理論 病気とは何か?

膠原病とアレルギーは同じ病気である

投稿日:2019年12月28日 更新日:

8年前に膠原病とアレルゲンについて書いてから一度も手を加えていませんでした。8年の間にさまざまな新しい知見を得ることができました。8年前と考え方は根本的には何も変わりません。病気に対する考え方も全く変わっていません。つまり病気は3つしかないのです。1つ目は感染症であり、2つ目は膠原病・アレルギーであり、3つ目は癌であります。現在のところ治せない病気というのは結局のところ癌だけであります。癌については改めて書くつもりです。

 さて、病気というのは異物を排除する闘いが症状として見られるものを病気と称しているだけなのです。最も危険な病気は人体を殺してしまう生きた敵である感染症と癌であります。感染症は抗生物質によりほとんど全ての細菌をやっつけることができますし、ウイルスについてはワクチンが圧倒的な奏効を示してくれます。人間の寿命が延びたのも抗生物質とワクチンによって感染症を征服したためであります。もうひとつの生きた敵である癌は今のところ絶対に治すことはできません。手術で治った癌も実は癌ではなくて『癌もどき』というべき偽の癌であり、言わば良性の腫瘍に過ぎないのだと公言している医者もいるくらいです。私から言わせると癌は『老いて働けなくなった人は食うべからず』という神の託宣とも言えるものです。癌の治療法である手術療法、放射線療法、抗がん剤療法の3つの治療はやらないほうが長生きするという人も増えてきました。最後に残された道は結局のところ免疫を上げることによって癌を殺す以外に道はなさそうです。しかしよく考えてみますと、癌細胞ができるのは遺伝子が突然に傷つきそれが修復されないで何年かして癌として観察されるのです。年をとればとるほど遺伝子が傷つきやすくしかも修復しにくいのは周知の事実です。従って免疫療法でも癌が根治できるものではなくて、死なない程度に免疫で癌をやっつけその結果延命効果があるという程度かもしれません。いずれにしろ癌で死ななくとも長生きしても人の世話になり人に迷惑をかけて長生きしすぎることは罪というものでしょう。従って老化で死のうとも自分で働いて食うことができなければ死んでもよいというのは心ある人の真実の道とも言ってよいでしょう。私も膠原病とアレルギーに対しては完全な理論と証拠を持つに至ったのですが、この免疫の理論をさらに癌に対しても及ぼすことができるよう、いつかは到達することができると思います。

このように癌に対しても免疫を弱体させるような治療は全く意味がないどころか逆効果なのです。感染症である風邪に対して現代医学は免疫を抑えて対症療法をしているのもかかわらず免疫は雄々しくウイルスのみならず現代医療と戦ってほとんどの場合勝利をものにしています。それくらいに免疫というのは頼りがいのあるものなのです。今回、リウマチの完治の理論に加えてさらに潰瘍性大腸炎、尋常性乾癬、天保そう、シェーグレンシンドローム、血管炎、リウマチ性多発筋痛症などについての理論を追加したいと思います。

 さらに新たに論証したいことがあります。既にアトピーも花粉症も喘息も浸湿性中耳炎も結膜炎も同じIgE抗体を用いる同じアレルギー性疾患ですが使われる器官が異なるだけなのはご存知でしょう。同じように膠原病も現在のところ23種類ほどありますが、3、4つは除いて後の20は全て同じメカニズムで発症し、同じIgE抗体を用いているのですが、ただこのIgG抗体が使われる器官が異なるだけなのです。従って危険なアレルギーや膠原病というのは、生命に直接関係のある器官で、それぞれIgEやIgGが使われるときに生死にかかわることがあるのです。アレルギーで言えば喘息です。息が3分以上止まれば死んでしまいます。現在でも毎年3000人以上が窒息で亡くなっています。膠原病については同じく呼吸にかかわる間質性肺炎であります。喘息ほど急性のものではありませんが、徐々に肺胞が潰れて炭酸ガスと酸素の交換ができなくなることがあります。さらに膠原病による腎炎があります。これも徐々に腎臓の実質細胞が冒されていくと慢性腎不全となり透析をせざるをえなくなります。したがってほかの臓器に膠原病やアレルギーが生じても生命に直接かかわりがない以上、膠原病はIgGからIgEに自然クラススイッチするようになっており、かつIgEは自然後天的免疫寛容により作られなくなってしまうことを証明する20年間の臨床経験でありました。死なない限り膠原病、アレルギーは必ず治るという理論と証拠をいかに展開してみせたいと思います。

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