研究報告28例目
完治させた病気①リウマチ性多発筋痛
患者:67歳、女性
原因がはっきりしないと言われている病気のほとんどは、化学物質またはヘルペスとの戦いです。ストレスを感じやすい性格や、間違った医療が免疫を抑制し、ヘルペスウイルスを増殖させ、また免疫の逆クラススイッチを起こさせ、その後免疫が上がった時に様々な症状が現れます。
この患者さん性格は真面目で神経質で几帳面であり、「~しなければいけない」という思いが強くありすぎました。嫁いだからとか母親としてしっかりしないといって自分を犠牲にし、無理をしてこられました。物を少なくし部屋も綺麗にして、食べ物にも気をつけており、なるべく有機や無添加のものを買っていました。そんな性格だからか、長年更年期の症状が辛く、「自律神経系が弱い」と言われてきました。脈が速く息苦しい時がよくありました。何度か発作も起こしました。薬は嫌いで、体調のことはなるべく漢方薬局に相談していましたが、安定剤は仕方なく8年間ほど毎日服用していました。
更年期の症状はなぜ起こるのでしょうか?
女性は初潮から閉経までの35年にわたって胎盤を作るために黄体ホルモンを毎月生理まで2週間産生しなければならないのです。黄体ホルモンは代謝されるとステロイドホルモンのコルチコステロンになります。言い換えると女性は男性よりもステロイドホルモンを作って免役を抑える度合いが35年も多いのでヘルペスが男性よりも増殖しているので女性の方が生理的にヘルペスが原因となる自己免疫疾患になりやすいのです。
更年期障害の症状はどんな症状がみられるのでしょうか?
女性には、閉経の前後に卵胞ホルモンと言われる女性ホルモン(エストロゲン)が急激に減少することから、更年期特有の症状がよくみられますと言われますがそれは嘘です。上で述べたようにもう一つの女性ホルモンであるプロゲステロン(黄体ホルモン)が急激に減少してしまいます。すると黄体ホルモンが無くなるので代謝されることもないので35年の長きにわたって作られていたステロイドのコルチコステロンが作られなくなります。すると免疫が上昇しだして生理が止まるまでに増やしたherpesがあちこちの細胞や自律神経や感覚神経や運動神経にも感染しまくったヘルペスとの戦いが始まり炎症が生じて様々な症状が起こるのです。自律神経の交感神経幹には傍脊椎神経節が並んでいるのでこの交感神経経節に隠れていたヘルペスと免疫の戦いが始まりだして交感神経が侵害される炎症症状が最も多くあらわれ ①ほてり②発汗(ホットフラッシュ)、③冷え、④イライラ、⑤めまい、⑥動悸、⑦息切れ、⑧頭痛、⑨疲労、⑩不安、⑪不眠、⑫憂うつ感などの症状がみられるのです。 これらがいくつか重なり、検査をしてもherpesの抗体を調べることがないので原因がはっきりしないため「不定愁訴」とか自律神経失調症というわけのわからない病名が付けられてしまい無駄な治療が何年も行われてしまうのです。なかでも ホットフラッシュは、急にからだが熱くなり汗が止まらなくなる症状であり冷えは自律神経の交感神経の神経節の神経細胞体にherpesが感染しているので起こる症状です。エストロゲンの減少が自律神経に影響を及ぼし、さまざまな調節機能が乱れることで起こる症状ではなくてヘルペス感染のなせる業なのです。この真実も世界で初めて私が発見しました。治療も極めて簡単で抗ヘルペス剤と漢方煎じ薬を飲めば治ります。
何故、更年期障害は交感神経の障害が多いのか?
結論から先に言うとHerpesは交感神経幹の交感神経細胞の神経節に隠れるのです。交感神経幹の神経節には交感神経細胞体の集団があり、これらの神経細胞体に入り込んで隠れてしまうと人の免疫が上昇しても免疫には絶対に見つからないからです。ヘルペスが潜伏感染して隠れる細胞は神経節であることはよく知られています。
交感神経幹(sympathetic trunk)とは何でしょうか?
交感神経幹は、脊椎の傍らにあり、ほぼ頭蓋骨の底部から尾骨まで縦走する神経線維の束でかつ左右に一本ずつあり、この線維束の中に交感神経の神経節がずっと大量に並んでいるのです。この神経節は脊椎の傍らにあるのでこの神経節を傍脊椎交感神経節と言います。
交感神経幹は頭蓋骨底から脊椎の前外側を下行し、尾骨に至る。各脊髄神経またはその運動神経である前根と交通枝である灰白交通枝や白交通枝を介して接続しています。
交通枝とは何でしょうか?脊髄神経と交感神経幹の間の連絡枝を指します。灰白交通枝と白交通枝があります。灰色と白の交通枝は、自律神経、特に交感神経系の信号を伝達する役割を果たします。それらの色の違いは、内部に含まれる神経線維の有髄化の違いによって引き起こされます。つまり、白交通枝では無髄線維よりも有髄線維の方が多く、灰白交通枝ではその逆です。白い色になるのは有髄繊維は脂肪が多いからです。
無髄繊維である灰白交通枝は、脊髄のあらゆるレベルに存在し、傍脊椎神経節から目的地まで節後神経線維を運び、傍脊椎神経節に入るがシナプスを形成しない節前神経線維を運ぶ責任があるからです。
脂肪の多い有髄繊維である白交通枝は、中外側細胞柱が存在する脊髄のレベル(T1-L2) にのみ存在し、脊髄から傍脊椎神経節まで節前神経線維を運ぶ役割を果たします。
交感神経幹に沿って存在する神経節は、脊椎傍神経節とか傍脊椎神経節とも呼ばれるのはすでに述べました。脊椎傍神経節に分類される神経節としては、以下のようなものがある。交感神経幹の長さに沿って交感神経幹の神経節は、交感神経節または傍脊椎神経節、脊椎傍神経節の三つの呼び方がありますが傍がつくのはこの交感神経節は脊椎の傍らにあることもすでに述べました。交感神経幹に沿って存在する神経節は、①頸部神経節、②胸部神経節、③腰椎神経節、および④仙骨神経節として大きく四つに区別されます。
①頸部神経節には以下の三つの神経節があります。
上頸神経節 – 第二頸椎(軸椎)と第三頸椎の間の高さにある。
中頸神経節 – 第六頸椎の高さにある。小さい神経節で、存在しないこともある。
星状神経節(頸胸神経節)・・・ 頸神経節と第一胸神経節が癒合したもので、第七頸椎の高さにある。それぞれが独立していることもある。星状神経節は首の付け根付近にあり、ここには頭・顔・首・腕・胸・心臓・気管支・肺などの広範囲の臓器を支配している交感神経が集まっているため麻酔薬で広範な星状神経節周辺の交感神経の支配を止めるブロック療法が行なわれると心臓、平滑筋、分泌腺、骨格筋、汗腺の交感支配ができなくなるので痛みを止めるために麻酔薬を星状神経節に投入することによってホルネル症候群がおこることがあります。
ホルネル症候群は.どんな病気でしょうか? 中枢からの興奮刺激を末梢に伝える交感神経遠心路が障害されて起こる病態で. 障害側と同側に、三大徴候(眼瞼下垂、縮瞳、眼球陥凹)と、顔面の発汗低下や紅潮などの症状が表れる。
②胸部神経節
第一から第十二胸神経節 ・・・ 第一から第四胸神経節からの神経線維が集まって心肺内臓神経が作られ胸腔内の内臓に分布している。同様に、第五から第九胸神経節から大内臓神経が、第十と第十一胸神経節から小内臓神経が作られ、腹腔内に分布する。第十二胸神経節からの最小内臓神経が作られる場合もある。小内臓神経や最小内臓神経は存在しないことがあるが、しかし大内臓神経は必ずあります。
③腰部
腰神経節・・・ ふつう3つ存在し、ここから腰内臓神経が起き、下腸間膜神経叢にいたる。
④仙骨部
仙骨神経節 ・・・ 4つから5つ存在する。ここからは仙骨内臓神経が起き下腹神経叢にいたる。
交感神経幹(脊椎傍神経節)の機能は自律神経系のうち交感神経系の構成要素として、交感神経幹は極めて重要なものである。脊髄神経はこの交感神経幹を経由して上位または下位の髄節の神経と交通している。また上述のように、ほとんどの内臓神経をはじめとして、交感神経幹から直接始まる神経も多い。
以上のように交感神経幹は脊椎傍神経節の集まりと言えますからヘルペスは交感神経細胞の神経節に隠れるのは、交感神経幹の神経節には交感神経細胞体の集団があり、これらの神経細胞体に入り込んで隠れてしまうと免疫は手を出せないからです。生理のない男性が作れなかった黄体ホルモンの代謝産物であるコルチコステロンを35年以上も作り続けている間に免疫を抑えて増やしたヘルペスが交感神経幹の神経節の神経細胞体に隠れて増えてしまっているのです。生理が終わった更年期に女性の免疫が上昇し始めると交感神経細胞周辺でヘルペスとの戦いが始まり更年期の女性には交感神経の障害が多く見られるのです。
ストレスの原因は家族・親戚・近所などいろいろありましたが、諸々の問題が片付いて、ホッとした矢先の発症でした。抑え付けられていた免疫が目を覚ましたのです。現代の病気はストレスに耐えすぎてherpesが増えてほっとしたときに免疫が回復して増えたヘルペスと戦い始めて自己免疫疾患という病気が発症するのです。私が発見した世界で初めての真実なので私だけがヘルペスが原因である自己免疫疾患を治せるのです。
初めて症状が出てきたのは平成26年12月24日でした。朝起きると両足の股関節に今まで経験したことのない痛みを感じました。
痛みが治まらないため、年末に整形外科に行き、レントゲンを撮りましたが「異常なし」と言われ、ロキソニンと湿布を渡されました。ロキソニンは股関節が痛む時だけ飲みました。しかし年が明けても痛みは続き、腰・左肩・首へと痛い箇所が増えていきました。これだけ痛いのに「異常なし」では納得できなかったため、別の整形外科に行ってみましたが結果は同じでした。カイロや整体も行ってみましたが効果がなく、逆に痛みが増しました。腰・左肩・首の痛みもすべてヘルペス神経や筋肉の痛覚神経に感染しているからです。
そして、これは内科的な原因からくる痛みではないのか。今までの診断は間違いではないか、そのように思い始めました。寝汗がひどかったのも微熱が続いていた為だとこの頃気づきました。寝汗も交感神経に感染したherpesが原因です。
お待たせいたしました。続きは「リウマチ性多発筋痛症完治の研究報告Part19-②(コメントあり)」になります。例のごとく詳しすぎるほど説明しているので乞うご期待!!