アトピー性皮膚炎 尋常性乾癬 潰瘍性大腸炎・クローン病 症例報告

潰瘍性大腸炎、クローン病完治の症例報告Part5(コメントなし)更新2022.2.25

投稿日:2022年2月20日 更新日:

症例報告16例目

完治させた病名1)潰瘍性大腸炎

患者:34 男性

患者さんが潰瘍性大腸炎と診断されたのは2007年でした。発病の原因は学生生活の終わり頃にストレスがあり、就職してからもストレスがあったからだと、のちに私の理論や手記を読んで患者さん自身で原因を判明させました。強烈な腹痛とともに大量の粘血便が出たので病院に行き、後日、大腸内視鏡検査を受け、全大腸型の潰瘍性大腸炎と診断されました。ペンタサという薬を処方されました。

数日後に薬の服用で症状が楽になったので、その後9年間毎日まじめにペンタサを飲み続けました。最初に診てもらった病院は大きめの総合病院でしたが、待ち時間が長いのと、原因不明の難病ということで治すことを諦め、とりあえずペンタサを飲んどけば良いと思い、近所の待ち時間の少ない病院に行かれました。特定疾患で薬代がタダなので、免役抑制剤を飲み続けることの恐ろしさも知らずに飲んでいました。切れ痔もあったので痔の軟膏も初めはタダでもらっていました。

9年間のうちに薬が効かなくなり症状がどんどん酷くなり出血することも何回かありました。2015年の6月に肛門周囲膿瘍になり必死に痔の病院をネットで探していた時にたまたま松本漢方クリニックのHPを見つけました。潰瘍性大腸炎完治と書いていましたが、その時は内容を読むことはしなくて、とりあえずパソコンのお気に入りサイトに追加しておきました。この時に当院へ来ていれば手術を受けなくても済んだのですがね。残念です。

肛門周囲膿瘍はIII型の痔瘻と診断されました。痔瘻は2015年8月に京都の病院でシートン法の手術をしました。痔瘻の原因を後になって考えますと使っていた痔の軟膏が、強力ポステリザン軟膏というステロイド入りの薬で、使用することによって肛門周囲の免役が働かなくなり、細菌に感染したためです。

2016年の5月頃に下痢が続くようになりました。6月に会社の勧めで献血に行きましたが、血液検査でわずかな貧血の為に献血を断られました。何日か後に2回行きましたがやっぱり貧血でした。そのときに体の中で良くないことが起こっていると思い、しっかりと潰瘍性大腸炎を治さないといけないと思われました。松本漢方クリニックを思い出しHPを見てみると、理論は理解できませんでしたが、場所が高槻で患者さんの住んでいる京都から近く、土日もやっているので行くことを決心しました。

初受診は緊張されていましたが私が「病気はひどくない。今日からペンタサを飲むのを止めろ。治るよ。」と言うと患者さんはほっとされました。今まで処方されていた薬を全部止めてもらい、お灸のやり方を教えて毎日やるようにしてもらい、漢方の煎じ薬を処方しました。漢方は、最初はまずくて吐き気をするほどだったそうで、水で味が分からなくなるまで薄めて飲んでいると、そのうち慣れて、そのままがぶがぶと飲めるようになりました。漢方煎じ薬は薄めすぎると効能が弱くなってしまうので要注意です。毎日、漢方を飲み、お灸をやって、松本漢方クリニックのHPを読んで仕事でストレスを溜めないようにしていると、どんどん免役が上がっていきました。初診時(6月)28だったリンパ球が1ヶ月後に36に、2ヶ月後に41に、3ヵ月後に45になりました。

7月に両手首にクラススイッチが起こりアトピーが出てきました。リバウンドで、ほとんど毎日下痢便か泥状便だったので漢方を断痢湯に変えて飲み続けてもらいました。10月末に便秘の症状が出るようになり、しばらくして固まってきています。9月に体のだるさ、しんどさがあった時はヘルペスが原因の為、アシクロビルを2週間分処方し服用すると良くなりました。現在は普通の生活を送れるようになり、当院とは縁を切れました。

症例報告17例目

完治させた病名1)潰瘍性大腸炎2)アトピー性皮膚炎3)乾癬

患者:5歳、男性

  オーストラリア国で生活されていた時に患者さんである息子さんが3歳で潰瘍性大腸炎と診断されました。日本国内でステロイド投与の為の入院を経ても何の改善もみられず、闘病生活と継続せざるを得ない劇薬の投与に精神的に苦痛を感じていた時、私のホームページをお母さんのお姉さんが見つけてくれました。その後、松本漢方クリニックで治療を受けた方々のブログをブログ村で見つけ、治療の経緯などを把握する事ができました。今は、地獄の様に繰り返されたあの時の闘病生活を冷静に受け入れる事ができ、のちに8歳になった息子さんの左耳から顔面、首回りと頭部に大きく拡がったアトピー性皮膚炎と乾癬の治療を経て潰瘍性大腸炎を完治されました。

  私が「潰瘍性大腸炎はもう終わった。」と伝えると、お母さんはとても喜ばれました。それほどまでに潰瘍性大腸炎の症状は辛かったのです。さて、息子さんのこれまでの病歴と症状を詳しく見ていきましょう。

息子さんが生まれた時は、オーストラリア国の牧場に居住しており、綿花の近隣農家が空中散布で除草剤等の農薬を撒き、おそらく除草剤などの農薬も含まれている雨水をタンクに貯めて飲料とされていたそうです。

 1歳の時に、縦 10 cm、太さ 1 センチ位の糸を引くような粘液便をしました。のちに9 か月頃から、お父さんがハムを昼食と夕飯前に大量に与えていたそうです。

 1 歳~2 歳まで、風邪や、冬になると粘液便を含む下痢に少量の血液が混じるようになりました。牧場から炭鉱の町へと引っ越し、町の診療では、潜血便の検査をしてもらえず、血便が無いと診断を受け、病院を転々とされました。

 3 歳になる前に、貧血の数値が悪いと潜血便を行い、専門科に紹介を受け、胃腸のカメラを受けました。大腸に腫れがあり過敏性腸症候群と診断されました。このときから少量のサルファサラジンを服用するようになりました。

 3 歳~4 歳では、今までに無かった濃い赤の血便の下痢を一日 10 回未満繰り返し、下痢にならなかった食材で下痢をし、下痢が長期化し、薬量の増加と、排便コントロールが 1 か月から 2 か月掛かるようになりました。IgGのアレルギーは遅延型だと知り、食事調整を心掛けるも全く効果が把握出来ない状態で、体重減少傾向が続きました。

 3 歳~4 歳の間に、再度大腸カメラを受け、潰瘍性大腸炎と診断されました。症状が安定した時は束の間で、下痢便が始まると血便が数週間続き、薬の量を増やし続けても効かず、治まる迄耐える事が苦痛になっていきました。メサラジンや他の薬は、直ぐに嘔吐をするなどで服用できなくなりました。

 4 歳の時に、日本に一時帰国され再検査をし、ここでも潰瘍性大腸炎と診断をうけました。大阪の急性期総合病院で、このままだと大腸が壊死する可能性があり、点滴ステロイドで大腸に届けば、腫れが治ると説明を受けるが、「完治しますか?」と尋ねても回答はうやむやにされました。恐怖心を駆り立てられて入院を決意されました。

ステロイドの投与は、体重に対して最大の一日 30mg 点滴からはじまり、退院後、約2 か月間内服で容量を減少させて服用されました。ステロイドの効果は、次の日にみられ、下痢便が普通便となりました。潜血便も無く、採血結果も一時期に肝機能が悪化しただけで良好になりました。

 好調に過ごしていた時に、医師に確認後予防接種を受け、再燃が始まってしまいました。しかしその医師からは何故、再燃に至ったか説明されず、直ぐのステロイド治療は再開出来ないのでオーストラリア国に帰っての治療を勧められたそうです。その後、オーストラリア国では、抑制された免疫が予防接種の後、圧力がかかり急激に反発したのだろうと説明をうけられました。ステロイド再開が直ぐに出来ない為、様子を見て期間を開けるも治らず、しばらくして再度ステロイドの内服を一日15mg から始めましたが、効果がみられませんでした。

 4 歳の半ばで症状が悪化傾向の為、「ステロイド治療は、劇薬過ぎて続けられない。2 年に一度の投与に軽減するために、イムランを使用する」と云われ、この歳では例がないイムランの服用を勧められました。この時期の下痢は、食物を全く消化していない状態も数回見られていました。

このまま劇薬を続けては息子さんの肝機能、腎機能等の臓器が壊れ、大腸が悪化の原因と摘出する事となれば、免疫を創る大腸、健康維持の為の腸内フローラを創る大腸、植物の根っこであると云われる大腸が無くなれば、息子さんの健やかな成長は望めないとお母さんが思われた時、お母さんの体に異変が出て、生活途中で何度も倒れそうになってしまいました。

 そして、私の松本漢方クリニックの HP と出会い、患者さんのブログで漢方の詳細や、治療経過を知り、日本に直ぐに帰国が出来ないので、家族から市販の漢方を国際配達してもらうようになりました。

イムランの処方が出る一週間前から市販の「半夏瀉心湯」と「桂枝茯苓丸料」を服用した所、翌日に消化した便が出て、その後、軟便は出ても下痢をする事がなくなりました。お母さんは望んでいた薬の効果はこれだと確信し、私が処方する漢方より濃度が低くとも、便の状態も良かったので、イムランの処方箋を断りました。それ以後、市販の漢方により、初めての耳にアトピー性皮膚炎が見られましたが、直ぐによくなりました。

 数か月後に、プレップ(小学一年生の前の就学)があり、説明会で潰瘍性大腸炎と活動期の下痢症状を説明すると、おむつ交換が施設には無く、そんな手間はかけられないと言われました。友達と遊ぶことが好きな息子さんなので学校に通わせたかったそうですが、念のため家庭教育も視野に入れ、漢方の服用を続けました。するとほぼ普通便で排便コントロールができるようになりました。

 その後、空地を挟んだ家に大家族がやって来て、息子さんと同い年の友達もできた。しかし、危険ドラッグ(若者が購入ターゲットにされるメタンフェタミン)を使用し、ドラッグパーティが平日の夜を含め行われ、せっかく健康を手に入れた息子さんが居る環境では無いと、日本に帰国することになりました。オーストラリア国では、頓服薬がコンビニで買え、容量を守らず服用する事もあり、十代で薬が効かない例も多くそうです。それが薬物依存との関係も指摘されています。

 5 歳の時、帰国前に専門医の採血を受け、血液に炎症や異常が無くなっている結果を手元に初めて私の医院に受診されました。血液検査を受けてもらい、症状にあった漢方煎じ薬の処方をしました。市販の漢方に対しては息子さん自身に問題がないようなので、何かあれば連絡するようにして服用しても良いよと言いました。帰国前の専門医の採血結果をもとに、「クローン病の診断は出なかったの?」と問うと、お母さんは潰瘍性大腸炎は診断されましたと言い、良くなっていたと思っていたのにまだ何か異常があったのだろうかと不安な顔になってしまいました。お母さんは胃で消化が一切されず排便があった時に胃にも炎症が出ていたのだろうか、保険適用の血液検査で異常が無いのに、私の所の採血でまだ異常が残っているのかと不安になったそうです。何かあればすぐに連絡ができるように私の個人の携帯番号を渡して絶対に治るから大丈夫!と言って握手をかわすとお母さんは安心された顔に戻りました。

 しばらくして小学一年生の夏、体に発疹が出て、1 センチ大の潰瘍のような皮膚炎が上半身に点々と現れたので、皮膚に効く漢方、抗生物質、抗ヘルペス剤、紫雲膏と中黄膏の塗り薬を処方し1 か月位続けると完治されました。

 二年の夏、耳から始まり、顔や首回り、頭に乾癬が拡がり、リンパ液が大量に出て炎症が収まらず、痒みが出て来たので漢方の種類を増やして処方しました。少しずつ炎症の範囲が狭くなっていきました。リンパ液が固まり、髪や皮膚に付着している事を同級生から、「鼻くそ、うんこが付いてる」などとからかわれ、学校に行きたくないと泣く日もあったそうですが、イヤーマフラーにカーゼを忍ばせて液だれを防ぐ許可を学校に取り、お母さんは息子さんに「体内で起こっていた皮膚炎が体外に出ようとしている。」と説明し、前向きに学校へ通うようにされていました。

 首筋のリンパ腺上に、2 センチ大程度の腫瘍が複数あり、お母さんは将来、悪性癌になるのか心配されましたが、癌になることはないと説明し、腫瘍があるのは私のところに来る前に知らぬ間にステロイドが入った天然アロエや天然素材の軟膏を使っていたためだと説明しました。

補足ですが、お母さんと母方の祖母も診察を受けられました。祖母は、橋本病、腰椎変性すべり症、蓄膿、などの疾患を健康診断で受けました。全てヘルペスウイルスの仕業であり、実際に抗ヘルペスの検査で高い数値がでました。お母さんも酷い眩暈がありましたが、同じようにヘルペスウイルスが関係し、採血で数値が高かったので、漢方とアシクロビルの処方で共に完治されました。

お母さんは30年前の子供の頃、尿たんぱくが多く、腎臓機能障害の疑いで大病院を紹介されましたが、当時、病院で家政婦をされていた祖母が腎疾患で入院する患者は、どんどん元気が無くなる現状を旦那さんに訴え、接骨院で治療を受けました。唾液から PH バランスを測り、食事療法で改善されたのでそのまま大病院には行きませんでした。

その当時は、祖父母の間でも薬を煎じる習慣があり、今回の漢方治療にも違和感もなく取り組めたのだそうです。今は親子共々、症状は完治され落ち着き、当院へは通わなくても良くなりました。

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