子宮腺筋症 生理痛 症例報告

子宮腺筋症完治の症例集(コメントなし)更新2022.1.18

投稿日:2022年1月7日 更新日:

詳しい説明とコメントされた「子宮腺筋症完治の研究報告(コメントあり)」を掲載しましたので是非とも読んで下さい!!

治した病名:1)子宮腺筋症、

当院で治療を受けて、出血と下腹部の痛みと頭痛がなくなり、冷え症も改善されました。

患者:当時37歳、女性

症状が出始めたのは2人目を出産され、30歳を超した頃でした。元々、子宮内膜症の既往があり、手術した経験があったので、また再発したのだと患者さんは思っていました。しかし、毎月の月経時、通常よりもあふれるほどの出血があり、下腹部痛もかなり強く、どんな姿勢をとっても痛みが和らぐことがありませんでした。また頭痛も強く吐き気がする程でした。そのため毎月、月の半分は家から出られないほどのつらさがありました。日常生活も子育ても家事もまともにできずにいました。

産婦人科を受診したところ、「子宮腺筋症」と診断されました。産婦人科の先生は、月に1度の注射を4ヶ月継続して行い、ホルモンを抑えて子宮を小さくする治療を勧められました。その頃、妊娠を望んでいた患者さんはホルモンを抑えるという治療に不安がありました。ご主人と娘さんが当院を受診されていたので、当院へ受診されることにされました。

私は患者さんに、「大丈夫。僕が絶対に治してあげる。心配ない。すぐ痛みもなくなるよ。」と伝え、当院で治療をすれば必ず治ることを説明しました。患者さんは閉経するまで辛い痛みにずっと苦しまなくてもいいと安心されました。漢方煎じ薬と抗ヘルペス剤とお灸を毎日してもらうように指導しました。

当院での処方:漢方煎じ薬、抗ヘルペス剤、お灸

漢方煎じ薬を飲み始めて2週間後、それまで冷え症でいつも冷たかった手足の冷えが改善していき、足に汗をかくほどにポカポカとしてきました。毎月の月経時の下腹部痛もかなり楽になったそうです。

治療を始めて5ヶ月後、かなり症状が楽になったので漢方粉薬に変更し、しばらく調子良く過ごすことができていました。一方で頭痛が強くなる月がありました。それはヘルペスウイルスが原因であると説明しました。女性ホルモンは元々、免疫を下げる作用をもっています。月経前や月経中は女性ホルモンの量が下がり、逆に免疫が上がる傾向もあります。その免疫が上がることで、神経節に潜んでいたヘルペスウイルスと戦うことで頭痛が起こったのです。頭痛時には抗ヘルペス剤を多めに飲むように指示しました。抗ヘルペス剤を飲んで休むと少し頭痛が楽になりました。

しかし、季節は冬に近づき冷えも強くなってきた頃、再び下腹部痛も強くなってきたため、煎じ薬に変更してもらいました。そんな中、歩けない程の下腹部痛に襲われ、ひたすら耐え続けていました。しばらくすると強い痛みが治まったため、薬はそのまま変えずしばらく続けていただきました。

そして治療から2年後、再び粉薬に変更し、下腹部痛は軽く感じる程度なり、まったく苦痛のない月もあったそうです。頭痛は時々ありましたが、以前の様な強い痛みは起こっておりません。月経の出血量も以前と比べてかなり減少しました。 一時はつらい生活が続くことを覚悟し、絶望的になっていましたが、今では症状も完治して治療を終了し、あれ程つらかった日々を思い出せないくらい楽で、充実した日々を送っています。

症例報告2例目

治した病名と症状:1)緊張性頭痛、2)微熱、3)肩こり、4)首コリ、5)指のこわばり、6)筋肉痛、7)関節痛、8)歯茎の腫れ、9)倦怠感、10)動悸、11)腹部の違和感、12)発疹、13)咳、14)腰痛、15)子宮腺筋症

当院に来院する前は痛みと倦怠感と共に毎日を過ごされていましたが、当院で治療を受けて様々な症状が完治し、また心の在り方を見直して元気で健康な体になりました。

患者:当時60歳、女性

この患者さんは20代の頃から貧血、月経痛が酷く、32歳の時には激痛が起こり、鎮痛剤が全く効かないため産婦人科を受診すると、子宮筋腫とチョコレート嚢胞と診断され、手術を受けられました。これで痛みから解放されるのだとホッとするのも束の間に、担当医から患者さんは「子宮腺筋症」だと告げられ、それからホルモン治療が始まりました。無知な患者さんに約10年もの間、女性ホルモンをたくさん出す薬や、逆に閉経状態にしてしまう薬を医師は処方し、患者さんも言われるがまま服用していました。月経が無くなれば痛みもなく、仕事にも影響しなかったのは当然です。しかし、薬で無理矢理止めてもその後にさらに月経痛はひどくなるばかりで激痛に耐える日々でした。結局、妊娠もできず41歳の時に子宮全摘手術を受けることになってしまいました。

2012年4月、明け方に何とも言えない痛みが体の奥から湧いてきました。その痛みは激痛ではなかったものの、体全体にじわじわと広がり、以前さんざん経験した子宮腺筋症の痛みに似たものでした。半日ほどでその痛みは収まりましたが、毎朝同じ痛みで目が覚め、手の指がこわばり、あちこちが筋肉痛になったような感覚だったそうです。病院で検査を受けられましたが何も異常は見つかず、原因がわからない、でも体は痛い・・・という状態でしたが、それも半月ほどで徐々に良くなりました。

2013年10月、再び同じような症状が出て、そのあとヘルペスの発疹が腰に出てきました。「もしかしたらこの嫌な痛みの原因はヘルペスではないか」と患者さんは考え、ネットでみつけた某病院の皮膚科を受診すると、やはりヘルペスとの診断でした。そして毎日バルトレックス1錠を2週間に渡って服用しました。それまでの症状は消えましたが、ヘルペスによる腰のピリピリはずっと続いていたので、難治症ヘルペスと診断され、それから1年以上毎日バルトレックス1錠を飲み続けることになりました。

2015年2月、膝・足首・肩・肘などの周りの筋肉が左右対称に痛くなったため、骨粗鬆症の薬を処方してもらっていた整形外科の医師を受診しました。その際ヘルペスの治療をしていると話すと、簡単な問診だけでリリカという薬を処方されました。

2週間リリカを服用されましたが、服用をやめるとまた痛みが出るので再び服用を始めました。薬を飲むと確かに痛みは感じないですが、朝起きると痛みに耐えて緊張していたのか、体がグッタリしていたそうです。患者さんは薬で痛みを騙しているだけの、こんな対症療法だけではこの先どうなるのだろうと不安になりました。

それから患者さんはネットで症状について調べてみると、多発性筋痛症と線維筋痛症が患者さんの症状に似ていると思われました。しかし、これらの病気の治療法を調べても、「治らない自己免疫疾患だから薬で痛みをコントロールするしかない」、「早くステロイドを使えば症状は抑えられる」という情報しか得られませんでした。

患者さんは漠然とではありましたが、ステロイドは怖い薬という思いがあり、もし膠原病科を受診すれば、すぐにステロイドを処方されるに違いないと二の足を踏んでいました。そこで、ネットでこの病気のブログを読み漁りました。その中の1つに漢方薬で奥様の症状が改善したという方のブログがあり、ヘルペスと漢方の記事を探し回って、当院のホームページにたどり着きました。

世界中を探してもここまでヘルペスの事をこんなに詳しく説明してくれる医師は私を差し置いてどこにもいません!患者さんは私がヘルペスウイルスについて詳しく詳しく書いた論文や「ステロイドは絶対に使わない」「病気は完治する」と書かれた私の記事や当時掲載されていた患者さんの手記を読んで、千葉から大阪の松本漢方クリニックに受診しようと強く思われました。

私の論文は専門的で難しくて理解できない部分もありますが、患者さんは移動中の新幹線の中で繰り返し読む中で、「症状は免疫力が上がるから出る!現代の西洋医学の治療薬は免疫力を抑える薬だ!」「漢方薬は免疫力を上げる手助けをするだけ!結局、病気を直すのは自分の免疫だ!」ということは理解できました。患者さんを含めた大半の人が、症状が消える薬を出してくれる医師が良い医師で、症状が消える薬が良い薬と思い込んでいます。

2015年3月、当院で初めて診察を受け、初めてヘルペス抗体の血液検査を受けてもらい、アシクロビル錠と漢方煎じ薬とお灸を処方して毎日続けてもらうように指導しました。その後、緊張性頭痛、微熱、肩こり、首こり、指のこわばり、筋肉痛、関節痛、歯茎の腫れ、倦怠感、動悸、腹部の違和感、発疹、咳、腰痛といった症状が現れては消えていきました。

怖がりで心配性な患者さんは、違った症状が出るたびにおろおろと怯えてしまいました。しかし、もう痛いからといって決して鎮痛消炎剤を飲もうとは思いませんでした。「病名はなんでもいい、症状は全てヘルペスとの戦い」という私の言葉を思い出しながらマイナス思考にならないように、ストレスをかけ過ぎないようにと自分に言い聞かせていたとのことです。また当時掲載されていた患者さんの手記を読み、克服していかれる過程を知ることで心が落ち着かせていたりしていたそうです。

またお灸をするとすごく症状が楽になりました。ご主人に毎日お灸をしてもらい、様々な症状が少しずつ軽くなっていかれました。

12月に入って基礎体力というか身体の芯が元気になってきているという実感が湧いてきたそうです。ヘルペス抗体価はまだ高いですが、リンパ球の値が上がっていたのでちゃんと働いているから問題ない事を説明して励ましました。

今では予防のためにアシクロビル錠を飲み続けており、ストレスがかかり過ぎて神経痛が起きた場合は漢方煎じ薬を処方したりしていますが、当院に通う前に比べて雲泥の差です。普通の人が送れている普通の生活を過ごされています。

詳しい説明とコメントされた「子宮腺筋症完治の研究報告(コメントあり)」を掲載しましたので是非とも読んで下さい!!

-子宮腺筋症, 生理痛, 症例報告
-, , , , , , ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

アトピー性皮膚炎完治の症例報告Part9(コメントなし)更新2022.3.9

症例報告33例目 完治された病名1)アトピー性皮膚炎2)ステロイド皮膚症 患者:37歳、女性 この患者さんがアトピーを発症したのは、12歳ぐらいのころでした。最初はまぶたにかゆみ、湿疹が出て、それが徐 …

no image

潰瘍性大腸炎、クローン病完治の症例報告Part34(コメントなし)更新2022.6.4

症例報告75例目 完治されました病名1)潰瘍性大腸炎 患者:39歳、男性 20代前半の頃に発病されました。便を拭いた後に鮮血が少し付くようになり、地元の病院で検査を受けた結果、直腸型の潰瘍性大腸炎と診 …

no image

メニエール病(めまい・耳鳴り・難聴)完治の研究報告Part3(コメントあり)更新2022.2.16

研究報告14例目 完治させた病気1)メニエール病2)首こり3)肩こり4)herpes性疼痛5)左耳の痛み6)アトピー性皮膚炎7)herpes性皮膚炎8)痔 患者:29歳 男性 2016年の11月26日 …

no image

潰瘍性大腸炎、クローン病完治の症例報告Part5(コメントなし)更新2022.2.25

症例報告16例目 完治させた病名1)潰瘍性大腸炎 患者:34 歳 男性 患者さんが潰瘍性大腸炎と診断されたのは2007年でした。発病の原因は学生生活の終わり頃にストレスがあり、就職してからもストレスが …

no image

アトピー性皮膚炎完治の症例報告Part4(コメントなし)更新2022.2.8

症例報告20例目 治した病名:1)アトピー性皮膚炎、2)花粉症 患者:47歳、女性 この患者さんはもともと皮膚のトラブルやアレルギー症状は一切ありませんでした。ところが、トラックのよく通る道路のそばの …