アトピー性皮膚炎 慢性蕁麻疹 気管支喘息 症例報告

慢性蕁麻疹完治の症例報告(コメントなし)更新2022.4.1

投稿日:2022年3月30日 更新日:

症例報告1例目

完治された病名1)慢性蕁麻疹

患者:13歳、男性

親子で当院に受診され、二人とも無事完治されました。

平成22年の6月初旬、患者さんが7歳の時に首の辺りに所々赤くなっている部分が出てきましたが、そのまま放置されていました。その日は暑く、アイスクリームを食べて帰宅しました。しばらくすると患者さんは体を掻いていて、首の辺り、背中、お腹に赤く膨らみがあるものが沢山出ていました。母親は初めてのことで動揺し蕁麻疹だと思って小児科へ駆けつけました。

小児科の医師からは「今まで食品アレルギーがなかったのなら、蕁麻疹の原因は色々あるため特定するのは難しい」と言われたそうです。痒くなるたびに体を掻き、膨らみをもった赤いものが足や手にまで広がっていました。2、3日は、蕁麻疹が出たり出なかったりの繰り返しでした。母親が当院にて治療中だったという事と、免疫を抑えない漢方煎じ薬と抗ヘルペス剤なら安心だという思いから息子さんと一緒に受診されました。

蕁麻疹の出る2、3日前から少し風邪ぎみで鼻がつまり、花粉などのアレルギーがある事を聞き、そこからくる蕁麻疹であることを親子に説明しました。原因がわからず心配していた母親はその話を聞いて心が晴れホッとされました。血液検査と漢方薬の粉薬と煎じ薬を処方し帰宅されました。

粉の漢方薬でも独特な苦味はあるので8歳だった患者さんには苦くて飲みづらいものでした。その後、血液検査の結果、やはりIgE抗体の数値が高く出ていました。しばらく治療を続けると鼻づまりが解消され、煎じた漢方薬をスムーズに飲めるようになりました。当院で治療を受けてから風邪もひかず、インフルエンザにもかからずにきました。血液検査の数値も正常値になり、一度も蕁麻疹も出ずに暮らしております。

症例報告2例目

完治された病名1)アトピー性皮膚炎2)慢性蕁麻疹

患者:3歳4ヶ月男の子、38歳母親

次男にアトピーの症状が出てき、上の娘さんには何もアレルギーの症状がなかったので母親は戸惑い、驚きながらも皮膚科を転々とされましたが、なかなか納得のいくものはありませんでした。義妹が松本漢方クリニックに産後の湿疹で受診したことがあり、松本漢方クリニックのHPを読み、受診されました。

〈松本漢方クリニックに行くまで〉

次男の生後1ヶ月検診にて、すねがカサカサした様子にワセリンを処方されました。

生後2ヶ月半がたち、次男の顔の乳児湿疹がジュクジュクし出しました。

生後3ヶ月になり、頬のジュクジュクは悪化し、小児科に受診され抗生物質を塗るように言われ、皮膚科への受診を勧められました。

皮膚科を受診しアズノール、キンダベート、ニッコーを処方されました。しかし、塗る量、時間の間隔などの質問に納得がいく答えがなく、母親は次男に塗りませんでした。

市の4ヶ月検診で肌を診てもらうと「要治療」と言われました。抗生物質の塗り薬は全く効果がありませんでした。

母親はアトピーの知識が乏しかったが、何となくステロイドに抵抗があり、何となくでは子供に塗ることが出来ませんでした。立派で賢いお母さんですね。

松本漢方クリニックに行く前日には湿疹が体中に広がっていました。しかしそれでも身体中にステロイドを塗る事は到底できませんでした。産後の湿疹で当院に受診していた義妹に尋ね、松本漢方クリニックを紹介され、受診する前に当院のホームページを読んでから親子で来院されました。

〈当院での治療開始〉

初診にて、次男のアトピーが酷かったので必ず体温を測るように指示しました。アトピーが出てくるのは悪いことではなく、むしろ体の中にある化学物質やヘルペスウイルスを排除しようとアトピーがでてくるのです。なので思いっきり掻いて快楽を感じて下さいと言いました。そして免疫が上げて皮膚の治りを早める塗り薬の紫雲膏と抗菌・抗ウイルスの作用をもつ塗り薬の中黄膏を処方しました。

また、掻き壊したところに細菌が感染させないように、ジュクジュクしたところは菌がいるので消毒液を塗って消毒してもらいました。消毒した後、水かぬるま湯で洗い流してもらい、漢方風呂になるべく長めに入れてもらいました。何か不安なことや気になることがあればすぐ連絡できるように私の携帯電話の番号を教えて治療を始めてもらいました。

治療を始めて1週間、首と顔のジュクジュクがあり、体重がなかなか増えませんでしたが、減量は見られなかった。朝夕の漢方風呂で首の皮が少しボロボロと落ち始めました。足の湿疹は赤みが取れ、ザラザラした感じになりました。

治療を始めて2週間、アトピーにより37℃を超える高熱が3日続き、抗生物質(粉薬)を処方し、お風呂は控えてもらって消毒だけするように指示しました。熱が引いて徐々に顔のジュクジュクは消え、首のみになりました。

3週間後、体がカサカサしていき、1ヶ月後かゆみがひどくなり、掻いて顔を血だらけにするようになる。母親は掻いていいと言われていたので掻くことに抵抗はなかったものの、生後5ヶ月の息子が血だらけになってかなり驚かれました。この頃から、顔は乾いてきているので赤黒い感じになり、赤みの湿疹よりひどく見られました。首のリンパ液は一日に何度か服を変えないといけないほど噴出していました。

2ヶ月後、離乳食を始め、初めて食べる物に湿疹が出たり、マシになったりを繰り返しましたが、以前に比べてかゆみが少しマシになってきました。

6ヶ月目以降からは一見、頬の赤みが強いのでひどいように見えるがが、顔にきれいな部分が増えてきました。膝裏はまだざらついている。この後、秋の花粉に反応し、また頬がひどくなりました。食事の方は1歳ぐらいで大方、アレルギーの症状が出なくなり体重も増えてきて母親は一安心されました。

1年1ヶ月目、春の花粉に反応し、頬に少し湿疹が出てきましたが、体の皮膚はきれいになってきました。

1年8ヶ月目、季節の変わり目に背中の一部分(首の下あたり)にポツポツ出てきますが、それ以外はきれいな状態を維持できるようになり全く問題なく過ごせていました。

この治療の間、上の娘さんが3歳の時にまるで地図のような蕁麻疹が夕方に出て、朝には消えるというのをくり返していたので1週間後に当院を受診され漢方煎じ薬と飲み薬を処方しました。かなり痒かったらしくなかなか眠れなかったため、がんばった結果、1ヶ月ぐらいで完治されました。

また母親も長年持っていた鼻炎が副鼻腔炎と悪化し、匂いも分からなくなってしまったので当院で治療を受けると2ヶ月位で鼻水も止まり、においも分かるようになりました。昔、初めて行った耳鼻科で大量に薬を出されたことに不快感を持ち、鼻の薬はあまり飲んでいなかったのでそこまで時間をかけずに症状が良くなったのです。今も穏やかに日々を過ごされており、当院に来院することはなくなりました。

症例報告3例目

完治された病気1)喘息2)蕁麻疹

患者:68歳、男性

平成16年11月、京都に転居してまもなく、初めて蕁麻疹が出始めたので大学病院の皮膚科で治療を受けました。また以前よりときどき咳がひどくなる事があり、慢’性喘息で内科医院に掛かっていたので、呼吸器科でも喘息の治療を受けました。大学病院で「喘息自体は治らないがパルミコート及サルタノールの吸入により発作を起り難くする方法である」又、蕁麻疹には「抗アレルギー剤と副賢皮質ホルモンを使い治療をする」との説明があり、ステロイド剤と抗ヒスタミン剤が処方されました。しかし、半年近く経っても蕁麻疹も瑞息もなかなか良くならなかったので不安になっていきました。

そんな時(平成17年6月25日)インターネットで当院のホームページを見つけ、現在の病院の治療方法はかえって病状を悪化させている事に驚愕されました。すぐに病院を変えようと思い現在使用中の薬を中止したところ、急に華麻疹がひどくなり、下半身いっぱいにミミズ腫れが広がって痒くて夜も眠れないようになりました。この症状を見て今までの薬はアレルギーを抑えるだけであるという証明となり、私の理論通りだったので松本漢方クリニックに来院されました。

私の真実の説明に納得し「喘息も蕁麻疹も同じアレルギーであり絶対治してあげる」の心強い言葉に安心し治療を開始しました。最初は漢方風呂・煎じ薬・塗り薬など大きな袋いっぱいの薬に少しビックリされていましたが、服用すると以前では夜も眠れなかったひどい症状も2週間程で軽くなり、1ヶ月後には我慢できない程の痒みも咳も無くなりました。その後、リバウンドを繰返しながら快復し、約1年で完治されました。

症例報告4例目

完治された病名1)蕁麻疹

患者:73歳、女性

30年ほど前、蕁麻疹が体の柔らかい部分に出てきました。大学病院へ行き、赤い飲み薬を処方されました。患者さんは直感的に一時的に抑える薬だと思ったそうですが当時は松本漢方クリニックの事を知らなかったので処方された薬を服用されていました。免疫を抑制する西洋医学が保険適用なのにどうしてヘルペスウイルスだけを抑制する抗ヘルペス剤が一部の皮膚科や産婦人科でしか処方できずましてや出せる量に限りがあるのはどうしてでしょうか?それはすべての病気がヘルペスウイルスが原因であり、それを認めてしまうと医者はいらなくなってしまうので認めようとしないのです。医者の仕事は病気を治すことなのに逆に病気を作ってしまっているのは残念ですね!アハハ!

それから数年が過ぎ、漢方薬が蕁麻疹にいいと知り、東大阪市石切にいい漢方薬局があると聞き、数年間通われていましたが、薬局の先生が92歳で亡くなり閉店となってしまい薬が手に入らなくなりました。

このため、息子さんのお友達の紹介にて私の松本漢方クリニックを知り、平成14年1月に来院されました。蕁麻疹に効く漢方煎じ薬と塗り薬の紫雲膏と中黄膏を処方し、1年後には肌が以前のように綺麗に戻りました。漢方薬以外の薬は使ってこなかったので比較的リバウンドも軽くて済みました。今も綺麗な肌を保っているのか、当院にはしばらく来られていません。大変うれしい限りですね。

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