前回の続きとなります!まだ読まれていない方は以下に前回分のリンクを貼ったので是非読んでみて下さい!!
「潰瘍性大腸炎、クローン病完治の症例報告Part22-①(コメントあり)」
「潰瘍性大腸炎、クローン病完治の症例報告Part22-②(コメントあり)」
入院生活3週目6月4日~10日
入院生活の3週目は、もっとも印象に残る1週間でした。6月4日は、食事を開始するかどうか判断するための大腸カメラを実施する日でした。しかし私から大腸カメラをやるべきかについて聞きたいと思い、検査直前の朝一番に私の携帯電話に連絡を入れました。私は当時の患者さんの状態で大腸カメラをすることは大腸への負担が大きすぎるから避けたほうがいいと伝えました。
大腸カメラ自身が、患者にとっては大腸が傷ついているうえに固形物である大腸ファイバーを入れることは非情な苦痛をもたらします。さらに元々下痢が主症状であるうえに、さらに大腸にある食物残渣を排除するための前処置にくわえて、かつ傷ついた柔らかい粘膜が固形物である大腸ファイバーによって擦過され、傷が増え、潰瘍性大腸炎がますますひどくなります。しかも既に診断のための大腸内視鏡は済んでいますのです。採血によって得られる検査データで炎症の度合いが分かるので、IVHと漢方と心の正しい治療をやり続ける限りは必ず良くなるので、すぐにやる必要はないとアドバイスしたのです。しかも治すための検査ではないわけですから、ますますやる必要はないのです。
全ての検査は病気を治すためにやるべきでありますが、残念ながら出来高払い制の保険点数を上げるために患者の苦痛を何も考慮しないところが、さらなる苦痛医学を実践しているだけなのです。血液データでかつ自覚症状で全て状態が分かるわけですから、余計な検査はしなくても良いのです。例えば腹部エコーのような検査であれば苦痛は何一つないので、どんどん必要であれば積極的にやればよいのです。放射能を浴びせるような検査も絶対に必要でないし、病気を治すために必要でなければできる限りやらないほうがいいのです。
あちこちで耳が痛くなるほど言っているように、医学は病気を治すためにあるのです。医者が病気を作って金を儲けるためにあるのではないのです。世界で最も遅れた業界は医薬業界です。世界で最も悪徳をなしているのも医薬業界です。世界で最も不幸をもたらしているのも医薬業界なのです。それは薬という異物である化学物質を大量に投与し、さらに免疫を抑える薬しか作れないからです。世界で医療に最もアホで愚かな大衆を騙し続けているのは医薬業界です。しかし誰もこの真実を口にしません。仮に権威ある東大の教授が一口でもこのような真実を語れば彼は全てを失うでしょう。しかし私はどうして言い続けるのでしょうか?何の権威も権力も地位もない一介の開業医であるからです。
にもかかわらず、なぜ医薬業界は永遠に繁栄し続けるのでしょうか?それは世界中のあらゆる国のGDPを上げているからです。医薬業界に毎年毎年1000兆円近くの売り上げをもたらしているからです。しかしながらその金の出所はどこからでてくるのでしょうか?ほとんどが国家財政からであります。だからこそ世界中の先進国は赤字財政にならざるをえないのです。この赤字財政は誰が補填するのでしょうか?私たちの子孫です。子孫たちに不幸をもたらすのをやめましょう。と言ったところでどうにもなりませんね。残念です。
そして患者さんは、見舞いに来てくれていた父親を通じてK先生に大腸カメラをやめたいとの意向を伝えました。すると父親から聞いたところによると、その話を聞いた途端K先生の顔色が変わったそうです。強制退院させるとまで口にしたそうで、その様子に患者さんも父親も腰が引けてしまいました。K医師の脅迫まがいの言葉に患者さんの意志はゆらいでしまいました。しかし、そのとき母親と電話をし、今まで私の松本理論を信じてきたのだから、これからも信じていこうという話になりました。母親との会話がなかったら、患者さんはK先生に屈していたことでしょう。お母さんは強いです。
話は戻りますが、このやりとりは一市民が現代の医療を言葉で全否定しているのです。病気を治してさえしてくれればいいのだ、と。余計な検査も余計な薬も要らないのです、と。K医師としては「病院に入院させてあげているのに、なぜ俺の言うことが聞けないのか」という怒りがあったでしょう。病気も治せない医者がそんな偉そうな態度を取っていいものでしょうか?盗人猛々しいとはこのことであります。彼らはこの患者の人生の幸せを全て盗もうとしているにもかかわらず、なぜこのような傲慢な態度を取れるのでしょうか?このような態度をとれるK医師には何の正義もありませんが、しかし力があります。強い人間が持つ弱い人間に対する圧倒的な力が暴君とさせるのです。世の中は金と力で動いています。しかし命に関わる医療では暴君は許されません。命を傷つけてはならないのです。
既にこの患者は大腸カメラを一度やっているのです。それで診断もついているのです。しかも潰瘍性大腸炎は原因が分からず、絶対に治らない病気だと言い切っているのです。なのに何のために再び大腸検査をやろうとするのでしょうか?金儲けです。まさかK医師は患者に苦痛を与えてサディストの喜びを感ずるためではないでしょう。
患者さんのみならず、お母さんも完璧に私の理論を理解していました。膠原病の病気の原因は化学物質であり、免疫を抑えたためにアレルギーが膠原病となり、治せないのは医者たちがさらに追い討ちをかけて免疫を抑え続けるからだという真実を完璧に理解していたのです。離婚されたお父さんも加勢のために馳せ参じてくれたのです。お二方とも本当に頭のいいお方です。私を信じることは、息子さんの免疫の遺伝子を信じることなのです。こんな明々白々な真実を世界中の医者の誰一人として言わないのです。38億年の人類の歴史の中で、原因がなかった病気があるでしょうか?医学が極め尽くされた現代において、原因が判らない病気があるでしょうか?何一つとしてないのです。膠原病の原因は人類が快適さと金儲けのために作り出した化学物質なのです。この化学物質と共存するために、つまりその化学物質に対して免疫寛容を起こすために免疫の遺伝子を絶対に変えてはならないのです。
その後、病室に先生が現れ、急に6月4日その日の夜から食事(きざみ食)を開始すると言いました。患者さんは大腸カメラをしていないのに食事を開始するということは、外見上食事を開始しても大丈夫そうだが、念のためにカメラをしようとしていただけなのだと思ってしまいました。IVH以外の治療を勧められなくて済んだと単純に喜んでしまいました。しかし、食事を開始したことの病院側の意図はそうではありませんでした。
翌5日も食事が3回でました。その結果、37度台の熱が出ました。下痢の回数も4回に増えました。IVHだけで治療して化学物質を体内に入れないという方針に反してしまったからです。
この医者たちは患者さんから何も学ぼうとしないのです。医学が発祥したのは病気を持った患者さんがいたからです。患者さんの症状が良くなっているのに、なぜ良くなったかさえ考えようとしないのです。私の医院には全国の病院から同じような膠原病を持った看護婦さんがたくさん受診されています。もちろん大病院の医者も来ています。医学生も来ています。なぜでしょうか?治らない治療を受けたくないためです。彼らは現代の医療体制に対する正しき反逆者です。私がその一人であるように。
患者さんは治りたいと強く思い私の医院に訪れます。私は患者の病気を治したい以上に、真実を実行したいために間違った治療をしたくないのです。病気は全て自分の免疫で治せると言うことを実行しているだけです。アレルギー・膠原病の原因と、そのメカニズムと、その治し方を完璧に私は理解しているからこそ、その真実を実行しているだけです。お金はその真実を実行し、全世界の医者たちが治せない病気を治すことで報酬をいただいています。何も私は現代のイエス・キリストではありません。イエス・キリストは全ての患者さんの免疫の遺伝子に宿っています。医者である人間が神なる遺伝子を傷つけてどうして病気が治るでしょうか?治るわけはありません。悲しいことです。真実が金の前に無力であることは。
皆さん、38億年かかって進化した免疫の遺伝子を信じますか?それとも医者を信じますか?どっちですか?ワッハッハ!!まさか医者ではないですよね?
それにもかかわらず、K先生は明日IVHの管を抜くと言いました。落ち着いていた病状が再び悪化した患者さんを見て心配になった母親はすぐに私に電話をかけました。話を聞いた私は母に対し、IVHを3ヶ月してもらうようにし、「自分の息子を守らないとあかん」と背中を押しました。
IVHを2週間やるだけで症状が良くなっているのを、なぜK医師は気づかないのでしょうか?実は慶応大学の医学部の教授である日比紀文先生をボスとして作られた、炎症性腸管疾患に対する病気を治さない(?)治療法のマニュアルどおりにやろうとしただけなのです。K医師も医療界という組織に一人であり、日本の医学会を支配するボス教授に対して反抗することは許されないのです。ちょうどこの患者さんがK医師に逆らおうとして激怒を買ったように、彼が日比先生に反抗すれば医学界には住めなくなってしまうのです。このK医師はこの患者さんに、「俺の言うことを聞かなければ病院から出て行け」と言ったように、彼も潰瘍性大腸炎を治してしまうと、日比先生から「この医学会から出て行け」と怒鳴られてしまうのです。
一時期、白い巨塔の小説と映画が一世を風靡したことがあります。この物語は医学会の権力争いの内幕を描いただけであり、何も患者の病気を治そうとした医者と、病気を作ろうとした医者との戦いを描いたものではありません。今なお白い巨塔は存在していますが、実は患者の病気を作り続ける“黒い巨塔”の物語を書いてもらいたいところですが、白い巨塔をものにした有吉佐和子も過去の人となってしまいました。私が書きたいところですが、小説の才能は全くないので書けません。ワッハッハ!!
この部分はこの症例報告の圧巻の始まりともいえる場面です。子供の病気を治したければIVHしかないという唯一で単純明快な答えを最後まで戦いきった患者さんの家族に頭が下がります。
ただしIVHについて、実を言えば問題があるのです。保険で使えるIVHは、人体に含まれている最高の栄養のタンパクである、本当の人間が作るものと全く同じアルブミンが入っていないのです。従って下痢がひどい患者さんにIVHをやってもアルブミンが増えないことがあるのです。人体が作る本当のアルブミンをIVHに入れてもらうには実費になるのです。この生身の人間が作るアルブミンは、血清アルブミンともいわれ、血液製剤のひとつであり極めて高価なタンパクですから、実費で買えばひと月に何十万~百万もすることがあるのです。従って現代のIVHは言わせてもらえばインチキアルブミンといってもいいのです。残念ですが。
ここで人工アルブミンや血清アルブミンについてwikipediaからとった情報をまとめておきましょう。少し難しいですが我慢して読んでください。理解できなくても大丈夫です。
アルブミンは一群のタンパク質に名づけられた総称で、卵白(albumen)を語源とし、卵白の構成タンパク質のうちの約65%を占める主成分タンパク質に対して命名され、さらにこれとよく似た生化学的性質を有するタンパク質の総称として採用されています。代表的なものに卵白を構成する卵アルブミン、脊椎動物の血液の血漿に含まれる血清アルブミン、乳汁に含まれる乳アルブミンがあります。もちろん人間は毎日血清アルブミンを作っています。アルブミンは一般的に肝臓で生成されます。アルブミン濃度が低下している場合は、肝疾患、ネフローゼや栄養失調が疑われます。
血清アルブミンは、血清中に多く存在するタンパク質の一つです。分子量約66,000。血清中には多くのタンパク質が存在しますが、血清アルブミンはその約50~65%を占めます。血清アルブミンの機能は、まず組織から水分を血液に吸収できる浸透圧の保持と、次に血液中にある様々な化学物質の保持・運搬です。血漿に存在する脂肪酸やビリルビン、無機イオンあるいは酸性薬物などの外来物質をも吸着します。一方血漿中の塩基性薬物は主としてα1酸性糖タンパク(α1アシドグリコプロテイン)と結合します。低分子物質は、各種臓器に取り込まれて代謝・排泄されますが、アルブミンに結合した物質は臓器に取り込まれず、血中を循環することができます。薬剤の臓器移行性に大きな影響を及ぼします。抗凝固薬であるワルファリンやトルブタミドなどは特にアルブミンとの結合性が高く、これらと結合が競合するような薬剤を併用した場合、予想以上に組織中薬物濃度が上昇することが知られています。
残りの機能を羅列しておきましょう。pH緩衝作用・各組織へのアミノ酸供給・抗酸化作用などであります。
最後に膠原病に際してアルブミンが低くなり、グロブリン、つまりIgG抗体が高くなるのはご存知でしょうから、その臨床検査の意味も載せておきます。まずアルブミンは、肝臓で生合成されることは述べました。このため、臨床検査では肝機能の指標とされ、Albという略号で表されることが多いのです。私はアルブミンの減った人には必ずAlbの話しはしています。健常人の基準値は約4~5g/dLですが、4.5g/dL以上が望ましい値です。アルブミン濃度が低下している場合は、膠原病や肝疾患や栄養失調が疑われます。また、血清中の別の主要なタンパク質群であるグロブリン濃度(IgG濃度)との比、アルブミン/グロブリン比(A/G比)とも言われますが、この比も重要な肝機能の臨床検査項目であります。A/G比の基準範囲は1.2~2.0であります。膠原病や肝疾患や栄養失調がひどいときには、このA/G比は極端に低くなることがあります。
母親が体を震わせながら決意を固くしている姿を見て、感謝と同時に「母は強し」だと感じました。そして夜8時ころ、母親が看護師にK先生を呼んでもらうように言いました。食事をしたことで患者さんの容態が悪化したことについて説明を求めるためでした。
食事をしたことで、食事から潰瘍性大腸炎の原因である化学物質が再び入り始め、免疫と化学物質との戦いが再燃したのです。近頃の医者は好きこのんで間違った治療中に寛解とか再燃という言葉を口にしたがります。寛解と再燃についてふれておきましょう。
現代の膠原病の治療は全て免疫を抑える薬を使います。薬で免疫の力が一時的になくなると症状が消えるので、この状態の意味をごまかすために寛解という難しい言葉をずる賢い医学者が作り出したのです。はっきり「免疫が抑えつけられたので、一時的には症状が取れました」と言えばいいのですが、患者を専門用語でたぶらかすために寛解という言葉を使うのです。患者は無知100%ですから、なんとなく分かった気になり、治ったと思い込みます。治ったのではなくて、免疫の遺伝子の働きを一時的に止めただけであり、再び免疫の遺伝子が修復されると、化学物質が入り続ける限りは再び戦いが始まることを露ほどにも知らないのです。寛解が起こると医者は徐々に薬を減らしたり止めたりするので、今述べたように必ず免疫の力が戻り、再び免疫と化学物質との戦いが再開され、症状が出現したときに、難しい言葉を使い再燃したというわけです。現代の医療は専門家の独占的な知識と、専門家が作り出した難解な言葉で満たされ、ますます医学が大衆の手の届かない難しい学問だと医者によって思わされてきたのです。
実を言えば医学ほど簡単な学問はないのです。全ての人が生まれたときから持ち合わせている免疫の力を発揮させているだけで、その力を素直に理解するだけで免疫を抑えない限りは病気は全て治ってしまうにもかかわらず、金儲けのために医学者と薬学者が嘘偽りの宝庫にされてしまっているのが現代の医学です。医学の全てが免疫の遺伝子のレベルまで分かった現代においては病気はいいことであり、症状はいいことであり、全ての病気を治すためのプロセスに過ぎないのです。少し皮肉な言い方をすれば「病気は病気を治すために必要なのです」と言ってもいいのです。皆さんこの意味が分かりますか?あなた方の病気に対するイメージに合わせて言っているに過ぎないのです。もう一度言います。「病気は病気を治すために絶対に必要なプロセスであり、自分の免疫で全ての病気は治すことができるのです。怖いのはその免疫をいじめ続けて見かけの症状だけを除去しようとする医者であり、薬であることを知っておいてください。」この意味を分かってくださいよ。
ところが真実の再燃の意味は、免疫が戻り、正しい病気を起こしていることですから、いわゆる医者が言う寛解よりもはるかに素晴らしい免疫の遺伝子の発現ですから、寛解こそ悲しむべきであって、再燃は喜ぶべきことなのです。皆さん、この意味がわかりますか?つまり病気は喜ぶべきことであって、何も悲しむべき事柄ではないのです。だって、病気は病気を治すために必要な現象ですからね、この意味が分かってもらえますか?何回も私のホームページを読んで勉強して下さい!
しかし、K先生はあさってまでカンファレンスの予定でしばらく顔を出せないとのことでした。それでも母親は必死に「病人と会議とどっちが大事なんですか」などと言い、K先生が病室に来ることを求めました。
そのとおりです!医者は病人などどうでもいいのです。会議のほうが大事なんですよ。もちろん病気を作ることによって飯の種が作られるのですから、病人よりも会議のほうが大事なのです。一方、母親が息子の病気を治してもらいたいという意味で抗議をしている限りは、両者は全くかみ合わないのです。医者である彼らの仕事は病気を作っていくらでありますから、母親の気持ちなどは分かるはずはないのです。この気持ちを必死で看護師に伝えた母親の愛情は無限大です。必死で渾身の力を込め、体を震わせて訴える彼のお母さんの姿がまざまざと思い描けます。このような強さも、とどのつまりは潰瘍性大腸炎が治るという私の理論と証拠を確信していたからです。その通りです。治らない病気などはこの世に何一つとしてないのです。無駄な検査をして保険点数を稼ぎ、絶対に治らないと確信できる高価な治療と称する造病治療のみならず、人の心を殺してしまう殺人医療をやっているだけなのです。
医薬業界が行っている病気作りに対して誰が文句を言えますか?医薬業界が一丸となって間違った医療を続ける限り、その間違いを誰が指摘できますか?私が世界でたった一人、「間違いだ、間違いだ」と言ったところで屁の突っ張りにもならないでしょう。ましてや厚労省の官僚は優秀な法学部出身の法律家であり、行政家でありますが、残念ながら彼らは医療については全くのバカですから、いや医療について無知であるというよりも、医療が何のためにあるかという原点さえ知らないのです。悲しいことです。予言をしておきましょう。“治してナンボ”という医療の原点に戻らない限りは、国家財政が完全に破綻するまでは、永遠に医療費削減は不可能であり、永遠に医療費は高騰していくでしょう。だって財務省の官僚に医者たちは言い続けるでしょう。「金よりも命が大事ではないか」と建前は言いながら、ますます国民の健康を害し、病人を作り続けていくのです。嘘をついてもバレない世界が医薬業界なのです。
賢いけれども金の儲かっていない皆さんにとっておきの丸秘情報をお伝えしましょう!こんな不景気な日本では、自分の身を守るために医者になって、患者に使う薬は自分には絶対使わないで、病気を作って罰せられずに金を儲け続けましょう。賢いサラリーマンの皆さん、勉強し直して医学部に入り直して、医者になりましょう!あなた方の未来は必ず永遠に開き続けることを保証しましょう!ワッハッハ!
医療は病気を治すためにあるのです。病気を治せない限り医療は必要ではないのです。治せない医療に手を出すことはないのです。放っておけばよいのです。もし必要であれば自分のお金でやればいいんです。はじめから原因が分からない、絶対に治らない、というような潰瘍性大腸炎やクローン病に関しては公的医療が手を出すことはないのです。全て自費でIVHをやり、かつ心を入れ替えさせる教育をやればいいだけなのです。心の教育は文科省が12年間にわたる義務教育においてやればいいのですが、文科省の役人も人間の本質を分かっていないので、またまた問題を起こしてしまうのです。
教育の現場でまず教えるべきことは、人間の本質はエゴであることです。この真実を一言も教えないのです。心の教育の根本原理は“自分のされたくないことを他人にするな”であり、“自分のエゴの快楽を増やすために、他人のエゴを傷つけるな”この2点が心の教育の黄金律であるべきなのです。この基本線に沿って12年間心の教育をやれば、ストレスで潰瘍性大腸炎やクローン病も全てなくなるでしょう。さらに犯罪もなくなり、法律も必要なくなるでしょう。たとえ化学物質がますます大地や水や空気を汚し続けたとしても。
最後に付け加えましょう。心の教育の最大目標は、他人の幸せを自分の幸せと思うように教え続けることです。12年間の義務教育で、この3つの教訓を徹底的に教え続ければ、日本は心のスイスとなるでしょう。果たしてこのような当たり前のことでさえ、実現不可能であると思われるのがこの世の現実です。悲しいことです。
ようやく看護師から状況を聞いたK先生が病室にやってきました。お母さんはK先生に対してもIVHを抜かないでくださいとお願いしました。しかしK先生は「便も安定してきたので、食事に切り替えたいと思います」と聞き入れてくれませんでした。お母さんはなおも、「きざみ食にして下痢の回数も増えてきているから、また栄養状態が悪くなるかもしれないのに、どうしてIVHを抜くのですか」といいましたが、「どっちが医療に詳しいのですか、もう何をしても同じです。」と聞く耳を持ってくれませんでした。
病気を作る医療に長けているのが医師集団です。大衆は医療に関してはアホですから、知能指数が高く偏差値が高い大学に入り、勉強を続けた人が常に偉いと思い込まされています。これはアホな大衆のコンプレックスがなせる業であり、賢い人間がアホな人間を支配する現代の全てのシステムの根源となっています。確かに賢い人間がアホな人間を支配することによって全ての組織が成り立っています。しかしそれは金儲けをするために組織は作られているのですから、金儲けが上手な賢い人間が組織を支配するのは当然でしょう。しかし病気を治すのは金儲けのためにあるのではありません。あくまでも金よりも大事な命を守るためでありますから、逆にその命を損傷しているのが現代の金儲け医療であります。医療においてはいかなる状況においても、金儲けよりも治してナンボの命を守る医療を優先すべきです。
治らない治療などというのは絶対にやってはならないのです。治らない病気は何一つないのですから、愚かな医学会がはじめから指導している治らない医療は即刻止めるべきなのです。IVHで良くなっているのに、なぜこのK医師は認めようとしないのでしょうか?下っ端の医者たちは学会のお偉い方の呪文の金縛りになっているだけなのです。それでは学会のお偉い方は誰に金縛りになっているかお分かりですか?製薬メーカーのまさに“金縛り(お金しばり)”になっているのです。皆さん、この意味が分かりますか?永遠に世の中はおカネ縛りから逃れることはないのでしょう。悲しいことです。
お母さんは「ずっとご飯を食べていなかったのに、いきなりきざみ食ではなくて、最初は重湯からじゃないのですか」と疑問をぶつけました。K先生は「何を食べてもどうせ一緒です。この病気は治らないからです」と答えにならない答えをいいました。
K医師は本音を吐きました。何を食べても治らないとは、どういう意味でしょう。食べなければ治るという意味が含まれているとは思えません。つまり彼はIVHで潰瘍性大腸炎は治ると、実は知っていたのです。K医師もバカではありませんから、食べ物に入っている化学物質が原因であることを実は知っているのです。彼は思わず真実を口にしてしまいました。日本中の、いや世界中の潰瘍性大腸炎やクローン病の患者に、IVHだけをやれば治るとバレれば、世界中で患者が死ぬまで何百兆円も儲かる治療を止めざるを得なくなるのです。
この真実は何もK医師だけが知っているのではありません。患者の状態が悪ければ、いかなる病院でも絶食療法をやります。ところが点滴をやり絶食療法をやっているその間に良くなっていく事実を彼らは十分知りすぎるほど知っているのです。ところがそんなことを続ける限りは金が儲からないので、病気が良くなった時点で病気作りに方針を変えます。これを患者はバカですから、気づかないのです。医者の前では無知な患者は猫にうっとりと眺められるだけで縮みあがる小ネズミに過ぎないのです。残念です。
それでも「とにかくIVHを抜かないでください」とお母さんは訴え続けました。お母さんと先生の言い合いの声が大きくなっていき看護師によりカンファレンスルームで話し合う事になりました。
中部地方の最大の病院の中で専門家の医師とやりあうこのお母さんの太っ腹を想像してみてください。その勢いに恐れをなした看護師の姿も想像してください。母親は何もヤクザではありません。言わせてもらえば、知的ヤクザ風は医者のほうなのです。皆さん、あらゆる事柄で正しいことは大声でしゃべるものです。他の患者にも聞こえるようにしゃべるものなのです。
そして病院の十数人の消化器内科の医師を束ねる消化器内科の部長、主治医、看護師とともにカンファレンスルームで話し合いが始まりました。K先生は「息子さんも呼びますか」と言いましたが、お母さんは「熱があるし、これ以上ストレスをかけたくないので、いいです」と断りました。カンファレンスルームでK先生は「私は東京で開かれる潰瘍性大腸炎の学会にも出席しています。IVHをしている間は、食べていないので症状は落ち着きますが、食事を始めたら、必ずもとに戻ります。お母さんがIVHを続けてほしいとおっしゃっても、薬も飲まず、その間に腸管破裂が起こってしまったら、息子さん死にますよ」と助言とも脅しとも言える言葉を口にしたそうです。
症状が良くなっているのに、どうして腸管が破裂するんですか?とお母さんは言い返すべきだったのです。腸管が破裂したときには手術してもらえばいいではないですか?そのために外科医がいるのではないのですか?なのに息子さんは死にますよ、とK医師は脅かすのでしょうか?腸管が破裂しそうになったからこそ、全国津々浦々の病院で外科の先生は仕事が増え、嬉々として同一の患者に対しても何回も手術しているでしょう。先生の治療をしたら手術は必要ないのですか?と問い返すべきです。こんな脅かしをやるからこそ、私はふと医者はインテリヤクザの仲間ではないかと夢に見ることがあるのです。私も医者の一人ですから、インテリヤクザでもないのに、このような夢を見ることがあるのでうなされることがあるのです。ワッハッハ!
なぜ食べていないので症状が落ち着いているのかの根拠をK医師は言いません。食べることが潰瘍性大腸炎の原因なのですか?そうではないでしょう。そうならば食べている人は全て潰瘍性大腸炎にならねばならないはずですから。この点を追究するのが医学でありますが、これをやってしまうと化学物質を作っている会社の責任が問われてしまうので、賢い医者たちは絶対に追究しません。現代の医学は学問のひとつであるのですが、エセ学問である理由はここにあります。
病気というのは、免疫に認識される異物が体内に入らない限りは病気の第一歩でありますが、彼らは金儲けのためにこの原理原則を無視します。無視するどころか、彼らは賢いので論理のすり替えをします。つまり今度は免疫のほうが異常だと話をそらしていきます。免疫は38億年かかって命を守るために進化した遺伝子の集まりでありますが、その遺伝子を研究し続け命を守り続けた免疫の遺伝子が悪いと言い始めるのです。これが自己免疫疾患という概念です。つまり敵をはっきりさせなければ論理が進まないので、明々白々の化学物質が敵であることを口にしないで、自分の免疫が自分の身内である細胞が悪いと言い出し始めたのです。なんというずるい論理でしょう?しかもその論理たるや、思い付きと飛躍と理解不能と、意図的なごまかしや、さらに“これから解明される”という学者らしくない逃げの言葉で満ち満ちた理論であります。
実は自己免疫疾患という病気は何ひとつないのです。私は自己免疫疾患などはないということを100%論理的に解明しました。ここを読んでください。製薬メーカーが作れる薬は免疫を抑える薬しかないので、免疫を抑えては病気は治らないということを知っている医学者たちが研究費という賄賂をもらって、さらに病気を作って金を儲ける根拠を明らかにした論文が『自己免疫疾患はない』というタイトルの論文です。
皆さん、生命の進化は自分を守るという目的以外に他に何の目的があったと思いますか?38億年目に人類の遺伝子は突然に狂い出して、自分の免疫を自分の細胞に向けるはずがあるでしょうか?
消化器内科の部長は「お母さんは、一体いつまでIVHをやりたいのですか」と尋ねたそうです。お母さんは3ヶ月と言いたかったが、とても言える状況ではなく、1ヶ月と答えたそうです。それを聞いた医師は二人とも「どれだけやっても一緒です」と医学会の常識に反するお母さんの発言に絶句したそうです。
医学会の常識は病気を作って金を儲けることです。なぜならば病気を治すのは患者の免疫だけしかないということさえ無視して作られた理論で満ちみちているからです。いや理論もないと言えるかもしれません。だってそうでしょう。潰瘍性大腸炎の原因は分からない、絶対に治らない、という医学にどうして理論を打ち立てることができるでしょうか?こんな屁理屈を物理学会とか数学会でしゃべれば、それこそ気違い扱いされるはずですが、病気を作っても許される医学会はすき放題の非理論・無理論を展開できるのです。なぜでしょうか?免疫を抑える薬を作って投与しても、人間の免疫は偉大ですから、すぐに人は死なないからです。仮に死んだとしても、原因は分からないと言い切れば無罪放免となります。いずれにしろ、生命が織り成している38億年かかってできあがった遺伝子の発現の全てを人間が理解することは不可能であるがゆえに、人を殺さない限りは何をしても金だけは儲かる世界に成り下がっているのが医薬業界なのです。
ついでに人間の遺伝子の働きがどれだけ複雑であるかを説明しましょう。私がいつも言っているように、ステロイドをはじめとする製薬メーカーが作る薬は全て遺伝子の発現や命令に反することばかりです。この遺伝子の発現はどのようにコントロールされているかが徐々に分かってきました。特にステロイドは転写因子といって、60兆個の細胞にある全ての遺伝子に影響を与えることができるのです。それはどうしてでしょうか?
遺伝子は外から入ってきた刺激に対してタンパクを作らせます。1個の細胞には30億対の塩基から成り立っているDNAが含まれています。遺伝情報はこのDNA上の塩基配列の順序として蓄えられ、必要に応じて特定のメッセンジャーRNAが合成され特定のタンパク質を合成することによって発現されるのです。ところが遺伝子はこのようなタンパクの構造を規定する情報以外に、この遺伝子を発現するかどうかを決める極めて多くの調節遺伝子もあるのです。この調節遺伝子がONになると構造遺伝子が発現し、必要なタンパクが作られるのです。ところがこの調節遺伝子のON/OFFに関わる遺伝子が、ひとつの細胞の中に400万個あることが分かりました。しかもこの400万個のいわばスイッチが、どんなタンパクを作るのかや、どのスイッチがOFFになったらどんなタンパクが作れないのかは、ほとんど知られていないのです。皆さん、細胞1個さえも電子顕微鏡で見ることが難しいのに、1個の細胞の核の中にある400万個のスイッチの働きを全て人間は明らかにすることができると思いますか?このスイッチをONにしたりOFFにしたりすることは、まさに神業です。
私は以前からこの世には2つの神がいると言い続けてきました。ひとつめは時間であり、ふたつめは遺伝子であります。時間というものの本質を解明できないのと同じように、遺伝子の全ての真実を解明することは不可能なのです。ましてや時間や遺伝子を自由自在に変えること絶対に不可能だと言い続けてきました。なぜならば400万個の遺伝子は全て繋がっているのです。400万個全てのスイッチを触ったらどのような影響が出るかというのも分かるはずはありません。
次にK先生は「どういう理由で治療を拒否しているのですか」と尋ねたそうです。これに対し、お母さんは「色々とHPや本などで免疫は抑えるとよくないと書かれていました。今まで自分の副腎皮質ホルモンから作られるステロイドで免疫を抑制していたから症状が抑えられていたのが、GWでリラックスして免疫が少し高まったから症状が出てきたと思うんです。そこでまた免疫を薬で抑制したら、一時的に症状も良くなると思うのですが一時的にではなく完治させたいのです。」と答えたそうです。これについては、部長もK先生も「この病気は治ることはありません。インターネットの情報は正しいとは限らないから、厚生労働省の潰瘍性大腸炎のホームページを見てください」とおっしゃったそうです。
病気を治せない医者は、治せない根拠を権力と権威に求めます。治せる根拠を真理に求めるべきであるのにもかかわらず、常に彼らは医学会のボスたちが厚労省の官僚に作らせた間違った権威ある情報に依存します。その情報が間違いか正しいかはどうでもいいのです。権力は間違いを犯しても、罰せられることがないので、ずる賢い人たちは常に権力ににじり寄ります。なぜならば権力を罰する権力はないので、権力と呼べるのです。皆さん、福島の原発事故で誰が責任を取ったでしょうか?誰が死刑になったでしょうか?裁判を仕掛けている人たちもいるようですが、結局は裁判をしたところで責任は誰も取らないのです。これが権力機構というものです。なぜならば裁判所の裁判官も国家権力の一部であるからです。真実とは程遠い判決であっても、権力が裁く限りはどうにもならないのです。このような真実も愚かな大衆は何も知りません。残念です。最後に皆さんに問題を提起しましょう。真実を決めるのは誰でしょうか?考えてください。ヒントを教えましょう。損得のない判断を真実といってもいいでしょう。
ついでにふれておきましょう。どの国においても権力闘争は死に物狂いです。アメリカの大統領選も1000億単位の金をかけ、お互いの陣営は相手を殺しはしませんが、言語的・社会的・精神的・人間的な殺し合いを繰り広げています。韓国の大統領選も近づいています。もう既に中傷合戦であります。なぜ彼らはこれほどまでにおぞましい戦いをするのでしょうか?権力が欲しいからです。権力は金が入るのみならず、あらゆる犯罪を消し去ることができるからです。残念です。
さらに原子炉について述べておきましょう。私は日本中に原子炉を作っても良いと思います。ただし、その原子炉が安全であるということが保証されればの話です。権力のある人間が最後は安全であるということで判を押します。それでは、もし再び福島原発事故と同様のことが起きたときに誰が責任を取るのでしょうか?もちろん判を押した人です。判を押した人は死刑になる覚悟で判を押すべきです。ところが権力は上手に責任を分散します。従って権力の責任は、全ての権力の責任となり、とどのつまりは無責任となります。皆さん、権力の意味も理解して下さいね。あなた方が権力を選んでいるのですよ。それが民主主義でしょう?となれば、誰が責任を取らざるを得ませんか?一般大衆ですよね、大衆は責任を取りますか?大衆は死刑になりますか?なりませんね。つまり民主主義とは無責任主義ですよね。いずれにしろ、みんなの責任は無責任となり、誰も責任を取らなくてもよいのですよね、おかしな社会ですよね。民主主義とは一体何なのでしょうかね?ワッハッハ!
そしてK先生も部長も今何も治療をしなかったら腸管破裂して、息子さん死にますよと何度も助言ないし脅しをしたそうです。そのような先生方の態度に母親は激怒しながら「先生はお子さんいないのですか。母親に向かって子供死にますよって、そんな言い方…、他に言い方あるのじゃないですか」といったそうです。先生は「僕らも子供を持っているから、何とか子供を助けたいと思っているのです。お母さんが子供のことを思ってやっていることが子供のためになっていないこともあるんですよ」といったそうです。
偽善そのものです。嘘が嘘を生み出し、嘘を繰り返せば真実となるという話にならない世界です。子供のためである限りは、その子供の病気を治せばいいのです。病気を作っておいて何が子供のためですか?弱い立場の患者と強い立場の医者との戦いであり、真実の戦いではないのです。しかしながらこれだけの専門家集団を敵に回して、たった一人でお母さんが頑張られたからこそ、彼の潰瘍性大腸炎も自分で治したのです。全ての難病といわれる患者さんは、家族一丸となって正しい医療を求めるべきなのですが、これだけの戦いを行うのには私の理論を100%理解したうえで、さらに強い医薬集団と戦う勇気がないと不可能です。悲しいですね。残念ですね。
お母さんは「とにかくIVHをやってください。どんなことがあっても、先生を訴えたりしませんから」と震えながら口にしたそうです。
そうです、医者は訴えられることが一番いやです。お母さんはなんと適切な言葉を口にしたのでしょうか、脅かしには脅かしの答えで答えたのです。この手を使いましょうよ。お母さんの脅かしは正義の脅かしです。医者たちの脅かしはヤクザチックな脅かしです。良くなってきたIVHを続けてもらうことに何の非があるのですか?治せない治療こそヤクザチックとしか言いようがないではないですか。日本中の潰瘍性大腸炎やクローン病の子供さんを持っておられる保護者の皆さん、このお母さんに続きましょう!このお母さんのところへ日参して、彼女の知恵と勇気を学んでください!このやりとりの後、すぐに私に電話がありました。1週間たったら強制退院させるという話でありました。しかしながらどういうものか、2ヶ月もIVHをされたようです。なぜでしょう?やはりK医師も内科部長も、全てIVHで潰瘍性大腸炎が治るということを知っていたからでしょう?彼らも涙一粒の人間性を持っていたからでしょうか?
そうして何とかかんとかIVHをとりあえず1週間続けることが決まりました。その後母親は、病院に希望を通すには私たちはクレーマーになるしかないのだろうなと世の中の不条理に泣きながら帰っていったようです。
そう、世の中は条理が通りません。金と権力が条理を全て叩き壊しています。しかも金よりも大事な命を食い物にして不条理がまかり通っています。これが医薬業界です。日本の医薬業界は不条理な金を何十兆円も稼いでいます。誰一人この不条理を告発することができないのです。
その夜、消灯時間を1時間も過ぎたころ、K先生が寝ている患者さんを起こして、「お母さんはIVHを続けたいそうですが、それはあなたも同じですか」「何もしなかったら腸管破裂が起きたり、大腸がんになったりしますよ」「人工肛門になるかもしれませんよ」と寝ぼけている患者さんに悪魔がささやくように言いました。
真夜中に突然寝込みを襲って脅かしに来るというのは、インテリヤクザチックですね!なぜ翌朝に言わなかったのでしょうか?意識朦朧としたときに患者に判断を聞くのは卑怯ではないでしょうか?このK医師は本当に病気作りに長けた人です。第一、消灯後に今まで良い結果をもたらしているIVHをやる以外に緊急事態が生じたわけではないでしょうに、なんと迷惑な医者でしょうか?
患者さんは言い知れぬ恐怖とともに、寝込みを襲うやり方に怒りを覚えながら、なんとかIVHを続けたい、ということを伝え、その夜は先生に退散願いました。仮に厚生労働省の指針に従った治療をしたいとK先生が考えていたとしても、なぜあのような言い方をしたのでしょうか。医者は真実(私からすれば間違っている真実ですね)を語るならば、脅しのような言い方でもいいと思っているのでしょうか?
肉体も精神も衰弱しきった患者に何のために何を確認したいために消灯後に脅かしに来たのでしょうか?K医師の意図を測りかねます。少なくとも患者さんが不愉快だと思う行為をせざるを得なかった根拠は一体何なのでしょうか?患者自身を脅かせば母親の意向を覆せると考えたのでしょうか?脅かすだけ脅かせば、親と子の絆を切って、自分の思うような金儲け医療ができると考えたのでしょうか?私には分かりません。彼らは厚生労働省の指針、つまり医学会の指針が正しいかどうかを判断する力がないのでしょうか?
私は3つめの大学である京都府立医大に入学し直し、自分の病気の原因を知り、医者になって治せなければ自殺しようと考えていました。中学3年生から始まった偏頭痛と不愉快さと、12時間以上寝なければならない猛烈な睡魔のために、10年以上も苦しんできたのですが、死に切れずに無駄生きをしてきたのです。府立医大2回生のときに、15年前に右目に当たった硬球のために右目強度変形と第2頸椎のズレのために起こったことがわかったのですが、今さらどうにもならないと言われ、やはり医者になっても死に切れなかったのです。その後、運命的な出会いがありました。ワイフとの結婚です。彼女の父親が漢方薬局をやっていました。頭痛に良い漢方があるというので6ヶ月以上飲んだのですが、徐々に頭痛も軽減していったのです。漢方はすごいと思い歩きながら勉強しました。と同時に府立医大の劣等生であった男が徐々に勉強できるようになり、独学で免疫学をはじめとして、全ての医学を本格的に自学しはじめました。
こんな死にぞこないの男が知っている医学を、東大や京大の学会のボスたちが知らないわけはないでしょう。出来損ないの男が自分で勉強し、自分で考えて知った真実を、どうして挫折もせず、一筋に学問を続けてきた学者先生が知らないはずはないのです。K医師もなぜ学会の標準治療がおかしいということに気づかないのでしょうか?答えは簡単です。学会という権威と権力が指示したことをやるだけでお金は儲かるし、病気を治さないからといって訴訟されることもないし、こんな気楽な家業はないと思い込んでいるからでしょう。この母親の激しい抗議はおそらく医者として初めて経験したことでしょう。母親は私に電話で次のように語っていました。『私も震えながらしゃべっていたけども、K先生も同じぐらいに震えながらしゃべっていた』ということです。K医師もこんな経験は生まれて初めてしたのでしょう。だからこそ患者に対して怒りと驚愕と恐怖と不安で、アドレナリンやステロイドホルモンを最大限発揮して彼女と戦わざるを得なかったのです。ひょっとすれば医者としての間違ったプライドを傷つけられた怒りをぶちまけるために、患者の寝込みを襲ったのかもしれません。
それから数日後の8日、朝から看護師長、先生、母親と患者さんとで再度話し合いの場が設けられました。
潰瘍性大腸炎やクローン病の最も正しい治療法であるIVHをやるために、このような必死の戦いを患者側はやらざるをえないのです。今この症例報告をお読みの潰瘍性大腸炎やクローン病の患者の保護者の皆さん、彼女を見習ってください。見習う勇気がありますか?命を守るためには医者と死闘を続けなければいけないことを知ってください。
K先生は「医療は確率の問題でもあり、複数の治療法の中から確率の高い治療法を取るべきです。あなたたちの治療法は確率があまりにも低く、他の治療法と比べるまでもなくお勧めできません」とおっしゃいました。
医療は何も確率の問題ではありません。医療は数学ではありません。医療は原因を知り、その原因を処理すれば全ての病気は患者の免疫で治るのです。現代の病気の2大原因は、化学物質とヘルペスウイルスだけです。風邪のウイルスなどはどうでもいいのです。この処理の仕方が病気の治し方であります。つまり化学物質を排泄し、最後は共存することです。化学物質をIgGで処理する病気を膠原病といい、クラススイッチしてIgEに変えるとアレルギーとなり、最後は自然後天的免疫寛容を起こせば、その化学物質と共存できるのです。次に、ヘルペスウイルスは免疫が神経で見つけ出すと殺す戦いが始まり、様々な症状が出ます。この症状についてはここを読んでください。徐々に症状を出しながらヘルペスウイルスを殺していきますが、残念ながらヘルペスウイルスは免疫の届かない神経節に隠れてしまいます。この神経節の周りは、外套細胞、別名、神経節膠細胞といわれる細胞が数個から10数個取り巻き、神経節を断熱材のように免疫から防御しているので、免疫はそこに隠れたヘルペスウイルスをやっつけることができないのです。再び免疫の力が落ちると、そこから増殖し始め、免疫が戦いやすいランビエ絞輪や無髄の軸索で見つけられたヘルペスウイルスと免疫とのイタチごっこが一生続くのです。いずれにしろ、神経節に閉じ込め続ければ戦いは永遠にないのですが、ヘルペスが体内から消え去ったわけではないのです。ついでに風邪のウイルスについて言えば、これは免疫が簡単に殺せます。
K医師の話には何のための確率かについてはふれていません。治すための確率とも言わないし、副作用の強さの確率とも言わないし、話を曖昧にしています。治療の確率とは一体何なのでしょうか?治る確率であるといわないところが、話をすり替えてしまっているのです。これが頭のいい医者のやるまやかしの論理です。ひょっとすれば彼の病院が儲かる一番高い確率の治療を考えているのかもしれませんね、ワッハッハ!
「確率が低くても、患者が望む治療に協力してもらえませんか」とお願いしました。しかし「それはできません」とすげなく断られてしまいました。クレーマーように患者さんたちは再度IVHを続けたい旨だけ告げ、話し合いは平行線に終わりました。このとき以降もK先生はことあるごとに患者さんや母親に対し、他の治療法をするように迫り続けました。そのため病室の近くで足音がすると、K先生が来て何か言われるのではないかとびくびくする状態が続きました。
患者さんは正直で非常に実直で善良な男ですから、患者にとっては悪の権化である病気作りの名人であるK医師の足音を聞くだけで縮み上がってしまいました。当然です。私のことを知らなければ、私のことを知らない他の全ての潰瘍性大腸炎やクローン病の患者さんは全て医者の言いなりです。病院が儲ける治療、病気が治らない治療を何の疑問も感じずに受けてしまいます。私の医院には、このような医者の言いなりの治療を始めるうちに、その治療によってさらに症状が良くなっていかないのに気づいて来院される患者がいます。まだ現代医療の過ちに気づくのはマシなほうで、5回も6回も大腸をぶちぶちに切られて初めて気づく人もいます。さらに膣漏や皮膚漏や膀胱漏ができて初めて現代医療の問題に気がついて受診される人もいますが、後の祭りです。結局腸管に穴が開いて接触している膣や皮膚や膀胱にも炎症が及び、穿孔ができ、接触している器官にも炎症が波及し、漏孔ができてしまうのです。残念なことです。
このとき患者さんはお腹が軽くしめつけられる感じがしました。けれども自分の免疫の力を信じると決めたので、絶対に譲らないぞとの決意もしていました。この1週間も便は水様性で、日に2~4回ほどでした。下血もありませんでした。
そうです、症状は良いのです。しかしこのときのお腹が締め付けられる原因は、潰瘍性大腸炎のためではなくてヘルペスウイルスとの戦いが原因であったと考えられます。いずれにしろ死なない限りはこの世に怖い病気は何もないのです。死ぬときにこそ手術をやり、ステロイドを使えばいいのです。それまでは自分の免疫を信じ、大船に乗った気持ちで、悠然と免疫を抑える治療を拒絶すればよいのです。彼はそれをやり通したのです!
入院生活4~6週目6月11日~7月1日
この頃、K先生も呆れてしまったのか、IVHを抜くことには触れず、他の治療を勧めるだけでした。食事をやめ、しばらくすると熱は36度台に下がっていきました。便の状態はあいかわらず水様がほとんどでしたが、たまに泥状のときもありました。そしてお腹がうにうに動く感じがありました。まだまだ全快とはほど遠いのですが、少しずつ体調が回復していっているのを感じました。
K医師も長年数多くのクローン病と潰瘍性大腸炎の患者を診てきて、専門家として勉強もされてきたでしょう。母親の勉強ぶりに(もちろんこの背後で私が糸を引いていたのですが)その論理と博識と情熱に圧倒されたことでしょう。K医師も医者としての病気を治すという義務どころか、永遠に病気を治せないという治療に疑問を感じたこともあるでしょう。この患者のように、わが子に永遠に治せない病気を医者が宣告したときに、どれほど親が苦しむかということも知っていたことでしょう。鬼の心にも仏心が一瞬芽生えたのでIVHを抜くことを止めたというわけではないでしょうが、徐々にIVHだけで症状も改善し、データも改善していく証拠を見て、諦めざるを得なかったのでしょう。食事を始めれば再び炎症が起こったのも、食事の中に含まれている化学物質が原因であるとは察知しなかったかもしれませんが、患者が良くなっていくIVHを選択せざるを得なくなったのでしょう。
次で最後になります!頑張って着いて来て下さい!!「潰瘍性大腸炎、クローン病完治の症例報告Part22-④(コメントあり)」