こちらに症例報告のみ掲載している「SAPHO症候群完治の症例報告(コメントなし)」もありますので良ければ読んで下さい。
症例報告1例目の研究報告
治した病名:1)SAPHO症候群、2)仙腸関節痛
以前までは体調不良になると早く治したいと短絡的に考えてしまいがちでした。当院で、症状は体からのSOSで、その声に気づき、いたわることが大切だと理解され、病気と治療を通して、自分の考え方についても振り返る良いきっかけになったそうです。
患者:年齢非公開、女性
SAPHO症候群とは、「SAPHO」とは、五つの滑膜炎(Synovitis)、痤瘡(Acne)、膿疱症(Pustulosis)、骨化症(Hyper‐ostosis)、骨炎(Osteitis)の頭文字をとったものですが、この五つの病気の原因もすべてherpesが原因です。皮膚の病気である乾癬(psoriasis)に関節炎が合併した乾癬性関節炎(psoriatic arthritis: PsA)と同様に、掌蹠膿疱症(palmoplanter pustulosis:PPP)による骨関節炎(pustulotic arthro-osteitis:PAO)を合併したものです。従って日本においては「掌蹠膿疱症性骨関節炎」と呼ばれる場合もある。
SAPHO症候群(SAPHOしょうこうぐん)は、原因不明の骨・関節症状と皮膚症状を呈する症候群であると言われていますが原因はherpesです。herpesが大量に皮膚の細胞に感染すると、皮膚の表皮を作るスピードが通常の10倍速を上回り(正常皮膚の細胞周期は約457時間、対して病変部位は37.5時間と1⁄10以下。癌細胞の増殖を超える速度)、真皮の血管が肥大しつつ組織に大量にいるヘルペスのよる炎症を起こすと表皮の細胞の崩壊が早まりので、ターンオーバー(表皮が角化し剥離して入れ換わる周期)が通常なら4週間のところ3〜4日で完了する。崩壊した細胞を補うようにどんどん表皮が増殖し、角化が亢進している状態によって、白いかさぶた状の皮疹を多く生じる。原因は不明とされていますがヘルペスウイルスは全ての細胞に感染できるスパイク蛋白を持っているので免役を落とせば好き放題あらゆる細胞に感染しまくって免疫から逃れるために細胞の遺伝子DNAには入り込み遺伝子の形質転換(遺伝子変異)を生じさせて起こる病気です。遺伝子の塩基の並びが変わると作られる形質(蛋白)の種類(表現型)が異常になり見た目が異常な表皮になり原因不明の病気とされ病名が症状ごとにつけられてしまい無限に増えてしまうのです。
人の生命は遺伝子によってすべて支配されているので遺伝子DNAに侵入したヘルペスウイルスによって変えられると癌や自己免疫疾患や不明な病気が現れその病気の症状に応じて病名が生まれるのです。現代の病気を起こす病源体の中で遺伝子DNAを変える最も多いウイルスは世界中のすべての人に感染しているヘルペスウイルスなのです。
私は今、80年前にロイヤル・レイモンド・ライフ博士という大天才が人々を苦しめるあらゆる種類の病気、とりわけ癌をウイルスが原因であることを自分自身が発明したユニバーサル・マイクロスコープで発見し、更に光エネルギーを使って癌を100%完治させたロイヤル・レイモンド・ライフ博士の偉業を勉強しています。彼は癌細胞の中で動き回っている癌を起こすウイルスの名前をクリプトサイズ・プリモーディアルズと命名したのはこのウイルスを強い光で殺せば癌細胞も死んでしまうことを証明したからです。この様な彼の偉大な業績とその後に続いた悲劇を物語るサイトは、『抹殺された癌治療THINKER』を検索すれば出ます。
すべての現代の病気の殆どは免疫を落としたために増えたヘルペスウイルスであり自己免疫疾患も医者が作ったherpes疾患であり従って抗ヘルペス剤と漢方薬で治せる松本医学も彼の癌医療と同じように抹殺される瀬戸際にいます。しかも癌もヘルペスウイルスであるといい始め出した松本医学は風前の灯火です。私の発見した医学もおなじ運命に果ててしまうでしょうか?
是非、『抹殺された癌治療THINKER』を熟読してください。ライフ博士も当時のアメリカ医師会の会長であったモーリス・フイッシュべインの卑劣な飴と鞭(権力とお金)によって壊滅させられてしまいました。私の医学も早かれ遅かれ潰れてしまうでしょう。覚悟はしています。
SAPHO症候群の増悪要因は冬季に悪化し夏季に軽快、腸疾患を伴う患者が多い、食生活により症状が増悪・軽快する、乾癬モデルマウスを無菌状態で飼育すると発症しないのはherpesが原因あることを証明しているのです。歯周病の悪化で増悪するのも、歯周病の原因もherpesであるからです。腸内細菌叢の一部であるヘルペスの特異的な偏りが潰瘍性大腸炎患者と共通する等、すべてherpesが原因であるから潰瘍性大腸炎も治せるのです。
SAPHO症候群はまた、HLA-B27陽性の頻度が高いとする報告があるのは、すでに書いたのですが抗原提示細胞の樹状細胞㈽zty状細胞や大食細胞のHLA-B27の遺伝子がつくる HLA-B27蛋白はherpesのペプチドと結びつきやすくherpesの抗原をヘルパーT細胞に提示しやすいので共存せざるを得ないherpesとの無駄な戦いをしやすくなるので様々な症状が出やすくなるのです。潰瘍性大腸炎・クローン病を合併する頻度も高いことより、脊椎関節炎との関連を示唆する意見もある。潰瘍性大腸炎・クローン病も脊椎関節炎もすべてherpesが原因です。
SAPHO症候群の他の症状には集簇性座瘡、重症座瘡や化膿性汗腺炎に伴う骨・関節症状や掌蹠膿疱症に伴う骨・関節症状や皮膚病変の有無に関わらず前胸壁、四肢や脊椎の骨過形成も骨細胞に感染したヘルペスが遺伝子を変えてしまうからです。
皮膚病変の有無に関わらず体軸系や末梢骨格におよぶCRMO
これらの症状がひとつでもあり、かつ、除外項目(感染による関節炎、感染性掌蹠膿疱症、手掌角化症、びまん性特発性骨増殖症、線維筋痛症、各種の抗がん剤でみられる骨・関節病変)に該当しない場合には可能性がある。
CRMOとは何でしょうか?指定難病であり英語でChronic Recurrent Multifocal Osteomyelitisで略してCRMOで慢性再発性多発性骨髄炎です。子供が手足の痛みを訴えても、殆どの場合はすぐに回復しますが、まれに慢性に経過して感染症や腫瘍が否定され、ヘルペスによる 非特異的 な骨髄の 炎症 と周囲のヘルペスが感染して遺伝子が変異した破骨細胞による骨吸収を認める病態を、慢性非細菌性骨髄炎(Chronic Non‐bacterial Osteo‐myelitis:CNO)と診断しますが、CNOの病変が多発性・慢性・再発性に認められる病気が慢性再発性多発性骨髄炎(Chronic Recurrent Multifocal Osteomyelitis:CRMO)です。多発性・慢性・再発性に認められる病気の原因はherpesである証拠です。CRMOは小児に多いと考えられていますが、成人に発症する事もあり、関節炎・掌蹠膿胞症・尋常性 乾癬 ・ 炎症性 腸疾患などの合併が認められます。成人からの報告例が多いSAPHO(synovitis, acne, pustulosis, hyper‐ostosis and osteitis)症候群の一症状としてCRMOと同様の病変を認める場合があり、両疾患は 炎症 病態の一部を共有する類縁疾患と考えられていどころか原因は同じherpesですから当然なのです。
SAPHO症候群の治療は線維筋痛症の疼痛や関節リウマチに病態が類似していることから、基本的にはステロイドや免疫抑制剤などの抗リウマチ薬を用いて治療方針を組み立てるのが標準病気つくりの治療となっていますが線維筋痛症の疼痛や関節リウマチもherpesが原因の自己免疫疾患ですから間違ったステロイド治療や免疫抑制剤などの抗リウマチ薬になるのは当然です。抗ヘルペス剤と漢方煎じ薬を用いれば治ります。
また、これら間違った薬は治らないので長期の服用となりやすいことから、肝臓や腎臓の病気が新たに出るので血液検査に加えて尿検査なども行いの状態を定期的にモニタリングする必要があるのはまさに現代医学は病気を作らなければ医薬業界はすたれてしまう証拠そのものです。
この患者さんは、5年ほど前から年に1~2回、重症度も期間も異なる発作のような仙腸関節痛が起こっていました。そのたびに整形外科で鎮痛剤とブロック注射を処方されていました。鎮痛剤は胃が荒れたり浮腫んだりする副作用がキツイので、あまり真面目に飲んでいなかったそうです。2016年の秋に発作が2ヵ月に渡った時、大学病院でSAPHO症候群と言い渡されました。SAPHO症候群の症状には様々なものが列挙されていますが、当てはまるのは関節痛だけでした。骨シンチグラフィという特殊なレントゲンによると、仙腸関節と鎖骨に異常があるとのことでした。一生付き合う病気であり、免疫抑制剤を飲まなければ骨が異常な形となり、歩けなくなったり、首が回らなくなったりすると言われ、患者さんは大変ショックを受けてしまったそうです。
仙腸関節痛とは何でしょうか?仙腸関節は、骨盤の骨である仙骨(せんこつ)と腸骨(ちょうこつ)の間にある関節であり、周囲の靭帯(じんたい)により強固に連結されています。仙腸関節(せんちょうかんせつ)は脊椎の根元に位置し、画像検査ではほとんど判らない程度の3~5mmのわずかな動きを有しています。日常生活の動きに対応できるよう、ビルの免震構造のように根元から脊椎のバランスをとっていると考えています。中腰での作業や不用意な動作、あるいは繰り返しの負荷で関節に微小な不適合が生じ、痛みが発生します。仙腸関節障害は決して稀ではありません。一般的に、出産後の腰痛に仙腸関節障害が多いといわれますが、老若男女を問わず腰痛の原因となります。症状としては片側の腰臀部痛、下肢痛が多くみられます。仙腸関節障害で訴えられる“腰痛”の部位は、仙腸関節を中心とした痛みが一般的ですが、臀部(でんぶ・おしり)、鼠径部(そけいぶ・あしの付け根)、下肢(かし・あし)などにも痛みを生じることがあります。
ぎっくり腰のような急性腰痛の一部は、仙腸関節の捻挫が原因と考えられます。仙腸関節の捻じれが解除されないまま続くと慢性腰痛の原因にもなります。長い時間椅子に座れない、仰向けに寝れない、痛いほうを下にして寝れない、という症状が特徴的で、歩行開始時に痛みがあるが徐々に楽になる、正坐は大丈夫という患者さんが多くいらっしゃいます。
腰臀部、下肢の症状は、腰椎の病気である腰部脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニアによる神経症状と似ています。下肢の痛みは一般的に坐骨神経痛と呼ばれますが、仙腸関節の動きが悪くなり、周囲の靭帯が刺激されることでも、下肢の痛みを生じてきます。何故ならば周囲の靭帯にも痛覚神経があるからです。
病院から出された薬は、免疫を下げることに抵抗があったということと、一生飲まなければいけないということが腑におちず、服用をためらっておられました。体調があまり良くない時に発作が起こっている感覚があり、逆に免疫を上げる方が根本解決なのではと感じ、インターネットで何か治療法はないかと探されていたところ、当院を発見されました。
初診で、患者さんと話をしたところ、かなり生活の中でストレスがかかっていることがわかったので、ストレスがかかると自分の体内でステロイドホルモンを出しているということや、そのステロイドを長期にわたり出していると免疫が下がってしまい、体内でヘルペスウイルスが増えてしまうことを教えました。漢方煎じ薬と抗ヘルペス剤を処方し、お灸を毎日するように指導しました。
治療開始から1週間でリバウンドが起こり、歩けないほどの仙腸関節痛が起こりました。患者さんはこれまでに経験したことのない重症度だったので、この状態から元に戻るのかという不安が募ったようです。リバウンドが発生してからは、抗ヘルペス剤を1日28錠飲んでもらいました。
治療開始から、4週間でほぼ普通の生活ができるまでに回復しました。アシクロビルも20錠に減らしました。
治療開始から約3ヶ月経ち、ほぼ痛みがなく、リンパ球の値も正常値になりました。風邪にかかっても症状が軽かったり、疲れにくくなったと感じているそうです。
現在は完治して通院はしておられません。