アレルギー性鼻炎結膜炎 天疱瘡 気管支喘息 症例報告 関節リウマチ

気管支喘息完治の症例報告Part3(コメントなし)更新2022.10.25

投稿日:2022年10月18日 更新日:

症例報告21例目

完治された病名1)気管支喘息2)天疱瘡

患者:64歳、女性

爽やかな秋風の吹く頃、背中にポツンと一つ水泡ができたのが始まりです。皮膚科に受診されるも、軽い症状ということで軟膏を処方されるだけでした。指示通りに1週間ほど軟膏を塗り続けるも治らず、それどころか以前よりも水疱が広がり、背中一面にまで広がったので大阪市内の総合病院の皮膚科を受診されました。しかし病院では暫くして分厚い医学の本を患者さんに見せて「貴女は今すぐほかの病院にいく様にと、先生に電話連絡しておきますので、すぐに行って下さい。」と説明され他院を紹介されたそうです。

そして新しい病院での担当医からは「こちらの病院では、学生の教材の為に進んで協力をしてほしい。今からすぐに、背中、胸、その他の写真を撮らせてほしい。」という旨の説明を受けられました。患者さんは人に伝染するので隔離されるのではないのか心配で、写真撮影をされている事など忘れるくらいの心境だったそうです。

その後もいろいろ検査を受け、その結果、リンデロン薬を使用することになりました。「この薬を使用すれば、内臓はもとより、歯、及び身体全体に副作用が出ますので、内科も受診して下さい。」と担当医から指導されました。その後、副作用もいろいろ出てきて、リンデロンを副作用のある薬と知りつつ飲むのがとても大変でつらいものでした。

背中、胸部、頭の表面に水泡ができ、体が温かくなると痒くなり、体中から痒さと痛さで大変苦しみました。2~3日で水疱が治りますが、又次の新しい水疱が出てきて同じ事の繰り返しでした。リンデロンを飲み、軟膏を塗ってもなかなか治りませんでした。

当時は、親族からも嫌な顔をされ、泣いて過ごした日も多かったとのことです。天疱瘡を発病して5年程して、松本漢方クリニックと出会いました。

患者さんが当院を受診したきっかけは喘息でした。漢方煎じ薬で治療を行い、無事に完治しました。その後、リンデロンの副作用により肝臓が悪かったため、治療を行い、こちらも無事に治りました。 そして、最後に天疱瘡の治療を行いました。難病と言われる病気のため、患者さんは始め緊張した面持ちで恐る恐る天疱瘡のことについて話されましたが、私は「治してあげるよ。心配しなくても、必ず治して上げますよ。」と、力強く返事をして患者さんを励ました。そして治療が始まり、15年もの長期に渡って難病といわれた天疱瘡も、完治することができました。

症例報告22例目

完治された病名1)気管支喘息2)アレルギー性鼻炎3)生理痛4)腰痛

患者:36歳

この患者さんは14歳から慢性的なアレルギー性鼻炎に悩まされていました。特に秋頃が症状がひどく、耳鼻科で抗ヒスタミンを処方してもらってその場をしのいできました。しかしアレルギー性鼻炎の症状とは、排気ガスの微粒子などの空気中に含まれる汚染物質(化学物質)または花粉の蛋白質と結びついて鼻腔の粘膜から侵入すると、免疫が異物と認識して排除しようと鼻水、鼻詰まりといった症状として異物を排除する高貴な免疫の働きなのです。無尽蔵に入ってくる化学物質に比べて、それを排除する武器であるIgE抗体は有限であります。IgEが化学物質との戦いに敗北して共存せざるを得なくなって、最後には症状は自然と消滅されるのです。これを自然後天的免疫寛容といいます。この素晴らしい免疫の働きをステロイド剤や抗ヒスタミンで抑制し、症状を見かけ上治ったようにしているだけで繰り返しアレルギー性鼻炎や花粉症を起こす西洋医学では永遠に治らなくなるのです。

そして免疫を抑え続けて20年が過ぎ、2002年10月、風邪がきっかけに、突然息も出来なくなるような喘息の発作に襲われました。病院で喘息と診断され、薬を処方されましたが一向に咳は止まらず、夜も眠れませんでした。

当時、患者さんはシングルマザーで子育てに仕事とかなりのストレスを抱えていました。このストレスに対応しようと患者さんの中の副腎皮質からステロイドホルモンを大量に放出され、さらに元々少なかった免疫がさらに落ちて喘息の症状が出てきたのです。

営業事務で電話をとることも多かった患者さんの仕事に差し支え始めたことで再び近所の内科を訪ねると、プレドニン注射を打たれ、咳をぴたっと止まりました。しかし、胸を押さえつけられるような圧迫感はそのままで咳だけが異様に止められているような状態になりました。その上、指先が震えだして仕事でパソコンにも向かえず、ペンも持てず、苦しくて仕事どころではありませんでした。今では喘息患者でも死にそうな時にしかステロイド注射はしません。なぜならば喘息でステロイド注射をした後、リバウンドを起こして死ぬことがあるので、ステロイド注射をすることを躊躇されるのです。

この患者さんの叔父も、長年の喘息に使われた薬により、最後は亡くなっておられました。他人事ではないと思いつつも、どうすれば良いのかわからず、震える指先でインターネットで調べていた所、偶然松本漢方クリニックのホームページを見つけたのです。

もう藁をもすがる思いで、フラフラになりながら仕事を終えた後、電車に乗り、松本漢方クリニックへ受診されました。

早速処方した漢方を飲むと、すんなり喉を潤してくれ、その5分後には喉がすごく楽になって患者さんは驚愕されました。ただ咳だけを無理矢理止めているプレドニンとは違い、咳を止めると同時に喉を潤してくれ、さらに横になって眠れるほど胸の圧迫感から開放されるのを、飲み始めたその夜から実感できたのです。

当院での治療を始めて1年。喘息の発作はあの後12月に1度出ただけで、それもすぐ治まり、その後は全く咳も出なくなりました。咳だけではなく、20年以上も悩みつづけてきたアレルギー性鼻炎も嘘のように軽くなりました。さらに夜はぐっすり眠れ、昼間は頑張れるようになり、風邪も引きにくい丈夫な身体になっていました。また漢方を飲み始めて2週間後くらいには終わったはずの生理が再び始まりましたが、生理痛や腰痛もほとんどありませんでした。いつも冷えてつめたい指先も温かくなりました。

1年前よりも元気で健康な体を手に入れた患者さんは、またストレスで免疫を下げ過ぎないように仕事をほどほどに頑張ってもらい、お子さんと一緒に健やかに過ごされています。症状も完治されたため、当院の治療を終了しました。

症例報告23例目

完治された病名1)気管支喘息2)関節リウマチ

患者:41歳

2000年冬頃、慢性気管支炎を発症。毎日、痰が出て気管支のかゆみの為、総合病院を受診。ムコダイン、クラリスを9年間服用されました。それからは毎朝、色のついた痰が出始め、アレルギーを抑える薬、ステロイドを含む吸入も勧められ、長期間服用されてきました。また受診した総合病院の呼吸器内科はかなり患者数も多く、先生1人で多数の患者さんを診ていたため、数時間待たされ、診察もいつもの薬を当たり前に処方されるだけだったそうです。

2007年5月、子供を1人出産。子育ても始まりました。

2008年4月、職場に復帰。さらに忙しくなり、家事、育児で睡眠不足が続きました。職場の人間関係にもストレスを感じ始め、日中めまいを起こすことも度々ありました。

2009年12月、経費節約の為、職場(パソコンの入力作業が多い)では一冬、暖房を点けてはもらえず、手足はこわばり、しまいには背中には今までにない痛みを感じたため内科を受診されましたが、何も異常は見られなかったようでした。

次に足の親指に痛みが出て首筋も痛みました。特に一日中寒さをこらえるので座りっぱなしの状態から立ち上がろうとする時には体がこわばり、上手く歩く事もできなかったそうです。

2010年5月、急に歯が(顎の周りの筋肉が)痛み始め、歯科医を受診いたしました。虫歯かと思われましたが虫歯はなく、口筋のこわばり痛みが生じていました。額関節に異常はないが歯を食いしばり過ぎているため、将来は口を開ける事も出来なくなるかもしれないということで就寝時にマウスピースを使用することとなりました。口もできるだけポカンと開けて歯を食いしばらないでください。と指導され1カ月経過するもマウスピースの効果はなく症状はより強く出てくるようになっていきました。しばらくして、耳の上の骨、足の甲、手の中指、肩、股関節が痛くなり整形外科を受診されました。股関節は臼蓋形成不全という病気でした。乳児期からの股関節のかぶさりが浅く、足の骨がすり減り続け、将来、人工股関節などの手術が必要になると言われました。しかし、股関節以外の箇所の原因はわからず、整形外科でもらった湿布を貼りました。それからは痛みがあちこちと広まり、リウマチの疑いもあり、総合病院と整形外科は4件受診されていました。しかし血液検査では、CRP値等にも異常がみられず、リウマチと判断される結果はでませんでしたが、これらの病院の血液検査をすべてでZPP、血沈は高い数値でした。ですがリウマチの診断基準を満たさない為、経過観察のみという診断で、インターネットで救いを求めるように検索し始めたのが松本漢方クリニックとの出会いです。

2010年8月、松本漢方クリニックへ来院。「必ず治してあげるでー」と今までどの病院でも言われてこなかった言葉を言われた瞬間、精神的にも良い方向へ向かい始めたと患者さんは思ったそうです。長年のステロイド使用の為、免疫が下がっているため顎の周りの筋肉の神経細胞にヘルペス感染、増殖し免疫と戦っていることで痛みが、ZTT、血沈の上昇は膠原病によるものだと説明しました。

煎じ薬、薬湯、鍼灸を続ける事ができるか、かなり不安にされていましたが、1年間継続されました。ヘルペスを抑えるベルクスロン(抗ヘルペス剤)を月1~2週間、服用することもありましたが、2011年に入るとあまり使用せずとも抑えられるようになりました。

冬での朝、筋肉や関節にはしびれ、痛みがありましたが、そこには強めにお灸をしてもらいました。しばらくするとかさぶたが出来、かゆみも起こりその繰り返しで痛みが良くなりました。

慢性気管支炎は治りが早く、2、3カ月で完治されました。一番、面倒だった薬湯で長時間つかることは怠けてしまいましたが、出来るだけ週二回入り、1時間でも入ると汗もたくさん出るようになり体温も上がり、夜ぐっすり眠れることができました。今まで月1回は引いて治りにくかった風邪もほとんどひかなくなり、引いてもすぐに治るようになり、次第に当院で治療しなくても問題に生活を送れるようになりました。

症例報告24例目

完治された病名1)気管支喘息

患者:3歳

患者さんは生まれて間もなく全身に湿疹ができました。出産した産婦人科では、石鹸でよく洗えば良くなると言われたので、出来る限り清潔にしていましたが、治らなかったため近所の小児科に連れて行きました。そしてとても簡単にステロイドの入った軟膏を出されました。ステロイドが良くないということは、何となく知っていた母親は驚き、「こんな小さい子にステロイドですか?」と担当医に申しましたら、「このままでは痒くて赤ちゃんがちゃんと眠れないでしょ」と言われ納得してしまった母親は、息子さんの顔や身体に塗ってしまいました。しかしこれが2歳になってすぐに始まった苦しい喘息へ繋がってしまう原因の1つとなってしまったのです。

 保健所のアレルギー相談で紹介されたNM病院では、生後9か月のときに蕁麻疹が出た時に受診したところ、即ステロイド点滴を行い入院となりました。また、その後少し蕁麻疹が出ただけでも、リンデロンという強いお薬を飲むように言われました。まだ1歳にも満たないのに毎月血液検査をし、熱が出ただけでレントゲンを撮りました。母親はその当時を思い出すとそのような治療に何の疑問も持たず、大切な子どもをこの病院に通わせ続けた自分にとても腹が立ってしまうと言います。母親として子どもの病気にきちんと向き合わず、自分の頭で考えず、全てを医者任せにしていたことをものすごく後悔されました。

 そして息子さんが2歳の誕生日を迎えた数日後、初めて喘息の発作が起こりました。咳き込むというものではなく、苦しくて、肩で息をするように呼吸をしはじめました。それから約1カ月後に松本漢方クリニックに出会うまで、良い病院はないかと数々の小児科と名古屋市立大学病院、中京病院に行きました。しかし、大きい病院でも小さい病院でも処方される薬は大体同じで、発作が起きたときは吸入をして、良くならなければステロイド点滴を受けました。そんなときにインターネットで松本漢方クリニックのことを知り、遠方でしたが、直ぐに息子さんを連れて受診されました。

当院で漢方を飲み始めてからは、一度ひどい発作を起こした時以外、一度も他の病院へ行かずに済みました。しばらくして喘息は完治され、当院での治療を終了されました。

免疫を抑制し、一時的に治ったと見せかけるだけのアレルギー治療を多くの方、特に子供たちが受けていることを本当に残念に思います。

以下のように、松本先生の治療を開始したばかりの頃は、発作が起きている日が多かったのですが、日に日に良くなっています。

発作が起きた回数

2010 年 11 月 7 回

12 月 14 回

2011 年 1 月 14 回(一度ひどい発作が起きたので中京病院で吸引をした)

 2 月 8 回

 3 月 6 回

 4 月 3 回

 5 月 5 回

 6 月 1 回

 7 月 0 回

 8 月 1 回

 9 月 2 回

 10 月 2 回(2 回とも軽い発作が 1 週間ほど続いた)

 11 月 1 回(軽い発作が 1 週間ほど続いた)

 12 月 2 回

2012 年 1 月 2 回(1 回目は軽い発作が 1 週間ほど続いた)

 2 月 2 回(1 回目は軽い発作が 1 週間ほど続いた)

 3 月 0 回

 4 月 1 回

 5 月 1 回

 6 月 0 回(熱が出た日もあったが、発作は起こらなかった)

7 月 3 回

8 月 0 回(熱が出て痰が絡むような咳が出たが、呼吸困難にはならなかった)

症例報告25例目

完治された病名1)気管支喘息

患者:3歳

2014年4月、2歳4か月で幼稚園に入園してからすぐに風邪ひくようになってしまいました。治ったと喜んで幼稚園に行かせると、また風邪をひいて帰ってくるということを繰り返していました。4月、5月、6月と風邪をひいていない日の方が少なく感じるくらいです。また息子さんは幼稚園に行くのを酷く嫌がり毎朝大泣きして行きましたので毎日がとても憂鬱でした。始めの頃は風邪をひくと高熱が出て咳と鼻水が出るといった症状でしたが、何度も風邪をひいていくうちに、咳と鼻水がどんどん酷くなりました。特に咳が酷く、昼夜問わず苦しそうでした。

母親が以前当院で治療を受けたことがあり、免疫を抑える治療をする医療機関にはかからず松本漢方クリニックに行きたいと思っていましたが、二人目を妊娠していて切迫早産の可能性もあり安静が必要でした。しかし苦しそうな息子さんを見ていられず、周りの意見にも押されてしまい、近くの小児科に何度か連れて行きました。母親は当時のことを後悔していました。小児科に行くと吸引をさせられましたが、処方された薬は抗生物質以外はあまり飲ませませんでした。

案の定、小児科に行っても良くなりませんでした。自宅で安静にしてやっと治ってもまた酷くなることを繰り返すばかり。治療に限界を感じた母親は松本漢方クリニックを受診しました。喘息の薬を処方し、煎じ薬と苦い粉薬を息子さんは頑張って飲み続けました。息子さんは自ら「煎じ薬飲む!」と言って、一生懸命に飲み続けたそうです。煎じ薬を飲むと咳が止まるとわかっていたからです。

風邪をひいて熱が出なくても咳と鼻水が酷いので根気よく飲みました。2学期には咳がだいぶ落ち着き、幼稚園に行くのも泣かなくなり、母親も7月に無事出産をされ、とても楽になりました。それからしばらく治療を続けると咳と鼻水は出なくなり、やっと完治へと至り、当院での治療を終了できました。

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