症例報告1例目
完治された病名1)不眠症2)メニエール病
患者:70歳、女性
突然、手の親指の関節が痛み出してなかなか痛みが取れないことからリウマチではないかと疑いました。かつて義父がリウマチで苦しむ姿を見てきたために不安が不安を生み不眠症になってしまったのです。かかりつけの医院に診てもらい精神安定剤をもらいましたが、服用するとよく眠れるが止めると眠れないため、このまま安定剤を続けて一生薬がないと眠れない体になってしまうのではとまた不安に駆られました。
薬の習慣性や薬害を恐れた患者は、薬に頼らずに不眠を克服する方法はないかと模索しました。催眠療法を受けることになり、5~6回におよぶ相談と治療を受けましたが、家に帰ると全く効力がなく、夜が恐ろしく感じる毎日を過ごされていました。
そんなある日、患者が師事をしている大阪の書家の先生に相談された所、師も不眠とアトピーで苦しんでいたところ松本漢方クリニックで治療した事を聞き、早速松本漢方クリニックへ来院されてきました。検査や診察を受け「絶対に治してあげます。」と共に握手をしました。
処方した漢方薬を毎日煎じて飲んでいくと極めて緩やかではありますが不眠が薄れていき、ほとんど気にならなくなりました。そして徐々に薬を減らしていき、一年半くらいでついに薬から開放されることができました。
その後二年程して、今度はめまい現象に悩まされることになりました。朝の目覚めにめまいがして起きられなくなり、しかも吐気が伴う症状が時々起こるようになりました。地元の医院で診察を受け薬をもらうも、今度も薬を服用するとその時は症状が治まりますが、止めると又同じ状態を繰り返し続けたため、再び松本漢方クリニックに来院されて煎じ薬と粉薬を処方したのです。根気よく薬を煎じて毎日服用し続ける事3年、めまいの回数も減り、めまいが起きてもその症状はかなり軽くなり、当時では一年に2~3回程度しか起こらなくなりました。漢方薬は副作用もなく、習慣性もない上に、ボケ防止にもなります。
いつも体調がよく、身体全体に活力がみなぎるようになってきました。古希を迎えられましたが、心身の活力が共に増して全く疲れ知らずで趣味を広げ毎日多忙でしかも充実した日々を過ごしておられます。
症例報告2例目
完治された病名1)不眠症
患者:女性
この患者さんは元々神経質でこの当時ご家族の不規則な勤務により徐々に睡眠不足になっていきました。寝る前にときどき梅酒や養命酒などを飲んでいたそうですが、飲む量が増えていき、けれども一向に寝付けなくなってしまいました。近くの病院へ行って睡眠薬をもらって1週間に1回飲んでおられました。
それから3~4年後、知人からの紹介で松本漢方クリニックを知り、早速受診され、睡眠不足の漢方煎じ薬1週間分処方しました。
早速自宅へ帰宅後、鍋で煎じて空腹時に1日3回服用してもらったところ、その日の夜から寝つきが早くぐっすりと朝まで寝ることができたようです。
またお嬢さんも喘息で当院で治療され、漢方煎じ薬を飲み始めて2~3日ほどして咳も止まり、それから2ヶ月程して喘息も完治させました。
不眠症だったのが嘘のように今もぐっすり良く眠れているようです。