疾患解説

アジソン病について

投稿日:2019年11月21日 更新日:

 皆さん、アジソン病(Addison disease)という病気について聞いたことありますか?ステロイドホルモンを使用したことがないのに顔も体も真っ黒になっている人を見たことありませんか?なぜこのように黒人でもないのに、日焼けしすぎたわけでもないのに黒くなるのでしょうか?答えはメラニン(メラノソーム)の作りすぎなのです。なぜメラニン色素をメラノソームで作りすぎるのでしょうか?副腎皮質機能が低下するためであります。この副腎皮質機能低下症をアジソン病というのです。

 それではどのようにして副腎皮質機能低下症は起こるのでしょうか?アジソン病の病因は、感染症か特発性に分類されます。

 感染症では昔は結核性が代表的でありましたが、実はヘルペスが感染した副腎皮質の細胞が溶解感染で死滅したためです。つまりヘルペスによる副腎皮質細胞変性死によるものです。

 一方、特発性アジソン病は自己免疫性副腎皮質炎による副腎皮質低下症であるといわれていますが、これもヘルペスによる副腎皮質細胞変性死によって副腎皮質の機能、つまりステロイドを作る細胞が消失してしまうためです。というのは元来、自己免疫疾患などという病気はないのですから、私が常々言っているように自己免疫疾患はヘルペスの細胞溶解死(細胞変性死)が副腎の細胞で起こったためです。さらにこのアジソン病はしばしば他の自己免疫性内分泌異常を合併し、多腺性自己免疫症候群と呼ばれていますが、まさにヘルペスによってあちこちの内分泌細胞が細胞溶解死されられたためです。

 アジソン病には、特発性副甲状腺機能低下症、皮膚カンジダ症を合併するⅠ型のHAM症候群と、アジソン病に橋本病などの自己免疫性甲状腺疾患を合併するⅡ型のSchmidt症候群がありますが、HAM症候群もSchmidt症候群もすべてヘルペスが原因です。もちろんHAM症候群の原因としてカンジダが関わっていることは全くありません。なぜならば、カンジダが遺伝子を変えることが絶対にないのみならず、カンジダが細胞内に入って細胞を殺すことも絶対にないからです。

-疾患解説
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

甲状腺機能低下症(橋本病)について

 自己免疫疾患だと認められた最初の病気は、1950年代なかばであり、病名は橋本甲状腺炎であります。別名、橋本病・慢性甲状腺炎・慢性リンパ球性甲状腺炎・自己免疫性甲状腺炎ともいわれています。最初に発見し …

no image

メニエール病は完治する その理論と証拠

一般には、メニエール病(英名 Meniere’s disease)とは『激しい回転性のめまいと難聴・耳鳴り・耳閉感の4症状が同時に重なる症状を繰り返す内耳の疾患である。』と書かれていますが、「内耳の疾 …

no image

アレルギー性鼻炎・結膜炎(花粉症)

そもそも花粉症とは何なのでしょう?花粉症とはアレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎のことであり、間違えて名付けられているのです。このような花粉症という名称はまるで花粉が責任であるように聞こえますが、花粉 …

no image

緑内障とは何でしょうか?緑内障の原因は何でしょうか?更新2021.12.18

眼圧の上昇の有無にかかわらず、脳に情報を伝達する眼の視神経が損傷され視野が狭くなる進行性の障害を生じる病気です。視神経は脳神経ですからいったん障害された神経を回復させ視野を回復させることはできません。 …

no image

シェーグレン症候群(ミクリッツ病)の完治の理論と根拠

シェーグレン症候群と似ているのでミクリッツ病の方も読んでください。 シェーグレン症候群の専門家といわれる臨床家はどのようにしてシェーグレンシンドロームという診断を下すのでしょうか?まず自覚症状的に、口 …