なぜシリーズ ヘルペス関連

どのようにして自己免疫疾患の証拠である抗核抗体が生まれるのでしょうか?更新2021/4/17

投稿日:2021年4月17日 更新日:

ヘルペスによって破壊された核内から漏れ出たDAMPの一分子である核の成分をたまたま認識したBリンパ球がヘルパーT細胞に依存せず認識し作りだして血中に放出した分泌IgMクラスの抗核抗体がSLEの患者に見られた時、自己免疫疾患の証拠と言い張っているのが現代の自己免疫論者の間違った主張なのです。あくまでもヘルペスによって核が破壊されたDAMPの分子にすぎない核の成分が全ての自己免疫疾患の原因であることに気がつかないのです。言い換えると、原因と結果を逆にしてしまっているのです。例えばアルツハイマーの病気の原因もヘルペスが海馬の細胞に感染した時にヘルペスの増殖と共に傷ついたり破壊された後に細胞から漏れ出た残骸、つまりDAMPがアミロイドβであるのにアミロイドβ自身がアルツハイマーの原因であると言っているのと同じなのです。

このように自己免疫疾患や原因不明の病気は全てヘルペスによるものであることを認めない限り永遠に現代の病気を治す切ることは不可能でしょう。病気を治すことほど簡単なことはないのに。残念です。

-なぜシリーズ, ヘルペス関連

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

原因不明の病気は全てヘルペスが原因である

 私が常々述べていますように、病気は、つまり自覚症状は、免疫と異物との戦いにおいてのみ生ずるものであります。頭痛にしろ吐き気にしろ身体のしんどさにしろ、全て神経に関わる自覚症状です。ということは神経で …

no image

ネクロトーシスやネクロプトーシスとは一体何でしょうか?更新2021/4/21 

ZBP1(DAI)がA型インフルエンザウイルス(IAV)感染中に生成されたZ型RNAを感知し、ネクロトーシスと呼ばれるカスパーゼ非依存性の炎症性細胞死が起こることが最近、発見されました。ZBP1(DA …

no image

なぜ俳優の高橋克典さんの左肩に激痛が起こったのでしょうか?

 先日、俳優の高橋克典さんが、左肩に激痛、吐き気とめまいなど全身の不調を訴え病院に行き、休養をとるというニュースがありました。ハンサムでモテモテ男の代表である高橋克典さんの左肩に激痛が起こった理由は何 …

no image

最高の抗ヘルペス剤であったソリブジンとソリブジン薬害事件について

 ヘルペスがあらゆる神経症状の原因であることを知りすぎた人物の話です。その人物とは東京慈恵医科大学の皮膚科の名誉教授である新村真人先生であります。彼は今から20年前頃は、日本の皮膚科学会を背負う大ボス …

no image

Bp製剤とは何でしょうか?また副作用の骨粗鬆症とは何でしょうか?更新2022.5.15

Bp製剤とは何でしょうか?Bpは英語でbisphos‐phonate, 略してBPでビスホス‐ホネート(ビスフォスフォネート)は、破骨細胞の活動を阻害し、骨の吸収を防ぐ医薬品。骨粗鬆症、変形性骨炎(骨 …