潰瘍性大腸炎・クローン病 症例報告

潰瘍性大腸炎、クローン病完治の症例報告Part10(コメントなし)更新2022.3.9

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症例報告26例目

完治された病名1)潰瘍性大腸炎

患者:45歳、女性

今から20年前に潰瘍性大腸炎と診断されました。急な引越しで環境が変わったことなどストレスが原因だったと思います。直腸型でアサコール6錠と悪化するとペンタサ坐薬を使いながら普通に仕事をされていました。2ヵ月ほど薬を服用していると症状もなくなり、それから3年おきに寛解→再燃を繰り返され、少しの下血と腹痛くらいの症状だったのであまり病気のことは気になりませんでした。

ところが2015年10月、薬が効かなくなり下血も止まらず腹痛も酷くなり仕事も出来なくなりました。医師からは入院してステロイド治療を勧められ、最後には大腸摘出の話まで出てきました。しかし患者さんはステロイドがいい薬ではないこと、潰瘍性大腸炎は一生治らないと言う医師の説明に納得できず、入院を断り今まで服用していた薬もやめてしまいました。当然症状は悪化していき一日30回のトイレは毎回真っ赤になり、熱は下がらず水さえも飲めなくなりました。

何とか潰瘍性大腸炎が完治する方法はないかと検索し見つけたのが松本漢方クリニックでした。難病を克服している患者がいて、病気を治すのは自分の免疫だと書いてあり、さらに潰瘍性大腸炎や膠原病などの難病が治ると言ってくれる医者である私がいます。患者は当院のホームページを読んで希望を見出し、ご実家からなら近いため名古屋の自宅からご実家の京都を経て全てのパーキングエリアのトイレに寄りながら当院へ受診されました。

体調がすこぶる悪かったのでベッドに横になった状態で診察をしました。血液検査の結果CRPは33もあり勝手に薬を止めたことを「おまえは死にたいんかっ?!」と私は怒りましたが、最後は何度も何度も握手をして「自分の病気を治すは自分の免疫だけやで。」と励ましました。今までほかの病院では「潰瘍性大腸炎は一生治らない。漢方なんかで絶対に治らない。」と言われていたので患者さんはとても嬉しそうでした。

漢方煎じ薬を全て母親に煎じてもらい、飲み始めてすぐにお粥が一口食べられるようになりましたが、なかなか思うようには効いてきませんでした。当院へ受診される前に医者から大量のステロイドを長年入れられてきたので時間がかかっていたからです。体重は5キロ減り、激痛と1日30回くらいのトイレで熟睡できませんでした。

3ヵ月程経ってやっとトイレの回数が少し減りました。下血により貧血もひどくずっと寝て過ごされました。

ゆっくり時間をかけて治療を続けてもらうと、座ってテレビを見ることが出来たり、買い物に行ったりと少しずつ今まで普通にできていたことが出来るようになったり、半年経つと週2回のパート勤務が出来るようになりました。CRPも正常範囲内で安定すると1年後にはフルタイムで働けるようになりました。外食もできるようになり、お腹はたまに痛くなったりされましたがトイレで困らなくなりました。貧血でクラクラするようなこともなくなりました。

もうあと少しだったのですが、仕事が忙しくなり頑張り過ぎてしまったストレスによる市バウンドが出てきてしまいました。患者さんも従順に反省され、頑張らなきゃいけない事情もあるでしょうが、自分の体を大切にしなければならないことを指導しました。アシクロビル錠を増量し続けてもらうとそれまでの頭痛、胃痛、関節の痛みがなくなり良くなりました。

現代の不治の病といわれる病気の原因は全てヘルペスです。遺伝子病といわれる全ての病気もヘルペスが関わっています。抗ヘルペス剤のアシクロビルは、グラクソ・スミスクライン(GSK)の研究所にいたエリオンによって発明されました。世界で初めてのウイルスに効く薬品を発明した功績で、エリオンは 1988 年にノーベル生理医学賞を受賞しています。1920 年代に、世界で初めて細菌に効く抗生物のペニシリンを発見した功績で、フレミングに 1945 年にノーベル生理医学賞を与えられたのと同じです。ノーベル賞を与えられたこんな素晴らしいアシクロビルが、なぜ世界中で医療保険に掲載されていないのか、不思議でたまりません。

この方は完治されてもう当院へは通われていません。本当に良かったですね。

症例報告27例目

完治された病名1)潰瘍性大腸炎

患者:42

平成25年の夏の人間ドックの結果で便潜血陽性の結果が出ました。便に白い粘膜がつくことがあったため、大腸内視鏡検査を受けられました。内視鏡検査は時間もかかり、とても痛い思いをされ、さらに結果は大腸の左側の一部に炎症があり「潰瘍性大腸炎の疑い」の診断を受けられました。

特に治療するわけではなく、「血便が出るようならまた来てください」と言われ診察が終わりました。それまでなかった血便が内視鏡検査をして以降、お尻を拭くと少し血が混じるようになり、潰瘍性大腸炎というよりは内視鏡検査の刺激で血が出るようになったのかと思われました。

インターネットでいろいろ潰瘍性大腸炎を調べていくうちに、「松本漢方クリニック」を知り、「他の病院での治療でステロイドなどを使う前に、こちらでお世話になってみよう」と思われ、平成 26年 2 月に奈良から高槻の病院に受診されました。

待ち時間に今まで医院でかかられた患者さんの手記を読んで待ってもらいました。患者さんはご自分より酷い症状の方が治療を頑張って完治されたこと、またステロイドなどの免疫を抑制する治療を長くされていた方は特に大変な思いをされていることを知り、免疫抑制剤の恐ろしさを理解されました。患者さんの炎症の値が低く、症状も軽いものでしたが、漢方煎じ薬、お灸、漢方風呂を処方し、食事は①肉、魚(特に青魚)などのたんぱく質をとること、②野菜をたくさんとること、③炭水化物はできるだけとらないように指導しました。

すると下痢が軟便になり、普通便になり、症状がほぼ出なくなりました。その後はしばらくの間、漢方薬の量を減らしながら続けていました。平成26年11月に一度治療を終えることができました。

たまに下痢が続くようなことが起こったりすると当院で漢方薬をもらい食後の下痢を止めたりされていました。患者さん曰く漢方を飲んでいると安心?して精神安定にもつながっているのかもしれないとのことです。現在はもう当院には来られていません。

免疫を絶対に抑えないで患者自身の免疫で病気を治せる私の医療の全てを保険で認めてくれれば、医療費が極端に安くなるどころか病気がなくなってしまうので、人類の最高の喜びがこの世に実現するのです。ワクチンと抗生物質と抗ヘルペス剤と漢方煎じ薬と鍼灸と自分の免疫だけで全ての病気は治すことができるのです。医者の仕事は病気を治すことですから、病気が全て治れば、医者の本望が実現されて、医者という職業もなくなってしまえば、一番喜ぶべきなのは医者ではないでしょうか。アルツハイマーの原因もヘルペスなのですよ。私は 77 歳のクソジジイでありますが、なぜいつまでも脳の働きが明晰なのかご存知ですか?漢方煎じ薬と抗ヘルペス剤を欠かさず大量に服用しているからです。もちろん他人の喜びを自分の喜びに変えることができるからです。抗ヘルペス剤が超安全な薬であることを知りたい人は、私のブログにある「なぜアシクロビルが安全な薬であるか」という論文を読んでください。

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