なぜシリーズ 理論

側頭動脈炎はどんな病気でしょうか?更新2022.5.15

投稿日:2022年5月15日 更新日:

側頭動脈炎は自己免疫疾患の一つで難病に指定されていますがステロイドしか効かないのはヘルペスが原因であるからです。

側頭動脈炎はどんな病気でしょうか?自己免疫疾患と言われていますが嘘です。それでは自分の免疫は何を攻撃しているのでしょうか?ヘルペスであることを知ったうえで治せない標準医療の以下の説明を読んでください。

側頭動脈炎は中年の人に多くみられ、側頭部の血管がヘルペスで侵されるために、その部分に痛みがあります。また、食べ物を噛んでいるうちにあごが疲れたり、視力障害が出ることもあります。なかには、リウマチ性多発筋痛症(poly‐myalgia rheumatica略してPMR)という、多発性の筋肉痛を特徴とする病気を合併することがあります。50歳以上で発病しやすく「巨細胞血管炎」とも呼ばれます。病変が起こった血管の壁に多数の核をもつマクロファージが融合した大型の細胞(多核巨細胞)が集まるため、つけられた名で、巨細胞は高安病でもみられるため、両者とも巨細胞性動脈炎として分類されます。側頭動脈炎では、頸動脈とその枝分かれした部分、おもに側頭部の動脈に炎症が起こります。側頭動脈は、こめかみにある動脈です。ここにherpesによる炎症が起こると、腫れた動脈がウネウネと浮いて見えて、押すと痛みます。それとともに熱が出て、頭やくび、肩甲部が痛んだり、肩の硬直なども起こります。体重が減ったり、全身の倦怠感(だるさ)もあらわれます。炎症が目の動脈に及ぶと、目がかすむようになります。重症になると、失明することもあります。

側頭動脈炎の治療はステロイド薬の治療が中心で高安病の場合と同じくステロイド薬(プレドニン)の治療が中心です。目の症状がある場合は、ステロイドパルス療法や抗凝固療法も検討されるのですがすべてインチキな治療法です。抗ヘルペス剤と漢方の煎じ薬で治ります。

-なぜシリーズ, 理論
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

腫瘍マーカーとは一体何でしょうか?腫瘍マーカーが上昇する理由は何ですか?癌はどのように生まれるのでしょうか?更新2025.6.18

腫瘍マーカーとは一体何でしょうか?腫瘍マーカーが上昇する理由は何ですか?癌はどのように生まれるのでしょうか?腫瘍マーカーという言葉を「増殖過剰マーカー」と変えるべきです。何故ならば「癌」とか「腫瘍」と …

no image

DNAのエピジェネティックな異常とガン 2018.8.16更新

「エピジェネティック」という英語は「後成的」と訳されます。後成的というのは「後で出来上がる」という意味ですが、はじめに出来上がるのは、DNAの正常な塩基の並びであり、この塩基通りの遺伝子を発現してタン …

no image

EBV(エプシュタイン・バール・ウイルス)について

 ヘルペスウイルスは8種類から成り立っていますが、4番目のEBV(エプシュタイン・バール・ウイルス)は、抗体を作るリンパ球であるBリンパ球に好んで感染します。もちろん骨髄から作られたばかりのBリンパ球 …

no image

原発の肺癌が他の組織に転移する転移性の肺癌はありえない上に、他の組織から肺に転移してくる転移癌も存在しないのです。更新2025.10.15

原発の肺癌が他の組織に転移する転移性の肺癌はありえない上に、他の組織から肺に転移してくる転移癌も存在しないのです。何故、転移性の肺癌のみならず肺に転移してくる転移癌も存在しないのでしょうか?それではそ …

no image

細胞周期とDNAチェックポイントと癌(細胞増殖過剰細胞)の関係とは何でしょうか?更新2025.6.11

細胞周期とDNAチェックポイントと癌(細胞増殖過剰細胞)の関係とは何でしょうか? まず遺伝子情報を正しく維持する仕組みを詳しく説明します。二つに大きく分けられます。一つ目は損傷したDNAを修復すること …