潰瘍性大腸炎・クローン病 症例報告

潰瘍性大腸炎、クローン病完治の症例報告Part30(コメントなし)更新2022.5.28

投稿日:2022年5月27日 更新日:

症例報告67例目

完治された病名1)潰瘍性大腸炎2)食中毒

患者:36

患者さんは20代中頃から下痢の症状が続いていましたが、体質だと思いあまり気にする事なく過ごしていました。平成25年8月頃、便に血が混ざり、近所の消化器内科を受診すると食中毒(毒素性大腸菌O-6、ベロ毒素陽性)と診断されました。抗生剤とビオフェルミンを服用し一旦は治りましたが、翌年8月、2度目の食中毒、しかも同じO-6菌が見つかりました。

薬を服用しましたが、下痢と血便は酷くなるばかりだったため紹介状をもらい、平成26年8月21日、地元の日赤で再度内視鏡で検査を受けると、潰瘍性大腸炎(全大腸炎型)と診断されました。患者さんの母親が同じ病気だった為、知っていたからこそ受け入れる事が出来ず、県外の病院でセカンドオピニオンを受けましたが同じ診断結果でした。

しぶしぶ処方されたアサコールを服用されましたが、日に日に症状は悪化し、強烈な腹痛と、1日30回以上の粘血便で夜も眠るのが困難な状態となっていました。受診するたび入院をすすめられましたが、治療に対する不安と何とか自力で治したいという思いから断り続けていました。

フラフラになりながらも病気についていろいろと調べているうちに、当院のホームページに目がとまり、当時掲載されていた沢山の完治された手記を読み、希望を見出しました。それと同時にステロイドの怖さを知りました。しかし患者さんの大腸はほとんど機能しておらず、即入院となってしまったのです。H26年9月6日から3日間の絶食、その間アサコールに加え水分を補給するための点滴とペンタサ注腸で下痢は15回前後にまで減り、血便も止まりました。ステロイド剤を入れたことによって免疫の働きを抑制され、見かけ上炎症がおさまっただけで完全に治ったわけではありません。

4日目の朝、おかゆの上澄みに具なしのみそ汁、昼も夜もほとんど味つけのない流動食のような食事が退院までの50日間続きました。それでも口にしたその日から早速血便が始まりました。多い日には20回以上の血便の時もありました。食べた以上に排出してしまうので、体重は激減し、ついには輸血が必要な程の貧血と栄養失調で安静の日々が続きました。炎症による高熱と腹痛も昼夜を問わず続き心身ともに衰弱しきっていました。

そんな中、主治医からはプレドニンの服用など、ステロイドの治療を何度もすすめられましたが、「これ以上の治療は望みません。私は漢方で治療をしたいんです。自分の免疫で病気と闘いたいんです。だから大阪に行かせて下さい・・・。」と主治医にお願いしました。毎朝の血液検査では無表情な主治医が一喜一憂されました。当院に来られる患者さんの中には病院と仲違いして当院に受診される方がいます。無知かまたは知っていて病気づくりをしている医者たちは患者に治療を拒否されると怒鳴ったり脅したりするヤクザチックな医者が多いみたいですね!アハハ!!医師から「最悪なのは腸を切る事です。今の状態だと、いつ穴があいてもおかしくありません。なので今はこの病院で大阪まで行ける体にまでもっていきましょう!」と言われました。申し訳ない気持ちでいっぱいになった患者さんでしたが、ステロイド治療を受けずに済みました。ただ、白血球除去法(G-CAP)を受ける事になりました。ですが10回中初めの4回は警告音が鳴り中止となりました。体が拒否していたのかもしれませんが、結果、冷えると血が固まってしまう特殊な病気が見つかり血液を温めてから体内に戻すという方法で何とかG-CAPを終えました。

一進一退の毎日でしたが、G-CAPを終了したH26年10月8日頃から下痢と血便の回数が5回前後にまで減りました。高熱と貧血、栄養失調は横ばいの状態でした。ただトイレに通う回数が減ったことで心が少し元気になり、食欲がわいてきて病院の食事を受けつけないということもあり、朝と夜に差し入れを持ってきてもらうようになりました。仕事の合間をみてほぼ毎日病院に足を運んでくれたご家族には脱帽ものです。

栄養失調により全身に脱毛が始まっていましたが、栄養剤の点滴も徐々になくなり、治療はエレンタールとアサコール、鉄剤の服用のみになり、やっと退院できました。退院前の内視鏡検査では期待していたよりはるかに悪い状態でしたが、予定通りH26年10月27日退院。翌日、念願だった松本漢方クリニックに父親の運転で4時間かけてこられました。

当院に到着して先に予約してもらった鍼灸の治療を受けてもらい、その後診察を行いました。松本漢方クリニックに来るまでの経緯を聞き「ひどかったんやね、発症したのは去年ですけど、だいぶ前から炎症は始まっていたでしょうからリバウンドはきついかもしれません。」とはっきりと伝え、「絶対に治る!大丈夫!」と患者さんを安心させました。

早速、自宅でお灸と漢方薬を煎じて食前と食後の1日3回飲み始めました。治療を始めて5日後、目に見える血便は無くなり、徐々に減らしていったアサコールと鉄剤は退院から20日後には中止となり、H26年11月18日頃には1日0回~3回のやわらかい普通便に戻りました。

リバウンドといえば、体の痒みのひどい時期が1ヶ月程ありましたが、赤色の軟膏を塗り、耐えました。今でも全身に残っている傷あとは病気と闘った勲章です!その間も不安なことがあれば電話をしてもらうようにしていました。

H27年1月アルコールを除いては、特に食べ物に気を使う事無く3食しっかり食べれるようになり、入院中8キロ痩せた体重は少しずつ増え始め、貧血の数値も正常になりました。調子のいい日が続き、半年以上仕事に就けなかった事もあり、就職活動を始め忙しく過ごしていた頃、逆に便秘気味になり漢方薬とお灸を患者さん判断で勝手に止めてしまいました。

H27年3月、新しい会社に就職し、心機一転!完治したと思い込み、闘病中の記憶は悪夢でも見ていたかのようにすっかり元気になりました。H27年7月、特定疾患の更新の為、退院後9ヶ月ぶりに日赤を受診しました。入院中、二人三脚で闘った主治医は、患者さんの退院と同時期に日赤を離れてしまい、代わりの医師が担当となったのですが東洋医学を理解してもらうには難しいと患者さんは判断し、あまり深く話すことなく内視鏡検査を受けました。

病状がひどかっただけに大腸全体に傷あとは残っていたようですが炎症はありませんでした。担当医は「治療もしていないし、この状態なら来年の更新はできない。」と言われ、「西洋医学では治らないから難病なのでは?」と思いながら安堵感でいっぱいになられました。いずれ仕事柄、お昼は外食、夜は晩酌とまた病気になる前の生活に戻ってしまいました。

こんな日々を送りながら、慣れない営業の仕事を必死にやっていたH28年3月頃からまた下痢の症状とひどい疲れが続くようになりました。ストレスも相当溜まってきたのでしょう。それから4ヶ月後血便。H28年7月1日、すぐに日赤で内視鏡検査を受けると炎症が見られました。この時は予約なしでの受診だった為、直腸部分のみの検査だったようで、全体に症状が広がっていないことを祈りながら久しぶりに松本漢方クリニックに電話されました。勝手に漢方を止めてしまったこと、しかも診察も受けず電話で漢方をお願いしたことなどたくさんの厳重注意を伝え、ひとまず1週間分の漢方を送り、H28年7月12日、松本漢方クリニックを来院されました。

この時の症状は常に残便感があり、1日に5回~8回の下痢と血便で朝起きてから出社するまでに4回ほどトイレに駆け込み、時には間に合わないことも何度かありました。幸い腹痛はありませんでしたが、仕事中もトイレが不安でまともに働けなくなり、信頼のできる上司に相談したところ、私の体調を最優先して仕事を続けられておりました。漢方だけでなく、鍼やお灸、抗ヘルペス剤などを総動員して患者さんの免疫を上げるようにしました。漢方を飲み始めて1ヶ月すると、残便感はなく下痢の回数は5回未満にまで減りました。体の痒みがある日もありましたが、前回よりだいぶ軽い程度で済みました。今度はちゃんと完治できたと伝え、自身の心の在り方を変えストレスを溜め過ぎないように厳重注意し当院を卒業され、もう通われておりません。

症例報告68例目

完治された病名1)潰瘍性大腸炎

患者:31歳、女性

症状が現れたのは1人目の子供を出産してすぐに下痢を起こすようになりました。完全母乳の育児に睡眠不足の日々のストレスと、無事出産を終えると急激に胎盤ホルモンが減り抑制された免疫が元に戻ったことにより免疫と増殖したヘルペスウイルスと化学物質との戦いが始まり下痢の症状が出始めたのです。

患者さんは産後の疲れかと思い、何もせずそのままにされましたが、徐々に症状は悪化していき、1日10回以上の下痢に血便、腹痛もひどく、体重も47kgから41kgに減少、便器の中が血で真っ赤になる日々でした。ついに高熱も続くようになり、ようやく近くの病院を受診。潰瘍性大腸炎と診断されました。この病気は難病で一生治らないし、一生薬を飲み続けないといけないと医師に言われ、患者さんはかなりショックを受けました。薬を服用する為、母乳をやめて下さいと言われましたが、患者さんは子供の為にも母乳で育てたいし、薬は一生使いたくありませんでした。

他に治療法がないかインターネットで調べると松本漢方クリニックのことを知り、すぐに受診されました。私の理論や当時掲載されていた患者さんの手記を読まれ、一生治らない難病が治ると書いてあり、他の病院はやらないような治療に患者さんは衝撃を受けました。炎症が起きるのは活性化した免疫が増殖したヘルペスウイルスや化学物質を体外へと排除しようと働きている証拠なのですから決して悪い事ではないのです。むしろ良い傾向なのです。ストレスにより心自分の体の中の副腎皮質からステロイドホルモンを出して免疫を抑制されるか、ステロイド剤や免疫抑制剤により抑制された免疫を漢方で免疫を元に戻し、免疫を抑制されていた間に増殖したヘルペスウイルスと免疫が戦います。そして膠原病の武器であるIgGから自然にクラススイッチしてアレルギーの武器であるIgEに変わり、最後に自然後天的免疫寛容を起こせば戦いをやめて炎症が起こらなくなり完治されるのです。

診察を行い、「病気は自分が治すんやで。」漢方治療を行う事で自己免疫本来の力を高めてクラススイッチを起こすのだと力強く教え、漢方煎じ薬と抗ヘルペス剤、お灸を毎日してもらうように指導しました。この日から患者さんは子供の為にも自分自身の免疫を上げるように治療を頑張りました。

漢方と煎じ薬を始めた2日後、貧血を起こして歩けなくなり、その夜、救急車で運ばれ即入院生活となりました。入院生活開始から栄養療法、薬物治療そしてレミケードの治療が始まりました。免疫を上げるどころか下げる治療ばかりさせられ、症状は良くなりませんでした。そして半年の入院生活の中、手術までされ、患者さんは毎日泣きながら早く退院して当院の治療をしたいと心から思ったそうです。

退院後は病院の治療を一切やめて、漢方薬、お灸、漢方風呂で下がった免疫を上げる毎日が始まりました。しばらくすると下痢、腹痛の症状がなくなり出血も止まりました。そしてついにリバウンドがやってきました。ある日、起き上がれないほどの痛みが全身に広がって首も回らないほどの痛みが起こりました。歩くのも困難で全身筋肉痛のような痛みだったそうです。今まで間違って受けた治療のせいだと割り切り、そこからひたすら痛みに耐え続けました。漢方薬にお灸、1日2回の漢方風呂を毎日毎日続けてこられました。

その結果、ある日全身の痛みが嘘のように消え、今は子供も抱っこでき一緒に走り遊べるようにまで良くなりました。

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