの母親は彼の出ているテレビ番組も見たくない」と答えました。私はこれは他の医者が嫉妬で言わせたと考えています。彼は他の脳外科医が治せない腫瘍を治せるからこそ世界的な名医になったわけですから、その知人に「とにかく一度電話した方がいいですよ」というアドバイスをしておきました。私がどうしてこのようなことを書くかというと、具体的には書きませんが、私も様々な方面の医療関係者から様々なやり方でいじめられているからです。だって一介の開業医が世界中のどの医者も治せない病気を治せば、道理としては全ての医者が賞賛されてしかるべきであるのに、実際は妬まれているのです。これが人間の心の在り方なのです。至極残念です。人間の歴史は嫉妬の歴史といえます。特に権力闘争は男の嫉妬そのものです。悲しいことです。

私も遺伝子病以外の病気は全て治すことができると豪語している男ですが、彼と私には超えられない差異があります。最も大きな違いは、彼にはただ一つの敵しかいません。危険な場所にある脳腫瘍という敵だけです。この脳腫瘍を無事に除去すれば彼の仕事は終わりです。私の場合も免疫の遺伝子を変えたために生じる、時によっては危険なリバウンドを乗り越えるという極めて危険な仕事が待ち受けていますが、このようなリバウンドという敵は大変手強な敵ではあるけれども、私の前に立ちはだかる他の敵と比べれば大したことはないのです。私の敵は世界中の間違った臨床医学であり、間違った医学界であり、間違った医者であり、間違った薬業界であります。私の正しい医療を広める為には福島先生に負けずにマスコミに頻繁に登場して名を売ると同時に私の医療を知ってもらえばよいのですが、残念ながらそんなことは敵は許しません。私がひとたびマスコミに登場すれば一晩で抹殺されてしまうでしょう。今までも、私の医院に色々と雑誌や新聞などが取材を求めてきましたが、いや、昨日も取材の電話がありましたが全て断っています。なぜならば今述べた巨大な敵を真実だけでは対抗できないからです。残念です。

癌と宣告された時には必ずマスコミに出ることをお伝えしておきましょう。それまではしこしことインターネットの世界だけで私の理論と証拠をお伝えすることにしておきます。また脱線してしまいました。次は症例報告に戻ります。)

〇病気になった経緯とこれまで受けてきた治療法

1993年、患者さんがまだ中学2年の時に「潰瘍性大腸炎」と診断されました。当時は、学校の成績を上げるために塾に通い、夜遅くまで勉強する毎日を過ごしておられました。しかし、この時の患者さんは成績が落ちたらどうしよう、とか、常に上位にいなくては、と自分を追い込んでいました。この頃から緊張するとすぐにお腹が痛くなるようになりましたが、小さい頃から胃腸が弱く、便秘気味で、お腹が痛くなることは度々あったため、体質だと軽く考えていました。しかし、いつの間にかお腹の張りと痛みがひどくなり、血便が出たときに初めて、病気だと気付きました。

(日本の社会は、かつては社会に出て独り立ちするまでは、遊びの中で人間としての知恵を学び、学校教育はついでにやっていた感じがありました。受験勉強などはとりわけする必要がなかったのです。私は77歳のよぼよぼ爺でありますが、学校以外で勉強した記憶がないくらいです。1歳の時に親父が病気で死んだものですから、母親は野良仕事や日雇いの仕事や内職で金を稼ぐだけで精いっぱいであり、私をかまう時間などは何もありませんでした。もともと母親も教育は皆無だったので、家庭で勉強の話をしたという記憶はほとんどありません。これは私の世代の全ての人について言えることです。

ところがいつの間にか日本の社会も戦後間もない貧乏国から高度成長社会と変わり、大国になるにつれて教育が叫ばれ始め、学力差別が全面に出てくるようになりました。現代はまさに能力差別、知能指数差別、点数差別、学力差別、素質差別だけが唯一歴然と残るようになってしまいました。これも何の目的かというと、金儲けの準備のためです。自分でお金を稼ぐストレス社会が子供の世界まで支配するようになってしまいました。豊かな生活をするためにはまず何よりもお金が必要です。そのお金を稼ぐ準備を子供がさせられるような世界になってしまったのです。能力のある子もない子も、体力のある子もない子も、成長の早い子も遅い子も、子供の個性にかかわらず子供の素質にもかかわらず、子供のころから東大に行くとか京大に行くとかという話が普通に語られる時代となりました。

と同時に、日本も1,2を争う化学物質生産大国となり、過剰に作り過ぎた化学物質を世界中に輸出しまくり、お金を稼ぎ、と同時に日本中が化学物質で汚染されるようになりました。まさにこの地球上にない物質を科学と学問でもって作り上げた化学物質が、いかに人間の生活に役立ち便利であるかという記事で満たされています。このような化学物質が地球をどれだけ汚染しているかについての記事はありません。

このような化学物質が生まれた時から人体に侵入し始め、この化学物質を腸管から排除しようとして、IgEという抗体を用いると消化管アレルギーを起こし、IgGという抗体を用いると膠原病である潰瘍性大腸炎やクローン病になってしまう時代となりました。この患者さんも幼少の頃はアレルギーで化学物質と戦っていたのでありますが、優勝劣敗の本格的な勉学の戦いに参加することによってストレスがかかり、自分の副腎皮質ホルモンを出し続け、IgEをIgGに逆クラススイッチして、化学物質と戦い続けた結果、潰瘍性大腸炎になってしまったのです。まさに膠原病は化学物質という異物が体内に入り、これを逆クラススイッチしてIgEをIgGのままで戦うと生じるという原理をこの患者さんは地で行ったわけです。従ってこの膠原病を治すのはストレスを除去し、IgGをIgEにクラススイッチし、アレルギーに戻し、最後はこのアレルゲンである化学物質に対して自然後天的免疫寛容を起こせば、この化学物質と共存し病気は治るというわけです。膠原病を治すなどというのはどんなに簡単なのかがお分かりでしょう。

とりわけこの患者さんにとっては、自分が永遠に治らない潰瘍性大腸炎であるという間違った思いが唯一のストレスであったので、私が“この病気は治るのだ”と確信させることによって、まず心から間違ったストレスが消え去り、同時に免疫を抑えるストレスの全てが消え去ってしまったので、これだけ長い病歴にもかかわらず、たった6か月で完治したと言えるぐらいに良くなってしまったのです。何も不思議ではないのです。逆に膠原病が治りにくい人は、病気以外の隠された心のストレスがあるのです。このストレスの原因を除去するためには、自分自身の生活ぶりや心の在り方を深く見つめる必要があるのです。自分の心の不満がどこから生まれるのか、自分が感じている怒りや自分の感じている不幸がどこから生まれているのかを素直に見直す必要があります。ほとんどの場合普通の人は自分の不満は他人のせいだと思う傾向があります。しかし実際は自分に責任があることに気がついていないだけなのです。

人は人生に成功しないのは、自分の素質にないからとか、自分の努力が少ないからとか、自分が遊び過ぎであるとか、と考えるよりも、自分の不成功は他人が自分を評価できないとか、社会のシステムが悪いと思い込んで自分の不幸を自分以外の他人や社会に責任をなすりつけたがるものです。それは利己的な遺伝子が常にその遺伝子を発現する人間を一番偉いと思いこませたがるからです。しかしながら遺伝子は心まで完全に支配することはできないのです。心の持ち方一つで同じ現象をどのようにも見方を変え、心の在り方を180度変えることができるのです。心の在り方を変えてしまうと不満は一挙に消え去るものです。それでも不満が消えなければ仕方がないと諦めることです。現実を変えることができない時は、自分の心を変えるしかないのです。どのような心の在り方であっても現実は同じままであるわけですから、自分の心を変えることによって心の幸せを得た方が賢明ではないでしょうか?心の在り方を変えて変わらない現実を受け入れてしまっても死ぬことはないどころか、逆に幸せに生き続けることができるのです。 さらに積極的に心の幸せを得る方法は、先ほど述べたように、自分よりはるかに幸せな人の心を自分の心で共感することです。その人の幸せを心で盗んでも、罰せられることはない上に、盗めば盗むほど幸せになれるのです。幸多き人が幸少ない人から嫉妬をではなくて、自分の幸せを喜んでもらえる共感を与えられれば幸せな人はさらに幸せを感ずるでしょう。他人が大金を稼いだり、事業に成功しても、口先ではすばらしいと言いながら、実は心の中では嫉妬を感じているという偽善が続く限り、この世は不幸が蔓延するでしょう。利己的な遺伝子から人間が成り立っている限り、永遠に人類は幸せを獲得することは不可能でしょう。しかしながらこのような私のように偽善に気がつき、心から改悛する努力を怠らない限り、エゴ的な遺伝子の支配から逃れ、他人の幸せを自分の幸せにすることも少しは可能となるでしょう。このようなささやかな希望を持っているからこそ、日本一多忙な開業医でありながら休息日に時間を割いてメッセージを送っているのです。心の幸せは心で作るものです。心の幸せが多い人ほど膠原病になることが少なくなるのです。)

一旦、ここで区切ります。続きは「潰瘍性大腸炎、クローン病完治の症例報告Part39-④(コメントあり)」にありますので医療用語が多く難しいと思いますが頑張って読んで下さい!

-潰瘍性大腸炎・クローン病, 症例報告
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