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リウマトレックス(メトトレキサート)はどんな薬でしょうか?更新2022.4.12

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リウマトレックス(メトトレキサート)はどんな薬でしょうか?細胞分裂に必要なDNAを作る際に必要な「葉酸」というビタミンの働きを抑えることで、滑膜繊維芽細胞やリンパ球などの免疫細胞が細胞分裂がおこるのを抑えてヘルペスとの戦いをやめさせるのです。葉酸(folate)はビタミンB群の一種で、ビタミンM、ビタミンB9、プテロイルグルタミン酸とも呼ばれます。水溶性ビタミンに分類される生理活性物質です。プテリジンにパラアミノ安息香酸と1つまたは複数のグルタミン酸が結合した構造を持つ。1941年に乳酸菌の増殖因子としてホウレンソウの葉から発見されたので葉酸と名付けられたのです。葉はラテン語でfoliumと呼ばれることから葉酸(folicacid)と名付けられた。葉酸は体内で還元を受け、ジヒドロ葉酸を経てテトラヒドロ葉酸に変換された後に補酵素としてはたらく。葉酸はビタミン9でありビタミンは生理活性物質の一つです。

生理活性物質とは何でしょうか?

生理活性物質とは生体の生命活動や生理機能の維持および調節にかかわる化学物質の総称で、ごくわずかな量で生体に作用し、細胞の生成やエネルギーの産生にもかかわり、細胞の老化を防ぐとともに生体各器官の機能を正常に調節あるいは活性化させ、また免疫応答を維持するように働きます。生理活性物質が不足すると、こうした生体の調節機能に支障が生じてさまざまな病態(病的な状態)を呈するようになります。生理活性物質には、生体のアミノ酸から生成されるホルモン、神経伝達物質、インターロイキンやインターフェロンなどのサイトカイン、プロスタグランジン、ビタミン、ミネラル、酵素、核酸などが含まれる。医薬品や毒性をもつ化学物質を含める場合もあるが、これらは生物活性物質とよんで区別することもある。

葉酸についてもう少し詳しく見ましょう。

葉酸(folicacid)はビタミンB群の一つのB9ですから補酵素の前駆物質となり葉酸が還元されてテトラヒドロ葉酸になって活性化されて初めて補酵素になれます。補酵素になるためにまず葉酸から体内でジヒドロ葉酸(Di‐hydro‐folicacid略してDHF)からテトラヒドロ葉酸(THF)に変換されて初めて補酵素となり活性化されます。①葉酸→②ジヒドロ葉酸(DHF)→③テトラヒドロ葉酸(Tetra‐hydro‐folicacid略してTHF)と変化します。リウマトレックス(メトトレキサート)の作用は②のジヒドロ葉酸(DHF)から③のテトラヒドロ葉酸(THF)に変換するジヒドロ葉酸レダクターゼという還元酵素を阻害することでテトラヒドロ葉酸(THF)の生成を抑えてしまうので補酵素になれません。

補酵素(coenzyme)とは、何でしょうか?

酵素反応の化学基の授受に機能する低分子量の有機化合物であり酵素の働きを補助します。コエンザイム、コエンチーム、助酵素、coAなどとも呼ばれる。一般に補酵素は酵素のタンパク質部分と強い結合を行わず有機化合物の補酵素としての仕事が終わると可逆的に解離して遊離型になります。不可逆的な結合を行い遊離しない補酵素を補欠分子族と呼びます。念のために酵素は蛋白でありますが補酵素は低分子量の有機化合物であります。

多くの酵素の中にはタンパク質のみで活性を発現するものもあれば、酵素のみでは活性がなく、活性発現にはある種の低分子の有機化合物を必要とするものもあります。このように酵素作用の発現に必須の低分子有機化合物を補酵素(Coenzyme;コエンザイム)と呼びます。

補酵素の多くは”ビタミン”から生体内で作られています。特にビタミンB群やナイアシンでは生体内でさまざまな酵素の活性発現に必要な補酵素として機能します。ビタミンB群やナイアシンの欠乏は補酵素の欠乏を引き起こして、これらを要求する各酵素の活性の低下、ひいては代謝能の減少をもたらします。

リウマトレックスは自己免疫疾患を治せる薬ではなく滑膜繊維芽細胞やリンパ球での葉酸の働きを抑えます。関節や筋肉や神経細胞にいるヘルペスとの戦いで炎症をおこしている滑膜線維芽細胞やリンパ球などの免疫細胞は増殖が活発になっています。この時リウマトレックス(メトトレキサート)によって葉酸の働きを抑えることで、炎症細胞が増殖できなくなり減り、免疫の活動もできなくなります。継続してリウマトレックス(メトトレキサート)を服用することで炎症を徐々に沈め、関節の炎症が一時的におさまるだけです。一方では病気の原因であるヘルぺスが増えていくのでリウマトレックス(メトトレキサート)を服用する限りは病気は永遠に治らないのです。悲しいですね。

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